JPH10310284A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
- Publication number
- JPH10310284A JPH10310284A JP13919997A JP13919997A JPH10310284A JP H10310284 A JPH10310284 A JP H10310284A JP 13919997 A JP13919997 A JP 13919997A JP 13919997 A JP13919997 A JP 13919997A JP H10310284 A JPH10310284 A JP H10310284A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- thickness
- sheet
- tray table
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- Prior art date
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J11/00—Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
- B41J11/009—Detecting type of paper, e.g. by automatic reading of a code that is printed on a paper package or on a paper roll or by sensing the grade of translucency of the paper
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- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 給紙トレイテーブル内の１枚当たり用紙の厚
さを測定し、その厚さを手掛かりにして用紙の種類を自
動的に判断し、表示部に表示させることにより、ユーザ
ーにどの給紙トレイにどのような種類の用紙が入ってい
るかを知らせることができる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 用紙を積載して上下動するトレイテーブ
ル２１と、該トレイテーブルを上下動させるトレイテー
ブル上下動手段１０と、トレイテーブル上に積載した用
紙の一枚の紙厚を測定する積載紙厚さ測定手段１１と、
トレイテーブル上から給紙された用紙の枚数をカウント
する給紙枚数カウント手段１２と、該用紙の紙種を表示
する表示装置１４と、これらの動作を制御する制御部１
と、を備え、制御部は、積載紙厚さ測定手段が測定した
用紙一枚の厚さに基づいて該用紙の種類を判定し、該判
定内容を上記表示装置に表示する。
さを測定し、その厚さを手掛かりにして用紙の種類を自
動的に判断し、表示部に表示させることにより、ユーザ
ーにどの給紙トレイにどのような種類の用紙が入ってい
るかを知らせることができる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 用紙を積載して上下動するトレイテーブ
ル２１と、該トレイテーブルを上下動させるトレイテー
ブル上下動手段１０と、トレイテーブル上に積載した用
紙の一枚の紙厚を測定する積載紙厚さ測定手段１１と、
トレイテーブル上から給紙された用紙の枚数をカウント
する給紙枚数カウント手段１２と、該用紙の紙種を表示
する表示装置１４と、これらの動作を制御する制御部１
と、を備え、制御部は、積載紙厚さ測定手段が測定した
用紙一枚の厚さに基づいて該用紙の種類を判定し、該判
定内容を上記表示装置に表示する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、給紙トレイを備え
た給紙装置に関し、特に昇降自在なトレイテーブル上に
積載した用紙の紙厚を自動検知することにより紙種を判
定して表示する様にした画像形成装置に関する。
た給紙装置に関し、特に昇降自在なトレイテーブル上に
積載した用紙の紙厚を自動検知することにより紙種を判
定して表示する様にした画像形成装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】複写機、プリンタ、ファクシミリ装置、
印刷装置等の画像形成装置にあっては、積層した用紙中
から一枚づつ取り出して画像形成部等に給送した上で画
像形成を施す工程が実施される。このような画像形成装
置の給紙装置において、従来から給紙トレイや給紙テー
ブル上の用紙の積載枚数、残量を検知して表示する様に
したものは従来から知られている。ところで、画像形成
装置を用いて複写、印刷等を行う際に、使用する用紙の
種類、材質を選定する必要がある場合、画像形成に先立
って予め給紙トレイ内に収容されている用紙の種類を確
認しようとしても、従来の画像形成装置には収容された
用紙の種類、材質等を自動的に検知、表示する機能がな
かった為、オペレータが給紙トレイ等に入っている用紙
の種類を確認する為にはわざわざトレイを引き出してか
ら目で内部の用紙を確認するか、或はトレイの外面適所
に紙の種類を示すために記載された注意書き等を確認す
る必要があった。そして、用紙の種類を確認した結果、
目的とする種類の用紙である場合には、給紙トレイを元
の状態に戻す手順を踏んでから画像形成作業を開始し、
目的とする種類でない場合には新たな用紙を入れ換える
か、他の給紙トレイを引き出して収納用紙の種別を確認
する等の作業が必要となり、画像形成作業開始に先立つ
確認作業が煩雑であった。また、紙種を示す上記注意書
きを施す場合には、用紙を入れ換えた時に注意書きの内
容を書き換える等の煩雑な作業が必要であった。
印刷装置等の画像形成装置にあっては、積層した用紙中
から一枚づつ取り出して画像形成部等に給送した上で画
像形成を施す工程が実施される。このような画像形成装
置の給紙装置において、従来から給紙トレイや給紙テー
ブル上の用紙の積載枚数、残量を検知して表示する様に
したものは従来から知られている。ところで、画像形成
装置を用いて複写、印刷等を行う際に、使用する用紙の
種類、材質を選定する必要がある場合、画像形成に先立
って予め給紙トレイ内に収容されている用紙の種類を確
認しようとしても、従来の画像形成装置には収容された
用紙の種類、材質等を自動的に検知、表示する機能がな
かった為、オペレータが給紙トレイ等に入っている用紙
の種類を確認する為にはわざわざトレイを引き出してか
ら目で内部の用紙を確認するか、或はトレイの外面適所
に紙の種類を示すために記載された注意書き等を確認す
る必要があった。そして、用紙の種類を確認した結果、
目的とする種類の用紙である場合には、給紙トレイを元
の状態に戻す手順を踏んでから画像形成作業を開始し、
目的とする種類でない場合には新たな用紙を入れ換える
か、他の給紙トレイを引き出して収納用紙の種別を確認
する等の作業が必要となり、画像形成作業開始に先立つ
確認作業が煩雑であった。また、紙種を示す上記注意書
きを施す場合には、用紙を入れ換えた時に注意書きの内
容を書き換える等の煩雑な作業が必要であった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記に鑑みて
なされたものであり、給紙トレイテーブル内の１枚当た
り用紙の厚さを測定し、その厚さを手掛かりにして用紙
の種類を自動的に判断し、表示部に表示させることによ
り、ユーザーにどの給紙トレイにどのような種類の用紙
が入っているかを知らせることができる画像形成装置を
提供することを目的としている。
なされたものであり、給紙トレイテーブル内の１枚当た
り用紙の厚さを測定し、その厚さを手掛かりにして用紙
の種類を自動的に判断し、表示部に表示させることによ
り、ユーザーにどの給紙トレイにどのような種類の用紙
が入っているかを知らせることができる画像形成装置を
提供することを目的としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為、
請求項１の発明は、用紙を積載して上下動するトレイテ
ーブルと、該トレイテーブルを上下動させるトレイテー
ブル上下動手段と、トレイテーブル上に積載した用紙の
一枚の紙厚を測定する積載紙厚さ測定手段と、トレイテ
ーブル上から給紙された用紙の枚数をカウントする給紙
枚数カウント手段と、該用紙の紙種を表示する表示装置
と、これらの動作を制御する制御部と、を備え、上記制
御部は、上記積載紙厚さ測定手段が測定した用紙一枚の
厚さに基づいて該用紙の種類を判定し、該判定内容を上
記表示装置に表示することを特徴とする。請求項２の発
明では、上記積載紙厚さ測定手段は、スライド型の可変
抵抗器であることを特徴とする。
請求項１の発明は、用紙を積載して上下動するトレイテ
ーブルと、該トレイテーブルを上下動させるトレイテー
ブル上下動手段と、トレイテーブル上に積載した用紙の
一枚の紙厚を測定する積載紙厚さ測定手段と、トレイテ
ーブル上から給紙された用紙の枚数をカウントする給紙
枚数カウント手段と、該用紙の紙種を表示する表示装置
と、これらの動作を制御する制御部と、を備え、上記制
御部は、上記積載紙厚さ測定手段が測定した用紙一枚の
厚さに基づいて該用紙の種類を判定し、該判定内容を上
記表示装置に表示することを特徴とする。請求項２の発
明では、上記積載紙厚さ測定手段は、スライド型の可変
抵抗器であることを特徴とする。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示した実施
の形態例に基づいて詳細に説明する。図１は本発明の画
像形成装置の制御系の要部の構成を説明するブロック図
であり、ＣＰＵ２、ＲＯＭ３、ＲＡＭ４から成る制御部
１に対して、トレイテーブル上下動手段１０、積載紙厚
さ測定手段１１、給紙枚数カウント手段１２、操作パネ
ル入力装置１３、表示装置１４を接続している。トレイ
テーブル上下動手段１０は例えばモータ等の駆動源、ワ
イヤ、プーリ等から成る昇降手段であり、積載紙厚さ測
定手段１１は後述するスライド型の可変抵抗器等によっ
て構成する。また、給紙枚数カウント手段１２は給紙コ
ロによってトレイテーブル上から給送される用紙の枚数
をカウントする手段であり、操作パネル入力装置１３は
画像形成装置の本体適所に設けた操作パネルに設けた入
力キー等から成り、表示装置１４は上記操作パネル等に
設けたランプ、ＬＣＤ等の表示部である。この場合の表
示装置１４は、後述する様に検出した紙厚に基づいて判
定された紙種を表示する手段である。なお、給紙枚数カ
ウント手段１２のカウント機能は制御部１が行う様にし
てもよいが、この形態例では給紙枚数カウント手段１２
を別個に設けた場合について説明する。
の形態例に基づいて詳細に説明する。図１は本発明の画
像形成装置の制御系の要部の構成を説明するブロック図
であり、ＣＰＵ２、ＲＯＭ３、ＲＡＭ４から成る制御部
１に対して、トレイテーブル上下動手段１０、積載紙厚
さ測定手段１１、給紙枚数カウント手段１２、操作パネ
ル入力装置１３、表示装置１４を接続している。トレイ
テーブル上下動手段１０は例えばモータ等の駆動源、ワ
イヤ、プーリ等から成る昇降手段であり、積載紙厚さ測
定手段１１は後述するスライド型の可変抵抗器等によっ
て構成する。また、給紙枚数カウント手段１２は給紙コ
ロによってトレイテーブル上から給送される用紙の枚数
をカウントする手段であり、操作パネル入力装置１３は
画像形成装置の本体適所に設けた操作パネルに設けた入
力キー等から成り、表示装置１４は上記操作パネル等に
設けたランプ、ＬＣＤ等の表示部である。この場合の表
示装置１４は、後述する様に検出した紙厚に基づいて判
定された紙種を表示する手段である。なお、給紙枚数カ
ウント手段１２のカウント機能は制御部１が行う様にし
てもよいが、この形態例では給紙枚数カウント手段１２
を別個に設けた場合について説明する。
【０００６】図２は、本発明の画像形成装置に用いる給
紙トレイ装置の一例の概略構成図であり、この給紙トレ
イ装置は、外筐を構成する給紙トレイ２０と、給紙トレ
イ内に於て昇降自在に支持されて用紙Ｐを積載する給紙
トレイテーブル２１と、用紙束の最上面に接しつつ回転
することにより最上部の用紙を矢印方向に給送する給紙
コロ２２と、上記積載紙厚さ測定手段１１と、を有す
る。積載紙厚さ測定手段１１はスライド型の可変抵抗器
であり、給紙トレイ２０内に固定されかつ上下方向に延
びる抵抗素子２５と、トレイテーブル２１に固定されて
トレイテーブルと一体的に昇降するとともに抵抗素子２
５に摺接しながら昇降する摺動子２６とから構成されて
いる。可変抵抗器１１は、周知の様に、抵抗素子２５に
対する摺動子２６の接触位置の変化を抵抗値の変化とし
て検出する手段であり、現在の抵抗値に基づいて摺動子
２６（給紙トレイ）の高さ方向位置を検出、判定するこ
とを可能にする手段である。つまり、制御部１は抵抗素
子２５の抵抗値を測定することにより、摺動子２６の高
さを微細なレベルで判定することができる。そして、上
記トレイテーブル上下動手段１０によって給紙トレイ２
０は、その上に積載された用紙束の最上面が給紙コロ２
２に接した状態を常に維持する様に押し上げられている
ので、用紙束の最上面の高さ位置は常に一定に保持され
ている。このため、給紙トレイ２１（摺動子２６）の高
さ位置を検出することにより、トレイ上の用紙束の全厚
を算出することができる。本発明では後述の様に基準と
なる時点の全紙厚と、ある枚数給紙した後の全紙厚との
全紙厚差を消費した枚数で除算することにより、一枚の
紙厚を算出し、この紙厚に基づいて紙種を判定するもの
である。
紙トレイ装置の一例の概略構成図であり、この給紙トレ
イ装置は、外筐を構成する給紙トレイ２０と、給紙トレ
イ内に於て昇降自在に支持されて用紙Ｐを積載する給紙
トレイテーブル２１と、用紙束の最上面に接しつつ回転
することにより最上部の用紙を矢印方向に給送する給紙
コロ２２と、上記積載紙厚さ測定手段１１と、を有す
る。積載紙厚さ測定手段１１はスライド型の可変抵抗器
であり、給紙トレイ２０内に固定されかつ上下方向に延
びる抵抗素子２５と、トレイテーブル２１に固定されて
トレイテーブルと一体的に昇降するとともに抵抗素子２
５に摺接しながら昇降する摺動子２６とから構成されて
いる。可変抵抗器１１は、周知の様に、抵抗素子２５に
対する摺動子２６の接触位置の変化を抵抗値の変化とし
て検出する手段であり、現在の抵抗値に基づいて摺動子
２６（給紙トレイ）の高さ方向位置を検出、判定するこ
とを可能にする手段である。つまり、制御部１は抵抗素
子２５の抵抗値を測定することにより、摺動子２６の高
さを微細なレベルで判定することができる。そして、上
記トレイテーブル上下動手段１０によって給紙トレイ２
０は、その上に積載された用紙束の最上面が給紙コロ２
２に接した状態を常に維持する様に押し上げられている
ので、用紙束の最上面の高さ位置は常に一定に保持され
ている。このため、給紙トレイ２１（摺動子２６）の高
さ位置を検出することにより、トレイ上の用紙束の全厚
を算出することができる。本発明では後述の様に基準と
なる時点の全紙厚と、ある枚数給紙した後の全紙厚との
全紙厚差を消費した枚数で除算することにより、一枚の
紙厚を算出し、この紙厚に基づいて紙種を判定するもの
である。
【０００７】なお、実開昭６０−１３３８４７号公報に
は、可変抵抗器を利用して用紙残量を表示する給紙トレ
イ装置が開示されているが、この従来例に於ては用紙一
枚の紙厚、紙種を判定するための構成は示されていない
ので、本発明とは技術的思想を異にする。但し、可変抵
抗器の構成は同様であり、スライド型の可変抵抗器の抵
抗変化特性を利用して積載紙厚の変化を知る点も共通で
ある。しかし、この従来例の構成そのものから用紙一枚
づつの紙厚、紙種を判定することは不可能であり、この
ような判定機能は本発明によって初めて提案されたもの
である。つまり、本発明はこの従来公報記載の技術に比
して十分な進歩性を有するものである。
は、可変抵抗器を利用して用紙残量を表示する給紙トレ
イ装置が開示されているが、この従来例に於ては用紙一
枚の紙厚、紙種を判定するための構成は示されていない
ので、本発明とは技術的思想を異にする。但し、可変抵
抗器の構成は同様であり、スライド型の可変抵抗器の抵
抗変化特性を利用して積載紙厚の変化を知る点も共通で
ある。しかし、この従来例の構成そのものから用紙一枚
づつの紙厚、紙種を判定することは不可能であり、この
ような判定機能は本発明によって初めて提案されたもの
である。つまり、本発明はこの従来公報記載の技術に比
して十分な進歩性を有するものである。
【０００８】次に、図３は、スライド型の可変抵抗器１
１の抵抗変化特性と、積載紙の厚さとの関係を示す図で
あり、検出される抵抗素子２５の抵抗値の変化がリニア
であるため、検出された現在の抵抗値に対応した積載紙
一枚の厚さを容易に知ることができる。このデータは、
制御部を構成するＲＯＭ等の記憶手段中に格納されてい
る。また、検出された紙厚に対応する紙種についても記
憶手段中にテーブルとして格納しておくことにより、紙
種を容易に判定することができ、判定した内容を表示装
置１４に表示することができる。
１の抵抗変化特性と、積載紙の厚さとの関係を示す図で
あり、検出される抵抗素子２５の抵抗値の変化がリニア
であるため、検出された現在の抵抗値に対応した積載紙
一枚の厚さを容易に知ることができる。このデータは、
制御部を構成するＲＯＭ等の記憶手段中に格納されてい
る。また、検出された紙厚に対応する紙種についても記
憶手段中にテーブルとして格納しておくことにより、紙
種を容易に判定することができ、判定した内容を表示装
置１４に表示することができる。
【０００９】図４は、紙種を検出する手順を示すフロー
チャートである。まず、ステップ１では、用紙を給紙ト
レイテーブル２１上にセットしたか否かを判断し、用紙
をセットした場合は、用紙の種類が変わっている可能性
があるので、そのトレイの紙種を表す表示装置の表示を
一旦消す。また、トレイの消費枚数をリセットする（ス
テップ２）。続いて、ステップ３において制御部１は可
変抵抗器１１の抵抗値（Ｒｓ）を測定し、図３のグラフ
を用いて、初期における積載紙全体の厚さ（Ｔｓ）を求
める（ステップ３）。次に、ステップ４では、給紙枚数
カウント手段１２が給紙トレイ２０から用紙がＮ枚消費
（給紙）されたか否か、或は何枚消費されたかを判断す
る。ここでＮ枚とは１枚以上の枚数であり、Ｎ枚消費さ
れた時点で、抵抗素子２５の抵抗値を測定し、この抵抗
値から求めたトレイテーブルの高さから消費後の全紙厚
（Ｔｎ）を算出する。続いて、次式の様に消費前の全紙
厚（Ｔｓ）から消費後の全紙厚（Ｔｎ）を減じた値（消
費された用紙の厚さ）を消費枚数Ｎで割り算することに
より一枚当たりの紙厚（Ｔ１）を算出する（ステップ
４、５）。 Ｔ１＝（Ｔｓ−Ｔｎ）／Ｎ 最後に、ステップ６において、一枚の紙厚Ｔ１の値よ
り、それに対応する紙種を判定し、表示装置に表示する
と共に、給紙トレイの消費枚数をリセットする。なお、
本発明の紙厚検知に基づく紙種判定の方法は、画像形成
装置の給紙装置に限らず、紙幣、金券等々の紙葉類一般
を取扱う装置における給紙装置に対して適用することが
できる。
チャートである。まず、ステップ１では、用紙を給紙ト
レイテーブル２１上にセットしたか否かを判断し、用紙
をセットした場合は、用紙の種類が変わっている可能性
があるので、そのトレイの紙種を表す表示装置の表示を
一旦消す。また、トレイの消費枚数をリセットする（ス
テップ２）。続いて、ステップ３において制御部１は可
変抵抗器１１の抵抗値（Ｒｓ）を測定し、図３のグラフ
を用いて、初期における積載紙全体の厚さ（Ｔｓ）を求
める（ステップ３）。次に、ステップ４では、給紙枚数
カウント手段１２が給紙トレイ２０から用紙がＮ枚消費
（給紙）されたか否か、或は何枚消費されたかを判断す
る。ここでＮ枚とは１枚以上の枚数であり、Ｎ枚消費さ
れた時点で、抵抗素子２５の抵抗値を測定し、この抵抗
値から求めたトレイテーブルの高さから消費後の全紙厚
（Ｔｎ）を算出する。続いて、次式の様に消費前の全紙
厚（Ｔｓ）から消費後の全紙厚（Ｔｎ）を減じた値（消
費された用紙の厚さ）を消費枚数Ｎで割り算することに
より一枚当たりの紙厚（Ｔ１）を算出する（ステップ
４、５）。 Ｔ１＝（Ｔｓ−Ｔｎ）／Ｎ 最後に、ステップ６において、一枚の紙厚Ｔ１の値よ
り、それに対応する紙種を判定し、表示装置に表示する
と共に、給紙トレイの消費枚数をリセットする。なお、
本発明の紙厚検知に基づく紙種判定の方法は、画像形成
装置の給紙装置に限らず、紙幣、金券等々の紙葉類一般
を取扱う装置における給紙装置に対して適用することが
できる。
【００１０】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、給紙トレ
イに入っている用紙の一枚の厚さを自動的に測定し、測
定結果に基づいて紙種を判定できるので、トレイに入っ
ている紙の種類をオペレータに表示することにより、目
的とする種類の用紙を用いた無駄のない作業でコピー動
作を開始することができる。なお、測定精度の問題もあ
り、実際の紙の厚みと、測定値とは若干の違いがあるも
のの、ユーザーは表示部に表示されている紙種を見るだ
けで、トレイに入っている紙の種類を判断でき、直ちに
コピーを開始したり、或は迅速に用紙を入れ換えた上で
コピーを開始することができる。
イに入っている用紙の一枚の厚さを自動的に測定し、測
定結果に基づいて紙種を判定できるので、トレイに入っ
ている紙の種類をオペレータに表示することにより、目
的とする種類の用紙を用いた無駄のない作業でコピー動
作を開始することができる。なお、測定精度の問題もあ
り、実際の紙の厚みと、測定値とは若干の違いがあるも
のの、ユーザーは表示部に表示されている紙種を見るだ
けで、トレイに入っている紙の種類を判断でき、直ちに
コピーを開始したり、或は迅速に用紙を入れ換えた上で
コピーを開始することができる。
【図１】本発明の制御系の構成例を示すブロック図。
【図２】本発明を適用する画像形成装置の給紙装置の一
例の構成図。
例の構成図。
【図３】スライド型の可変抵抗器の抵抗変化特性と、積
載紙の厚さとの関係を示す図。
載紙の厚さとの関係を示す図。
【図４】本発明装置による紙種判定手順を示すフローチ
ャート。
ャート。
１ 制御部、２ ＣＰＵ、３ ＲＯＭ、４ ＲＡＭ、１
０ トレイテーブル上下動手段、１１ 積載紙厚さ測定
手段、１２ 給紙枚数カウント手段、１３ 操作パネル
入力装置、１４ 表示装置、２０ 給紙トレイ、２１
給紙トレイテーブル、２２ 給紙コロ、２５ 抵抗素
子、２６ 摺動子。
０ トレイテーブル上下動手段、１１ 積載紙厚さ測定
手段、１２ 給紙枚数カウント手段、１３ 操作パネル
入力装置、１４ 表示装置、２０ 給紙トレイ、２１
給紙トレイテーブル、２２ 給紙コロ、２５ 抵抗素
子、２６ 摺動子。
Claims (2)
- 【請求項１】 用紙を積載して上下動するトレイテーブ
ルと、該トレイテーブルを上下動させるトレイテーブル
上下動手段と、トレイテーブル上に積載した用紙の一枚
の紙厚を測定する積載紙厚さ測定手段と、トレイテーブ
ル上から給紙された用紙の枚数をカウントする給紙枚数
カウント手段と、該用紙の紙種を表示する表示装置と、
これらの動作を制御する制御部と、を備え、 上記制御部は、上記積載紙厚さ測定手段が測定した用紙
一枚の厚さに基づいて該用紙の種類を判定し、該判定内
容を上記表示装置に表示することを特徴とする画像形成
装置。 - 【請求項２】 上記積載紙厚さ測定手段は、スライド型
の可変抵抗器であることを特徴とする請求項１記載の画
像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13919997A JP3446869B2 (ja) | 1997-05-14 | 1997-05-14 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13919997A JP3446869B2 (ja) | 1997-05-14 | 1997-05-14 | 画像形成装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10310284A true JPH10310284A (ja) | 1998-11-24 |
| JP3446869B2 JP3446869B2 (ja) | 2003-09-16 |
Family
ID=15239873
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13919997A Expired - Fee Related JP3446869B2 (ja) | 1997-05-14 | 1997-05-14 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3446869B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005082341A (ja) * | 2003-09-09 | 2005-03-31 | Fuji Xerox Co Ltd | シート供給装置 |
| JP2018001487A (ja) * | 2016-06-29 | 2018-01-11 | 株式会社沖データ | 画像形成装置 |
| CN114442448A (zh) * | 2018-02-14 | 2022-05-06 | 柯尼卡美能达株式会社 | 图像形成装置 |
-
1997
- 1997-05-14 JP JP13919997A patent/JP3446869B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005082341A (ja) * | 2003-09-09 | 2005-03-31 | Fuji Xerox Co Ltd | シート供給装置 |
| JP2018001487A (ja) * | 2016-06-29 | 2018-01-11 | 株式会社沖データ | 画像形成装置 |
| CN114442448A (zh) * | 2018-02-14 | 2022-05-06 | 柯尼卡美能达株式会社 | 图像形成装置 |
| CN114442448B (zh) * | 2018-02-14 | 2023-12-08 | 柯尼卡美能达株式会社 | 图像形成装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3446869B2 (ja) | 2003-09-16 |
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