JPH10306516A - 水切り - Google Patents
水切りInfo
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- JPH10306516A JPH10306516A JP11893497A JP11893497A JPH10306516A JP H10306516 A JPH10306516 A JP H10306516A JP 11893497 A JP11893497 A JP 11893497A JP 11893497 A JP11893497 A JP 11893497A JP H10306516 A JPH10306516 A JP H10306516A
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Abstract
壁材の下端部をカバーすると共に、乾式壁材の凸反りを
修復・防止する水切りに関するものである。 【構成】 垂直平面状の固定部1と、固定部1の下端を
外方に屈曲した底面2と、底面2に一定ピッチで形成し
た流水孔3と、底面2の先端を外方に固定部1と略平行
に屈曲したカバー片4と、カバー片4の先端を外方に突
出した側面カバー片5と、側面カバー片5の先端を内方
に固定部1と略平行に屈曲した固定面6と、固定面6の
先端を内方に略水平に突出した係合片7とからなる敷目
板Bと、固定面6の長さとほぼ等しい被覆面8と、被覆
面8の一端を略90度で屈曲した2本の係止片9と、係
止片9により形成された断面略コ字状の係止溝10とか
らなる被覆材Cとからなり、敷目板Bの係合片7に被覆
材Cの係止溝10を係合して一体化した水切りAであ
る。
Description
用する乾式壁材の下端部をカバーすると共に、乾式壁材
の凸反りを修復・防止する水切りに関するものである。
端部をカバーする水切りEとしては、図17(a)、
(b)に示すような家屋において、図18〜図20に示
すように壁下地α(木造下地、鉄骨下地、防水シート
等、あるいは既存壁、等よりなる)と基礎γ間に固定具
βにより施工し、乾式壁材Dの木口端部をカバーするも
のであった。
して合成樹脂発泡体を使用した乾式壁材Dは経年変化に
より図19、図20に示すように乾式壁材D自体が凸状
に変形してしまうことが希にあった。このため、上記の
ような水切りEを使用した壁は、乾式壁材Dが凸状に変
形することにより、水切りEの化粧面と乾式壁材Dの化
粧面11a間に凸部a、凹部bが形成され、美感上問題
が生じることもあった。その上、水切りEと乾式壁材D
間の間隙cが凸部a、凹部bにより拡大し、雨水等が内
部へと浸入してしまう欠点があった。さらに、乾式壁材
Dを張り直す作業は非常に手間とコストがかかるもので
あった。
を除去するため、垂直平面状の固定部と、固定部の下端
を外方に屈曲した底面と、底面に一定ピッチで形成した
流水孔と、底面の先端を外方に固定部と略平行に屈曲し
たカバー片と、カバー片の先端を外方に突出した側面カ
バー片と、側面カバー片の先端を内方に固定部と略平行
に屈曲した固定面と、固定面の先端を内方に略水平に突
出した係合片とからなる敷目板と、固定面の長さとほぼ
等しい被覆面と、被覆面の一端を略90度で屈曲した2
本の係止片と、係止片により形成された断面略コ字状の
係止溝とからなる被覆材とからなり、敷目板の係合片に
被覆材の係止溝を係合して一体化したことにより、上記
欠点を排除した水切りを提供するものである。
実施例について詳細に説明する。すなわち、水切りAは
敷目板Bと被覆材Cとからなるものであり、図1(a)
〜(c)は上記敷目板Bを示す一部切り欠き斜視図、断
面図、a−a部端面図、図2(a)、(b)は被覆材C
を示す斜視図と断面図、図3は基礎γ部分に水切りAを
形成した場合を示す断面図である。
に垂直平面状の固定部1と、固定部1の下端を外方に屈
曲した底面2と、底面2に一定ピッチで形成した流水孔
3と、底面2の先端を外方に固定部1と略平行に屈曲し
たカバー片4と、カバー片4の先端を外方に突出した側
面カバー片5と、側面カバー片5の先端を内方に固定部
1と略平行に屈曲した固定面6と、固定面6の先端を内
方に略水平に突出した係合片7とから形成したものであ
る。
により固定する部分である。
し、乾式壁材Dと敷目板Bの当接面6間より浸入した雨
水を外部に排出するものである。また、形成ピッチPは
30〜300mm位である。
る部分である。また、側面カバー片5は、傾斜して形成
することにより固定面6が常時乾式壁材Dの化粧面11
aと接触するように形成したものである。
時接触し、乾式壁材Dと敷目板B間に隙間が形成される
のを防止し、美感性、防水性を向上するための部分であ
る。また、固定面6は図3に示すように固定具βによ
り、乾式壁材Dの下端部の木口面を壁下地αに固定する
部分であり、この固定により、乾式壁材Dが図19に示
すように凸状に変形することを防止するものである。
0を係合し、一体化する部分である。勿論、一体化を確
実にするために、接着剤等を介在して一体化することも
できる。
アルミニウム、銅、ステンレス、チタン、アルミ・亜鉛
合金メッキ鋼板、ガルバリウム鋼板、ホーロー鋼板、ク
ラッド鋼板、ラミネート鋼板(塩ビ鋼板等)、サンドイ
ッチ鋼板(制振鋼板等)、塩化ビニル樹脂、ポリカーボ
ネイト樹脂等(勿論、これらを各種色調に塗装したカラ
ー板を含む)の一種を押出成形、ロール成形、プレス成
形、等によって各種形状に成形したものである。
に固定面6の長さとほぼ等しい被覆面8と、被覆面8の
一端を略90度で屈曲した2本の係止片9と、係止片9
により形成された断面略コ字状の係止溝10とからなる
ものである。
の下端部を打設した固定具βの頭部β1 を被覆し、固定
具βの頭部β1 が外部に露出するのを防止して美感性、
防錆性を向上するものである。
する部分である。
出品(プラスチック材)であり、ポリ塩化ビニル樹脂
(PVC)、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン
(PP)、ポリカーボネート(PC)、アクリル樹脂、
ポリエステル樹脂、ポリスチレン樹脂、スチロール樹
脂、メタクリル樹脂、ポリウレタン樹脂、フェノール樹
脂、アルキッド樹脂、ユリア樹脂(尿素樹脂)、メラミ
ン樹脂、フッ素樹脂、ケイ素樹脂、繊維強化プラスチッ
ク(FRP)、等の一種である。なお、ポリ塩化ビニル
(PVC)の押出品が生産性、値段、性能(耐候性)の
面において良好である。勿論、金属板材、金属の押出材
(アルミニウム等)により形成しても良いものである。
の経時変化により凸条に変形した乾式壁材D)に示すよ
うに表面材11と裏面材12間に芯材13を形成し、両
端に雄型連結部14と雌型連結部15を形成したもので
あり、図4に示すように、固定具βの打設と、雄型連結
部14と雌型連結部15を嵌合することにより乾式壁材
Dを連結するものである。勿論、敷目板Bは縦張りの乾
式壁材D、横張りの乾式壁材Dの両方に使用できるもの
である。
ば鉄、アルミニウム、銅、ステンレス、チタン、アルミ
・亜鉛合金メッキ鋼板、ガルバリウム鋼板、ホーロー鋼
板、クラッド鋼板、ラミネート鋼板(塩ビ鋼板等)、サ
ンドイッチ鋼板(制振鋼板等)、塩化ビニル樹脂、ポリ
カーボネイト樹脂等(勿論、これらを各種色調に塗装し
たカラー板を含む)の一種をロール成形、プレス成形、
押出成形等によって各種形状に成形したもの、あるいは
無機質材を押出成形、プレス成形、オートクレーブ養生
成形、乾燥−焼成等して各種任意形状に形成したもので
ある。
ポリイソシアヌレートフォーム、フェノールフォーム、
塩化ビニルフォーム、ポリエチレンフォーム、ポリスチ
レンフォーム、ユリアフォーム、等の合成樹脂発泡体か
らなるものであり、例えばレゾール型フェノールの原液
と、硬化剤、発泡剤を混合し、表面材11、もしくは裏
面材12の裏面側に吐出させ、加熱して反応・発泡・硬
化させて形成したものである。また、芯材13中には各
種難燃材として軽量骨材(パーライト粒、ガラスビー
ズ、石膏スラグ、タルク石、シラスバルーン、水酸化ア
ルミニウム等)、繊維状物(グラスウール、ロックウー
ル、カーボン繊維、グラファイト等)を混在させ、防火
性を向上させることもできる。
材、防火材、接着剤、補強材、緩衝材、吸音材、嵩上
材、軽量化材、等として機能するものである。勿論、芯
材13としてロックウール、グラスウール、セラミック
ウール等の無機材を使用しても良いものである。
の強化のためにシーリング材を形成しても良いものであ
る。その素材としては、例えば定型で弾性のあるシーリ
ング材としては、例えば発泡ゴム、ポリ塩化ビニル系、
クロロプレン系、クロロスルホン化ポリエチレン系、エ
チレンプロピレン系、アスファルト含浸ポリウレタン
系、EPM、EPDM等の一般的に市販されているも
の、あるいは硬化型のシーリング材としてはシリコーン
系(反応硬化型、湿気硬化型)、変成シリコーン系(反
応硬化型)、ポリサルファイド系(反応硬化型)、ポリ
ウレタン系(反応硬化型、湿気硬化型)、SBR系(乾
燥硬化型)、アクリル系(乾燥硬化型)等よりなるもの
であり、主に防水材、気密材等の機能として有用なもの
である。勿論、これらの成分中に無機材等の難燃材、あ
るいは耐火性、防火性を有する例えばポリリン酸アンモ
ニウム、水酸化アルミニウム、フェノール樹脂粒、カー
ボンブラック、グラファイト(発泡、非発泡)等の難燃
材を混入した耐火性のあるシーリング材を使用しても良
いものである。
いて簡単に説明する。まず、図1(a)〜(c)に示す
ような敷目板Bを図3に示すように固定部1を固定具β
により打設し、基礎γ部分の壁下地αに連続状で固定す
る。次に、図4(a)に示すような乾式壁材をBを図5
に示すように連結し、下端の木口を固定部1と底面2と
カバー片4間の空間に挿入し、縦に施工する。次に、固
定面6を壁下地αに固定具βを介して打設して乾式壁材
Dの下端部を固定する。最後に、図3に示すように図2
(a)、(b)に示すような被覆材Cを、敷目板Bの係
合片7に被覆材Cの係止溝10を係合して一体化し施工
を完了するものである。
りの一実施例にすぎず、敷目板Bを図6(a)〜
(f)、図7(a)〜(f)、図8(a)〜(e)、図
9(a)〜(g)、被覆材Cを図10(a)〜(i)、
乾式壁材Dを図11(a)〜(g)に示すように形成す
ることもできる。
4、側面カバー片5、固定面6、係合片7を各種変形し
た敷目板Bである。
載置面1aを形成し、乾式壁材Dの木口面が底面2に接
触しないように形成し、内部に浸入した雨水が乾式壁材
Dの木口面に接触しないように形成したものである。こ
れは、芯材13が合成樹脂発泡体の場合に、乾式壁材D
の木口から合成樹脂発泡体が雨水を吸い上げないように
形成したものである。このため、乾式壁材Dの芯材13
である合成樹脂発泡体が腐食せず、ヌレ雑巾化による断
熱性の低下防止、壁下地αの腐食防止、乾式壁材Dの強
度低下防止に有効である。また、図7(e)、(f)は
アルミ合金、合成樹脂(プラスチック)の押出品により
形成した敷目板Bである。
端面図)において、(a)〜(c)図は水切り片16を
形成し、乾式壁材D上を流れてきた雨水等を速やかに流
下させるように形成した敷目板Bである。また、(d)
図は係合片7に一定ピッチ(30mm〜300mm位)
で形成した係合爪17を形成し、被覆材Cとの係合力、
施工性を強化した敷目板Bである。
実施例を示す平面図である。
の実施例を示す断面図であり、(a)図は被覆面8を傾
斜して形成した被覆材C、(b)図は被覆面8を中央部
分に形成した被覆材C、(c)図は被覆面8をL字状に
形成した被覆材C、(d)〜(f)図は被覆面8の先端
に軟質の合成樹脂(プラスチック)からなる防水片8a
を形成した被覆材C、(g)〜(i)図は係止溝10を
壺状に形成し、図6(a)等に示すような敷目板Bに係
合できるように形成し、一体化を強化した被覆材Cであ
る。
目板Bを施工した状態を示す断面図である。
した状態を示す断面図、図14は1階と2階等の中間部
に本発明に係る水切りを施工した状態を示す断面図、図
15は水切りEを形成した上に、本発明に係る水切りを
施工した状態を示す断面図である。
6への固定具βの打設を省略し、万が一に乾式壁材Dが
凸反りしてしまった時点で、図15に示すように固定面
6へ固定具βを打設しても良いものである。
れば、乾式壁材端部の変形、特に合成樹脂発泡体を芯
材とするサンドイッチ板では凸条を確実に抑制、固定で
き、耐風圧性も向上する。流水孔が内部に浸入した雨
水を速やかに外部に排出する。固定面が常時乾式壁材
の化粧面と接触し、美感性が良い。固定面を固定する
ために、乾式壁材の固定力が強化される。被覆材を形
成するために、乾式壁材の下端部を固定した固定具の頭
部が外部に露出せず、美感性、固定具の錆防止に有効で
ある。底面に段差を形成(載置面を形成)した場合に
は、乾式壁材の木口が内部に浸入した雨水と接触せず、
乾式壁材の芯材が合成樹脂発泡体である場合に、合成樹
脂発泡体が腐食防止、ヌレ雑巾化による断熱性の低下防
止、壁下地の腐食防止、乾式壁材の強度低下防止に有効
である。等の特徴、効果がある。
例を示す説明図である。
例を示す説明図である。
ある。
る。
面図である。
他の実施例を示す説明図である。
他の実施例を示す説明図である。
他の実施例を示す説明図である。
他の実施例を示す説明図である。
の他の実施例を示す説明図である。
を示す断面図である。
す説明図である。
す説明図である。
す説明図である。
す説明図である。
す説明図である。
明図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 垂直平面状の固定部と、該固定部の下端
を外方に屈曲した底面と、該底面に一定ピッチで形成し
た流水孔と、底面の先端を外方に固定部と略平行に屈曲
したカバー片と、該カバー片の先端を外方に突出した側
面カバー片と、該側面カバー片の先端を内方に固定部と
略平行に屈曲した固定面と、該固定面の先端を内方に略
水平に突出した係合片とからなる敷目板と、固定面の長
さとほぼ等しい被覆面と、該被覆面の一端を略90度で
屈曲した2本の係止片と、該係止片により形成された断
面略コ字状の係止溝とからなる被覆材とからなり、敷目
板の係合片に被覆材の係止溝を係合して一体化したこと
を特徴とする水切り。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11893497A JP3778465B2 (ja) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | 水切り |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11893497A JP3778465B2 (ja) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | 水切り |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10306516A true JPH10306516A (ja) | 1998-11-17 |
JP3778465B2 JP3778465B2 (ja) | 2006-05-24 |
Family
ID=14748849
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11893497A Expired - Fee Related JP3778465B2 (ja) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | 水切り |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3778465B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010077668A (ja) * | 2008-09-25 | 2010-04-08 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 外装材下端部の端カバー固定構造 |
-
1997
- 1997-05-09 JP JP11893497A patent/JP3778465B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010077668A (ja) * | 2008-09-25 | 2010-04-08 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 外装材下端部の端カバー固定構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3778465B2 (ja) | 2006-05-24 |
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