JPH0849318A - 複合断熱壁及びその製造方法 - Google Patents
複合断熱壁及びその製造方法Info
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- JPH0849318A JPH0849318A JP7228677A JP22867795A JPH0849318A JP H0849318 A JPH0849318 A JP H0849318A JP 7228677 A JP7228677 A JP 7228677A JP 22867795 A JP22867795 A JP 22867795A JP H0849318 A JPH0849318 A JP H0849318A
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- Structural Engineering (AREA)
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- Building Environments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】断熱効果が高く、効率的に製造することができ
る断熱壁を提供することを目的とする。 【解決手段】断熱壁は、断熱材層が間に挟まれた第1及
び第2のコンクリート層を有している。2つのコンクリ
ート層に突出する両端部と断熱層を通って伸びる中央部
とを有する複数のスパイクコネクタが断熱層を通って伸
びている。スパイクコネクタの両端部の一方は、断熱層
を貫通して打ち込むことができるように尖っている。ス
パイクの両端部は、少なくとも部分的に中央の断熱層の
方に向いており、かつコンクリート層が断熱層から動か
ないように保持する保持面をそれぞれ有している。同様
に、それらを相互に連結するために、フック端部を2つ
のコンクリート層内に伸びている細長いケーブルに引っ
かけるC字状のコネクタを用いることができる。
る断熱壁を提供することを目的とする。 【解決手段】断熱壁は、断熱材層が間に挟まれた第1及
び第2のコンクリート層を有している。2つのコンクリ
ート層に突出する両端部と断熱層を通って伸びる中央部
とを有する複数のスパイクコネクタが断熱層を通って伸
びている。スパイクコネクタの両端部の一方は、断熱層
を貫通して打ち込むことができるように尖っている。ス
パイクの両端部は、少なくとも部分的に中央の断熱層の
方に向いており、かつコンクリート層が断熱層から動か
ないように保持する保持面をそれぞれ有している。同様
に、それらを相互に連結するために、フック端部を2つ
のコンクリート層内に伸びている細長いケーブルに引っ
かけるC字状のコネクタを用いることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複合断熱壁及びそ
の製造方法に関する。
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の断熱壁は、断熱層が間に挟まれた
第1及び第2のコンクリート層を用いて構成されてい
る。コネクタ又はつなぎ材(ties)がコンクリート層及
び中央の断熱層を貫通して伸びて設けられており、これ
らの層を相互に連結している。コネクタの1つのタイプ
は、金属又は高い熱伝導率の他の材料から作られてい
る。この種のコネクタが使用される場合、このコネクタ
を通じて一方の壁から他方の壁へ熱が伝わるため、壁の
熱伝導抵抗が実質的に小さくなる。
第1及び第2のコンクリート層を用いて構成されてい
る。コネクタ又はつなぎ材(ties)がコンクリート層及
び中央の断熱層を貫通して伸びて設けられており、これ
らの層を相互に連結している。コネクタの1つのタイプ
は、金属又は高い熱伝導率の他の材料から作られてい
る。この種のコネクタが使用される場合、このコネクタ
を通じて一方の壁から他方の壁へ熱が伝わるため、壁の
熱伝導抵抗が実質的に小さくなる。
【0003】米国特許第4,829,733号において
は、大きい熱伝導抵抗を有する合成繊維コネクタ(fibe
r composite connectors)が用いられている。この特許
に示すコネクタは、先が丸くなった両端部を有する細長
い繊維部材を使用している。この断熱層は、コネクタを
受け入れるための穴が設けられており、2つのコンクリ
ート層にコネクタの両端部が埋設された状態で、コネク
タが断熱層を貫通できるようになっている。
は、大きい熱伝導抵抗を有する合成繊維コネクタ(fibe
r composite connectors)が用いられている。この特許
に示すコネクタは、先が丸くなった両端部を有する細長
い繊維部材を使用している。この断熱層は、コネクタを
受け入れるための穴が設けられており、2つのコンクリ
ート層にコネクタの両端部が埋設された状態で、コネク
タが断熱層を貫通できるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の第1
の目的は、改良された複合断熱壁及びその製造方法を提
供することにある。
の目的は、改良された複合断熱壁及びその製造方法を提
供することにある。
【0005】本発明の他の目的は、断熱層に穴を形成す
ることなく、断熱層に打ち込むことができる先端が尖っ
たプラスチックコネクタを用いた改良された複合壁を提
供することにある。
ることなく、断熱層に打ち込むことができる先端が尖っ
たプラスチックコネクタを用いた改良された複合壁を提
供することにある。
【0006】本発明の他の目的は、断熱層の両面に設け
られたコンクリート層の中を通って伸びている細長い補
強棒またはストランドを連結するための大きい熱伝導抵
抗を有するかぎ状のプラスチックコネクタを提供するこ
とにある。
られたコンクリート層の中を通って伸びている細長い補
強棒またはストランドを連結するための大きい熱伝導抵
抗を有するかぎ状のプラスチックコネクタを提供するこ
とにある。
【0007】本発明の他の目的は、温度変化よって反っ
たり亀裂が入ったりしない複合パネルを提供することに
ある。
たり亀裂が入ったりしない複合パネルを提供することに
ある。
【0008】本発明の他の目的は、構造が簡単でかつ効
率的に製造することができる複合断熱壁及びその製造方
法を提供することにある。
率的に製造することができる複合断熱壁及びその製造方
法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的は、間隔をおい
て設けられた第1及び第2のコンクリート層と、それら
の間に挟まれた断熱材層とを有する断熱壁によって達成
される。プラスチック又は他の熱伝導抵抗の大きい材料
から作られた複数の細長いずれ防止コネクタが、断熱材
層を貫通して伸びており、その両端はコンクリート層の
中に突出している。このずれ防止コネクタの両端部は、
それぞれ保持面を有している。この保持面は、少なくと
も部分的に断熱層の方に向いており、第1及び第2のコ
ンクリート層にそれぞれ係合し、第1及び第2のコンク
リート層が断熱材層から動かないように保持している。
これらのずれ防止コネクタのそれぞれの一端部は、尖っ
た形状となっており、断熱壁の製造の際に、断熱材層を
貫通して該コネクタを打ち込むことができるように構成
されている。
て設けられた第1及び第2のコンクリート層と、それら
の間に挟まれた断熱材層とを有する断熱壁によって達成
される。プラスチック又は他の熱伝導抵抗の大きい材料
から作られた複数の細長いずれ防止コネクタが、断熱材
層を貫通して伸びており、その両端はコンクリート層の
中に突出している。このずれ防止コネクタの両端部は、
それぞれ保持面を有している。この保持面は、少なくと
も部分的に断熱層の方に向いており、第1及び第2のコ
ンクリート層にそれぞれ係合し、第1及び第2のコンク
リート層が断熱材層から動かないように保持している。
これらのずれ防止コネクタのそれぞれの一端部は、尖っ
た形状となっており、断熱壁の製造の際に、断熱材層を
貫通して該コネクタを打ち込むことができるように構成
されている。
【0010】この複合壁の製造方法においては、上述し
たずれ防止コネクタを用い、断熱材層の両面からコネク
タの第1及び第2の端部が外側に突出しかつずれ防止コ
ネクタの中央部が断熱材層の中に位置する位置に、断熱
材層を貫通してずれ防止コネクタの尖った先端部を打ち
込む。次に、第1コンクリート層を形成するためコンク
リートが流し込まれ、このコンクリートが硬化する前
に、流し込まれた層の上に断熱材層を配置する。断熱材
層がコンクリートに接するように、ずれ防止コネクタの
端部は、第1コンクリート層の中に下向きに押し込まれ
る。次に、第2コンクリート層の中にコネクタ他端が埋
設されるように、第2コンクリート層を形成するための
コンクリートが断熱材層の上面の上に流し込まれる。そ
して、これらの作業が完了し、かつコンクリートが硬化
すると、ずれ防止コネクタの両端部の保持面によって第
1及び第2のコンクリート層が断熱材層から動かないよ
うに保持される。
たずれ防止コネクタを用い、断熱材層の両面からコネク
タの第1及び第2の端部が外側に突出しかつずれ防止コ
ネクタの中央部が断熱材層の中に位置する位置に、断熱
材層を貫通してずれ防止コネクタの尖った先端部を打ち
込む。次に、第1コンクリート層を形成するためコンク
リートが流し込まれ、このコンクリートが硬化する前
に、流し込まれた層の上に断熱材層を配置する。断熱材
層がコンクリートに接するように、ずれ防止コネクタの
端部は、第1コンクリート層の中に下向きに押し込まれ
る。次に、第2コンクリート層の中にコネクタ他端が埋
設されるように、第2コンクリート層を形成するための
コンクリートが断熱材層の上面の上に流し込まれる。そ
して、これらの作業が完了し、かつコンクリートが硬化
すると、ずれ防止コネクタの両端部の保持面によって第
1及び第2のコンクリート層が断熱材層から動かないよ
うに保持される。
【0011】いくつかの応用例においては、スチール又
は他の繊維材料から成る細長いストランドが、第1及び
第2のコンクリート層内に配置されており、相互に平行
になっておりかつ中央の断熱層に平行に伸びている。中
央部及び第1及び第2のかぎ状の端部を有するフックコ
ネクタは、フック端部が断熱層の両面のケーブルに引っ
かかるようにして、断熱層を貫通して挿入することがで
きる。第1及び第2のコンクリート層における2本のケ
ーブルまたはストランドに引っかけることができるよう
にするために、フックコネクタはC字状にすることがで
き、あるいはループ側の一方にスロットが形成されたル
ープ形状に形成することができる。
は他の繊維材料から成る細長いストランドが、第1及び
第2のコンクリート層内に配置されており、相互に平行
になっておりかつ中央の断熱層に平行に伸びている。中
央部及び第1及び第2のかぎ状の端部を有するフックコ
ネクタは、フック端部が断熱層の両面のケーブルに引っ
かかるようにして、断熱層を貫通して挿入することがで
きる。第1及び第2のコンクリート層における2本のケ
ーブルまたはストランドに引っかけることができるよう
にするために、フックコネクタはC字状にすることがで
き、あるいはループ側の一方にスロットが形成されたル
ープ形状に形成することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図に示すように、符号10は本発
明によって製造された複合壁を示している。複合壁10
は、第1コンクリート層12及び第2コンクリート層1
4を有しており、これらの間には断熱層(またはインシ
ュレーションボード)16が挟まれている。この断熱層
は、建築業で一般に使用されるインシュレーションボー
ドから形成してもよい。この断熱層の厚さは、必要に応
じて変更することができるが、好ましくは、それ自体の
形状が保持できるような丈夫な形状に形成される。複数
の細長い補強部材またはストレスストランド(stress s
trand)(またはケーブル)18が、コンクリート層の
鉛直方向に沿って伸びており、これらの補強部材または
ストレスストランド18は、2つのコンクリート層1
2、14にそれぞれ埋設されている。これらのストレス
ストランド18は、相互に平行になっており、またイン
シュレーションボード16とも平行になっている。
明によって製造された複合壁を示している。複合壁10
は、第1コンクリート層12及び第2コンクリート層1
4を有しており、これらの間には断熱層(またはインシ
ュレーションボード)16が挟まれている。この断熱層
は、建築業で一般に使用されるインシュレーションボー
ドから形成してもよい。この断熱層の厚さは、必要に応
じて変更することができるが、好ましくは、それ自体の
形状が保持できるような丈夫な形状に形成される。複数
の細長い補強部材またはストレスストランド(stress s
trand)(またはケーブル)18が、コンクリート層の
鉛直方向に沿って伸びており、これらの補強部材または
ストレスストランド18は、2つのコンクリート層1
2、14にそれぞれ埋設されている。これらのストレス
ストランド18は、相互に平行になっており、またイン
シュレーションボード16とも平行になっている。
【0013】複数のスパイクコネクタ20及びC字状の
フックコネクタ22は、インシュレーションボード16
を貫通して伸びている。C字状のフックコネクタ22の
代わりに複数のループ状のフックコネクタ24を使用す
ることができる。
フックコネクタ22は、インシュレーションボード16
を貫通して伸びている。C字状のフックコネクタ22の
代わりに複数のループ状のフックコネクタ24を使用す
ることができる。
【0014】各スパイクコネクタ20は、中央部26、
先が尖った先端部28及び先が尖っていない基端部30
を有している。この尖った先端部28は、先端32と、
先端から幅広部36へ外向きにテーパをつけたテーパ部
34とを有している。図5(A)及び図5(B)に示す
ように、幅広部36の断面の大きさ及び形状は、中央部
26の断面の大きさ及び形状とほぼ同じである。これら
の2つの部分の形状は略長方形であるが、本発明から逸
脱するものを除き、他の形状を用いることができる。
先が尖った先端部28及び先が尖っていない基端部30
を有している。この尖った先端部28は、先端32と、
先端から幅広部36へ外向きにテーパをつけたテーパ部
34とを有している。図5(A)及び図5(B)に示す
ように、幅広部36の断面の大きさ及び形状は、中央部
26の断面の大きさ及び形状とほぼ同じである。これら
の2つの部分の形状は略長方形であるが、本発明から逸
脱するものを除き、他の形状を用いることができる。
【0015】保持面38は、先端部28に形成されてお
り、かつ、少なくとも部分的にスパイクコネクタ20の
中央部26の方に向いている。この保持面38は、図に
示すように、テーパがつけられているが、スパイクコネ
クタの長手方向の軸に垂直にすることもできる。しかし
ながら、保持面38は少なくとも部分的に中央部26の
方を向くようにすることが重要である。それによって、
後述するように、保持面38は、コンクリート層12、
14の一方のコンクリートに係合し、コンクリート層を
断熱層に保持することができる。先が尖っていない基端
部30も、同様に保持面40を有している。このスパイ
クコネクタにはフランジ42が取り付けられており、基
端部30と中央部26との間に配置されている。スパイ
クコネクタ20にはこのようなフランジ42を用いるの
が好ましいが、フランジ42を有さないスパイクコネク
タ20を使用することもできる。
り、かつ、少なくとも部分的にスパイクコネクタ20の
中央部26の方に向いている。この保持面38は、図に
示すように、テーパがつけられているが、スパイクコネ
クタの長手方向の軸に垂直にすることもできる。しかし
ながら、保持面38は少なくとも部分的に中央部26の
方を向くようにすることが重要である。それによって、
後述するように、保持面38は、コンクリート層12、
14の一方のコンクリートに係合し、コンクリート層を
断熱層に保持することができる。先が尖っていない基端
部30も、同様に保持面40を有している。このスパイ
クコネクタにはフランジ42が取り付けられており、基
端部30と中央部26との間に配置されている。スパイ
クコネクタ20にはこのようなフランジ42を用いるの
が好ましいが、フランジ42を有さないスパイクコネク
タ20を使用することもできる。
【0016】図3に示すように、C字状のフックコネク
タ22は、中央部44と、第1フック端部46と、第2
フック端部48とを有している。これらのフック端部4
6、48は、それぞれフック先端47、49を有してお
り、これらのフック先端47と49との間隔は、インシ
ュレーションボード16の厚さよりも僅かに大きくなっ
ている。
タ22は、中央部44と、第1フック端部46と、第2
フック端部48とを有している。これらのフック端部4
6、48は、それぞれフック先端47、49を有してお
り、これらのフック先端47と49との間隔は、インシ
ュレーションボード16の厚さよりも僅かに大きくなっ
ている。
【0017】図4に示すように、ループ状のフックコネ
クタは、中央部50と、第1フック端部52と、第2フ
ック端部54を有している。これらのフック端部52、
54は、それぞれフック先端56、58を有しており、
これらのフック先端56、58の間は、短い間隔があけ
られており、スロット60を形成している。
クタは、中央部50と、第1フック端部52と、第2フ
ック端部54を有している。これらのフック端部52、
54は、それぞれフック先端56、58を有しており、
これらのフック先端56、58の間は、短い間隔があけ
られており、スロット60を形成している。
【0018】次に、本発明の断熱壁の製造方法について
説明する。まず、コンクリート層12、14の1つ用
に、型枠が形成され、その中にコンクリートが流し込ま
れる。次に、軟らかい断熱材料を貫通してスパイクを打
ち込むことができる尖った先端32を利用して、複数の
スパイクコネクタ20がインシュレーションボード16
を貫通して打ち込まれる。幅広部36は、中央部26と
ほぼ同じ大きさ及び断面形状を有しているので、尖った
先端部28は、中央部26を入れることができる穴をイ
ンシュレーションボード16に形成することができる。
フランジ42を有するスパイクコネクタを使用する際、
スパイクコネクタは図6に示すようにフランジ42がイ
ンシュレーションボード16に当接するまで挿入され
る。このとき、図6に示すように、基端部30は、イン
シュレーションボード16の上側に突出しており、ま
た、尖った先端部28は、ボード16の反対側から下向
きに突出している。
説明する。まず、コンクリート層12、14の1つ用
に、型枠が形成され、その中にコンクリートが流し込ま
れる。次に、軟らかい断熱材料を貫通してスパイクを打
ち込むことができる尖った先端32を利用して、複数の
スパイクコネクタ20がインシュレーションボード16
を貫通して打ち込まれる。幅広部36は、中央部26と
ほぼ同じ大きさ及び断面形状を有しているので、尖った
先端部28は、中央部26を入れることができる穴をイ
ンシュレーションボード16に形成することができる。
フランジ42を有するスパイクコネクタを使用する際、
スパイクコネクタは図6に示すようにフランジ42がイ
ンシュレーションボード16に当接するまで挿入され
る。このとき、図6に示すように、基端部30は、イン
シュレーションボード16の上側に突出しており、ま
た、尖った先端部28は、ボード16の反対側から下向
きに突出している。
【0019】図6に示すように、コンクリート層14が
コンクリートが流し込まれた第1の層であるとすると、
コンクリートが硬化する前は、インシュレーションボー
ド16は、コンクリート層14の上に位置しており、コ
ネクタの先端部28は、コンクリート層14に下向きに
押し込まれ、その中に埋め込まれる。
コンクリートが流し込まれた第1の層であるとすると、
コンクリートが硬化する前は、インシュレーションボー
ド16は、コンクリート層14の上に位置しており、コ
ネクタの先端部28は、コンクリート層14に下向きに
押し込まれ、その中に埋め込まれる。
【0020】次に、各コネクタ20の基端部30を完全
に囲んで覆うように、断熱層16の上にコンクリートが
流し込まれ、コンクリート層12が形成される。
に囲んで覆うように、断熱層16の上にコンクリートが
流し込まれ、コンクリート層12が形成される。
【0021】コンクリート層12及び14が硬化する
と、コンクリート層12、14にはコネクタ20の保持
面38にはテーパが付けられているので、インシュレー
ションボード16に対してしっかりと保持される。フラ
ンジ42を有するスパイクコネクタ20又はフランジを
有していないスパイクコネクタ20を使用することがで
きるが、先端部28及び基端部30は、インシュレーシ
ョンボード16の両面を越えて外側に、コンクリート層
12、14の中に突出していることが重要である。
と、コンクリート層12、14にはコネクタ20の保持
面38にはテーパが付けられているので、インシュレー
ションボード16に対してしっかりと保持される。フラ
ンジ42を有するスパイクコネクタ20又はフランジを
有していないスパイクコネクタ20を使用することがで
きるが、先端部28及び基端部30は、インシュレーシ
ョンボード16の両面を越えて外側に、コンクリート層
12、14の中に突出していることが重要である。
【0022】また、断熱壁の形成をするにあたって、C
字状のコネクタ22を使用することができる。コネクタ
22が使用される場合、それらはインシュレーションボ
ード16に挿通される。これは、それらをインシュレー
ションボード16に予め形成された穴に挿入することに
よって行うことができ、またこれらのC字状のコネクタ
20の挿入を可能にするために穴をあけることができ
る。インシュレーションボード16がまだ硬化していな
いコンクリート層14の上に配置されるとき、フック端
部48は、コンクリート層を通って伸びているストラン
ドまたはケーブル18に引っ掛けられる。そして、上側
のコンクリート層12を形成するためにコンクリートが
流し込まれ、ストランド18がその中に配置される際
に、コンクリート層12の中のケーブル18がコンクリ
ート層14の中のケーブル18に固定されるように、上
側のフック端部48がケーブル18に引っ掛けられる。
字状のコネクタ22を使用することができる。コネクタ
22が使用される場合、それらはインシュレーションボ
ード16に挿通される。これは、それらをインシュレー
ションボード16に予め形成された穴に挿入することに
よって行うことができ、またこれらのC字状のコネクタ
20の挿入を可能にするために穴をあけることができ
る。インシュレーションボード16がまだ硬化していな
いコンクリート層14の上に配置されるとき、フック端
部48は、コンクリート層を通って伸びているストラン
ドまたはケーブル18に引っ掛けられる。そして、上側
のコンクリート層12を形成するためにコンクリートが
流し込まれ、ストランド18がその中に配置される際
に、コンクリート層12の中のケーブル18がコンクリ
ート層14の中のケーブル18に固定されるように、上
側のフック端部48がケーブル18に引っ掛けられる。
【0023】図8は、C字状のコネクタ22の代わり
に、ループ状のコネクタ24を利用する同様の構成を示
している。C字状のコネクタ22及びループ状のコネク
タ24は、いずれも大きい熱伝導抵抗(R-value)のプ
ラスチック繊維材料から構成されている。また、フック
先端56と58との間をこじあけてわずかに離すことが
できるようにするために、ループ状のコネクタ24は可
撓性があり、その結果、図8に示すように、ループをケ
ーブル18に引っ掛けることができるようになってい
る。
に、ループ状のコネクタ24を利用する同様の構成を示
している。C字状のコネクタ22及びループ状のコネク
タ24は、いずれも大きい熱伝導抵抗(R-value)のプ
ラスチック繊維材料から構成されている。また、フック
先端56と58との間をこじあけてわずかに離すことが
できるようにするために、ループ状のコネクタ24は可
撓性があり、その結果、図8に示すように、ループをケ
ーブル18に引っ掛けることができるようになってい
る。
【0024】コネクタ20、22、24は、すべて繊維
ガラスまたは他のプラスチック材料のような熱伝導抵抗
(R-Value)が大きい材料から構成されているので、2
つのコンクリート層12と14との間には完全な熱の障
壁が存在する。これは、2つのコンクリート層の間に熱
が伝わる部分を提供する金属のコネクタを用いた従来の
装置と相違する点である。各コネクタ20、22、24
は、温度変化によって複合パネルに亀裂が入ったり反っ
たりするのを最小限に抑えるために、様々な組合せで使
用することができる。
ガラスまたは他のプラスチック材料のような熱伝導抵抗
(R-Value)が大きい材料から構成されているので、2
つのコンクリート層12と14との間には完全な熱の障
壁が存在する。これは、2つのコンクリート層の間に熱
が伝わる部分を提供する金属のコネクタを用いた従来の
装置と相違する点である。各コネクタ20、22、24
は、温度変化によって複合パネルに亀裂が入ったり反っ
たりするのを最小限に抑えるために、様々な組合せで使
用することができる。
【0025】本発明の好適実施例について図面及び明細
書において説明したが、ここで用いられている用語は、
一般的かつ記述的な意味でのみ用いられ、限定的目的の
ために用いられない。各部材の形状や大きさの変更、ま
た均等物の置換は、情況に応じて、特許請求の範囲で明
らかにされる本発明の精神又は範囲から逸脱することな
く、企図される。
書において説明したが、ここで用いられている用語は、
一般的かつ記述的な意味でのみ用いられ、限定的目的の
ために用いられない。各部材の形状や大きさの変更、ま
た均等物の置換は、情況に応じて、特許請求の範囲で明
らかにされる本発明の精神又は範囲から逸脱することな
く、企図される。
【0026】
【発明の効果】本発明の断熱壁によれば、熱伝導抵抗が
大きいコネクタを使用しているので、コネクタを通じて
断熱壁の一方から他方へ熱が伝わらない。また、先端が
尖ったコネクタを使用しているため断熱層にコネクタを
打ち込むことができるので、予め断熱層に穴を形成して
おく必要がない。
大きいコネクタを使用しているので、コネクタを通じて
断熱壁の一方から他方へ熱が伝わらない。また、先端が
尖ったコネクタを使用しているため断熱層にコネクタを
打ち込むことができるので、予め断熱層に穴を形成して
おく必要がない。
【図1】本発明により製造された断熱壁の平面図であ
る。
る。
【図2】本発明のコネクタの1つを示す斜視図である。
【図3】本発明において使用されるC字状のコネクタの
斜視図である。
斜視図である。
【図4】本発明のループ状のコネクタの斜視図である。
【図5】(A)は、図2に示すコネクタの5−5で示す
断面の断面図であり、(B)は、図2に示すコネクタの
5A−5Aで示す断面の断面図である。
断面の断面図であり、(B)は、図2に示すコネクタの
5A−5Aで示す断面の断面図である。
【図6】図1に示す断熱壁の6−6に沿った断面図であ
る。
る。
【図7】図1に示す断熱壁の7−7に沿った断面図であ
る。
る。
【図8】図7と同じ部分の断面を示しているが、C字状
のコネクタの代わりにループ状のコネクタを示してい
る。
のコネクタの代わりにループ状のコネクタを示してい
る。
【図9】図2に示すスパイクコネクタの正面図である。
10 複合壁 12,14 コンクリート層 16 断熱層(インシュレーションボード) 18 ストレスストランド(ケーブル) 20 スパイクコネクタ 22 C字状のフックコネクタ 24 ループ状のコネクタ 26 中央部 28 先端部 30 基端部 32 先端 36 幅広部 38 保持面 40 保持面 42 フランジ 44 中央部 46 第1フック端部 47 フック先端 48 第2フック端部 49 フック先端 50 中央部 52 第1フック端部 56,58 フック先端
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロバート ティー. ロング アメリカ合衆国 50010 アイオワ州 エ ームズ ステージコーチ 1314
Claims (10)
- 【請求項1】 間隔をおいて配置された第1及び第2の
コンクリート層と、 前記第1及び第2のコンクリート層の間に挟まれた断熱
材層と、 熱伝導抵抗が大きく、かつ前記断熱材層を貫通して伸び
ている複数の細長いずれ防止コネクタ(shear connecto
rs)とを有しており、 前記各ずれ防止コネクタは、前記第1コンクリート層の
中に伸びている第1端部と、前記第2コンクリート層の
中に伸びている第2端部と、前記断熱材層の中を貫通し
て伸びている中央部とを有しており、 前記ずれ防止コネクタの前記第1及び第2の端部は、少
なくとも部分的に前記断熱材層の方を向き、かつ第1及
び第2のコンクリート層にそれぞれ係合して前記第1及
び第2のコンクリート層が前記断熱材層から動かないよ
うにする保持面をそれぞれ有しており、 前記ずれ防止コネクタの前記第2端部は、尖った先端を
有しており、前記断熱材層に向かって前記中央部の断面
とほぼ同じ形状及び大きさの断面を有する幅広部まで外
側に広がるテーパが付いており、 前記幅広部は、前記保持面と前記第2端部の前記先端と
の間に位置していることを特徴とする断熱壁。 - 【請求項2】 前記各ずれ防止コネクタの第1及び第2
の端部及び中央部は、それぞれ長手方向の軸を有してお
り、前記第1及び第2の端部及び中央部の長手方向の軸
は、同一の方向に伸びていることを特徴とする請求項1
に記載の断熱壁。 - 【請求項3】 さらに、熱伝導抵抗の大きい材料から作
られ、かつ中央部と第1及び第2の両端のかぎ状の端部
とを有するフックコネクタを有しており、該フックコネ
クタの中央部は前記断熱材層を貫通して伸びており、か
つ該第1及び第2の両端のかぎ状の端部は前記第1及び
第2のコンクリート層にそれぞれ埋設されていることを
特徴とする請求項1に記載の断熱壁。 - 【請求項4】 第1及び第2の細長い部材は、各々前記
第1及び第2のコンクリート層内に設けられ、かつ前記
断熱材層に対して平行に伸びており、前記フックコネク
タの前記第1及び第2のかぎ状の端部は、それぞれ前記
第1及び第2の細長い部材に引っかけられていることを
特徴とする請求項3に記載の断熱壁。 - 【請求項5】 前記第1及び第2のかぎ状の端部は、一
部が前記断熱材層の中に伸びていることを特徴とする請
求項3に記載の断熱壁。 - 【請求項6】 さらに、前記ずれ防止コネクタのそれぞ
れに強固に連結され、かつ前記断熱材層と前記第1コン
クリート層との間で前記断熱材層を押圧するフランジを
有することを特徴とする請求項5に記載の断熱壁。 - 【請求項7】 大きい熱伝導抵抗を有しておりかつ第1
及び第2の端部及び中央部を有する細長いずれ防止コネ
クタであって、該第1及び第2の端部がそれぞれ少なく
とも部分的に前記中央部の方を向いた保持面を有し、該
第1端部が先の尖った先端を有するものを用い、 前記第1及び第2の端部が前記断熱材層の両面から外側
に突出しかつ前記中央部が前記断熱材層の中に位置する
ような挿入位置に、前記ずれ防止コネクタの前記尖った
先端を該断熱材層を貫通して打ち込み、 第1コンクリート層を形成するためのコンクリートを流
し込み、 前記第1コンクリート層が硬化する前に、前記ずれ防止
コネクタの前記第1及び第2の端部の一方が前記第1コ
ンクリート層内に埋設されるように、前記ずれ防止コネ
クタが打ち込まれた前記断熱材層を前記第1コンクリー
ト層に当接した状態に配置し、 前記第1及び第2の端部の他方が前記第2コンクリート
層内に埋設されるように、前記断熱材層の上に第2コン
クリート層を形成するためのコンクリートを流し込み、 それによって、前記第1及び第2コンクリート層が硬化
した後は、前記ずれ防止コネクタの前記保持面は、前記
第1及び第2のコンクリート層が前記断熱材層から動か
ないように保持することを特徴とする断熱壁の製造方
法。 - 【請求項8】 フランジが前記ずれ防止コネクタの前記
中央部と前記第1端部との間で前記ずれ防止コネクタに
強固に連結されており、前記打ち込み工程は、前記ずれ
防止コネクタが前記断熱材層を貫通し、前記フランジが
前記断熱材層に係合するまで押圧する工程を有すること
を特徴とする請求項7に記載の断熱壁の製造方法。 - 【請求項9】 さらに、中央部及び第1及び第2の対向
するかぎ状の端部を有するフック部材を用い、前記コン
クリートが硬化する前に、前記中央部が前記断熱材層を
貫通して伸び、かつ前記第1及び第2のかぎ状の端部が
前記第1及び第2のコンクリート層の中に伸びた状態
に、前記フック部材を配置することを特徴とする請求項
7に記載の断熱壁の製造方法。 - 【請求項10】 さらに、前記第1及び第2の細長い部
材を前記第1及び第2のコンクリート層のそれぞれに貫
通して前記断熱材層に平行な方向に設け、前記第1及び
第2のかぎ状の端部をそれぞれ前記第1及び第2の細長
い部材に引っかけることを特徴とする請求項9に記載の
断熱壁の製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US25552894A | 1994-07-26 | 1994-07-26 | |
US08/255,528 | 1994-07-26 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0849318A true JPH0849318A (ja) | 1996-02-20 |
Family
ID=22968740
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7228677A Pending JPH0849318A (ja) | 1994-07-26 | 1995-07-25 | 複合断熱壁及びその製造方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5671574A (ja) |
JP (1) | JPH0849318A (ja) |
Families Citing this family (27)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6116836A (en) * | 1994-07-26 | 2000-09-12 | Composite Technologies Corporation | Connector for composite insulated wall and method for making the wall |
US6351918B1 (en) * | 1997-09-29 | 2002-03-05 | Albert P. Westra | Insulated concrete wall |
WO1999018302A1 (en) * | 1997-10-07 | 1999-04-15 | Composite Technologies Corporation | Connector and boot seal assembly for an insulated wall and method for making the building panel |
US6018918A (en) * | 1997-10-16 | 2000-02-01 | Composite Technologies Corporation | Wall panel with vapor barriers |
US6223487B1 (en) | 1998-10-06 | 2001-05-01 | Innovative Foundations, Llc | Concrete construction modules for building foundations and walls |
US6263638B1 (en) | 1999-06-17 | 2001-07-24 | Composite Technologies Corporation | Insulated integral concrete wall forming system |
AU2001267230A1 (en) * | 2000-06-21 | 2002-01-02 | Herbert Walter Bentz | Concrete wall forming system using fabric |
US6711862B1 (en) | 2001-06-07 | 2004-03-30 | Composite Technologies, Corporation | Dry-cast hollowcore concrete sandwich panels |
US8365501B2 (en) | 2001-12-26 | 2013-02-05 | Composite Technologies Corporation | Wide-body connector for concrete sandwich walls |
US7266931B2 (en) * | 2002-07-22 | 2007-09-11 | Composite Technologies Corporation | Concrete sandwich wall panels and a connector system for use therein |
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US6895720B2 (en) * | 2002-09-25 | 2005-05-24 | Hk Marketing Lc | High strength composite wall connectors having tapered or pointed ends |
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US20060277855A1 (en) * | 2005-06-13 | 2006-12-14 | Westra Gregory A | Method and apparatus for insulating a concrete wall |
FR2939817B1 (fr) * | 2008-12-11 | 2016-12-30 | Adrien Sarnari | Bloc elementaire prefabrique pour la construction d'un mur a isolation exterieure |
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US9493946B2 (en) | 2013-12-13 | 2016-11-15 | Iconx, Llc | Tie system for insulated concrete panels |
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US10870988B2 (en) | 2018-01-29 | 2020-12-22 | Hk Marketing Lc | Tie for composite wall system fitting between insulation sheets |
USD856122S1 (en) | 2018-07-13 | 2019-08-13 | Hk Marketing Lc | Tie |
USD880996S1 (en) * | 2018-08-30 | 2020-04-14 | OCM, Inc. | Drill-in concrete form tie |
USD968199S1 (en) | 2019-04-23 | 2022-11-01 | Hk Marketing Lc | Tie standoff |
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DE3325352A1 (de) * | 1983-07-14 | 1985-02-21 | Fricker, Siegfried, 7135 Wiernsheim | Verbundanker einer schichtverbundplatte zur herstellung von gebaeudewaenden |
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-
1995
- 1995-07-25 JP JP7228677A patent/JPH0849318A/ja active Pending
-
1996
- 1996-03-13 US US08/615,638 patent/US5671574A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5671574A (en) | 1997-09-30 |
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