JPH10305765A - ブレーキ圧力制御装置 - Google Patents

ブレーキ圧力制御装置

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JPH10305765A
JPH10305765A JP11492997A JP11492997A JPH10305765A JP H10305765 A JPH10305765 A JP H10305765A JP 11492997 A JP11492997 A JP 11492997A JP 11492997 A JP11492997 A JP 11492997A JP H10305765 A JPH10305765 A JP H10305765A
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JP
Japan
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pressure
brake
control device
pulse
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Application number
JP11492997A
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Inventor
Hiroshi Hakata
浩 博田
Hideo Watanabe
秀夫 渡辺
Yoshihiro Sasaki
義弘 佐々木
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Denso Ten Ltd
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Denso Ten Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】所定の時間で円滑な減速が可能なブレーキ圧力
制御装置を提供する。 【解決手段】外部からの減速要求に応じて車両の車輪に
制動を加えるホィールシリンダのブレーキ油圧を増加又
は減少するブレーキ圧力制御装置において、クルーズE
CU42の指示に基いてマイコン31が必要なホィール
シリンダのブレーキ油圧を算出し、ソレノイドドライバ
35に対して適切なパルス幅、パルス周期の信号を出力
して、油圧経路を開閉するバルブをパルス的に開閉動作
させ、ホィールシリンダのブレーキ油圧を段階的に増加
又は減少させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の時間内に円
滑に車両の速度を制御するブレーキ圧力制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】車両の前方にレーダ等を設置して、前車
との車間距離及び相対速度に基いて自車の速度を自動的
に制御する自動走行装置がある。車速は主としてスロッ
トルバルブの開閉操作で制御されるが、前車との車間距
離が近づき過ぎてスロットルバルブを全閉するだけでは
所定の減速ができない場合には、ホィールシリンダへの
ブレーキ圧力を増加して制動する自動ブレーキが必要に
なる。
【0003】レーダ及び車速センサ等からのデータを基
に、車両の走行を制御するクルーズECUが車両をブレ
ーキにより減速する必要があると判断する(減速要求)
と、運転者が操作するマスタシリンダへのブレーキ油の
逆流を阻止するためにマスタカットバルブが閉じられ、
同時にアキュミュレータに蓄積された加圧油がバルブを
介して各車輪のホィールシリンダに供給される。その
時、減速要求の大小に応じて、例えば急減速する場合に
はポンプによりアキュミュレータの圧力を増加して短時
間で減速を完了させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のような減速方法
では、アキュミュレータとホィールシリンダの圧力差で
減速度が決定される。そのため、アキュミュレータの圧
力を一定とすると減速が完了するまでの時間は減速要求
の大小によってばらつきが生ずる。また、減速要求の大
小によってアキュミュレータの圧力を制御する方法で
は、ポンプにより加圧するために速度制御に時間的ずれ
が生ずる。さらに、短時間で所定の速度になるように減
速しようとアキュミュレータの圧力を上げすぎると、急
激な減速のため乗員に不快感を与える結果となる。
【0005】本発明は、どんな減速要求にも対応でき、
所定の時間で円滑な減速が可能なブレーキ圧力制御装置
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、外部からの減速要求に応じて車両の車輪に
制動を加えるホィールシリンダのブレーキ油圧を増加又
は減少するブレーキ圧力制御装置において、前記ホィー
ルシリンダのブレーキ油圧を供給する油圧経路に設けら
れ、該油圧経路を開閉するバルブと、前記バルブに対し
てパルス的に開閉動作させるパルス信号を出力し、前記
ホィールシリンダのブレーキ油圧を前記パルス信号の出
力に対応して段階的に増加又は減少させてなる出力手段
とを備えたことを特徴とするものである。
【0007】また、前記バルブはブレーキ油を蓄積する
蓄積手段と前記ホィールシリンダとの間に介在する増圧
するためのバルブであって、前記パルス信号は前記バル
ブに対して出力される増圧パルス信号であって、前記出
力手段は前記減速要求の大きさを検出し、該減速要求の
大きさに応じた目標油圧を求め、現在のブレーキ油圧が
該目標油圧に達するまでの時間が一定時間となるよう
に、前記増圧パルス信号のパルス間隔あるいはパルス幅
を可変して出力するものであることを特徴とするもので
ある。
【0008】また、前記出力手段は、前記減速要求の大
きさが予め定められた所定の減速要求の大きさと異なっ
た場合には、前記減速要求があった時点から最初に出力
される増圧パルス信号のパルス幅のみを、前記減速要求
の差に基いて可変して出力するものであることを特徴と
するものである。また、前記出力手段は、増圧開始時と
増圧終了時は前記ホィールシリンダの圧力の増加が小さ
くなるように、また、前記増圧開始と増圧終了の中間に
おいて、前記ホィールシリンダの圧力の増加が大きくな
るように、前記増圧パルス信号のパルス間隔を制御する
ものであることを特徴とするものである。
【0009】また、前記増圧パルス信号の出力中に、前
記減速要求が中止された場合には、前記出力手段は、前
記増圧パルス信号の出力を最後の増圧パルスの出力が完
了するまで継続するものであることを特徴とするもので
ある。また、前車と自車との相対関係が一定となるよう
に自車の走行を自動的に制御し、前記相対関係の変動に
応じ自車の速度が適正速度となるように減速要求を出力
する自動車速制御手段を備え、前記自動車速制御手段か
ら出力された減速要求に応じて前記車両の車輪に制動を
加えるホィールシリンダのブレーキ油圧を増加又は減少
するブレーキ圧力制御装置において、前記ホィールシリ
ンダのブレーキ油圧を供給する油圧経路に設けられ、該
油圧経路を開閉するバルブと、前記バルブに対してパル
ス的に開閉動作させるパルス信号を出力し、前記ホィー
ルシリンダのブレーキ油圧を前記パルス信号の出力に対
応して段階的に増加又は減少させてなる出力手段とを備
えたことを特徴とするものである。
【0010】
【実施例】図1は本発明の一実施例のブレーキ圧力制御
装置の圧力系の構成図である。図2は本発明の一実施例
のブレーキ圧力制御装置のブレーキ制御ECUの構成図
である。図3はパルス制御の原理を説明するためのパル
ス周期とブレーキ圧力の関係図で、(a)はパルス周期
が短い場合、(b)はパルス周期が長い場合である。以
下、図に従って説明する。
【0011】11は自動ブレーキ動作時にマスタシリン
ダ21への加圧油の逆流を阻止するマスタカットバルブ
である。12はアキュミュレータ22からの加圧油をホ
ィールシリンダ24へ供給する増圧バルブである。13
はホィールシリンダ24の圧力を調整する保持バルブ
で、増圧する時は開、増圧しない時は閉となる。14は
ホィールシリンダ24からのブレーキ油をリザーバタン
ク25に逃がし減圧する減圧バルブで、減圧する時は
開、減圧しない時は閉となる。21は運転者がブレーキ
ペダル26を操作してブレーキ油を加圧するマスタシリ
ンダである。22はポンプ23により加圧されたブレー
キ油(加圧油)を蓄積するアキュミュレータである。2
3はブレーキ油を加圧してアキュミュレータ22に送り
込むポンプである。24は各車輪に設置され保持バルブ
13及び減圧バルブ14の動作により車輪のブレーキ圧
力を制御するホィールシリンダである。25はホィール
シリンダ24から排出されたブレーキ油を蓄えるリザー
バタンクである。尚、マスタカットバルブ11は2系
統、保持バルブ13、減圧バルブ14、ホイルシリンダ
24は各車輪に対応して4系統設置されている。
【0012】31は車輪速センサ43及びクルーズEC
U42の指示に基いて適正なホィールシリンダ24の圧
力を算出し、各バルブ11〜14の開閉操作を行うソレ
ノイド51に対応したソレノイドドライバ35に信号を
出力するマイコンである。32は各車輪速センサ43か
らの車輪速データ(正弦波)をパルス(矩形波)に変換
する車輪速センサインターフェースである。33は圧力
センサ41及びクルーズECU42からの信号をマイコ
ン用の入力信号(5Vオン、オフ信号)に変換する入力
インターフェースである。34はアキュミュレータ22
に加圧油を供給するポンプ23を駆動するモータドライ
バである。35はマイコン31の指示に基いて各バルブ
11〜14を開閉するソレノイド51を駆動するソレノ
イドドライバである。36はダイアグ又は警報用ランプ
52を駆動するランプドライバである。37はマイコン
31用の安定化電源である。41はホィールシリンダ2
4の圧力を検出する圧力センサである。42はレーダ装
置等の出力に基づきスロットルバルブ、ブレーキを制御
するクルーズECUである。
【0013】先ず、ホィールシリンダ24へのパルスに
よる増圧動作について図3を用いて説明する。尚、本例
では、目標油圧が変わったとしても目標油圧に達するま
での時間は一定とし、また1回目以降のパルス幅も一定
のものとする。マイコン31から減速要求があると増圧
バルブ12は開かれ、同時にマスタカットバルブ11が
閉じられる。また減圧バルブ14も閉じられる。そし
て、アキュミュレータ22に蓄積された加圧油が図3
(a)の実線のごとく時刻T1、T2、T3、T4、T
5、T6に期間t0だけ開かれた保持バルブ13を経由
してホィールシリンダ24に供給され、ホィールシリン
ダ24の圧力は図3(a)の実線のごとく上昇する。ま
た、アキュミュレータ22に蓄積された加圧油が図3
(b)の点線のごとく時刻T2、T4、T6に期間t0
だけ開かれた保持バルブ13を経由してホィールシリン
ダ24に供給され、ホィールシリンダ24の圧力は図3
(b)の点線のごとくゆっくりと上昇する。このよう
に、アキュミュレータ22の圧力を調整することなく、
所定幅t0のパルスを供給する間隔を制御することによ
りホィールシリンダ24の圧力の上昇速度(増圧速度)
が調整でき、決められた一定の時間(Tb)で増圧完了
できる。尚、1回のパルスの幅を小さくし、供給回数
(保持バルブ13の開閉回数)を多くすることによりホ
ィールシリンダ24の圧力上昇を滑らかにできる。
【0014】図4は本発明の一実施例のブレーキ圧力制
御装置の増圧パターン(増圧パルス周期とブレーキ圧力
の関係)を示す図である。本パターンは減速に伴い乗員
に不快感を与えないようなブレーキ圧力の調整方法に関
するもので、ブレーキ圧力を制御開始当初はゆっくり
と、時間とともに速く、そして制御終了時は再度ゆっく
りと増加させるものである。
【0015】このようにブレーキ圧力を増加するため
に、例えば、目標油圧と現状油圧の中間値に達するまで
の前半の増圧曲線を指数関数で表現すると(1)式のよ
うに示される。ここで、Aは目標油圧と現状油圧の中間
値、尚、Bの時間は、制御開始から終了までの時間は一
定なので、この時間を1/2で積算することで求めるこ
とができる。Bは制御開始から中間点までの時間、Cは
曲線の形を変える定数、nは供給パルスの番号である。
【0016】 y=Aexp((x−B)/C)・・・・・(1)式 この増圧曲線になるようにパルスを出力するためには、
この逆関数の変化率に対応した周期でパルスを出力すれ
ばよく、その逆関数は(2)式で示される。 Y=Clog(X/A)+B・・・・・・・(2)式 従って、パルス周期は、 T=Clog(n/(n−1))・・・・・(3)式 で与えられる。
【0017】また、目標油圧と現状油圧の中間値から制
御終了までの後半の増圧曲線を得るためのパルス周期は
(4)式で与えられる。 T=Clog((N−n+1)/(N−n))・・・・(4)式 ここで、Nは規定パルス数である。つまり、n番目のパ
ルスを(3)式及び(4)式で示すタイミングで出力す
ることにより所定の指数関数的な増圧曲線が得られる。
【0018】図5は本発明の一実施例のブレーキ圧力制
御装置の他の増圧パターン(増圧パルス周期とブレーキ
圧力の関係)を示す図である。本パターンは要求ブレー
キ圧力(減圧要求の大きさ)が予め定められた大きさに
対して変化してもパルス周期を前述のパターンと変えず
に、要求ブレーキ圧力の差に基いて最初に出力されるパ
ルス幅を変えることにより一定時間でブレーキ圧力を調
整するものである。以下、図に従って説明する。
【0019】増圧要求があるとマイコン31は最初の
(第1の)パルス幅を所定時間t1に変化させたパルス
を出力する(A曲線)。その後は前述(B曲線)のごと
く指数関数的にブレーキ圧力を制御する。このようにす
ると、最初の増圧が大きく、その後は前述の圧力カーブ
に平行になる(図5参照)。この方法では、所定の時間
内で要求増圧が変化しても最初のパルス幅だけ決定し
て、その後のパルスの出力タイミングの計算を行う必要
がなく制御が簡単になる利点がある。
【0020】図6は本発明の一実施例のブレーキ圧力制
御装置のパルス制御のためのマイコンの行う処理フロー
チャートである。以下、図に従って説明する。尚、本処
理は増圧要求中に増圧制御が不要になった場合の処理に
関するもので、増圧要求があった時点から開始する。ス
テップS1では、制御中か否かを判断して制御中(増圧
パルス信号の出力中)であればステップS2に移り、制
御中でなければ別の処理を行った後ステップS1に戻
る。つまり、マイコン31はクルーズECU42による
減速要求があるか否かを判断する。ステップS2では終
了要求があるか否かを判断して終了要求があればステッ
プS3に移り、終了要求がなければ別の処理を行った後
ステップS1に戻る。つまり、速度制御途中において、
前車との車間距離が開きもはや減速する必要がなくなっ
た状態にあるか否かを判断する。ステップS4では、最
終パルスか否かを判断して最終パルスであればステップ
S4に移り、最終パルスでなければステップS5に移
る。つまり、マイコン31により指示された増圧パルス
の最終パルスが出力されたか否かを判断するもので、最
終の増圧パルスが出力されたことは減速制御が完了した
ことであり、最終パルスでないことは減速途中にあるこ
とを意味している。ステップS4では、制御を終了して
処理を終える。つまり、最終の増圧パルスが出力された
ことはブレーキ圧力が所定の圧力に達したために減速制
御を終了する。ステップS5では、ブレーキ制御を続行
して処理を終える。つまり、最終パルスでないことは減
速途中にあるので、たとえ増圧要求がなくなったとして
も、予め、最適な増圧曲線に従って減速中であり、急に
増圧を中止すると乗員に不快感を与えるので、増圧パル
ス信号の出力を継続してそのまま増圧を続ける。通常の
自動走行の場合には制御開始から制御終了までの1回の
減速制御に要する時間は1〜2秒間程度であるので、所
定の減速処理が終了するまで増圧を継続しても(減速を
続けても)、車両の走行制御に問題はなく、むしろ乗員
に対する不快感を防止できる利点の方が大きい。そし
て、最終パルスが出力されて減速制御が終了するまで本
処理を継続する。更に、ステップS5のブレーキ制御
(増圧制御)について詳細に説明する。クルーズECU
42より入力インターフェース33を介して入力した要
求減速度に基づき、目標とする油圧を計算する。次に、
目標油圧に基づき前述した計算式により、パルス幅と周
期を求め、これに応じたパルスをソレノイドドライバ3
5へ出力する。これにより、前記パルスオンの時は保持
バルブ13が開かれ、オフの時は閉じられるようにな
り、目標油圧まで車両が制動され、要求された減速度ま
で減速する。
【0021】以上のように本実施例では、減速制御中に
乗員に不快感を与えず、且つ、要求増圧の変化にも対応
できる。また、走行環境が変化しても乗員に不快感を与
えないような減速処理が可能になる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明ではどんな
減速要求にも対応でき、所定の時間で円滑な減速が可能
なブレーキ圧力制御装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のブレーキ圧力制御装置の圧力系の構成
図である。
【図2】本発明のブレーキ圧力制御装置のブレーキ制御
ECUの構成図である。
【図3】パルス制御の原理を説明するためのパルス周期
とブレーキ圧力の関係図である。
【図4】本発明のブレーキ圧力制御装置の増圧パターン
を示す図である。
【図5】本発明のブレーキ圧力制御装置の他の増圧パタ
ーンを示す図である。
【図6】本発明のブレーキ圧力制御装置のパルス制御の
ためのマイコンの行う処理フローチャートである。
【符号の説明】
11・・・・マスタカットバルブ、 24・・・・ホ
ィールシリンダ、12・・・・増圧バルブ、
31・・・・マイコン、13・・・・保持バルブ、
33・・・・入力インターフェース、14・
・・・減圧バルブ、 34・・・・モータド
ライバ、21・・・・マスタシリンダ、 35・
・・・ソレノイドドライバ、22・・・・アキュミュレ
ータ、 41・・・・圧力センサ、23・・・・ポ
ンプ、 42・・・・クルーズECU、
32・・・・車輪速センサインターフェース。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部からの減速要求に応じて車両の車輪
    に制動を加えるホィールシリンダのブレーキ油圧を増加
    又は減少するブレーキ圧力制御装置において、 前記ホィールシリンダのブレーキ油圧を供給する油圧経
    路に設けられ、該油圧経路を開閉するバルブと、 前記バルブに対してパルス的に開閉動作させるパルス信
    号を出力し、前記ホィールシリンダのブレーキ油圧を前
    記パルス信号の出力に対応して段階的に増加又は減少さ
    せてなる出力手段とを備えたことを特徴とするブレーキ
    圧力制御装置。
  2. 【請求項2】 前記バルブはブレーキ油を蓄積する蓄積
    手段と前記ホィールシリンダとの間に介在する増圧する
    ためのバルブであって、 前記パルス信号は前記バルブに対して出力される増圧パ
    ルス信号であって、 前記出力手段は前記減速要求の大きさを検出し、該減速
    要求の大きさに応じた目標油圧を求め、現在のブレーキ
    油圧が該目標油圧に達するまでの時間が一定時間となる
    ように、前記増圧パルス信号のパルス間隔あるいはパル
    ス幅を可変して出力するものであることを特徴とする請
    求項1記載のブレーキ圧力制御装置。
  3. 【請求項3】 前記出力手段は、 前記減速要求の大きさが予め定められた所定の減速要求
    の大きさと異なった場合には、前記減速要求があった時
    点から最初に出力される増圧パルス信号のパルス幅のみ
    を、前記減速要求の差に基いて可変して出力するもので
    あることを特徴とする請求項2記載のブレーキ圧力制御
    装置。
  4. 【請求項4】 前記出力手段は、 増圧開始時と増圧終了時は前記ホィールシリンダの圧力
    の増加が小さくなるように、また、前記増圧開始と増圧
    終了の中間において、前記ホィールシリンダの圧力の増
    加が大きくなるように、前記増圧パルス信号のパルス間
    隔を制御するものであることを特徴とする請求項2記載
    のブレーキ圧力制御装置。
  5. 【請求項5】 前記増圧パルス信号の出力中に、前記減
    速要求が中止された場合には、 前記出力手段は、 前記増圧パルス信号の出力を最後の増圧パルスの出力が
    完了するまで継続するものであることを特徴とする請求
    項2記載のブレーキ圧力制御装置。
  6. 【請求項6】 前車と自車との相対関係が一定となるよ
    うに自車の走行を自動的に制御し、前記相対関係の変動
    に応じ自車の速度が適正速度となるように減速要求を出
    力する自動車速制御手段を備え、 前記自動車速制御手段から出力された減速要求に応じて
    前記車両の車輪に制動を加えるホィールシリンダのブレ
    ーキ油圧を増加又は減少するブレーキ圧力制御装置にお
    いて、 前記ホィールシリンダのブレーキ油圧を供給する油圧経
    路に設けられ、該油圧経路を開閉するバルブと、 前記バルブに対してパルス的に開閉動作させるパルス信
    号を出力し、前記ホィールシリンダのブレーキ油圧を前
    記パルス信号の出力に対応して段階的に増加又は減少さ
    せてなる出力手段とを備えたことを特徴とするブレーキ
    圧力制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040011046A (ko) * 2002-07-26 2004-02-05 주식회사 만도 자동주행제어장치가 구비된 차량의 제동압 제어장치 및 그방법
JP2010047047A (ja) * 2008-08-19 2010-03-04 Advics Co Ltd 車両の前後力制御装置

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