JP2657696B2 - 建設現場の揚重管理方法 - Google Patents
建設現場の揚重管理方法Info
- Publication number
- JP2657696B2 JP2657696B2 JP13306689A JP13306689A JP2657696B2 JP 2657696 B2 JP2657696 B2 JP 2657696B2 JP 13306689 A JP13306689 A JP 13306689A JP 13306689 A JP13306689 A JP 13306689A JP 2657696 B2 JP2657696 B2 JP 2657696B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lifting
- floor
- personal computer
- input
- progress
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、建設現場、特に建築現場での資材の揚重管
理方法に関する。
理方法に関する。
建築現場は物流の勝負であると言われているが、特に
工種が複雑にからみある仕上げ工事においては施工材料
が指定時刻、場所に必要量供給されたかどうかが工事進
捗上大きな管理要素となっている。
工種が複雑にからみある仕上げ工事においては施工材料
が指定時刻、場所に必要量供給されたかどうかが工事進
捗上大きな管理要素となっている。
建築現場における揚重計画は超高層建築の施工計画の
根幹をなすものであり、第7図に示すような集中管理を
採用して統制を図っている。
根幹をなすものであり、第7図に示すような集中管理を
採用して統制を図っている。
この第7図の揚重組織図にあるように、各工事担当者
は、各職長と十分打ち合わせして資材の搬入予定を立
て、一週間単位の予定表を作成し、これを揚重管理部門
に提出する。
は、各職長と十分打ち合わせして資材の搬入予定を立
て、一週間単位の予定表を作成し、これを揚重管理部門
に提出する。
同部門では、集められた予定表に対して工程との関連
及び揚重能力を検討して、揚重可能数量に収まるように
調整する。
及び揚重能力を検討して、揚重可能数量に収まるように
調整する。
揚重事務所では、搬入・搬出のチェックとストックヤ
ードの支持を行い、予定表に従って揚重指令を出す。
ードの支持を行い、予定表に従って揚重指令を出す。
揚重作業班は、この指令に従って揚重機械を操作し、
資材の搬入、移動、搬出を行う。
資材の搬入、移動、搬出を行う。
従来、これらの伝票や口頭指示のみで行われており、
しかも、揚重担当者は膨大な種類と量の材料をタイムリ
ーに指定の場所まで運搬しているだけであった。
しかも、揚重担当者は膨大な種類と量の材料をタイムリ
ーに指定の場所まで運搬しているだけであった。
揚重作業は、一般にみられる工程のうち、鉄骨工事、
鉄筋コンクリート工事、仕上げ工事において発生する
が、このうち前の2者については、比較的管理はし易
い。
鉄筋コンクリート工事、仕上げ工事において発生する
が、このうち前の2者については、比較的管理はし易
い。
しかし、仕上げ工事については、最盛期の場合、すべ
てのフロアーにおいて、約50工種が複数の工区にまたが
って作業しているため、工程管理及び揚重計画を正確に
かつタイムリーに行うことは、なかなか難しい作業であ
った。
てのフロアーにおいて、約50工種が複数の工区にまたが
って作業しているため、工程管理及び揚重計画を正確に
かつタイムリーに行うことは、なかなか難しい作業であ
った。
本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、工事が
基準工程に対して進んでいるか遅れているのか、あらゆ
るフロア、工区の材料が工程に対して間に合っているの
かを一目で確認できる建設現場の揚重管理方法を提供す
ることにある。
基準工程に対して進んでいるか遅れているのか、あらゆ
るフロア、工区の材料が工程に対して間に合っているの
かを一目で確認できる建設現場の揚重管理方法を提供す
ることにある。
本発明は前記目的を達成するため、揚重機械の床に平
面荷重検出器を設け、また揚重機械と各フロアー間に階
数検知センサーを設け、これら平面荷重検出器と階数検
知センサーとの検知出力を揚重実績としてパーソナルコ
ンピュータに入力し、また実際の揚重を開始するに際
し、パーソナルコンピュータに接続したキーボード等の
入力装置によりオペレータが「業者名」「材料名」「工
区」「(工種と工期を数日毎に区分した)タクトNo.」
を入力して、この入力データと該パーソナルコンピュー
タに予め入力した計画データーとを比較することから、
工程に対する揚重材料の進捗状況、及び工程の計画に対
する進み、遅れをパーソナルコンピュータに接続したCR
T表示画面等の出力装置に表示することを要旨とするも
のである。
面荷重検出器を設け、また揚重機械と各フロアー間に階
数検知センサーを設け、これら平面荷重検出器と階数検
知センサーとの検知出力を揚重実績としてパーソナルコ
ンピュータに入力し、また実際の揚重を開始するに際
し、パーソナルコンピュータに接続したキーボード等の
入力装置によりオペレータが「業者名」「材料名」「工
区」「(工種と工期を数日毎に区分した)タクトNo.」
を入力して、この入力データと該パーソナルコンピュー
タに予め入力した計画データーとを比較することから、
工程に対する揚重材料の進捗状況、及び工程の計画に対
する進み、遅れをパーソナルコンピュータに接続したCR
T表示画面等の出力装置に表示することを要旨とするも
のである。
本発明によれば、揚重機械の個々にに設置されたパー
ソナルコンピュータに、センサーを介してまたパーソナ
ルコンピュータに接続したキーボード等の入力装置によ
り、揚重実績をパーソナルコンピュータに収集し、この
ように採集した実績により、揚重状況として全フロア、
全工区、全タクトの状況をCRT表示画面等の出力装置に
表示し、一目で把握することができる。
ソナルコンピュータに、センサーを介してまたパーソナ
ルコンピュータに接続したキーボード等の入力装置によ
り、揚重実績をパーソナルコンピュータに収集し、この
ように採集した実績により、揚重状況として全フロア、
全工区、全タクトの状況をCRT表示画面等の出力装置に
表示し、一目で把握することができる。
また、前記揚重状況を、工程に対する進み遅れ、進捗
率、揚重の過不足の3項目でCRT表示画面等の出力装置
に出力し、さらに、ある特定のフロア、工区、タクトの
揚重実績(材料名、業者名、揚重重量等)を該出力装置
に表示することができる。
率、揚重の過不足の3項目でCRT表示画面等の出力装置
に出力し、さらに、ある特定のフロア、工区、タクトの
揚重実績(材料名、業者名、揚重重量等)を該出力装置
に表示することができる。
先に本発明方法で使用する装置について説明すると、
第2図に示すようにエレベータやリフト等の建設用揚重
機械1の荷台床に平面荷重検出器2を設け、また揚重機
械1と各フロアー間に階数検知センサー3を設ける。
第2図に示すようにエレベータやリフト等の建設用揚重
機械1の荷台床に平面荷重検出器2を設け、また揚重機
械1と各フロアー間に階数検知センサー3を設ける。
図中、右部分は、揚重機械1として通常のエレベータ
ー等の場合で、揚重機械1はCRT表示画面4やワンタッ
チ多項目入力装置5やフロッピイディスクユニット6を
備えた工業用パーソナルコンピュータ7を搭載し、前記
荷重検出器2はインターフェイス8を介してこのパーソ
ナルコンピュータ7に接続される。
ー等の場合で、揚重機械1はCRT表示画面4やワンタッ
チ多項目入力装置5やフロッピイディスクユニット6を
備えた工業用パーソナルコンピュータ7を搭載し、前記
荷重検出器2はインターフェイス8を介してこのパーソ
ナルコンピュータ7に接続される。
また、階数検知センサー3はフロア検出ストライカ3a
に対し並列する2個の近接スイッチ3bを加減算カウンタ
に接続してなるもので、この階数検知センサー3もパー
ソナルコンピュータ7に接続する。
に対し並列する2個の近接スイッチ3bを加減算カウンタ
に接続してなるもので、この階数検知センサー3もパー
ソナルコンピュータ7に接続する。
図中、左部分は揚重機械1として自動着床式のリフト
の場合で、これは階数検知センサー3として揚重機械1
側に磁石3cを、各フロアー側に各階検知スイッチ3dを設
け、各階検知スイッチ3dを各階子機3eを介してオペレー
タ室9のメインコントロール盤10に接続し、該メインコ
ントロール盤10のテンキーの操作で行先階を指定するこ
とにより、揚重機械1の昇降ワイヤーの巻き上げウイン
チを自動制御し、スタート、高速切替、減速、着床等の
一連の動作を自動的に行うようになっている。
の場合で、これは階数検知センサー3として揚重機械1
側に磁石3cを、各フロアー側に各階検知スイッチ3dを設
け、各階検知スイッチ3dを各階子機3eを介してオペレー
タ室9のメインコントロール盤10に接続し、該メインコ
ントロール盤10のテンキーの操作で行先階を指定するこ
とにより、揚重機械1の昇降ワイヤーの巻き上げウイン
チを自動制御し、スタート、高速切替、減速、着床等の
一連の動作を自動的に行うようになっている。
このような自動着床式のリフトの場合は、階数検知セ
ンサー3はそのまま使用でき、前記荷重検出器2はイン
ターフェイス11を介してオペレータ室9内のメインコン
トロール盤10に接続し、このメインコントロール盤10を
同じくオペレータ室9内に置いたパーソナルコンピュー
タ7に接続するようにする。
ンサー3はそのまま使用でき、前記荷重検出器2はイン
ターフェイス11を介してオペレータ室9内のメインコン
トロール盤10に接続し、このメインコントロール盤10を
同じくオペレータ室9内に置いたパーソナルコンピュー
タ7に接続するようにする。
また、パーソナルコンピュータ7には前記周辺装置の
他ハードディスクユニット12及びプリンタ14が接続され
る。
他ハードディスクユニット12及びプリンタ14が接続され
る。
図中16は管理事務所で、この中にもCRT表示画面4、
キーボード13、プリンタ14、フロッピィディスクユニッ
ト6、ハードディスクユニット12を備えたパーソナルコ
ンピュータ15を設置する。
キーボード13、プリンタ14、フロッピィディスクユニッ
ト6、ハードディスクユニット12を備えたパーソナルコ
ンピュータ15を設置する。
次に、このような装置を使用して行う本発明の揚重管
理方法について述べると、工程管理はフロア、工区、タ
クトごとに、次の3つのパラメーターで行う。
理方法について述べると、工程管理はフロア、工区、タ
クトごとに、次の3つのパラメーターで行う。
揚重開始日 資材の揚重重量(1日の変化) タクト毎の進捗度 このうち、の資材の揚重開始日についてはオペレタ
ーが、「材料」「業者名」「工区」「タクトNo.」をワ
ンタッチ多項目入力装置5のキー操作で入れるとその日
がパーソナルコンピュータ7に登録される。
ーが、「材料」「業者名」「工区」「タクトNo.」をワ
ンタッチ多項目入力装置5のキー操作で入れるとその日
がパーソナルコンピュータ7に登録される。
の資材の揚重重量(1日の変化)は重量、揚重フロ
ア、時間等を要素とし、揚重機械1を動かす際に、平面
荷重検出器2と階数検知センサー3及びパーソナルコン
ピュータ7に内蔵する時計からパーソナルコンピュータ
7に自動的に入力される。
ア、時間等を要素とし、揚重機械1を動かす際に、平面
荷重検出器2と階数検知センサー3及びパーソナルコン
ピュータ7に内蔵する時計からパーソナルコンピュータ
7に自動的に入力される。
のタクト毎の進捗度はワンタッチ多項目入力装置5
などで手入力を行う。
などで手入力を行う。
第1図に示すように、パーソナルコンピュータ7には
揚重機械数、揚重機械名称、フロア数、工区数、タクト
数、1タクトの日数、各フロアの1タクト日の年月日、
基準データの選択、管理限界値(%)などの計画データ
が管理業務用フロッピィに予め入力されてファイルが作
成されている。このうち、基準データの選択とは全ての
材料の計画重量、揚重予定年月日を入力するのは手間が
かかるので、同じ現場の過去の実績のうち適当なものを
選択することができる。また、管理限界値(%)の入力
は、後述の計画比や揚重量比の管理限界を定め、これを
越えたものは異常表示をするための範囲を予め定めるも
のである。
揚重機械数、揚重機械名称、フロア数、工区数、タクト
数、1タクトの日数、各フロアの1タクト日の年月日、
基準データの選択、管理限界値(%)などの計画データ
が管理業務用フロッピィに予め入力されてファイルが作
成されている。このうち、基準データの選択とは全ての
材料の計画重量、揚重予定年月日を入力するのは手間が
かかるので、同じ現場の過去の実績のうち適当なものを
選択することができる。また、管理限界値(%)の入力
は、後述の計画比や揚重量比の管理限界を定め、これを
越えたものは異常表示をするための範囲を予め定めるも
のである。
管理項目としては、第3図に示すように進捗に対する
ものと重量に対するものとの大きく2通りである。
ものと重量に対するものとの大きく2通りである。
〔1〕進捗度比 まず、進捗に関するものについて説明すると、揚重を
開始する日はオペレータが材料、業者名、タクト名、工
区名を入れると一番最初のときはそれが登録される。そ
れが計画よりも進んでいるかどうかを下記の式に基づい
て計算する。
開始する日はオペレータが材料、業者名、タクト名、工
区名を入れると一番最初のときはそれが登録される。そ
れが計画よりも進んでいるかどうかを下記の式に基づい
て計算する。
i(現在の年月日)からb(xタクトの初日の年月
日)(計画)を引き、さらにB0(bからiまでの休日
数)を引き、これをB(各タクトの日数)で割って、割
合(%)を計算する。
日)(計画)を引き、さらにB0(bからiまでの休日
数)を引き、これをB(各タクトの日数)で割って、割
合(%)を計算する。
これを、前記のごとくオペレータがワンタッチ多項目
入力装置5などで手入力を行ったタクト毎の進捗度
(I)と比較し、 という式に基づいて、Z≦4であれば、工程の良否:
良、Z>4であれば、工程の良否:否として、工程にお
ける揚重状況の正常、異常を判断し、その結果をパーソ
ナルコンピュータ7に接続したCRT表示画面等の出力装
置に表示する。
入力装置5などで手入力を行ったタクト毎の進捗度
(I)と比較し、 という式に基づいて、Z≦4であれば、工程の良否:
良、Z>4であれば、工程の良否:否として、工程にお
ける揚重状況の正常、異常を判断し、その結果をパーソ
ナルコンピュータ7に接続したCRT表示画面等の出力装
置に表示する。
〔2〕計画比 これは「計画」における揚重開始日とタクト開始日と
の間の日数Dと実際の揚重開始日とタクト開始日との間
の日数Gとのずれを判断し表示するもので、 Z′=G−D により、Z′は前記進捗度比のZと同じようにしてZ′
≦4であれば、工程の良否:良、Z′>4であれば、工
程の良否:否として、工程における揚重状況の正常、異
常を判断し、その結果をパーソナルコンピュータ7に接
続したCRT表示画面等の出力装置に表示する。
の間の日数Dと実際の揚重開始日とタクト開始日との間
の日数Gとのずれを判断し表示するもので、 Z′=G−D により、Z′は前記進捗度比のZと同じようにしてZ′
≦4であれば、工程の良否:良、Z′>4であれば、工
程の良否:否として、工程における揚重状況の正常、異
常を判断し、その結果をパーソナルコンピュータ7に接
続したCRT表示画面等の出力装置に表示する。
なお、過去実績Dはxタクト予定日よりD日前から揚
重しているということで、これ数タクトの平均を求め
る。
重しているということで、これ数タクトの平均を求め
る。
〔3〕揚重重量比 基準重量Eから算出した現在における予定重量(予定
累計)e現在の揚重重量fとを比較するものである。
累計)e現在の揚重重量fとを比較するものである。
eはi(現在の年月日)からb(xタクトの初日の年
月日)(計画)を引き、さらにB0(bからiまでの休日
数)を引き、D(過去実績)を加え、これをH〔bから
h(100%揚重が完了した月日)までの作業日数〕にD
を加えたもので割り、E(基準重量)を掛けたものであ
る。
月日)(計画)を引き、さらにB0(bからiまでの休日
数)を引き、D(過去実績)を加え、これをH〔bから
h(100%揚重が完了した月日)までの作業日数〕にD
を加えたもので割り、E(基準重量)を掛けたものであ
る。
このようにして、パーソナルコンピュータ7では、予
定重量(予定累計)eと現在の揚重重量fを比較するこ
とで、下記の式をもとに資材(材料)の揚重重量比yが
算出される。
定重量(予定累計)eと現在の揚重重量fを比較するこ
とで、下記の式をもとに資材(材料)の揚重重量比yが
算出される。
このうちeは過去実績Dからの基準データである。
そして、eは であり、i(現在の年月日)からb(xタクトの初日の
年月日)(計画)を引き、さらにB0(bからiまでの休
日数)を引き、D(過去実績)を加え、これをH〔bか
らh(100%揚重が完了した月日)までの作業日数〕に
Dを加えたもので割り、E(基準重量)を掛けたもので
ある。
年月日)(計画)を引き、さらにB0(bからiまでの休
日数)を引き、D(過去実績)を加え、これをH〔bか
らh(100%揚重が完了した月日)までの作業日数〕に
Dを加えたもので割り、E(基準重量)を掛けたもので
ある。
揚重重量比yは%で表示され、70≦y≦130の時は揚
重の良否:良、y<70、130<yの時は揚重の良否:否
として揚重状況の正常、異常を判断し、その結果をパー
ソナルコンピュータ7に接続したCRT表示画面等の出力
装置に表示する。
重の良否:良、y<70、130<yの時は揚重の良否:否
として揚重状況の正常、異常を判断し、その結果をパー
ソナルコンピュータ7に接続したCRT表示画面等の出力
装置に表示する。
以上のごとき、進捗度比、計画比、揚重重量比におけ
る正常、異常の表示方法は種々考えられるが、第4図に
示すように縦軸にフロア、工区を、横軸にタクトNo.を
とった座表で色分け表示をしたり、また、第5図に示す
ように前記第4図に示す画面の一部を拡大するような画
面を得たり、さらに異常部分の詳細を知るために、第6
図に示すように「業者名」「材料名」などの項目をもと
に具体的数値で表示することもできる。
る正常、異常の表示方法は種々考えられるが、第4図に
示すように縦軸にフロア、工区を、横軸にタクトNo.を
とった座表で色分け表示をしたり、また、第5図に示す
ように前記第4図に示す画面の一部を拡大するような画
面を得たり、さらに異常部分の詳細を知るために、第6
図に示すように「業者名」「材料名」などの項目をもと
に具体的数値で表示することもできる。
以上述べたように本発明の建設現場の揚重管理方法
は、揚重管理の1つとして従来、伝票や口頭指示のみで
行われていた、フロア、工区の材料が工程に対して間に
合っているのかの判断をパーソナルコンピュータに行わ
せ、その結果を一目で確認できるようにしたので、すべ
てのフロアーにおいて、多数の工種が複数の工区にまた
がって作業している場合でも、工程管理及び揚重計画を
正確にかつタイムリーに行うことができるものである。
は、揚重管理の1つとして従来、伝票や口頭指示のみで
行われていた、フロア、工区の材料が工程に対して間に
合っているのかの判断をパーソナルコンピュータに行わ
せ、その結果を一目で確認できるようにしたので、すべ
てのフロアーにおいて、多数の工種が複数の工区にまた
がって作業している場合でも、工程管理及び揚重計画を
正確にかつタイムリーに行うことができるものである。
また、材料の動きを常に監視しているので、さがして
いる材料がどこのフロアに何トン位ストックしているか
ということが瞬時に判り、仮設材の遊休防止に役立つも
のである。
いる材料がどこのフロアに何トン位ストックしているか
ということが瞬時に判り、仮設材の遊休防止に役立つも
のである。
第1図は本発明の建設現場の揚重管理方法の1実施例を
示すフローチャート、第2図は本発明の建設現場の揚重
管理方法で使用する装置の1例を示す説明図、第3図は
表示のためのアルゴリズム表、第4図、第5図、第6図
は出力装置に表示の例を示す正面図、第7図は建築現場
における揚重組織図である。 1……揚重機械、2……平面荷重検出器 3……階数検知センサー 3a……フロア検出ストライカ 3b……近接スイッチ、3c……磁石 3d……各階検知スイッチ、3e……各階子機 4……CRT表示画面 5……ワンタッチ多項目入力装置 6……フロッピィディスクユニット 7……パーソナルコンピュータ 8……インターフェイス、9……オペレータ室 10……メインコントロール盤 11……インターフェイス 12……ハードディスクユニット 13……キーボード、14……プリンタ 15……パーソナルコンピュータ 16……管理事務所
示すフローチャート、第2図は本発明の建設現場の揚重
管理方法で使用する装置の1例を示す説明図、第3図は
表示のためのアルゴリズム表、第4図、第5図、第6図
は出力装置に表示の例を示す正面図、第7図は建築現場
における揚重組織図である。 1……揚重機械、2……平面荷重検出器 3……階数検知センサー 3a……フロア検出ストライカ 3b……近接スイッチ、3c……磁石 3d……各階検知スイッチ、3e……各階子機 4……CRT表示画面 5……ワンタッチ多項目入力装置 6……フロッピィディスクユニット 7……パーソナルコンピュータ 8……インターフェイス、9……オペレータ室 10……メインコントロール盤 11……インターフェイス 12……ハードディスクユニット 13……キーボード、14……プリンタ 15……パーソナルコンピュータ 16……管理事務所
Claims (1)
- 【請求項1】揚重機械の床に平面荷重検出器を設け、ま
た揚重機械と各フロアー間に階数検知センサーを設け、
これら平面荷重検出器と階数検知センサーとの検知出力
を揚重実績としてパーソナルコンピュータに入力し、ま
た実際の揚重を開始するに際し、パーソナルコンピュー
タに接続したキーボード等の入力装置によりオペレータ
が「業者名」「材料名」「工区」「(工種と工期を数日
毎に区分した)タクトNo.」を入力して、この入力デー
タと該パーソナルコンピュータに予め入力した計画デー
ターとを比較することから、工程に対する揚重材料の進
捗状況、及び工程の計画に対する進み、遅れをパーソナ
ルコンピュータに接続したCRT表示画面等の出力装置に
表示することを特徴とした建設現場の揚重管理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13306689A JP2657696B2 (ja) | 1989-05-26 | 1989-05-26 | 建設現場の揚重管理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13306689A JP2657696B2 (ja) | 1989-05-26 | 1989-05-26 | 建設現場の揚重管理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02311663A JPH02311663A (ja) | 1990-12-27 |
JP2657696B2 true JP2657696B2 (ja) | 1997-09-24 |
Family
ID=15096040
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13306689A Expired - Lifetime JP2657696B2 (ja) | 1989-05-26 | 1989-05-26 | 建設現場の揚重管理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2657696B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101301599B1 (ko) * | 2011-01-21 | 2013-08-29 | 한국건설기술연구원 | 건설 리프트 가감속 속도를 고려한 양중 시간산정 시스템 |
-
1989
- 1989-05-26 JP JP13306689A patent/JP2657696B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02311663A (ja) | 1990-12-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6336053B1 (en) | Graphical user interface shop floor control system | |
US6396516B1 (en) | Graphical user interface shop floor control system | |
US6523045B1 (en) | Graphical user interface shop floor control system | |
JP2657696B2 (ja) | 建設現場の揚重管理方法 | |
JP2657697B2 (ja) | 建設現場の揚重管理方法 | |
JP3403764B2 (ja) | 生産管理システム | |
JPH10261012A (ja) | 工程計画支援システム | |
KR20140066451A (ko) | 건설용 리프트 운행정보 제공시스템 및 건설용 리프트의 디스플레이 장치 | |
Pritsker et al. | Production scheduling using FACTOR | |
JPH04347769A (ja) | 工程管理装置 | |
JP3189768B2 (ja) | 進捗管理装置 | |
TW202127165A (zh) | 管理裝置、管理系統、及程式 | |
JPH05225207A (ja) | コンピュータ表示生産管理板 | |
JPH0728522A (ja) | 定期点検指示機能を有する成形機 | |
KR20120056651A (ko) | 파일롯 작업 지시 시스템 | |
JPH02236359A (ja) | 工事工程計画と工程管理システム | |
JPH07296072A (ja) | 工程管理装置 | |
JP6355962B2 (ja) | 仕掛品保管設備の操業支援システム | |
JP2931543B2 (ja) | プレキャストコンクリート建築物のコスト算定システム | |
JP2001090341A (ja) | 総合揚重スケジュール作成システム | |
JPS622937B2 (ja) | ||
WO2022185371A1 (ja) | 物品の手配支援システム | |
JP2806253B2 (ja) | 製織設備配台支援システム | |
JPH1181672A (ja) | 建築廃棄物処理管理方法 | |
JPH10216813A (ja) | 圧延設備の使用電力量制御方法 |