JP2007041540A - 一眼レフカメラシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】ボディユニットに、絞りリングなどのように絞り調節ができる操作部が搭載されていないレンズユニットが装着された場合においても、容易に絞り値の設定を行うことができる一眼レフカメラシステムを提供するものである。
【解決手段】第1または第2のレンズユニットのうち、いずれが装着されているかを検出する検出部と、絞り値の選択操作が可能な回転操作部123と、絞り部206で絞り値を選択操作する際、予め設定されている絞り値データに基づく絞り情報を表示可能な表示部105とを備え、検出部が、第2のレンズユニットが装着されたことを検出した際、回転操作部123で絞り値の選択操作が可能になるとともに、回転操作部123で絞り値の選択操作を行う際、回転操作部123の操作に連動させて、表示部105に表示される絞り情報を変更させる構成を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮影レンズの交換が可能な一眼レフカメラシステムに関し、特に撮影時の絞り値の設定及び制御に関する。
従来の一眼レフカメラシステムは、撮影絞り値設定を一眼レフカメラボディ(以下、ボディユニットという)に搭載された操作部で行なうシステムや、ボディユニットに対して交換可能なレンズユニットに搭載された操作部で行っているものがあった。
ボディユニットに搭載されている操作部で各種操作を行なうシステムにおいては、レンズユニット内に搭載されている絞り駆動機構における絞り値の設定を、ボディ側の操作部で行なうことになるので、撮影者は操作に慣れるまで戸惑うことがある。一方、レンズユニットに搭載されている操作部で絞り値の設定を行うシステムでは、レンズユニットに絞り駆動機構と操作部とが搭載されているので、上記のように撮影者が戸惑う可能性は低い。
また、従来、レンズユニット側で絞り値の設定を行うことができるシステムに対する互換性を考慮して、ボディユニット側の操作部でも絞り値の設定ができるシステムも存在するが、このようなシステムでは、レンズユニット内の絞り駆動機構と絞り値設定部とが機械的に連動しているため、設定に制約がついたり(例えば、ある特定位置にレンズユニット内の絞り値設定部を設定しないといけない)、操作性が複雑になるといった欠点があった。
特許文献1は、レンズユニット内に絞り値設定部を設け、絞り設定の操作性を向上させる技術が開示されている。
特開平7−311405号公報
しかし、特許文献1に開示された構成では、ボディに、絞り値設定部を内蔵しないレンズユニットを装着した場合、絞り値の設定ができないという問題がある。例えば、絞り優先モードでの撮影ができないという問題がある。
本発明は、ボディユニットに、絞りリングなどのように絞り調節ができる操作部が搭載されていないレンズユニットが装着された場合においても、容易に絞り値の設定を行うことを目的とする。
この目的を達成するために本発明の一眼レフカメラシステムは、被写体側からの光学画像の絞りを調整可能な絞り部と、前記絞り部における絞り量を調節可能な絞りリングを備えた第1のレンズユニットと、被写体側からの光学画像の絞りを調整可能な絞り部を備えた第2のレンズユニットとを、選択的に着脱可能であり、前記第1または第2のレンズユニットとの間でデータ通信が可能な一眼レフカメラボディであって、前記第1または第2のレンズユニットのうち、いずれが装着されているかを検出する検出部と、回転操作が可能であるとともに絞り値の選択操作が可能な回転操作部と、前記絞り部で絞り値を選択操作する際、予め設定されている絞り値データに基づく絞り情報を表示可能な表示部とを備え、前記検出部が、前記第2のレンズユニットが装着されたことを検出した際、前記回転操作部で絞り値の選択操作が可能になるとともに、前記回転操作部で絞り値の選択操作を行う際、前記回転操作部の操作に連動させて、前記表示部に表示される絞り情報を変更させる構成である。
また、本発明のレンズユニットは、一眼レフカメラボディに着脱可能であるとともに、一眼レフカメラボディとの間でデータ通信が可能なレンズユニットであって、入射される光学画像の光軸上に配され、通過光量を制限可能な絞り部と、前記ボディユニットから送信される絞り値のデータに基づき、前記絞り部を駆動させるよう制御する絞り設定部とを備えるものである。
また、本発明の一眼レフカメラシステムは、一眼レフカメラボディとレンズユニットとから構成され、前記レンズユニットを前記一眼レフカメラボディに着脱可能な一眼レフカメラシステムであって、前記一眼レフカメラボディは、被写体側からの光学画像の絞りを調整可能な絞り部と、前記絞り部における絞り量を調節可能な絞りリングを備えた第1のレンズユニットと、被写体側からの光学画像の絞りを調整可能な絞り部を備えた第2のレンズユニットとを、選択的に着脱可能であり、前記第1または第2のレンズユニットとの間でデータ通信が可能であって、前記第1または第2のレンズユニットのうち、いずれが装着されているかを検出する検出部と、回転操作が可能であるとともに、絞り値の選択操作が可能な回転操作部と、前記絞り部で絞り値を選択操作する際、予め設定されている絞り値データに基づく絞り情報を表示可能な表示部とを備え、前記検出部が、前記第2のレンズユニットが装着されたことを検出した際、前記回転操作部で絞り値の選択操作が可能になるとともに、前記回転操作部で絞り値の選択操作を行う際、前記回転操作部の操作に連動させて、前記表示部に表示される絞り情報を変更させるように構成され、前記レンズユニットは、前記一眼レフカメラボディに着脱可能であるとともに、前記一眼レフカメラボディとの間でデータ通信が可能であり、入射される光学画像の光軸上に配され、通過光量を制限可能な絞り部と、前記ボディユニットから送信される絞り値のデータに基づき、前記絞り部を駆動させるよう制御する絞り設定部とを備えたものである。
以上のように本発明によれば、絞り調節の操作性を向上させることができる。
本発明の一眼レフカメラボディは、前記絞りリングの操作方向と、前記回転操作部の操作方向とを、略一致させる構成が好ましい。このように構成することにより、絞りリングと回転操作部のどちらを使って操作しても、操作性は損なわれないという効果がある。
また、前記回転操作部で絞り値の選択操作を行う際、前記表示部に前記絞りリングの外観を表す画像を表示させ、前記回転操作部の回転方向と前記表示部に表示される画像のスクロール方向とを、略一致させるよう構成することが好ましい。このように構成することにより、ボディユニット側での絞り値設定の操作性を向上させることができる。
また、少なくとも被写体の光量やシャッタースピードの設定により絞り値が算出される自動設定モードを、さらに備え、前記操作部は、前記自動設定モードを選択可能である構成とすることが好ましい。
(実施の形態1)
〔全体構成及び動作〕
図1は、本発明の実施の形態1にかかる一眼レフカメラシステムの構成を示す図である。一眼レフカメラシステムは、一眼レフカメラボディで構成されたボディユニット1と、ボディユニット1に対して交換可能なレンズユニット2とから構成される。なお、レンズユニットには、少なくとも絞り部206、絞り設定部207及び絞りリング208を備えたレンズユニット(第1のレンズユニット)と、絞り部206は備えているが、絞り部206を調節可能な構成(絞り設定部207や絞りリング208)を備えないレンズユニット(第2のレンズユニット)とがある。
図1において、ボディユニット1は、シーケンス処理部100、信号処理部101、メモリーユニット102、メカニズム制御部103、焦点検出部104、表示部105、撮像素子106、シャッター107、サブミラー108、メインミラー109、焦点板110、ペンタプリズム111、接眼レンズ112、撮像素子駆動部113を備える。
シーケンス処理部100は、カメラユニット1内の動作シーケンスをコントロールする。また、シーケンス制御部100は、焦点検出部104、レンズユニット2におけるレンズユニット制御部200が接続されている。また、シーケンス制御部100には、操作系が接続されているが、図1においては省略している。また、シーケンス処理部100は、レンズユニット2のレンズユニット制御部200との間でデータ通信が可能であり、レンズユニット制御部200から各種レンズデータなどの情報を受信したり、レンズユニット制御部200に対して各種命令を送信したりすることができる。また、シーケンス処理部100は、レンズユニット制御部200から送信されるレンズデータに基づき、レンズユニット2に絞りリングなどの絞り調整部材が搭載されているか否かを検出可能な検出部の機能を備えている。なお、本実施の形態では、シーケンス処理部100はマイクロコンピューターにて構成されている。
信号処理部101は、メモリーユニット102、メカニズム制御部103、表示部105、撮像素子駆動部113が接続されている。信号処理部101は、撮像素子106で撮像された画像や、情報媒体から読み出されたデジタル画像の信号処理を行うとともに、メカニズム制御部103の動作をコントロールする。また、信号処理部101は、撮像素子106で撮像された画像をメモリーユニット102を介して情報媒体に記録させることができる。また、信号処理部101は、撮像された画像や情報媒体から読み出された画像などを、表示部105に表示させることができる。なお、本実施の形態では、信号処理部101は、デジタル信号処理マイクロコンピューターにて構成されている。
メモリーユニット102は、信号処理部101から出力される画像データなどの各種情報信号を情報媒体に記録したり、情報媒体に記録されている画像データなどの各種情報信号を読み出したりするものである。情報媒体は、ボディユニット1に内蔵された半導体メモリーやハードディスクドライブで構成されていてもよいし、半導体メモリーカードや光ディスクなどのように着脱可能な媒体で構成されていてもよい。本実施の形態では、ボディユニット1に着脱可能な半導体メモリーカードとした。
メカニズム制御部103は、信号処理部101からの制御により、サブミラー108、メインミラー109およびシャッター107の動作を制御する。なお、図1において、メカニズム制御部103からサブミラー108等への制御線の図示は省略している。
焦点検出部104は、レンズユニット2を介して入射される光学画像の焦点検出を行う。
表示部105は、撮影された画像や、撮影日時などの各種情報を表示させることができる。なお、表示部105は、例えば液晶ディスプレイで構成されるが、EL(electro-luminescent)素子など他のディスプレイで構成されていてもよい。
撮像素子106は、入射される光学画像を撮像し、電気信号に変換して出力するものである。なお、撮像素子106は、CCD(charge coupled device)イメージセンサーやCMOS(complementary metal-oxide semiconductor)イメージセンサー等で構成される。
サブミラー108は、入射光軸3上においてメインミラー109の次段に配され、入射される光学画像を焦点検出部104側へ反射している。
メインミラー109は、半透過ミラーで構成され、入射光軸3上においてレンズユニット2の次段に配されている。また、メインミラー109は、入射される光学画像を焦点板110側へ反射するとともに。サブミラー108側へ透過させている。
焦点板110は、入射光軸3上においてメインミラー109の次段に配され、レンズユニット2を介して入射される光学画像を結像する。
ペンタプリズム111は、入射光軸3上において焦点板110の次段に配され、焦点板110に結像された光学画像を内部で反射させ、正立画像を得る。
撮像素子駆動部113は、撮像素子106を駆動制御するものである。例えば、撮像素子106がCCDイメージセンサーで構成されている場合は、撮像素子106における露光制御、垂直転送、水平転送、信号増幅を、所定のクロックに基づき動作制御させている。
レンズユニット2は、ボディユニット1に着脱可能である。レンズユニット2は、レンズユニット制御部200、焦点制御部203、絞り制御部204、焦点レンズ部205、絞り部206、絞り設定部207、絞りリング208、対物レンズ209及びレンズ群210を備える。
レンズユニット制御部200は、焦点制御部203、絞り制御部204、絞り設定部207、ボディユニット1のシーケンス処理部100が接続され、各部をコントロールすることができる。また、レンズユニット制御部200は、シーケンス処理部100との間でデータ通信を行うことができ、レンズユニット2側の各種情報等をボディユニット1へ送信したり、ボディユニット1からの動作命令等をレンズユニット2へ送信したりすることができる。また、レンズユニット制御部200は、メモリーが内蔵され、そのメモリーに各種レンズ情報が記録されている。各種レンズ情報とは、レンズの明るさを示すFナンバーや、ズーム倍率、設定可能な絞り値などの情報である。なお、本実施の形態では、レンズユニット制御部200は、マイクロコンピューターにて構成されている。
焦点制御部203は、レンズユニット制御部200からの命令に基づき、焦点レンズ部205を光軸方向(矢印AまたはB方向)へ移動させるよう制御する。焦点レンズ部205を光軸方向へ移動させることにより、所望の焦点位置において合焦させることができる。焦点制御部203には、モータや、モータを駆動させるドライバーが含まれ、これらによって焦点レンズ部205を光軸方向へ移動させることができる。
絞り制御部204は、レンズユニット制御部200からの命令に基づき、絞り部206における絞り量を変化させるよう制御する。絞り制御部204には、モータや、モータを駆動させるドライバーが含まれ、これらによって絞り部206を駆動させることができる。
絞り部206は、例えば複数枚の羽根が光軸上に開閉自在に配されて構成され、その複数枚の羽根を開閉させることで、本装置内に入射される光量を増減させている。なお、絞り部206は、絞り制御部204からの制御により開閉動作し、通過光量を増減させている。
絞り設定部207は、絞りリング208における設定状態を検知し、設定絞り値をレンズユニット制御部200へ送信する。
絞りリング208は、撮影者において絞り値の設定を行う操作ができるものである。絞りリング208は、例えば図9Aに示すように、レンズユニット2の外周面上に、回転可能に配されている。図9Aは、絞りリング208が搭載されたレンズユニットの外観を示す斜視図である。また、図9Bは、絞りリング208に表記された絞り値を示す模式図である。図9Aに示すように、レンズユニット2の円筒面上には、矢印KまたはL方向へ回転操作可能な絞りリング208が配されている。絞りリング208は、最小絞り値のF22から開放絞り値のF1.4まで設定が可能に構成されている。また、カメラ内で自動で絞り値を設定することができる自動モードのポジション「A」も設定されている。図9Aに示す構成では、絞りリング208を矢印K方向へ回転させることで絞り値を下げることができ、矢印L方向へ回転させることで絞り値を上げることができる。
図1において、被写体側から光軸3に沿って入射される光学画像は、レンズユニット2における対物レンズ209、焦点レンズ部205、レンズ群210を通して、メインミラー109で上方へ曲げられ、焦点板110で結像される。結像された光学画像は、ペンタプリズム111の内部を反射し、正立画像が得られる。撮影者は、接眼レンズ112を通して、正立画像を視認することができる。
また、被写体側から入射される光学画像の一部は、メインミラー109を透過し、サブミラー108にて下方へ曲げられ、焦点検出部104へ導かれる。焦点検出部104は、例えば位相差検出方式によって、光学画像の焦点を検出することができる。
なお、図1において、ボディユニット1は、絞り設定部207及び絞りリング208を備えるレンズユニットが装着された場合を示しているが、これには限らない。ボディユニット1は、絞り設定部207及び絞りリング208が搭載されていないレンズユニットも装着可能である。
図2は、実施の形態1にかかる一眼レフカメラシステムの制御系の構成を示すブロック図である。図2において、図1を参照して説明した構成要素については、詳細説明を省略する。
図2において、ボディユニット1は、図1で示した構成の他に、スイッチ124a及び124bから構成されるレリーズスイッチ124、シャッタースピード設定部121、絞り設定部122、回転操作部123を備える。
レリーズスイッチ124は、押釦で構成され、半押し操作と全押し操作とを行うことができる。半押し操作とは、押釦をそのストローク方向へ少しだけ(例えば、押釦の全ストローク量の約半分)押し込む操作のことである。全押し操作とは、押釦を完全に押し込む操作のことである。レリーズスイッチ124において、スイッチ124aは半押し操作をした時にオンになり、スイッチ124bは全押し操作を行った時にオンになる。
シャッタースピード設定部121は、撮影時のシャッタースピードを設定する操作が可能であり、例えば図8に示すように構成されている。図8に示すシャッタースピード設定部121は、一般的にはボディユニット1の上面、または表示部105が配された面に配され、矢印CまたはD方向へ回転操作することができる。また、シャッタースピード設定部121は、例えば上面に、「2」や「2000」などの数値と、「A」の文字が表記されている。図8に記載されている数値2〜2000は、ボディユニット1において予め設定されているシャッタースピードの値を示しており、例えば「2」はシャッタースピードが1/2秒であることを表し、「2000」はシャッタースピードが1/2000秒であることを表している。また、「A」は、シャッタースピードの設定を、周辺光量や絞り値などに基づき、カメラシステムが自動的に設定するモードを示している。「A」をマーク121aに合わせることで、カメラシステムは撮影環境における光量やズーム倍率に応じて、最適なシャッタースピードを自動的に設定する。撮影者は、シャッタースピード設定部121を操作して、所望のシャッタースピードに対応した数値を、ボディユニット1の上面に表記されているマーク121aに合わせることで、所望のシャッタースピードに設定することができる。
絞り設定部122は、撮影者によって操作されることにより、ボディユニット1で絞り値設定が可能なモードへ移行させることができるものであり、図5における絞り設定部122に相当する。
回転操作部123は、回転操作することにより絞り値の設定を行うことができるものである。より具体的には、絞り設定部122を操作しながら回転操作部123を操作することで、絞り値の設定を行うことができるように構成されている。
なお、以下の説明において、絞りリング208または回転操作部123で設定可能な絞り値を「設定絞り値」と称する。
以下、動作について説明する。
図1及び図2において、レリーズボタン124が半押し操作されることにより、スイッチ124aがオンになり、各マイコンおよび各部にはバッテリー及び電源回路(不図示)から電源電力が供給される。次に、ボディユニット1内のシーケンス処理部100は、レンズユニット2内のレンズユニット制御部200より、ボディユニット1とレンズユニット2とを結合しているマウントの電気接点(図示せず)を介して、各種レンズデータを受け取る。受け取った各種レンズデータは、シーケンス制御部100に内蔵されたメモリーに保存される。このレンズデータには、絞りリング208などの絞り値設定部の有無に関する情報、絞りリング208で設定可能な設定絞り値の情報、レンズのズーム倍率やFナンバーの情報などが含まれている。
次に、シーケンス処理部100は、焦点検出部104から焦点ずれ量(以後、Df量という)を取得する。次に、シーケンス処理部100は、取得したDf量分、焦点レンズ部205を駆動するようレンズユニット制御部200に指示する。
レンズユニット制御部200は、シーケンス制御部100からの指示に基づいて焦点制御部203をコントロールして、焦点レンズ部205をDf量分だけ動作させる。このように、焦点検出と、焦点レンズ部205の駆動とを繰り返すことで、Df量は徐々に小さくなる。Df量が、所定量以下になった時に合焦であると判断し、レンズユニット制御部200は焦点レンズ部205の動作を停止させる。
この後、シーケンス処理部100は、レリーズボタン124が全押し操作されてスイッチ124bがオンにされるのを待つ。シーケンス処理部100は、スイッチ124bがオンにされた時、レンズユニット制御部200に対して所定の絞り値になるよう指示する。この絞り値は、測光センサー(図示せず)で測定された光量情報と、絞り値設定部において設定されている設定絞り値(レンズユニット2に絞りリングなどの絞り値設定部が搭載されていない場合は、ボディユニット1内の絞り値設定部で設定されている絞り値)の情報とに基づいて計算される。算出された絞り値を、以下「目標絞り値」と称する。
レンズユニット制御部200は、シーケンス処理部100からの指示により、絞り駆動部204をコントロールし、絞り部206における絞り値が目標絞り値になるまで絞り込む。
シーケンスマイコン101は、レンズユニット制御部200に対する絞り制御の指示と同時に、信号処理部101にレリーズシーケンスの動作指示を行う。
信号処理部101は、まず、メカニズム制御部103に対してミラーを退避させる指示を行う。メカニズム制御部103は、信号処理部101からの指示により、サブミラー108とメインミラー109とを光路外へ退避させる。
サブミラー108とメインミラー109の退避完了後、信号処理部101は、撮像素子駆動部113に撮像素子106を駆動させる指示をするとともに、メカニズム制御部103にシャッター107を動作させるよう指示する。メカニズム制御部103は、測光センサーで測定された光量情報と、目標絞り値とに基づいて、計算されたシャッタースピードの時間だけシャッター107を開放させ、撮像素子106を露光させる。
撮像素子106の露光完了後、信号処理部101は、撮像素子駆動部113を制御して、撮像素子106から撮像データを読み出す。読み出された撮像データは、信号処理部101においてデジタル画像データに変換される。デジタル画像データは、表示部105へ出力され、表示部105において画像を表示させることができる。また、信号処理部101において生成された画像データは、画像圧縮処理などが行われた後、メモリーユニット102において情報媒体に書き込むことができる。
また、撮像素子106における露光終了後、シーケンス処理部100は、メカニズム制御部103に対して、同時にサブミラー108とメインミラー109とシャッター107とを初期位置に戻すよう指示する。メカニズム制御部103は、シーケンス処理部100からの指示によりサブミラー108とメインミラー109とシャッター107とを初期位置に戻した後、シーケンス処理部100に露光完了情報を送信する。
また、シーケンス処理部100は、レンズユニット制御部200へ、絞り部206を開放位置にセットするよう指示する。レンズユニット制御部200は、シーケンス処理部100からの指示に基づき、絞り制御部204を制御して絞り部206を開放位置にセット(リセット処理)させる。リセット処理後、レンズユニット制御部200は、シーケンス処理部100にリセット完了情報を送信する。
シーケンス処理部100は、レンズユニット制御部200からのリセット完了情報と、信号処理部101における露光後の一連の処理の完了情報とを受信した後、レリーズボタン124が押されなければ(スイッチ124a、124bが共にOFF)、撮影シーケンスを終了する。
〔交信動作〕
次に、ボディユニット1とレンズユニット2との間の交信動作について説明する。
図3は、ボディユニット1とレンズユニット2との交信動作を示すタイミングチャートである。図3(a)はスイッチ124aの動作を示し、図3(b)はスイッチ124bの動作を示し、図3(c)はボディユニット1の動作を示し、図3(d)はレンズユニット2の動作を示している。なお、図3は、ボディユニット1に、絞り値設定部が搭載されているレンズユニットが装着されている場合の交信動作を示している。また、図3(c)において、各タイミングにおける処理は、符号A1〜A15で示し、具体的な処理内容は図3(e)に示している。また、図3(d)において、各タイミングにおける処理は符号B1〜B8で示し、具体的な処理内容は図3(e)に示している。
図3において、ボディユニット1及びレンズユニット2が動作休止状態にある時(A1、B1)に、レリーズボタン124が半押し操作され、スイッチ124aがオンになると、ボディユニット1及びレンズユニット2は起動処理を行う(A2、B2)。起動処理中は、レンズユニット2からボディユニット1に、各種レンズ情報が送信される。ここで、レンズユニット2から送信されるレンズ情報は、レンズユニット2に絞り設定部207及び絞りリング208が搭載されているか否かの情報AV_Ringと、開放時の絞り値情報Open_AVと、最小絞り値情報Min_AVと、レンズユニットに搭載されている絞り値設定部の設定情報AV_Ring_Valueである。
次に、ボディユニット1は、合焦動作を行うため、焦点検出を行う(A3)。焦点検出動作によって算出されたDf量に基づいて、レンズユニット2に対して焦点レンズ部205を動作させる命令Move_DFxxを行う。ここで「xx」は、Df量を示す変数である。
レンズユニット2は、命令Move_DFxxを受け、Df量分だけ焦点レンズ部205の駆動を行う(B4)。この時、ボディユニット1は、焦点レンズ部205の駆動が停止するまで待機している(A5)。焦点レンズ部205の駆動が完了すると、レンズユニット2は動作完了情報Move_Finをボディユニット1に送信する。
ボディユニット1は、完了情報Move_Finを受信した後、再び焦点検出を行い、Df量を算出する(A6)。なお、既にタイミングA4で1回目の焦点検出動作を行っているため、タイミングA6で得られるDf量は微小である可能性が極めて高い。したがって、タイミングA6で実行される焦点検出動作の終了時点で、焦点レンズ部205は合焦状態であると判断する。
次に、ボディユニット1は、レリーズボタン124が全押し操作され、スイッチ124bがオンにされるのを待つ(A7)。スイッチ124bがオンにされると、ボディユニット1は、レンズユニット2に対し、絞り駆動命令Move_Ap(現在の絞り値と目標絞り値とが一致するように、絞り部206を駆動させる命令)を送信する。その後、ボディユニット1は、ミラーアップの処理を行う(A8)。レンズユニット2は、命令Move_Apを受信した後、絞り部206における現在の絞り値が、目標絞り値と一致するように制御を行う(B5)。なお、絞り部206の駆動は、ボディユニット1のミラーアップ時間より、短い時間で完了するよう設計されている。
次に、ボディユニット1は、ミラーアップ動作が完了した後、露光動作を行う(A9)。具体的には、ボディユニット1がシャッター107を、シャッタースピードの時間だけ開閉動作させて、撮像素子106を露光させている。
露光完了後、ボディユニット1は、レンズユニット2に対して、絞り部206を開放状態にするリセット命令AP_Rstを送信する。レンズユニット2は、リセット命令AP_Rstを受信し、絞り部206を開放状態にする(B6)。絞り部206が開放状態に移行された後、レンズユニット2は、リセット完了情報AP_RstFinをボディユニット1へ送信する。
また、タイミングA9に示す露光終了後、ボディユニット1は、ミラーダウン制御と、シャッター107を初期位置へ移動させるシャッターチャージ制御(A13)を行う。また、ボディユニット1は、処理A13と同時に、撮像素子106から画像データを読み出し(A10)、読み出された画像データの画像処理を行い(A11)、表示部105に撮影画像を表示させるよう制御する(A12)。また、メモリーユニット102を介して、画像データを情報媒体に保存する(A12)。
次に、ボディユニット1における一連の処理、及び、レンズユニット2における絞り部206のリセット処理が終了後、スイッチ124a及び124bがオフになっていれば、ボディユニット1は、レンズユニット2に対し、動作休止命令L_spdを送信する。レンズユニット2は、動作休止命令L_spdが入力されると、動作休止処理を行い(B7)、動作休止状態へ移行される(B8)。また、ボディユニット1も動作休止処理を行い(A14)、動作休止状態へ移行される(A15)。ここで、「動作休止状態」とは、ボディユニット1及びレンズユニット2に含まれるほとんどの回路等への給電が停止され、動作が停止されている状態であるとともに、少なくとも動作休止状態から動作状態へ移行(復帰処理)させる際に、動作させる最低限の回路のみに給電されている状態である。
動作休止状態において、レリーズスイッチ124が操作されてスイッチ124aまたは124bがオンになれば、再び、処理A2及びB2から一連のシーケンス処理が行われる。
なお、(表1)及び(表2)は、ボディユニット1とレンズユニット2との間で交信されるデータと、命令及び交信内容の一覧を示している。
Figure 2007041540
Figure 2007041540
次に、ボディユニット1とレンズユニット2との間の交信動作の流れについて、さらに詳しく説明する。
図4A〜図4Eは、ボディユニット1とレンズユニット2との間の交信の流れを示すフローチャートである。
まず、一眼レフカメラシステムが動作休止状態(ステップS1)の時、レリーズボタン124が半押し操作されてスイッチ124aがオンにされるのを待つ(ステップS2)。スイッチ124aがオンにされると、システム内の各回路等に給電を行い、起動処理を実行させる(ステップS3)。
次に、ボディユニット1とレンズユニット2との間で交信を行い、レンズユニット制御部200に記憶されているレンズ情報が、シーケンス制御部100へ送信される(ステップS4)。
シーケンス制御部100は、受信したレンズ情報を解析し、レンズユニット2に、絞り設定部207及び絞りリング208が搭載されているか否かを判定する(ステップS5)。
レンズユニット2に、絞り設定部207及び絞りリング208が搭載されている場合は、絞り設定部207から設定絞り値を取得し(ステップS6a)、目標絞り値に、絞りリング208において選択されている設定絞り値をセットする。また、絞りリング208がA−ポジションを選択している時は、目標絞り値に”FF”をセットする(ステップS6b)。
一方、レンズユニット2に、絞り設定部207及び絞りリング208が搭載されていない場合は、回転操作部123で設定された設定絞り値を取得し(ステップS7a)、目標絞り値に、回転操作部123で設定された設定絞り値をセットする。また、ボディ内の絞り設定がA−ポジションの時には、目標絞り値に”FF”をセットする(ステップS7b)。
次に、目標絞り値が”FF”であるか否かを判断する(ステップS8)。
目標絞り値が”FF”ではない時(すなわち、絞り値が数値で設定されている場合)には、次にシャッタースピード設定部121がA−ポジションに設定されているか否かを判断する(ステップS10)。
シャッタースピード設定部121がA−ポジションに設定されている時には、絞り優先モード(Aモード)とし、制御TV値に”FF”をセットする(ステップS13)。制御TV値とは、実際にシャッター動作を行う際のシャッタースピードを示しており、図8に示すシャッター設定部121によって設定することができる。なお、”FF”は、カメラシステムが自動的に設定するシャッタースピードを示している。
一方、シャッタースピード設定部121がA−ポジションではない時には、マニュアルモード(Mモード)に移行し、制御TV値に、シャッタースピード設定部121で設定されているシャッタースピードをセットする(ステップS14)。
また、ステップS8において、目標絞り値が”FF”の時には、次にシャッタースピード設定部121がA−ポジションに設定されているか否かを判断する(ステップS9)。
シャッタースピード設定部121がA−ポジションに設定されていれば、プログラムモード(Pモード)に移行し、目標絞り値に”FF”をセットする。また、制御TV値に”FF”をセットする。
一方、シャッタースピード設定部がA−ポジションに設定されていない時には、シャッタースピード優先モード(Sモード)に移行し、目標絞り値に”FF”をセットするとともに、制御TV値に、シャッタースピード設定部121で設定されているシャッタースピードをセットする。
このように、絞りの設定とシャッタースピードの設定により、Pモード、Sモード、Aモード、Mモードのいずれかに設定される。
次に、ボディユニット1は、焦点検出部104を制御して焦点検出を行う(ステップS15)。
検出されたDf量が、合焦範囲内かどうか判断(ステップS16)し、合焦範囲外の場合、レンズユニット2に命令Move_DFXXを送信し、Df量分だけ、焦点レンズ部205を駆動するようレンズユニット2に命令する(ステップS17)。
次に、レンズユニット2からの焦点レンズの駆動完了情報Move_Finを待ち、レンズユニット2から駆動完了情報Move_Finが送信されれば、ステップS15へ戻り、焦点検出動作を繰り返す(ステップS18)。
そのうちDf量が微小となり、合焦範囲内に入ると(ステップS16におけるY結果)焦点検出を終了させ、被写体の明るさ(測光値)を検出する(ステップS19a)。検出された測光値と露出モード(P,S,A,Mモードのいずれか)とによって、目標絞り値、制御TV値を決定する(ステップS19b)。
次に、スイッチ124bがONかどうかを検出し(ステップS20)、スイッチ124bがまだOFFであれば、次にスイッチ124aがOFFしていないかを検出する(ステップS21)。もし、スイッチ124aがOFFなら、撮影者は、レリーズボタン124の押し込みを中止し、撮影動作を中断したと考えられる。このときには、レンズユニット2に動作休止命令L_spdを送信する(ステップS33)。これにより、レンズユニット2は動作休止処理の後、動作休止状態に入る。また、ボディユニット1も動作休止処理を行い(ステップS34)、動作休止状態に入る(ステップS35)。その後、ステップS2へ戻り、再びスイッチ124aがONになるまで待機する。
また、ステップS20において、スイッチ124bがオンになるよう操作された時は、レンズユニット2に対してMove_APAV命令を送信し、絞り部206における絞り量が目標絞り値となるように制御する(ステップS22)。
ボディユニット1は、レンズユニット2への命令送信後、ミラーアップ制御を行う(ステップS23)。ミラーアップ制御が完了すれば、シャッター制御を実行させ、露光動作を行う(ステップS24)。次に、レンズユニット2へ、絞り部206を開放位置へリセット駆動させる命令AP_Rstを行う(ステップS25)。次に、ボディユニット1は、ミラーダウン制御とシャッターを初期位置に戻す制御(リセットシャッターチャージ)を行う(ステップS26)と同時に、撮像素子106からの画像データを読み出す(ステップS27)。次に、撮像素子106から読み出した画像データの画像処理を行う(ステップS28)。次に、画像処理された画像データを、表示部105に表示させる(ステップS29)。次に、メモリーユニット102を介して、画像データを情報媒体に記録させる(ステップS30)。
また、ボディユニット1は、レンズユニット2へ命令AP_Rstを送信した後、レンズユニット2からリセット動作完了の情報AP_RstFinが送信されるまで待機する(ステップS31)。
情報AP_RstFinを受信すれば、次にレリーズボタン124が半押し操作され、スイッチ124aがオンにされているかどうかを判断する(ステップS32)。
もし、スイッチ124aがオンにされれば、再度焦点検出動作(ステップS15)から、図4A〜図4Eのシーケンスを繰り返す。また、スイッチ124aがオフの場合には、撮影者がレリーズボタン124から手を離し、撮影動作を終了したと考えられる。この場合は、レンズユニット2に動作休止命令L_spdを送信する(ステップS33)。これにより、レンズユニット2は動作休止処理の後、動作休止状態に入る。また、ボディユニット1も動作休止処理を行い(ステップS34)、動作休止状態に入る(ステップS35)。その後、ステップS2へ戻り、再びスイッチ124aがONになるまで待機する。
〔絞り値の設定〕
次に、一眼レフカメラシステムにおける絞り値の設定方法について説明する。本実施の形態の一眼レフカメラシステムにおける絞り値の設定方法には、大きく分けて2通りある。まず、図9Aに示すように、レンズユニット2に絞りリング208などの絞り設定部材が搭載されている場合は、絞りリング208を回転操作することで、レンズユニット2側で絞り値の設定を行うことができる。また、絞りリングが搭載されていないレンズユニットがボディユニット1に装着されている場合は、ボディユニット1側で絞り値の設定を行うことができる。
次に、詳しい絞り設定方法について説明するが、図9Aに示すように絞りリング208による絞り設定方法は周知であるため、説明は省略する。以下、ボディユニット1側で絞り値設定を行うことができる構成について説明する。
図5は、ボディユニット1の側面図であり、撮影時に撮影者側を向く面(背面)を示している。ボディユニット1の背面には、表示部105、絞り設定部122、回転操作部123が配されている。なお、以下の説明では、ボディユニット1に、絞り設定部207及び絞りリング208が搭載されていないレンズユニット2が装着されていることを前提とする。
絞り設定部122は、絞り設定モード(回転操作部123で絞り設定が可能なモード)に移行させることができる操作釦である。本実施の形態では、絞り設定部122を1回操作することで絞り設定モードに移行させることができ、もう1回操作することで絞り設定モードを解除することができる。ここで、絞り設定モードとは、ボディユニット1側で絞り値の設定を行なうことができるモードのことである。
回転操作部123は、ボディユニット1の背面に配され、矢印E方向またはF方向へ回転操作を行うことができる。なお、回転操作部123は、一定間隔毎にクリック感を発生する構成にしてもよく、これにより操作フィーリングを向上させることができる。また、本実施の形態では、図5に示すように、絞り設定部122をボディユニット1の背面における左端近傍に配し、回転操作部123を右端近傍に配置したことにより、左手の指で絞り設定部122を操作し、右手の指で回転操作部123を回転操作することができる。このように配置したことにより、両手による良好な操作を行うことができる。ただし、絞り設定部122及び回転操作部123の位置はこれらに限定されない。また、本実施の形態では、絞り設定部122を操作する度に絞り設定モードの実行/解除を切り換える構成としているが、絞り設定部122を連続的に押している間のみ絞り値設定モードに移行させる構成としてもよい。
図5において、まず、レンズユニット2がボディユニット1に装着されている場合、絞り値を設定する時には、絞り設定部122を操作して絞り設定モードへ移行させる。
具体的には、絞り設定部122を押すことにより、表示部105には、図5に示すように絞りリング208を模した画像が表示される。その画像の中には、設定可能な絞り値125(絞りリング208に表記されている絞り値)が含まれている。また、絞り値125の近傍にはマーク124が表示され、現在設定されている絞り値が、マーク124に位置合わせされて表示されている。例えば図5は、現在の絞り値が「F4.0」であることが表示されている。なお、表示された画像において、「50mm F1.4」はレンズユニット2のレンズスペックである。
絞り設定モードに入った後、回転操作部123を矢印EまたはF方向へ回転操作させることにより、表示部105に表示されている絞りリング208を模した画像が、回転操作部123の回転方向と同じ方向にスクロールされる。ここで、本実施の形態では、回転操作部123を矢印E方向へ回転させることで絞り値を上げることができ、矢印F方向へ回転させることで絞り値を下げることができる。すなわち、図5に示す矢印F方向と図9Aに示す矢印K方向とを略一致させ、図5に示す矢印E方向と図9Aに示す矢印L方向とを略一致させている。
そして、表示されている絞り値の中から、所望の絞り値をマーク124に位置合わせすることで、ボディユニット1がレンズユニット2に絞り部206を駆動するよう命令を出す。レンズユニット2は、入力される命令により、絞り部206を駆動して所望の絞り値に設定する。
このように、図5に示す矢印F方向と図9Aに示す矢印K方向とを略一致させ、図5に示す矢印E方向と図9Aに示す矢印L方向とを略一致させていることにより、絞りリング208と回転操作部123のどちらを使って操作しても、同じ感覚で操作することができるため、操作性が損なわれない。
図6A〜図6Cは、絞り値設定操作を行っている際に、表示部105に表示される画像の変移を示している。まず、図6Aに示すように、最初「F4.0」に設定された状態から、回転操作部123を矢印E方向(図5参照)に2クリック分回転させると、絞り値の表示が矢印G方向へ2目盛り移動されて、図6Bに示すように「F2.8」に設定される。図6Bに示す状態から、回転操作部123を矢印E方向へ5クリック分回転させると、絞り値の表示が矢印H方向へ5目盛り移動されて、図6Cに示すように「A」と表記された自動設定モードに設定される。
また、回転操作部123を矢印F方向へ回転させると、表示部105に表示されている画像は、矢印GまたはHの逆方向へスクロールされる。
なお、図6Cに示す状態において、さらに回転操作部123を矢印E方向へ回転させても、表示部105に表示されている画像はスクロールしないように構成されている。
このように、表示部105に、絞りリング208を表す画像を表示させ、表示された画像のスクロール方向(矢印GまたはH)と回転操作部123の回転操作方向(矢印EまたはF方向)とを一致させることにより、ボディユニット1に絞り値設定部が搭載されていないレンズユニットが装着されても、絞りリング208を回転操作するのと同じ感覚で、絞り値の設定が可能となる。
図7は、絞り設定部が搭載されていないレンズユニットが装着された時の、ボディ内の絞り値設定動作を示すフローチャートである。
図7において、まずカメラシステムが動作休止状態の時に(ステップS51)、絞り設定部122が操作されることにより(ステップS52)、前回設定されていた設定絞り値を表示する(ステップS53)。
次に、回転操作部123が右に1クリック分回転操作されると(ステップS54)、設定絞り値を0.5段暗くするよう、レンズユニット2の絞り部206を制御する(ステップS56)。また、表示部105における絞り値表示125を右方向へスクロールさせ、新しく設定された絞り値をマーク124に位置合わせして表示させる(ステップS57)。
また、回転操作部123が左に1クリック分回転操作されると(ステップS55)、設定絞り値を0.5段明るくよう、レンズユニット2の絞り部206を制御する(ステップS58)。また、表示部105における絞り値表示125を左方向へスクロールさせ、新しく設定された絞り値をマーク124に位置合わせして表示させる(ステップS59)。
なお、図7におけるフローチャートでは図示を省略したが、設定可能な絞り値は、開放絞り値(絞り値=1.4)から最小絞り値(絞り値=22)までで制限している。また、回転操作部123は、開放絞り値を指している状態から、さらに左方向に1クリック分回転された時に、A−ポジション(自動設定モード)に設定することができる。
以上のように本実施の形態によれば、ボディユニット1に絞り値を設定可能な回転操作部123を備えることにより、絞りリングが搭載されていないレンズユニットがボディユニット1に装着されている場合でも絞り値の設定を行うことができる。
また、ボディユニット1において絞り値の設定を行う際、絞りリングを模した画像を表示部105へ表示させ、回転操作部123の操作に連動して表示をスクロールさせる構成とするとともに、そのスクロール方向を回転操作部123の操作方向と略一致させることにより、操作性を向上させることができる。
また、ボディユニット1に第1のレンズユニット(絞りリング208が搭載されているレンズユニット)が装着された場合、絞り設定時、絞りリング208の操作を有効にし回転操作部123の操作を無効にすることにより、絞りリング208における設定値と絞り部206における設定値とが常に対応しているため、使用者に対して操作上の誤解を与えないという効果がある。
なお、本実施の形態では、絞り値設定の際、ボディユニット1に第1のレンズユニットが装着された場合は、絞りリング208の操作を有効にし回転操作部123の操作を無効にする構成としたが、絞りリング208と回転操作部123の両方を有効にしてもよい。このように構成することで、使用者は絞りリング208と回転操作部123のうち、操作しやすい方の操作手段を選択して操作することができる。このように構成する場合は、絞りリング208と回転操作部123のうち、最後に操作した方の操作部を、次回操作時に優先して操作することができるように設定することで、さらに操作性が向上する。
また、絞りリング208の操作方向(回転方向)と、回転操作部123の操作方向(回転方向)とを略一致させているため、絞りリング208と回転操作部123のどちらを使って操作しても、同じ感覚で操作することができるため、操作性は損なわれないという効果がある。また、第1のレンズユニットから第2のレンズユニット(絞りリング非搭載のレンズユニット)に交換しても、回転操作部123の操作方向は同じであるため、操作性は損なわれない。
また、表示部105に表示される絞り値の情報(絞りデータ)は、図5などに示すような画像表示に限らない。例えば、表示部105にスルー画像を表示させている状態で、オンスクリーンディスプレイ機能を使って、絞り値を示す数値をスルー画像に重畳表示させてもよい。このように表示させる場合は、回転操作部123の操作に伴って、表示部105に表示されている数値を順次変更させるように構成すればよい。このような構成にすることで、回転操作部123の操作に連動してスルー画像の明るさも変わるので、絞り値を確認しながら、撮影しようとしている画像の明るさを目視にて確認することができる。
本発明は、レンズユニット内に操作性の良い絞り値設定部のあるレンズを使用可能とするものであり、加えて、レンズユニット内に操作部がないレンズにおいても、視覚的に絞り値の設定を容易にせしめるものであるため、一眼レフカメラシステムに適用可能である。
一眼レフカメラシステムの全体構成を示す模式図 一眼レフカメラシステムの構成を示すブロック図 一眼レフカメラシステムの撮影動作の流れを表したタイムチャート 一眼レフカメラシステムの撮影時のシーケンスを示すフローチャート 一眼レフカメラシステムの撮影時のシーケンスを示すフローチャート 一眼レフカメラシステムの撮影時のシーケンスを示すフローチャート 一眼レフカメラシステムの撮影時のシーケンスを示すフローチャート 一眼レフカメラシステムの撮影時のシーケンスを示すフローチャート 一眼レフカメラシステムにおける表示部が配された面を示す側面図 ボディユニット側で絞り値設定を行った時の表示部の表示内容を示す模式図 ボディユニット側で絞り値設定を行った時の表示部の表示内容を示す模式図 ボディユニット側で絞り値設定を行った時の表示部の表示内容を示す模式図 ボディユニットにおいて絞り値設定を行う際の流れを示すフローチャート シャッタースピード設定部の外観を示す平面図 絞りリングが備えられたレンズユニットの外観を示す斜視図 絞りリングに表記された絞り値を示す模式図
符号の説明
1 ボディユニット
100 シーケンス制御部
101 信号処理部
105 表示部
122 絞り設定部
2 レンズユニット
204 絞り制御部
206 絞り部
207 絞り設定部
208 絞りリング

Claims (6)

  1. 被写体側からの光学画像の絞りを調整可能な絞り部と、前記絞り部における絞り量を調節可能な絞りリングを備えた第1のレンズユニットと、
    被写体側からの光学画像の絞りを調整可能な絞り部を備えた第2のレンズユニットとを、
    選択的に着脱可能であり、
    前記第1または第2のレンズユニットとの間でデータ通信が可能な一眼レフカメラボディであって、
    前記第1または第2のレンズユニットのうち、いずれが装着されているかを検出する検出部と、
    回転操作が可能であるとともに、絞り値の選択操作が可能な回転操作部と、
    前記絞り部で絞り値を選択操作する際、予め設定されている絞り値データに基づく絞り情報を表示可能な表示部とを備え、
    前記検出部が、前記第2のレンズユニットが装着されたことを検出した際、前記回転操作部で絞り値の選択操作が可能になるとともに、
    前記回転操作部で絞り値の選択操作を行う際、前記回転操作部の操作に連動させて、前記表示部に表示される絞り情報を変更させることを特徴とする一眼レフカメラボディ。
  2. 前記絞りリングの操作方向と、前記回転操作部の操作方向とを、略一致させる、
    請求項1記載の一眼レフカメラボディ。
  3. 前記回転操作部で、絞り値の選択操作を行う際、
    前記表示部に、前記絞りリングの外観を表す画像を表示させ、
    前記表示部に表示されている前記画像を、前記回転操作部の操作方向に略一致する方向にスクロールさせる、
    請求項1に記載の一眼レフカメラボディ。
  4. 少なくとも被写体の光量やシャッタースピードの設定により絞り値が算出される自動設定モードを、さらに備え、
    前記回転操作部は、前記自動設定モードを選択可能である、
    請求項1記載の一眼レフカメラボディ。
  5. 請求項1に記載の一眼レフカメラボディに着脱可能であるとともに、一眼レフカメラボディとの間でデータ通信が可能なレンズユニットであって、
    入射される光学画像の光軸上に配され、通過光量を制限可能な絞り部と、
    前記ボディユニットから送信される絞り値のデータに基づき、前記絞り部を駆動させるよう制御する絞り設定部とを備えるレンズユニット。
  6. 一眼レフカメラボディとレンズユニットとから構成され、前記レンズユニットを前記一眼レフカメラボディに着脱可能な一眼レフカメラシステムであって、
    前記一眼レフカメラボディは、
    被写体側からの光学画像の絞りを調整可能な絞り部と、前記絞り部における絞り量を調節可能な絞りリングを備えた第1のレンズユニットと、
    被写体側からの光学画像の絞りを調整可能な絞り部を備えた第2のレンズユニットとを、
    選択的に着脱可能であり、
    前記第1または第2のレンズユニットとの間でデータ通信が可能であって、
    前記第1または第2のレンズユニットのうち、いずれが装着されているかを検出する検出部と、
    回転操作が可能であるとともに、絞り値の選択操作が可能な回転操作部と、
    前記絞り部で絞り値を選択操作する際、予め設定されている絞り値データに基づく絞り情報を表示可能な表示部とを備え、
    前記検出部が、前記第2のレンズユニットが装着されたことを検出した際、前記回転操作部で絞り値の選択操作が可能になるとともに、
    前記回転操作部で絞り値の選択操作を行う際、前記回転操作部の操作に連動させて、前記表示部に表示される絞り情報を変更させるように構成され、
    前記レンズユニットは、
    前記一眼レフカメラボディに着脱可能であるとともに、前記一眼レフカメラボディとの間でデータ通信が可能であり、
    入射される光学画像の光軸上に配され、通過光量を制限可能な絞り部と、
    前記ボディユニットから送信される絞り値データに基づき、前記絞り部を駆動させるよう制御する絞り設定部とを備えたことを特徴とする、
    一眼レフカメラシステム。
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