JPH1030933A - 経路検索装置および移動履歴利用システム - Google Patents

経路検索装置および移動履歴利用システム

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JPH1030933A
JPH1030933A JP8187271A JP18727196A JPH1030933A JP H1030933 A JPH1030933 A JP H1030933A JP 8187271 A JP8187271 A JP 8187271A JP 18727196 A JP18727196 A JP 18727196A JP H1030933 A JPH1030933 A JP H1030933A
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Japan
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JP8187271A
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English (en)
Inventor
Toyoji Mihara
豊司 三原
Osamu Hisatomi
修 久冨
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 目的地へ最短時間で行けるルート検索を行え
るカーナビゲーションシステムを提供する。 【解決手段】このカーナビゲーションシステムは、ディ
スプレイ6に表示した地図上において始点と終点とが指
示されることで、各点を結ぶ全てのルートパターンを地
図データベース1から検索するものであり、車の現在の
位置を検出するGPSなどの位置検出器2と、車が10m
移動する毎に位置検出器2により検出された緯度/経度
の情報を時計機能33によって計時されたそのときの時
刻と共に移動履歴(実績情報)として蓄積するメモリ4
と、ルート検索を指示された時刻および始点/終点の位
置とを基に一致する過去の実績情報をメモリ4から読み
出し地図データベース1から検索された全てのルートに
ついての所要時間を求めそれぞれの実績所要時間を比較
して最短時間のルートを選出するルート検索計算機能3
4と、最短時間のルートをディスプレイ6に表示する表
示制御機能36とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車用ナ
ビゲーション装置(以下カーナビゲーションシステムと
称す)などの経路検索装置および移動履歴利用システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】1990年ごろから市販され始めたカー
ナビゲーションシステムは、CD−ROMなどに格納し
た地図情報をモニタに表示するだけの、いわゆる電子地
図帳にすぎなかったが、近年では、GPSや圧電振動ジ
ャイロなどの改良やマップマッチング技術の進歩などに
よって測位精度の問題がなくなり、ディスプレイに表示
された地図上で自分の位置が解るようになった。
【0003】従来のカーナビゲーションシステムは、G
PSや圧電振動ジャイロなどから現在の車の位置情報を
取得し、CD−ROMの地図情報とマッチングさせてデ
ィスプレイ上に現在の車の位置情報をポインティングす
るよう構成されている。
【0004】またこのカーナビゲーションシステムで
は、目的地をディスプレイの地図上で指定すると、現在
位置からその目的地までへの最短距離のルートをある一
定のルールにしたがって選択し、ディスプレイ上に表示
することもできる。
【0005】ところで、道路は、相変らず混雑してお
り、カーナビゲーションシステムで選択された最短ルー
トを通ったとしても、目的地に行くまでに多くの時間が
かかることがある。
【0006】そこで、1996年からは渋滞情報提供サ
ービス(VICS)が開始され、このサービスと上記最
短ルートの検索技術とを組み合わせることで交通渋滞か
らの回避が幾分可能になった。
【0007】しかしながら、このVICSは、各道路に
細かな間隔で情報提供のための発振器(ビーコン)を設
けなくてはならず、このサービスの提供は、都市周辺部
の主要道路に限られていることから、VICS付きのカ
ーナビゲーションシステムを利用したとしても、個人の
運転者がパーソナルで利用するわき道の混雑状況は相変
らず緩和されておらず、パーソナルユースに対応したナ
ビゲーションシステムの登場が待たれている。
【0008】例えば実際にカーナビゲーションシステム
が利用できる業務としては、荷物集配業がある。
【0009】例えばトラックなどでいくつかの集配地点
をまわって荷物を集配するような場合に、出発地点とそ
こから最短距離にある次の集配地点とを操作者が指定す
ることにより、カーナビゲーションシステムが上記2地
点間の最短距離のルート検索が可能である。また次の地
点のルート検索は、同様にまた2点間のルート検索を行
うことで検索可能であるが、全ての集配地点を巡回した
ときに、カーナビゲーションシステムによって最短時間
のルートが検索されたとは限らない。
【0010】またカーナビゲーションシステムの中に
は、始点と終点との間に存在する中継地点を操作者が1
か所だけ指定できるものがあるが、これはあくまでも操
作者が指定するため、操作者の指示によっては他地点へ
の巡回に多くの時間がかかる場合もある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このように上述した従
来のカーナビゲーションシステム、つまり経路検索装置
では、距離的に最短ルートは見つけられるものの、それ
が時間的に最短なルートとは限らず、またVICSが開
始されたといっても、そのサービスが受けられるのは主
要道路に限られるため、個人の運転者がパーソナルで利
用する一般道については、目的地へ最短時間で行ける経
路を検索できるようにはなっていないという問題があっ
た。
【0012】また、ある地点から複数の地点を巡回する
ような場合でも、あくまでも操作者がある地点と次の地
点の2地点を指定し、その2点間毎のルート検索になる
ため、多地点を全て巡回したときに最短時間で巡回でき
るとは限らないという問題があった。
【0013】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、目的地へ最短時間で行くことのできる
経路を検索できる経路検索装置および移動履歴利用シス
テムを提供することを目的としている。
【0014】また本発明は多くの地点間を巡回するよう
な場合に全ての地点を最短時間で巡回できる経路を検索
することのできる経路検索装置および移動履歴利用シス
テムを提供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、請求項1記載の発明の経路検索装置は、移動体
の移動履歴を時系列的に蓄積する蓄積手段と、地図上に
おける始点と終点とを指示する指示手段と、前記指示手
段により指示された地図上の始点と終点とを結ぶことの
できる全ての経路を地図データベースから検索する経路
検索手段と、年月日、曜日および時刻を計時する計時手
段と、前記指示手段により指示された地図上の始点およ
び終点の位置に対応する移動履歴を前記蓄積手段から取
得する移動履歴取得手段と、前記移動履歴取得手段によ
り取得された移動履歴に基づいて、前記経路検索手段に
より検索された全ての経路の所要時間を計算する所要時
間計算手段と、前記所要時間計算手段により算出された
所要時間を基に最短時間の経路を選択する最短時間経路
選択手段とを具備したことを特徴としている。請求項1
記載の発明では、指示手段により地図上の始点と終点に
対する指示を受け付けると、経路検索手段によって始点
と終点とを結ぶことのできる全ての経路が地図データベ
ースから検索される。そして受け付けられた始点および
終点の位置に対応する移動履歴が蓄積手段から取得さ
れ、取得された移動履歴に基づいて、検索された全ての
経路の所要時間が計算され、その所要時間を基に、検索
された全ての経路の中から最短時間の経路が選択され
る。
【0016】請求項2記載の発明の経路検索装置は、請
求項1記載の経路検索装置において、前記所要時間計算
手段が、前記移動履歴取得手段により取得された移動履
歴のうち、前記指示手段によりルート検索指示を受け付
けた曜日および時間帯によって利用する移動履歴を絞り
込む手段と、絞り込まれた移動履歴に基づき前記経路検
索手段により検索された全ての経路の所要時間を計算す
る計算手段とを具備したことを特徴としている。
【0017】請求項2記載の発明では、移動履歴のうち
曜日および時間帯によって利用するデータを絞り込み、
現在の状況との誤差ができるだけ少ないデータで所要時
間を計算するので、経路選択するときの精度を高めるこ
とができる。
【0018】これら請求項1、2記載の発明によれば、
目的地へ最短時間で行くことのできる経路を検索するこ
とができる。
【0019】請求項3記載の発明の経路検索装置は、地
図を格納した地図データベースと、前記地図データベー
スの地図を表示画面上に表示する表示手段と、前記表示
手段の表示画面上に表示された地図上において、移動体
の現在地と目的地に対する指示を受け付ける指示手段
と、前記指示手段により受け付けられた地図上の現在地
と目的地とを結ぶことのできる全ての経路を前記地図デ
ータベースから検索する経路検索手段と、年月日、曜日
および時刻を計時する計時手段と、移動体の現在の位置
を検出する位置検出手段と、前記移動体が所定距離移動
する毎に前記位置検出手段により検出された位置情報
を、前記計時手段によって計時された年月日、曜日およ
び時刻と共に移動実績として蓄積する移動実績蓄積手段
と、前記指示手段で指示を受け付けた時刻と前記経路検
索手段により検索された経路の位置とに基づき、一致ま
たは近似する過去の移動実績を前記移動実績蓄積手段か
ら読み出し記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶さ
れた移動実績に基づき、前記経路検索手段により検索さ
れた全ての経路についての所要時間を求める所要時間算
出手段と、前記所要時間算出手段により算出された各経
路の所要時間を比較し、最短時間の経路を選出する最短
時間経路選出手段と、前記最短時間経路選出手段により
選出された最短時間の経路を通知する通知手段とを具備
したことを特徴としている。
【0020】請求項3記載の発明では、移動体の現在位
置が常に検出されており、移動体が所定距離移動する毎
に現在の位置情報が計時手段によって計時された年月
日、曜日および時刻と共に移動実績として移動実績蓄積
手段に蓄積される。そして指示手段により地図上の現在
地と目的地とが受け付けられると、経路検索手段によっ
て現在地と目的地を結ぶ全ての経路が地図データベース
から検索される。そして受け付けられた現在地と目的地
の位置情報とそのときに計時された年月日、曜日および
時刻とから、対応する移動履歴が移動実績蓄積手段から
取得され、取得された移動履歴に基づいて、検索された
全ての経路の所要時間が計算され、その所要時間を基
に、検索された全ての経路の中から最短時間の経路が選
択され、操作者へ通知される。
【0021】したがって、この請求項3記載の発明によ
れば、目的地へ最短時間で行くことのできる経路を操作
者自身が知ることができる。
【0022】請求項4記載の発明の経路検索装置は、地
図を格納した地図データベースと、前記地図データベー
スに格納されている地図上のまざまな道路の交通状況に
関する情報を格納した交通渋滞情報格納手段と、移動体
が出発地点から複数の経由地点を巡回して集配する荷物
に関する情報を格納した集配荷物情報格納手段と、前記
交通渋滞情報格納手段から交通状況に関する情報を収集
する交通渋滞情報収集手段と、前記集配荷物情報格納手
段から集配荷物の関する情報を収集する集配荷物情報収
集手段と、前記地図データベースの地図を表示画面上に
表示する表示手段と、前記表示手段の表示画面上に表示
された地図上において、前記移動体の出発地点と複数の
経由地点を指定する指定手段と、前記指示手段により受
け付けられた地図上の出発地点と複数の経由地点とを結
ぶことのできる全ての経路を前記地図データベースから
検索する経路検索手段と、前記経路検索手段により検索
された全ての経路の位置と前記交通渋滞情報収集手段に
より収集された交通状況に関する情報と、前記集配荷物
情報収集手段により収集された集配荷物の関する情報に
基づき、検索された全ての経路の中から、最短時間で巡
回することのできる経路を選出する最短時間経路選出手
段とを具備したことを特徴としている。
【0023】この請求項4記載の発明では、地図上のま
ざまな道路の交通状況に関する情報を交通渋滞情報格納
手段に格納しておく。また移動体が出発地点から複数の
経由地点を巡回して集配する荷物に関する情報を集配荷
物情報格納手段に格納しておく。そして、指定手段よっ
て移動体の出発地点と複数の経由地点が受け付けられる
と、出発地点と複数の経由地点とを結ぶことのできる全
ての経路を地図データベースから検索し、全ての経路に
ついて、交通渋滞情報格納手段および集配荷物情報格納
手段から得た情報を基に最短時間で巡回することのでき
る経路を選出する。
【0024】したがって、多くの地点間を巡回するよう
な場合でも全ての地点を最短時間で巡回できる経路を検
索することができる。
【0025】請求項5記載の発明の経路検索装置は、移
動体の移動履歴を時系列的に取得する手段と、前記移動
履歴を所定の記録媒体に記録して他の機器へ提供する手
段と、前記記録媒体に記録して他の機器から提供された
移動履歴を読み込む手段と、自他それぞれから得られた
時系列情報の含まれる移動履歴を経路検索に利用する手
段とを具備したことを特徴としている。
【0026】請求項6記載の発明の移動履歴利用システ
ムは、移動体の移動履歴を時系列的に取得して経路検索
に利用する機能と、前記移動履歴を所定の記録媒体に記
録する機能と、他の機器からの記録媒体に記録されてい
る移動履歴を読み込み利用する機能とを有する経路検索
装置と、前記経路検索装置が記録媒体に記録した移動履
歴を読み込み編集して新たな移動履歴を生成して所定の
蓄積手段に蓄積すると共に、所望に応じて前記蓄積手段
に蓄積されている移動履歴を前記記録媒体を介して前記
経路検索装置へ提供するコンピュータとを具備したこと
を特徴としている。
【0027】請求項5および6記載の発明では、移動体
が移動して得た時系列情報を含む移動履歴を経路検索装
置とコンピュータ間、または異なる車に搭載された経路
検索装置間で相互利用可能になるので、多くの履歴デー
タを所得および蓄積できるようになり、その中から現在
の状況に合う目的地への最短時間ルートを選択できるよ
うになるので、より短い時間のルートを検索できる。ま
た同じルートのデータでも多くのデータが蓄積されるの
で、ばらつきの少ない現実的な平均値を得ることができ
る。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
【0029】図1は本発明の経路検索装置の第1実施形
態であるカーナビゲーションシステムの構成を示す図で
ある。
【0030】同図において、1は例えばCD−ROMな
どの地図データベースである。2は例えばGlobal Posit
ion System(以下GPSと称す)、圧電振動ジャイロ
(角速度センサ)などの位置検出器であり、GPSは車
のボディ上部に設けられている。また圧電振動ジャイロ
などはカーナビゲーションシステムの収容ケース内に設
けられている。3はCPUであり、地図情報取得機能3
1、位置認識機能32、時計機能33、ルート検索計算
機能34、記憶機能35、表示制御機能36などを有し
ている。4はメモリであり、記憶機能35によってさま
ざまな情報、例えば移動中の時間情報と位置情報からな
る移動履歴(移動実績情報)、交通渋滞情報およびルー
ト検索計算結果などが記憶される。5は例えばフロッピ
ディスク(FD)、メモリカード、光磁気ディスク(M
O)、光伝送ケーブルなどの外部インタフェース(情報
伝達手段)であり、外部のデータ集計編集装置、例えば
コンピュータなどにデータを伝達するものである。6は
出力手段、例えばディスプレイなどであり、表示制御機
能36によって表示画面上に地図、ポインティングカー
ソル、現在位置、目的地、渋滞ルートなどを表示し操作
者に検索結果のルートを通知する。この出力手段は、プ
リンタなどでもよい。
【0031】地図情報取得機能31は、地図データベー
ス1から地図情報を取得する機能である。位置認識機能
32は、位置検出部1から得られた位置情報と地図情報
取得機能31が取得した地図情報とから現在位置を認識
し、表示画面上にポインティングする機能である。時計
機能33は、年月日、曜日などの日付と時分秒などの時
刻を常に計時する機能である。ルート検索計算機能34
は、指示された地図上の始点および終点の位置とそのと
きの時刻とから、対応する移動履歴をメモリ4から取得
しそのときの最適ルートを検索する機能である。なお指
示入力手段である操作部について図示していないが、操
作部はディスプレイ6にタブレットの形態で組み込まれ
ており、操作者が指でディスプレイ6の表示画面を直接
指示するものとする。
【0032】図2に示すように、メモリ4の実績情報
は、位置検出器2から順次得られる車の通ったルートの
ポイント21〜23毎の位置情報とそのとき時計機能3
3により計時された時刻情報とを対応させて記憶され
る。
【0033】次に、図3〜図9を参照してこのカーナビ
ゲーションシステムの動作を説明する。
【0034】このカーナビゲーションシステムの場合、
車が走行して行く中で、そのルート上の位置が順次位置
検出器2によって検出され、CPU3の位置認識機能3
2によって所定距離毎、例えば10m 間隔毎などに位置
(緯度と経度など)が認識され、その位置情報と位置情
報認識時刻とがメモリ4に記憶される(図3のステップ
101 )。なおこの実施形態では、既にメモリ4にはさま
ざまなルートを通ったときの実績情報が蓄積されている
ものとする。
【0035】また地図情報取得機能31により地図デー
タベース1から地図情報が取得されて、上記現在位置を
中心とする地図がディスプレイ6の表示画面に表示され
る。ここで、操作者が、自分の行きたい場所(目的地:
終点)をディスプレイ6の地図上から探し出し、図4に
示すように、始点(現在位置)aと終点(目的地)hの
位置を指定操作(ポインティング操作)すると(ステッ
プ102 )、ルート検索計算機能34により、それまでに
走行しメモリ4に記憶した道筋を含むいくつかのルート
が繋がれる。
【0036】このとき、図5に示すように、始点aと終
点hとを結ぶことのできる全てのルートA〜Cが地図デ
ータベース1の地図情報から検索されて抽出される(ス
テップ103 )。この場合、ルートAは始点aから分岐点
b、e、f、gを通じて終点hへ到達するルート、ルー
トBは始点aから分岐点b、c、f、gを通じて終点h
へ到達するルート、ルートCは始点aから分岐点b、
c、d、gを通じて終点hへ到達するルートであったと
する。
【0037】続いて、ルート検索計算機能34は、抽出
した全てのルートA〜Cについて、既に何回か蓄積した
実績情報を利用して所要時間を計算する(ステップ104
)。例えばルートBなどについては、図6に示すよう
に、区間ac、区間cf、区間fh、それぞれにかかっ
た時間を計算し、それぞれを合計してルート全体の所要
時間とする。
【0038】なおこのルートBについて各区間ac、c
f、fhで実績情報が複数蓄積されていた場合は、それ
らの平均値をとって計算する。例えば区間acを過去に
3回通ったことがあれば、区間acの所要時間は過去3
回の平均値とする。
【0039】所要時間の計算結果、ルート検索計算機能
34は、複数のルートA〜Cの中で、最短時間のルート
を選択しディスプレイ6の地図上に表示する(ステップ
105)。 例えばルートAの所要時間が40分、ルート
Bの所要時間が35分、ルートCの所要時間が38分で
あったとすると、ルートBの道筋が最短時間であり、図
7に示すように、地図上のルートBの道筋の色が変えら
れたり他よりも強調される。またこのルートBを利用し
たときの過去の実績時間が、例えば表示画面上の右隅な
ど35分などと表示される。
【0040】このようにこの第1実施形態のカーナビゲ
ーションシステムによれば、始点aと終点hを指定する
と、CPU3のルート検索計算機能34は、その区間a
h間を繋ぐ全てのルートA〜Cを検索し、そしてそれら
全てのルートA〜Cの各区間毎の所要時間を算出し合計
し、各ルートA〜C全体の所要時間を求め、最短時間の
ものを選択するので、走行距離や道路の優先順位にとら
われない目的地へ最短時間で行くことのできるルートが
検索されるようになる。
【0041】この結果、このカーナビゲーションシステ
ムを利用して一度通ったことのある道路であれば、どん
な道路でも目的地へ最短時間で行くことができるように
なる。 また選択された最短時間のルートの過去の実績
時間がディスプレイ6の表示画面上に表示されるので、
操作者は目的地への予定所要時間、予定到着時間を知る
ことができる。
【0042】続いて、過去に通ったルートの移動履歴
(実績情報)を利用する移動履歴利用システムについて
説明する。
【0043】図8に示すように、この移動履歴利用シス
テムは、上記第1実施形態で説明した複数のカーナビゲ
ーションシステム(カーナビ)41、42、43と、そ
れぞれの外部インタフェース5、例えばFDやメモリカ
ードなどの記録媒体と、これらFDやメモリカードの情
報を再生、編集および蓄積するコンピュータ44とから
構成されている。カーナビ41、42、43は、それぞ
れで得た時系列情報を含む移動履歴をFDやメモリカー
ドに記録する機能と、他からのFDやメモリカードの移
動履歴を読み込み利用する機能とを有している。
【0044】またコンピュータ44は、各カーナビ4
1、42、43がFDやメモリカードに記録した移動履
歴を読み込み編集して新たな移動履歴を生成して自身の
所定の蓄積手段、例えばメモリやハードディスクなどに
蓄積すると共に、所望に応じてメモリやハードディスク
などから移動履歴を読み出して、各カーナビ41、4
2、43へ提供する機能を有している。
【0045】外部インタフェース5がFDやメモリカー
ドなどの記録媒体の場合、自身の車に載置(固定)した
カーナビゲーションシステム(カーナビ)41で取得し
た実績情報(移動履歴のデータ)を一旦FDやメモリカ
ードに記憶させて持ち出し、自宅などのコンピュータ4
4に読み込ませて、そのデータを集計編集し、個人が利
用する道路についての交通渋滞情報を生成し、メモリや
ハードディスクなどに蓄積しておく。
【0046】そして他のカーナビゲーションシステム4
2、43が搭載された車を利用する際、コンピュータ4
4に蓄積した交通渋滞情報や実績情報そのものをFDや
メモリカードに複写して、それを他の車のカーナビゲー
ションシステム42、43で利用することにより、過去
の移動履歴を異なる車で利用したり、さまざまな車で個
々の移動ルートの履歴をとることができる。
【0047】このようにこの移動履歴利用システムによ
れば、異なる車のカーナビゲーションシステム41、4
2、43とコンピュータ44間で相互に多くの履歴デー
タを所得および蓄積できるようになり、その中から現在
の状況に合う目的地への最短時間ルートを選択できるの
で、より短時間のルートを検索できる。また同じルート
のデータでも多くのデータが蓄積されるので、ばらつき
の少ない現実的な平均値を得ることができる。
【0048】上記移動履歴利用システムは、カーナビゲ
ーションシステムを各車に搭載し、コンピュータ42を
自宅など設置した構成であったが、コンピュータ42を
利用せず、カーナビゲーションシステム相互でデータの
授受を行う構成も考えられる。 この場合、個々のカー
ナビゲーションシステムは、移動体の移動履歴を時系列
的に取得する機能と、移動履歴をFDやメモリカードに
記録して他へ提供する機能と、他からFDやメモリカー
ドに記録して提供された移動履歴を読み込む機能と、自
他それぞれから得られた時系列情報の含まれる移動履歴
を経路検索に利用する機能とを少なくとも有する構成と
する。
【0049】この移動履歴利用システムによれば、コン
ピュータを介すことなく、異なる車のカーナビゲーショ
ンシステム41、42、43間相互に多くの履歴データ
を所得および蓄積できる。
【0050】続いて、図9を参照して上記第1実施形態
のカーナビゲーションシステムの応用例について説明す
る。
【0051】例えばメモリ容量が大容量であり、1日の
うちで長い時間をかけて走行した場合、図9に示すよう
に、カーナビゲーションシステムのメモリ4には、時間
をまたがって多くの実績情報51〜56が記憶される。
【0052】この場合、CPU3のルート検索計算機能
34では、1日をいくつかの時間帯に別けて管理する。
そして、複数検索された中から最短ルートを選択すると
きに、その時間帯のデータのみを用いて最短時間ルート
の選択を行うようにする。
【0053】例えば1日を2:00〜6:00、6:00〜10:00 、
10:00 〜14:00 、14:00 〜18:00 、18:00 〜22:00 、2
2:00 〜2:00などというような時間帯に分け、現在時刻
が例えば19:20 であった場合、ルート検索計算機能34
では、図9に示した実績情報51〜56の中で18:00 〜
22:00 の時間帯に記憶された同じルートの実績情報5
4、55、56のみを利用してルート選択を行う。また
これに加えて曜日別や月日別の指定を行うようにしても
よい。
【0054】一般に、道路の交通量は、時間帯や曜日に
よって偏りがあるため、時間帯や曜日で利用するデータ
を絞り込むことにより、検索された多くの検索パターン
の所要時間を計算するときの誤差が小さくなり、ルート
選択の精度をより向上することができる。
【0055】次に、本発明の第2実施形態のカーナビゲ
ーションシステムについて説明する。 図10はこの第
2実施形態のカーナビゲーションシステムの構成を示す
図、図11は集配荷物情報ファイルの内容を示す図、図
12は地図情報ファイルの内容を示す図、図13は交通
渋滞情報ファイルの内容を示す図である。
【0056】図10に示すように、この第2実施形態の
カーナビゲーションシステムは、地図データベース6
1、交通渋滞情報格納部62、集配荷物情報格納部6
3、CPU64、メモリ65、出力手段66などから構
成されており、上記第1実施形態を実際の荷物配送業務
に適用した例である。メモリ65には、CPU64によ
って検索されたルートパターンの各地点の情報が格納さ
れる。出力手段66は例えばディスプレイやプリンタな
どであり、ここでは、プリンタを例にとって説明する。
CPU64は、交通渋滞情報収集機能71、集配荷物情
報収集機能72、ルートパターン検索機能73、最短時
間ルート検索機能74などを有している。
【0057】交通渋滞情報収集機能71は、指定された
日時別に交通渋滞情報ファイル82から渋滞情報を検索
する機能である。集配荷物情報収集機能72は、指定さ
れた日時別に集配荷物情報ファイル83から集配地点の
情報を検索する機能である。ルートパターン検索機能7
3は、集配荷物情報収集機能72が得た集配地点を経由
できる巡回ルートを全て検索する機能である。最短時間
ルート検索機能74は、検索された全ての巡回ルートに
ついて、交通渋滞情報ファイル82を基に各分岐点間の
区間所要時間を計算し合計して、検索された中から最短
時間で集配できる巡回ルートを選択する。
【0058】図11に示すように、地図データベース6
1には、日本各地の地図情報が地図情報ファイル81と
して格納されており、ルートパターン検索機能73によ
りCPU64に取り込まれる。
【0059】図12に示すように、交通渋滞情報格納部
62には、このカーナビゲーションシステムを載置した
車が予め何回か道路を通ったときの日付および時刻とそ
のときの道路の交通状況とが対応付けられて交通渋滞情
報ファイル82として格納されている。交通状況は、そ
の道路を何回か通ったときに蓄積した交通渋滞情報を利
用するものとするが、この他、他の集配車のカーナビゲ
ーションシステムから情報を得てもよく、また他の集配
車の運転手に対してアンケート調査を行って得てもよ
い。
【0060】図13に示すように、集配荷物情報格納部
63には、予めその日に集配する荷物名(コード)と、
日付、時刻、集配ポイントなどが対応付けられて集配荷
物情報ファイル83として格納されている。
【0061】以下、図14のフローチャートを参照して
この第2実施形態のカーナビゲーションシステムの動作
を説明する。
【0062】このカーナビゲーションシステムの場合、
操作者によって始点と各集配地点が指定されると、交通
渋滞情報収集機能71によって交通渋滞情報格納部62
から交通渋滞情報ファイル82の交通渋滞情報が日付と
時間別に検索され、メモリ65上に収集される(ステッ
プ111 )。
【0063】 例えば日 付 時 刻 交通渋滞情報 1996-03-22 06:00 R20 KICHIJOUJI-MITAKA 2K 1996-03-22 06:30 R20 CHOUFU-FCHU 3K 1996-03-22 06:30 R16 HACIOUJI-YOKOFAMA 20K と収集される。
【0064】続いて、集配荷物情報収集機能72により
集配荷物情報格納部63から集配荷物情報ファイル83
の集配地点の情報が検索され、メモリ65上に収集され
る。 と収集される(ステップ112 )。
【0065】そして、ルートパターン検索機能73によ
り、地図データベース61の地図情報ファイル81から
上記収集ポイント周辺部を含む地図情報が読み出され、
読み出された地図情報とメモリ65の内容を基に、出発
地点から各集配地点を経由できる全ての集配ルートのパ
ターン(ルートパターン)が検索され(ステップ11
3)、この検索結果もメモリ65上に収集される。なお
集配車1台の合計走行距離が例えば100 Km以内をルート
パターン対象とする。
【0066】 例えば集配車名 距離 集配ポイント経由ルート (1)1号車 50Km MITAKA 1.1−MITAKA 1.2−MITAKA 2.3−CHOUFU 1.5… (2)1号車 60Km MITAKA 1.1−MITAKA 1.2−MITAKA 2.5−CHOUFU 1.5… (3)1号車 60Km MITAKA 1.1−MITAKA 1.5−MITAKA 3.5−CHOUFU 1.5… (4)2号車 45Km HACIOUJI 1.1−HACIOUJI 1.5… と収集される。
【0067】次に、最短時間ルート検索機能74によっ
て、メモリ65上の交通渋滞情報と検索された全てのル
ートパターンの走行距離とから各集配車毎の集配所要時
間が計算される(ステップ114 )。
【0068】 例えば集配車名 集配ポイント経由ルート 所要時間 (1)1号車 MITAKA 1.1−MITAKA 1.2−MITAKA 2.3−CHOUFU 1.5 2h30min (2)1号車 MITAKA 1.1−MITAKA 1.2−MITAKA 2.5−CHOUFU 1.5 3h00min (3)1号車 MITAKA 1.1−MITAKA 1.5−MITAKA 3.5−CHOUFU 1.5 2h15min などが得られる。
【0069】集配所要時間計算後、各集配車毎にルート
パターンどうしの所要時間が比較され、最短時間で集配
できるルートパターンが各集配車毎に決定される(ステ
ップ115 )。この場合、1号車は(3)の集配ルートに
決定される。
【0070】最短時間ルート検索機能74でルートパタ
ーンが決定されると、出力手段66としてのプリンタな
どで各集配車毎に集配ルートが印刷される(ステップ11
6 )。 このようにこの第2実施形態のカーナビゲーシ
ョンシステムによれば、集配車毎の集配ルートパターン
がいくつか検索されると、それぞれの配送距離と交通量
によって、検索された中の最短時間の集配ルートパター
ンが選択されるので、多くの地点間を巡回するような場
合でも全ての地点を最短時間で巡回できる経路を検索す
ることができる。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、地
図上の現在地である始点と目的地である終点とを指示す
ることにより、地図上で互いの間を結ぶ全ての経路が検
索され、それぞれの経路について過去に通った時刻と位
置との実績から所要時間が計算され、検索された中から
最短時間の経路が選択されるので、目的地へ最短時間で
行くことのできる経路を検索することができる。
【0072】また本発明によれば、移動体の出発地点と
複数の経由地点間を結ぶいくつか集配経路が検索される
と、それぞれの集配経路の距離と交通状況を基に、検索
された中の最短時間の集配経路が選択されるので、多く
の経由地点間を巡回するような場合に全ての経由地点を
最短時間で巡回できる経路を検索することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のカーナビゲーションシ
ステムの構成を示す図である。
【図2】このカーナビゲーションシステムのメモリの記
憶内容を示す図である。
【図3】このカーナビゲーションシステムの動作を示す
図である。
【図4】現在地(始点)と終点(目的地)間をポインテ
ィングした状況を示す図である。
【図5】いくつかのルートを選択した状況を示す図であ
る。
【図6】検索ルートの中の分岐点間にかかる時間を合計
しこのルートの所要時間とする例を示す図である。
【図7】いくつかのルートの中で最短時間のルートを選
択し表示した例を示す図である。
【図8】蓄積した実績情報を相互利用することを模式的
に示す図である。
【図9】メモリ容量が多く、採取した情報が多い場合に
時間や曜日などを絞り込む場合の応用例を示す図であ
る。
【図10】本発明の第2実施形態のカーナビゲーション
システムの構成を示す図である。
【図11】このカーナビゲーションシステムにおいて、
地図情報ファイルの構成を示す図である。
【図12】このカーナビゲーションシステムにおいて、
交通渋滞情報ファイルの構成を示す図である。
【図13】このカーナビゲーションシステムにおいて、
集配荷物情報ファイルの構成を示す図である。
【図14】この第2実施形態のカーナビゲーションシス
テムの動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1、61…地図データベース、2…位置検出器、3、6
4…CPU、4、65…メモリ、5…外部インタフェー
ス、6…ディスプレイ、41〜43…カーナビゲーショ
ンシステム、44…コンピュータ、62…交通渋滞情報
格納部、63…集配荷物情報格納部、66…出力手段
(プリンタ)。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体の移動履歴を時系列的に蓄積する
    蓄積手段と、 地図上における始点と終点とを指示する指示手段と、 前記指示手段により指示された地図上の始点と終点とを
    結ぶことのできる全ての経路を地図データベースから検
    索する経路検索手段と、 年月日、曜日および時刻を計時する計時手段と、 前記指示手段により指示された地図上の始点および終点
    の位置に対応する移動履歴を前記蓄積手段から取得する
    移動履歴取得手段と、 前記移動履歴取得手段により取得された移動履歴に基づ
    いて、前記経路検索手段により検索された全ての経路の
    所要時間を計算する所要時間計算手段と、 前記所要時間計算手段により算出された所要時間を基に
    最短時間の経路を選択する最短時間経路選択手段とを具
    備したことを特徴とする経路検索装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の経路検索装置において、 前記所要時間計算手段が、 前記移動履歴取得手段により取得された移動履歴のう
    ち、前記指示手段によりルート検索指示を受け付けた曜
    日および時間帯によって利用する移動履歴を絞り込む手
    段と、 絞り込まれた移動履歴に基づき前記経路検索手段により
    検索された全ての経路の所要時間を計算する計算手段と
    を具備したことを特徴とする経路検索装置。
  3. 【請求項3】 地図を格納した地図データベースと、 前記地図データベースの地図を表示画面上に表示する表
    示手段と、 前記表示手段の表示画面上に表示された地図上におい
    て、移動体の現在地と目的地に対する指示を受け付ける
    指示手段と、 前記指示手段により受け付けられた地図上の現在地と目
    的地とを結ぶことのできる全ての経路パターンを前記地
    図データベースから検索する経路検索手段と、 年月日、曜日および時刻を計時する計時手段と、 移動体の現在の位置を検出する位置検出手段と、 前記移動体が所定距離移動する毎に前記位置検出手段に
    より検出された位置情報を、前記計時手段によって計時
    された年月日、曜日および時刻と共に移動実績として蓄
    積する移動実績蓄積手段と、 前記指示手段で指示を受け付けた時刻と前記経路検索手
    段により検索された経路パターンの位置に基づき、一致
    または近似する過去の移動実績を前記移動実績蓄積手段
    から読み出し記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された移動実績に基づき、前記経路
    検索手段により検索された全ての経路パターンについて
    の所要時間を求める所要時間算出手段と、 前記所要時間算出手段により算出された各経路パターン
    の所要時間を比較し、最短時間の経路パターンを選出す
    る最短時間経路選出手段と、 前記最短時間経路選出手段により選出された最短時間の
    経路パターンを通知する通知手段とを具備したことを特
    徴とする経路検索装置。
  4. 【請求項4】 地図を格納した地図データベースと、 前記地図データベースに格納されている地図上のまざま
    な道路の交通状況に関する情報を格納した交通渋滞情報
    格納手段と、 移動体が出発地点から複数の経由地点を巡回して集配す
    る荷物に関する情報を格納した集配荷物情報格納手段
    と、 前記交通渋滞情報格納手段から交通状況に関する情報を
    収集する交通渋滞情報収集手段と、 前記集配荷物情報格納手段から集配荷物の関する情報を
    収集する集配荷物情報収集手段と、 前記地図データベースの地図を表示画面上に表示する表
    示手段と、 前記表示手段の表示画面上に表示された地図上におい
    て、前記移動体の出発地点と複数の経由地点を指定する
    指定手段と、 前記指示手段により受け付けられた地図上の出発地点と
    複数の経由地点とを結ぶことのできる全ての経路を前記
    地図データベースから検索する経路検索手段と、 前記経路検索手段により検索された全ての経路の位置と
    前記交通渋滞情報収集手段により収集された交通状況に
    関する情報と、前記集配荷物情報収集手段により収集さ
    れた集配荷物の関する情報とに基づき、検索された全て
    の経路の中から、最短時間で巡回することのできる経路
    を選出する最短時間経路選出手段とを具備したことを特
    徴とする経路検索装置。
  5. 【請求項5】 移動体の移動履歴を時系列的に取得する
    手段と、 前記移動履歴を所定の記録媒体に記録して他の機器へ提
    供する手段と、 前記記録媒体に記録して他から提供された移動履歴を読
    み込む手段と、 自他それぞれから得られた時系列情報の含まれる移動履
    歴を経路検索に利用する手段とを具備したことを特徴と
    する経路検索装置。
  6. 【請求項6】 移動体の移動履歴を時系列的に取得して
    経路検索に利用する機能と、前記移動履歴を所定の記録
    媒体に記録する機能と、他の機器からの記録媒体に記録
    されている移動履歴を読み込み利用する機能とを有する
    経路検索装置と、 前記経路検索装置が記録媒体に記録
    した移動履歴を読み込み編集して新たな移動履歴を生成
    して所定の蓄積手段に蓄積すると共に、所望に応じて前
    記蓄積手段に蓄積されている移動履歴を前記記録媒体を
    介して前記経路検索装置へ提供するコンピュータとを具
    備したことを特徴とする移動履歴利用システム。
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