JPH103104A - 情報設定装置 - Google Patents
情報設定装置Info
- Publication number
- JPH103104A JPH103104A JP8176012A JP17601296A JPH103104A JP H103104 A JPH103104 A JP H103104A JP 8176012 A JP8176012 A JP 8176012A JP 17601296 A JP17601296 A JP 17601296A JP H103104 A JPH103104 A JP H103104A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- command dial
- camera
- digit
- information setting
- command
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Exposure Control For Cameras (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 2以上の操作手段を有する情報設定装置の操
作性を改善する。 【解決手段】 操作された方向とその操作量を表す信号
を出力する第1および第2操作手段(5、6)と、複数
の被設定操作対象の内のいずれかを、第1操作手段によ
る信号に基づいて選択し、第1操作手段により選択され
た被設定操作対象の値を、第2操作手段による信号に基
づいて変更する制御手段(28)とを具備する。
作性を改善する。 【解決手段】 操作された方向とその操作量を表す信号
を出力する第1および第2操作手段(5、6)と、複数
の被設定操作対象の内のいずれかを、第1操作手段によ
る信号に基づいて選択し、第1操作手段により選択され
た被設定操作対象の値を、第2操作手段による信号に基
づいて変更する制御手段(28)とを具備する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2つの操作部材を
組み合わせて情報設定を行う情報設定装置に関するもの
である。
組み合わせて情報設定を行う情報設定装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の回転操作部材(コマンドダイアル
と呼ばれている)によって情報設定を行う例として、カ
メラに装着されたデータバックの年月日データを修正す
る方法を説明する。
と呼ばれている)によって情報設定を行う例として、カ
メラに装着されたデータバックの年月日データを修正す
る方法を説明する。
【0003】図10は、カメラ41に装着されたデータ
バック50の年月日をボタン操作によって修正する例を
示す斜視図である。撮影者は、LCD(液晶表示)58
上の年月日数値を見ながら、桁選択ボタン51で正した
い桁を指定し、アップボタン52あるいはダウンボタン
53でその桁の数値を変更するようになっている。
バック50の年月日をボタン操作によって修正する例を
示す斜視図である。撮影者は、LCD(液晶表示)58
上の年月日数値を見ながら、桁選択ボタン51で正した
い桁を指定し、アップボタン52あるいはダウンボタン
53でその桁の数値を変更するようになっている。
【0004】図11は、シャッタタイムなどのパラメー
タを設定するために、いわゆるコマンドダイアル65を
使用するカメラ61についての従来例である。コマンド
ダイアル65は、単独で操作した場合にはシャッタタイ
ムの修正を行い、不図示の他のボタンを押しながら回転
させた場合には絞り値や撮影モードの修正を行う。装着
されたデータバック70上の年月日数値を見ながら桁選
択ボタン71を押し続け、コマンドダイアル65を左右
に回転させて修正したい桁を選択し、さらに修正ボタン
72を押しながらコマンドダイアル65を左右に回転さ
せて、その桁を希望の数値に設定する方法である。
タを設定するために、いわゆるコマンドダイアル65を
使用するカメラ61についての従来例である。コマンド
ダイアル65は、単独で操作した場合にはシャッタタイ
ムの修正を行い、不図示の他のボタンを押しながら回転
させた場合には絞り値や撮影モードの修正を行う。装着
されたデータバック70上の年月日数値を見ながら桁選
択ボタン71を押し続け、コマンドダイアル65を左右
に回転させて修正したい桁を選択し、さらに修正ボタン
72を押しながらコマンドダイアル65を左右に回転さ
せて、その桁を希望の数値に設定する方法である。
【0005】図11のようにコマンドダイアル65のよ
うな操作部材は、カメラ61の上面に設けられたLCD
67との組み合わせによって様々な機能を果たすことが
できる効果があるため、さらにもう一つのコマンドダイ
アルを追加してより使いやすくする考案もなされてい
る。
うな操作部材は、カメラ61の上面に設けられたLCD
67との組み合わせによって様々な機能を果たすことが
できる効果があるため、さらにもう一つのコマンドダイ
アルを追加してより使いやすくする考案もなされてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述の図10の従来例
は、3つのボタンによるデジタル操作が煩雑であり、好
まれない傾向にあった。桁の選択や数値の調整の度に、
異なるボタンをそれぞれ相当回数押す操作が必要とされ
るからである。ボタン数を減らすためには、アップボタ
ン52とダウンボタン53を一つのボタンで済ます方法
もあるが、数値の変更が一方向にしかできないので、一
旦行き過ぎるとさらにボタンを押し続ける操作が必要な
ため、非常に時間がかかるデメリットがあった。
は、3つのボタンによるデジタル操作が煩雑であり、好
まれない傾向にあった。桁の選択や数値の調整の度に、
異なるボタンをそれぞれ相当回数押す操作が必要とされ
るからである。ボタン数を減らすためには、アップボタ
ン52とダウンボタン53を一つのボタンで済ます方法
もあるが、数値の変更が一方向にしかできないので、一
旦行き過ぎるとさらにボタンを押し続ける操作が必要な
ため、非常に時間がかかるデメリットがあった。
【0007】図11の従来例は、半ばアナログ感覚で操
作ができるために、図10に比べれば優れたものであ
る。ただし桁の選択と数値変更によってボタンの使い分
けを必要とする欠点が残っていた。
作ができるために、図10に比べれば優れたものであ
る。ただし桁の選択と数値変更によってボタンの使い分
けを必要とする欠点が残っていた。
【0008】更に、コマンドダイアル65を2個所に設
けたカメラにおいても、以上のようなデータバックなど
における各種設定値の変更は従前通りであり、その利点
を生かした有効な操作方法は提案されていない。
けたカメラにおいても、以上のようなデータバックなど
における各種設定値の変更は従前通りであり、その利点
を生かした有効な操作方法は提案されていない。
【0009】本発明は、上記の問題点に鑑みてなされた
もので、2以上の操作手段を有する情報設定装置の操作
性を改善することを目的とする。
もので、2以上の操作手段を有する情報設定装置の操作
性を改善することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の情報設定装置は、操作された方向とその操
作量を表す信号を出力する第1および第2操作手段
(5、6)と、複数の被設定操作対象の内のいずれか
を、第1操作手段による信号に基づいて選択し、第1操
作手段により選択された被設定操作対象の値を、第2操
作手段による信号に基づいて変更する制御手段(28)
とを具備する。
に、本発明の情報設定装置は、操作された方向とその操
作量を表す信号を出力する第1および第2操作手段
(5、6)と、複数の被設定操作対象の内のいずれか
を、第1操作手段による信号に基づいて選択し、第1操
作手段により選択された被設定操作対象の値を、第2操
作手段による信号に基づいて変更する制御手段(28)
とを具備する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【0012】図1は、本発明による情報設定装置の一実
施例を示す斜視図である。
施例を示す斜視図である。
【0013】図1において、装着されたレンズ2を通過
した被写体像はファインダ3で視認でき、各種の露出条
件などはLCD7上に示され、シャッタボタン4を押す
ことで装填したフィルムへの露光が行われる。カメラ1
の前後方向に突出する形状で設けられた2個のコマンド
ダイアル5および6は、単独の操作でそれぞれシャッタ
タイムおよび絞り値の変更ができる。また不図示のボタ
ンを操作しながらコマンドダイアル5あるいは6を回転
させると、例えば露出モードや測光モードなどの他の条
件データの設定変更ができる。
した被写体像はファインダ3で視認でき、各種の露出条
件などはLCD7上に示され、シャッタボタン4を押す
ことで装填したフィルムへの露光が行われる。カメラ1
の前後方向に突出する形状で設けられた2個のコマンド
ダイアル5および6は、単独の操作でそれぞれシャッタ
タイムおよび絞り値の変更ができる。また不図示のボタ
ンを操作しながらコマンドダイアル5あるいは6を回転
させると、例えば露出モードや測光モードなどの他の条
件データの設定変更ができる。
【0014】いずれの操作についてもLCD7を見なが
ら、あるいはファインダ3の内部の不図示の表示を見な
がら、コマンドダイアル5は右手親指にて操作が可能で
あり、コマンドダイアル6は右手人差し指にて容易に操
作が可能である。装着されたデータバック10は、年月
日のデータ写し込みができるもので、後述のようにLC
D8上でその設定値が確認できる。データバック10の
年月日データを変更するには、変更ボタン9を押しなが
らカメラ1側のコマンドダイアル5および6を操作する
事で可能となる。
ら、あるいはファインダ3の内部の不図示の表示を見な
がら、コマンドダイアル5は右手親指にて操作が可能で
あり、コマンドダイアル6は右手人差し指にて容易に操
作が可能である。装着されたデータバック10は、年月
日のデータ写し込みができるもので、後述のようにLC
D8上でその設定値が確認できる。データバック10の
年月日データを変更するには、変更ボタン9を押しなが
らカメラ1側のコマンドダイアル5および6を操作する
事で可能となる。
【0015】詳しくは、コマンドダイアル5の回転によ
り変更したい数値の桁を選択し、コマンドダイアル6の
回転にてその数値を変更するのである。コマンドダイア
ル5および6は、共に左右回転ができるので、桁の選択
や数値の変更のいずれも変更方向が任意となって感覚的
にも非常に容易な操作となる。
り変更したい数値の桁を選択し、コマンドダイアル6の
回転にてその数値を変更するのである。コマンドダイア
ル5および6は、共に左右回転ができるので、桁の選択
や数値の変更のいずれも変更方向が任意となって感覚的
にも非常に容易な操作となる。
【0016】カメラ1とデータバック10との間の信号
授受は、以下のようにして行われる。
授受は、以下のようにして行われる。
【0017】まず変更ボタン9を押すと、変更モード信
号がカメラ1側に伝達され、コマンドダイアル5および
6の操作が年月日の修正のためにのみ使用されるように
切り替わる。さらにコマンドダイアル5あるいは6の操
作された方向とその回転量が、データバック10側に伝
達されるようになる。データバック10では、変更ボタ
ン9のオン状態と、カメラ1からのコマンドダイアル5
および6の操作信号に基づいて、年月日データの修正を
実行する。以上の処理については図8および図9にて詳
述する。
号がカメラ1側に伝達され、コマンドダイアル5および
6の操作が年月日の修正のためにのみ使用されるように
切り替わる。さらにコマンドダイアル5あるいは6の操
作された方向とその回転量が、データバック10側に伝
達されるようになる。データバック10では、変更ボタ
ン9のオン状態と、カメラ1からのコマンドダイアル5
および6の操作信号に基づいて、年月日データの修正を
実行する。以上の処理については図8および図9にて詳
述する。
【0018】図2に、データバック10のLCD8に設
けられた全セグメントを示す。2桁ずつ配置されたセグ
メント16、17、および18にて、それぞれ年、月、
および日を示す。識別のため、セグメント17上部には
月を示すセグメント15も付与されている。
けられた全セグメントを示す。2桁ずつ配置されたセグ
メント16、17、および18にて、それぞれ年、月、
および日を示す。識別のため、セグメント17上部には
月を示すセグメント15も付与されている。
【0019】図3は、西暦1996年4月27日が、L
CD8により表示されている状態である。図4〜図6
に、年月日データの修正過程を示す。
CD8により表示されている状態である。図4〜図6
に、年月日データの修正過程を示す。
【0020】変更ボタン9を押しながらコマンドダイア
ル5を回すと、図4の如く最も左側のセグメント16か
ら点滅を開始する。図4の状態は、年の数値が変更対象
であることを示している。続いてコマンドダイアル5を
右側に回転させると、図5の如く点滅セグメントがセグ
メント17に移動し、それまで点滅していたセグメント
16は点灯状態に戻る。図5の状態は、月の数値が変更
対象である事を示す。ところで、図5の状態からコマン
ドダイアル5を逆に左側に回転させると、点滅セグメン
トの移動方向は逆となり、図4の状態に戻る。このよう
に、コマンドダイアル5の回転方向(左右方向)と点滅
セグメントの移動方向(左右方向)とは感覚上一致して
いるので、操作者にとって非常に解りやすく容易な選択
ができる。
ル5を回すと、図4の如く最も左側のセグメント16か
ら点滅を開始する。図4の状態は、年の数値が変更対象
であることを示している。続いてコマンドダイアル5を
右側に回転させると、図5の如く点滅セグメントがセグ
メント17に移動し、それまで点滅していたセグメント
16は点灯状態に戻る。図5の状態は、月の数値が変更
対象である事を示す。ところで、図5の状態からコマン
ドダイアル5を逆に左側に回転させると、点滅セグメン
トの移動方向は逆となり、図4の状態に戻る。このよう
に、コマンドダイアル5の回転方向(左右方向)と点滅
セグメントの移動方向(左右方向)とは感覚上一致して
いるので、操作者にとって非常に解りやすく容易な選択
ができる。
【0021】図5の状態に続いてコマンドダイアル6を
右側に回転させると、セグメント17による月の数値が
それまでの”04”から”05”へと増加する。逆に左
側に回転させれば月の数値は小さい方向に変更される。
以上のように、変更ボタン9を押しつつ、コマンドダイ
アル5にて桁を選択し、コマンドダイアル6にて数値の
変更を行うことで情報設定が可能となる。
右側に回転させると、セグメント17による月の数値が
それまでの”04”から”05”へと増加する。逆に左
側に回転させれば月の数値は小さい方向に変更される。
以上のように、変更ボタン9を押しつつ、コマンドダイ
アル5にて桁を選択し、コマンドダイアル6にて数値の
変更を行うことで情報設定が可能となる。
【0022】図7は、カメラ1とデータバック10の電
気回路図例である。それぞれ回路の作動に必要な電池、
その給電回路、作動シーケンスに関わるスイッチなどに
ついては省略した。
気回路図例である。それぞれ回路の作動に必要な電池、
その給電回路、作動シーケンスに関わるスイッチなどに
ついては省略した。
【0023】カメラ1の制御はすべてCPU28を中心
として実行される。CPU28にはインターフェース回
路27を経由して測光回路25からの被写体輝度信号、
フィルム感度検出回路26からのフィルム感度信号、コ
マンドダイアル5および6内に2つずつ設けられたスイ
ッチの信号が入力される。コマンドダイアル5および6
を構成する2つずつ配置されたスイッチは、それぞれオ
ンオフの位相が所定量ずらされており、その信号を見る
ことでコマンドダイアル5および6の回転方向と回転量
を知ることができるものである。CPU28は、さらに
波線で示したようにデータバック10とのデータ交信を
定期的に行う。
として実行される。CPU28にはインターフェース回
路27を経由して測光回路25からの被写体輝度信号、
フィルム感度検出回路26からのフィルム感度信号、コ
マンドダイアル5および6内に2つずつ設けられたスイ
ッチの信号が入力される。コマンドダイアル5および6
を構成する2つずつ配置されたスイッチは、それぞれオ
ンオフの位相が所定量ずらされており、その信号を見る
ことでコマンドダイアル5および6の回転方向と回転量
を知ることができるものである。CPU28は、さらに
波線で示したようにデータバック10とのデータ交信を
定期的に行う。
【0024】CPU28は、インターフェース回路29
を介してLCD7にて露光条件などの表示、シャッタ3
1を開閉して所定時間の露光、絞り32の開口径を可変
して透過光量の制御、モータ33を回転させてフィルム
の巻き上げ巻き戻しを行う。またCPU28は、メモリ
30とデータ交信を行い、給電開始時には前回の設定条
件を読み出し、逆に給電終了時にはコマンドダイアル5
および6で設定された最新の露出条件などを記憶する作
動を行う。
を介してLCD7にて露光条件などの表示、シャッタ3
1を開閉して所定時間の露光、絞り32の開口径を可変
して透過光量の制御、モータ33を回転させてフィルム
の巻き上げ巻き戻しを行う。またCPU28は、メモリ
30とデータ交信を行い、給電開始時には前回の設定条
件を読み出し、逆に給電終了時にはコマンドダイアル5
および6で設定された最新の露出条件などを記憶する作
動を行う。
【0025】データバック10はCPU35を中心に不
図示の回路による計時と、LCD8への時間表時を常時
行う他、カメラ1からの信号に基づいて記録手段36を
駆動し、装填されたフィルム上に年月日データを光学的
に写し込む作動を行う。記録手段36としては、例えば
6桁の7セグメントLEDが挙げられる。またCPU3
5は、変更ボタン9の状態を検出して本発明に関わる年
月日の変更処理を実行する。
図示の回路による計時と、LCD8への時間表時を常時
行う他、カメラ1からの信号に基づいて記録手段36を
駆動し、装填されたフィルム上に年月日データを光学的
に写し込む作動を行う。記録手段36としては、例えば
6桁の7セグメントLEDが挙げられる。またCPU3
5は、変更ボタン9の状態を検出して本発明に関わる年
月日の変更処理を実行する。
【0026】図8は図7に示したカメラ1内のCPU2
8による処理ルーチン実施例である。本処理は不図示の
電池から回路全体に給電が行われている間繰り返し実行
される。
8による処理ルーチン実施例である。本処理は不図示の
電池から回路全体に給電が行われている間繰り返し実行
される。
【0027】ステップS1において、データバック5と
の定期的なデータ交信を行い、変更ボタン9が押されて
いるか否かを判断する。押されていればカメラ1本来の
作動を停止してS11にジャンプし、データバック10
の年月日変更処理を行う。押されていなければステップ
S2に移行する。ステップS2において、測光回路25
からの被写体の輝度信号と、感度検出回路26から感度
信号を取り込む。ステップS3において、コマンドダイ
アル5および6の操作状態を検出し、それぞれの操作に
合わせた条件設定を行う。ステップS4において、上記
輝度信号、感度信号、および設定された条件との演算を
実行し、適正露光条件などを算出する。ステップS5に
おいて、以上で求めた露光に関する諸条件をLCD7に
て表示させる。
の定期的なデータ交信を行い、変更ボタン9が押されて
いるか否かを判断する。押されていればカメラ1本来の
作動を停止してS11にジャンプし、データバック10
の年月日変更処理を行う。押されていなければステップ
S2に移行する。ステップS2において、測光回路25
からの被写体の輝度信号と、感度検出回路26から感度
信号を取り込む。ステップS3において、コマンドダイ
アル5および6の操作状態を検出し、それぞれの操作に
合わせた条件設定を行う。ステップS4において、上記
輝度信号、感度信号、および設定された条件との演算を
実行し、適正露光条件などを算出する。ステップS5に
おいて、以上で求めた露光に関する諸条件をLCD7に
て表示させる。
【0028】ステップS6において、不図示のスイッチ
によりシャッタボタン4が深く押され、露光動作の実行
が指令されたか否かを判断する。指令されていなければ
ステップS1に戻り、上記の処理を繰り返し実行する。
指令されていればステップS7に続く処理を実行する。
ステップS7において、データバック10に対し、写し
込み信号を送る。本信号はデータ交信中の情報として伝
達しても良いし、専用の接点を介して直接伝達する方式
でも良い。ステップS8において、不図示の反射ミラー
を上昇させて撮影光路から退避させ、絞り32を所定絞
り開口となるよう制御する。ステップS9において、シ
ャッタ32を所定時間開閉してフィルムへの露光動作を
行う。ステップS10において、露光動作が完了したの
で、巻上げモータ33を回転させてフィルムの給送とメ
カニズムの付勢動作を開始する。この後はステップS1
に戻って上記の処理を繰り返す。
によりシャッタボタン4が深く押され、露光動作の実行
が指令されたか否かを判断する。指令されていなければ
ステップS1に戻り、上記の処理を繰り返し実行する。
指令されていればステップS7に続く処理を実行する。
ステップS7において、データバック10に対し、写し
込み信号を送る。本信号はデータ交信中の情報として伝
達しても良いし、専用の接点を介して直接伝達する方式
でも良い。ステップS8において、不図示の反射ミラー
を上昇させて撮影光路から退避させ、絞り32を所定絞
り開口となるよう制御する。ステップS9において、シ
ャッタ32を所定時間開閉してフィルムへの露光動作を
行う。ステップS10において、露光動作が完了したの
で、巻上げモータ33を回転させてフィルムの給送とメ
カニズムの付勢動作を開始する。この後はステップS1
に戻って上記の処理を繰り返す。
【0029】ステップS11において、コマンドダイア
ル5の操作状態を確認し、右方向に回転された場合には
ステップS12へ、左方向に回転された場合にはステッ
プS13へ、操作されていない場合にはステップS14
にジャンプする。
ル5の操作状態を確認し、右方向に回転された場合には
ステップS12へ、左方向に回転された場合にはステッ
プS13へ、操作されていない場合にはステップS14
にジャンプする。
【0030】ステップS12では、右方向に回転された
ので、コマンドダイアル5が右に回転されたことを表現
する情報をデータバック10へ送信する。
ので、コマンドダイアル5が右に回転されたことを表現
する情報をデータバック10へ送信する。
【0031】ステップS13では、左方向に回転された
ので、コマンドダイアル5が右に回転されたことを表現
する情報をデータバック10へ送信する。
ので、コマンドダイアル5が右に回転されたことを表現
する情報をデータバック10へ送信する。
【0032】ステップS14では、現在のステップS1
1では操作されなかったが、以前にコマンドダイアル5
の操作が行われたか否かを判断する。行われていなけれ
ばステップS1に戻る。これは変更操作にはまずコマン
ドダイアル5による回転が順序として必要であり、それ
が操作されてからでないと次のステップS15に続くコ
マンドダイアル6の判断ができないからである。ステッ
プS15において、コマンドダイアル6の操作方向を確
認し、右方向に回転された場合にはステップS16へ、
左方向に操作された場合にはステップS17に移行す
る。ステップS16では、右方向に回転されたので、コ
マンドダイアル6が右に回転されたことを表現する情報
をデータバック10へ送信する。ステップS17では、
左方向に回転されたので、コマンドダイアル6が右に回
転されたことを表現する情報をデータバック10へ送信
する。
1では操作されなかったが、以前にコマンドダイアル5
の操作が行われたか否かを判断する。行われていなけれ
ばステップS1に戻る。これは変更操作にはまずコマン
ドダイアル5による回転が順序として必要であり、それ
が操作されてからでないと次のステップS15に続くコ
マンドダイアル6の判断ができないからである。ステッ
プS15において、コマンドダイアル6の操作方向を確
認し、右方向に回転された場合にはステップS16へ、
左方向に操作された場合にはステップS17に移行す
る。ステップS16では、右方向に回転されたので、コ
マンドダイアル6が右に回転されたことを表現する情報
をデータバック10へ送信する。ステップS17では、
左方向に回転されたので、コマンドダイアル6が右に回
転されたことを表現する情報をデータバック10へ送信
する。
【0033】図9は、図7に示したデータバック10内
のCPU35による処理ルーチンの例である。本処理
は、不図示の電池から回路全体に給電が行われている
間、繰り返し実行される。ただし本来必要とする源発信
周波数をカウントする計時機能については説明を省略し
た。
のCPU35による処理ルーチンの例である。本処理
は、不図示の電池から回路全体に給電が行われている
間、繰り返し実行される。ただし本来必要とする源発信
周波数をカウントする計時機能については説明を省略し
た。
【0034】ステップS20において、変更ボタン9が
押されているか否かを判断する。押されていればステッ
プS21へ、押されていなければステップS21に移行
する。ステップS21において、変更ボタン9が押され
た旨の情報をカメラ1に送信する。カメラ1側のステッ
プS1に呼応する。
押されているか否かを判断する。押されていればステッ
プS21へ、押されていなければステップS21に移行
する。ステップS21において、変更ボタン9が押され
た旨の情報をカメラ1に送信する。カメラ1側のステッ
プS1に呼応する。
【0035】ステップS22において、カメラ1よりコ
マンドダイアル5あるいは6の操作信号を受信する。カ
メラ1側のステップS12、S13、S16、およびS
17に呼応する。
マンドダイアル5あるいは6の操作信号を受信する。カ
メラ1側のステップS12、S13、S16、およびS
17に呼応する。
【0036】ステップS23において、コマンドダイア
ル5の操作状況を判断する。右回転であればステップS
24、左回転であればステップS25、操作されていな
ければステップS26に移行する。
ル5の操作状況を判断する。右回転であればステップS
24、左回転であればステップS25、操作されていな
ければステップS26に移行する。
【0037】ステップS24では、コマンドダイアル5
が右方向に回転されたので、桁の点滅および点滅桁の右
方向への移動を実行する。
が右方向に回転されたので、桁の点滅および点滅桁の右
方向への移動を実行する。
【0038】ステップS25では、コマンドダイアル5
が左方向に回転されたので、桁の点滅および点滅桁の左
方向への移動を実行する。
が左方向に回転されたので、桁の点滅および点滅桁の左
方向への移動を実行する。
【0039】ステップS26では、コマンドダイアル6
の操作状況を判断する。右回転であればS27、左回転
であればステップS28、操作されていなければステッ
プS20に移行する。
の操作状況を判断する。右回転であればS27、左回転
であればステップS28、操作されていなければステッ
プS20に移行する。
【0040】ステップS27では、コマンドダイアル6
が右方向に回転されたので、点滅桁の数値を増加させ
る。
が右方向に回転されたので、点滅桁の数値を増加させ
る。
【0041】ステップS28では、コマンドダイアル6
が左方向に回転されたので、点滅桁の数値を減少させ
る。
が左方向に回転されたので、点滅桁の数値を減少させ
る。
【0042】ステップS29において、カメラ1から写
し込み信号の指令が伝達されたか否かを判断する。カメ
ラ1側のステップS7に呼応する。ステップS30にお
いて、記録手段36を作動させ、年月日データをフィル
ム面に光学記録(写込み)してステップS20に戻る。
し込み信号の指令が伝達されたか否かを判断する。カメ
ラ1側のステップS7に呼応する。ステップS30にお
いて、記録手段36を作動させ、年月日データをフィル
ム面に光学記録(写込み)してステップS20に戻る。
【0043】なお、実施例ではカメラのデータバックに
ついて説明を行ったが、これに限らず、カメラの露出条
件、例えばシャッタタイムと絞り値などを変更する場合
などにも応用可能である。
ついて説明を行ったが、これに限らず、カメラの露出条
件、例えばシャッタタイムと絞り値などを変更する場合
などにも応用可能である。
【0044】
【発明の効果】以上のように、本発明の情報設定装置に
よれば、複数の被設定操作対象の内のいずれかを、第1
操作手段による信号に基づいて選択し、第1操作手段
(5)により選択された被設定操作対象の値を、第2操
作手段(6)による信号に基づいて変更するようにし
て、それぞれのコマンドダイアル(操作手段)に異なる
操作機能を持たせたので、変更モードであることを指示
する操作ボタンを最小限にすることができ、かつ変更桁
の選択およびその数値変更が非常に簡単に、かつ感覚的
に分かりやすい方法で実現できる。
よれば、複数の被設定操作対象の内のいずれかを、第1
操作手段による信号に基づいて選択し、第1操作手段
(5)により選択された被設定操作対象の値を、第2操
作手段(6)による信号に基づいて変更するようにし
て、それぞれのコマンドダイアル(操作手段)に異なる
操作機能を持たせたので、変更モードであることを指示
する操作ボタンを最小限にすることができ、かつ変更桁
の選択およびその数値変更が非常に簡単に、かつ感覚的
に分かりやすい方法で実現できる。
【0045】特に数値データが複数桁並んでいる場合、
第1のコマンドダイアル(5)で変更したい桁を選び出
し、そのまま第2のコマンドダイアル(6)で数値の変
更を行うことができる。
第1のコマンドダイアル(5)で変更したい桁を選び出
し、そのまま第2のコマンドダイアル(6)で数値の変
更を行うことができる。
【図1】本発明による情報設定装置の一実施例を示す斜
視図である。
視図である。
【図2】本発明による情報設定装置の一実施例を示す正
面図である。
面図である。
【図3】本発明による情報設定装置の一実施例を示す正
面図である。
面図である。
【図4】本発明による情報設定装置の一実施例を示す正
面図である。
面図である。
【図5】本発明による情報設定装置の一実施例を示す正
面図である。
面図である。
【図6】本発明による情報設定装置の一実施例を示す正
面図である。
面図である。
【図7】本発明による情報設定装置の一実施例を示すブ
ロック結線図である。
ロック結線図である。
【図8】本発明による情報設定装置の一実施例を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図9】本発明による情報設定装置の一実施例を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図10】従来の情報設定装置の一例を示す斜視図であ
る。
る。
【図11】従来の情報設定装置の一例を示す斜視図であ
る。
る。
1 カメラ 5、6 コマンドダイアル 7、8 巻戻しボタン 9 変更ボタン 10 データバック 28 CPU
Claims (5)
- 【請求項1】操作された方向とその操作量を表す信号を
出力する第1および第2操作手段と、 複数の被設定操作対象の内のいずれかを、前記第1操作
手段による信号に基づいて選択し、該第1操作手段によ
り選択された被設定操作対象の値を、前記第2操作手段
による信号に基づいて変更する制御手段とを具備するこ
とを特徴とする情報設定装置。 - 【請求項2】前記第1および第2操作手段は、回転操作
される操作手段であり、 該回転操作に連動して開閉を繰り返し、かつ互いに異な
る位相差を有する複数のスイッチから成ることを特徴と
する請求項1に記載の情報設定装置。 - 【請求項3】前記被設定操作対象が、計時データである
ことを特徴とする請求項1に記載の情報設定装置。 - 【請求項4】前記被設定操作対象が、カメラの露出条件
に関するデータであることを特徴とする請求項1に記載
の情報設定装置。 - 【請求項5】前記第1操作手段の操作された方向と、前
記複数の被設定操作対象の配列方向とが、同一または平
行であることを特徴とする請求項1に記載の情報設定装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8176012A JPH103104A (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | 情報設定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8176012A JPH103104A (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | 情報設定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH103104A true JPH103104A (ja) | 1998-01-06 |
Family
ID=16006187
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8176012A Pending JPH103104A (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | 情報設定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH103104A (ja) |
-
1996
- 1996-06-14 JP JP8176012A patent/JPH103104A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN108886565B (zh) | 相机 | |
JP2007041540A (ja) | 一眼レフカメラシステム | |
US7539408B2 (en) | Single-lens reflex camera system | |
JPH10133251A (ja) | カメラの露出モード選択装置およびカメラシステム | |
JPH103104A (ja) | 情報設定装置 | |
JP2003302685A (ja) | カメラ | |
JPH0876219A (ja) | カメラの情報設定装置 | |
JP2604870Y2 (ja) | 調整ダイヤル | |
US5729776A (en) | Camera having multiple imprinting and photographic mode setting and method for performing same | |
JPH09133961A (ja) | 情報入力装置 | |
JPH06130451A (ja) | カメラの表示装置 | |
JP2604583B2 (ja) | カメラ | |
JPH05232569A (ja) | カメラの表示装置 | |
JP2001083559A (ja) | カメラ | |
JPH1114898A (ja) | カメラ | |
JPH0876080A (ja) | 表示装置 | |
JPH10186483A (ja) | カメラ | |
JPH0854675A (ja) | 光学装置 | |
JPS62144147A (ja) | カメラ | |
JPH11202401A (ja) | 状態表示機能を備えるカメラ | |
JP2002333661A (ja) | カメラ | |
JPH05333417A (ja) | レンズ交換式カメラのレンズ着脱装置 | |
JPH09185099A (ja) | カメラ用露出制御装置 | |
JP2001350177A (ja) | カメラのシャッターダイヤル機構 | |
JPH04344630A (ja) | カメラの撮影動作設定装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051115 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051129 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060516 |