JP2657697B2 - 建設現場の揚重管理方法 - Google Patents

建設現場の揚重管理方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、建設現場、特に建築現場での資材の揚重管
理方法に関する。
〔従来の技術〕
建築現場は物流の勝負であると言われているが、特に
工種が複雑にからみあう仕上げ工事においては施工材料
が指定時刻、場所に必要量供給されたかどうかが工事進
捗上大きな管理要素となっている。
建築現場における揚重計画は超高層建築の施工計画の
根幹をなすものであり、第6図に示すような集中管理を
採用して統制を図っている。
この第6図の揚重組織図にあるように、各工事担当者
は、各職長と十分打ち合わせして資材の搬入予定を立
て、一週間単位の予定表を作成し、これを揚重管理部門
に提出する。
同部門では、集められた予定表に対して工程との関連
及び揚重能力を検討して、揚重可能数量に収まるように
調整する。
揚重事務所では、搬入・搬出のチェックとストックヤ
ードの支持を行い、予定表に従って揚重指令を出す。
揚重作業班は、この指令に従って揚重機械を操作し、
資材の搬入、移動、搬出を行う。
従来、これらの伝票や口頭指示のみで行われており、
しかも、揚重担当者は膨大な種類と量の材料をタイムリ
ーに指定の場所まで運搬しているだけであった。
〔発明が解決しようとする課題〕
揚重作業は、一般にみられる工程のうち、鉄骨工事、
鉄筋コンクリート工事、仕上げ工事において発生する
が、このうち前の2者については、比較的管理はし易
い。
しかし、仕上げ工事については、最盛期の場合、すべ
てのフロアーにおいて、約50工種が複数の工区にまたが
って作業しているため、工程管理及び揚重計画を正確に
かつタイムリーに行うことは、なかなか難しい作業であ
った。
本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、あらゆ
るフロア、工区の材料が工程に対して間に合っているの
かを一目で確認できる建設現場の揚重管理方法を提供す
ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は前記目的を達成するため、揚重機械の床に平
面荷重検出器を設け、また揚重機械と各フロアー間に階
数検知センサーを設け、これら平面荷重検出器と階数検
知センサーとの検知出力を揚重実績としてパーソナルコ
ンピュータに入力し、また実際の揚重を開始するに際
し、パーソナルコンピュータに接続したキーボード等の
入力装置によりオペレータが「業者名」「材料名」「工
区」「(工種と工期を数日毎に区分した)タクトNo.」
を入力して、この入力データと該パーソナルコンピュー
タに予め入力した計画データーとから、工区、タクト毎
に、基準重量Eから算出した現在における予定重量(予
定累計)eを算出し、現在の揚重重量fに対するこの予
定重量eの割合い(揚重比y)の数値で揚重状況の正
常、異常を判断し、その結果をパーソナルコンピュータ
に接続したCRT表示画面等の出力装置に表示することを
要旨とするものである。
〔作用〕
本発明によれば、工区、タクト毎に、現在の揚重重量
と予定重量とをパーソナルコンピュータで自動的に比較
判断して、その結果を管理限界としてパーソナルコンピ
ュータに接続したCRT表示画面等の出力装置に表示する
ことにより、揚重作業に迅速にフィードバックできる。
〔実施例〕
先に本発明方法で使用する装置について説明すると、
第1図に示すようにエレベータやリフト等の建設用揚重
機械1の荷台床に平面荷重検出器2を設け、また揚重機
械1と各フロアー間に階数検知センサー3を設ける。
図中、右部分は、揚重機械1として通常のエレベータ
ー等の場合で、揚重機械1はCRT表示画面4やワンタッ
チ多項目入力装置5やフロッピィディスクユニット6を
備えた工業用パーソナルコンピュータ7を搭載し、前記
荷重検出器2はインターフェイス8を介してこのパーソ
ナルコンピュータ7に接続される。
また、階数検知センサー3はフロア検出ストライカ3a
に対し並列する2個の近接スイッチ3bを加減算カウンタ
に接続してなるもので、この階数検知センサー3もパー
ソナルコンピュータ7に接続する。
図中、左部分は揚重機械1として自動着床式のリフト
の場合で、これは階数検知センサー3として揚重機械1
側に磁石3cを、各フロアー側に各階検知スイッチ3dを設
け、各階検知スイッチ3dを各階子機3eを介してオペレー
タ室9のメインコントロール盤10に接続し、該メインコ
ントロール盤10のテンキーの操作で行先階を指定するこ
とにより、揚重機械1の昇降ワイヤーの巻き上げウイン
チを自動制御し、スタート、高速切替、減速、着床等の
一連の動作を自動的に行うようになっている。
このような自動着床式のリフトの場合は、階数検知セ
ンサー3はそのまま使用でき、前記荷重検出器2はイン
ターフェイス11を介してオペレータ室9内のメインコン
トロール盤10に接続し、このメインコントロール盤10を
同じくオペレータ室9内に置いたパーソナルコンピュー
タ7に接続するようにする。
また、パーソナルコンピュータ7には前記周辺装置の
他ハードディスクユニット12及びプリンタ14が接続され
る。
図中16は管理事務所で、この中にもCRT表示画面4、
キーボード13、プリンタ14、フロッピィディスクユニッ
ト6、ハードディスクユニット12を備えたパーソナルコ
ンピュータ15を設置する。
次に、このような装置を使用して行う本発明の揚重管
理方法について述べると、フロア、工区、タクトごと
に、パラメーターとして資材の揚重開始日、資材の
揚重重量(1日の変化)が用いられる。
このうち、の資材の揚重開始日についてはオペレタ
ーが、「材料」「業者名」「工区」「タクトNo.」をワ
ンタッチ多項目入力装置5のキー操作で入れるとその日
がパーソナルコンピュータ7に登録される。
また、パーソナルコンピュータ7には揚重機械数、揚
重機械名称、フロア数、工区数、タクト数、1タクトの
日数、各フロアの1タクト日の年月日、基準データの選
択、管理限界値(%)などの計画データ管理業務用フロ
ッピィに予め入力されてファイルが作成されている。
さらに、の資材の揚重重量(1日の変化)は揚重機
械1を動かす際に、平面荷重検出器2と階数検知センサ
ー3とからパーソナルコンピュータ7に自動的に入力さ
れる。
このようにして、パーソナルコンピュータ7では、予
定重量(予定累計)eと現在の揚重重量fを比較するこ
とで、下記の式をもとに資材(材料)の揚重重量比yが
算出される。
このうちeは過去実績Dからの基準データである。
第2図に示すように過去実績Dはxタクト予定日より
D日前から揚重しているということであり、これは数タ
クトの平均から求める。
そして、eは であり、I(現在の年月日)からb(xタクトの初日の
年月日)(計画)を引き、さらにB0(bからiまでの休
日数)を引き、D(過去実績)を加え、これをH〔bか
らh(100%揚重が完了した月日)までの作業日数〕に
Dを加えたもので割り、E(基準重量)を掛けたもので
ある。
揚重重量比yは%で表示され、70≦y≦130の時は揚
重の良否:良、y<70、130<yの時は揚重の良否:否
として揚重状況の正常、異常を判断し、その結果をパー
ソナルコンピュータ7に接続したCRT表示画面等の出力
装置に表示する。
この表示方法は種々考えられるが、第3図に示すよう
に縦軸にフロアー工区を、横軸にタクトNo.をとった座
表で色分け表示をしたり、また、第4図に示すように前
記第3図に示す画面の一部を拡大するような画面を得た
り、さらに異常部分の詳細を知るために、第5図に示す
ように「業者名」「材料名」などの項目をもとに具体的
数値で表示することもできる。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明の建設現場の揚重管理方法
は、揚重管理の1つとして従来、伝票や口頭指示のみで
行われていた、フロア、工区の材料が工程に対して間に
合っているのかの判断をパーソナルコンピュータに行わ
せ、その結果を一目で確認できるようにしたので、すべ
てのフロアーにおいて、多数の工種が複数の工区にまた
がって作業している場合でも、工程管理及び揚重計画を
正確にかつタイムリーに行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の建設現場の揚重管理方法で使用する装
置の1例を示す説明図、第2図は重量データ作成の説明
図、第3図、第4図、第5図は出力装置に表示の例を示
す正面図、第6図は建築現場における揚重組織図であ
る。 1……揚重機械、2……平面荷重検出器 3……階数検知センサー 3a……フロア検出ストライカ 3b……近接スイッチ、3c……磁石 3d……各階検知スイッチ、3e……各階子機 4……CRT表示画面 5……ワンタッチ多項目入力装置 6……フロッピィディスクユニット 7……パーソナルコンピュータ 8……インターフェイス、9……オペレータ室 10……メインコントロール盤 11……インターフェイス 12……ハードディスクユニット 13……キーボード、14……プリンタ 15……パーソナルコンピュータ 16……管理事務所

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】揚重機械の床に平面荷重検出器を設け、ま
    た揚重機械と各フロアー間に階数検知センサーを設け、
    これら平面荷重検出器と階数検知センサーとの検知出力
    を揚重実績としてパーソナルコンピュータに入力し、ま
    た実際の揚重を開始するに際し、パーソナルコンピュー
    タに接続したキーボード等の入力装置によりオペレータ
    が「業者名」「材料名」「工区」「(工種と工期を数日
    毎に区分した)タクトNo.」を入力して、この入力デー
    タと該パーソナルコンピュータに予め入力した計画デー
    ターとから、工区、タクト毎に、基準重量Eから算出し
    た現在における予定重量(予定累計)eを算出し、現在
    の揚重重量fに対するこの予定重量eの割合い(揚重比
    y)の数値で揚重状況の正常、異常を判断し、その結果
    をパーソナルコンピュータに接続したCRT表示画面等の
    出力装置に表示することを特徴とした建設現場の揚重管
    理方法。
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