JPWO2013133067A1 - 出力装置、出力システム、およびプログラム - Google Patents

出力装置、出力システム、およびプログラム Download PDF

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Abstract

表示装置(1)は、入力部(15)において、目標状態のデータ、および現在状態のデータの入力を受け付ける。また、表示装置(1)は、目標状態を含む他の状態に、現在状態から移行するための移行手段の状態をセンシングし、センシングデータを生成する。表示装置(1)は、通信部(12)において、センシングデータ、目標状態のデータ、および現在状態のデータを所定の外部装置に送信し、現在状態から目標状態に移行するための移行手段の適合性が判定された適合性判定結果データを外部装置から受信する。そして、表示装置(1)は、受信した適合性判定結果データを表示部(13)に表示する。

Description

この発明は、各種情報を出力する出力装置、当該出力装置を用いた出力システム、およびプログラムに関する。
従来、カメラで撮影した画像上にオーバレイ情報を重畳表示するものが提案されている(例えば特許文献1を参照)。
特許文献1のシステムは、カメラで撮影した画像に対応付けられた情報を検索し、検索された情報を撮影画像に重畳して表示するものである。
特開2011−55250号公報
しかし、従来のシステムは、撮影した物の関連情報を表示するだけで、ユーザの所望する情報を表示するものではなかった。
この発明は、ユーザが所望する情報を出力する出力装置、出力システム、およびプログラムを提供することを目的とする。
この発明の出力装置は、目標状態のデータを入力するための第1の入力手段と、現在状態のデータを入力するための第2の入力手段と、前記目標状態を含む他の状態に、前記現在状態から移行するための移行手段の状態をセンシングし、センシングデータを生成するセンシング手段と、前記センシングデータ、前記目標状態のデータ、および前記現在状態のデータを所定の外部装置に送信する送信手段と、前記センシングデータ、前記目標状態のデータ、および前記現在状態のデータに基づいて、前記現在状態から前記目標状態に移行するための前記移行手段の適合性を判定した適合性判定結果データを、前記外部装置から受信する受信手段と、前記受信手段が受信した適合性判定結果データを出力する出力手段と、を備えている。
なお、ここで言う「現在状態」とは、目標状態を設定する対象の現在の状態である。この現在状態は前記対象の状態を表現する1個以上の変数を軸として構成される空間である「状態空間」上の現在時刻に対応する点として表現することができる。
「目標状態」は、前記の状態空間上の目標の位置を示すものである。
「他の状態」は、移行手段によって移行可能な任意の状態である。「他の状態」として「目標状態」を設定することもできるし、現在状態から目標状態に至る途中段階の状態である中間状態を設定することもできる。
「移行手段」は前記の状態空間上の各点から他の点に移行するための手段である。
「適合性」は、上記状態空間における現在状態の位置から目標状態の位置にまで至るルートに、移行手段が適合するか否かを示すものである。適合性は、適合または不適合という2値で記述することもできるし、適合度という多段階の値で記述することもできる。
(1)図1から図5で説明している列車の例においては、目標状態は、鉄道のユーザが行こうとしている目的地である。現在状態は、鉄道のユーザがその時点で存在する現在地である。この列車の例において、状態空間は、緯度と経度と高度の3次元と時間という1次元の合計4次元で構成された4次元空間として記述することができる。しかし、「列車運行図表」(トレイン・ダイヤグラム)を、状態空間とすることもできる。トレイン・ダイヤグラムでは、縦軸は駅名が並んだものとなり、横軸は時刻となっている。また、移行手段は、特定の運行スケジュールで運行されている列車である。適合性は、現在地から目的地までのルートに対する、前記特定の運行スケジュールで運行されている列車の適合度である。
(2)図11で説明している外貨両替の例では、状態空間は、現在地の国の通貨での保有現金額の軸と、母国の通貨での保有現金額の軸で構成された空間である。そして、現在状態は、現在地の国の通貨でのみ現金を保有している状態であり現在地の国の通貨での現金保有額であるXと、母国通貨での現金保有額である0の組である(X,0)の点として記述できる。また、目標状態は、母国の通貨でのみ現金保有額Yを保有している状態であり、同じく状態空間で表現すると(0,Y)として記述できる。この場合、移行手段は外貨両替サービスである。この場合、適合度としては、Y/Xが大きいほど良いという尺度を使用することもできる。
(3)図12で説明している植物の育成の例においては、状態空間は、植物の大きさの軸と色の軸の2軸から構成された空間となる。目標状態は、育成対象の植物の大きさと色の理想的な値の組である。現在状態は、育成対象の植物の大きさと色の現在値の組である。この場合の移行手段は、植物に特定のタイミングで与える水の量と肥料の種類と肥料の量との組み合わせで表現される。また、この移行手段の適合性は、現在状態においてその移行手段を実施することで目標状態に到達できる確率の値ともできる。
(4)図13で説明している料理の選択の例では、状態空間は、食事の中に含まれる各アレルギー物質の量と各栄養物質の量とで構成された空間である。現在状態は、食事をしていないために各物質が0である状態である。目標状態は各栄養物質が十分な量であり、各アレルギー物質が0である状態である。適合性は、各メニューについて、アレルギー物質の取得を避けつつ、必要な栄養物質を取得する観点で飲食可能であるか、飲食不可能であるかを示す度合いが考えられる。
そして、ユーザは、所有する携帯電話(上記本発明の出力装置)に搭載されたセンシング手段であるカメラで案内板を撮影する。この撮影された画像データがセンシングデータに相当する。
外部装置(サーバ)は、携帯電話から受信した画像データを文字認識機能等の手法で解析し、案内板に表示されている列車情報を抽出し、この列車情報を特徴量とする。そして、外部装置は、現在の駅から目的の駅に至るルートをデータベースから検索して得る。外部装置は、検索して得たルートと、抽出した列車情報(特徴量)を照合し、適合性を判定する。例えば、撮影された案内板に表示されている複数の列車のうち、上記ルートに適合する列車を判定する。この判定結果がユーザの携帯電話に送信される。
携帯電話は、受信した判定結果を出力する。例えば「3番ホーム、9:14分、準急、5つ目の駅で下車」等とテキストデータを表示し、乗るべき列車の情報を表示する。
あるいは、画面上に上記移行手段と対応付けて判定結果を表示することも可能である。特に、撮影した案内板の画像データにおいて、乗るべき列車の情報を重畳して表示する(例えば乗車可能であることを示すマークを表示する)ことで、ユーザは、乗るべき列車がどの列車であるのかを直感的に判断することができる。さらに、判定結果を音声で出力することも可能である。
なお、特徴量の抽出は、サーバ側で行ってもよいし、携帯電話側で行ってもよい。また、外部装置との送受信を行わずに、サーバ側の処理を全て携帯電話側で処理する態様も可能である。この場合、携帯電話内に各種データベースを用意する。
この発明によれば、ユーザが所望する情報を出力することができる。
表示システムの構成を示すブロック図である。 表示装置を用いて案内板を撮影した場合の例を示す図である。 表示装置からサーバに情報を送信する態様を示した図である。 判定結果を重畳して表示する例を示す図である。 テキストデータで判定結果を表示する例を示す図である。 混雑情報を用いる場合の表示システムを示す図である。 図7(A)は駅情報データベースを示す図であり、図7(B)は列車情報データベースを示した図である。 図8(A)は列車情報データベースを示した図であり、図8(B)は乗り換え情報データベースを示した図である。 サーバ2の動作を示すフローチャートである。 サーバ2の動作を示すフローチャートである。 他の例1に係る表示システムを示す図である。 他の例2に係る表示システムを示す図である。 他の例3に係る表示システムを示す図である。
図1は、本発明の出力装置の例である表示装置を備えた表示システムの構成を示すブロック図である。表示システムは、インターネット7を介して接続される表示装置1と、サーバ2と、複数のセンサ(同図の例ではセンサ51およびセンサ52)と、を備えている。
表示装置1は、ユーザが所有する携帯電話やPDA等の情報処理装置である。表示装置1は、制御部11、通信部12、表示部13、記憶部14、入力部15、カメラ16、およびGPS17を備えている。
制御部11は、通信部12およびインターネット7を介してサーバ2に各種データを送信し、サーバ2からデータを受信して、受信したデータを表示部13に表示する動作を行う。
サーバ2は、制御部21、通信部22、およびデータベース(DB)23を備えている。
制御部21は、通信部22およびインターネット7を介して、表示装置1やセンサ51、センサ52等から、対象物についてセンシングした結果であるセンシングデータを受信する。センサとしては、カメラ、GPS、温度センサ、湿度センサ、照度センサ、気圧センサ等がある。対象物は、例えば、鉄道の旅客駅に設置された案内板(各列車の発車時刻、行き先、列車種別、乗り場等の情報を示すもの)である。
図2に示すように、表示装置1は、表示部13と入力部15を兼ねたタッチパネルを搭載している。ユーザは、センサ(カメラ)16を用いて案内板を撮影する。ここで撮影した画像データがセンシングデータに相当する。案内板には、各列車の発車時刻、行き先、列車種別、乗り場等の列車情報101(101A、101B,101C)が表示されている。同図の例では3つの列車情報101A、101B,101Cが表示されている。
制御部11は、記憶部14に記憶されているプログラムを読み出し、パターン認識により特徴量を抽出する。特徴量は、撮影した画像の中から特定の情報を抽出したものである。この例では、図3に示すように、「準急Semi-Exp.」の部分と「河原町Kawaramachi」の部分とを文字認識機能で抽出し、特徴量として文字情報102を抽出する。
そして、制御部11は、抽出した特徴量をサーバ2に送信する。なお、撮影した画像データをサーバ2に送信し、サーバ2の制御部21が特徴量を抽出する態様であってもよい。
また、制御部11は、現在地の情報および目的地の情報をサーバ2に送信する。現在地の情報は、GPS17で検出された現在位置に最も近い駅の駅名情報であり、この発明でいう現在状態のデータに相当する。目的地の情報は、ユーザが入力した目的地に最も近い駅の駅名情報であり、この発明でいう目標状態のデータに相当する。
なお、現在地の情報は、例えば、GPS17で検出された現在位置に最も近い駅の駅名情報を自動的に選択する。また、表示部13において現在地に近い(所定距離以下の)駅の一覧を表示する、あるいは地図上に表示し、ユーザに選択させるようにしてもよい。また、図7(A)に示すような駅情報データベース(記憶部14またはサーバ2からダウンロードしたもの)内の鉄道会社、路線、駅の一覧表を表示し、ユーザに選択させるようにしてもよい。あるいは、ユーザがカメラ16を用いて駅の看板を撮影し、制御部11が画像データから文字認識機能で駅名を読み取り、同じ駅名の候補を表示部13に表示し、ユーザに選択させてもよい。また、表示装置1に備えられたマイク(不図示)でユーザの音声を取得し、音声認識により駅名の入力を受けつける態様にしてもよい。
また、目的地の情報は、GPS17で検出された現在位置に最も近い駅の駅名情報を自動的に選択するようにしてもよいし、表示部13において現在地に近い(所定距離以下の)駅の一覧を表示する、あるいは地図上に表示し、ユーザに選択させるようにしてもよい。また、図7(A)に示すような駅情報データベース(記憶部14またはサーバ2のDB23からダウンロードしたもの)内の鉄道会社、路線、駅の一覧表を表示し、ユーザに選択させるようにしてもよい。また、表示装置1に備えられたマイク(不図示)でユーザの音声を取得し、音声認識により駅名の入力を受けつける態様にしてもよい。
図9のフローチャートを参照して、サーバ2の動作について説明する。図3に示したように、サーバ2は、表示装置1から送信された文字情報102、現在地の駅名情報、および目的地の駅名情報を受信する(s11)。そして、現在地の駅から目的地の駅に至るルートをDB23から検索し、当該ルートに対する各文字情報102に示される列車の適合性を判定する。
図7(B)は、列車情報データベースの一例である。図8(A)は、図7(B)の列車情報に加えて、各列車の各駅での到着および発車時刻が含まれた列車情報データベースである。図8(B)は、乗り換え情報データベースである。これらデータベースは、サーバ2のDB23に格納されている。これらデータベースが、この発明でいう知識情報に相当し、DB23がこの発明でいう知識情報記憶手段に相当する。
まず、サーバ2は、乗り換え情報データベースを参照する(s12)。ここでは、サーバ2は、現在地の駅名情報が乗り換え情報データベースの「From」と一致し、かつ目的地の駅名情報が乗り換え情報データベースの「To」と一致するものがあるか否かを判断する。サーバ2は、一致するものがあると判断した場合、乗り換え情報データベースに記載されている乗換え駅を仮目的地の駅とする(s13)。
次に、サーバ2は、図7(B)または図8(A)の列車情報データベースから、受信した文字情報102に示される列車種別と一致するものを抽出する。図8(A)の列車情報データベースから検索する場合には、列車情報101(101A、101B,101C)から発車時刻の抽出も行い、列車情報データベースの発車時刻との照合も行う(s14)。
かつ、サーバ2は、図7(B)または図8(A)の列車情報データベースから、文字情報102に示される行き先駅名と、現在地の駅名と、目的の駅名とが停車駅に含まれている情報を検索する(s14)。
このようにして、サーバ2は、DB23を検索して得た目的の駅に至るルートと、文字情報102の各列車の適合性(目的地に至るか否か)を判定する(s15)。s14において列車情報データベースに全てに一致する文字情報102があった場合には、乗車可情報を判定結果として表示装置1に送信し(s17)、一致する文字情報102がない場合には、乗車不可情報を判定結果として表示装置1に出力する(s18)。これら判定結果がこの発明でいう適合性判定結果データに相当する。
表示装置は、サーバ2からこれら判定結果を受信し、表示部13に表示する。例えば、図4に示すように、乗車可情報を受信した場合、当該乗車可情報が示す文字情報102に対応する列車情報101Aに重畳して、乗車可マーク(OKマーク)103を表示する。乗車不可情報を受信した場合、当該乗車不可情報が示す文字情報102に対応する列車情報101Bおよび列車情報101Cに重畳して、乗車不可マーク(NGマーク)104を表示する。
あるいは、図5に示すように、「3番ホーム、9:14分、準急、5つ目の駅で下車」等とテキストデータを生成して表示し、乗るべき列車の情報を表示する態様も可能である。
このように、ユーザはカメラで案内板を撮影するだけで、各列車が乗るべき列車であるか否かを容易に判断することができる。なお、ユーザがカメラで、駅のホームで停車している列車の側面に表示されている列車の種別(例:普通、準急)や行き先や列車番号の表示を撮影しても、案内板を撮影した場合と同じく、乗車可マーク(OKマーク)103、または乗車不可マーク(NGマーク)104を列車の側面の画像に重畳表示するようにすることもできる。また、同様のことは列車だけでなくバスについても適用可能である。
なお、図7(B)および図8(A)に示したように、列車情報データベースには、無料、有料区分を示す情報が含まれている。例えば、現在地の駅名や目的の駅名を選択するときに、「有料列車を利用する」「有料列車を利用しない」等の選択を行うことで、これら選択された情報がサーバ2に送信され、列車情報データベースとの照合に用いられる。このように、ユーザが種々の条件を指定して適合性の判定に用いることも可能である。
例えば、図6および図10に示すように、列車の混雑度を適合性の判定に用いることも可能である。なお、図10に示すフローチャートにおいては、図9と共通する部分については同一の符号を付し、その説明を省略する。
この例では、ユーザから指定された混雑度を指定する情報が、表示装置1からサーバ2に送信される。混雑度は、例えば、現在地の駅名や目的の駅名を選択するときに、「列車の混雑度を考慮する」「列車の混雑度を考慮しない」等の選択を行うことで生成される。これら選択された情報がサーバ2に送信され、列車情報データベースとの照合に用いられる。
また、サーバ2には、センサ51およびセンサ52から列車の車内画像、または混雑度を示す情報が送信される。車内画像が送信された場合、サーバ2側で、混雑度を示す情報への変換を行う。混雑度を示す情報は、例えば列車内の画像から、乗客の画像を抽出し、画像全体における乗客の画像の占有率を算出し、乗客無しの状態を0%、最高を100%として混雑度とする。
サーバ2は、図10に示すように、s15において各列車の適合性(目的地に至るか否か)を判定し、一致する列車が存在すると判断した後に、当該列車について混雑度の判断を行う(s21)。例えば、混雑度が50%を超える場合には基準を下回るとして、乗車不可情報を判定結果として表示装置1に出力する(s18)。混雑度が50%未満である場合にのみ乗車可情報を判定結果として表示装置1に送信する(s17)。
なお、センサ51およびセンサ52は、各列車内に設置された固定カメラであって、自動的にサーバ2にデータを送信する態様としてもよいが、ユーザが自身の所有する携帯電話等を用いて、手動で列車内を撮影する、または混雑の程度を入力する態様であってもよい。また、手動で混雑度を入力する場合には、予め規定された複数の列車情報から、ユーザ自身が乗車している列車を選択させることが望ましい。
また、GPSを備えた携帯電話であれば、緯度、経度情報をサーバ2に送信する態様も可能である。この場合、サーバ2は、受信した緯度、経度情報と、当該情報を受信した時刻で、列車情報データベースを参照して、該当する列車の検索を行うことができ、列車ごとの混雑度を得ることができる。
次に、図11、図12、および図13は、本実施形態の表示システムの他の例を示す図である。図11は、他の例1に係る表示システムを示す図である。この例では、ユーザは、センサ(カメラ)16を用いて商品の値段が表示されたタグ等を撮影する。
制御部11は、文字認識機能等により、撮影した画像データの特徴量として、値段情報201である「¥1980」のテキストを抽出する。そして、制御部11は、抽出した値段情報201をサーバ2に送信する。なお、この例においても、撮影した画像データをサーバ2に送信し、サーバ2の制御部21が特徴量を抽出する態様であってもよい。
また、制御部11は、現在地の通貨情報および目的の通貨情報をサーバ2に送信する。現在地の通貨情報は、GPS17で検出された現在位置における国の通貨であり、この発明でいう現在状態のデータに相当する。目的の通貨情報は、ユーザが入力した母国の通貨であり、この発明でいう目標状態のデータに相当する。また、値段情報は、現在地の通貨(現在の状態)から他の通貨(他の状態)に移行するための移行手段に相当する。撮影した画像データがセンシングデータに相当する。
サーバ2は、表示装置1から送信された値段情報201、現在地の通貨情報、および目的の通貨情報を受信する。そして、現在地の通貨から目的の通貨に移行するためのルート(例えば銀行における両替、クレジットカードでの支払い、トラベラーズチェックでの支払い、等)をDB23から検索する。そして、当該ルートに対する値段情報の適合性を判定する。DB23には、通貨間の換算レートが含まれているため、ここでは、適合性としては、目的の通貨に換算した値段を算出する。サーバ2は、例えば目的の通貨に換算した場合に最も安くなるルートを抽出し、抽出したルートにおける目的の通貨の値段を判定結果とする。この最も安くなるルートにおける目的の通貨の値段情報がこの発明でいう適合性判定結果データに相当する。なお、最も安い値段だけでなく、複数のルートにおける値段情報を適合性判定結果データとしてもよい。
表示装置1は、サーバ2から値段情報を受信し、表示部13に表示する。例えば、図11に示すように、値段情報201に重畳して目的通貨の値段情報203である「$25.53」を表示する。無論、テキストデータを生成して、値段情報201とは別に、目的通貨の値段情報を表示する態様も可能である。
このように、ユーザはカメラで値段情報を撮影するだけで、母国の通貨における値段を容易に判断することができる。
次に、図12は、他の例2に係る表示システムを示す図である。この例では、ユーザは、センサ(カメラ)16を用いて植物を撮影する。
制御部11は、画像データの特徴量として、植物301の生育状況を抽出する。生育状況は、前回撮影時の画像との差分や、地面からの距離、緑色の占有率等で求める。生育状況を示す情報は、サーバ2に送信される。あるいは、制御部11は、サーバ2に画像データを送信し、サーバ2側で生育状況を抽出してもよい。また、この例では、センシングデータとして温度データや湿度データも抽出する。
また、制御部11は、現在状態のデータおよび目的状態のデータもサーバ2に送信する。この例における現在状態のデータは、例えば植物を植えてからの生育日数である。目的状態のデータは、例えば理想的な植物の大きさ、色等である。また、食用植物であれば目的の状態は、食べごろの状態である。また、この例における移行手段は、植物に与える水や肥料の種類や肥料の量等に相当する。
サーバ2は、表示装置1から送信された生育状況、生育日数、および目的の植物の状態を示すデータを受信する。そして、現在の植物の状態から目的の植物の状態に移行するためのルート(例えばいつどのタイミングで肥料を与えるか等)をDB23から検索する。この例では、DB23には、植物名毎に、各生育日数における最適温度、最適湿度、標準的な大きさ、肥料と量等を示すデータが蓄積されている。サーバ2は、当該ルートに対する生育状況の適合性を判定する。ここでは、適合性としては、最も目的の植物の状態に生育するのに適した状況に変化させるための対策を求める。例えば、温度を1度下げるという情報を求める。あるいは、肥料の種類と与えるべきタイミング(明日の朝に肥料AAを撒く等)の情報を求める。これらの情報がこの発明でいう適合性判定結果データに相当する。
なお、状態空間が、植物の大きさの軸と色の軸の2軸から構成された空間とする場合も考えられる。この場合、目標状態は、育成対象の植物の大きさと色の理想的な値の組である。現在状態は、育成対象の植物の大きさと色の現在値の組である。移行手段は、植物に特定のタイミングで与える水の量と肥料の種類と量の組み合わせで表現される。適合性は、現在状態において移行手段を実施する(特定のタイミングで所定量の水および特定の肥料を与える)ことで目標状態に到達できる確率の値とすることもできる。
表示装置1は、サーバ2から上記情報(温度を1度下げる、明日の朝に肥料AAを撒く等の情報)を受信し、表示部13に表示する。例えば、図12に示すように、植物301に重畳してアドバイス情報303である「空調を−1℃、肥料AAを明日の朝に撒く」を表示する。無論、テキストデータを生成して、植物301とは別に、アドバイス情報を表示する態様も可能である。
このように、ユーザはカメラで植物を撮影するだけで、目的の生育状況まで育てるための対策を容易に判断することができる。
次に、図13は、他の例3に係る表示システムを示す図である。この例では、ユーザは、センサ(カメラ)16を用いてレストランのメニュー表401を撮影する。この例は、例えば、アレルギーや宗教上の理由で飲食できない原材料がメニュー表401に存在する場合に自動的に表示するものである。
制御部11は、画像データの特徴量として、文字認識機能の手法を用いてメニュー情報402を抽出する。そして、制御部11は、抽出したメニュー情報402をサーバ2に送信する。なお、この例においても、撮影した画像データをサーバ2に送信し、サーバ2の制御部21が特徴量を抽出する態様であってもよい。
また、制御部11は、現在状況データおよび目的状況データをサーバ2に送信する。現在情報データは、文字認識機能等の手法で画像データから抽出された料理の名称(スパゲティ、シチュー等)、あるいはユーザ自身が、一覧から選択した料理の名称である。目的情報データは、ユーザが入力した、ユーザ自身が飲食できない原材料の情報である。また、この例における移行手段は、メニュー表に相当する。
サーバ2は、表示装置1から送信されたメニュー情報、料理の名称情報、および飲食できない原材料の情報を受信する。そして、各料理から飲食できない情報を抽出するためのルート(例えば各メニューを作成するために必要な食材、調味料を示すもの)をDB23から検索する。サーバ2は、当該食材や調味料に対するメニュー情報の適合性を判定する。ここでは、適合性としては、各メニューについて、飲食可能であるか、飲食不可能であるか、を抽出することである。ユーザが入力した飲食できない原材料の情報と、上記ルートに含まれる食材、調味料等と、に一致するものが存在した場合に、当該メニュー情報について飲食不可情報を出力する。ユーザが入力した飲食できない原材料の情報と、上記ルートに含まれる食材、調味料等で全て一致しなければ、当該メニュー情報について飲食可情報を出力する。
なお、状態空間が、食事の中に含まれる各アレルギー物質の量と各栄養物質の量で構成された空間とする例も考えられる。この場合、現在状態は、食事をしていないために各物質が0である状態である。目標状態は各栄養物質が十分な量であり、各アレルギー物質が0である状態である。適合性は、各メニューについて、アレルギー物質の取得を避けつつ、必要な栄養物質を取得する観点で飲食可能であるか、飲食不可能であるかを示す度合いが考えられる。
表示装置1は、サーバ2からこれら判定結果を受信し、表示部13に表示する。例えば、図13に示すように、飲食可情報を受信した場合、当該飲食可情報が示すメニュー情報に重畳して、飲食可マーク(OKマーク)403を表示する。飲食不可情報を受信した場合、当該飲食不可情報が示すメニュー情報に重畳して、飲食不可マーク(NGマーク)404を表示する。また、図13に示すように、原材料情報405を表示してもよい。
このように、ユーザはカメラでメニュー表を撮影するだけで、各メニューが飲食可であるか否かを容易に判断することができる。
なお、上記の例では、判定結果を表示部13に表示するとしたが、この判定結果の出力形態については、表示に限らず、音声で出力してもよいし、これ以外の出力形態で出力してもよい。
1…表示装置
2…サーバ
7…インターネット
11…制御部
12…通信部
13…表示部
14…記憶部
15…入力部
16…カメラ
17…GPS
21…制御部
22…通信部
23…DB
51…センサ
52…センサ
この発明は、各種情報を出力する出力装置、当該出力装置を用いた出力システム、およびプログラムに関する。
従来、カメラで撮影した画像上にオーバレイ情報を重畳表示するものが提案されている(例えば特許文献1を参照)。
特許文献1のシステムは、カメラで撮影した画像に対応付けられた情報を検索し、検索された情報を撮影画像に重畳して表示するものである。
特開2011−55250号公報
しかし、従来のシステムは、撮影した物の関連情報を表示するだけで、ユーザの所望する情報を表示するものではなかった。
この発明は、ユーザが所望する情報を出力する出力装置、出力システム、およびプログラムを提供することを目的とする。
この発明の出力装置は、目標状態のデータを入力するための第1の入力手段と、現在状態のデータを入力するための第2の入力手段と、前記目標状態を含む他の状態に、前記現在状態から移行するための移行手段の状態をセンシングし、センシングデータを生成するセンシング手段と、前記センシングデータ、前記目標状態のデータ、および前記現在状態のデータを所定の外部装置に送信する送信手段と、前記センシングデータ、前記目標状態のデータ、および前記現在状態のデータに基づいて、前記現在状態から前記目標状態に移行するための前記移行手段の適合性を判定した適合性判定結果データを、前記外部装置から受信する受信手段と、前記受信手段が受信した適合性判定結果データを出力する出力手段と、を備えている。
なお、ここで言う「現在状態」とは、目標状態を設定する対象の現在の状態である。この現在状態は前記対象の状態を表現する1個以上の変数を軸として構成される空間である「状態空間」上の現在時刻に対応する点として表現することができる。
「目標状態」は、前記の状態空間上の目標の位置を示すものである。
「他の状態」は、移行手段によって移行可能な任意の状態である。「他の状態」として「目標状態」を設定することもできるし、現在状態から目標状態に至る途中段階の状態である中間状態を設定することもできる。
「移行手段」は前記の状態空間上の各点から他の点に移行するための手段である。
「適合性」は、上記状態空間における現在状態の位置から目標状態の位置にまで至るルートに、移行手段が適合するか否かを示すものである。適合性は、適合または不適合という2値で記述することもできるし、適合度という多段階の値で記述することもできる。
(1)図1から図5で説明している列車の例においては、目標状態は、鉄道のユーザが行こうとしている目的地である。現在状態は、鉄道のユーザがその時点で存在する現在地である。この列車の例において、状態空間は、緯度と経度と高度の3次元と時間という1次元の合計4次元で構成された4次元空間として記述することができる。しかし、「列車運行図表」(トレイン・ダイヤグラム)を、状態空間とすることもできる。トレイン・ダイヤグラムでは、縦軸は駅名が並んだものとなり、横軸は時刻となっている。また、移行手段は、特定の運行スケジュールで運行されている列車である。適合性は、現在地から目的地までのルートに対する、前記特定の運行スケジュールで運行されている列車の適合度である。
(2)図11で説明している植物の育成の例においては、状態空間は、植物の大きさの軸と色の軸の2軸から構成された空間となる。目標状態は、育成対象の植物の大きさと色の理想的な値の組である。現在状態は、育成対象の植物の大きさと色の現在値の組である。この場合の移行手段は、温度、湿度、植物に特定のタイミングで与える水の量と肥料の種類と肥料の量との組み合わせで表現される。また、この移行手段の適合性は、現在状態においてその移行手段を実施することで目標状態に到達できる確率の値ともできる。
そして、ユーザは、所有する携帯電話(上記本発明の出力装置)に搭載されたセンシング手段であるカメラで案内板を撮影する。この撮影された画像データがセンシングデータに相当する。
外部装置(サーバ)は、携帯電話から受信した画像データを文字認識機能等の手法で解析し、案内板に表示されている列車情報を抽出し、この列車情報を特徴量とする。そして、外部装置は、現在の駅から目的の駅に至るルートをデータベースから検索して得る。外部装置は、検索して得たルートと、抽出した列車情報(特徴量)を照合し、適合性を判定する。例えば、撮影された案内板に表示されている複数の列車のうち、上記ルートに適合する列車を判定する。この判定結果がユーザの携帯電話に送信される。
携帯電話は、受信した判定結果を出力する。例えば「3番ホーム、9:14分、準急、5つ目の駅で下車」等とテキストデータを表示し、乗るべき列車の情報を表示する。
あるいは、画面上に上記移行手段と対応付けて判定結果を表示することも可能である。特に、撮影した案内板の画像データにおいて、乗るべき列車の情報を重畳して表示する(例えば乗車可能であることを示すマークを表示する)ことで、ユーザは、乗るべき列車がどの列車であるのかを直感的に判断することができる。さらに、判定結果を音声で出力することも可能である。
なお、特徴量の抽出は、サーバ側で行ってもよいし、携帯電話側で行ってもよい。また、外部装置との送受信を行わずに、サーバ側の処理を全て携帯電話側で処理する態様も可能である。この場合、携帯電話内に各種データベースを用意する。
この発明によれば、ユーザが所望する情報を出力することができる。
表示システムの構成を示すブロック図である。 表示装置を用いて案内板を撮影した場合の例を示す図である。 表示装置からサーバに情報を送信する態様を示した図である。 判定結果を重畳して表示する例を示す図である。 テキストデータで判定結果を表示する例を示す図である。 混雑情報を用いる場合の表示システムを示す図である。 図7(A)は駅情報データベースを示す図であり、図7(B)は列車情報データベースを示した図である。 図8(A)は列車情報データベースを示した図であり、図8(B)は乗り換え情報データベースを示した図である。 サーバ2の動作を示すフローチャートである。 サーバ2の動作を示すフローチャートである。 他の例に係る表示システムを示す図である。
図1は、本発明の出力装置の例である表示装置を備えた表示システムの構成を示すブロック図である。表示システムは、インターネット7を介して接続される表示装置1と、サーバ2と、複数のセンサ(同図の例ではセンサ51およびセンサ52)と、を備えている。
表示装置1は、ユーザが所有する携帯電話やPDA等の情報処理装置である。表示装置1は、制御部11、通信部12、表示部13、記憶部14、入力部15、カメラ16、およびGPS17を備えている。この例では、後述するように、入力部15がこの発明でいう第1の入力手段に相当し、入力部15やGPS17がこの発明でいう第2の入力手段に相当する。カメラ16がこの発明でいうセンシング手段に相当する。通信部12が、この発明でいう送信手段、および受信手段に相当する。また、表示部13が、この発明でいう出力手段に相当する。
制御部11は、通信部12およびインターネット7を介してサーバ2に各種データを送信し、サーバ2からデータを受信して、受信したデータを表示部13に表示する動作を行う。
サーバ2は、制御部21、通信部22、およびデータベース(DB)23を備えている。
制御部21は、通信部22およびインターネット7を介して、表示装置1やセンサ51、センサ52等から、対象物についてセンシングした結果であるセンシングデータを受信する。センサとしては、カメラ、GPS、温度センサ、湿度センサ、照度センサ、気圧センサ等があり、この発明で言う移行手段の状態等のセンシングを行う。これらのセンサ51、52も、この発明でいうセンシング手段に相当する。センシングデータは、そのセンシングデータを処理して抽出された特徴量が移行手段の状態を示すデータ(画像データ等)であってもよいし、移行手段の状態を直接示すデータ(温度、湿度、照度、気圧等)であってもよい。
なお、この例では、センシングの対象物を鉄道の旅客駅に設置された案内板(各列車の発車時刻、行き先、列車種別、乗り場等の情報を示すもの)とし、この案内板を撮影するカメラ16がこの発明でいうセンシング手段に相当するものとして説明する。
図2に示すように、表示装置1は、表示部13と入力部15を兼ねたタッチパネルを搭載している。ユーザは、センサ(カメラ)16を用いて案内板を撮影する。この例では、ここで案内板を撮影した画像データが、この発明でいう、移行手段の状態をセンシングしたセンシングデータに相当する。また、この例では、列車が、この発明でいう移行手段に相当する。案内板には、各列車の発車時刻、行き先、列車種別、乗り場等の列車情報101(101A、101B,101C)が表示されている。同図の例では3つの列車情報101A、101B,101Cが表示されている。この例では、案内板において示されている各列車の発車時刻、行き先、列車種別、乗り場等が、この発明でいう移行手段の状態に相当する。表示装置1は、案内板を撮影した画像データを処理し、移行手段の状態である列車の発車時刻、行き先、列車種別、乗り場等を得る。
制御部11は、記憶部14に記憶されているプログラムを読み出し、パターン認識により特徴量を抽出する。特徴量は、撮影した画像の中から特定の情報を抽出したものである。この例では、図3に示すように、「準急Semi-Exp.」の部分と「河原町Kawaramachi」の部分とを文字認識機能で抽出し、特徴量として文字情報102を抽出する。
そして、制御部11は、抽出した特徴量をサーバ2に送信する。なお、撮影した画像データをサーバ2に送信し、サーバ2の制御部21が特徴量を抽出する態様であってもよい。表示装置1、またはサーバ2における、パターン認識による特徴量の抽出が、この発明でいう特徴量抽出手段に相当する。また、ここで抽出した特徴量が、移行手段である列車の状態を示すデータである。
また、制御部11は、現在地の情報および目的地の情報をサーバ2に送信する。現在地の情報は、GPS17で検出された現在位置に最も近い駅の駅名情報であり、この発明でいう現在状態のデータに相当する。目的地の情報は、ユーザが入力した目的地に最も近い駅の駅名情報であり、この発明でいう目標状態のデータに相当する。現在地の情報および目的地の情報に加えて、撮影した画像から抽出した特徴量、または撮影した画像をサーバ2に送信する構成が、この発明でいう送信手段に相当する。
なお、現在地の情報は、例えば、GPS17で検出された現在位置に最も近い駅の駅名情報を自動的に選択する。また、表示部13において現在地に近い(所定距離以下の)駅の一覧を表示する、あるいは地図上に表示し、ユーザに選択させるようにしてもよい。また、図7(A)に示すような駅情報データベース(記憶部14またはサーバ2からダウンロードしたもの)内の鉄道会社、路線、駅の一覧表を表示し、ユーザに選択させるようにしてもよい。あるいは、ユーザがカメラ16を用いて駅の看板を撮影し、制御部11が画像データから文字認識機能で駅名を読み取り、同じ駅名の候補を表示部13に表示し、ユーザに選択させてもよい。また、表示装置1に備えられたマイク(不図示)でユーザの音声を取得し、音声認識により駅名の入力を受けつける態様にしてもよい。これらの現在地の情報の入力にかかる構成が、この発明でいう第2の入力手段に相当する。
また、目的地の情報は、図7(A)に示すような駅情報データベース(記憶部14またはサーバ2のDB23からダウンロードしたもの)内の鉄道会社、路線、駅の一覧表を表示し、ユーザに選択させるようにしてもよい。また、表示装置1に備えられたマイク(不図示)でユーザの音声を取得し、音声認識により駅名の入力を受けつける態様にしてもよい。これらの目標地の情報の入力にかかる構成が、この発明でいう第1の入力手段に相当する。
図9のフローチャートを参照して、サーバ2の動作について説明する。図3に示したように、サーバ2は、表示装置1から送信された文字情報102、現在地の駅名情報、および目的地の駅名情報を受信する(s11)。そして、現在地の駅から目的地の駅に至るルートをDB23から検索し、当該ルートに対する各文字情報102に示される列車の適合性を判定する。
図7(B)は、列車情報データベースの一例である。図8(A)は、図7(B)の列車情報に加えて、各列車の各駅での到着および発車時刻が含まれた列車情報データベースである。図8(B)は、乗り換え情報データベースである。これらデータベースは、サーバ2のDB23に格納されている。これらデータベースが、この発明でいう知識情報に相当し、DB23がこの発明でいう知識情報記憶手段に相当する。
まず、サーバ2は、乗り換え情報データベースを参照する(s12)。ここでは、サーバ2は、現在地の駅名情報が乗り換え情報データベースの「From」と一致し、かつ目的地の駅名情報が乗り換え情報データベースの「To」と一致するものがあるか否かを判断する。サーバ2は、一致するものがあると判断した場合、乗り換え情報データベースに記載されている乗換え駅を仮目的地の駅とする(s13)。
次に、サーバ2は、図7(B)または図8(A)の列車情報データベースから、受信した文字情報102に示される列車種別と一致するものを抽出する。図8(A)の列車情報データベースから検索する場合には、列車情報101(101A、101B,101C)から発車時刻の抽出も行い、列車情報データベースの発車時刻との照合も行う(s14)。
かつ、サーバ2は、図7(B)または図8(A)の列車情報データベースから、文字情報102に示される行き先駅名と、現在地の駅名と、目的の駅名とが停車駅に含まれている情報を検索する(s14)。
このようにして、サーバ2は、DB23を検索して得た目的の駅に至るルートと、文字情報102の各列車の適合性(目的地に至るか否か)を判定する(s15)。この目的の駅に至るルートを得る上記構成が、この発明でいうルート獲得手段に相当する。s14において列車情報データベースに全てに一致する文字情報102があった場合には、乗車可情報を判定結果として表示装置1に送信し(s17)、一致する文字情報102がない場合には、乗車不可情報を判定結果として表示装置1に出力する(s18)。これら判定結果がこの発明でいう適合性判定結果データに相当する。また、これらの判定結果を得るための判定処理が、この発明でいう適合性判定手段に相当する。
表示装置は、サーバ2からこれら判定結果を受信し、表示部13に表示する。この判定結果を受信する構成が、この発明いう受信手段に相当し、判定結果を表示部13に表示する構成が、この発明でいう出力手段に相当する。例えば、図4に示すように、乗車可情報を受信した場合、当該乗車可情報が示す文字情報102に対応する列車情報101Aに重畳して、乗車可マーク(OKマーク)103を表示する。乗車不可情報を受信した場合、当該乗車不可情報が示す文字情報102に対応する列車情報101Bおよび列車情報101Cに重畳して、乗車不可マーク(NGマーク)104を表示する。
あるいは、図5に示すように、「3番ホーム、9:14分、準急、5つ目の駅で下車」等とテキストデータを生成して表示し、乗るべき列車の情報を表示する態様も可能である。
このように、ユーザはカメラ16で案内板を撮影するだけで、各列車が乗るべき列車であるか否かを容易に判断することができる。なお、ユーザがカメラ16で、駅のホームで停車している列車の側面に表示されている列車の種別(例:普通、準急)や行き先や列車番号の表示を撮影(センシング)しても、案内板を撮影した場合と同じく、乗車可マーク(OKマーク)103、または乗車不可マーク(NGマーク)104を判定結果として列車の側面の画像に重畳表示するようにすることもできる。また、同様のことは列車だけでなくバスについても適用可能である。
なお、図7(B)および図8(A)に示したように、列車情報データベースには、無料、有料区分を示す情報が含まれている。例えば、現在地の駅名や目的の駅名を選択するときに、「有料列車を利用する」「有料列車を利用しない」等の選択を行うことで、これら選択された情報がサーバ2に送信され、列車情報データベースとの照合に用いられる。このように、ユーザが種々の条件を指定して適合性の判定に用いることも可能である。
例えば、図6および図10に示すように、列車の混雑度を適合性の判定に用いることも可能である。なお、図10に示すフローチャートにおいては、図9と共通する部分については同一の符号を付し、その説明を省略する。
この例では、ユーザから指定された混雑度を指定する情報が、表示装置1からサーバ2に送信される。混雑度は、例えば、現在地の駅名や目的の駅名を選択するときに、「列車の混雑度を考慮する」「列車の混雑度を考慮しない」等の選択を行うことで生成される。これら選択された情報がサーバ2に送信され、列車情報データベースとの照合に用いられる。
また、サーバ2には、センサ51およびセンサ52から列車の車内画像、または混雑度を示す情報が送信される。車内画像が送信された場合、サーバ2側で、混雑度を示す情報への変換を行う。混雑度を示す情報は、例えば列車内の画像から、乗客の画像を抽出し、画像全体における乗客の画像の占有率を算出し、乗客無しの状態を0%、最高を100%として混雑度とする。
サーバ2は、図10に示すように、s15において各列車の適合性(目的地に至るか否か)を判定し、一致する列車が存在すると判断した後に、当該列車について混雑度の判断を行う(s21)。例えば、混雑度が50%を超える場合には基準を下回るとして、乗車不可情報を判定結果として表示装置1に出力する(s18)。混雑度が50%未満である場合にのみ乗車可情報を判定結果として表示装置1に送信する(s17)。
なお、センサ51およびセンサ52は、各列車内に設置された固定カメラであって、自動的にサーバ2にデータを送信する態様としてもよいが、列車の乗客が自身の所有する携帯電話等を用いて、手動で列車内を撮影する、または混雑の程度を入力する態様であってもよい。また、手動で混雑度を入力する場合には、予め規定された複数の列車情報から、列車の乗客が乗車している列車を選択させることが望ましい。
また、GPSを備えた携帯電話であれば、緯度、経度情報をサーバ2に送信する態様も可能である。この場合、サーバ2は、受信した緯度、経度情報と、当該情報を受信した時刻で、列車情報データベースを参照して、該当する列車の検索を行うことができ、列車ごとの混雑度を得ることができる。
次に、図11は、他の例に係る表示システムを示す図である。この例では、ユーザは、センサ(カメラ)16を用いて植物を撮影する。
制御部11は、画像データの特徴量として、植物301の生育状況を抽出する。生育状況は、前回撮影時の画像との差分や、地面からの距離、緑色の占有率等で求める。生育状況を示す情報は、サーバ2に送信される。あるいは、制御部11は、サーバ2に画像データを送信し、サーバ2側で生育状況を抽出してもよい。また、この例では、センシングデータとして温度データや湿度データも抽出する。
また、制御部11は、現在状態のデータおよび目標状態のデータもサーバ2に送信する。この例における現在状態のデータは、例えば植物を植えてからの生育日数である。目標状態のデータは、例えば理想的な植物の大きさ、色等である。また、食用植物であれば目標の状態は、食べごろの状態である。また、この例における移行手段は、温度、湿度、植物に与える水や肥料の種類や肥料の量等に相当する。センシングデータである温度データや湿度データは、移行手段の状態を直接示すデータである。
サーバ2は、表示装置1から送信された生育状況、生育日数、および目標の植物の状態を示すデータを受信する。そして、現在の植物の状態から目標の植物の状態に移行するためのルート(例えば、温度、湿度、いつどのタイミングで肥料を与えるか等)をDB23から検索する。この例では、DB23には、植物名毎に、各生育日数における最適温度、最適湿度、標準的な大きさ、肥料と量等を示すデータが蓄積されている。サーバ2は、当該ルートに対する生育状況の適合性を判定する。ここでは、適合性としては、最も目標の植物の状態に生育するのに適した状況に変化させるための対策を求める。例えば、温度を1度下げるという情報を求める。あるいは、肥料の種類と与えるべきタイミング(明日の朝に肥料AAを撒く等)の情報を求める。これらの情報がこの発明でいう適合性判定結果データに相当する。
なお、状態空間が、植物の大きさの軸と色の軸の2軸から構成された空間とする場合も考えられる。この場合、目標状態は、育成対象の植物の大きさと色の理想的な値の組である。現在状態は、育成対象の植物の大きさと色の現在値の組である。移行手段は、温度、湿度や、植物に特定のタイミングで与える水の量と肥料の種類と量の組み合わせで表現される。適合性は、現在状態において移行手段を実施する(特定のタイミングで所定量の水および特定の肥料を与える)ことで目標状態に到達できる確率の値とすることもできる。
表示装置1は、サーバ2から上記情報(温度を1度下げる、明日の朝に肥料AAを撒く等の情報)を受信し、表示部13に表示する。例えば、図12に示すように、植物301に重畳してアドバイス情報303である「空調を−1℃、肥料AAを明日の朝に撒く」を表示する。無論、テキストデータを生成して、植物301とは別に、アドバイス情報を表示する態様も可能である。
このように、ユーザはカメラ16で植物を撮影するだけで、目標の生育状況まで育てるための対策を容易に判断することができる。
なお、上記の例では、判定結果を表示部13に表示するとしたが、この判定結果の出力形態については、表示に限らず、音声で出力してもよいし、これ以外の出力形態で出力してもよい。
1…表示装置 2…サーバ 7…インターネット 11…制御部 12…通信部 13…表示部 14…記憶部 15…入力部 16…カメラ17…GPS 21…制御部 22…通信部 23…DB 51…センサ 52…センサ

Claims (15)

  1. 目標状態のデータを入力するための第1の入力手段と、
    現在状態のデータを入力するための第2の入力手段と、
    前記目標状態を含む他の状態に、前記現在状態から移行するための移行手段の状態をセンシングし、センシングデータを生成するセンシング手段と、
    前記センシングデータ、前記目標状態のデータ、および前記現在状態のデータを所定の外部装置に送信する送信手段と、
    前記センシングデータ、前記目標状態のデータ、および前記現在状態のデータに基づいて、前記現在状態から前記目標状態に移行するための前記移行手段の適合性を判定した適合性判定結果データを、前記外部装置から受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した適合性判定結果データを出力する出力手段と、
    を備えたことを特徴とする出力装置。
  2. 目標状態のデータを入力するための第1の入力手段と、
    現在状態のデータを入力するための第2の入力手段と、
    前記目標状態を含む他の状態に、前記現在状態から移行するための移行手段の状態をセンシングし、センシングデータを生成するセンシング手段と、
    前記センシングデータから特徴量を抽出する特徴量抽出手段と、
    前記特徴量、前記目標状態のデータ、および前記現在状態のデータを所定の外部装置に送信する送信手段と、
    前記特徴量、前記目標状態のデータ、および前記現在状態のデータに基づいて、前記現在状態から前記目標状態に移行するための前記移行手段の適合性を判定した適合性判定結果データを、前記外部装置から受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した適合性判定結果データを出力する出力手段と、
    を備えた出力装置。
  3. 前記出力手段は、前記適合性判定結果データを、前記移行手段と対応付けて出力することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の出力装置。
  4. 前記出力手段は、前記適合性判定結果データを、前記移行手段を撮影した画像に重畳して表示することを特徴とする請求項3に記載の出力装置。
  5. 前記出力手段は、前記適合性判定結果データを、前記移行手段に基づいて生成した情報として出力することを特徴とする請求項3に記載の出力装置。
  6. 目標状態のデータを入力するための第1の入力手段と、
    現在状態のデータを入力するための第2の入力手段と、
    前記目標状態を含む他の状態に、前記現在状態から移行するための移行手段の状態をセンシングし、センシングデータを生成するセンシング手段と、
    前記センシングデータから特徴量を抽出する特徴量抽出手段と、
    前記現在状態から前記目標状態に至るルートの情報を獲得するために利用可能な知識情報を複数個、保有した知識情報記憶手段と、
    前記目標状態のデータ、および前記現在状態のデータに基づいて、前記現在状態から前記目標状態に至るルートの情報を、前記知識情報記憶手段を検索して得るルート獲得手段と、
    前記特徴量に基づいて、前記ルート獲得手段が得たルートの情報に対する前記移行手段の適合性を判定する適合性判定手段と、
    前記適合性判定手段の判定結果である適合性判定結果データを出力する出力手段と、
    を備えた出力システム。
  7. 前記出力手段は、前記適合性判定結果データを、前記移行手段と対応付けて出力することを特徴とする請求項6に記載の出力システム。
  8. 前記出力手段は、前記適合性判定結果データを、前記移行手段を撮影した画像に重畳して表示することを特徴とする請求項7に記載の出力システム。
  9. 前記出力手段は、前記適合性判定結果データを、前記移行手段に基づいて生成した情報として出力することを特徴とする請求項7に記載の出力システム。
  10. 目標状態のデータを入力する第1の入力ステップと、
    現在状態のデータを入力する第2の入力ステップと、
    前記目標状態を含む他の状態に、前記現在状態から移行するための移行手段の状態をセンシングし、センシングデータを生成するセンシングステップと、
    前記センシングデータ、前記目標状態のデータ、および前記現在状態のデータを所定の外部装置に送信する送信ステップと、
    前記センシングデータ、前記目標状態のデータ、および前記現在状態のデータに基づいて、前記現在状態から前記目標状態に移行するための前記移行手段の適合性を判定した適合性判定結果データを、前記外部装置から受信する受信ステップと、
    前記受信ステップで受信した適合性判定結果データを出力する出力ステップと、
    を情報処理装置に実行させることを特徴とするプログラム。
  11. 目標状態のデータを入力する第1の入力ステップと、
    現在状態のデータを入力する第2の入力ステップと、
    前記目標状態を含む他の状態に、前記現在状態から移行するための移行手段の状態をセンシングし、センシングデータを生成するセンシングステップと、
    前記センシングデータから特徴量を抽出する特徴量抽出ステップと、
    前記特徴量、前記目標状態のデータ、および前記現在状態のデータを所定の外部装置に送信する送信ステップと、
    前記特徴量、前記目標状態のデータ、および前記現在状態のデータに基づいて、前記現在状態から前記目標状態に移行するための前記移行手段の適合性を判定した適合性判定結果データを、前記外部装置から受信する受信ステップと、
    前記受信ステップで受信した適合性判定結果データを出力する出力ステップと、
    を情報処理装置に実行させることを特徴とするプログラム。
  12. 目標状態のデータを入力する第1の入力ステップと、
    現在状態のデータを入力する第2の入力ステップと、
    前記目標状態を含む他の状態に、前記現在状態から移行するための移行手段の状態をセンシングし、センシングデータを生成するセンシングステップと、
    前記センシングデータから特徴量を抽出する特徴量抽出ステップと、
    前記目標状態のデータ、および前記現在状態のデータに基づいて、前記現在状態から前記目標状態に至るルートの情報を、前記現在状態から前記目標状態に至るルートの情報を獲得するために利用可能な知識情報を複数個、保有した知識情報記憶手段から検索して得るルート獲得ステップと、
    前記特徴量に基づいて、前記ルート獲得ステップで得たルートの情報に対する前記移行手段の適合性を判定する適合性判定ステップと、
    前記適合性判定ステップの判定結果である適合性判定結果データを出力する出力ステップと、
    を情報処理装置に実行させることを特徴とするプログラム。
  13. 前記出力ステップは、前記適合性判定結果データを、前記移行手段と対応付けて出力することを特徴とする請求項10、請求項11、または請求項12に記載のプログラム。
  14. 前記出力ステップは、前記適合性判定結果データを、前記移行手段を撮影した画像に重畳して表示することを特徴とする請求項13に記載のプログラム。
  15. 前記出力ステップは、前記適合性判定結果データを、前記移行手段に基づいて生成した情報として出力することを特徴とする請求項13に記載のプログラム。
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