JPH10307421A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH10307421A JPH10307421A JP7353398A JP7353398A JPH10307421A JP H10307421 A JPH10307421 A JP H10307421A JP 7353398 A JP7353398 A JP 7353398A JP 7353398 A JP7353398 A JP 7353398A JP H10307421 A JPH10307421 A JP H10307421A
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Abstract
的向上を図ること。 【解決手段】 像担持体1に形成した潜像を粉体現像剤
tで現像し、その現像剤像を記録媒体Pに転写させて画
像形成を実行する転写方式の画像形成装置において、粒
径が粉体現像剤tの径の1/50以上1/2以下であ
り、抵抗値が1×1012(Ω/cm)以下の粒子mを像
担持体1上にコートする手段2を有し、像担持体1上に
該粒子mがコートされた状態において、潜像の形成、該
潜像の粉体現像剤による現像、該現像剤像の記録媒体へ
の転写がなされること。
Description
静電記録誘電体等の像担持体に適宜の潜像形成プロセス
にて形成した潜像を粉体現像剤(以下、トナーと記す)
で現像し、その現像剤像(以下、トナー画像と記す)を
記録媒体(以下、転写材と記す)に転写させて画像形成
を実行する転写方式の画像形成装置に関する。
装置において、像担持体に形成担持させたトナー画像を
転写材に転写する手段としては、コロナ帯電器を用いた
コロナ転写装置や、導電性ローラーを用いたローラー転
写装置が使用されている。
ナ帯電器をその放電開口部を対向させて非接触に配設
し、その像担持体とコロナ帯電器の間に転写材を通紙
し、該転写材の裏面をコロナ帯電器から放出させた、ト
ナーの帯電極性とは逆極性のコロナシャワーにさらすこ
とで帯電させて像担持体側のトナー画像を転写材の表面
側に静電転写させるものである。
下、転写ローラーと記す)を像担持体に接触させて配設
して転写ニップ部を形成させ、その転写ニツプ部に転写
材を導入して挟持搬送させ、転写ローラーにはトナーの
帯電極性とは逆極性の転写バイアス電圧を印加すること
で像担持体側のトナー画像を転写材の表面側に静電転写
させるものである。
体側から転写材側へのトナー画像の転写が100%行な
われることはなく、転写材へのトナー画像転写後の像担
持体には転写残トナーが存在する。
グ装置(クリーナー)を配設具備させ、該クリーニング
装置により転写後の像担持体上の転写残トナーを除去さ
せ、像担持体を繰り返して作像に供するようにしてい
る。像担持体上から除去されてクリーニング装置に溜る
転写残トナーは廃トナーとなる。そのような廃トナーは
経済性やエコロジー等の観点から量的に少ないか、実質
的にでないことが望ましい。
の像担持体上の転写残トナーは現像装置によって「現像
同時クリーニング」で像担持体上から除去し現像装置に
回収・再用する装置構成にしたクリーナーレスシステム
(トナーリサイクルプロセス)の画像形成装置も出現し
ている。
持体上に残留したトナーを次工程以降の現像時、即ち引
き続き感光体を帯電し、露光して潜像を形成し、該潜像
の現像時にかぶり取りバイアス(現像装置に印加する直
流電圧と像担持体の表面電位間の電位差であるかぶり取
り電位差Vback)によって回収する方法である。この方
法によれば、転写残トナーは現像装置に回収されて次工
程以後に再用されるため、廃トナーをなくし、メンテナ
ンスに手を煩わせることも少なくすることができる。ま
たクリーナーレスであることでスペース面での利点も大
きく、画像形成装置を大幅に小型化できるようになる。
像形成装置の場合でも、転写部から現像部に至る間に像
担持体に接触して作用する部材がある場合、例えば帯電
ローラー等の接触帯電部材がある場合には、そのような
接触部材に転写残トナーが付着・混入することになり、
転写残トナーが量的に多ければ接触部材のトナーによる
汚染の度合いも大きくなり、画像形成に悪影響すること
になる。また転写残トナーが量的に多ければ現像同時ク
リーニングも負担となる。
を有する転写方式画像形成装置の場合も、B)のクリー
ナーレス系の転写方式画像形成装置の場合も、転写性の
向上が課題となっている。
いて転写性の可及的向上を図ることを目的とする。
徴とする画像形成装置である。
剤で現像し、その現像剤像を記録媒体に転写させて画像
形成を実行する転写方式の画像形成装置において、粒径
が粉体現像剤の径の1/50以上1/2以下で、導電性
の粒子を像担持体上にコートする手段を有し、像担持体
上に該粒子がコートされた状態において、潜像の形成、
該潜像の粉体現像剤による現像、該現像剤像の記録媒体
への転写がなされることを特徴とする画像形成装置。
おいて、前記粒子の抵抗値が1×1012(Ω/cm)以
下であることを特徴とする画像形成装置。
おいて、前記粒子の抵抗値が1×1010(Ω/cm)以
下であることを特徴とする画像形成装置。
に記載の画像形成装置において、像担持体に潜像を形成
するプロセス手段に、像担持体とニップ部を形成し像担
持体面を帯電する可撓性の帯電手段を有し、該帯電手段
が像担持体上に前記粒子をコートする手段を兼ねること
を特徴とする画像形成装置。
に記載の画像形成装置において、像担持体に形成した潜
像を粉体現像剤で現像する現像手段が現像剤像を記録媒
体に転写した後に像担持体上に残留した現像剤を回収す
るクリーニング手段を兼ねており、該現像手段の現像剤
に前記粒子が混入されており、該現像手段が像担持体上
に前記粒子をコートする手段を兼ねることを特徴とする
画像形成装置。
に記載の画像形成装置において、像担持体に形成した潜
像を粉体現像剤で現像する現像手段が現像剤像を記録媒
体に転写した後に像担持体上に残留した現像剤を回収す
るクリーニング手段を兼ねており、像担持体上の現像剤
像を記録媒体へ転写する転写手段が像担持体に対する接
触転写部材であり、該接触転写部材が像担持体上に前記
粒子をコートする手段を兼ねることを特徴とする画像形
成装置。
/2以下であり、抵抗値が1×1012(Ω/cm)以下
の粒子(以下、転写促進粒子と記す)を像担持体上にコ
ートした状態において、潜像の形成、該潜像のトナー現
像をすることで、トナー画像は実質的に転写促進粒子が
コートされた像担持体上に形成担持され、像担持体表面
と直接に接触するトナーが減少することにより、トナー
と像担持体表面間の付着力が減少し、離型性が向上す
る。そのため従来のように像担持体表面に直接にトナー
画像を形成担持させた場合よりもトナー画像の転写性を
向上させることが出来る。
いて像担持体側から転写材側に効率良く移行して転写さ
れるが、転写促進粒子はその抵抗値を1×1012(Ω/
cm)以下のものにすることで、像担持体側から転写材
側に転写されににく、クリーナーレスシステムの画像形
成装置にあっては像担持体表面にコートの転写促進粒子
が減少することが防止され、少量の転写促進粒子であっ
ても長期にわたって安定に像担持体表面をコートした状
態にすることが可能になり、安定した効果を上げること
が可能である。
写性を得るために、現像剤(トナー)の径の1/50以
上1/2以下が望ましいことが後述の実施形態例に示す
ようわかった。
図である。
ロセス利用、接触帯電方式、クリーナーレスシステム、
プロセスカートリッシ着脱式のレーザー・ビーム・プリ
ンター(記録装置)である。
PC感光体(ネガ感光体)であり、矢印の時計方向に9
4mm/secの周速度(プロセススピード)をもって
回転駆動される。
電部材としての可撓性部材である固定ファーブラシであ
る。nは該固定ファーブラシ2と感光体1とのニップ部
である帯電部である。
カーボンからなる中抵抗の繊維(ファー)21を基布2
2に折込パイル状に形成したものを用いた。感光体周方
向の長さは15mmであり、基布22は感光体1の周方
向に沿うように円弧形に固定した。本例で用いたファー
21の密度は1平方インチ当たり10万本である。
加電源S1から、感光体1の外周面がほぼ−700Vに
一様に帯電処理されるように帯電バイアス電圧が印加さ
れる。
感光体1面に対して転写促進粒子(転写補助粒子)をコ
ートする手段を兼ねさせてある。即ち、固定ファーブラ
シ2に転写促進粒子mを分散させて含ませてあり、この
固定ファーブラシ2により転写促進粒子mが感光体1面
に対して均一にコートされる。転写促進粒子mについて
は後述する。
等を含むレーザービームスキャナ(露光器)である。こ
のレーザービームスキャナは目的の画像情報の時系列電
気ディジタル画素信号に対応して強度変調されたレーザ
ー光を出力し、該レーザー光で上記回転感光体1の一様
帯電面を走査露光Lする。この走査露光Lにより回転感
光体1の面に目的の画像情報に対応した静電潜像が形成
される。
電潜像はこの現像装置によりトナー画像として現像され
る。
性の平均粒径7μmの磁性1成分絶縁現像剤(ネガトナ
ー)tを用いた、非接触型の反転現像装置である。
た、現像剤担持搬送部材として直径16mmの非磁性現
像スリーブである。この現像スリーブ41は感光体1に
対して500μmの離間距離をあけて対向配設し、感光
体1との対向部である現像部(現像領域部)aにて感光
体1の回転方向と順方向に感光体1と等速で回転させ
た。この回転現像スリーブ41に弾性ブレード43で現
像剤が薄層にコートされる。現像剤は弾性ブレード43
で回転現像スリーブ41に対する層厚が規制され、また
電荷が付与される。回転現像スリーブ41にコートされ
た現像剤はスリーブ41の回転により、感光体1とスリ
ーブ41の対向部である現像部aに搬送される。またス
リーブ41には現像バイアス印加電源S2より現像バイ
アス電圧が印加される。現像バイアス電圧は、−500
VのDC電圧と、周波数1800Hz、ピーク間電圧1
600Vの矩形のAC電圧を重畳したものを用い、現像
スリーブ4aと感光体1の間で1成分ジャンピング現像
を行なわせた。
ーラであり、感光体1に所定に圧接させて転写ニップ部
bを形成させてある。この転写ニップ部bに不図示の給
紙部から所定のタイミングで記録媒体としての転写材P
が給紙され、かつ転写ローラ5に転写バイアス印加電源
S3から所定の転写バイアス電圧が印加されることで、
感光体1側のトナー像が転写ニップ部bに給紙された転
写材Pの面に順次に転写されていく。本例ではローラ抵
抗値は5×108 Ωのものを用い、+2000VのDC
電圧を印加して転写を行なった。即ち、転写ニップ部b
に導入された転写材Pはこの転写ニップ部bを挟持搬送
されて、その表面側に回転感光体1の表面に形成担持さ
れているトナー画像が順次に静電気力と押圧力にて転写
されていく。
ニップ部bに給紙されて感光体1側のトナー像の転写を
受けた転写材Pは回転感光体1の面から分離されてこの
定着装置6に導入され、トナー像の定着を受けて画像形
成物(プリント、コピー)ととして装置外へ排出され
る。
転写材Pに対するトナー像転写後の回転感光体1面に残
留の転写残トナーはクリーナーで除去されることなく、
感光体1の回転にともない帯電部nを経由して現像部a
に至り、現像装置4において現像同時クリーニング(回
収)される(トナーリサイクルプロセス)。
転写後に感光体1上に残留したトナーを引き続く画像形
成工程の現像時、即ち引き続き感光体を帯電し、露光し
て潜像を形成し、その潜像の現像時において、現像装置
のかぶり取りバイアス、即ち現像装置に印加する直流電
圧と感光体の表面電位間の電位差であるかぶり取り電位
差Vback によって回収するものである。本実施例にお
けるプリンタのように反転現像の場合では、この現像同
時クリーニングは、感光体の暗部電位から現像スリーブ
にトナーを回収する電界と、現像スリーブから感光体の
明部電位へトナーを付着させる電界の作用でなされる。
セスカートリッジである。本例のプリンタは、感光体
1、帯電ローラ2、現像装置6の3つのプロセス機器を
一括してプリンタ本体に対して着脱自在のプロセスカー
トリッジとして構成してある。プロセスカートリッジ化
するプロセス機器の組み合わせ等は上記に限られるもの
ではなく任意である。8・8はプロセスカートリジの着
脱案内・保持部材である。
m、平均粒径1.5μmの導電性酸化亜鉛粒子を用い
た。これを固定ファーブラシ2中に4g分散させた。
ブラシ2により所定の極性・電位に一様に接触帯電処理
されるとともに、転写促進粒子mの一様なコート処理を
受ける。そして回転感光体1はその外面に転写促進粒子
mがコートされた状態において、レーザー走査露光Lに
よる潜像の形成、該潜像の現像装置4によるトナー現像
を受けることで、トナー画像は実質的に転写促進粒子が
コートされた感光体1上に形成担持され、感光体1の表
面と直接に接触するトナーが減少することにより、トナ
ーと感光体表面間の付着力が減少し、離型性が向上す
る。そのため従来のように感光体表面に直接にトナー画
像を形成担持させた場合よりもトナー画像の転写性を向
上させることが出来る。
から転写材P側に効率良く移行して転写されるが、転写
促進粒子はその抵抗値を1×1012(Ω/cm)以下、
より好ましくは1×1010(Ω/cm)以下のものにす
ることで、感光体1側から転写材P側に転写されにに
く、本例のようにクリーナーレスシステムの画像形成装
置にあっては感光体表面に一旦コートした転写促進粒子
が減少することが防止され、少量の転写促進粒子であっ
ても長期にわたって安定に像担持体表面をコートした状
態に保たせることが可能になり、安定した効果を上げる
ことが可能である。
を得るために、現像剤(トナー)の径の1/50以上1
/2以下が望ましい。
07 Ω・cm、二次凝集体を含めた平均粒径1.5μm
の導電性酸化亜鉛粒子を用いたけれども、帯電促進粒子
mの材料としては、他の金属酸化物などの導電性無機粒
子や有機物との混合物など各種導電粒子が使用可能であ
る。抵抗値が1×1012Ω・cm以下であれば、感光体
1にコートした転写促進粒子が転写部bにおいて転写材
Pに転写されにくく、効果を生じる。
て求めた。即ち、底面積2.26cm2 の円筒内に凡そ
0.5gの粉体試料を入れ上下電極に15kgの加圧を
行うと同時に100Vの電圧を印加し抵抗値を計測、そ
の後正規化して比抵抗を算出した。
されている場合の粒径は、その凝集体としての平均粒径
として定義した。粒径の測定には、光学あるいは電子顕
微鏡による観察から、100個以上抽出し、水平方向最
大弦長をもって体積粒度分布を算出し、その50%平均
粒径をもって決定した。
ないよう、無色あるいは白色の粒子が適切である。さら
に、カラー記録を行なう場合、転写促進粒子mが感光体
1上から転写材Pに転写した場合を考えると無色、ある
いは白色に近いものが望ましい。
に非磁性であることが好ましい。
粒子の状態で存在するばかりでなく二次粒子の凝集した
状態で存在することもなんら問題はない。どのような凝
集状態であれ、凝集体として転写促進粒子としての機能
が実現できればその形態は重要ではない。
写促進粒子のコート量は実際上で、100個/mm2 〜
100000個/mm2 が適当であった。100個/m
m2より少ないと十分な転写効率の向上が得られず、1
00000個/mm2 より多過ぎると画質の低下など作
像上に悪影響がでる。
子mの粒径、抵抗値が異なる画像形成装置を用いて転写
性評価を行い、比較を行った。
感光体1表面の現像剤量は0.15mg/cm2 )の転
写前後の感光体1表面上に付着している現像剤の量を測
定し、次式により転写効率を求めた。また、測定はベタ
黒を印字開始直後および100枚後の2回行った。
剤量)/転写前現像剤量 使用した転写促進粒子の粒径、抵抗値、およびその場合
の転写効率を表1に示す。
以上1/2以下であり、抵抗値が1×1012(Ω/c
m)以下の条件を満足する、粒子A、粒子C、粒子Fの
場合は、初期及び100枚後の測定においても良好な転
写効率が得られた。
Eでは良好な転写効率が得られなかった。また、粒子B
では初期には転写性が良好であったが、粒子の抵抗値が
高いために転写材P上に転写され、粒子が感光体表面か
ら減少してしまい、100枚後には転写性が悪化した。
たものを図2に示す。図2に表されているように、本例
は転写促進粒子の粒径が現像剤(トナー)の径の1/5
0以上1/2以下であることによって良好な転写性が得
られ、抵抗値が1×1012Ω・cm以下であることによ
って良好な転写性を維持することが出来た。
段を像担持体に対する転写促進粒子コート手段として兼
用させることもできる。図3はその例である。
(図1)のクリーナーレスシステムの画像形成装置にお
いて、接触帯電手段としての固定ファーブラシ2を導電
性弾性ローラー2A(帯電ローラー)に変更し、また現
像装置4の現像剤(トナー)tに転写促進粒子mを添加
混入した。本例では現像剤t100重量部に対して転写
促進粒子mを1重量部添加混入した。前記したように像
担持体としての感光体1の面に対する転写促進粒子のコ
ート量が、100個/mm2 〜100000個/mm2
になるように現像剤tに対する転写促進粒子mの配合量
を設定するもので、一般に現像剤t100重量部に対し
て転写促進粒子mは0.01〜20重量部である。
することにより、感光体1表面に転写促進粒子mを安定
してコートし、転写促進粒子mの比抵抗を107 Ω・c
mにすることによって感光体1表面から転写促進粒子が
減少するのを防ぎ、転写性を向上させている。
るいは発泡体の中抵抗層2bを形成することにより作成
される。中抵抗層2bは樹脂(例えばウレタン)、導電
性粒子(例えばカーボンブラック)、硫化剤、発泡剤等
により処方され、芯金2a上にローラー状に形成した。
その後、表面を研磨した。帯電ローラー2は感光体1に
従動回転させるか、感光体1と周速差をもたせて感光体
に順方向あるいは逆方向に回転駆動される。
電を帯電ローラー2Aで行い、転写促進粒子mが現像剤
tに添加されていることを除けば、実施形態例1のクリ
ーナーレスシステムの画像形成装置とほぼ同じである。
電荷制御剤を混合し、混練、粉砕、分級の各行程を経て
作成し、更に前述の転写促進粒子mを外添剤として添加
し作成されたものである。
であり、これに対し転写促進粒子mとしての導電性酸化
亜鉛粒子の粒径は1.5μmである。
mを安定して感光体1表面にコートすることができ、ま
た転写促進粒子mが低抵抗であることにより、転写され
ず、そのため感光体1表面に安定してコートされるた
め、良好な転写性を得ることが出来る。
転写部材を像担持体に対する転写促進粒子コート手段と
して兼用させることもできる。図4はその例である。
(図1)のクリーナーレスシステムの画像形成装置にお
いて、接触帯電手段としての固定ファーブラシ2を導電
性弾性ローラー2A(帯電ローラー)に変更し、また転
写ローラー5に転写促進粒子mを供給することにより、
安定して感光体1表面に転写促進粒子mをコートするこ
とを特徴とする。
は、転写ローラー5を転写促進粒子容器9内に収容さ
せ、その容器9中で転写ローラー5に転写促進粒子mを
コートする。その後に、該転写ローラー5を介して転写
促進粒子mが感光体1表面に付着する。
向上させつつ、転写ローラー5に現像剤が付着しづらい
ため、良好な転写性を得ることが出来る。
mを供給することにより、感光体1表面に転写促進粒子
mをコートするために、転写性を向上させつつ、転写ロ
ーラー5が現像剤により汚染されることを防ぎ、良好な
転写性を得ることが出来る。
もコロナ転写装置であってもよい。
画像形成装置であるが、クリーニング装置を有する画像
形成装置であってもよい。この場合は像担持体にコート
した転写促進粒子はクリーニング装置で除去されて消費
されるけれども、像担持体に対する転写促進粒子のコー
トによる本発明の転写効率の向上効果は享受できる。 3)像担持体に対する転写促進粒子のコート手段は実施
形態例のように他のプロセス機器との兼用手段ではな
く、専用のコート手段として配設具備させてもよい。
現像剤を用いた1成分非接触型現像装置であるが、2成
分現像剤や、非磁性の現像剤を用いる非接触型あるいは
接触型現像装置でも構わない。
41に対する印加帯電バイアスあるいは印加現像バイア
スは直流電圧に交番電圧(交流電圧)を重畳してもよ
い。
波、三角波等適宜使用可能である。また、直流電源を周
期的にオン/オフすることによって形成された矩形波で
あっても良い。このように交番電圧の波形としては周期
的にその電圧値が変化するようなバイアスが使用でき
る。
しては、実施形態例の様にデジタル的な潜像を形成する
レーザー走査露光手段に限定されるものではなく、通常
のアナログ的な画像露光やLEDなどの他の発光素子で
も構わないし、蛍光燈等の発光素子と液晶シャッター等
の組み合わせによるものなど、画像情報に対応した静電
潜像を形成できるものであるなら構わない。
い。この場合は、該誘電体面を所定の極性・電位に一様
に一次帯電した後、除電針ヘッド、電子銃等の除電手段
で選択的に除電して目的の静電潜像を書き込み形成す
る。
る記録媒体は転写ドラム等の中間転写体であってもよ
い。
る。測定装置とては、コールターカウンターTA−2型
(コールター社製)を用い、個数平均分布、体積平均分
布を出力するインターフェイス(日科機製)及びCX−
1パーソナルコンピュータ(キヤノン製)を接続し、電
解液は一級塩化ナトリウムを用いて1%NaCl水溶液
を調整する。
150ml中に分散剤として界面活性剤、好ましくは、
アルキルベンゼンスルホン酸塩0.1〜5ml加え、更
に測定試料を0.5〜50mg加える。
訳1〜3分間分散処理を行ない、前記コールターカウン
ターTA−2型により、アパーチャーとして100μm
アパーチャーを用いて2〜40μmの粒子の粒度分布を
測定して、体積平均分布を求める。これらの求めた体積
平均分布より体積平均粒径を得る。
写方式画像形成装置において転写性の可及的向上を図る
ことができて、クリーニング装置を有する転写方式画像
形成装置にあっては廃トナー量を少なくして経済性やエ
コロジーの観点から有効であり、クリーナーレス系の転
写方式画像形成装置の場合も、転写部から現像部に至る
間に像担持体に接触して作用する部材がある場合、例え
ば帯電ローラー等の接触帯電部材がある場合でも、その
ような接触部材に転写残トナーが多く付着・混入するこ
とによる悪影響をなくするあるいは緩和することができ
る。
図
図
図
Claims (6)
- 【請求項1】 像担持体に形成した潜像を粉体現像剤で
現像し、その現像剤像を記録媒体に転写させて画像形成
を実行する転写方式の画像形成装置において、粒径が粉
体現像剤の径の1/50以上1/2以下で、導電性の粒
子を像担持体上にコートする手段を有し、像担持体上に
該粒子がコートされた状態において、潜像の形成、該潜
像の粉体現像剤による現像、該現像剤像の記録媒体への
転写がなされることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の画像形成装置におい
て、前記粒子の抵抗値が1×1012(Ω/cm)以下で
あることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載の画像形成装置におい
て、前記粒子の抵抗値が1×1010(Ω/cm)以下で
あることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項4】 請求項1から3の何れか1つに記載の画
像形成装置において、像担持体に潜像を形成するプロセ
ス手段に、像担持体とニップ部を形成し像担持体面を帯
電する可撓性の帯電手段を有し、該帯電手段が像担持体
上に前記粒子をコートする手段を兼ねることを特徴とす
る画像形成装置。 - 【請求項5】 請求項1から4の何れか1つに記載の画
像形成装置において、像担持体に形成した潜像を粉体現
像剤で現像する現像手段が現像剤像を記録媒体に転写し
た後に像担持体上に残留した現像剤を回収するクリーニ
ング手段を兼ねており、該現像手段の現像剤に前記粒子
が混入されており、該現像手段が像担持体上に前記粒子
をコートする手段を兼ねることを特徴とする画像形成装
置。 - 【請求項6】 請求項1から5の何れか1つに記載の画
像形成装置において、像担持体に形成した潜像を粉体現
像剤で現像する現像手段が現像剤像を記録媒体に転写し
た後に像担持体上に残留した現像剤を回収するクリーニ
ング手段を兼ねており、像担持体上の現像剤像を記録媒
体へ転写する転写手段が像担持体に対する接触転写部材
であり、該接触転写部材が像担持体上に前記粒子をコー
トする手段を兼ねることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7353398A JP3825908B2 (ja) | 1997-03-05 | 1998-03-05 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9-67424 | 1997-03-05 | ||
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