JPH10305707A - 鋳造アクスルビーム - Google Patents
鋳造アクスルビームInfo
- Publication number
- JPH10305707A JPH10305707A JP13043597A JP13043597A JPH10305707A JP H10305707 A JPH10305707 A JP H10305707A JP 13043597 A JP13043597 A JP 13043597A JP 13043597 A JP13043597 A JP 13043597A JP H10305707 A JPH10305707 A JP H10305707A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cavity
- axle beam
- hardening resin
- foam
- sand
- Prior art date
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- Pending
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2206/00—Indexing codes related to the manufacturing of suspensions: constructional features, the materials used, procedures or tools
- B60G2206/01—Constructional features of suspension elements, e.g. arms, dampers, springs
- B60G2206/30—Constructional features of rigid axles
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2206/00—Indexing codes related to the manufacturing of suspensions: constructional features, the materials used, procedures or tools
- B60G2206/01—Constructional features of suspension elements, e.g. arms, dampers, springs
- B60G2206/30—Constructional features of rigid axles
- B60G2206/32—Hollow cross section
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2206/00—Indexing codes related to the manufacturing of suspensions: constructional features, the materials used, procedures or tools
- B60G2206/01—Constructional features of suspension elements, e.g. arms, dampers, springs
- B60G2206/80—Manufacturing procedures
- B60G2206/81—Shaping
- B60G2206/8101—Shaping by casting
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な構成により、鋳造アクスルビームの内
部空洞における騒音の発生を確実に防止する。 【解決手段】 鋳造により成形されたアクスルビーム1
の中間部2が四角形等の閉断面構造をそなえていて、内
部に空洞4が成形され、空洞4は発泡硬化性樹脂6によ
り充填されている。5は鋳物砂排出孔である。
部空洞における騒音の発生を確実に防止する。 【解決手段】 鋳造により成形されたアクスルビーム1
の中間部2が四角形等の閉断面構造をそなえていて、内
部に空洞4が成形され、空洞4は発泡硬化性樹脂6によ
り充填されている。5は鋳物砂排出孔である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋳造により成形さ
れる車両用アクスルビームの構成に関する。
れる車両用アクスルビームの構成に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平7−215004号公報に記載さ
れているように、車両のアクスルビームを矩形断面とし
て、砂中子を用いた砂型鋳造により成形し、アクスルビ
ームの強度と軽量化を確保することが提案されている
が、この場合には、アクスルビームの内部に車幅方向へ
延びる空洞が形成されているため、車両の制動時にアク
スルビームに伝えられた振動にアクスルビーム内部空洞
の気柱が共鳴して、耳障りな騒音を発生させる不具合が
あり、また、アクスルビームの内部空洞から中子の砂を
排出させる必要があるため、アクスルビームの側面等に
砂排出用の孔を形成させておかなければならないので、
この孔からアクスルビームの内部空洞に雨水や土砂が侵
入すれば、錆びつき等によりアクスルビームが内部から
傷む等のおそれがある。
れているように、車両のアクスルビームを矩形断面とし
て、砂中子を用いた砂型鋳造により成形し、アクスルビ
ームの強度と軽量化を確保することが提案されている
が、この場合には、アクスルビームの内部に車幅方向へ
延びる空洞が形成されているため、車両の制動時にアク
スルビームに伝えられた振動にアクスルビーム内部空洞
の気柱が共鳴して、耳障りな騒音を発生させる不具合が
あり、また、アクスルビームの内部空洞から中子の砂を
排出させる必要があるため、アクスルビームの側面等に
砂排出用の孔を形成させておかなければならないので、
この孔からアクスルビームの内部空洞に雨水や土砂が侵
入すれば、錆びつき等によりアクスルビームが内部から
傷む等のおそれがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、簡単な構成
により、鋳造アクスルビームの内部空洞における騒音の
発生を確実に防止しようとするものである。
により、鋳造アクスルビームの内部空洞における騒音の
発生を確実に防止しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため、本発明にかか
る鋳造アクスルビームは、車幅方向へ延びる空洞が内部
に成形され、上記空洞が発泡硬化性樹脂により充填され
ている。
る鋳造アクスルビームは、車幅方向へ延びる空洞が内部
に成形され、上記空洞が発泡硬化性樹脂により充填され
ている。
【0005】すなわち、車幅方向へ延びる空洞がアクス
ルビームの内部に成形されているため、アクスルビーム
の剛性を容易に高めることができると共に、アクスルビ
ームの軽量化が可能な長所を維持できる一方、車両の制
動時等にアクスルビームへ振動が伝えられても、アクス
ルビームの内部空洞が発泡硬化性樹脂により充填されて
いるため、アクスルビーム内部で気柱共鳴が生じて騒音
が発生することは確実に防止することができ、また、ア
クスルビームの側面等に鋳造用中子砂の排出孔が成形さ
れていても、アクスルビームの内部空洞が発泡硬化性樹
脂により充填されているので、アクスルビームの内部空
洞へは雨水や土砂が侵入しにくくなる。
ルビームの内部に成形されているため、アクスルビーム
の剛性を容易に高めることができると共に、アクスルビ
ームの軽量化が可能な長所を維持できる一方、車両の制
動時等にアクスルビームへ振動が伝えられても、アクス
ルビームの内部空洞が発泡硬化性樹脂により充填されて
いるため、アクスルビーム内部で気柱共鳴が生じて騒音
が発生することは確実に防止することができ、また、ア
クスルビームの側面等に鋳造用中子砂の排出孔が成形さ
れていても、アクスルビームの内部空洞が発泡硬化性樹
脂により充填されているので、アクスルビームの内部空
洞へは雨水や土砂が侵入しにくくなる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す本発明の実施形
態例について説明する。図1において、車両のフロント
アクスルビーム1は、砂中子を用いた砂型鋳造により成
形され、その中間部分2は、図2(A)、(B)にそれ
ぞれ例示されているように、四角形、円形等の閉断面構
造をそなえていて、仕切壁3により適宜区切られて車幅
方向に延びる空洞4が内部に成形されていると共に、空
洞4の側方に鋳造用中子砂の排出孔5が成形され、ま
た、空洞4内及び排出孔5内には、ウレタン樹脂等の発
泡硬化性樹脂6、好ましくは、独立泡が形成された発泡
硬化性樹脂6が充填されている。
態例について説明する。図1において、車両のフロント
アクスルビーム1は、砂中子を用いた砂型鋳造により成
形され、その中間部分2は、図2(A)、(B)にそれ
ぞれ例示されているように、四角形、円形等の閉断面構
造をそなえていて、仕切壁3により適宜区切られて車幅
方向に延びる空洞4が内部に成形されていると共に、空
洞4の側方に鋳造用中子砂の排出孔5が成形され、ま
た、空洞4内及び排出孔5内には、ウレタン樹脂等の発
泡硬化性樹脂6、好ましくは、独立泡が形成された発泡
硬化性樹脂6が充填されている。
【0007】上記のように、フロントアクスルビーム1
が鋳造により成形されて、その中間部分2の内部に閉断
面構造の空洞4が成形されているので、フロントアクス
ルビーム1は剛性が高く、かつ、軽量で、安価に製造で
きる特色がある一方、フロントアクスルビーム1の中間
部分2内部に空洞4が成形されていても、その空洞4が
発泡硬化性樹脂6により充填されていて、内部に空間が
形成されていないため、車両の制動時等にフロントアク
スルビーム1へ振動が伝えられたとき、空洞4内で気柱
共鳴を起こすことは全くないので、フロントアクスルビ
ーム1の中間部分2で騒音が発生することを簡単な構造
により確実に防止することができる。
が鋳造により成形されて、その中間部分2の内部に閉断
面構造の空洞4が成形されているので、フロントアクス
ルビーム1は剛性が高く、かつ、軽量で、安価に製造で
きる特色がある一方、フロントアクスルビーム1の中間
部分2内部に空洞4が成形されていても、その空洞4が
発泡硬化性樹脂6により充填されていて、内部に空間が
形成されていないため、車両の制動時等にフロントアク
スルビーム1へ振動が伝えられたとき、空洞4内で気柱
共鳴を起こすことは全くないので、フロントアクスルビ
ーム1の中間部分2で騒音が発生することを簡単な構造
により確実に防止することができる。
【0008】また、フロントアクスルビーム1の中間部
分2に鋳造用中子砂の排出孔5が成形されていても、中
間部分2の空洞4内及び排出孔5内に発泡硬化性樹脂6
が充填されているので、フロントアクスルビーム1の外
方から排出孔5を通って中間部分2の空洞4内へ雨水や
土砂が侵入することは容易に制止できて、空洞4内に錆
が発生したり、空洞4内で土砂が摺動して騒音を引き起
こすような不具合は簡単に回避することが可能となる。
分2に鋳造用中子砂の排出孔5が成形されていても、中
間部分2の空洞4内及び排出孔5内に発泡硬化性樹脂6
が充填されているので、フロントアクスルビーム1の外
方から排出孔5を通って中間部分2の空洞4内へ雨水や
土砂が侵入することは容易に制止できて、空洞4内に錆
が発生したり、空洞4内で土砂が摺動して騒音を引き起
こすような不具合は簡単に回避することが可能となる。
【0009】なお、上記排出孔5を適当な栓で塞ぐよう
にすれば、フロントアクスルビーム中間部分2の空洞4
内へ外方から雨水や土砂が侵入することを一層確実に防
止できるのはいうまでもない。
にすれば、フロントアクスルビーム中間部分2の空洞4
内へ外方から雨水や土砂が侵入することを一層確実に防
止できるのはいうまでもない。
【0010】
【発明の効果】本発明にかかる鋳造アクスルビームにあ
っては、車両の制動時等にアクスルビームへ振動が伝え
られても、アクスルビームの内部空洞が発泡硬化性樹脂
により充填されているため、アクスルビーム内部で気柱
共鳴が生じて騒音が発生することは確実に防止できる効
果があり、また、アクスルビームの内部空洞が発泡硬化
性樹脂により充填されているので、アクスルビームの側
面等に成形された鋳造用中子砂の排出孔からアクスルビ
ームの内部空洞へ雨水や土砂が侵入しにくくなって、こ
の面からも騒音の発生を防止できると共に、空洞内の錆
の発生も抑制することができる。
っては、車両の制動時等にアクスルビームへ振動が伝え
られても、アクスルビームの内部空洞が発泡硬化性樹脂
により充填されているため、アクスルビーム内部で気柱
共鳴が生じて騒音が発生することは確実に防止できる効
果があり、また、アクスルビームの内部空洞が発泡硬化
性樹脂により充填されているので、アクスルビームの側
面等に成形された鋳造用中子砂の排出孔からアクスルビ
ームの内部空洞へ雨水や土砂が侵入しにくくなって、こ
の面からも騒音の発生を防止できると共に、空洞内の錆
の発生も抑制することができる。
【図1】本発明の実施形態例における縦断面図。
【図2】図1のII−II断面拡大図。
1 フロントアクスルビーム 2 中間部分 4 空洞 5 排出孔 6 発泡硬化性樹脂
Claims (1)
- 【請求項1】 車幅方向へ延びる空洞が内部に成形さ
れ、上記空洞が発泡硬化性樹脂により充填された鋳造ア
クスルビーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13043597A JPH10305707A (ja) | 1997-05-02 | 1997-05-02 | 鋳造アクスルビーム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13043597A JPH10305707A (ja) | 1997-05-02 | 1997-05-02 | 鋳造アクスルビーム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10305707A true JPH10305707A (ja) | 1998-11-17 |
Family
ID=15034175
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13043597A Pending JPH10305707A (ja) | 1997-05-02 | 1997-05-02 | 鋳造アクスルビーム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10305707A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7360621B2 (en) * | 2004-03-15 | 2008-04-22 | Mazda Motor Corporation | Suspension cross member of automotive vehicle |
DE102013010737A1 (de) * | 2013-06-27 | 2014-12-31 | Volkswagen Aktiengesellschaft | Struktur- oder Fahrwerksbauteil für ein Kraftfahrzeug sowie Verfahren zu dessen Herstellung |
CN107696795A (zh) * | 2017-07-18 | 2018-02-16 | 中国第汽车股份有限公司 | 一种新型车桥前轴及其装配方法 |
-
1997
- 1997-05-02 JP JP13043597A patent/JPH10305707A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7360621B2 (en) * | 2004-03-15 | 2008-04-22 | Mazda Motor Corporation | Suspension cross member of automotive vehicle |
DE102013010737A1 (de) * | 2013-06-27 | 2014-12-31 | Volkswagen Aktiengesellschaft | Struktur- oder Fahrwerksbauteil für ein Kraftfahrzeug sowie Verfahren zu dessen Herstellung |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040406 |