JPH10308935A - 双方向ｃａｔｖシステムの上り回線開通方法 - Google Patents
双方向ｃａｔｖシステムの上り回線開通方法Info
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- JPH10308935A JPH10308935A JP9115619A JP11561997A JPH10308935A JP H10308935 A JPH10308935 A JP H10308935A JP 9115619 A JP9115619 A JP 9115619A JP 11561997 A JP11561997 A JP 11561997A JP H10308935 A JPH10308935 A JP H10308935A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 上り回線の開通、停止をセンタ側からしか行
うことができない。 【解決手段】 双方向ＣＡＴＶシステムの中継伝送網に
センタに向けて映像や音声等の情報信号を送信可能とし
た上り信号端末機器４を接続し、同上り信号端末機器４
にセンタからの下りポーリング信号によりセンタとの間
の上り回線が開通されたときに、センタにその上り回線
の開通を引き続き継続するよう要求できる要求信号を出
力させ、センタはこの要求信号に応答してその上り回線
を継続して開通状態に保持可能とする。或いは双方向Ｃ
ＡＴＶシステムの中継伝送網にセンタに向けて映像や音
声等の情報信号を送信可能とした上り信号端末機器４を
接続し、双方向中継増幅器１は上り回線に伝送される前
記上り信号端末機器４からの要求信号を直に受信可能で
あり、要求信号を受信するとゲート開閉器２を閉じてそ
の上り回線を開通可能としたものである。
うことができない。 【解決手段】 双方向ＣＡＴＶシステムの中継伝送網に
センタに向けて映像や音声等の情報信号を送信可能とし
た上り信号端末機器４を接続し、同上り信号端末機器４
にセンタからの下りポーリング信号によりセンタとの間
の上り回線が開通されたときに、センタにその上り回線
の開通を引き続き継続するよう要求できる要求信号を出
力させ、センタはこの要求信号に応答してその上り回線
を継続して開通状態に保持可能とする。或いは双方向Ｃ
ＡＴＶシステムの中継伝送網にセンタに向けて映像や音
声等の情報信号を送信可能とした上り信号端末機器４を
接続し、双方向中継増幅器１は上り回線に伝送される前
記上り信号端末機器４からの要求信号を直に受信可能で
あり、要求信号を受信するとゲート開閉器２を閉じてそ
の上り回線を開通可能としたものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は上り回線を常時使用
しない双方向ＣＡＴＶシステムに関するものであり、端
末側からでも上り回線を開通（開放）できるようにした
ものである。
しない双方向ＣＡＴＶシステムに関するものであり、端
末側からでも上り回線を開通（開放）できるようにした
ものである。
【０００２】
【従来の技術】双方向ＣＡＴＶシステムには、センタか
らの放送信号を伝送する下り回線と視聴者側からの信号
をセンタに伝送する上り回線とを常時使用するシステム
もあるが、その一方で、通常は下り回線だけを使用し、
上り回線は必要のあるときにだけ使用するというシステ
ムもある。後者の上り回線を常時使用しない双方向ＣＡ
ＴＶシステムでは、システムを構成する双方向中継増幅
器に、上り回線のゲートを任意に開閉できるようにする
ためのゲート開閉器（スイッチ）が備わっており、従
来、このゲート開閉器は作業員によりマニュアル操作さ
れるようにしたものと、センタからの下りポーリング信
号を受信して作動するステイタスモニタを介して遠隔操
作されるようにしたものとがあった。
らの放送信号を伝送する下り回線と視聴者側からの信号
をセンタに伝送する上り回線とを常時使用するシステム
もあるが、その一方で、通常は下り回線だけを使用し、
上り回線は必要のあるときにだけ使用するというシステ
ムもある。後者の上り回線を常時使用しない双方向ＣＡ
ＴＶシステムでは、システムを構成する双方向中継増幅
器に、上り回線のゲートを任意に開閉できるようにする
ためのゲート開閉器（スイッチ）が備わっており、従
来、このゲート開閉器は作業員によりマニュアル操作さ
れるようにしたものと、センタからの下りポーリング信
号を受信して作動するステイタスモニタを介して遠隔操
作されるようにしたものとがあった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上り回線を常時使用し
ない双方向ＣＡＴＶシステムにおいて、ゲート開閉器を
備えた双方向中継増幅器を幹線及び分岐線に多数縦接続
してＣＡＴＶシステムを構成した場合、伝送ラインの初
段の双方向中継増幅器のゲートは端末側から開閉制御で
きるが、伝送ラインの中間及び末端の双方向中継増幅器
のゲート制御はセンタからしかできない。このため、上
り回線を常時使用しない双方向ＣＡＴＶシステムにおい
てこのような双方向中継増幅器を使用するためには、そ
のゲート開閉器を閉じなければならないが、上り回線を
開放させるとき、次のような問題が起きる。 １．ゲート開閉器をマニュアルで操作する増幅器におい
ては、作業員が端末からセンタに至るまでの増幅器を一
つ一つ巡回しながら手作業でゲート開閉器を開かなけれ
ばならない。しかもセンタへの信号送信が終了したら、
また巡回して増幅器のゲート開閉器を一つ一つ閉じてい
かなければならない。これは非常に手間のかかる作業で
ある。 ２．ゲート開閉器をセンタからのポーリング信号で自動
的に開閉する増幅器においては、作業員がセンタに無
線、電話等で連絡をするか、或は事前に打ち合わせをし
ておくか等することによりセンタからポーリング信号を
送出させて各増幅器の上り回線を自動的に開閉すること
ができるが、端末側の作業員がマニュアル操作で上り回
線の開閉を行なうことができないという不便さがある。
ない双方向ＣＡＴＶシステムにおいて、ゲート開閉器を
備えた双方向中継増幅器を幹線及び分岐線に多数縦接続
してＣＡＴＶシステムを構成した場合、伝送ラインの初
段の双方向中継増幅器のゲートは端末側から開閉制御で
きるが、伝送ラインの中間及び末端の双方向中継増幅器
のゲート制御はセンタからしかできない。このため、上
り回線を常時使用しない双方向ＣＡＴＶシステムにおい
てこのような双方向中継増幅器を使用するためには、そ
のゲート開閉器を閉じなければならないが、上り回線を
開放させるとき、次のような問題が起きる。 １．ゲート開閉器をマニュアルで操作する増幅器におい
ては、作業員が端末からセンタに至るまでの増幅器を一
つ一つ巡回しながら手作業でゲート開閉器を開かなけれ
ばならない。しかもセンタへの信号送信が終了したら、
また巡回して増幅器のゲート開閉器を一つ一つ閉じてい
かなければならない。これは非常に手間のかかる作業で
ある。 ２．ゲート開閉器をセンタからのポーリング信号で自動
的に開閉する増幅器においては、作業員がセンタに無
線、電話等で連絡をするか、或は事前に打ち合わせをし
ておくか等することによりセンタからポーリング信号を
送出させて各増幅器の上り回線を自動的に開閉すること
ができるが、端末側の作業員がマニュアル操作で上り回
線の開閉を行なうことができないという不便さがある。
【０００４】本発明の目的は、一々巡回して各増幅器の
ゲート開閉器を操作しなくとも、また端末とセンタとで
ゲート操作依頼の連絡を取り合いしなくとも、端末側か
らの信号で上り回線のゲート開閉器を遠隔開閉できる双
方向ＣＡＴＶシステムの上り回線開通方法を提供するこ
とにある。
ゲート開閉器を操作しなくとも、また端末とセンタとで
ゲート操作依頼の連絡を取り合いしなくとも、端末側か
らの信号で上り回線のゲート開閉器を遠隔開閉できる双
方向ＣＡＴＶシステムの上り回線開通方法を提供するこ
とにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明のうち請求項１記
載の双方向ＣＡＴＶシステムの上り回線開通方法は図
１、２に示すように、双方向ＣＡＴＶシステムを構成す
る双方向中継増幅器１の夫々が上り回線を開閉するゲー
ト開閉器２を備え、これら双方向中継増幅器１のゲート
開閉器２がＣＡＴＶシステムのセンタより送出される下
りポーリング信号を受信して作動するステイタスモニタ
３により開閉駆動され、センタからの下りポーリング信
号により所望とする双方向中継増幅器１のゲート開閉器
２を開くことにより所望の上り回線が開通されるように
した双方向ＣＡＴＶシステムの上り回線開通方法におい
て、双方向ＣＡＴＶシステムの中継伝送網にセンタに向
けて映像や音声等の情報信号を送信可能とした上り信号
端末機器４を接続し、同上り信号端末機器４にセンタか
らの下りポーリング信号によりセンタとの間の上り回線
が開通されたときに、センタにその上り回線の開通を引
き続き継続するよう要求できる要求信号を出力させ、セ
ンタはこの要求信号に応答してその上り回線を継続して
開通状態に保持可能としたものである。
載の双方向ＣＡＴＶシステムの上り回線開通方法は図
１、２に示すように、双方向ＣＡＴＶシステムを構成す
る双方向中継増幅器１の夫々が上り回線を開閉するゲー
ト開閉器２を備え、これら双方向中継増幅器１のゲート
開閉器２がＣＡＴＶシステムのセンタより送出される下
りポーリング信号を受信して作動するステイタスモニタ
３により開閉駆動され、センタからの下りポーリング信
号により所望とする双方向中継増幅器１のゲート開閉器
２を開くことにより所望の上り回線が開通されるように
した双方向ＣＡＴＶシステムの上り回線開通方法におい
て、双方向ＣＡＴＶシステムの中継伝送網にセンタに向
けて映像や音声等の情報信号を送信可能とした上り信号
端末機器４を接続し、同上り信号端末機器４にセンタか
らの下りポーリング信号によりセンタとの間の上り回線
が開通されたときに、センタにその上り回線の開通を引
き続き継続するよう要求できる要求信号を出力させ、セ
ンタはこの要求信号に応答してその上り回線を継続して
開通状態に保持可能としたものである。
【０００６】本発明のうち請求項２記載の双方向ＣＡＴ
Ｖシステムの上り回線開通方法は図１、３に示すよう
に、双方向ＣＡＴＶシステムを構成する双方向中継増幅
器１の夫々が上り回線を開閉するゲート開閉器２を備
え、これら双方向中継増幅器１のゲート開閉器２がＣＡ
ＴＶシステムのセンタより送出される下りポーリング信
号を受信して作動するステイタスモニタ３により開閉駆
動され、センタからの下りポーリング信号により所望と
する双方向中継増幅器１のゲート開閉器２を開くことに
より所望の上り回線が開通されるようにした双方向ＣＡ
ＴＶシステムの上り回線開通方法において、双方向ＣＡ
ＴＶシステムの中継伝送網にセンタに向けて映像や音声
等の情報信号を送信可能とした上り信号端末機器４を接
続し、双方向中継増幅器１は上り回線に伝送される前記
上り信号端末機器４からの要求信号を直に受信可能であ
り、要求信号を受信するとゲート開閉器２を閉じてその
上り回線を開通可能としたものである。
Ｖシステムの上り回線開通方法は図１、３に示すよう
に、双方向ＣＡＴＶシステムを構成する双方向中継増幅
器１の夫々が上り回線を開閉するゲート開閉器２を備
え、これら双方向中継増幅器１のゲート開閉器２がＣＡ
ＴＶシステムのセンタより送出される下りポーリング信
号を受信して作動するステイタスモニタ３により開閉駆
動され、センタからの下りポーリング信号により所望と
する双方向中継増幅器１のゲート開閉器２を開くことに
より所望の上り回線が開通されるようにした双方向ＣＡ
ＴＶシステムの上り回線開通方法において、双方向ＣＡ
ＴＶシステムの中継伝送網にセンタに向けて映像や音声
等の情報信号を送信可能とした上り信号端末機器４を接
続し、双方向中継増幅器１は上り回線に伝送される前記
上り信号端末機器４からの要求信号を直に受信可能であ
り、要求信号を受信するとゲート開閉器２を閉じてその
上り回線を開通可能としたものである。
【０００７】
【発明の実施の形態１】本発明の双方向ＣＡＴＶシステ
ムの上り回線開通方法の実施形態を図１のＣＡＴＶシス
テムの例で説明する。このＣＡＴＶシステムは地上波を
受信して再送信等を行うＨ．Ｅ．（センタ）１５が始点
となったマルチドロップ型の中継伝送網が構成されてお
り、同中継伝送網には図２に示される双方向中継増幅器
（幹線分岐増幅器や分岐増幅器）１が多数接続されてい
る。また、中継伝送網の一つの末端側伝送網には上り信
号端末機器４が接続されている。
ムの上り回線開通方法の実施形態を図１のＣＡＴＶシス
テムの例で説明する。このＣＡＴＶシステムは地上波を
受信して再送信等を行うＨ．Ｅ．（センタ）１５が始点
となったマルチドロップ型の中継伝送網が構成されてお
り、同中継伝送網には図２に示される双方向中継増幅器
（幹線分岐増幅器や分岐増幅器）１が多数接続されてい
る。また、中継伝送網の一つの末端側伝送網には上り信
号端末機器４が接続されている。
【０００８】前記センタ１５は、通常の放送用設備の
他、ＣＡＴＶシステムの安定した運行に欠かせない各種
の設備を備えており、その一つとして双方向中継増幅器
１のステイタスモニタ３（図２）を制御するステイタス
モニタセンタ装置（図示されていない）を備えている。
ステイタスモニタセンタ装置は、中継伝送網中の任意の
双方向中継増幅器１を呼び出して、それに各種制御や各
種設定の変更等を行わせるものであり、このためのポー
リング信号を発生するものである。このポーリング信号
により後述双方向中継増幅器１のゲート開閉器２を開閉
制御できるようになっている。また、ポーリング信号に
応答した双方向中継増幅器１からの返答信号を受信する
機能も備えている。
他、ＣＡＴＶシステムの安定した運行に欠かせない各種
の設備を備えており、その一つとして双方向中継増幅器
１のステイタスモニタ３（図２）を制御するステイタス
モニタセンタ装置（図示されていない）を備えている。
ステイタスモニタセンタ装置は、中継伝送網中の任意の
双方向中継増幅器１を呼び出して、それに各種制御や各
種設定の変更等を行わせるものであり、このためのポー
リング信号を発生するものである。このポーリング信号
により後述双方向中継増幅器１のゲート開閉器２を開閉
制御できるようになっている。また、ポーリング信号に
応答した双方向中継増幅器１からの返答信号を受信する
機能も備えている。
【０００９】図２の双方向中継増幅器１は２つの幹線側
端子１０、１１と、４つの分岐側端子１２とを備えた幹
線分岐増幅器（或いは分岐増幅器）である。この増幅器
１は幹線側回路と分岐線側回路の夫々で下り信号を増幅
する回路と上り信号を増幅する回路を備えるが、同図に
は幹線側の下り増幅回路１３と分岐側の上り増幅回路１
４だけを示してある。また、前記分岐側の上り増幅回路
１４はゲート開閉器２を備えており、同ゲート開閉器２
はステイタスモニタ３からの制御信号ａで開閉されるよ
うにしてある。ゲート開閉器２はゲートが開かれると分
岐側の上り信号をセンタ側に通し、ゲートが閉じられる
と分岐側の上り信号を遮断する。またさらに、この双方
向増幅器１はステイタスモニタ３を備えており、センタ
１５からのポーリング信号を受信して各種の応答動作を
行い、また場合によりポーリング信号に対する返答の信
号をセンタ１５に送出することも可能である。このステ
イタスモニタ３は、センタ１５より送出され、幹線側端
子１０に入力されるポーリング信号を受信し、これに基
づいて各種の応答動作を行い、その動作の一つとして、
センタ１５のポーリング信号に“上り回線のゲートを開
いて上り回線を開通せよ”という旨の指令が含まれてい
ると、ゲート開閉器２へ制御信号ａを送出してそのゲー
トを開かせる。
端子１０、１１と、４つの分岐側端子１２とを備えた幹
線分岐増幅器（或いは分岐増幅器）である。この増幅器
１は幹線側回路と分岐線側回路の夫々で下り信号を増幅
する回路と上り信号を増幅する回路を備えるが、同図に
は幹線側の下り増幅回路１３と分岐側の上り増幅回路１
４だけを示してある。また、前記分岐側の上り増幅回路
１４はゲート開閉器２を備えており、同ゲート開閉器２
はステイタスモニタ３からの制御信号ａで開閉されるよ
うにしてある。ゲート開閉器２はゲートが開かれると分
岐側の上り信号をセンタ側に通し、ゲートが閉じられる
と分岐側の上り信号を遮断する。またさらに、この双方
向増幅器１はステイタスモニタ３を備えており、センタ
１５からのポーリング信号を受信して各種の応答動作を
行い、また場合によりポーリング信号に対する返答の信
号をセンタ１５に送出することも可能である。このステ
イタスモニタ３は、センタ１５より送出され、幹線側端
子１０に入力されるポーリング信号を受信し、これに基
づいて各種の応答動作を行い、その動作の一つとして、
センタ１５のポーリング信号に“上り回線のゲートを開
いて上り回線を開通せよ”という旨の指令が含まれてい
ると、ゲート開閉器２へ制御信号ａを送出してそのゲー
トを開かせる。
【００１０】前記上り信号端末機器４は、ビデオカメラ
等の機器から出力されるビデオ信号を変調して上り回線
の空きチャンネルに送出可能とする機器であるが、この
場合、以下に説明する要求信号を中継伝送網の上り回線
に出力する機能を備えている。これは従来に無い機能で
あり、センタ１５のポーリング信号でセンタ１５と本器
４との間の上り回線が開通されたときに本器４のスイッ
チ１６を押すと、開通された上り回線に要求信号を出力
し、これれをセンタ１５に受信させる。センタ１５で
は、この要求信号が受信されると、そのとき開通してい
る上り回線を継続して開放するよう関係する全ての双方
向中継増幅器１を制御し、これら双方向中継増幅器１の
ゲートを、それ以外の双方向中継増幅器１より優先させ
て、開いた状態に保持させ、上り信号端末機器４との間
の上り回線を継続開放させる。開放された上り回線はス
イッチ１６を再度押すか、或いは別の要求解除スイッチ
等によりセンタにその旨の信号を出力して開放を解除す
ることができる。
等の機器から出力されるビデオ信号を変調して上り回線
の空きチャンネルに送出可能とする機器であるが、この
場合、以下に説明する要求信号を中継伝送網の上り回線
に出力する機能を備えている。これは従来に無い機能で
あり、センタ１５のポーリング信号でセンタ１５と本器
４との間の上り回線が開通されたときに本器４のスイッ
チ１６を押すと、開通された上り回線に要求信号を出力
し、これれをセンタ１５に受信させる。センタ１５で
は、この要求信号が受信されると、そのとき開通してい
る上り回線を継続して開放するよう関係する全ての双方
向中継増幅器１を制御し、これら双方向中継増幅器１の
ゲートを、それ以外の双方向中継増幅器１より優先させ
て、開いた状態に保持させ、上り信号端末機器４との間
の上り回線を継続開放させる。開放された上り回線はス
イッチ１６を再度押すか、或いは別の要求解除スイッチ
等によりセンタにその旨の信号を出力して開放を解除す
ることができる。
【００１１】
【発明の実施の形態２】以上は、上り信号端末機器４に
よる上り回線の開放を、上り信号端末機器４からセンタ
１５に要求信号を出力して、同センタ１５を経由して上
り回線開通してもらう方法であるが、次は上り信号端末
器機４が双方向中継増幅器１に信号を送信して直接にセ
ンタ１５までの上り回線を開通させてもらう方法であ
る。この場合、システム構成は図１の通りであるが、双
方向中継増幅器１には図３のものが使用される。
よる上り回線の開放を、上り信号端末機器４からセンタ
１５に要求信号を出力して、同センタ１５を経由して上
り回線開通してもらう方法であるが、次は上り信号端末
器機４が双方向中継増幅器１に信号を送信して直接にセ
ンタ１５までの上り回線を開通させてもらう方法であ
る。この場合、システム構成は図１の通りであるが、双
方向中継増幅器１には図３のものが使用される。
【００１２】図３の双方向中継増幅器１では、ステイタ
スモニタ３が分岐側上り回線に伝送される上り信号をゲ
ート開閉器２の手前で受信できるようになっており、ゲ
ートが閉じられていても分岐側の上り信号を受信するこ
とができるようになっている。またさらに、受信した信
号を復調するための上り復調器１７も備えており、本来
下り回線の信号（ポーリング信号）しか受信できないス
テイタスモニタ３で上り回線に伝送される信号（要求信
号）を受信できるようにしてある。同ステイタスモニタ
３は上り回線に伝送される要求信号を受信すると、ゲー
ト開閉器２に制御信号ａを出力して、ゲートが閉じられ
ている場合はゲートを開いて上り信号を伝達可能にす
る。この要求信号はポーリング信号のような信号であっ
ても、或いはそれ以外の信号でも良く、要は中継伝送網
の上り回線に伝送される図１の上り信号端末機器４とは
関係の無い他の上り信号と、上り信号端末機器４からの
信号とが識別できるような信号であれば良い。上り信号
端末機器４はこのような要求信号により上り回線が開通
されると、本来の情報信号（ビデオ信号等）を出力し、
これをセンタ１５に受信させる。
スモニタ３が分岐側上り回線に伝送される上り信号をゲ
ート開閉器２の手前で受信できるようになっており、ゲ
ートが閉じられていても分岐側の上り信号を受信するこ
とができるようになっている。またさらに、受信した信
号を復調するための上り復調器１７も備えており、本来
下り回線の信号（ポーリング信号）しか受信できないス
テイタスモニタ３で上り回線に伝送される信号（要求信
号）を受信できるようにしてある。同ステイタスモニタ
３は上り回線に伝送される要求信号を受信すると、ゲー
ト開閉器２に制御信号ａを出力して、ゲートが閉じられ
ている場合はゲートを開いて上り信号を伝達可能にす
る。この要求信号はポーリング信号のような信号であっ
ても、或いはそれ以外の信号でも良く、要は中継伝送網
の上り回線に伝送される図１の上り信号端末機器４とは
関係の無い他の上り信号と、上り信号端末機器４からの
信号とが識別できるような信号であれば良い。上り信号
端末機器４はこのような要求信号により上り回線が開通
されると、本来の情報信号（ビデオ信号等）を出力し、
これをセンタ１５に受信させる。
【００１３】以上の実施形態１、２は本件発明の上り回
線開通方法の一例であり前記構成に限られない。例え
ば、双方向中継増幅器１は分岐増幅器以外であってもよ
く、またゲート開閉器２は分岐側の上り回線だけでな
く、幹線側の上り回線にも設けられていても良い。幹線
側と分岐線側の各々にゲート開閉器２がある場合は、そ
れらを個別に制御することも可能である。
線開通方法の一例であり前記構成に限られない。例え
ば、双方向中継増幅器１は分岐増幅器以外であってもよ
く、またゲート開閉器２は分岐側の上り回線だけでな
く、幹線側の上り回線にも設けられていても良い。幹線
側と分岐線側の各々にゲート開閉器２がある場合は、そ
れらを個別に制御することも可能である。
【００１４】
【発明の効果】本発明の双方向ＣＡＴＶシステムの上り
回線開通方法によれば、端末側にいながらにして端末側
とセンタとの間の上り回線を自動的に開放でき、常時上
り回線を使用しない双方向システムにおいて上り信号の
伝送が非常に容易となる。
回線開通方法によれば、端末側にいながらにして端末側
とセンタとの間の上り回線を自動的に開放でき、常時上
り回線を使用しない双方向システムにおいて上り信号の
伝送が非常に容易となる。
【図１】本発明の双方向ＣＡＴＶシステムの上り回線開
通方法の実施形態を示すシステムの概略図。
通方法の実施形態を示すシステムの概略図。
【図２】本発明の双方向ＣＡＴＶシステムの上り回線開
通方法に使用されるＣＡＴＶ用双方向中継増幅器の第１
例を示したブロック図。
通方法に使用されるＣＡＴＶ用双方向中継増幅器の第１
例を示したブロック図。
【図３】本発明の双方向ＣＡＴＶシステムの上り回線開
通方法に使用されるＣＡＴＶ用双方向中継増幅器の第２
例を示したブロック図。
通方法に使用されるＣＡＴＶ用双方向中継増幅器の第２
例を示したブロック図。
１ 双方向中継増幅器 ２ ゲート開閉器 ３ ステイタスモニタ
Claims (2)
- 【請求項１】双方向ＣＡＴＶシステムを構成する双方向
中継増幅器（１）の夫々が上り回線を開閉するゲート開
閉器（２）を備え、これら双方向中継増幅器（１）のゲ
ート開閉器（２）がＣＡＴＶシステムのセンタより送出
される下りポーリング信号を受信して作動するステイタ
スモニタ（３）により開閉駆動され、センタからの下り
ポーリング信号により所望とする双方向中継増幅器
（１）のゲート開閉器（２）を開くことにより所望の上
り回線が開通されるようにした双方向ＣＡＴＶシステム
の上り回線開通方法において、双方向ＣＡＴＶシステム
の中継伝送網にセンタに向けて映像や音声等の情報信号
を送信可能とした上り信号端末機器（４）を接続し、同
上り信号端末機器（４）にセンタからの下りポーリング
信号によりセンタとの間の上り回線が開通されたとき
に、センタにその上り回線の開通を引き続き継続するよ
う要求できる要求信号を出力させ、センタはこの要求信
号に応答してその上り回線を継続して開通状態に保持可
能としたことを特徴とする双方向ＣＡＴＶシステムの上
り回線開通方法。 - 【請求項２】双方向ＣＡＴＶシステムを構成する双方向
中継増幅器（１）の夫々が上り回線を開閉するゲート開
閉器（２）を備え、これら双方向中継増幅器（１）のゲ
ート開閉器（２）がＣＡＴＶシステムのセンタより送出
される下りポーリング信号を受信して作動するステイタ
スモニタ（３）により開閉駆動され、センタからの下り
ポーリング信号により所望とする双方向中継増幅器
（１）のゲート開閉器（２）を開くことにより所望の上
り回線が開通されるようにした双方向ＣＡＴＶシステム
の上り回線開通方法において、双方向ＣＡＴＶシステム
の中継伝送網にセンタに向けて映像や音声等の情報信号
を送信可能とした上り信号端末機器（４）を接続し、双
方向中継増幅器（１）は上り回線に伝送される前記上り
信号端末機器（４）からの要求信号を直に受信可能であ
り、要求信号を受信するとゲート開閉器（２）を閉じて
その上り回線を開通可能としたことを特徴とする双方向
ＣＡＴＶシステムの上り回線開通方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9115619A JPH10308935A (ja) | 1997-05-06 | 1997-05-06 | 双方向ｃａｔｖシステムの上り回線開通方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9115619A JPH10308935A (ja) | 1997-05-06 | 1997-05-06 | 双方向ｃａｔｖシステムの上り回線開通方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10308935A true JPH10308935A (ja) | 1998-11-17 |
Family
ID=14667147
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9115619A Pending JPH10308935A (ja) | 1997-05-06 | 1997-05-06 | 双方向ｃａｔｖシステムの上り回線開通方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10308935A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002077863A (ja) * | 2000-08-30 | 2002-03-15 | Miharu Communications Co Ltd | Ｃａｔｖ機器 |
| JP2002094958A (ja) * | 2000-09-14 | 2002-03-29 | Miharu Communications Co Ltd | Ｃａｔｖ機器 |
-
1997
- 1997-05-06 JP JP9115619A patent/JPH10308935A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002077863A (ja) * | 2000-08-30 | 2002-03-15 | Miharu Communications Co Ltd | Ｃａｔｖ機器 |
| JP2002094958A (ja) * | 2000-09-14 | 2002-03-29 | Miharu Communications Co Ltd | Ｃａｔｖ機器 |
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Legal Events
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