JPH10307265A - 光スイッチ - Google Patents
光スイッチInfo
- Publication number
- JPH10307265A JPH10307265A JP11970697A JP11970697A JPH10307265A JP H10307265 A JPH10307265 A JP H10307265A JP 11970697 A JP11970697 A JP 11970697A JP 11970697 A JP11970697 A JP 11970697A JP H10307265 A JPH10307265 A JP H10307265A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical fiber
- groove
- fiber
- optical
- fiber alignment
- Prior art date
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- Pending
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- Mechanical Light Control Or Optical Switches (AREA)
- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、アドレス調整の精度向上を簡単か
つ確実に行えるようにした光スイッチを提供することを
目的とする。 【解決手段】 本発明による光スイッチは、第1光ファ
イバ9を配置させる第1ファイバ整列溝15aと第2光
ファイバ13を配置させる第2ファイバ整列溝15bと
からなるファイバ整列溝15を等間隔の配列ピッチPを
もって整列させた光ファイバ整列部材10を備え、アド
レス制御に基づいて、第2ファイバ整列溝15b内に第
2光ファイバ13を選択的に導入することで、第1光フ
ァイバ9と第2光ファイバ13とを選択的に光接続させ
る光スイッチ3において、光ファイバ整列部材10は、
その表面上の基準領域Sに、第2ファイバ整列溝15b
と同じ配列線上に位置し且つ第2ファイバ整列溝15b
と同じ方向に延びるアドレス調整溝42を有した構成で
ある。
つ確実に行えるようにした光スイッチを提供することを
目的とする。 【解決手段】 本発明による光スイッチは、第1光ファ
イバ9を配置させる第1ファイバ整列溝15aと第2光
ファイバ13を配置させる第2ファイバ整列溝15bと
からなるファイバ整列溝15を等間隔の配列ピッチPを
もって整列させた光ファイバ整列部材10を備え、アド
レス制御に基づいて、第2ファイバ整列溝15b内に第
2光ファイバ13を選択的に導入することで、第1光フ
ァイバ9と第2光ファイバ13とを選択的に光接続させ
る光スイッチ3において、光ファイバ整列部材10は、
その表面上の基準領域Sに、第2ファイバ整列溝15b
と同じ配列線上に位置し且つ第2ファイバ整列溝15b
と同じ方向に延びるアドレス調整溝42を有した構成で
ある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、第1光ファイバと
第2光ファイバとを整列させる光ファイバ整列部材をも
った光スイッチに関するものである。
第2光ファイバとを整列させる光ファイバ整列部材をも
った光スイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような分野の技術としては、
特開平7−13091号公報のものが知られている。こ
の公報に記載された従来の光スイッチは、多数本の第1
光ファイバ(n側光ファイバ)を並設させる第1ファイ
バ整列溝と第2光ファイバを導入する第2ファイバ整列
溝とからなるファイバ整列溝をもった光ファイバ整列部
材を有している。また、この光ファイバ整列部材には、
多数本の第1光ファイバが同一の配列ピッチをもって固
定され、第2ファイバ整列溝内に第2光ファイバ(マス
ター側光ファイバ)を選択的に導入する際、決められた
アドレスに対応するように、第2光ファイバをファイバ
整列溝の配列方向にピッチ送りしている。そして、所定
の位置で第2光ファイバを停止させた後、第2光ファイ
バを第2ファイバ整列溝内に導入することで、所望の第
1光ファイバ(n側光ファイバ)と第2光ファイバ(マ
スター側光ファイバ)との選択的な光接続が完了する。
また、光スイッチの品質管理上、アドレス調整は、製造
メーカの工場や納品先の現地で必ず行われものである。
特開平7−13091号公報のものが知られている。こ
の公報に記載された従来の光スイッチは、多数本の第1
光ファイバ(n側光ファイバ)を並設させる第1ファイ
バ整列溝と第2光ファイバを導入する第2ファイバ整列
溝とからなるファイバ整列溝をもった光ファイバ整列部
材を有している。また、この光ファイバ整列部材には、
多数本の第1光ファイバが同一の配列ピッチをもって固
定され、第2ファイバ整列溝内に第2光ファイバ(マス
ター側光ファイバ)を選択的に導入する際、決められた
アドレスに対応するように、第2光ファイバをファイバ
整列溝の配列方向にピッチ送りしている。そして、所定
の位置で第2光ファイバを停止させた後、第2光ファイ
バを第2ファイバ整列溝内に導入することで、所望の第
1光ファイバ(n側光ファイバ)と第2光ファイバ(マ
スター側光ファイバ)との選択的な光接続が完了する。
また、光スイッチの品質管理上、アドレス調整は、製造
メーカの工場や納品先の現地で必ず行われものである。
【0003】なお、ファイバ整列溝の配列方向に、第2
光ファイバのピッチ送りを開始する際、第2光ファイバ
の機械的な原点位置は、光センサー等により決定されて
おり、また、光ファイバ整列部材上での第2光ファイバ
の送り量も、第2ファイバ整列溝の精密なピッチ加工技
術によりミクロンオーダで決定される。しかし、第2光
ファイバのスイッチング動作を開始させる際、光センサ
ーにより第2光ファイバを原点位置に停止させることは
できるが、この機械的原点位置を、光ファイバ整列部材
上における各第2ファイバ整列溝の基準位置と一致させ
ることは、光スイッチの組立て精度上困難である。そこ
で、各第2ファイバ整列溝における基準位置と機械的原
点位置とのずれ量を考慮して補正する必要がある。この
補正をアドレス調整という。
光ファイバのピッチ送りを開始する際、第2光ファイバ
の機械的な原点位置は、光センサー等により決定されて
おり、また、光ファイバ整列部材上での第2光ファイバ
の送り量も、第2ファイバ整列溝の精密なピッチ加工技
術によりミクロンオーダで決定される。しかし、第2光
ファイバのスイッチング動作を開始させる際、光センサ
ーにより第2光ファイバを原点位置に停止させることは
できるが、この機械的原点位置を、光ファイバ整列部材
上における各第2ファイバ整列溝の基準位置と一致させ
ることは、光スイッチの組立て精度上困難である。そこ
で、各第2ファイバ整列溝における基準位置と機械的原
点位置とのずれ量を考慮して補正する必要がある。この
補正をアドレス調整という。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
光スイッチは、上述したように構成されているため、次
のような課題が存在していた。
光スイッチは、上述したように構成されているため、次
のような課題が存在していた。
【0005】すなわち、光スイッチのアドレス調整を工
場や現地で行う場合、複数の第2ファイバ整列溝のうち
の1本を基準溝として選択し、この溝内に第2光ファイ
バを入れるように光スイッチを動作させる。そして、基
準となる第2ファイバ整列溝内に第2光ファイバが入っ
たか否かを顕微鏡等を使って確認し、もし基準となる第
2ファイバ整列溝内に第2光ファイバが入らなかった場
合には、どの程度、第2光ファイバがずれているかを測
定し、このずれ量を補正することで、アドレス調整を完
了させる。このとき、複数本の第2ファイバ整列溝のう
ちの一本を作業者が基準溝として選択し、アドレス調整
が行われるので、アドレス調整の精度が、通常のスイッ
チングに使われる第2ファイバ整列溝の形状等に依存す
ることになり、アドレス調整の精度向上を達成すること
ができなかった。
場や現地で行う場合、複数の第2ファイバ整列溝のうち
の1本を基準溝として選択し、この溝内に第2光ファイ
バを入れるように光スイッチを動作させる。そして、基
準となる第2ファイバ整列溝内に第2光ファイバが入っ
たか否かを顕微鏡等を使って確認し、もし基準となる第
2ファイバ整列溝内に第2光ファイバが入らなかった場
合には、どの程度、第2光ファイバがずれているかを測
定し、このずれ量を補正することで、アドレス調整を完
了させる。このとき、複数本の第2ファイバ整列溝のう
ちの一本を作業者が基準溝として選択し、アドレス調整
が行われるので、アドレス調整の精度が、通常のスイッ
チングに使われる第2ファイバ整列溝の形状等に依存す
ることになり、アドレス調整の精度向上を達成すること
ができなかった。
【0006】本発明は、上述の課題を解決するためにな
されたもので、特に、アドレス調整の精度向上を簡単か
つ確実に行えるようにした光スイッチを提供することを
目的とする。
されたもので、特に、アドレス調整の精度向上を簡単か
つ確実に行えるようにした光スイッチを提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る本発明の
光スイッチは、第1光ファイバを配置させる第1ファイ
バ整列溝と第2光ファイバを配置させる第2ファイバ整
列溝とからなるファイバ整列溝を等間隔の配列ピッチを
もって整列させた光ファイバ整列部材を備え、アドレス
制御に基づいて、第2ファイバ整列溝内に第2光ファイ
バを選択的に導入することで、第1ファイバ整列溝に固
定させた第1光ファイバと第2光ファイバとを選択的に
光接続させる光スイッチにおいて、光ファイバ整列部材
は、その表面上の基準領域に、第2ファイバ整列溝と同
じ配列線上に位置し且つ第2ファイバ整列溝と同じ方向
に延びるアドレス調整溝を有したことを特徴とする。
光スイッチは、第1光ファイバを配置させる第1ファイ
バ整列溝と第2光ファイバを配置させる第2ファイバ整
列溝とからなるファイバ整列溝を等間隔の配列ピッチを
もって整列させた光ファイバ整列部材を備え、アドレス
制御に基づいて、第2ファイバ整列溝内に第2光ファイ
バを選択的に導入することで、第1ファイバ整列溝に固
定させた第1光ファイバと第2光ファイバとを選択的に
光接続させる光スイッチにおいて、光ファイバ整列部材
は、その表面上の基準領域に、第2ファイバ整列溝と同
じ配列線上に位置し且つ第2ファイバ整列溝と同じ方向
に延びるアドレス調整溝を有したことを特徴とする。
【0008】この光スイッチにおいて、光ファイバ整列
部材には、通常のスイッチング時に利用されるファイバ
整列溝が形成されているが、これとは別に、アドレス調
整時にしか利用しないアドレス調整溝が設けられてい
る。すなわち、アドレス調整は、光スイッチのスイッチ
ング精度を決定する極めて重要なものであり、この調整
が不完全であると、光スイッチの信頼性を著しく低下さ
せてしまう結果となる。そこで、光ファイバ整列部材上
の一定の領域を基準領域とし、その領域にアドレス調整
溝を形成することにより、アドレス調整を行いたい時に
は、第2光ファイバを基準領域の位置まで単に移動させ
るだけでよく、アドレス調整の準備を速やかに整えるこ
とができる。また、第2ファイバ整列溝がアドレス調整
溝を兼ねることが無いので、アドレス調整の精度を上げ
るために、アドレス調整溝のみに特殊な加工を施した
り、特殊な形状にするなどの様々な工夫を凝らすことが
容易にでき、極めて汎用性の高い光ファイバ整列部材が
可能になる。
部材には、通常のスイッチング時に利用されるファイバ
整列溝が形成されているが、これとは別に、アドレス調
整時にしか利用しないアドレス調整溝が設けられてい
る。すなわち、アドレス調整は、光スイッチのスイッチ
ング精度を決定する極めて重要なものであり、この調整
が不完全であると、光スイッチの信頼性を著しく低下さ
せてしまう結果となる。そこで、光ファイバ整列部材上
の一定の領域を基準領域とし、その領域にアドレス調整
溝を形成することにより、アドレス調整を行いたい時に
は、第2光ファイバを基準領域の位置まで単に移動させ
るだけでよく、アドレス調整の準備を速やかに整えるこ
とができる。また、第2ファイバ整列溝がアドレス調整
溝を兼ねることが無いので、アドレス調整の精度を上げ
るために、アドレス調整溝のみに特殊な加工を施した
り、特殊な形状にするなどの様々な工夫を凝らすことが
容易にでき、極めて汎用性の高い光ファイバ整列部材が
可能になる。
【0009】この場合、アドレス調整溝は、複数のアド
レス調整用V溝として形成され、各アドレス調整溝の開
口幅を第2ファイバ整列溝の開口幅より小さくすると好
ましい。このような構成を採用した場合、第2ファイバ
整列溝内に第2光ファイバが入り得る許容範囲に対し
て、アドレス調整溝内に第2光ファイバが入り得る許容
範囲を積極的に狭めているので、アドレス調整溝内に第
2光ファイバが入るようにアドレス調整を行うことで、
スイッチング時においても、第2光ファイバが第2ファ
イバ整列溝内に入ることが当然に期待され、その結果、
スイッチング精度が向上することになる。
レス調整用V溝として形成され、各アドレス調整溝の開
口幅を第2ファイバ整列溝の開口幅より小さくすると好
ましい。このような構成を採用した場合、第2ファイバ
整列溝内に第2光ファイバが入り得る許容範囲に対し
て、アドレス調整溝内に第2光ファイバが入り得る許容
範囲を積極的に狭めているので、アドレス調整溝内に第
2光ファイバが入るようにアドレス調整を行うことで、
スイッチング時においても、第2光ファイバが第2ファ
イバ整列溝内に入ることが当然に期待され、その結果、
スイッチング精度が向上することになる。
【0010】また、隣接するアドレス調整溝間を、平坦
形状又はR形状の中間面で離隔させると好ましい。この
ような構成を採用した場合、アドレス調整溝間に尖った
山形の部分が形成されず、アドレス調整溝間で第2光フ
ァイバを傷つけることがなくなる。このような傷は、第
2光ファイバが折れる原因になることは言うまでもな
い。
形状又はR形状の中間面で離隔させると好ましい。この
ような構成を採用した場合、アドレス調整溝間に尖った
山形の部分が形成されず、アドレス調整溝間で第2光フ
ァイバを傷つけることがなくなる。このような傷は、第
2光ファイバが折れる原因になることは言うまでもな
い。
【0011】更に、アドレス調整溝は、複数のアドレス
調整用V溝として形成され、隣接するアドレス調整溝間
の配列ピッチは、第2ファイバ整列溝の配列ピッチと異
なるピッチに設定されると共に、相互に同ピッチである
と好ましい。このような構成は、バーニアの原理を応用
することで、第2光ファイバの送り分解能以上の精度を
もって、第2光ファイバの中心とアドレス調整溝の谷の
中心とを一致させることができる。このように、アドレ
ス調整溝で正確な芯出しが達成されれば、光ファイバ整
列部材上での基準位置が正確になり、光スイッチのスイ
ッチング精度が極めて向上することになる。
調整用V溝として形成され、隣接するアドレス調整溝間
の配列ピッチは、第2ファイバ整列溝の配列ピッチと異
なるピッチに設定されると共に、相互に同ピッチである
と好ましい。このような構成は、バーニアの原理を応用
することで、第2光ファイバの送り分解能以上の精度を
もって、第2光ファイバの中心とアドレス調整溝の谷の
中心とを一致させることができる。このように、アドレ
ス調整溝で正確な芯出しが達成されれば、光ファイバ整
列部材上での基準位置が正確になり、光スイッチのスイ
ッチング精度が極めて向上することになる。
【0012】また、アドレス調整溝は、複数のアドレス
調整用V溝として形成され、隣接するアドレス調整溝間
の配列ピッチを、一定の差額分をもって順次変化させる
と好ましい。このような構成は、バーニアの原理を応用
することで、第2光ファイバの送り分解能以上の精度を
もって、第2光ファイバの中心とアドレス調整溝の谷の
中心とを一致させることができる。このように、アドレ
ス調整溝で正確な芯出しが達成されれば、光ファイバ整
列部材上での基準位置が正確になり、光スイッチのスイ
ッチング精度が極めて向上することになる。
調整用V溝として形成され、隣接するアドレス調整溝間
の配列ピッチを、一定の差額分をもって順次変化させる
と好ましい。このような構成は、バーニアの原理を応用
することで、第2光ファイバの送り分解能以上の精度を
もって、第2光ファイバの中心とアドレス調整溝の谷の
中心とを一致させることができる。このように、アドレ
ス調整溝で正確な芯出しが達成されれば、光ファイバ整
列部材上での基準位置が正確になり、光スイッチのスイ
ッチング精度が極めて向上することになる。
【0013】更に、第2光ファイバは可動アームに固定
され、この可動アームは、第2ファイバの先端部分を第
2光ファイバ整列溝に向けて直接押圧するファイバ押え
部を有し、光ファイバ整列部材は、アドレス調整溝の近
傍に位置し且つ光ファイバ整列部材の表面から突出して
ファイバ押え部の移動を規制するストッパ部を有すると
好ましい。このような構成を採用した場合、第2光ファ
イバがアドレス調整溝内に導入される際、ファイバ押え
部がストッパ部に当たることで、ファイバ押え部の移動
が規制され、第2光ファイバが、ファイバ押え部の助成
力なしでアドレス調整溝内に入ることになり、第2光フ
ァイバが光ファイバ整列部材に当たった際に起こり得る
ファイバ損傷を、可能な限り回避させている。
され、この可動アームは、第2ファイバの先端部分を第
2光ファイバ整列溝に向けて直接押圧するファイバ押え
部を有し、光ファイバ整列部材は、アドレス調整溝の近
傍に位置し且つ光ファイバ整列部材の表面から突出して
ファイバ押え部の移動を規制するストッパ部を有すると
好ましい。このような構成を採用した場合、第2光ファ
イバがアドレス調整溝内に導入される際、ファイバ押え
部がストッパ部に当たることで、ファイバ押え部の移動
が規制され、第2光ファイバが、ファイバ押え部の助成
力なしでアドレス調整溝内に入ることになり、第2光フ
ァイバが光ファイバ整列部材に当たった際に起こり得る
ファイバ損傷を、可能な限り回避させている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明による光
スイッチの好適な実施形態について詳細に説明する。
スイッチの好適な実施形態について詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明に係る光スイッチを示す断
面図である。同図に示す光スイッチ3は、直方体の筺体
7を有し、この筺体7から複数(例えば100本)のテ
ープファイバ8が露出している。各テープファイバ8
は、4本の第1光ファイバ9を束ねることで4心のテー
プファイバ8として形成され、筺体7からは、第1光フ
ァイバ9が束ねられた状態で複数本(例えば400本)
排出されることになる。また、各テープファイバ8の先
端から剥き出た第1光ファイバ9は、密封ケース11内
に収容された2分割の光ファイバ整列部材10に並設さ
せている。そして、左側の第1の光ファイバ整列部材1
0aには200本の第1光ファイバ9が接着固定され、
右側の第2の光ファイバ整列部材10bにも200本の
第1光ファイバ9が接着固定されている。
面図である。同図に示す光スイッチ3は、直方体の筺体
7を有し、この筺体7から複数(例えば100本)のテ
ープファイバ8が露出している。各テープファイバ8
は、4本の第1光ファイバ9を束ねることで4心のテー
プファイバ8として形成され、筺体7からは、第1光フ
ァイバ9が束ねられた状態で複数本(例えば400本)
排出されることになる。また、各テープファイバ8の先
端から剥き出た第1光ファイバ9は、密封ケース11内
に収容された2分割の光ファイバ整列部材10に並設さ
せている。そして、左側の第1の光ファイバ整列部材1
0aには200本の第1光ファイバ9が接着固定され、
右側の第2の光ファイバ整列部材10bにも200本の
第1光ファイバ9が接着固定されている。
【0016】また、密封ケース11内には、光ファイバ
整列部材10の延在方向に沿って移動するヘッドベース
12が配置され、ヘッドベース12には可動アーム14
が固定されている。この可動アーム14の先端部には、
二心のマスター側光ファイバ(第2光ファイバ)13が
固定され、可動アーム14を作動させることで、マスタ
ー側光ファイバ13の先端は光ファイバ整列部材10に
当接することになる。
整列部材10の延在方向に沿って移動するヘッドベース
12が配置され、ヘッドベース12には可動アーム14
が固定されている。この可動アーム14の先端部には、
二心のマスター側光ファイバ(第2光ファイバ)13が
固定され、可動アーム14を作動させることで、マスタ
ー側光ファイバ13の先端は光ファイバ整列部材10に
当接することになる。
【0017】図2に示すように、光ファイバ整列部材1
0の表面には、光ファイバ結合方向に一直線状に延在す
る所定数のファイバ整列溝15が形成されている。各フ
ァイバ整列溝15の一側は、400心の第1光ファイバ
9を接着剤によって固定させるための第1ファイバ整列
溝15aとして利用され、各ファイバ整列溝15の他側
は、可動アーム14に固定されたマスター側光ファイバ
13を導き入れるための第2ファイバ整列溝15bとし
て利用される。そして、ファイバ整列溝15の配列ピッ
チを小さくすることで、光ファイバ整列部材10上に4
00心の第1光ファイバ9をX方向に密に配列させるこ
とができる。更に、第1及び第2光ファイバ9,13の
直径を125μmにした場合、V溝状のファイバ整列溝
15の配列ピッチを250μmに形成すると好適であ
る。
0の表面には、光ファイバ結合方向に一直線状に延在す
る所定数のファイバ整列溝15が形成されている。各フ
ァイバ整列溝15の一側は、400心の第1光ファイバ
9を接着剤によって固定させるための第1ファイバ整列
溝15aとして利用され、各ファイバ整列溝15の他側
は、可動アーム14に固定されたマスター側光ファイバ
13を導き入れるための第2ファイバ整列溝15bとし
て利用される。そして、ファイバ整列溝15の配列ピッ
チを小さくすることで、光ファイバ整列部材10上に4
00心の第1光ファイバ9をX方向に密に配列させるこ
とができる。更に、第1及び第2光ファイバ9,13の
直径を125μmにした場合、V溝状のファイバ整列溝
15の配列ピッチを250μmに形成すると好適であ
る。
【0018】また、図1に示すように、400心の第1
光ファイバ9からなる複数本(100本)のテープファ
イバ8は、密封ケース11に設けられた貫通孔11aを
介して密封ケース11外に導き出されると共に、筺体7
に設けられたテープファイバ引出し部16を介して外部
にそれぞれ導き出される。更に、マスター側光ファイバ
13は、密封ケース11に設けられた貫通孔11bを介
して、密封ケース11外に導き出されると共に、筺体7
に設けられたマスター側光ファイバ引出し部17を介し
て外部に導き出される。なお、貫通孔11a,11bに
第1光ファイバ9及び第2光ファイバ13を挿入させた
後、貫通孔11a,11bは液密状態でシールされるか
又は接着剤により密閉される。
光ファイバ9からなる複数本(100本)のテープファ
イバ8は、密封ケース11に設けられた貫通孔11aを
介して密封ケース11外に導き出されると共に、筺体7
に設けられたテープファイバ引出し部16を介して外部
にそれぞれ導き出される。更に、マスター側光ファイバ
13は、密封ケース11に設けられた貫通孔11bを介
して、密封ケース11外に導き出されると共に、筺体7
に設けられたマスター側光ファイバ引出し部17を介し
て外部に導き出される。なお、貫通孔11a,11bに
第1光ファイバ9及び第2光ファイバ13を挿入させた
後、貫通孔11a,11bは液密状態でシールされるか
又は接着剤により密閉される。
【0019】更に、筺体7内には、ヘッドベース12を
第1光ファイバ9の配列方向(X方向)に駆動させる結
合位置選択機構21が設けられている。この結合位置選
択機構21は、ヘッドベース12及び光ファイバ整列部
材10を収容した密封ケース11内で配列方向(X方
向)に延在するねじシャフト22と、ヘッドベース12
に設けてネジシャフト22に螺合する雌ネジ部23と、
ネジシャフト22を駆動させる駆動源としてのエンコー
ダ24a付きのステッピングモータ24と、ネジシャフ
ト22を支持するために密封ケース11に固定された軸
受25とを備えている。そして、モータ24を密封ケー
ス11外に置くことで、ステッピングモータ24は、密
封ケース11内に封入された光反射防止剤(例えばシリ
コンオイル)の影響を受けず、ステッピングモータ24
にオイルシールを施す必要がなくなる。
第1光ファイバ9の配列方向(X方向)に駆動させる結
合位置選択機構21が設けられている。この結合位置選
択機構21は、ヘッドベース12及び光ファイバ整列部
材10を収容した密封ケース11内で配列方向(X方
向)に延在するねじシャフト22と、ヘッドベース12
に設けてネジシャフト22に螺合する雌ネジ部23と、
ネジシャフト22を駆動させる駆動源としてのエンコー
ダ24a付きのステッピングモータ24と、ネジシャフ
ト22を支持するために密封ケース11に固定された軸
受25とを備えている。そして、モータ24を密封ケー
ス11外に置くことで、ステッピングモータ24は、密
封ケース11内に封入された光反射防止剤(例えばシリ
コンオイル)の影響を受けず、ステッピングモータ24
にオイルシールを施す必要がなくなる。
【0020】なお、符号26は、通常のスイッチング時
やアドレス調整時において、可動アーム14及びヘッド
ベース12のピッチ送りを達成するために、ステッピン
グモータ24の回転を制御する制御部である。また、密
封ケース11内には、ヘッドベース12をX方向に案内
するためのガイド手段(図示せず)が設けられている。
やアドレス調整時において、可動アーム14及びヘッド
ベース12のピッチ送りを達成するために、ステッピン
グモータ24の回転を制御する制御部である。また、密
封ケース11内には、ヘッドベース12をX方向に案内
するためのガイド手段(図示せず)が設けられている。
【0021】次に、前述した可動アーム14及びその駆
動機構について説明する。図3及び図4に示すように、
可動アーム14の一端は、ヘッドベース12に固定され
た取付台30に支軸32を介して回動自在に支持され、
可動アーム14の他端には、ファイバ固定部材31を介
して2本の第2光ファイバ13が固定されている。ま
た、可動アーム14の基端と取付台30との間には圧縮
バネ29が介装され、可動アーム14の先端をバネ29
によって上方に持ち上げている。また、各第2光ファイ
バ13の先端部分が、可動アーム14から第2ファイバ
整列溝15bに向けて延びることで、第2光ファイバ1
3の先端を第2ファイバ整列溝15bの真上に位置させ
ている。更に、可動アーム14の先端にはブロック状の
ファイバ押え部33が固定され、このファイバ押え部3
3は第2光ファイバ13に向けて突出し、ファイバ押え
部32と第2ファイバ整列溝15bとの間に第2光ファ
イバ13の先端を配置させている。従って、支軸32を
中心として、可動アーム14をバネ29の弾発力に抗し
て回動させた場合、第2ファイバ整列溝15b内に入り
込んだ第2光ファイバ13を、ファイバ押え部33で押
え込むことができる。
動機構について説明する。図3及び図4に示すように、
可動アーム14の一端は、ヘッドベース12に固定され
た取付台30に支軸32を介して回動自在に支持され、
可動アーム14の他端には、ファイバ固定部材31を介
して2本の第2光ファイバ13が固定されている。ま
た、可動アーム14の基端と取付台30との間には圧縮
バネ29が介装され、可動アーム14の先端をバネ29
によって上方に持ち上げている。また、各第2光ファイ
バ13の先端部分が、可動アーム14から第2ファイバ
整列溝15bに向けて延びることで、第2光ファイバ1
3の先端を第2ファイバ整列溝15bの真上に位置させ
ている。更に、可動アーム14の先端にはブロック状の
ファイバ押え部33が固定され、このファイバ押え部3
3は第2光ファイバ13に向けて突出し、ファイバ押え
部32と第2ファイバ整列溝15bとの間に第2光ファ
イバ13の先端を配置させている。従って、支軸32を
中心として、可動アーム14をバネ29の弾発力に抗し
て回動させた場合、第2ファイバ整列溝15b内に入り
込んだ第2光ファイバ13を、ファイバ押え部33で押
え込むことができる。
【0022】更に、取付台30には、可動アーム14を
駆動させる可動アーム駆動機構34が設けられている。
この可動アーム駆動機構34は、可動アーム14の上方
に位置し且つ可動アーム14に沿って延びる押圧アーム
35を有し、この押圧アーム35の一端は取付台30に
固定され、押圧アーム35の他端は、可動アーム14の
先端近傍まで延びて、押圧部35aを形成するようにL
字形状に折曲げられている。また、押圧アーム35は、
バネ性を有すると共に、作動バー36によって強制的に
持ち上げられている。この作動バー36の一端は、押圧
アーム35と可動アーム14との間に挿入され、作動バ
ー36の他端は、ソレノイド37のプランジャ37aの
進退によって支軸39を中心に揺動するスイング部38
に固定されている。
駆動させる可動アーム駆動機構34が設けられている。
この可動アーム駆動機構34は、可動アーム14の上方
に位置し且つ可動アーム14に沿って延びる押圧アーム
35を有し、この押圧アーム35の一端は取付台30に
固定され、押圧アーム35の他端は、可動アーム14の
先端近傍まで延びて、押圧部35aを形成するようにL
字形状に折曲げられている。また、押圧アーム35は、
バネ性を有すると共に、作動バー36によって強制的に
持ち上げられている。この作動バー36の一端は、押圧
アーム35と可動アーム14との間に挿入され、作動バ
ー36の他端は、ソレノイド37のプランジャ37aの
進退によって支軸39を中心に揺動するスイング部38
に固定されている。
【0023】そこで、図5に示すように、プランジャ3
7aの後退によって、スイング部38を矢印B方向に回
動させると、押圧アーム35自体のばね力により押圧部
35aが可動アーム14の先端部を上から押す。その結
果、可動アーム14の先端は支軸32を中心に矢印A方
向に回動し、第2ファイバ整列溝15b内に第2光ファ
イバ13を導入させ、このとき、第2光ファイバ13を
ファイバ押え部33で上から押え込むことで、所定の第
2ファイバ整列溝15b内に第2光ファイバ13を確実
に位置決めすることができる。
7aの後退によって、スイング部38を矢印B方向に回
動させると、押圧アーム35自体のばね力により押圧部
35aが可動アーム14の先端部を上から押す。その結
果、可動アーム14の先端は支軸32を中心に矢印A方
向に回動し、第2ファイバ整列溝15b内に第2光ファ
イバ13を導入させ、このとき、第2光ファイバ13を
ファイバ押え部33で上から押え込むことで、所定の第
2ファイバ整列溝15b内に第2光ファイバ13を確実
に位置決めすることができる。
【0024】このような可動アーム14を利用して光接
続を達成させるための光ファイバ整列部材10について
更に詳述する。
続を達成させるための光ファイバ整列部材10について
更に詳述する。
【0025】図6に示すように、第2ファイバ整列溝1
5bの配列ピッチPは、250μmであり、V字状に山
切りカットされたV溝として形成されている。従って、
第2ファイバ整列溝15b間は、尖った頂部40として
形成され、この頂部40を境にして、予定された第2フ
ァイバ整列溝15bに第2光ファイバ13が入らない虞
れがある。これは、第2ファイバ整列溝15bの開口幅
Dが、第2光ファイバ13のV接許容範囲となるからで
あり、理論的に考察すると、第2光ファイバ13を所定
の第2ファイバ整列溝15b内に入れるためには、第2
光ファイバ13の中心軸線Eが、この範囲内に入ること
が肝要である。そして、所望の第2ファイバ整列溝15
b内に第2光ファイバ13を確実に落とし込むために
は、極めて高い誤差をもって、第2光ファイバ13の中
心軸線Eを第2ファイバ整列溝15bの谷部41に一致
させる必要がある。
5bの配列ピッチPは、250μmであり、V字状に山
切りカットされたV溝として形成されている。従って、
第2ファイバ整列溝15b間は、尖った頂部40として
形成され、この頂部40を境にして、予定された第2フ
ァイバ整列溝15bに第2光ファイバ13が入らない虞
れがある。これは、第2ファイバ整列溝15bの開口幅
Dが、第2光ファイバ13のV接許容範囲となるからで
あり、理論的に考察すると、第2光ファイバ13を所定
の第2ファイバ整列溝15b内に入れるためには、第2
光ファイバ13の中心軸線Eが、この範囲内に入ること
が肝要である。そして、所望の第2ファイバ整列溝15
b内に第2光ファイバ13を確実に落とし込むために
は、極めて高い誤差をもって、第2光ファイバ13の中
心軸線Eを第2ファイバ整列溝15bの谷部41に一致
させる必要がある。
【0026】そこで、製造メーカの工場や納品先の現地
で光スイッチ3をセッティングする際、アドレス調整が
行われる。この場合、第2ファイバ整列溝15bの精密
な配列は、現在の精密加工技術によりミクロンオーダで
決定され、各第2ファイバ整列溝15bに対する第2光
ファイバ13の送り量もミクロンオーダで決定されてい
る。さらに、第2ファイバ整列溝15bの配列方向に、
第2光ファイバ13のピッチ送りを開始する際、可動ア
ーム14の機械的な原点位置も、光センサー43(図1
参照)により予め決定されている。しかし、可動アーム
14の移動を光センサー43により検知して、第2光フ
ァイバ13を原点位置に停止させることはできるが、こ
の機械的原点位置を、光ファイバ整列部材10上におけ
る各第2ファイバ整列溝15bの基準位置と一致させる
ことは、光スイッチ3の組立て精度上困難である。そこ
で、各第2ファイバ整列溝15bにおける基準位置と機
械的原点位置とのズレ量を考慮して補正する必要があ
る。この補正をアドレス調整という。
で光スイッチ3をセッティングする際、アドレス調整が
行われる。この場合、第2ファイバ整列溝15bの精密
な配列は、現在の精密加工技術によりミクロンオーダで
決定され、各第2ファイバ整列溝15bに対する第2光
ファイバ13の送り量もミクロンオーダで決定されてい
る。さらに、第2ファイバ整列溝15bの配列方向に、
第2光ファイバ13のピッチ送りを開始する際、可動ア
ーム14の機械的な原点位置も、光センサー43(図1
参照)により予め決定されている。しかし、可動アーム
14の移動を光センサー43により検知して、第2光フ
ァイバ13を原点位置に停止させることはできるが、こ
の機械的原点位置を、光ファイバ整列部材10上におけ
る各第2ファイバ整列溝15bの基準位置と一致させる
ことは、光スイッチ3の組立て精度上困難である。そこ
で、各第2ファイバ整列溝15bにおける基準位置と機
械的原点位置とのズレ量を考慮して補正する必要があ
る。この補正をアドレス調整という。
【0027】このアドレス調整を考慮して、図7に示す
ように、光ファイバ整列部材10の端に設けた基準領域
Sには、通常のスイッチング時に利用される第2ファイ
バ整列溝15bとは別に、アドレス調整時にしか利用し
ない複数のアドレス調整溝42が設けられている。各ア
ドレス調整溝42は、第2ファイバ整列溝15bと同じ
配列線上に位置すると共に、第2ファイバ整列溝15b
と同じ方向に延在する。また、各アドレス調整溝42
は、光センサー43の近傍に位置すると共に、光ファイ
バ整列部材10の表面上で、通常のスイッチングに利用
しない基準領域Sに配置されている。アドレス調整溝4
2は、各第2ファイバ整列溝15bの基準となる位置を
特定するための溝であり、等間隔で配列された各第2フ
ァイバ整列溝15bのピッチ延長上に位置するものであ
る。従って、第2光ファイバ13がアドレス調整溝42
に入ることが確認できれば、この位置を光ファイバ整列
部材10上の基準位置とし、この基準位置に基づいて第
2光ファイバ13をピッチ送りするだけで、第2光ファ
イバ13は所望の第2ファイバ整列溝15bに入ること
になる。
ように、光ファイバ整列部材10の端に設けた基準領域
Sには、通常のスイッチング時に利用される第2ファイ
バ整列溝15bとは別に、アドレス調整時にしか利用し
ない複数のアドレス調整溝42が設けられている。各ア
ドレス調整溝42は、第2ファイバ整列溝15bと同じ
配列線上に位置すると共に、第2ファイバ整列溝15b
と同じ方向に延在する。また、各アドレス調整溝42
は、光センサー43の近傍に位置すると共に、光ファイ
バ整列部材10の表面上で、通常のスイッチングに利用
しない基準領域Sに配置されている。アドレス調整溝4
2は、各第2ファイバ整列溝15bの基準となる位置を
特定するための溝であり、等間隔で配列された各第2フ
ァイバ整列溝15bのピッチ延長上に位置するものであ
る。従って、第2光ファイバ13がアドレス調整溝42
に入ることが確認できれば、この位置を光ファイバ整列
部材10上の基準位置とし、この基準位置に基づいて第
2光ファイバ13をピッチ送りするだけで、第2光ファ
イバ13は所望の第2ファイバ整列溝15bに入ること
になる。
【0028】そこで、図8に示すように、各アドレス調
整溝42はV溝として形成され、各アドレス調整溝42
の開口幅Eを第2ファイバ整列溝15bの開口幅Dより
小さく設定することで、第2ファイバ整列溝15b内に
第2光ファイバ13が入る許容範囲に対し、アドレス調
整溝42内に第2光ファイバ13が入る許容範囲を積極
的に狭めている。従って、許容範囲の狭められたアドレ
ス調整溝42内に第2光ファイバ13が入るようにアド
レス調整を行うことで、アドレス調整精度が極めて向上
することになる。そして、アドレス調整溝42内に第2
光ファイバ13が入った時点を基準位置にすることで、
スイッチング時においても、第2光ファイバ13が第2
ファイバ整列溝15b内に入ることが当然に期待され
る。
整溝42はV溝として形成され、各アドレス調整溝42
の開口幅Eを第2ファイバ整列溝15bの開口幅Dより
小さく設定することで、第2ファイバ整列溝15b内に
第2光ファイバ13が入る許容範囲に対し、アドレス調
整溝42内に第2光ファイバ13が入る許容範囲を積極
的に狭めている。従って、許容範囲の狭められたアドレ
ス調整溝42内に第2光ファイバ13が入るようにアド
レス調整を行うことで、アドレス調整精度が極めて向上
することになる。そして、アドレス調整溝42内に第2
光ファイバ13が入った時点を基準位置にすることで、
スイッチング時においても、第2光ファイバ13が第2
ファイバ整列溝15b内に入ることが当然に期待され
る。
【0029】例えば、第2ファイバ整列溝15bの開口
幅Dが250μmに設定されている場合、アドレス調整
溝42の開口幅Eを5〜10μmの範囲内で形成するこ
とにより、極めて許容範囲の狭いアドレス調整溝42で
アドレス調整が行われることになる。その結果、スイッ
チング時において、第2光ファイバ13の中心がV字状
の第2ファイバ整列溝15bの中心に対して5〜10μ
m程度のズレしか発生せず、極めて高いスイッチング精
度が可能となる。
幅Dが250μmに設定されている場合、アドレス調整
溝42の開口幅Eを5〜10μmの範囲内で形成するこ
とにより、極めて許容範囲の狭いアドレス調整溝42で
アドレス調整が行われることになる。その結果、スイッ
チング時において、第2光ファイバ13の中心がV字状
の第2ファイバ整列溝15bの中心に対して5〜10μ
m程度のズレしか発生せず、極めて高いスイッチング精
度が可能となる。
【0030】なお、アドレス調整溝42の溝数は、第2
光ファイバ13の数分だけは少なくとも必要であり、ア
ドレス調整溝42間のピッチPを第2ファイバ整列溝1
5b間のピッチPと同一にすることで、どの位置のアド
レス調整溝42でもアドレス調整が可能となる。また、
隣接するアドレス調整溝42間を、尖った山形にするこ
となく、平坦形状の中間面44で離隔させることによ
り、アドレス調整溝42間で、第2光ファイバ13に傷
付くことが無くなる。また、中間面44を、所望の曲率
半径をもったR形状にすることもできる。いずれにして
も、第2光ファイバ13に傷を付けることが、第2光フ
ァイバ13が折れる原因になることは言うまでもない。
光ファイバ13の数分だけは少なくとも必要であり、ア
ドレス調整溝42間のピッチPを第2ファイバ整列溝1
5b間のピッチPと同一にすることで、どの位置のアド
レス調整溝42でもアドレス調整が可能となる。また、
隣接するアドレス調整溝42間を、尖った山形にするこ
となく、平坦形状の中間面44で離隔させることによ
り、アドレス調整溝42間で、第2光ファイバ13に傷
付くことが無くなる。また、中間面44を、所望の曲率
半径をもったR形状にすることもできる。いずれにして
も、第2光ファイバ13に傷を付けることが、第2光フ
ァイバ13が折れる原因になることは言うまでもない。
【0031】更に、図7及び図9に示すように、アドレ
ス調整溝42内に第2光ファイバ13を導入する際、フ
ァイバ押え部33による第2ファイバ13の押え込みを
回避することも可能である。例えば、アドレス調整溝4
2を配列した基準領域Sの両側において、光ファイバ整
列部材10の表面からストッパ部45を突出させ、各ス
トッパ部45でファイバ押え部33の移動を規制する。
すなわち、第2光ファイバ13がアドレス調整溝42内
に導入される際、ファイバ押え部33がストッパ部45
に当たることで、ファイバ押え部33の移動が規制さ
れ、ファイバ押え部33の助成力なしで、第2光ファイ
バ13がアドレス調整溝42内に入ることになり、第2
光ファイバ13が光ファイバ整列部材10に当たる際に
起こり得るファイバ損傷を、可能な限り回避させ得る。
ス調整溝42内に第2光ファイバ13を導入する際、フ
ァイバ押え部33による第2ファイバ13の押え込みを
回避することも可能である。例えば、アドレス調整溝4
2を配列した基準領域Sの両側において、光ファイバ整
列部材10の表面からストッパ部45を突出させ、各ス
トッパ部45でファイバ押え部33の移動を規制する。
すなわち、第2光ファイバ13がアドレス調整溝42内
に導入される際、ファイバ押え部33がストッパ部45
に当たることで、ファイバ押え部33の移動が規制さ
れ、ファイバ押え部33の助成力なしで、第2光ファイ
バ13がアドレス調整溝42内に入ることになり、第2
光ファイバ13が光ファイバ整列部材10に当たる際に
起こり得るファイバ損傷を、可能な限り回避させ得る。
【0032】次に、他の光ファイバ整列部材10Aにつ
いて説明する。なお、前述した光ファイバ整列部材10
と同一の構成には同一符号を付し、その説明は省略す
る。
いて説明する。なお、前述した光ファイバ整列部材10
と同一の構成には同一符号を付し、その説明は省略す
る。
【0033】図10に示すように、光ファイバ整列部材
10Aの端に設けた基準領域Sには、通常のスイッチン
グ時に利用される第2ファイバ整列溝15bとは別に、
アドレス調整時にしか利用しない複数のアドレス調整溝
50が設けられている。各アドレス調整溝50は、第2
ファイバ整列溝15bと同じ配列線上に位置すると共
に、第2ファイバ整列溝15bと同じ方向に延在してい
る。また、各アドレス調整溝50は、光センサー43の
近傍に位置すると共に、光ファイバ整列部材10Aの表
面上で、通常のスイッチングに利用しない基準領域Sに
配置されている。この基準領域S内において、光ファイ
バ整列部材10A上における各第2ファイバ整列溝15
bの基準位置を設定し、アドレス調整溝50が、各第2
ファイバ整列溝15bの位置を特定するための基準とな
る溝になる。従って、第2光ファイバ13が、基準溝を
なすアドレス調整溝50に正確に入ることが確認できれ
ば、この位置を光ファイバ整列部材10A上の基準位置
として、第2光ファイバ13を所定のピッチ送りするだ
けで、第2光ファイバ13は所望の第2ファイバ整列溝
15b内に確実に入ることになる。
10Aの端に設けた基準領域Sには、通常のスイッチン
グ時に利用される第2ファイバ整列溝15bとは別に、
アドレス調整時にしか利用しない複数のアドレス調整溝
50が設けられている。各アドレス調整溝50は、第2
ファイバ整列溝15bと同じ配列線上に位置すると共
に、第2ファイバ整列溝15bと同じ方向に延在してい
る。また、各アドレス調整溝50は、光センサー43の
近傍に位置すると共に、光ファイバ整列部材10Aの表
面上で、通常のスイッチングに利用しない基準領域Sに
配置されている。この基準領域S内において、光ファイ
バ整列部材10A上における各第2ファイバ整列溝15
bの基準位置を設定し、アドレス調整溝50が、各第2
ファイバ整列溝15bの位置を特定するための基準とな
る溝になる。従って、第2光ファイバ13が、基準溝を
なすアドレス調整溝50に正確に入ることが確認できれ
ば、この位置を光ファイバ整列部材10A上の基準位置
として、第2光ファイバ13を所定のピッチ送りするだ
けで、第2光ファイバ13は所望の第2ファイバ整列溝
15b内に確実に入ることになる。
【0034】しかし、アドレス調整溝50を、第2ファ
イバ整列溝15bと同じ配列ピッチでV溝状に形成した
だけでは、第2ファイバ整列溝15bを用いてアドレス
調整を行う従来の方法と何ら変りがなく、アドレス調整
精度の向上にならない。すなわち、従来のアドレス調整
においては、第2光ファイバ13を移動分解能分(10
μm)ずつ送りながら、選定した第2ファイバ整列溝1
5b内に第2光ファイバ13をその都度落とし込むよう
にスイッチング動作させる。このような送り動作によっ
て、例えば、最初の位置から第2光ファイバ13を13
0μm送った時点で、第2光ファイバ13が隣の第2フ
ァイバ整列溝15bに入った場合、10μmの誤差をも
って、第2ファイバ整列溝15bの谷の部分と第2光フ
ァイバ13の中心とが一致していることになる。このこ
とは、第2ファイバ整列溝15bの谷の部分から山の頂
部の部分まで125μmあることに起因している。
イバ整列溝15bと同じ配列ピッチでV溝状に形成した
だけでは、第2ファイバ整列溝15bを用いてアドレス
調整を行う従来の方法と何ら変りがなく、アドレス調整
精度の向上にならない。すなわち、従来のアドレス調整
においては、第2光ファイバ13を移動分解能分(10
μm)ずつ送りながら、選定した第2ファイバ整列溝1
5b内に第2光ファイバ13をその都度落とし込むよう
にスイッチング動作させる。このような送り動作によっ
て、例えば、最初の位置から第2光ファイバ13を13
0μm送った時点で、第2光ファイバ13が隣の第2フ
ァイバ整列溝15bに入った場合、10μmの誤差をも
って、第2ファイバ整列溝15bの谷の部分と第2光フ
ァイバ13の中心とが一致していることになる。このこ
とは、第2ファイバ整列溝15bの谷の部分から山の頂
部の部分まで125μmあることに起因している。
【0035】また、最初の位置から第2光ファイバ13
を160μm送った時点で隣の第2ファイバ整列溝15
bに入った場合、第2ファイバ整列溝15bの谷の部分
と第2光ファイバ13の中心とが、25μm〜35μm
の範囲内で左側にずれていることが確認できる。何れに
しても、第2光ファイバ13の移動分解能10μmがア
ドレス調整の精度に直結し、10μmの精度でしかアド
レス調整が行えない。
を160μm送った時点で隣の第2ファイバ整列溝15
bに入った場合、第2ファイバ整列溝15bの谷の部分
と第2光ファイバ13の中心とが、25μm〜35μm
の範囲内で左側にずれていることが確認できる。何れに
しても、第2光ファイバ13の移動分解能10μmがア
ドレス調整の精度に直結し、10μmの精度でしかアド
レス調整が行えない。
【0036】そこで、複数のアドレス調整溝50をV溝
として形成し、隣接するV溝状のアドレス調整溝50の
配列ピッチを、第2ファイバ整列溝15bの配列ピッチ
と異なるピッチに設定すると共に、相互に同じピッチに
設定する。例えば、アドレス調整溝50をV字状で連続
するように10本形成し、各アドレス調整溝50間の配
列ピッチP1からP9を、等しくすると共に、第2ファ
イバ整列溝15bの配列ピッチ250μmより1μm小
さな249μmに設定することで、1μmの精度でアド
レス調整を可能にしている。
として形成し、隣接するV溝状のアドレス調整溝50の
配列ピッチを、第2ファイバ整列溝15bの配列ピッチ
と異なるピッチに設定すると共に、相互に同じピッチに
設定する。例えば、アドレス調整溝50をV字状で連続
するように10本形成し、各アドレス調整溝50間の配
列ピッチP1からP9を、等しくすると共に、第2ファ
イバ整列溝15bの配列ピッチ250μmより1μm小
さな249μmに設定することで、1μmの精度でアド
レス調整を可能にしている。
【0037】このようなアドレス調整溝50の配列構造
を利用したアドレス調整の一例を説明する。なお、第2
光ファイバ13をピッチ送りする際の移動分解能は10
μmとする。
を利用したアドレス調整の一例を説明する。なお、第2
光ファイバ13をピッチ送りする際の移動分解能は10
μmとする。
【0038】先ず、10個並んだアドレス調整溝50の
うちの最端のアドレス調整溝50Aを選択し、このアド
レス調整溝50Aに第2光ファイバ13を落とし込む。
このとき、第2光ファイバ13を10μmずつ送りなが
ら、第2光ファイバ13を、アドレス調整溝50内にそ
の都度落とし込むようなスイッチング動作を行う。この
ような送り動作によって、第2光ファイバ13が隣のア
ドレス調整溝50Bに入った場合の送り量を見つけ出
し、アドレス調整溝50Aの谷の部分と第2光ファイバ
13の中心とが10μmの誤差をもって一致するよう
に、第2光ファイバ13をアドレス調整溝50Aの中心
に位置決めし、この位置を記憶しておく。この場合、ア
ドレス調整溝50Aに対する第2光ファイバ13の芯出
し精度は10μmであり、図11に示すように、アドレ
ス調整溝50Aの中心軸線Cに対して、第2光ファイバ
13の中心Oのズレ量Gは、10μmにも及ぶ場合があ
り、第2光ファイバ13が中心軸線Cに対してどの程度
ずれているかを調べる必要がある。
うちの最端のアドレス調整溝50Aを選択し、このアド
レス調整溝50Aに第2光ファイバ13を落とし込む。
このとき、第2光ファイバ13を10μmずつ送りなが
ら、第2光ファイバ13を、アドレス調整溝50内にそ
の都度落とし込むようなスイッチング動作を行う。この
ような送り動作によって、第2光ファイバ13が隣のア
ドレス調整溝50Bに入った場合の送り量を見つけ出
し、アドレス調整溝50Aの谷の部分と第2光ファイバ
13の中心とが10μmの誤差をもって一致するよう
に、第2光ファイバ13をアドレス調整溝50Aの中心
に位置決めし、この位置を記憶しておく。この場合、ア
ドレス調整溝50Aに対する第2光ファイバ13の芯出
し精度は10μmであり、図11に示すように、アドレ
ス調整溝50Aの中心軸線Cに対して、第2光ファイバ
13の中心Oのズレ量Gは、10μmにも及ぶ場合があ
り、第2光ファイバ13が中心軸線Cに対してどの程度
ずれているかを調べる必要がある。
【0039】そこで、アドレス調整溝50Aの記憶位置
から第2光ファイバ13を図10の紙面右側に規定量
(例えば250μm)送ることで、第2光ファイバ13
をアドレス調整溝50Bにおける予定中心位置にセット
する。このとき、配列ピッチP1は、249μmに設定
されているから、アドレス調整溝50B上において、第
2光ファイバ13の中心Oは、当初のズレ量Gに対して
右側に1μmだけ強制的にずらされることになる。この
状態で、第2光ファイバ13を10μmずつ右側に送り
ながら、第2光ファイバ13を、アドレス調整溝50B
内にその都度落とし込むようなスイッチング動作を行
う。このような送り動作によって、第2光ファイバ13
が隣のアドレス調整溝50Cに入った場合の送り量を見
つけ出し、この送り量が、アドレス調整溝50Aの場合
と同じか否かを判断する。
から第2光ファイバ13を図10の紙面右側に規定量
(例えば250μm)送ることで、第2光ファイバ13
をアドレス調整溝50Bにおける予定中心位置にセット
する。このとき、配列ピッチP1は、249μmに設定
されているから、アドレス調整溝50B上において、第
2光ファイバ13の中心Oは、当初のズレ量Gに対して
右側に1μmだけ強制的にずらされることになる。この
状態で、第2光ファイバ13を10μmずつ右側に送り
ながら、第2光ファイバ13を、アドレス調整溝50B
内にその都度落とし込むようなスイッチング動作を行
う。このような送り動作によって、第2光ファイバ13
が隣のアドレス調整溝50Cに入った場合の送り量を見
つけ出し、この送り量が、アドレス調整溝50Aの場合
と同じか否かを判断する。
【0040】そして、同じであれば、第2光ファイバ1
3を、アドレス調整溝50Bの予定中心位置から250
μm送ることで、第2光ファイバ13を、アドレス調整
溝50Cにおける予定中心位置にセットする。このと
き、配列ピッチP2は、249μmに設定されているか
ら、アドレス調整溝50C上において、第2光ファイバ
13の中心Oは、当初のズレ量Gに対して右側に2μm
だけ強制的にずらされることになる。そして、アドレス
調整溝50Cでのスイッチング動作により、この送り量
が、アドレス調整溝50Aの場合と同じか否かを判断す
る。
3を、アドレス調整溝50Bの予定中心位置から250
μm送ることで、第2光ファイバ13を、アドレス調整
溝50Cにおける予定中心位置にセットする。このと
き、配列ピッチP2は、249μmに設定されているか
ら、アドレス調整溝50C上において、第2光ファイバ
13の中心Oは、当初のズレ量Gに対して右側に2μm
だけ強制的にずらされることになる。そして、アドレス
調整溝50Cでのスイッチング動作により、この送り量
が、アドレス調整溝50Aの場合と同じか否かを判断す
る。
【0041】このような作業を各アドレス調整溝50で
行いながら、第2光ファイバ13の送り量が、アドレス
調整溝50Aでの送り量と異なる溝を見つけ出す。そし
て、この溝が最初のアドレス調整溝50Aから何カウン
ト目に位置するかで、最初のアドレス調整溝50Aで行
った中心設定のズレ量Gが何μmであるかを見い出すこ
とができる。しかし、第2光ファイバ13の移動分解能
は10μmであるため、たとえ1μmの精度でズレ量G
がわかったとしても、芯出しを1μmの単位で調整する
ことはできない。
行いながら、第2光ファイバ13の送り量が、アドレス
調整溝50Aでの送り量と異なる溝を見つけ出す。そし
て、この溝が最初のアドレス調整溝50Aから何カウン
ト目に位置するかで、最初のアドレス調整溝50Aで行
った中心設定のズレ量Gが何μmであるかを見い出すこ
とができる。しかし、第2光ファイバ13の移動分解能
は10μmであるため、たとえ1μmの精度でズレ量G
がわかったとしても、芯出しを1μmの単位で調整する
ことはできない。
【0042】そこで、最初のアドレス調整溝50Aから
6カウント目以上まで、アドレス調整作業が続いた場合
には、図11に示すように、第2光ファイバ13の中心
Oが、アドレス調整溝50Aの中心軸線Cより右側にず
れ過ぎていると判断し、第2光ファイバ13を左側に1
0μm(移動分解能分)ずらすことで、第2光ファイバ
13の中心Oが、当初決定した位置よりも中心軸線Cに
近づくことになり、その結果、第2光ファイバ13の移
動分解能以上の精度をもって、第2光ファイバ13の中
心Oとアドレス調整溝50Aの中心軸線Cとを一致させ
ることができる。このように、アドレス調整溝50で正
確な芯出しが達成されれば、光ファイバ整列部材10A
上での基準位置が正確に特定されることになる。
6カウント目以上まで、アドレス調整作業が続いた場合
には、図11に示すように、第2光ファイバ13の中心
Oが、アドレス調整溝50Aの中心軸線Cより右側にず
れ過ぎていると判断し、第2光ファイバ13を左側に1
0μm(移動分解能分)ずらすことで、第2光ファイバ
13の中心Oが、当初決定した位置よりも中心軸線Cに
近づくことになり、その結果、第2光ファイバ13の移
動分解能以上の精度をもって、第2光ファイバ13の中
心Oとアドレス調整溝50Aの中心軸線Cとを一致させ
ることができる。このように、アドレス調整溝50で正
確な芯出しが達成されれば、光ファイバ整列部材10A
上での基準位置が正確に特定されることになる。
【0043】同様に、最初のアドレス調整溝50Aから
5カウント目以下で、アドレス調整作業が終了した場合
には、第2光ファイバ13の中心Oが、アドレス調整溝
50Aの中心軸線Cより右側にずれ過ぎていないと判断
し、当初決定した位置のままでも十分な芯出し精度が確
保されているが判明する。
5カウント目以下で、アドレス調整作業が終了した場合
には、第2光ファイバ13の中心Oが、アドレス調整溝
50Aの中心軸線Cより右側にずれ過ぎていないと判断
し、当初決定した位置のままでも十分な芯出し精度が確
保されているが判明する。
【0044】次に、更に他の光ファイバ整列部材10B
において、図10に示すように、複数のアドレス調整溝
51をV溝として形成し、隣接するアドレス調整溝51
間の配列ピッチを、一定の差額分をもって順次変化させ
る。例えば、基準領域Sの中央において、ある一つのア
ドレス調整溝51間のピッチP6を250μmに設定し
た場合、これを中心にして、隣接するピッチを1μmの
差額をもって変化させる。具体的には、図10の紙面に
おいて、250μmのピッチP6より左側の5つのピッ
チP1〜P5を245μm〜249μmとし、右側の5
つのピッチP7〜P11を251〜255μmとするこ
とで、ピッチP1からP11は、245μmから255
μmの間を1μm分の差額をもって並ぶことになる。こ
のことは、1μmの精度でアドレス調整を可能にする。
において、図10に示すように、複数のアドレス調整溝
51をV溝として形成し、隣接するアドレス調整溝51
間の配列ピッチを、一定の差額分をもって順次変化させ
る。例えば、基準領域Sの中央において、ある一つのア
ドレス調整溝51間のピッチP6を250μmに設定し
た場合、これを中心にして、隣接するピッチを1μmの
差額をもって変化させる。具体的には、図10の紙面に
おいて、250μmのピッチP6より左側の5つのピッ
チP1〜P5を245μm〜249μmとし、右側の5
つのピッチP7〜P11を251〜255μmとするこ
とで、ピッチP1からP11は、245μmから255
μmの間を1μm分の差額をもって並ぶことになる。こ
のことは、1μmの精度でアドレス調整を可能にする。
【0045】このようなアドレス調整溝51について
も、前述したアドレス調整溝50と同様のアドレス調整
を行うことにより、当初選択したアドレス調整溝51の
中心軸線Cと第2光ファイバ13の中心Oとのズレ量G
を、見い出すことができる。しかし、第2光ファイバ1
3の移動分解能は10μmであるため、たとえ1μmの
精度でズレ量がわかったとしても、芯出しを1μmの単
位で調整することはできない。
も、前述したアドレス調整溝50と同様のアドレス調整
を行うことにより、当初選択したアドレス調整溝51の
中心軸線Cと第2光ファイバ13の中心Oとのズレ量G
を、見い出すことができる。しかし、第2光ファイバ1
3の移動分解能は10μmであるため、たとえ1μmの
精度でズレ量がわかったとしても、芯出しを1μmの単
位で調整することはできない。
【0046】そこで、最初に選択したアドレス調整溝5
1から何カウント目でアドレス調整が終わるかを見い出
し、第2光ファイバ13の中心Oが、最初のアドレス調
整溝51の中心軸線Cに対してずれ過ぎているか否かを
判別した後、第2光ファイバ13を移動分解能分(10
μm)送るか否かを実行する。従って、第2光ファイバ
13の移動分解能以上の精度をもって、第2光ファイバ
13の中心Oと当初選択したアドレス調整溝51の中心
軸線Cとを一致させることができる。このように、アド
レス調整溝51で正確な芯出しが達成されれば、光ファ
イバ整列部材10B上での基準位置が正確に特定される
ことになる。
1から何カウント目でアドレス調整が終わるかを見い出
し、第2光ファイバ13の中心Oが、最初のアドレス調
整溝51の中心軸線Cに対してずれ過ぎているか否かを
判別した後、第2光ファイバ13を移動分解能分(10
μm)送るか否かを実行する。従って、第2光ファイバ
13の移動分解能以上の精度をもって、第2光ファイバ
13の中心Oと当初選択したアドレス調整溝51の中心
軸線Cとを一致させることができる。このように、アド
レス調整溝51で正確な芯出しが達成されれば、光ファ
イバ整列部材10B上での基準位置が正確に特定される
ことになる。
【0047】更に、図12に示すように、アドレス調整
溝50内に第2光ファイバ13を導入する際、ファイバ
押え部33による第2ファイバ13の押え込みを回避す
ることも可能である。例えば、アドレス調整溝50を配
列した基準領域Sの両側において、光ファイバ整列部材
10Aの表面からストッパ部55を突出させ、各ストッ
パ部55でファイバ押え部33の移動を規制する。すな
わち、第2光ファイバ13がアドレス調整溝50内に導
入される際、ファイバ押え部33がストッパ部55に当
たることで、ファイバ押え部33の移動が規制され、フ
ァイバ押え部33の助成力なしで、第2光ファイバ13
がアドレス調整溝50内に入ることになり、第2光ファ
イバ13が光ファイバ整列部材10Aに当た際に起こり
得るファイバ損傷を、可能な限り回避させている。な
お、光ファイバ整列部材10Bについても同様であるた
め、説明は省略する。
溝50内に第2光ファイバ13を導入する際、ファイバ
押え部33による第2ファイバ13の押え込みを回避す
ることも可能である。例えば、アドレス調整溝50を配
列した基準領域Sの両側において、光ファイバ整列部材
10Aの表面からストッパ部55を突出させ、各ストッ
パ部55でファイバ押え部33の移動を規制する。すな
わち、第2光ファイバ13がアドレス調整溝50内に導
入される際、ファイバ押え部33がストッパ部55に当
たることで、ファイバ押え部33の移動が規制され、フ
ァイバ押え部33の助成力なしで、第2光ファイバ13
がアドレス調整溝50内に入ることになり、第2光ファ
イバ13が光ファイバ整列部材10Aに当た際に起こり
得るファイバ損傷を、可能な限り回避させている。な
お、光ファイバ整列部材10Bについても同様であるた
め、説明は省略する。
【0048】ここで、前述した光ファイバ整列部材10
を利用してアドレス調整を実現するための一例を説明す
る。
を利用してアドレス調整を実現するための一例を説明す
る。
【0049】図13に示すように、アドレス用光ファイ
バ60をアドレス調整溝42上に接着固定することで、
アドレス調整溝42上で、第2光ファイバ13とアドレ
ス用光ファイバ60とを光結合させ得る自己診断系の構
造が可能となる。この場合、所定のアドレス調整溝42
に第2光ファイバ13をV接させ、その後、発光素子に
より第2光ファイバ13側から光を出射し、所定のアド
レス調整溝42側の受光素子でこの光を検知できたか否
かを識別することで、所定のアドレス調整溝42に第2
光ファイバ13がV接しているかを簡単に確認すること
ができる。また、逆に、アドレス調整溝42側に発光素
子を設け、第2光ファイバ13側に受光素子を設けても
よい。なお、光ファイバ整列部材10A及び10Bを利
用したアドレス調整の場合も同様である。
バ60をアドレス調整溝42上に接着固定することで、
アドレス調整溝42上で、第2光ファイバ13とアドレ
ス用光ファイバ60とを光結合させ得る自己診断系の構
造が可能となる。この場合、所定のアドレス調整溝42
に第2光ファイバ13をV接させ、その後、発光素子に
より第2光ファイバ13側から光を出射し、所定のアド
レス調整溝42側の受光素子でこの光を検知できたか否
かを識別することで、所定のアドレス調整溝42に第2
光ファイバ13がV接しているかを簡単に確認すること
ができる。また、逆に、アドレス調整溝42側に発光素
子を設け、第2光ファイバ13側に受光素子を設けても
よい。なお、光ファイバ整列部材10A及び10Bを利
用したアドレス調整の場合も同様である。
【0050】本発明は、前述した実施形態に限定される
ものではない。例えば、アドレス調整溝42,50,5
1を配置した基準領域Sの位置は、光ファイバ整列部材
10,10A,10Bの端に限定されることなく、光フ
ァイバ整列部材10,10A及び10Bの中央であって
もよい。また、隣接するアドレス調整溝51において、
配列ピッチの差額は1μmに限定されることなく、第2
光ファイバ13の移動分解能未満であれば、初期の目的
を達成することができる。例えば、第2光ファイバ13
の移動分解能が10μmであれば、配列ピッチの差額は
10μm未満となる。また、アドレス調整溝50の配列
ピッチも249μmに限定されない。
ものではない。例えば、アドレス調整溝42,50,5
1を配置した基準領域Sの位置は、光ファイバ整列部材
10,10A,10Bの端に限定されることなく、光フ
ァイバ整列部材10,10A及び10Bの中央であって
もよい。また、隣接するアドレス調整溝51において、
配列ピッチの差額は1μmに限定されることなく、第2
光ファイバ13の移動分解能未満であれば、初期の目的
を達成することができる。例えば、第2光ファイバ13
の移動分解能が10μmであれば、配列ピッチの差額は
10μm未満となる。また、アドレス調整溝50の配列
ピッチも249μmに限定されない。
【0051】
【発明の効果】本発明による光スイッチは、以上のよう
に構成されているため、次のような効果を得る。すなわ
ち、光ファイバ整列部材は、その表面上の基準領域に、
第2ファイバ整列溝と同じ配列線上に位置し且つ第2フ
ァイバ整列溝と同じ方向に延びるアドレス調整溝を有し
たことにより、アドレス調整の精度を簡単かつ確実に向
上させることができる。
に構成されているため、次のような効果を得る。すなわ
ち、光ファイバ整列部材は、その表面上の基準領域に、
第2ファイバ整列溝と同じ配列線上に位置し且つ第2フ
ァイバ整列溝と同じ方向に延びるアドレス調整溝を有し
たことにより、アドレス調整の精度を簡単かつ確実に向
上させることができる。
【図1】本発明に係る光スイッチの一実施形態を示す断
面図である。
面図である。
【図2】光ファイバ整列部材のファイバ整列溝を示す斜
視図である。
視図である。
【図3】本発明の光スイッチに適用する可動アームの一
例を示す斜視図である。
例を示す斜視図である。
【図4】第2光ファイバが第2ファイバ整列溝から離れ
て、V接が解除された状態を示す側面図である。
て、V接が解除された状態を示す側面図である。
【図5】第2光ファイバが第2ファイバ整列溝にV接し
た状態を示す側面図である。
た状態を示す側面図である。
【図6】第2ファイバ整列溝を示す拡大図である。
【図7】図1のA部分を拡大した斜視図である。
【図8】アドレス調整溝の一例を示す断面図である。
【図9】図8のアドレス調整溝と一緒に利用するストッ
パ部を示す断面図である。
パ部を示す断面図である。
【図10】アドレス調整溝の他の例を示す断面図であ
る。
る。
【図11】アドレス調整溝の一部を拡大した図である。
【図12】図10に示したアドレス調整溝と一緒に利用
するストッパ部を示す断面図である。
するストッパ部を示す断面図である。
【図13】アドレス調整溝にアドレス用光ファイバを設
け、光スイッチの自己診断系を可能にした概略図であ
る。
け、光スイッチの自己診断系を可能にした概略図であ
る。
S…基準領域、D…第2ファイバ整列溝の開口幅、E…
アドレス調整溝の開口幅、P…配列ピッチ、3…光スイ
ッチ、9…第1光ファイバ、10,10A,10B…光
ファイバ整列部材、13…第2光ファイバ、14…可動
アーム、15…ファイバ整列溝、15a…第1ファイバ
整列溝、15b…第2ファイバ整列溝、33…ファイバ
押え部、42,50,51…アドレス調整溝、44…中
間面、45,55…ストッパ部。
アドレス調整溝の開口幅、P…配列ピッチ、3…光スイ
ッチ、9…第1光ファイバ、10,10A,10B…光
ファイバ整列部材、13…第2光ファイバ、14…可動
アーム、15…ファイバ整列溝、15a…第1ファイバ
整列溝、15b…第2ファイバ整列溝、33…ファイバ
押え部、42,50,51…アドレス調整溝、44…中
間面、45,55…ストッパ部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 富田 研一 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 中尾 直樹 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 黒岩 真人 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 第1光ファイバを配置させる第1ファイ
バ整列溝と第2光ファイバを配置させる第2ファイバ整
列溝とからなるファイバ整列溝を等間隔の配列ピッチを
もって整列させた光ファイバ整列部材を備え、アドレス
制御に基づいて、前記第2ファイバ整列溝内に前記第2
光ファイバを選択的に導入することで、前記第1ファイ
バ整列溝に固定させた前記第1光ファイバと前記第2光
ファイバとを選択的に光接続させる光スイッチにおい
て、 前記光ファイバ整列部材は、その表面上の基準領域に、
前記第2ファイバ整列溝と同じ配列線上に位置し且つ前
記第2ファイバ整列溝と同じ方向に延びるアドレス調整
溝を有したことを特徴とする光スイッチ。 - 【請求項2】 前記アドレス調整溝は、複数のアドレス
調整用V溝として形成され、前記各アドレス調整溝の開
口幅を前記第2ファイバ整列溝の開口幅より小さくした
ことを特徴とする請求項1記載の光スイッチ。 - 【請求項3】 隣接する前記アドレス調整溝間を、平坦
形状又はR形状の中間面で離隔させたことを特徴とする
請求項2記載の光スイッチ。 - 【請求項4】 前記アドレス調整溝は、複数のアドレス
調整用V溝として形成され、隣接する前記アドレス調整
溝間の配列ピッチは、前記第2ファイバ整列溝の配列ピ
ッチと異なるピッチに設定されると共に、相互に同ピッ
チであることを特徴とする請求項1記載の光スイッチ。 - 【請求項5】 前記アドレス調整溝は、複数のアドレス
調整用V溝として形成され、隣接する前記アドレス調整
溝間の配列ピッチを、一定の差額分をもって順次変化さ
せることを特徴とする請求項1記載の光スイッチ。 - 【請求項6】 前記第2光ファイバは可動アームに固定
され、この可動アームは、前記第2光ファイバの先端部
分を前記第2ファイバ整列溝に向けて直接押圧するファ
イバ押え部を有し、前記光ファイバ整列部材は、前記ア
ドレス調整溝の近傍に位置し且つ前記光ファイバ整列部
材の表面から突出して前記ファイバ押え部の移動を規制
するストッパ部を有したことを特徴とする請求項1〜5
の何れか一項記載の光スイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11970697A JPH10307265A (ja) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | 光スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11970697A JPH10307265A (ja) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | 光スイッチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10307265A true JPH10307265A (ja) | 1998-11-17 |
Family
ID=14768085
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11970697A Pending JPH10307265A (ja) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | 光スイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10307265A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009109789A (ja) * | 2007-10-31 | 2009-05-21 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 光線路の監視切り換え装置 |
-
1997
- 1997-05-09 JP JP11970697A patent/JPH10307265A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009109789A (ja) * | 2007-10-31 | 2009-05-21 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 光線路の監視切り換え装置 |
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