JPH10307333A - 写真プリンタ - Google Patents

写真プリンタ

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JPH10307333A
JPH10307333A JP9118364A JP11836497A JPH10307333A JP H10307333 A JPH10307333 A JP H10307333A JP 9118364 A JP9118364 A JP 9118364A JP 11836497 A JP11836497 A JP 11836497A JP H10307333 A JPH10307333 A JP H10307333A
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JP
Japan
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printer
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Withdrawn
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JP9118364A
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English (en)
Inventor
Takeshi Hirano
武司 平野
Yasuhito Suzuki
康仁 鈴木
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Fujinon Corp
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd, Fuji Photo Optical Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication of JPH10307333A publication Critical patent/JPH10307333A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インデックスプリンタを備えた写真プリンタ
において、スキャナから転送される画像データをインデ
ックスプリンタのデータ保存部に確実に蓄積・保存せし
める。 【解決手段】 データ保存部32への電力供給と、プリン
タ部36への電力供給とをリレーにより独立に制御する電
力制御部10を備え、主電源SW20がオンのときには全ての
リレーをオンし、全装置に電力を供給する。主電源SW20
がオフされたときには、リレー18および24を直ちにオフ
する。一方、電源監視部12がスキャナ70の電源がオンし
ていることを認識している限り、電源監視部12がリレー
16をオンし続け、データ保存部32に電力を供給し続け
る。電源監視部12がスキャナ70の電源がオフされている
ことを認識したときに初めて、電源監視部12がリレー16
をオフし、データ保存部32への電力供給を停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインデックスプリン
タを備えた写真プリンタに関し、より詳細には写真フィ
ルム画像を走査して画像データを出力するスキャナから
転送される画像データをデータ保存部に保存し、そのデ
ータ保存部から読み出された画像データに基づいてイン
デックスプリントを作成するインデックスプリンタを備
えた写真プリンタにおけるデータ保存部への電力供給の
制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】大規模現像所では、プリンタと現像機を
組み合わせたプリンタプロセッサを用いてフィルムの処
理が行われている。具体的には、図6に示すようにスプ
ライサ80で多数の写真フィルムを接続して長尺化し、こ
れをロール形態に巻き取りフィルムロール92とし、この
フィルムロール92をフィルムプロセッサ(フィルム現像
機)82で現像処理した後にフィルム検定を行い、このフ
ィルム検定結果に基づき写真プリンタ39のプリント部36
で焼付け露光している。また、最近のプリンタプロセッ
サにはカラースキャナ70が搭載され、ASA感度やフィ
ルムメーカー等のネガフィルム(以下、「ネガ」とい
う。)の種類(ネガ種)を判別したり、ネガの濃度、色
調などを自動的に調整するため、ネガ種のデータや、濃
度・カラーの自動補正データ等を出力するものもある。
これらのデータは、LSIカードまたはロットLSIカ
ード等のメモリ91に記録・保存され、写真プリンタ39等
においてネガ、プリント等の処理や管理に使用される。
【0003】一方、写真プリンタ39では、例えば特開平
7−5585号に開示されているように、ネガ92の各コ
マをプリント位置にセットするとともに、ペーパー供給
部35に収納されたロールペーパー93からペーパーを引き
出して、これをプリント位置にセットし、ロール状のネ
ガの各コマの画像を印画紙(以下、「ペーパー」とい
う。)に高速で焼付け露光する。焼付け露光済みのペー
パーはペーパー収納部38においてロール状93に巻き
取られ、プリント終了後にペーパー現像機84で現像処理
されるようになっている。また、ネガはFNCI(フィ
ルムネガカットインサータ)86により6コマずつに切断
されてネガシートに収められる。
【0004】なお、図6には、メモリ91、ネガロール92
およびロールペーパ93をスプライサ80、フィルムプロセ
ッサ82、スキャナ70、写真プリンタ39、ペーパー現像機
84、FNCI86およびPB88に供給する流れが矢印で示
されている(図7においても同様である。)。
【0005】従来は、写真プリンタ39において処理の対
象とされるのは35mm幅のフィルム(135フィルム)の
みであったが、近時、新規格フィルムを採用したアドバ
ンストフォトシステム(APS)が提案され、135フ
ィルムを使用したフォトシステムと併用されるようにな
った。
【0006】このAPSでは、24mm幅フィルム(APS
フィルム)を収容したドロップインローディング式のフ
ィルムカートリッジを採用し、APSフィルムにカメラ
からの撮影情報等を記録するための磁気記録層と光学情
報記録領域とを備え、撮影画面サイズは17×30mmと常に
一定であるが、カメラ側での設定により、C(クラシッ
ク)、H(迫力ビジョン)、P(パノラマ)(以下、
「C/H/P」という。)のネガフィルム(以下、「ネ
ガ」という。)の3種類のプリントサイズを選ぶことが
できる。また、135フィルムのネガがネガシートに収
められて返却されるのと異なり、APSでは現像処理さ
れたネガがカートリッジに戻されて返却されるために、
焼増し等の便のためネガに写っている内容(画像および
プリントサイズ)が確認できるようにインデックスプリ
ントを作成することが必要となる。
【0007】このため、現像所では一例としてカラース
キャナ70により写真フィルム画像(例えば、ネガ等)を
レーザビームにより走査して画像信号(画像データ)を
出力し、一旦この画像データを写真プリンタ39に搭載し
たハードディスク等のデータ記憶装置に蓄積・保存す
る。そして、プリント時には、前記プリントサイズに関
する情報の読取りのほか、カメラからのプリント品質向
上のための前記撮影情報等をメモリ91から読み取ると共
にデータ記憶装置から読み出された画像データによりL
CD(液晶表示装置)を発光させてペーパーに焼付け露
光し、インデックスプリントを作成するようにしたもの
がある。
【0008】従って、写真プリンタ39をAPSフィルム
に対応させるためには、例えば図7に示すように、ネガ
の各コマをペーパーに焼付け露光するプリント部36とペ
ーパー収納部38との間のリザーバ部分(図6における3
7)に、スキャナ70から転送された画像データを蓄積・
保存するデータ保存部32(例えば、ハードディスクやC
DーR等のデータ記憶装置、およびその制御部)と、イ
ンデックスプリントを作成するための焼付け露光部34か
らなるインデックスプリンタ30a を備えたインデックス
プリンタ部30を写真プリンタ39’に搭載する必要があ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、インデック
スプリンタ部30を搭載した写真プリンタ39’(図7)に
おいては、カラースキャナ70から転送される画像データ
のデータ保存部32へのデータ記録と、プリント部36にお
けるネガの各コマの焼付け露光とが非同期で処理され
る。すなわち、カラースキャナ70がネガを走査して画像
データを作成し、この画像データを次々とハードディス
クへ転送し、ハードディスクが、転送された画像データ
を蓄積する。一方、プリンタ部36では、カラースキャナ
70による画像データの作成・転送の処理が終了したネガ
の各コマとロールペーパーから引き出されたぺーパーを
プリント位置にセットして、ロットLSIカードから読
み出される情報に基づいて高速で焼付け露光する。イン
デックスプリンタ30a は焼付け露光が終了したネガに合
わせてハードディスクから所定の(プリントを行ったネ
ガと対応する)画像データを読み出し、所定のプリント
位置にインデックスプリントを作成する。
【0010】従って、例えば、プリンタ部36での焼付け
露光処理が終了していても、カラースキャナ70が他のネ
ガを走査して画像データを作成し、この画像データを次
々とデータ保存部32へ転送している途中であるという場
合が生じ得る。カラースキャナ70と写真プリンタ39’と
を近接して配置している場合は、カラースキャナ70と写
真プリンタ39’の両方が作動中であることを認識するこ
とは容易であるが、例えばこの両者をケーブルで接続
し、数10mも離して(ときには、異なる室内に)配設す
る場合には、双方の装置の稼働状態を同時に認識するこ
とは困難である。このため、カラースキャナ70から写真
プリンタ39’に搭載したデータ保存部32に画像データを
転送している最中であっても、写真プリンタ39’のプリ
ンタ部36でのプリント作業が行われていなければ、操作
者は省エネ・節電のために写真プリンタ39’の電源をオ
フすることもあり得る。写真プリンタ39’の電源がオフ
されると転送中の画像データが正しくデータ保存部32に
蓄積・保存されないこととなるから、画像データ転送中
は写真プリンタ39’の電源をオフしないようにしなけれ
ばならない。仮に画像データ転送中に写真プリンタ39’
の電源をオフすると、写真プリンタ39’を再起動したと
きに必要な画像データが存在しないということも起こり
得るため、このときは正しいインデックスプリントを作
成することができない。インデックスプリンタ30a もし
くはデータ保存部32専用の電源SWを設けることも可能で
あるが、操作が煩わしくなる。
【0011】また、操作者に写真プリンタ39’と離れた
場所に設置されたスキャナ70の電源状態(オンかオフ
か)や画像データが転送中であるか否かを確認させ、写
真プリンタ39’の電源をオフさせることも可能ではある
が、これは誤操作を生じる原因ともなるため、画像デー
タ転送中に写真プリンタ39’の電源をオフさせないとい
う手段としては、確実性がなく、好ましくない。
【0012】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、APSフィルム等の写真フィルム画像を走査して
画像データを出力するスキャナから転送される画像デー
タをデータ保存部に保存し、該データ保存部から読み出
された画像データに基づいてインデックスプリントを作
成する写真プリンタにおいて、スキャナからの画像デー
タ転送中に写真プリンタの電源がオフされても、インデ
ックスプリンタに搭載されたハードディスク等のデータ
記憶装置に画像データが確実に蓄積・保存されるように
する写真プリンタを提供することを目的とするものであ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の写真プリ
ンタは、写真フィルム画像を走査して画像データを出力
するスキャナからの画像データに基づいてインデックス
プリントを作成するインデックスプリンタを搭載した写
真プリンタであって、前記スキャナの電源のオン/オフ
状態を監視し、電源のオン/オフ状態に基づいて前記デ
ータ保存部への電力供給と、このデータ保存部を除く前
記写真プリンタへの電力供給とを独立に制御する電力制
御部を備え、この電力制御部が、前記データ保存部を除
く写真プリンタへの電力供給があるときは前記データ保
存部へも電力を供給し、前記データ保存部を除く写真プ
リンタへの電力供給が停止されたときには、前記スキャ
ナの電源がオフのときにのみ前記データ保存部への電力
供給を停止するように、このデータ保存部への電力供給
を制御することを特徴とするものである。
【0014】ここで、「データ保存部を除く写真プリン
タ」とは、データ保存部以外の写真プリンタを構成する
当該写真プリンタの本体部および、プリント部やペーパ
ー収納部等をいう。
【0015】また本発明の第2の写真プリンタは、写真
フィルム画像を走査して画像データを出力するスキャナ
からの画像データに基づいてインデックスプリントを作
成するインデックスプリンタを搭載した写真プリンタで
あって、前記スキャナからの画像データの転送の有無を
監視し、該画像データの転送の有無に基づいて前記デー
タ保存部への電力供給と該データ保存部を除く前記写真
プリンタへの電力供給とを独立に制御する電力制御部を
備え、該電力制御部が、前記データ保存部を除く写真プ
リンタへの電力供給があるときは前記データ保存部へも
電力を供給し、前記データ保存部を除く写真プリンタへ
の電力供給が停止されたときには、前記スキャナからの
画像データの転送が終了しているときにのみ前記データ
保存部への電力供給を停止するように該データ保存部へ
の電力供給を制御することを特徴とするものである。
【0016】この第2の写真プリンタにおいては、前記
電力制御部が、前記画像データの転送が所定の期間停止
しているときに、該画像データの転送が終了したものと
認識するものであることが望ましい。
【0017】
【発明の効果】本発明にかかる第1の写真プリンタによ
れば、スキャナの電源のオン/オフ状態を監視し、写真
プリンタの電力供給が停止されたとしても、スキャナの
電源がオンである限りデータ保存部へ電力を供給し続け
る。従って、スキャナからデータ保存部へ画像データが
転送されている最中に主電源SWがオフされたとしても、
データ保存部は画像データの蓄積・保存を行うことがで
きるので、写真プリンタを再起動したときにも必要な画
像データが存在しインデックスプリントを正常に行うこ
とが可能となる。
【0018】また、本発明にかかる第2の写真プリンタ
によれば、スキャナから画像データが転送中であるか否
かを監視し、写真プリンタの電力供給が停止されたとし
ても、スキャナから画像データが転送されている限りデ
ータ保存部へ電力を供給し続ける。従って、スキャナか
らデータ保存部へ画像データが転送されている最中に主
電源SWがオフされたとしても、データ保存部は画像デー
タの蓄積・保存を行うことができるので、写真プリンタ
を再起動したときにも必要な画像データが存在しインデ
ックスプリントを正常に行うことが可能となる。
【0019】さらに、この第2の写真プリンタにおい
て、画像データの転送が所定の期間停止しているとき
に、画像データの転送が終了したものと認識させるよう
にした場合には、画像データの転送中であるにも拘わら
ず、データの切れ目を誤ってデータ転送の終了と認識す
ることもなくなる。
【0020】上記説明で明らかなように、スキャナおよ
びデータ保存部の状態を操作者に確認させなくても、安
心して写真プリンタの主電源SWをオン/オフさせること
ができ、従来の写真プリンタと同様に操作することが可
能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明にか
かる写真プリンタの実施の形態について説明する。本発
明の第1の実施の形態にかかる写真プリンタ39’は、図
7の中央部に示すように、従来の1コマ毎の焼付け露光
を行うプリンタ部36、インデックスプリントを作成する
インデックスプリンタ30a を有するインデックスプリン
タ部30、プリント処理の終了したペーパーをロール状に
収納するペーパー収納部38とを備え、写真プリンタの本
体部にはプリンタ部36およびペーパー収納部38(以下、
代表的にプリンタ部36と記す。)への電力供給とインデ
ックスプリンタ部30への電力供給とを独立に制御する電
力制御部10(図示せず)が備えられている。
【0022】インデックスプリンタ30a はスキャナから
転送される画像データを保存するデータ保存部32とイン
デックスプリントを作成する焼付け露光部34からなって
いる。データ保存部32はハードディスク、CDーR等の
データ記憶装置とその制御回路とからなっている。
【0023】図1は本発明にかかる写真プリンタ39’の
電力制御部10を詳細に説明するための回路ブロック図で
ある。電力制御部10は写真プリンタ39’の所定の場所に
配設されており、スキャナ70の電源のオン/オフ状態を
監視する電源監視部12、スキャナ70から転送される画像
データを受けデータ保存部32に該画像データを送るイン
ターフェース部14、写真プリンタの主電源SW20、トラン
ス22、リレー16,18,24、ブレーカ26とからなる。
【0024】また、電源監視部12は、詳細には図2に示
す回路で構成されており、フォトカプラ50、検出アンプ
54、抵抗52,56 および判定部58とからなる。電源監視部
12の抵抗52の一端Xは、スキャナ70とケーブルによって
接続され、スキャナ70の所定の電源電圧(例えば5V)
が入力されている。また、抵抗56の一端Yはインデック
スプリンタ30a のデータ保存部32から所定の電源電圧
(例えば5V)が供給されている。
【0025】以下、上記構成の電力制御部10の作用につ
いて説明する。最初に電源監視部12の作用について説明
する。スキャナ70の電源がオンし、スキャナ70より5V
が抵抗52の一端Xに入力されているときは、フォトカプ
ラ50の発光部50a が発光し、受光部50b を駆動するた
め、電流が受光部50b の出力に流れるようになる。この
電流により、抵抗56と接続された受光部50b の出力端子
Zはローレベルになる。検出アンプ54がこのローレベル
を受けて出力S3(例えば0V)を出力する。一方、スキ
ャナ70の電源がオフし、スキャナ70からの5Vが抵抗52
の一端に入力されていないときは、フォトカプラ50の発
光部50a は発光しない。よって受光部50bの出力には電
流が流れず、抵抗56と接続された受光部50b の出力端子
はハイレベルになる。検出アンプ54がこのハイレベルを
受けて出力S3(例えば5V)を出力する。従って、検出
アンプ54の出力S3を監視することによりスキャナ70の電
源がオンしているか否かを判定することができる。
【0026】次に、各装置への電力供給の制御について
説明する。リレー18,24 は主電源SWと連動し、主電源SW
20がオンしているときはブレーカ26を介して焼付け露光
部34およびプリンタ部36へAC200Vを供給し、主電源SW20
がオフしているときはAC200Vの供給を停止する。また、
リレー16は電源監視部12と接続され、電源監視部12の出
力S1に基づいてデータ保存部32への電力供給(AC200V)を
制御する。ここで、電源監視部12の判定部58には検出ア
ンプ54の出力S3と主電源SW20からの制御信号S2が入力さ
れており、主電源SW20がオンのときは出力S3に拘わらず
データ保存部32へAC200Vが供給されるような出力S1を発
する。従って、主電源SW20がオンしているときには、ス
キャナ70がオンしているか否かに拘わらず、データ保存
部32および焼付け露光部34が稼働可能となる。
【0027】一方、主電源SW20がオフされたときには直
ちにデータ保存部32への電力供給を停止するのではな
く、リレー16が電源監視部12からの制御信号S1によりデ
ータ保存部32への電力供給を制御する。すなわち、スキ
ャナ70の電源がオンしており出力S3が5Vであることを
判定部58が認識したらデータ保存部32へAC200Vが供給さ
れるように出力S1を発し、スキャナ70の電源がオフされ
出力S3が5Vであることを判定部58が認識したらデータ
保存部32へのAC200Vの供給を停止するような出力S1を発
する。これにより、主電源SW20がオフされたとしても、
スキャナ70の電源がオンし稼働している限り、リレー16
がデータ保存部32への電力供給をしつづけ、スキャナ70
の電源がオフされたときに初めてデータ保存部32への電
力供給を停止する。
【0028】図3は上記説明による判定部58の処理をフ
ローチャートで示したものである。なお、この図3中#
印で示す番号はフローのステップ番号を示す。以下各ス
テップについて簡単に説明する。
【0029】#ステップ2 写真プリンタ39’の主電源がオンしているときはデータ
保存部の電源停止処理は行わず、写真プリンタ39’の主
電源SWがオフされたときに初めてデータ保存部の電源停
止処理を開始すべくステップ3へ進む。
【0030】#ステップ3 スキャナ70の電源がオフされ、出力S3が5Vとなるまで
待つ。
【0031】出力S3が5Vになったら、スキャナ70の電
源がオフされたものと認識し、ステップ4へ進む。
【0032】#ステップ4 データ保存部32への電力供給を停止する。
【0033】このフローチャートでも明らかなように、
データ保存部32の電力供給が停止されるのは、写真プリ
ンタ39’の主電源がオフされ、スキャナ70の電源がオフ
されているときのみである。
【0034】従って、スキャナ70からデータ保存部32へ
画像データが転送されている最中に主電源SW20がオフさ
れたとしても、データ保存部32へ電力が供給され続ける
ため、何らの問題もなくデータ保存部32は画像データの
蓄積・保存を行うことができ、写真プリンタ39’を再起
動したときに必要な画像データが存在しないということ
も生じない。
【0035】なお、上記説明ではスキャナ70の電源のオ
ン/オフ状態を監視するために、スキャナ70の電源電圧
5Vの有無をもって認識する方法について説明している
が、必ずしもこの例に限るものではない。例えば、スキ
ャナ70から発せられる電源オフコマンドを判定部12が受
信し、この電源オフコマンドに基づいてスキャナ70の電
源のオン/オフ状態を認識するようにしてもよい。ま
た、この電源オフコマンドは、画像データに重畳しても
よい。
【0036】次に、図4および図5を参照して本発明に
かかる写真プリンタの第2の実施の形態について説明す
る。なお、図4において図1中の要素と同等の要素には
同番号を付し、それらについての説明は特に必要のない
限り省略する。
【0037】図4は、本発明にかかる第2の実施の形態
にかかる写真プリンタ39’の電力制御部10を詳細に説明
するための回路ブロック図である。この写真プリンタ3
9’は、電力制御部10が、上記第1の実施の形態にかか
る写真プリンタにおける電源監視部12に換えて、データ
監視部13を備えている点で異なる。
【0038】データ監視部13は、インターフェース部14
から画像データを受け、この画像データの有無に基づい
て、データ保存部32への電力供給を制御するものであ
る。なお、電力供給の制御を行うに際しては、判定部58
がスキャナ70からデータ保存部32へのデータ転送がある
か否かを認識できるものであればよいから、画像データ
の監視に使用される画像データは、全ての画像データで
もよいし、一部の画像データでもよい。
【0039】データ監視部13は、第1の実施の形態にお
ける電源監視部12と同様に、図2に示す回路で構成され
ている。但し、電源監視部12とは以下の点で異なる。
【0040】抵抗52の一端Xは、インターフェース部14
と接続され、画像データが入力されている。この画像デ
ータは、上述のように全ての画像データでもよいし、一
部の画像データでもよい。その他は、電源監視部12と同
じである。
【0041】以下、上記構成の電力制御部10の作用につ
いて説明する。最初に電源監視部12の作用について説明
する。スキャナ70が稼働状態にあり、スキャナ70より画
像データが転送され、画像データが抵抗52の一端Xに入
力されているときは、フォトカプラ50の発光部50a が画
像データのハイレベルのときに発光し、受光部50b を駆
動するため、電流が受光部50b の出力に流れるようにな
る。この電流により、抵抗56と接続された受光部50b の
出力端子Zは画像データがハイレベルのときにローレベ
ルになる。検出アンプ54がこのローレベルを受けて出力
S3(例えば0V)を出力する。一方、画像データがロー
レベルのときはフォトカプラ50の発光部50a は発光しな
い。よって受光部50b の出力には電流が流れず、抵抗56
と接続された受光部50b の出力端子Zはハイレベルにな
る。検出アンプ54がこのハイレベルを受けて出力S3(例
えば5V)を出力する。従って、スキャナ70より画像デ
ータが転送中であれば画像データがローレベルとハイレ
ベルを適当に切り換えているから、それに追従して出力
S3は0Vと5Vを繰り返す。
【0042】一方、スキャナ70からの画像データの転送
がない(スキャナ70の電源がオフされているときも含
む。以下同様)ときには、フォトカプラ50の発光部50a
は発光しない。よって受光部50b の出力には電流が流れ
ず、抵抗56と接続された受光部50b の出力端子は常にハ
イレベルになる。検出アンプ54がこのハイレベルを受け
て出力S3(例えば5V)を出力する。従って、検出アン
プ54の出力S3を監視することにより、出力S3が0Vと5
Vを繰り返すときはデータ転送中であり、出力S3が常
に5Vのときは、スキャナ70からの画像データの転送
がないと認識することができる。
【0043】次に、各装置への電力供給の制御について
説明する。第1の実施の形態と同様に、リレー18,24 は
主電源SW20がオンしているときは焼付け露光部34および
プリンタ部40へAC200Vを供給し、主電源SW20がオフして
いるときはAC200Vの供給を停止する。また、リレー16は
データ監視部13と接続され、データ監視部13の出力S1に
基づいてデータ保存部32への電力供給(AC200V)を制御す
る。ここで、データ監視部13の判定部58には検出アンプ
54の出力S3と主電源SW20からの制御信号S2が入力されて
おり、主電源SW20がオンのときは出力S3に拘わらずデー
タ保存部32へAC200Vが供給されるような出力S1を発す
る。従って、主電源SW20がオンしているときには、デー
タ保存部32が画像データを受信中であるか否かに拘わら
ず、データ保存部32および焼付け露光部34が稼働可能と
なる。
【0044】一方、主電源SW20がオフされたときには直
ちにデータ保存部32への電力供給を停止するのではな
く、リレー16がデータ監視部13からの制御信号S1により
データ保存部32への電力供給を制御する。すなわち、ス
キャナ70から画像データが転送されデータ保存部32が画
像データを受信中であることを判定部58が認識したらデ
ータ保存部32へAC200Vが供給し続けるように出力S1を発
し、データ保存部32が画像データの受信を終了したこと
を判定部58が認識したらデータ保存部32へのAC200Vの供
給を停止するような出力S1を発する。これにより、主電
源SW20がオフされたとしても、スキャナ70から画像デー
タが転送されている限り、リレー16がデータ保存部32へ
の電力供給をし続け、スキャナ70からの画像データの転
送が終了したときに初めてデータ保存部32への電力供給
を停止する。また、スキャナ70からの画像データの転送
が終了したと認識するのは、出力S3が0Vと5Vを繰り
返さなくなったときであるが、0Vと5Vの繰り返しが
所定時間継続して停止しているときに初めて画像データ
の転送が終了したと認識するようにすることもできる。
このようにすることで、画像データの転送中であるにも
拘わらず、データの切れ目を誤ってデータ転送の終了と
認識することもなくなる。また、転送終了コマンドを画
像データに重畳させることにより、この転送終了コマン
ドを判定部12が受信し、転送終了コマンドに基づいて画
像データの転送の終了を認識させるようにしてもよい。
【0045】図5は上記説明による判定部58の処理をフ
ローチャートで示したものである。なお、この図5中#
印で示す番号はフローのステップ番号を示す。以下各ス
テップについて簡単に説明する。
【0046】#ステップ2 写真プリンタ39’の主電源がオンしているときはデータ
保存部の電源停止処理は行わず、写真プリンタ39’の主
電源SWがオフされたときに初めてデータ保存部の電源停
止処理を開始すべくステップ3へ進む。
【0047】#ステップ3 出力S3が0Vと5Vを繰り返さなくなるまで待つ。
【0048】出力S3が0Vと5Vを繰り返さなくなった
ら、画像データの受信が停止したものと認識し、ステッ
プ4へ進む。
【0049】#ステップ4 受信が停止してから所定時間経過したか否かを判定す
る。
【0050】所定時間経過する以前に再度画像データの
受信状態であることを検出したら、ステップ3へ戻る。
【0051】受信が停止してから所定時間経過したらス
テップ5へ進むする。
【0052】なお、受信が停止してから所定時間経過し
たことを判定する必要がないときは、このステップは飛
ばしてもよい。
【0053】#ステップ5 データ保存部32への電力供給を停止する。
【0054】このフローチャートでも明らかなように、
データ保存部32の電力供給が停止されるのは、写真プリ
ンタ39’の主電源がオフされ、スキャナ70からの画像デ
ータの転送が停止し、必要な場合には、さらに画像デー
タの転送が停止し所定時間経過したときのみである。
【0055】従って、スキャナ70からデータ保存部32へ
画像データが転送されている最中に主電源SW20がオフさ
れたとしても、データ保存部32へ電力が供給され続けて
いるため、何らの問題もなくデータ保存部32へ画像デー
タの蓄積・保存を行うことができ、写真プリンタ39’を
再起動したときに必要な画像データが存在しないという
ことも生じない。
【0056】上記説明は、データ保存部32をインデック
スプリンタ部30に備えられたインデックスプリンタ30a
に配設したものについて説明したが、データ保存部32に
供給される電力供給を独立に制御することができるもの
である限り、データ保存部32をどこに配設するかは問わ
ない。例えば写真プリンタ39’の本体部に配設するもの
でもよいし、さらには写真プリンタ39’の外部に配設す
るものでもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかる写真プリン
タの電力制御部の回路ブロック図
【図2】上記電力制御部における電源監視部の回路図
【図3】上記電力制御部の電力制御処理を示すフローチ
ャート
【図4】本発明の第2の実施の形態にかかる写真プリン
タの電力制御部の回路ブロック図
【図5】上記電力制御部の電力制御処理を示すフローチ
ャート
【図6】135フィルム専用プリンタプロセッサの構成
【図7】APSフィルム対応プリンタプロセッサの構成
【符号の説明】
10 電力制御部 12 電源監視部 13 データ監視部 14 インターフェース部 20 主電源SW 30 インデックスプリンタ部 30a インデックスプリンタ 32 データ保存部 34 焼付け露光部 36 プリンタ部 39,39' 写真プリンタ 70 スキャナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 1/21 H04N 1/21

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 写真フィルム画像を走査して画像データ
    を出力するスキャナから転送される画像データをデータ
    保存部に保存し、該データ保存部から読み出された画像
    データに基づいてインデックスプリントを作成する写真
    プリンタにおいて、 前記スキャナの電源のオン/オフ状態を監視し、該電源
    のオン/オフ状態に基づいて前記データ保存部への電力
    供給と該データ保存部を除く前記写真プリンタへの電力
    供給とを独立に制御する電力制御部を備え、 該電力制御部が、前記データ保存部を除く写真プリンタ
    への電力供給があるときは前記データ保存部へも電力を
    供給し、前記データ保存部を除く写真プリンタへの電力
    供給が停止されたときには、前記スキャナの電源がオフ
    のときにのみ前記データ保存部への電力供給を停止する
    ように該データ保存部への電力供給を制御することを特
    徴とする写真プリンタ。
  2. 【請求項2】 写真フィルム画像を走査して画像データ
    を出力するスキャナから転送される画像データをデータ
    保存部に保存し、該データ保存部から読み出された画像
    データに基づいてインデックスプリントを作成する写真
    プリンタにおいて、 前記スキャナからの画像データの転送の有無を監視し、
    該画像データの転送の有無に基づいて前記データ保存部
    への電力供給と該データ保存部を除く前記写真プリンタ
    への電力供給とを独立に制御する電力制御部を備え、 該電力制御部が、前記データ保存部を除く写真プリンタ
    への電力供給があるときは前記データ保存部へも電力を
    供給し、前記データ保存部を除く写真プリンタへの電力
    供給が停止されたときには、前記スキャナからの画像デ
    ータの転送が終了しているときにのみ前記データ保存部
    への電力供給を停止するように該データ保存部への電力
    供給を制御することを特徴とする写真プリンタ。
  3. 【請求項3】 前記電力制御部が、前記画像データの転
    送が所定の期間停止しているときに、該画像データの転
    送が終了したものと認識するものであることを特徴とす
    る請求項2記載の写真プリンタ。
JP9118364A 1997-05-08 1997-05-08 写真プリンタ Withdrawn JPH10307333A (ja)

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JP9118364A JPH10307333A (ja) 1997-05-08 1997-05-08 写真プリンタ

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Publications (1)

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JPH10307333A true JPH10307333A (ja) 1998-11-17

Family

ID=14734884

Family Applications (1)

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JP (1) JPH10307333A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002273978A (ja) * 2001-03-19 2002-09-25 Ricoh Co Ltd 画像処理複合機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002273978A (ja) * 2001-03-19 2002-09-25 Ricoh Co Ltd 画像処理複合機

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Effective date: 20040803