JPH10309382A - 鉄道模型における無蓋貨車 - Google Patents

鉄道模型における無蓋貨車

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JPH10309382A
JPH10309382A JP13776997A JP13776997A JPH10309382A JP H10309382 A JPH10309382 A JP H10309382A JP 13776997 A JP13776997 A JP 13776997A JP 13776997 A JP13776997 A JP 13776997A JP H10309382 A JPH10309382 A JP H10309382A
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Yuji Kato
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 両側壁が実車と同じようにあおり戸として機
能する鉄道模型無蓋貨車に関する。 【解決手段】 床板5の前後両端縁部に端板をそれぞれ
立設し、且つ両側縁部にあおり戸8を取り付けた合成樹
脂製の貨車門体2の床板下面に少なくとも前後2っの軸
受3を取り付ける。更にあおり戸が少なくとも3っの係
止組立部により床板に対して枢動可能に係止され、また
横方向移動をストッパーで防止する。各係止組立部はあ
おり戸の側縁から突出し且つ側縁に沿う方向に延びる棒
状の短いピン部分と、床板の側縁部に形成した受爪で構
成し、2っの係止組立部の受爪が、対応するピン部分を
下方から受け止めるように係止する。他の1っのピン部
分を上方から受け止めるように係止してヒンジ作用を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は鉄道模型における
無蓋貨車に関し、更に詳しくは合成樹脂製の貨車本体に
おける両側壁が実車と同じように開閉できるようにされ
ている鉄道模型における無蓋貨車に関する。
【0002】
【従来の技術】鉄道の貨物車両には、石炭や砂利、材木
等を積載して輸送するための無蓋貨車があることはよく
知られている。鉄道模型にもこのような実車の無蓋貨車
に似せて作られた鉄道模型における無蓋貨車が販売され
ている。
【0003】実車の無蓋貨車では、積載物の積み下ろし
のため両側の側板即ちあおり戸がヒンジによって床板に
連結されており、必要により開け閉めできるようになっ
ている。模型の無蓋貨車では、あおり戸が開閉できるよ
うになっているのは真鍮で作られたものだけで、合成樹
脂製の鉄道模型における無蓋貨車では端板とあおり戸は
床板に一体的に接続して形成されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】金属製の鉄道模型にお
ける無蓋貨車ではあおり戸が開閉でき、合成樹脂製の鉄
道模型における無蓋貨車ではあおり戸が開閉できない理
由は、次の通りである。金属製の鉄道模型における無蓋
貨車ではたとえ小さくても一般的な形状のヒンジ即ち蝶
番をあおり戸の側縁部に取り付け又は形成することがで
きると共にこのようなヒンジは強度的にも問題がない。
【0005】しかしながら、少なくとも貨車本体、言い
換えれば床板とその周囲縁部に立設されたそれぞれ一対
の端板及び側板とからなる車体本体が、合成樹脂から作
られたものである場合は、側板をあおり戸とするために
その側縁部に小さなヒンジを一体的に且つ一定の強度を
持たせて成形することは非常に難しいという問題があっ
た。
【0006】このような理由から、合成樹脂製の鉄道模
型における無蓋貨車では、前述したように貨車本体にお
ける床板と端板やあおり戸に相当する側板とが一体に成
形されていて、この側板は一切開閉したりすることはで
きなかった。ところが、製造コストの観点からは合成樹
脂製の模型鉄道車両の方が安く、また大量生産も可能で
ある。そのため、合成樹脂製の貨車本体を備える鉄道模
型における無蓋貨車についてあおり戸を開け閉めできる
ように構成することが課題となっていた。
【0007】この発明の目的は、かかる従来の問題点を
解決するためになされたもので、合成樹脂製の貨車本体
における両側壁が実車と同じようにあおり戸として機能
するように開閉可能にされている鉄道模型における無蓋
貨車を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、動力車に牽
引されて走行する鉄道模型における無蓋貨車において、
両側縁部にあおり戸がそれぞれ取り付けられてなる貨車
本体と、前記あおり戸が少なくとも3つの係止組立部に
より前記床板に対して枢動可能に係止されており、前記
各係止組立部が、前記あおり戸の側縁から突出し且つ当
該側縁に沿う方向に延びるピン部分と、前記床板の側縁
部に形成された受け爪とから構成され、2つの前記係止
組立部における前記受け爪が対応する前記ピン部分を上
方又は下方の何れか一方から受け止めるように係止し、
他の1つの前記係止組立部における前記受け爪が前記ピ
ン部分を上方又は下方の何れか他方から受け止めるよう
に係止してヒンジ作用をしていることを特徴とする。
【0009】又、この発明は、動力車に牽引されて走行
する鉄道模型における無蓋貨車において、床板の前後両
端縁部に端板がそれぞれ立設され、且つ両側縁部にあお
り戸がそれぞれ取り付けられてなる合成樹脂製の貨車本
体と、この貨車本体の前記床板下面に取り付けられた少
なくとも前後2つの軸受と、前記各軸受に回転可能に支
持された車輪ユニットとから構成され、前記あおり戸が
少なくとも3つの係止組立部により前記床板に対して枢
動可能に係止されていると共に前記床板が前記あおり戸
の横方向移動を防止するストッパーを備え、前記各係止
組立部が、前記あおり戸の側縁から突出し且つ当該側縁
に沿う方向に延びる棒状の短いピン部分と、前記床板の
側縁部に形成された受け爪とから構成され、2つの前記
係止組立部における前記受け爪が対応する前記ピン部分
を上方又は下方の何れか一方から受け止めるように係止
し、他の1つの前記係止組立部における前記受け爪が前
記ピン部分を上方又は下方の何れか他方から受け止める
ように係止してヒンジ作用をしていることを特徴とす
る。
【0010】又、この発明は、床板の前後両端縁部に端
板がそれぞれ立設され、且つ両側縁部にあおり戸がそれ
ぞれ取り付けられてなる合成樹脂製の貨車本体の床板下
面に少なくとも前後2つの軸受が取り付けられ、更に各
軸受に回転可能に車輪ユニットが支持された鉄道模型に
おける無蓋貨車において、あおり戸が少なくとも3つの
係止組立部により床板に対して枢動可能に係止されてい
ると共に床板があおり戸の横方向移動をストッパーで防
止され、各係止組立部が、あおり戸の側縁から突出し且
つ当該側縁に沿う方向に延びる棒状の短いピン部分と、
床板の側縁部に形成された受け爪とから構成され、2つ
の係止組立部における受け爪が、対応するピン部分を下
方から受け止めるように係止し、他の1つの係止組立部
における受け爪がピン部分を上方から受け止めるように
係止してヒンジ作用をしていることを特徴とする。
【0011】又、この発明は、少なくとも3つの前記係
止組立部が、前記あおり戸の両端側とそのほぼ中間に位
置して形成され、両端側に形成された前記係止組立部の
前記ピン部分が相対向する向きに形成されていると共に
このピン部分を受け止める前記受け爪が当該ピン部分を
下側から受け止めるように形成され、中間に形成された
前記係止組立部の前記受け爪が対応する前記ピン部分を
上側から受け止めるように形成されていることを特徴と
する。
【0012】又、この発明は、少なくとも3つの前記係
止組立部が、前記あおり戸の両端側とそのほぼ中間に位
置して形成され、両端側に形成された前記係止組立部の
前記ピン部分が相対向する向きに形成されていると共に
このピン部分を受け止める前記受け爪が当該ピン部分を
上側から受け止めるように形成され、中間に形成された
前記係止組立部の前記受け爪が対応する前記ピン部分を
下側から受け止めるように形成されていることを特徴と
する。
【0013】又、この発明は、前記貨車本体の前記床板
の両側部の中間部にそれぞれ柱が立てられ、前記床板の
片側側部について前記柱を境にして前記あおり戸が一対
設置され、前記各あおり戸にはこれが閉鎖される時、前
記柱の側部に係止する係止爪が形成されていることを特
徴とする。
【0014】このような特徴を備える鉄道模型における
無蓋貨車によると、あおり戸を少なくとも三カ所の係止
組立部によって枢動可能に係止すると共に、各係止組立
部はあおり戸に一体的に形成された棒状のピン部分と床
板に形成された受け爪とから構成された単純な構造とな
っているため、強度上の問題を生じることなく比較的に
容易に成形することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の鉄道模型におけ
る無蓋貨車を図に示される実施の形態について更に詳細
に説明する。図1にはこの発明の鉄道模型における無蓋
貨車1が示されている。この無蓋貨車1は、大別して貨
車本体2と、軸受3と、及びこの軸受3によって回転可
能に支持された車輪ユニット4とから構成されている。
貨車本体2は、更に長方形状の床板5と、この床板5の
長手方向(走行方向)両端縁に一体的に立設された端板
6と、更にこの床板5の両側縁においてそれぞれ長手方
向ほぼ中間位置で垂直に立てられた支柱7を挟んで当該
側縁に回動可能にヒンジ止めされたそれぞれ一対のあお
り戸8とから構成されている。この貨車本体2は車輪を
除いてすべて合成樹脂で形成されている。
【0016】ところで、あおり戸8の床板5へのヒンジ
止め構造は、貨車本体2の一部を分解して示す図2の分
解組立図、あおり戸8の一部を拡大して示す図3の拡大
斜視図、及び床板5の一部を拡大して示す図4の拡大斜
視図に明瞭に示されいる。従って、これらの図2〜図4
を参照してあおり戸8の床板5へのヒンジ止め構造を詳
細に説明する。
【0017】図2は、前述のヒンジ止め構造を明瞭に示
すために端板6を省略して示しており、本来は床板5の
長手方向端縁に端板6が図1に示されるように一体的に
形成されている。床板5と各あおり戸8とは、床板5の
長手方向に沿う両側縁部とこの各側縁部に立てられる各
あおり戸8の下縁とにそれぞれ形成された構成部品の組
み合わせで構成される3つの係止組立部9の協働作用に
より枢動可能にヒンジ止めされている。
【0018】すなわち、一つのあおり戸8を床板5にヒ
ンジ止めする3つの係止組立部9は、それぞれあおり戸
8の下縁から突出した突起部10に一端が固定され、他
端がこの下縁に沿う方向に延びる棒状の短いピン部分1
1と、床板5の側縁部に形成された受け爪12とから構
成されている。
【0019】3つの係止組立部9をそれぞれ構成し且つ
一つのあおり戸8の下縁部に沿って一軸線上に整列する
ように設けられた3つの棒状のピン部分11において、
あおり戸8の両端方向に設けられた2つのピン部分11
は、図2から明らかなように相対向する方向に向かうよ
うに突起部10から横方向に突出している。
【0020】他方、この各ピン部分11を受けるべく床
板5の側縁部から突出して形成された3つの受け爪12
において、両端側に設けられた2つの受け爪12は、対
応するピン部分11を下側から受けるような位置に形成
され、中間に設けられた1つの受け爪12は対応するピ
ン部分11を上から受けるような位置に形成されてい
る。
【0021】すなわち、床板5の側縁部における両端側
の受け爪12は、図4に明瞭に示されるようにその上面
にピン部分11を乗せて係止する溝部12aが形成され
ている。また、中間の受け爪12は、その下面に、ピン
部分11が当接して係止する溝部12aが形成されてい
る。
【0022】これにより、あおり戸8は、両端の2つの
ピン部分11が受け爪12の上面に形成された溝部12
aに乗って下方向への落下が阻止され、他方、中間の1
つのピン部分11が受け爪12の下面に形成された溝部
に12aに下側から当接して上方への持ち上がりが阻止
される結果、各ピン部分11をあたかも1本のヒンジ軸
として回動することができる。
【0023】あおり戸8を床板5に取り付ける際には、
あおり戸8を僅かに斜めにして中間のピン部分11と他
の1つのピン部分11を最初に受け爪12の溝部12a
にはめ込み、次いであおり戸8の未装着側の端部を僅か
に撓ませて残りのピン部分11を受け爪12の溝部12
aにはめ込むようにする。なお、あおり戸8を床板5か
ら外す場合はこの逆の操作を行えばよい。
【0024】このようなあおり戸のヒンジ止め構造によ
ると、それぞれの係止組立部9の構成があおり戸8につ
いては側縁部にピン部分11を形成しただけで、また床
板5については両側縁部に受け爪12を形成しただけの
極めて単純な構造であるため、合成樹脂であおり戸8や
床板5を成型する時にこれら係止組立部9の構成要素も
同時に且つ簡単に成型することができる。しかも、これ
ら係止組立部9の構成要素の形状から強度が低下するこ
とはなく、そのため耐久性のあるヒンジ構造を形成する
ことができる。
【0025】ところで、図2及び図4から明らかなよう
に、1つのあおり戸8を取り付ける床板5の側縁部長さ
範囲において、それぞれ最両端部即ち受け爪12より長
手方向外側にはストッパー13が受け爪12に隣接して
突出形成されている。そして、このようなストッパー1
3は中間の受け爪12の隣接する位置にも同様に形成さ
れている。
【0026】これらのストッパー13は、あおり戸8が
3つの係止組立部9によりヒンジ止めされた時に左右に
動くのを阻止するために設けられるもので、ストッパー
13は、ピン部分11を設けるためにあおり戸8から突
出した突起部10のピン部分とは反対側の端面10a
(図3参照)が当接する位置に形成されている。なお、
図2及び図4に符号14で示される部分は、あおり戸8
を閉めている時に側方からこの鉄道模型における無蓋貨
車1を見たとき実車に似せるように所定位置に形成され
た模擬ヒンジを示している。
【0027】次に、あおり戸8が図1に示されるように
閉められた状態にある時の保持手段即ち留め金について
説明する。床板5の長手方向中間部における側縁部に立
設された支柱7の両側部には、図5に示されるように上
端部を除いてその内側にフランジ部7aが形成されてい
る。すなわち、この支柱7を真上から見るとT字型に形
成されている。そして、あおり戸8が閉められた時に
は、あおり戸8の一端縁が支柱7のフランジ部7aに当
接して停止する。
【0028】このように、あおり戸8が閉められた時に
支柱7のフランジ部7aに当接する一端縁の上部には係
止爪15が内側面にそれから突出するように形成されて
いる。この係止爪15は、あおり戸8が閉められた時
に、フランジ部7aが形成されていない支柱7の上端部
側面に摺接して通過し、あおり戸8の一端縁がフランジ
部7aに当接した時に支柱7の内側に引っ掛かるような
大きさ及び形状で形成されている。
【0029】この実施形態に係る鉄道模型における無蓋
貨車1は、上述したような構成であるため、貨車本体2
が合成樹脂で形成されていてもあおり戸8を実車と同じ
ように開け閉めすることができ、そのため貨車本体2を
合成樹脂で形成して大量生産を可能とし、且つ安価に製
造するすることができ、鉄道模型における無蓋貨車を実
車そっくりに形成して愛好者を楽しませることができ
る。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の鉄道模型
における無蓋貨車によれば、あおり戸を少なくとも三カ
所の係止組立部によって枢動可能に係止すると共に、各
係止組立部はあおり戸に一体的に形成された棒状のピン
部分と床板に形成された受け爪とから構成された単純な
構造となっているため、貨車本体を合成樹脂で形成した
場合でも強度上の問題を生じることなく比較的に容易に
成形することができる。
【0031】そのため、貨車本体2が合成樹脂で形成さ
れていてもあおり戸8を実車と同じように開け閉めする
ことができ、その結果貨車本体2を合成樹脂で形成して
大量生産を可能とし、且つ安価に製造するすることがで
き、鉄道模型における無蓋貨車を実車そっくりに形成し
て愛好者を楽しませることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る鉄道模型における
無蓋貨車を示す斜視図である。
【図2】図1に示される実施形態の無蓋貨車において、
貨車本体の一部を分解して示す分解斜視図である。
【図3】図2に示される貨車本体の更に一部を拡大して
示す断片的な斜視図である。
【図4】図2に示される貨車本体の更に他の一部を拡大
して示す断片的な斜視図である。
【図5】図2に示される貨車本体の更に別な一部を拡大
して示す断片的な斜視図である。
【符号の説明】
1 鉄道模型における無蓋貨車 2 貨車本体 3 軸受 4 車輪ユニット 5 床板 6 端板 7 支柱 8 あおり戸 9 係止組立部 10 突起部 10a 突起部の端面 11 ピン部分 12 受け爪 12a 溝部 13 ストッパー 14 模擬ヒンジ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動力車に牽引されて走行する鉄道模型に
    おける無蓋貨車において、両側縁部にあおり戸がそれぞ
    れ取り付けられてなる貨車本体と、前記あおり戸が少な
    くとも3つの係止組立部により前記床板に対して枢動可
    能に係止されており、前記各係止組立部が、前記あおり
    戸の側縁から突出し且つ当該側縁に沿う方向に延びるピ
    ン部分と、前記床板の側縁部に形成された受け爪とから
    構成され、2つの前記係止組立部における前記受け爪が
    対応する前記ピン部分を上方又は下方の何れか一方から
    受け止めるように係止し、他の1つの前記係止組立部に
    おける前記受け爪が前記ピン部分を上方又は下方の何れ
    か他方から受け止めるように係止してヒンジ作用をして
    いることを特徴とする鉄道模型における無蓋貨車。
  2. 【請求項2】 動力車に牽引されて走行する鉄道模型に
    おける無蓋貨車において、床板の前後両端縁部に端板が
    それぞれ立設され、且つ両側縁部にあおり戸がそれぞれ
    取り付けられてなる合成樹脂製の貨車本体と、この貨車
    本体の前記床板下面に取り付けられた少なくとも前後2
    つの軸受と、前記各軸受に回転可能に支持された車輪ユ
    ニットとから構成され、前記あおり戸が少なくとも3つ
    の係止組立部により前記床板に対して枢動可能に係止さ
    れていると共に前記床板が前記あおり戸の横方向移動を
    防止するストッパーを備え、前記各係止組立部が、前記
    あおり戸の側縁から突出し且つ当該側縁に沿う方向に延
    びる棒状の短いピン部分と、前記床板の側縁部に形成さ
    れた受け爪とから構成され、2つの前記係止組立部にお
    ける前記受け爪が対応する前記ピン部分を上方又は下方
    の何れか一方から受け止めるように係止し、他の1つの
    前記係止組立部における前記受け爪が前記ピン部分を上
    方又は下方の何れか他方から受け止めるように係止して
    ヒンジ作用をしていることを特徴とする請求項1に記載
    の鉄道模型における無蓋貨車。
  3. 【請求項3】 床板の前後両端縁部に端板がそれぞれ立
    設され、且つ両側縁部にあおり戸がそれぞれ取り付けら
    れてなる合成樹脂製の貨車本体の床板下面に少なくとも
    前後2つの軸受が取り付けられ、更に各軸受に回転可能
    に車輪ユニットが支持された鉄道模型における無蓋貨車
    において、あおり戸が少なくとも3つの係止組立部によ
    り床板に対して枢動可能に係止されていると共に床板が
    あおり戸の横方向移動をストッパーで防止され、各係止
    組立部が、あおり戸の側縁から突出し且つ当該側縁に沿
    う方向に延びる棒状の短いピン部分と、床板の側縁部に
    形成された受け爪とから構成され、2つの係止組立部に
    おける受け爪が、対応するピン部分を下方から受け止め
    るように係止し、他の1つの係止組立部における受け爪
    がピン部分を上方から受け止めるように係止してヒンジ
    作用をしていることを特徴とする請求項1又は2に記載
    の鉄道模型における無蓋貨車。
  4. 【請求項4】 少なくとも3つの前記係止組立部が、前
    記あおり戸の両端側とそのほぼ中間に位置して形成さ
    れ、両端側に形成された前記係止組立部の前記ピン部分
    が相対向する向きに形成されていると共にこのピン部分
    を受け止める前記受け爪が当該ピン部分を下側から受け
    止めるように形成され、中間に形成された前記係止組立
    部の前記受け爪が対応する前記ピン部分を上側から受け
    止めるように形成されていることを特徴とする請求項
    1、2又は3に記載の鉄道模型における無蓋貨車。
  5. 【請求項5】 少なくとも3つの前記係止組立部が、前
    記あおり戸の両端側とそのほぼ中間に位置して形成さ
    れ、両端側に形成された前記係止組立部の前記ピン部分
    が相対向する向きに形成されていると共にこのピン部分
    を受け止める前記受け爪が当該ピン部分を上側から受け
    止めるように形成され、中間に形成された前記係止組立
    部の前記受け爪が対応する前記ピン部分を下側から受け
    止めるように形成されていることを特徴とする請求項
    1、2又は3に記載の鉄道模型における無蓋貨車。
  6. 【請求項6】 前記貨車本体の前記床板の両側部の中間
    部にそれぞれ柱が立てられ、前記床板の片側側部につい
    て前記柱を境にして前記あおり戸が一対設置され、前記
    各あおり戸にはこれが閉鎖される時、前記柱の側部に係
    止する係止爪が形成されていることを特徴とする請求項
    1、2、3、4又は5に記載の鉄道模型における無蓋貨
    車。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003079966A (ja) * 2001-09-10 2003-03-18 Muneo Tamura 鉄道模型用台車

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003079966A (ja) * 2001-09-10 2003-03-18 Muneo Tamura 鉄道模型用台車

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