JPH10305992A - タワークレーンの稼動工程予測方法およびその装置 - Google Patents

タワークレーンの稼動工程予測方法およびその装置

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JPH10305992A
JPH10305992A JP11669697A JP11669697A JPH10305992A JP H10305992 A JPH10305992 A JP H10305992A JP 11669697 A JP11669697 A JP 11669697A JP 11669697 A JP11669697 A JP 11669697A JP H10305992 A JPH10305992 A JP H10305992A
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和久 末岡
Hiroaki Terada
裕昭 寺田
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和明 木全
Masakazu Sakamoto
雅一 坂本
Shigeharu Sakurai
重治 桜井
Kazuhisa Shimizu
一久 清水
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タワークレーンの効率的な運用を可能にする
タワークレーンの稼動工程予測方法およびその装置を提
供する。 【解決手段】 被建築物の建築工事中にタワークレーン
20のブーム旋回機構,ブーム起伏機構およびワイヤ巻
上下機構の各動作データを動作データ収集部11により
収集する。上記動作データ収集部11により収集された
各動作データに基づいて、建築資材の種別毎に運搬時間
を運搬時間算出部13により算出する。そして、登録部
12に登録された被建築物の各階の階高と建築資材の種
別毎の数量と上記建築資材の運搬順序と、運搬時間算出
部13により算出された建築資材の種別毎の運搬時間
と、昇降時間算出部14により算出されたタワークレー
ン20の昇降部9の昇降時間とに基づいて、稼動工程作
成部15によりタワークレーン20の稼動工程を予測し
て作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、高層建築物を建
築するために建築資材を各階に運搬するタワークレーン
の稼動工程予測方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、多層階の建築物の建築工事で
は、旋回自在かつ起伏自在なブームの先にワイヤを介し
て吊り下げた建築資材を運搬するタワークレーンが用い
られている。上記タワークレーンを用いた建築工事で
は、タワークレーンの稼動効率によって工事の工程が大
きく左右されるので、建築工事全体の工期を短縮するた
めにタワークレーンの効率的な運用が望まれている。そ
のような状況の中、従来のタワークレーンの稼動工程
は、工事計画の立案者の経験と勘によって、手作業で作
成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記タワー
クレーンの操作者の習熟度や現場の作業実態により進捗
状況が変わると、以降の工程計画を修正する必要がある
が、操作者の習熟度や現場の作業実態を正確に把握し
て、未建築の階に建築資材を運搬するタワークレーンの
稼動工程を予測することが困難であるため、タワークレ
ーンを効率よく運用することができないという欠点があ
る。
【0004】そこで、この発明の目的は、タワークレー
ンの稼動工程を高い精度で予測でき、タワークレーンの
効率的な運用を可能にするタワークレーンの稼動工程予
測方法およびその装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1のタワークレーンの稼動工程予測方法は、
旋回自在かつ起伏自在なブームの先にワイヤを介して吊
り下げた建築資材を多層階の被建築物の各階に運搬する
タワークレーンの稼動工程予測方法であって、上記被建
築物の建築工事中に上記タワークレーンの稼動実績デー
タを上記建築資材の種別毎に区別して収集する第1のス
テップと、上記第1のステップで収集された上記タワー
クレーンの稼動実績データと、上記被建築物の各階の階
高と、上記各階に使用する建築資材の種別毎の数量と上
記建築資材の運搬順序とに基づいて、上記タワークレー
ンの稼動工程を予測する第2のステップとを有すること
を特徴としている。
【0006】上記請求項1のタワークレーンの稼動工程
予測方法によれば、上記第1のステップで、被建築物の
建築工事中に、上記タワークレーンの稼動実績データを
各階に運搬する建築資材(柱,梁等の建築部材や仮設用資
材を含む)の種別毎に区別して収集する。例えば、上記
ブームの旋回角度/起伏角度,ワイヤの巻上げ量および
タワークレーンの昇降部の昇降時間等の稼動実績データ
を、各階に運搬する建築資材の種別毎に区別して所定時
間毎に収集する。次に、上記第2のステップで、上記第
1のステップで収集された上記稼動実績データのブーム
の旋回角度/起伏角度に基づいて、1つの建築資材を運
搬する揚重サイクルの動作モードのうちの“玉掛け(吊
荷をフックに掛けること)”,“旋回起伏”,“取付”,
“旋回起伏”の各所要時間を求めると共に、上記被建築
物の各階の階高を用いて割り出された揚重高さと上記第
1のステップで収集された上記稼動実績データのワイヤ
の巻上げ量に基づいて、未建築の各階に運搬する建築資
材の種別毎の“巻上げ”,“巻下げ”の所要時間を求め
て、未建築の各階に運搬する建築資材の種別毎に1揚重
サイクルに要する時間を得る。そうして求められた上記
未建築の各階の建築資材の種別毎の1揚重サイクルに要
する時間と、上記各階に使用される建築資材の種別毎の
数量とにより、各階に運搬される建築資材の種別毎の累
積運搬時間(延べ時間)を求めて、その累積運搬時間と上
記建築資材の運搬順序とに基づいて、上記タワークレー
ンの稼動工程を予測する。このとき、上記タワークレー
ンの昇降部の昇降時間を第1のステップで収集するか、
または、上記昇降部の昇降時間を被建築物の各階の階高
と昇降部の昇降速度とに基づいて算出して、上記昇降部
の昇降時間をタワークレーンの稼動工程に取り入れる。
【0007】したがって、タワークレーンの操作者の習
熟度や現場の作業実態により進捗状況が変わっても、そ
れまでのタワークレーンの稼動実績データを用いること
によって、以降の工程計画を高い精度で修正でき、特に
高層の建築物においてタワークレーンの効率的な運用が
できる。
【0008】また、請求項2のタワークレーンの稼動工
程予測方法は、請求項1のタワークレーンの稼動工程予
測方法において、上記第1のステップで収集される上記
タワークレーンの稼動実績データは、上記被建築物の各
階に運搬される上記建築資材の種別毎の運搬時間と、上
記タワークレーンの昇降部の昇降時間とを含むことを特
徴としている。
【0009】上記請求項2のタワークレーンの稼動工程
予測方法によれば、上記タワークレーンの稼動実績デー
タの上記建築資材の種別毎の運搬時間に基づいて、未建
築の各階に運搬する建築資材の種別毎の1揚重サイクル
に要する時間を容易に求めることができる。また、上記
タワークレーンの稼動実績データの既に建築された各階
における上記昇降部の昇降時間に基づいて、未建築の各
階に上記昇降部を昇降させるのに要する昇降時間を容易
に求めることができる。
【0010】また、請求項3のタワークレーンの稼動工
程予測方法は、請求項1のタワークレーンの稼動工程予
測方法において、上記第1のステップで収集される上記
タワークレーンの稼動実績データは、上記被建築物の各
階に運搬される上記建築資材の種別毎の運搬時間を含む
と共に、上記タワークレーンのブームを支持する昇降部
が昇降する階高と上記昇降部の昇降速度とに基づいて上
記昇降部の昇降時間を算出する第3のステップを有し、
上記第2のステップは、上記第1のステップで収集され
た上記タワークレーンの稼動実績データと、上記第3の
ステップで算出された上記タワークレーンの上記昇降部
の昇降時間と、上記被建築物の各階の階高と、上記各階
に使用する建築資材の種別毎の数量と上記建築資材の運
搬順序とに基づいて、上記タワークレーンの稼動工程を
予測することを特徴としている。
【0011】上記請求項3のタワークレーンの稼動工程
予測方法によれば、上記タワークレーンの稼動実績デー
タの上記建築資材の種別毎の運搬時間に基づいて、未建
築の各階に運搬する建築資材の種別毎の1揚重サイクル
に要する時間を容易に求めることができる。また、上記
第3のステップでタワークレーンのブームを支持する昇
降部が昇降する階高と上記昇降部の昇降速度とにより算
出された上記昇降部の昇降時間に基づいて、上記タワー
クレーンの稼動工程を予測するのに用いる上記昇降部の
昇降時間を算出するので、上記昇降部の稼動実績データ
を収集することなく、未建築の各階に上記昇降部を昇降
させるのに要する昇降時間を容易に求めることができ
る。
【0012】また、請求項4のタワークレーンの稼動工
程予測装置は、旋回自在かつ起伏自在なブームの先にワ
イヤを介して吊り下げた建築資材を多層階の被建築物の
各階に運搬するタワークレーンのブーム旋回機構,ブー
ム起伏機構およびワイヤ巻上下機構の各動作データを、
上記各階に運搬する上記建築資材の種別毎に区別して収
集する動作データ収集部と、上記被建築物の各階の階高
と上記各階に使用される上記建築資材の種別毎の数量と
上記建築資材の運搬順序とを登録する登録部と、上記被
建築物の建築工事中に上記動作データ収集部により収集
された上記動作データと、上記登録部に登録された上記
被建築物の各階の階高とに基づいて、未建築の各階に運
搬される上記建築資材の種別毎に運搬時間を算出する運
搬時間算出部と、上記登録部に登録された上記被建築物
の各階の階高と上記タワークレーンのブームを支持する
昇降部の昇降速度とに基づいて、上記タワークレーンの
上記昇降部の昇降時間を算出する昇降時間算出部と、上
記登録部に登録された上記建築資材の種別毎の数量と上
記建築資材の運搬順序と、上記運搬時間算出部により算
出された上記建築資材の種別毎の運搬時間と、上記昇降
時間算出部により算出された上記タワークレーンの上記
昇降部の昇降時間とに基づいて、上記タワークレーンの
稼動工程を作成する稼動工程作成部とを備えたことを特
徴としている。
【0013】上記請求項4のタワークレーンの稼動工程
予測装置によれば、上記タワークレーンの旋回自在かつ
起伏自在なブームの先にワイヤを介して吊り下げた建築
資材を多層階の被建築物の各階に運搬するとき、上記タ
ワークレーンのブーム旋回機構,ブーム起伏機構および
ワイヤ巻上下機構の各動作データを動作データ収集部に
より建築資材の種別毎に区別して収集する。上記被建築
物の建築工事中に上記動作データ収集部により収集され
た上記動作データと上記登録部に登録された被建築物の
各階の階高とに基づいて、未建築の各階に運搬される建
築資材の種別毎の運搬時間を運搬時間算出部により算出
する。そして、上記運搬時間算出部によって、上記動作
データ収集部により収集されたタワークレーンのブーム
旋回機構,ブーム起伏機構の各動作データに基づいて、
1つの建築資材を運搬する揚重サイクルのうちの“玉掛
け”,“旋回起伏”,“取付”,“旋回起伏”の各所要時
間を算出する。また、上記登録部に登録された被建築物
の各階の階高を用いて割り出された揚重高さと、上記動
作データ収集部により収集されたタワークレーンのワイ
ヤ巻上下機構の動作データとに基づいて、上記運搬時間
算出部によって、未建築の各階に運搬するときの建築資
材の種別毎の“巻上げ”,“巻下げ”の各所要時間を求
めて、未建築の各階に運搬する建築資材の種別毎に1揚
重サイクルに要する時間を得る。そうして求められた上
記各階に使用される建築資材の種別毎の1揚重サイクル
に要する時間と、上記登録部に登録された各階に使用さ
れる建築資材の種別毎の数量とにより、各階に運搬され
る建築資材の種別毎の運搬に要する累積運搬時間(延べ
時間)を求める。また、上記タワークレーンの昇降部の
昇降する階高と昇降速度に基づいて、昇降時間算出部に
より、未建築の各階にタワークレーンの昇降部の昇降さ
せるのに要する昇降時間を算出する。そして、上記各階
に運搬される建築資材の種別毎の運搬に要する累積運搬
時間と、上記昇降時間算出部により算出されたタワーク
レーンの昇降部の昇降時間と、上記登録部に登録された
上記各階に運搬される建築資材の運搬順序とに基づい
て、上記稼動工程作成部によりタワークレーンの稼動工
程を予測して作成する。
【0014】したがって、タワークレーンの操作者の習
熟度や現場の作業実態により進捗状況が変わっても、そ
れまでのタワークレーンの動作データを用いることによ
って、以降の工程計画を高い精度で修正でき、特に高層
の建築物においてタワークレーンの効率的な運用ができ
る。
【0015】また、請求項5のタワークレーンの稼動工
程予測装置は、請求項4のタワークレーンの稼動工程予
測装置において、上記タワークレーンにより運搬する上
記建築資材の種別を上記タワークレーンの操作者が選択
するための建築資材種別選択部を備えて、上記動作デー
タ収集部は、上記建築資材種別選択部により選択された
上記建築資材の種別毎に区別して上記各動作データを収
集することを特徴としている。
【0016】上記請求項5のタワークレーンの稼動工程
予測装置によれば、実際にタワークレーンを操作する操
作者が運搬中の建築資材の種別を確認して、上記建築資
材種別選択部により建築資材の種別を選択し、上記動作
データ収集部は、上記タワークレーンの各動作データ
を、上記建築資材種別選択部により選択された上記建築
資材の種別毎に確実に区別して収集できるので、タワー
クレーンの各動作データの種別を間違うことがない。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明のタワークレーン
の稼動工程予測方法およびその装置を図示の実施の形態
により詳細に説明する。
【0018】図1はこの発明の実施の一形態のタワーク
レーンの稼動工程予測装置およびタワークレーンの要部
の概略図であり、1はタワー、2は上記タワー1の上側
の昇降部9に旋回自在かつ起伏自在に設けられたブー
ム、3は上記ブーム2の先端よりワイヤ4を介して吊り
下げられたフックである。また、5は上記ワイヤ4を巻
上げる巻上用ドラム21の軸(図示せず)の回転に基づい
て、ワイヤ4の巻上量を検出する巻上量検出器、6は上
記ブーム2を旋回させる旋回用ピニオン(図示せず)また
は旋回用リングギヤ(図示せず)の回転に基づいて、ブー
ム2の旋回角度を検出する旋回角度検出器、7は上記ブ
ーム2を起伏自在に支持する軸(図示せず)の回転に基づ
いてブーム2の起伏角度を検出する起伏角度検出器、8
は上記タワークレーン20の昇降部9の操作室内に設け
られ、運搬する建築資材(柱,梁等の建築部材や仮設用資
材)の種別をタワークレーン20の操作者が選択するた
めの建築資材種別選択部である。上記旋回角度検出器6
および起伏角度検出器7は、エンコーダ等を用いて、回
転角度または回転数を検出する。
【0019】また、10は上記タワークレーン20の稼
動実績データを収集すると共に、収集された稼動実績デ
ータ等に基づいて、タワークレーン20の稼動工程を予
測して作成する稼動工程予測装置、16は上記稼動工程
予測装置10により各種データの入力画面やタワークレ
ーン20の稼動工程を示すサイクル工程表等を表示する
表示装置、17は上記タワークレーン20の稼動工程等
を印字する印字装置である。
【0020】上記稼動工程予測装置10は、巻上量検出
器5,旋回角度検出器6および起伏角度検出器7からの
検出信号と、建築資材種別選択部8からの運搬する建築
資材の種別を表す信号とに基づいて、上記タワークレー
ン20の動作データを収集する動作データ収集部11
と、各階の階高と、上記各階の建築資材の種別毎の数量
と、上記建築資材の運搬順序とを登録する登録部12
と、上記動作データ収集部11により収集されたタワー
クレーン20の動作データと、上記登録部12に登録さ
れた被建築物の各階の階高とに基づいて、未建築の各階
に運搬する建築資材の種別毎の運搬時間を算出する運搬
時間算出部13と、上記タワークレーン20の昇降部9
の昇降時間を算出すると昇降時間算出部14と、上記登
録部12に登録された建築資材の種別,数量および運搬
順序と、上記運搬時間算出部13により算出された建築
資材の種別毎の運搬時間と、上記昇降時間算出部14に
より算出されたタワークレーン20の昇降部9の昇降時
間とに基づいて、上記タワークレーン20の稼動工程を
作成する稼動工程作成部15とを有している。上記動作
データ収集部11は、旋回角度検出器6により検出され
た旋回角度と起伏角度検出器7により検出された起伏角
度とに基づいて、ブーム2の先端の3次元座標を求め、
そのブーム2の先端の3次元座標と巻上量検出器5によ
り検出された巻上量とに基づいてフック3の3次元座標
を求めて、フック3の高さの変位量を求める。
【0021】図2は上記タワークレーンにより1つの建
築資材を運搬するときの揚重サイクルにおける時間とフ
ック3の高さとの関係を示しており、T1は玉掛け、T2
はワイヤ4の巻上げ、T3はブーム2の起伏/旋回、T4
は運搬された建築資材の取り付け、T5はブーム2の旋
回/起伏、T6はワイヤ4の巻下げの各所要時間を夫々
示している。つまり、運搬する建築資材をワイヤ等を介
してフック3に掛け(T1)、所定の高さまで巻上げて(T
2)、ブーム2を起伏/旋回させ(T3)、建築資材を所定
の場所に取り付け(T4)、次に、ブーム2を起伏/旋回
させて(T5)、ワイヤ4を次の玉掛けのために巻下げる
(T6)のである。なお、図2では、T4の前に建築資材を
取り付けるためにワイヤ4を少し巻下げ、T4の後にフ
ック3を再び所定高さまで巻き上げている。
【0022】上記構成のタワークレーン20の稼動工程
予測装置10において、タワークレーン20の旋回自在
かつ起伏自在なブーム3の先にワイヤ4を介して吊り下
げた建築資材を高層の被建築物の各階に運搬するとき、
タワークレーン20のブーム旋回機構,ブーム起伏機構
およびワイヤ巻上下機構の各動作データすなわち旋回角
度検出器6により検出された旋回角度,起伏角度検出器
7により検出された起伏角度および巻上量検出器5によ
り検出された巻上量を、10秒毎に動作データ収集部1
1により収集する。このとき、上記タワークレーン20
の操作者は、運搬する建築資材の種別を建築資材種別選
択部8により選択して、その選択結果に基づいて、動作
データ収集部11は、上記各動作データを建築資材の種
別毎に区別して収集する。
【0023】そして、被建築物の建築工事中に動作デー
タ収集部により収集された上記動作データと、上記登録
部12に登録された被建築物の各階の階高とに基づい
て、建築資材の種別毎の運搬時間を運搬時間算出部13
により算出する。つまり、図2に示す1揚重サイクルの
うちの“玉掛け”,“旋回起伏”,“取付”,“旋回起
伏”の各所要時間T1,T3,T4,T5を、建築資材の種別
の上記動作データの10秒毎に収集された旋回角度,起
伏角度に基づいて、運搬時間算出部13により求めると
共に、“巻上げ”,“巻下げ”の所要時間T2,T6は、建
築資材の種別毎の上記動作データの10秒毎に収集され
た巻上量と、上記登録部12に登録された被建築物の各
階の階高を用いて割り出された揚重高さとに基づいて、
運搬時間算出部13により求めるのである。こうして、
上記運搬時間算出部13により、未建築物の各階に運搬
する建築資材の種別毎の1揚重サイクルに要する時間す
なわち運搬時間を算出する。また、上記タワークレーン
20の昇降部9の昇降時間を昇降時間算出部14により
算出する。そうして、上記登録部12に登録された被建
築物の各階の階高と建築資材の種別毎の数量と上記建築
資材の運搬順序と、上記運搬時間算出部13により算出
された建築資材の種別毎の運搬時間と、上記昇降時間算
出部14により算出されたタワークレーン20の昇降部
9の昇降時間とに基づいて、未建築の階についてタワー
クレーン20の稼動工程を作成する。
【0024】図3は上記稼動工程予測装置10のタワー
クレーン20の稼動実績データを収集する処理を示すフ
ローチャートであり、図4は動作データ収集部11によ
り10秒毎に収集されたタワークレーン20の動作デー
タの一覧を示している。上記稼動工程予測装置10は、
5〜6階毎に図4に示す動作データを収集して、タワー
クレーン20の稼動工程を予測する。なお、図4中左側
から「TC名称」,「時刻」,「旋回角」,「起伏角」,
「巻上長」,「吊荷種別」,「間隔」,「移動」,「動作モ
ード」,「揚重高さ」,「作業モード」の順に項目が並べ
られている。上記項目の「TC名称」はタワークレーン
の名称(例えば1号機)、「時刻」は動作データのサンプ
ル時刻(10秒毎)、「旋回角」はブーム2の旋回角度の
変位量、「起伏角」はブーム2の起伏角度の変位量、
「巻上長」はワイヤ4の巻上げ長さ(+:巻上、−:巻
下)、「吊荷種別」は建築資材の種別、「間隔」はこの
一覧に示された前回データの時刻と今回データの時刻の
時刻差、「移動」はフック3の位置の変位量を夫々示し
ている。また、上記項目の「動作モード」は“巻上”,
“巻下”,“起伏旋回”,“静止”および“終了”のモー
ドのうちの1つを示し、「揚重高さ」はフック3の高さ
の変位量を示すと共に、「作業モード」は“玉掛”,
“巻上”,“起伏旋回1”(図4では“起1”で示す),
“起伏旋回2”(図4では“起2”で示す),“巻下”,
“終了”および“区切”のモードのうちの1つを示して
いる。
【0025】図3において、まず、処理がスタートする
と、ステップS1で予めステップS10で動作データ収
集部11により収集されたタワークレーン20の動作デ
ータを読み込む。
【0026】次に、ステップS2に進み、動作モードを
判定する。すなわち、ステップS1で読み込まれた動作
データに基づいて、上記タワークレーン20の動作を
“巻上”,“巻下”,“起伏旋回”(図4では“起旋”を
示す),“静止”および“終了”のうちのいずれか1つの
モードに仕分ける。この動作モードの判定は、巻上速度
が15.0m/min以上のときは、“巻上”または“巻
下”と判定し、起伏角速度が18.0度/min以上か、
または、旋回角速度24.0度/min以上の少なくとも
一方を満足するときは、“起伏旋回”と判定する。ま
た、上記巻上速度が15.0m/min未満、起伏角速度
が18.0度/min未満、旋回角速度が24.0度/min
未満のいずれの条件も満足するときは、“静止”と判定
する。上記の巻上速度,起伏角速度,旋回角速度等の判定
値は、任意に設定できる。
【0027】次に、ステップS3に進み、作業モードを
判定する。すなわち、上記動作モードの並び方から、
“玉掛”,“巻上”,“起伏旋回1”(図4では“起1”
を示す),“起伏旋回2”(図4では“起2”を示す),
“巻下”,“終了”および“区切”の1揚重サイクルの
作業モードに仕分ける。
【0028】次に、ステップS4に進み、所要時間を集
計する。すなわち、建築資材毎に所要時間の合計と、
“玉掛”,“巻上”,“起伏旋回1”,“起伏旋回2”お
よび“巻下”の内訳を集計する。
【0029】次に、ステップS5に進み、ステップS4
で集計された建築資材毎に所要時間の合計と内訳に基づ
いて、建築資材毎に所要時間の平均値を算出する統計処
理を行う。
【0030】次に、ステップS6に進み、上記ステップ
S5で統計処理された建築資材の種別毎の運搬時間を稼
動実績データとして保存して、この処理を終了する。
【0031】図5,図6は上記稼動工程予測装置10の
稼動工程予測処理を説明するフローチャートである。
【0032】図5において、処理がスタートすると、ス
テップS11で基本データを入力する。つまり、上記登
録部12により工事名称や工事場所等の工事概要と作業
の工区区分とを入力し、使用するタワークレーンの名称
と機種をタワークレーンリストから選択すると共に、被
建築階の各階の階高を夫々設定する。
【0033】次に、ステップS12に進み、稼動実績デ
ータを参照するか否かを判別して、稼動実績データを参
照すると判別すると、ステップS13に進む一方、稼動
実績データを参照しないと判別すると、ステップS13
をスキップする。
【0034】次に、ステップS13で図3のステップS
1〜S6で得られた稼動実績データを読み込む。このと
きの稼動実績データの読込対象は、建築資材毎の玉掛,
取付,起伏/旋回の各所要時間(平均値)である。
【0035】次に、ステップS14で部材別の単位時間
の設定を行う。つまり、上記ステップS13で読み込ま
れた稼動実績データを用いて、運搬時間算出部13によ
り未建築の各階の建築資材毎に1ピースを揚重するのに
要する時間すなわち1揚重サイクルに要する時間を設定
する。
【0036】次に、ステップS15に進み、作業順序を
入力する。例えば、作業のサイクルNo.(1階分を1サイ
クルとする)毎に柱,梁,壁および床等の建築部材や仮設
用資材の運搬作業の順と夫々のピース数を入力する。
【0037】そして、ステップS16に進み、建て方順
序を入力するか否かを判別して、建て方順序を入力する
場合、ステップS17に進む一方、建て方順序を入力し
ない場合、ステップS17をスキップして、図6に示す
ステップS18に進む。
【0038】次に、ステップS17で建て方順序を入力
する。このとき、サイクルNo.毎に各建築資材の取り付
け順序を入力する。
【0039】次に、図6のステップS18で日程の割り
付けを行う。すなわち、歴日,揚重順序,作業名および揚
重延時間と、作業名,部材名,ピース数および揚重順序と
に基づいて、一日の作業時間(例えば7時間)をもとに日
程割付を行って、タワークレーン20の稼動工程を作成
するのである。このとき、作業順序や建て方順序等を適
宜変更して、より的確な工程を作成する。なお、上記ス
テップ18では、昇降時間算出部14によりタワークレ
ーン20の昇降速度と昇降高さにより算出されたタワー
クレーン20の昇降時間も稼動工程に取り入れられる。
【0040】そして、ステップS19に進み、作成され
た稼動工程の結果を図面出力するかリスト出力するかを
選択する。ステップS19で図面出力を選択した場合、
ステップS20に進み、サイクル工程表(図7に示す),
タワークレーン稼動計画表(図8に示す)および部材取付
順序表(図示せず)を図面データとしてフロッピーディス
クに出力した後、この処理を終了する。このフロッピー
ディスクに記録された図面データは、図示しないCAD
(計算機援用設計)装置等に読み込んで利用する。
【0041】一方、ステップS19で印字出力を選択し
た場合、ステップS21に進み、印字装置17に建築資
材の種別の順序を示す作業順序リストと建築資材の種別
毎の建て方の順序を示す建て方順序リストとを印字出力
した後、この処理を終了する。
【0042】図7に示すサイクル工程表は、上欄に所定
のサイクルNo.における作業順序が時系列に並んで示
し、下欄にその作業順序に対応させて建築部材や仮設用
資材のピース数と単位時間および延べ時間が示されてい
る。また、図8に示すタワークレーン稼動計画表は、2
つのタワークレーン(1号機,2号機)を用いた場合を示
しており、左欄に所定のサイクルNo.において揚重され
る建築資材の種別とその所要運搬時間を示し、右欄にそ
の建築資材に関する作業の1日に占める作業時間帯を示
している。
【0043】したがって、タワークレーンの操作者の習
熟度や現場の作業実態により進捗状況が変わっても、そ
れまでのタワークレーンの稼動実績データを用いること
によって、以降の工程計画を高い精度で修正することが
でき、特に高層の建築物ではタワークレーンの効率的な
運用ができる。
【0044】また、上記タワークレーン20の稼動実績
データの建築資材の種別毎の運搬時間を用いて、未建築
の各階に資材を揚重するのに要する時間を容易に算出す
ることができる。また、上記タワークレーン20のブー
ム2を支持する昇降部9が昇降する階高とその昇降部9
の昇降速度とにより算出された昇降部9の昇降時間に基
づいて、未建築の各階に昇降部9を昇降させるのに要す
る昇降時間を算出するので、上記昇降部9の稼動実績デ
ータを収集することなく、未建築の各階に昇降部9を昇
降させるのに要する昇降時間を容易に求めることができ
る。
【0045】また、実際にタワークレーン20を操作す
る操作者が運搬中の建築資材の種別を確認して、建築資
材種別選択部8により建築資材の種別を選択することに
よって、上記稼動工程予測装置10の動作データ収集部
11は、タワークレーン20の各動作データを、上記建
築資材種別選択部8により選択された建築資材の種別毎
に確実に区別して収集できるので、タワークレーン20
の各動作データの種別を間違うことがない。
【0046】上記実施の形態では、タワークレーン20
の昇降部9の昇降時間は、昇降高さと昇降速度により計
算により求めたが、タワークレーンの稼動実績データと
してタワークレーンの昇降部の昇降時間を実測してもよ
い。
【0047】また、上記実施の形態では、5〜6階毎の
稼動実績データに基づいてタワークレーン20の稼動工
程を予測したが、1つ前の階の稼動実績データ等に基づ
いてタワークレーンの稼動工程を予測してもよい。
【0048】また、上記実施の形態では、1つのタワー
クレーン20の稼動工程を予測したが、複数のタワーク
レーンの稼動工程を夫々のタワークレーンの稼動実績デ
ータに基づいて予測してもよい。
【0049】また、上記実施の形態では、タワークレー
ン20の操作者が建築資材種別選択部8により運搬中の
建築資材の種別を選択したが、運搬中の建築資材の種別
を選択する方法はこれに限らない。
【0050】また、上記実施の形態では、上記タワーク
レーン20のブーム旋回機構,ブーム起伏機構およびワ
イヤ巻上下機構の各動作データを収集するための巻上量
検出器5,旋回角度検出器6および起伏角度検出器7に
エンコーダを用いたが、傾斜計やジャイロ等を用いても
よいのは勿論である。
【0051】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の発
明のタワークレーンの稼動工程予測方法は、被建築物の
建築工事中に、旋回自在かつ起伏自在なブームの先にワ
イヤを介して吊り下げた建築資材を多層階の被建築物の
各階に運搬するタワークレーンの稼動実績データを上記
建築資材の種別毎に区別して収集して、収集されたタワ
ークレーンの稼動実績データと、上記被建築物の各階の
階高と、上記各階に使用する建築資材の種別毎の数量と
上記建築資材の運搬順序とに基づいて、タワークレーン
の稼動工程を予測するので、タワークレーンの操作者の
習熟度や現場の作業実態により進捗状況が変わっても、
それまでのタワークレーンの稼動実績データを用いるこ
とによって、以降の工程計画を高い精度で修正でき、タ
ワークレーンを効率よく運用することができる。特に高
層の建築物では、タワークレーンを効率的に運用するこ
とによって、建築工事全体の工期を短縮することができ
る。
【0052】また、請求項2の発明のタワークレーンの
稼動工程予測方法は、請求項1のタワークレーンの稼動
工程予測方法において、上記タワークレーンの稼動実績
データの建築資材の種別毎の運搬時間に基づいて、未建
築の各階に運搬する建築資材の種別毎の1揚重サイクル
に要する時間を容易に求めることができる。また、上記
タワークレーンの稼動実績データの昇降部の昇降時間を
基づいて、未建築の各階に上記昇降部を昇降させるのに
要する時間を容易に求めることができる。
【0053】また、請求項3の発明のタワークレーンの
稼動工程予測方法は、請求項1のタワークレーンの稼動
工程予測方法において、上記タワークレーンの稼動実績
データの建築資材の種別毎の運搬時間に基づいて、未建
築の各階に運搬する建築資材の種別毎の1揚重サイクル
に要する時間を容易に求めることができる。また、上記
タワークレーンのブームを支持する昇降部が昇降する階
高とその昇降部の昇降速度とにより算出された昇降部の
昇降時間に基づいて、未建築の各階に昇降部を昇降させ
るのに要する昇降時間を算出するので、上記昇降部の稼
動実績データを収集することなく、未建築の各階に昇降
部を昇降させるのに要する昇降時間を容易に求めること
ができる。
【0054】また、請求項4の発明のタワークレーンの
稼動工程予測装置は、旋回自在かつ起伏自在なブームの
先にワイヤを介して吊り下げた建築資材を多層階の被建
築物の各階に運搬するタワークレーンのブーム旋回機
構,ブーム起伏機構およびワイヤ巻上下機構の各動作デ
ータを、上記被建築物の建築工事中に動作データ収集部
により上記各階に運搬する建築資材の種別毎に区別して
収集し、上記被建築物の各階の階高と上記各階に使用さ
れる建築資材の種別毎の数量と上記建築資材の運搬順序
とを登録部により登録し、上記動作データ収集部により
収集された上記各動作データと、上記登録部に登録され
た被建築物の各階の階高とに基づいて、未建築の各階に
運搬される建築資材の種別毎に運搬時間を運搬時間算出
部により算出すると共に上記登録部に登録された被建築
物の各階の階高と上記タワークレーンのブームを支持す
る昇降部の昇降速度とに基づいて、上記タワークレーン
の昇降部の昇降時間を昇降時間算出部により算出して、
上記登録部に登録された建築資材の種別毎の数量と上記
建築資材の運搬順序と、上記運搬時間算出部により算出
された建築資材の種別毎の運搬時間と、上記昇降時間算
出部により算出されたタワークレーンの上記昇降部の昇
降時間とに基づいて、稼動工程作成部によりタワークレ
ーンの稼動工程を作成するので、建築工事中にタワーク
レーンの操作者の習熟度や現場の作業実態により進捗状
況が変わっても、それまでのタワークレーンの動作デー
タを用いることによって、以降の工程計画を高い精度で
修正でき、ワークレーンを効率よく運用することができ
る。特に高層の建築物では、タワークレーンを効率的に
運用することによって、建築工事全体の工期を短縮する
ことができる。
【0055】また、請求項5の発明のタワークレーンの
稼動工程予測装置は、請求項4のタワークレーンの稼動
工程予測装置において、実際にタワークレーンを操作す
る操作者が運搬中の建築資材の種別を確認して、建築資
材種別選択部により建築資材の種別を選択することによ
って、上記動作データ収集部は、上記タワークレーンの
各動作データを、上記建築資材種別選択部により選択さ
れた上記建築資材の種別毎に確実に区別して収集できる
ので、タワークレーンの各動作データの種別を間違うこ
とがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明の実施の一形態のタワークレ
ーンの稼動工程予測装置およびタワークレーンの要部の
概略図である。
【図2】 図2は上記タワークレーンの揚重サイクルを
説明する図である。
【図3】 図3は上記タワークレーンの動作データを収
集し、その動作データに基づいてタワークレーンの稼動
実績データを算出する稼動工程予測装置の処理を説明す
るフローチャートである。
【図4】 図4は上記稼動工程予測装置により収集され
た動作データを示す図である。
【図5】 図5は上記タワークレーンの稼動実績データ
に基づいて、タワークレーンの稼動工程を予測して作成
する上記稼動工程予測装置の処理を説明するフローチャ
ートである。
【図6】 図6は図5に続く上記稼動工程予測装置の処
理を説明するフローチャートである。
【図7】 図7は上記稼動工程予測装置により作成され
たサイクル工程表である。
【図8】 図8は上記稼動工程予測装置により作成され
たタワークレーン稼動工程表である。
【符号の説明】
1…タワー、2…ブーム、3…フック、4…ワイヤ、5
…巻上量検出器、6…旋回角度検出器、7…起伏角度検
出器、8…建築資材種別選択部、9…昇降部、10…稼
動工程予測装置、11…動作データ収集部、12…登録
部、13…運搬時間算出部、14…昇降時間算出部、1
5…稼動工程作成部、16…表示装置、17…印字装
置。
フロントページの続き (72)発明者 木全 和明 大阪府大阪市阿倍野区松崎町2丁目2番2 号 株式会社奥村組内 (72)発明者 坂本 雅一 大阪府大阪市阿倍野区松崎町2丁目2番2 号 株式会社奥村組内 (72)発明者 桜井 重治 大阪府大阪市阿倍野区松崎町2丁目2番2 号 株式会社奥村組内 (72)発明者 清水 一久 大阪府大阪市阿倍野区松崎町2丁目2番2 号 株式会社奥村組内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 旋回自在かつ起伏自在なブームの先にワ
    イヤを介して吊り下げた建築資材を多層階の被建築物の
    各階に運搬するタワークレーンの稼動工程予測方法であ
    って、 上記被建築物の建築工事中に上記タワークレーンの稼動
    実績データを上記建築資材の種別毎に区別して収集する
    第1のステップと、 上記第1のステップで収集された上記タワークレーンの
    稼動実績データと、上記被建築物の各階の階高と、上記
    各階に使用する建築資材の種別毎の数量と上記建築資材
    の運搬順序とに基づいて、上記タワークレーンの稼動工
    程を予測する第2のステップとを有することを特徴とす
    るタワークレーンの稼動工程予測方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のタワークレーンの稼動
    工程予測方法において、 上記第1のステップで収集される上記タワークレーンの
    稼動実績データは、上記被建築物の各階に運搬される上
    記建築資材の種別毎の運搬時間と、上記タワークレーン
    の昇降部の昇降時間とを含むことを特徴とするタワーク
    レーンの稼動工程予測方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のタワークレーンの稼動
    工程予測方法において、 上記第1のステップで収集される上記タワークレーンの
    稼動実績データは、上記被建築物の各階に運搬される上
    記建築資材の種別毎の運搬時間を含むと共に、上記タワ
    ークレーンのブームを支持する昇降部が昇降する階高と
    上記昇降部の昇降速度とに基づいて上記昇降部の昇降時
    間を算出する第3のステップを有し、上記第2のステッ
    プは、上記第1のステップで収集された上記タワークレ
    ーンの稼動実績データと、上記第3のステップで算出さ
    れた上記タワークレーンの上記昇降部の昇降時間と、上
    記被建築物の各階の階高と、上記各階に使用する建築資
    材の種別毎の数量と上記建築資材の運搬順序とに基づい
    て、上記タワークレーンの稼動工程を予測することを特
    徴とするタワークレーンの稼動工程予測方法。
  4. 【請求項4】 旋回自在かつ起伏自在なブームの先にワ
    イヤを介して吊り下げた建築資材を多層階の被建築物の
    各階に運搬するタワークレーンのブーム旋回機構,ブー
    ム起伏機構およびワイヤ巻上下機構の各動作データを、
    上記各階に運搬する上記建築資材の種別毎に区別して収
    集する動作データ収集部と、 上記被建築物の各階の階高と上記各階に使用される上記
    建築資材の種別毎の数量と上記建築資材の運搬順序とを
    登録する登録部と、 上記被建築物の建築工事中に上記動作データ収集部によ
    り収集された上記動作データと、上記登録部に登録され
    た上記被建築物の各階の階高とに基づいて、未建築の各
    階に運搬される上記建築資材の種別毎に運搬時間を算出
    する運搬時間算出部と、 上記登録部に登録された上記被建築物の各階の階高と上
    記タワークレーンのブームを支持する昇降部の昇降速度
    とに基づいて、上記タワークレーンの上記昇降部の昇降
    時間を算出する昇降時間算出部と、 上記登録部に登録された上記建築資材の種別毎の数量と
    上記建築資材の運搬順序と、上記運搬時間算出部により
    算出された上記建築資材の種別毎の運搬時間と、上記昇
    降時間算出部により算出された上記タワークレーンの上
    記昇降部の昇降時間とに基づいて、上記タワークレーン
    の稼動工程を作成する稼動工程作成部とを備えたことを
    特徴とするタワークレーンの稼動工程予測装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のタワークレーンの稼動
    工程予測装置において、 上記タワークレーンにより運搬する上記建築資材の種別
    を上記タワークレーンの操作者が選択するための建築資
    材種別選択部を備えて、 上記動作データ収集部は、上記建築資材種別選択部によ
    り選択された上記建築資材の種別毎に区別して上記各動
    作データを収集することを特徴とするタワークレーンの
    稼動工程予測装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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