JPH10126836A - マルチチャンネルアクセス無線システムにおける有線通信端末装置 - Google Patents
マルチチャンネルアクセス無線システムにおける有線通信端末装置Info
- Publication number
- JPH10126836A JPH10126836A JP8276601A JP27660196A JPH10126836A JP H10126836 A JPH10126836 A JP H10126836A JP 8276601 A JP8276601 A JP 8276601A JP 27660196 A JP27660196 A JP 27660196A JP H10126836 A JPH10126836 A JP H10126836A
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- Japan
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- communication terminal
- control device
- signal
- control
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 マルチチャンネル無線システムにおける有線
通信端末装置について、容易に増設が可能でまた、電波
伝播による設置場所の制約をなくす。 【解決手段】 有線通信端末制御部を音声帯域の信号で
マルチチャンネル制御装置と接続し、この制御部と操作
部を有線のデータ回線及び音声回線で接続する。
通信端末装置について、容易に増設が可能でまた、電波
伝播による設置場所の制約をなくす。 【解決手段】 有線通信端末制御部を音声帯域の信号で
マルチチャンネル制御装置と接続し、この制御部と操作
部を有線のデータ回線及び音声回線で接続する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチチャンネル
アクセス方式の無線通信システムに関するものである。
アクセス方式の無線通信システムに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】マルチチャンネルアクセス方式の無線通
信システムにおいては、通常は無線通信端末間の通信が
主に使用される。しかし、ビル内等の電波が届かない場
所に固定して使用する端末として、有線で接続される有
線通信端末の装置要求がある。従来の有線通信端末装置
の一例を図２を用いて説明する。図２に示すように、マ
ルチチャンネル制御装置１に、複数の、例えばＲＳ−２
３２Ｃインタフェースのデータ通信チャンネル８及び音
声チャンネル９を設け、これらにそれぞれ有線通信端末
１０を接続する。音声の接続はマルチチャンネル制御装
置内に設けた交換装置１１で行う。この方式では、有線
通信端末装置の制御をマルチチャンネル制御装置が直接
行う為、マルチチャンネル制御装置における制御処理が
複雑になる欠点がある。また、データ通信チャンネルの
数と交換装置の容量によって、接続可能な有線通信端末
装置の数は制限されてしまうため、有線通信端末装置の
増設は容易に行うことはできない問題を招来していた。
信システムにおいては、通常は無線通信端末間の通信が
主に使用される。しかし、ビル内等の電波が届かない場
所に固定して使用する端末として、有線で接続される有
線通信端末の装置要求がある。従来の有線通信端末装置
の一例を図２を用いて説明する。図２に示すように、マ
ルチチャンネル制御装置１に、複数の、例えばＲＳ−２
３２Ｃインタフェースのデータ通信チャンネル８及び音
声チャンネル９を設け、これらにそれぞれ有線通信端末
１０を接続する。音声の接続はマルチチャンネル制御装
置内に設けた交換装置１１で行う。この方式では、有線
通信端末装置の制御をマルチチャンネル制御装置が直接
行う為、マルチチャンネル制御装置における制御処理が
複雑になる欠点がある。また、データ通信チャンネルの
数と交換装置の容量によって、接続可能な有線通信端末
装置の数は制限されてしまうため、有線通信端末装置の
増設は容易に行うことはできない問題を招来していた。
【０００３】従来方式の有線通信端末装置の他の例を図
３を用いて説明する。図３に示すように、無線通信装置
１２に、例えばＲＳ−２３２Ｃインタフェースのデータ
通信チャンネル８及び音声チャンネル９を設け、これら
に有線通信端末１０を接続する。マルチチャンネル制御
装置とのデータ通信及び他の通信端末との接続は、無線
通信端末と同様にアンテナ１３を使用して無線回線を介
して行う。この方式では、有線通信端末は電波の届かな
い位置に設置可能であるが、無線通信装置及びアンテナ
は電波の届く位置に設置する必要があり、設置できない
場合がある。
３を用いて説明する。図３に示すように、無線通信装置
１２に、例えばＲＳ−２３２Ｃインタフェースのデータ
通信チャンネル８及び音声チャンネル９を設け、これら
に有線通信端末１０を接続する。マルチチャンネル制御
装置とのデータ通信及び他の通信端末との接続は、無線
通信端末と同様にアンテナ１３を使用して無線回線を介
して行う。この方式では、有線通信端末は電波の届かな
い位置に設置可能であるが、無線通信装置及びアンテナ
は電波の届く位置に設置する必要があり、設置できない
場合がある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】前述のとおり、従来の
方式では、有線通信端末装置の数がマルチチャンネル制
御装置によって制約を受ける。または、電波の届く範囲
に一部の装置を設置する必要があり、設置場所に制約が
ある。有線通信端末装置の増設は、マルチチャンネル制
御装置の制約を受けないで容易に増設できることが好ま
しい。また、有線通信端末装置はその使用目的が電波の
届かない場所に設置することであるから、電波の届く範
囲による設置場所の制約があるべきでない。
方式では、有線通信端末装置の数がマルチチャンネル制
御装置によって制約を受ける。または、電波の届く範囲
に一部の装置を設置する必要があり、設置場所に制約が
ある。有線通信端末装置の増設は、マルチチャンネル制
御装置の制約を受けないで容易に増設できることが好ま
しい。また、有線通信端末装置はその使用目的が電波の
届かない場所に設置することであるから、電波の届く範
囲による設置場所の制約があるべきでない。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するため、有線通信端末装置を無線に変調する前及び
無線から復調された後の音声周波数の信号で制御装置と
接続し、この音声周波数の信号で制御装置とデータ交換
行うことによって接続制御を行い、また、この音声周波
数の信号で無線端末装置と接続して通信を行うものであ
る。その結果、有線通信端末装置は無線通信端末装置と
同様にマルチチャンネル制御装置と通信を行うことによ
って動作し、その増設においてマルチチャンネル制御装
置による制約を受けない。また、電波を受信する必要が
無い為、電波受信による設置場所の制約を受けない。
決するため、有線通信端末装置を無線に変調する前及び
無線から復調された後の音声周波数の信号で制御装置と
接続し、この音声周波数の信号で制御装置とデータ交換
行うことによって接続制御を行い、また、この音声周波
数の信号で無線端末装置と接続して通信を行うものであ
る。その結果、有線通信端末装置は無線通信端末装置と
同様にマルチチャンネル制御装置と通信を行うことによ
って動作し、その増設においてマルチチャンネル制御装
置による制約を受けない。また、電波を受信する必要が
無い為、電波受信による設置場所の制約を受けない。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図１を
参照して説明する。
参照して説明する。
【０００７】図中、１はマルチチャンネル制御装置であ
り、マルチチャンネルアクセスの回線使用状況を管理
し、制御情報の作成・送信及び受信・解析して端末装置
に対する回線使用の指示を行う。２は送信機であり、制
御装置の送信した制御情報を変調して端末装置に対して
送信する。３は受信機であり、端末装置が送信した制御
情報を受信し、復調して制御部へ渡す。４は有線通信端
末装置の制御部であり、例えばＭＳＫモデム５で変調し
た信号で制御装置と音声周波数帯域の信号でデータ交換
を行う。また、スイッチ６を切り換えて音声周波数帯域
の信号で無線端末装置と送信機及び受信機経由で無線端
末装置と接続する。７は有線通信端末装置の操作部であ
り、有線端末装置の制御部と、例えばＲＳ−２３２Ｃ，
ＲＳ−４８５等のデータ回線８及び音声回線９で接続さ
れる。有線端末装置の操作部は、表示、操作及び音声信
号の入出力を行う。
り、マルチチャンネルアクセスの回線使用状況を管理
し、制御情報の作成・送信及び受信・解析して端末装置
に対する回線使用の指示を行う。２は送信機であり、制
御装置の送信した制御情報を変調して端末装置に対して
送信する。３は受信機であり、端末装置が送信した制御
情報を受信し、復調して制御部へ渡す。４は有線通信端
末装置の制御部であり、例えばＭＳＫモデム５で変調し
た信号で制御装置と音声周波数帯域の信号でデータ交換
を行う。また、スイッチ６を切り換えて音声周波数帯域
の信号で無線端末装置と送信機及び受信機経由で無線端
末装置と接続する。７は有線通信端末装置の操作部であ
り、有線端末装置の制御部と、例えばＲＳ−２３２Ｃ，
ＲＳ−４８５等のデータ回線８及び音声回線９で接続さ
れる。有線端末装置の操作部は、表示、操作及び音声信
号の入出力を行う。
【０００８】以下、この実施例の動作について説明す
る。発信動作時においては、有線通信端末装置操作部７
の操作による発信信号が、有線通信端末装置操作部７か
らデータ回線８を介して有線通信端末制御部４に伝送さ
れる。有線通信端末制御部４は制御装置１に対する発呼
信号を作成後、モデム５でＭＳＫ変調方式等によって変
調し、制御装置１に対して送信する。発呼信号の送信
後、有線通信端末制御部４は、制御装置１からの制御信
号の受信を待つ。有線通信端末制御部４は、制御装置１
からの制御信号を受信するとこれを復調、解析し、スイ
ッチ６を制御信号によって指定されたチャンネルに相当
する回線に切り換え接続し、この音声信号を音声回線９
を介して有線通信端末の操作部７に接続し、操作部７に
おいて無線端末装置との通信を可能とする。また、状態
表示情報が有線通信端末制御部４からデータ回線８を介
して有線通信端末操作部７に伝送され、通話可能である
旨の表示を行う。
る。発信動作時においては、有線通信端末装置操作部７
の操作による発信信号が、有線通信端末装置操作部７か
らデータ回線８を介して有線通信端末制御部４に伝送さ
れる。有線通信端末制御部４は制御装置１に対する発呼
信号を作成後、モデム５でＭＳＫ変調方式等によって変
調し、制御装置１に対して送信する。発呼信号の送信
後、有線通信端末制御部４は、制御装置１からの制御信
号の受信を待つ。有線通信端末制御部４は、制御装置１
からの制御信号を受信するとこれを復調、解析し、スイ
ッチ６を制御信号によって指定されたチャンネルに相当
する回線に切り換え接続し、この音声信号を音声回線９
を介して有線通信端末の操作部７に接続し、操作部７に
おいて無線端末装置との通信を可能とする。また、状態
表示情報が有線通信端末制御部４からデータ回線８を介
して有線通信端末操作部７に伝送され、通話可能である
旨の表示を行う。
【０００９】着信動作時においては、有線通信端末制御
部４は制御装置１からの制御信号の受信を待つ。有線通
信端末制御部４は制御装置１からの制御信号を受信する
と、これを復調、解析し、スイッチ６を制御信号によっ
て指定されたチャンネルに相当する回線に切り換え接続
し、この音声信号を音声回線９を介して有線通信端末の
操作部７に接続し、操作部７において無線端末装置との
通信を可能とする。また、状態表示情報が有線通信端末
制御部４からデータ回線８を介して有線通信端末操作部
７に伝送され、通話可能である旨の表示を行う。有線通
信端末制御部４は、音声帯域信号で制御装置と結合して
おり、制御装置１本体に影響を与えることなく容易に増
設が可能である。
部４は制御装置１からの制御信号の受信を待つ。有線通
信端末制御部４は制御装置１からの制御信号を受信する
と、これを復調、解析し、スイッチ６を制御信号によっ
て指定されたチャンネルに相当する回線に切り換え接続
し、この音声信号を音声回線９を介して有線通信端末の
操作部７に接続し、操作部７において無線端末装置との
通信を可能とする。また、状態表示情報が有線通信端末
制御部４からデータ回線８を介して有線通信端末操作部
７に伝送され、通話可能である旨の表示を行う。有線通
信端末制御部４は、音声帯域信号で制御装置と結合して
おり、制御装置１本体に影響を与えることなく容易に増
設が可能である。
【００１０】
【発明の効果】このように、本発明によれば、電波伝播
による設置場所の制約が無く、容易に増設可能なマルチ
チャンネル無線システム用の有線通信端末装置を実現す
ることができる。なお、上記の実施例では、有線通信端
末制御部と有線通信端末操作部の間において、データ回
線と音声回線が分離している例を示したが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、必要な信号が伝送可能で
あれば、１つの回線を用いて各種の多重化方式を使用し
てもよい。また、データ回線においては、モデムを経由
した伝送を行っても差し支えない。
による設置場所の制約が無く、容易に増設可能なマルチ
チャンネル無線システム用の有線通信端末装置を実現す
ることができる。なお、上記の実施例では、有線通信端
末制御部と有線通信端末操作部の間において、データ回
線と音声回線が分離している例を示したが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、必要な信号が伝送可能で
あれば、１つの回線を用いて各種の多重化方式を使用し
てもよい。また、データ回線においては、モデムを経由
した伝送を行っても差し支えない。
【図１】本発明の一実施例を示すブロック図。
【図２】従来の有線通信端末装置の一例を示すブロック
図。
図。
【図３】従来の有線通信端末装置の他の例を示すブロッ
ク図。
ク図。
１…マルチチャンネル制御装置、 ２…送信機、３
…受信機、 ４…有線通信端末
装置制御部、５…ＭＳＫモデム、 ６
…スイッチ、７…有線通信端末装置操作部、 ８
…データ回線、９…音声回線、
１０…有線通信端末装置、１１…マルチチャンネル制御
装置内の交換装置、１２…無線通信端末装置、
１３…アンテナ。
…受信機、 ４…有線通信端末
装置制御部、５…ＭＳＫモデム、 ６
…スイッチ、７…有線通信端末装置操作部、 ８
…データ回線、９…音声回線、
１０…有線通信端末装置、１１…マルチチャンネル制御
装置内の交換装置、１２…無線通信端末装置、
１３…アンテナ。
Claims (3)
- 【請求項１】 複数の無線チャンネルを複数の無線通信
端末装置で共有し、該複数の無線チャンネルのうち１つ
のチャンネルを無線通信端末装置に割り当てて通信を行
うマルチチャンネルアクセス無線通信システムにおける
制御装置に有線で接続された有線通信端末装置におい
て、 上記制御装置に対し、上記複数のチャネルの全てが有線
で接続され、該複数のチャネルのうち１つのチャンネル
を選択するスイッチ手段を具備することを特徴とする有
線端末通信装置。 - 【請求項２】 請求項１記載のマルチチャンネルアクセ
ス無線システムにおける有線通信端末装置において、 上記制御装置への送信データを変調する変調手段を具備
することを特徴とする有線端末通信装置。 - 【請求項３】 複数の無線チャンネルを複数の無線通信
端末装置で共有し、該複数の無線チャンネルのうち１つ
のチャンネルを無線通信端末装置に割り当てて通信を行
うマルチチャンネルアクセス無線通信システムにおける
制御装置に有線で接続された有線通信端末装置におい
て、 無線に変調する前及び無線から復調された後の音声周波
数の信号を上記制御装置に伝送し、この音声周波数の信
号で制御装置とデータ交換行うことによって接続制御を
行うと共に、この音声周波数の信号で上記無線通信端末
装置と接続して通信を行うことを特徴とする有線端末通
信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8276601A JPH10126836A (ja) | 1996-10-18 | 1996-10-18 | マルチチャンネルアクセス無線システムにおける有線通信端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8276601A JPH10126836A (ja) | 1996-10-18 | 1996-10-18 | マルチチャンネルアクセス無線システムにおける有線通信端末装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10126836A true JPH10126836A (ja) | 1998-05-15 |
Family
ID=17571723
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8276601A Pending JPH10126836A (ja) | 1996-10-18 | 1996-10-18 | マルチチャンネルアクセス無線システムにおける有線通信端末装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10126836A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6871053B2 (en) | 2000-07-03 | 2005-03-22 | Fujitsu Limited | Wireless communication apparatus |
| CN113110247A (zh) * | 2021-05-18 | 2021-07-13 | 中国地震局地球物理研究所 | 一种多通道数据采集控制电路 |
-
1996
- 1996-10-18 JP JP8276601A patent/JPH10126836A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6871053B2 (en) | 2000-07-03 | 2005-03-22 | Fujitsu Limited | Wireless communication apparatus |
| CN113110247A (zh) * | 2021-05-18 | 2021-07-13 | 中国地震局地球物理研究所 | 一种多通道数据采集控制电路 |
| CN113110247B (zh) * | 2021-05-18 | 2021-12-03 | 中国地震局地球物理研究所 | 一种多通道数据采集控制电路 |
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