JPH1030878A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JPH1030878A
JPH1030878A JP18460796A JP18460796A JPH1030878A JP H1030878 A JPH1030878 A JP H1030878A JP 18460796 A JP18460796 A JP 18460796A JP 18460796 A JP18460796 A JP 18460796A JP H1030878 A JPH1030878 A JP H1030878A
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JP
Japan
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refrigerator
heat
front plate
partition
partition wall
Prior art date
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Pending
Application number
JP18460796A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazue Yamato
一恵 大和
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Refrigeration Co filed Critical Matsushita Refrigeration Co
Priority to JP18460796A priority Critical patent/JPH1030878A/ja
Publication of JPH1030878A publication Critical patent/JPH1030878A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は冷蔵庫仕切体に冷却システムの放熱
管の一部を配設する構造のものにおいて放熱管からの熱
が前面板を通じて庫内に侵入しにくく冷却システムの効
果を向上させることを目的とする。 【解決手段】 複数の温度帯の室を有する冷蔵庫本体1
と前記室を区画する仕切体2と、前記仕切体2の前面部
に取り付けられた時期を帯びた非熱伝導性材料で構成さ
れた前面板24と、前面体周囲を塗布してある熱伝導性
部材を含有する塗布材25と、前記前面板裏面に設けら
れた冷媒サイクルユニットの放熱管18とからなる。ま
た、前記仕切体2は前記放熱管18を配設する収納溝2
8aを有する区画壁28とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の温度帯の室
を有する冷蔵庫の仕切体構造の前面部の構成により冷蔵
庫庫内に前面板を通じて熱が侵入しにくく冷却システム
効率の向上を図ることに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、冷蔵庫においては庫内温度の影響
により仕切体部分の露付きを防止するために省エネルギ
ーを目的としての従来のヒータに変えて冷却システム放
熱管の一部を冷蔵庫開口部及び仕切体部分に配設する構
造をとている。
【0003】従来の冷蔵庫としては特開平5−1980
号公報に示されているものがある。以下図5から図8を
参照しながら従来の冷蔵庫について説明する。
【0004】これら図において1は冷蔵庫本体で、上部
仕切体2、下部仕切体3によって中央に引き出し式冷凍
室4、上部に冷蔵庫5、下部に引き出し式野菜室6を区
画形成している。又中央仕切体7により前記冷凍室4を
上下2段の引き出し式冷凍室としている。8は冷蔵室5
底部に設けられた低温室であり約−3℃のパーシャルフ
リージング温度に保たれている。また前面部に低温室扉
9を有する。
【0005】10は冷凍サイクルの圧縮機、11は補助
コンデンサー、12はサイドコンデンサー、13はフロ
ントコンデンサー、14はキャピラリーである。また1
5は冷却器であり冷却器15で冷却された冷気は送風機
16によって前記各室に送風される。
【0006】17は上下に折曲部を形成した断面コの字
型の前面板でコの字型内部にはフロントコンデンサー1
2の一部をなす放熱管18が配設されている。又、前面
板17は鉄板のような熱伝導性の良い材料からなってい
る。
【0007】19は蓄熱材で、前記前面板17の裏面に
張り付け放熱管18と熱交換できるように接触して配設
されている。
【0008】20は弾性保持板で上部仕切壁に前記前面
板が取り付けられたとき断熱材21により放熱管18
と、蓄熱材19を前面板17に確実に密着させ放熱管1
8の放熱を前記蓄熱材19を介して前面板17に効率よ
く確実に伝達させるものである。
【0009】上記構成において以下その動作について説
明する。圧縮機10で圧縮された冷媒は補助放熱機11
を経てサイドコンデンサー12からフロントコンデンサ
ー13へとはいりキャピラリー14で減圧され冷却器1
5で蒸発する。
【0010】冷却器15で冷却された冷気は送風機16
で冷凍室4、冷蔵室5、野菜室6へと送風されそれぞれ
の室を所定の温度に冷却する。
【0011】ここで庫内の冷却作用により仕切体2、
3、7は冷却され結露を生じやすくなるが、冷凍サイク
ルの運転中は放熱管18の温度が40℃前後になりうる
が蓄熱材19を介して前面板17に熱伝達されるので前
面板17の温度は40℃弱に保たれて前面板14の露付
きを防止する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では前記前面板の上下両端部は強度確保の面か
ら冷蔵庫庫内側に延出しているため放熱管からの放熱の
一部は前面板両端部を通じて冷蔵庫庫内に熱負荷として
侵入し、冷蔵庫の冷却システムの効率を低下させるとい
う問題点が生じる。又逆に、前面板の温度は前面板両端
部を通じて庫内の冷気によって冷却され温度が低下し、
結露の原因となっていた。
【0013】本発明は従来の課題を解決するものであり
フロントコンデンサーから冷蔵庫庫内への熱負荷侵入を
小さくし冷却システムの効率をあげる。又逆に、前面板
の温度の低下を防ぎ冷蔵庫本体仕切壁の結露をなくすも
のである。又、冷蔵庫仕切体構造の部品点数を減らすこ
とにより作業工数をも削減した冷蔵庫等の仕切体構造を
提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、仕切体の前面部に取り付けられた周囲に熱
伝導性材料を含有した塗布材を施す、磁気を帯びた非熱
伝導性材料で構成された前面板と、前記前面板裏面に設
けられた冷凍システムの放熱管とからなる。
【0015】これにより冷蔵庫庫内への熱負荷侵入を小
さくし冷却システムの効率をあげ、冷蔵庫本体仕切体の
結露をなくすものである。
【0016】また、前面板裏面に設けられた冷凍システ
ムの放熱管を設置する溝を設けた区画壁を有する仕切体
構造とからなる。
【0017】これにより冷蔵庫仕切体の部品点数を減ら
し作業工数を減らすものである。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、室を区画するために設けられた仕切体と、前記仕切
体前面部に取り付けられた磁気を帯びた非熱伝導性材料
からなる前面板と、前記前面板周囲に塗布している熱伝
導性材料を含有する塗布材と、前記前面板裏面に設けら
れた冷凍システムの放熱管とからなる冷蔵庫としたもの
であり、フロントコンデンサーの放熱管からの放熱は蓄
熱材を介して前面板周囲に塗布してある熱伝導性材料を
含有する塗布材により前面板の表面全体に伝わり仕切壁
の結露防止になる。
【0019】また、前記前面板は磁気を帯びた材料から
なるため冷蔵庫のドアと庫内を密閉するためのガスケッ
トとも磁気により吸着するため庫内の密閉度を損なうこ
とはない。
【0020】請求項2に記載の発明は、仕切体前面に前
面体の後壁を固着する区画壁と、前記区画壁に前記放熱
管を設置できる収納溝を有するものであり、仕切体と前
面板とを固着する区画壁に放熱管を設置するための収納
溝を設けることにより部品点数を減らすことができ、作
業効率も良くなる。
【0021】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図4を用いて説明する。なお、従来例と同じ構成に
ついては同一番号を付しその説明を省略する。
【0022】(実施の形態1)図1において、24はた
とえば、薄板に引き延ばした板磁石のように非熱伝導性
材料で構成された前面板で、前記前面板24の周囲にア
ルミ粉のような熱伝導性材料を含有する塗布材25を施
している。図2において、前記前面板24の背面にはフ
ロントコンデンサー13の一部をなす放熱管18が配設
されている。
【0023】26は蓄熱材で、前記前面板24の裏面に
張り付け前記前面板24の周囲に塗布してある熱伝導性
材料を含有する塗布材25を通じて放熱管18と熱交換
できるように接触して配設されている。
【0024】また、蓄熱材26の対面は区画壁28に張
り付けられており、放熱管18の放熱を前記蓄熱材26
を介して前面板24に効率よく確実に伝達させるもので
ある。
【0025】上記構成において以下その動作について説
明する。放熱管18からの放熱は蓄熱材26を介し前面
板24の周囲に塗布してある熱伝導性材料を含有する塗
布材25を通じて前面板24の表面全体に伝えられ、前
面板24表面の結露をなくす。
【0026】また、冷蔵庫のドア30と庫内を密閉する
ためのガスケット31と前面板24は磁気により吸着
し、庫内の密閉度を損なうことはない。また、前面板2
4に非熱伝導性材料を使用していることにより必要以上
に前面板24に熱が蓄積されることもなく、前面板24
から伝わる庫内への熱侵入を小さくでき、冷却システム
の効率をあげることができる。
【0027】(実施の形態2)図2において、27は仕
切壁で前記前面板24の後壁と固着できる区画壁28を
備え、非熱伝導材料(ここではABS)で一体成形され
ており仕切体2の表面を構成している。前記区画壁28
には、前記前面板24の背面に配設された放熱管18を
設置する収納溝28aを備えており、収納溝28aは前
記前面板24の表面全体に均等に熱が伝わるよう放熱管
18の最適な配設位置を示している。
【0028】図3において、前記仕切壁27の内部には
各室及び庫外より侵入する外気の熱影響を断熱するため
断熱材より形成された断熱体29が内蔵してあり断熱体
29は一部風路29aを形成している。仕切壁2に前記
前面板24が取り付けられたとき断熱体29の前壁は区
画壁28と確実に密着できるよう同じ凹凸形状を形成し
ており、放熱管18を確実に区画壁28の収納溝28a
に配設することができる。
【0029】上記構成において以下その動作について説
明する。仕切壁27は、区画壁28に形成された収納溝
28aにより放熱管18を配設する。収納溝28aは前
面板24の表面全体に均等に熱を伝えることのできる最
適な配設位置決定しており、放熱管18からの熱を無駄
なく表面に放熱できる。
【0030】また、逆に、放熱管18から放熱された熱
は一部庫内側にも熱侵入するため放熱管18の無駄な長
さが削減されればその分庫内側への熱侵入は減少し、冷
却システムの効率をあげることができる。
【0031】また、最適な放熱管長さを決定できれば、
余分な長さの放熱管を配設することもなく材料の削減に
もなる。収納溝28aは区画壁28と同じ前壁凹凸形状
をもつ断熱体29により確実に形成され放熱管18を区
画壁凸部28bよりへこんで配設することもなく、蓄熱
材26を介して前面板24の周囲に塗布してある熱伝導
性材料を含有する塗布材25を通じて確実に前面板24
の表面に熱を伝えることができる。
【0032】また、収納溝28aにより放熱管18が区
画壁凸部28bより飛び出すことを防ぎ蓄熱材26の対
面を確実に区画壁28表面に密着し整形状仕上がりよく
する。また、仕切体2を構成する仕切壁27に直接区画
壁28の収納溝28aを備えた構造により部品点数を削
減し、作業効率をも良くするものである。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、放熱管か
らの放熱は蓄熱材を介し前面板の周囲に塗布してある熱
伝導性材料を含有する塗布材を通じて前面板表面全体に
伝えられ前面体表面の結露をなくする。
【0034】また、前面板は非熱伝導性材料であるため
必要以上に前面体内部に熱を蓄積することもなく、前面
体からの庫内への熱侵入を減らし冷却システムの効率を
もよくする。
【0035】また、前面板は冷蔵庫のドアと庫内を密閉
するためのガスケットと磁気により吸着し、庫内の密閉
度を損なうことはない。また、仕切壁は放熱管を設置で
きる収納溝を設けることにより前面板の表面全体に確実
に熱伝導をいき渡すことができるような放熱管配管位置
を決定できる。
【0036】また、収納溝により、放熱管が区画壁凸部
より飛び出すことを防ぎ仕上がりをよくする。
【0037】また、仕切壁に直接収納溝をつくることに
より部品点数を削減し、作業効率も良くなるという有利
な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による冷蔵庫の実施例の仕切壁前面斜視
【図2】同実施例の仕切壁断面図
【図3】同実施例の縦断面図
【図4】同実施例の冷却システム配管図
【図5】従来例の仕切壁前面板斜視図
【図6】従来例の仕切壁断面図
【図7】従来例の縦断面図
【図8】従来例の冷凍システム配管図
【符号の説明】
2 仕切体 18 放熱管 24 前面板 25 熱伝導性材料を含有する塗布材 28 区画壁 28a収納溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室を区画するために設けられた仕切体
    と、前記仕切体前面部に取り付けられた磁気を帯びた非
    熱伝導性材料からなる前面板と、前記前面板周囲に塗布
    している熱伝導性材料を含有する塗布材と、前記前面板
    裏面に設けられた冷凍システムの放熱管とからなる冷蔵
    庫。
  2. 【請求項2】 仕切体に前面体の後壁を固着する区画壁
    と前記区画壁に放熱管を設置できる収納溝を有する請求
    項1記載の冷蔵庫。
JP18460796A 1996-07-15 1996-07-15 冷蔵庫 Pending JPH1030878A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6314746B2 (en) 1998-09-25 2001-11-13 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Refrigerator with a freezer compartment and method of using it
JP5597286B1 (ja) * 2013-07-04 2014-10-01 シャープ株式会社 冷蔵庫
CN106091520A (zh) * 2016-05-30 2016-11-09 合肥华凌股份有限公司 一种冰箱中梁组件及冰箱
US10215471B2 (en) 2015-12-28 2019-02-26 Whirlpool Corporation Structural stanchion for a cabinet of an appliance
WO2022224837A1 (ja) * 2021-04-23 2022-10-27 パナソニックIpマネジメント株式会社 冷蔵庫

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