JP2002193169A - 自動二輪車の衝撃吸収構造 - Google Patents

自動二輪車の衝撃吸収構造

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 実用化に適した大きさを確保することがで
き、かつ衝撃を十分に吸収することができる自動二輪車
の衝撃吸収構造を提供する。 【解決手段】 衝撃吸収部材21は、複数の空洞部35
・・・と、隣り合う空洞部35,35を仕切る補強リブ
30・・・とを備え、これらの補強リブ30・・・の全
て若しくはその一部30a〜30gに薄肉部35a〜3
5gを形成した。この衝撃吸収部材21を前輪13から
前方に突出させ、衝撃吸収部材21を潰すことで衝撃を
吸収する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車体から衝撃吸収
部材を突出させ、この衝撃吸収部材を潰すことで衝撃を
吸収する自動二輪車の衝撃吸収構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の自動二輪車の衝撃吸収構造
の側面図である。自動二輪車100の車体フレーム10
1に備えたヘッドパイプ102にフォーク103を取付
け、このフォーク103に前輪104を取付け、車体フ
レーム101の前端部に変形エレメント(以下、「衝撃
吸収部材」という)105を取付けることにより、衝撃
吸収部材105を前輪104の上方に配置する。この衝
撃吸収部材105は、枠体106の中空部107に発泡
材108を充填したものである。
【0003】図8(a),(b)は従来の自動二輪車の
衝撃吸収構造の作用説明である。(a)において、自動
二輪車100(図7に示す)が障害物に衝突した際に、
衝撃吸収部材105の先端部105aが障害物に当た
り、先端部105aに衝突による衝撃力F1が矢印の如
く作用する。
【0004】(b)において、衝撃力F1が発泡材10
8の先端部108aに作用すると、先端部108aが潰
れる。これにより、衝撃吸収部材105の先端部105
aが、潰れ量L1だけ潰れることにより、衝撃力F1を
吸収して乗員を保護することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、発泡材10
8は、先端部108a側が潰れると発泡材108の空間
が小さくなり潰れ難くくなる。よって、発泡空間が小さ
過ぎると、衝撃吸収部材105の潰れ量を十分に確保す
ることが難しく、衝撃力を十分に吸収することができな
い。衝撃力を十分に吸収するためには、発泡材108の
発泡空間を大きく設定して発泡材108の潰れ量を大き
くすることが考えられる。
【0006】しかし、発泡材108の発泡空間が大き過
ぎると発泡材108は簡単に潰れてしまう。よって、発
泡空間の大きな発泡材108で衝撃力を吸収するために
は、発泡材108を大型にして、発泡材108の潰れ量
を大きく確保する必要がある。このため、衝撃吸収部材
の形状が大きくなり過ぎて実用化が難しい。
【0007】そこで、本発明の目的は、実用化に適した
形状に抑えることができ、かつ衝撃力を十分に吸収する
ことができる自動二輪車の衝撃吸収構造を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1は、車体から衝撃吸収部材を突出させ、この
衝撃吸収部材を潰すことにより衝撃を吸収するようにし
た自動二輪車の衝撃吸収構造において、前記衝撃吸収部
材は、複数の空洞部と、隣り合う空洞部を仕切る補強リ
ブとを備え、これらの補強リブの全て若しくはその一部
に薄肉部を形成したことを特徴とする。
【0009】衝撃吸収部材は、複数の空洞部を備えると
ともに、隣り合う空洞部を仕切る補強リブとを備え、こ
れらの補強リブの全て若しくはその一部に薄肉部を形成
した。補強リブの全て若しくはその一部に薄肉部を形成
することで、補強リブの強度を調整することができる。
このため、衝撃吸収部材の強度を衝撃力に合せて好適に
調整することができる。
【0010】加えて、複数の空洞部を備えることで、衝
撃吸収部材が潰れた際に、これらの空洞部に補強リブを
収容することができる。従って、衝撃吸収部材の潰れ量
を十分に確保することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係る衝撃吸収構造を備えた
自動二輪車の側面図である。自動二輪車10は、車体フ
レーム11と、車体フレーム11のヘッドパイプ11a
に取付けたフロントフォーク12と、フロントフォーク
12に取付けた前輪13と、フロントフォーク12に連
結したハンドル14と、車体フレーム11の後部に取付
けたスイングユニット15(エンジン15a、伝導機構
15b)と、スイングユニット15の後部に取付けた後
輪16と、車体フレーム11の後上部に配置したシート
17と、ヘッドパイプ11aの前部を覆うフロントカバ
ー18aと、このフロントカバー18aから後方へ延ば
し車体フレーム11の中央を覆うセンタカバー18b
と、センタカバー18bから後方へ延ばし車体フレーム
11の後部を覆うサイドカバー18cと、フロントカバ
ー18aに備えた本発明に係る衝撃吸収構造20とを主
要構成としたスクータ型車両である。
【0012】衝撃吸収構造20は、衝撃吸収部材21の
枠体22を、一例として締結手段(図示しない)でフロ
ントカバー18aに取付け、この枠体22の空間25に
複数の補強リブ30・・・を備えたものである。枠体2
2は、略中央でへ字型に折れ曲がった天井壁23と、天
井壁23の周辺に備えた周壁24とからなり周壁24の
後部24dをフロントカバー18aに取付けたものであ
る。
【0013】なお、枠体22をフロントカバー18aに
取付けるとともに車体フレーム11に取付けることも可
能である。これにより、衝撃吸収部材21をより強固に
車体に取付けることができる。
【0014】衝撃吸収部材21は、車体、すなわち前輪
13から前方に距離L2だけ突出させた樹脂性の部材で
ある。これにより、万が一、自動二輪車10が障害物に
衝突した際に、衝撃吸収部材21を潰すことで衝撃を吸
収することができる。このように、衝撃吸収部材21を
潰して衝撃を吸収することで、衝撃から乗員を保護する
ことができる。
【0015】図2は図1の2−2線断面図である。枠体
22の周壁24は、断面略U字型に形成した壁部であっ
て、天井壁23(図1も参照)の前端に幅方向に直線状
に延ばした前壁24aと、前壁24aの左端から後方に
延びるとともに一部(前端部)を湾曲状に形成した左側
壁24bと、前壁24aの右端から後方に延びるととも
に一部(前端部)を湾曲状に形成した右側壁24cと、
左右の側壁24b,24cの後端をつなぐとともにフロ
ントカバー18aの形状に倣わせて湾曲状に形成した後
壁24dとからなる。このように、天井壁23に周壁2
4を備えることで、枠体22に空間25を形成すること
ができる。
【0016】衝撃吸収部材21は、上述した枠体22の
空間25に複数の補強リブ30・・・を備えることによ
り、枠体22内に複数の空洞部32・・・を補強リブ3
0・・・で仕切り、これらの補強リブ30・・・のうち
の一部の補強リブ30a〜30gにそれぞれ薄肉部35
a〜35gを形成した構造体である。
【0017】複数の補強リブ30・・・を、図2に示す
ように空洞部32・・・が略三角形になるように配置す
ることで、枠体22に所望の強度を持たせることができ
る。なお、補強リブ30・・・の配置箇所は図2に示す
位置に限るものではなく、衝撃吸収部材21が要求され
る強度に対応させて任意に変えることができる。
【0018】薄肉部35a〜35gは、一例として圧縮
荷重がかかる補強リブ30・・・のうちから好適な補強
リブ30a〜30gを選択し、これらの選択した補強リ
ブ30a〜30gに形成する。すなわち、補強リブ30
a〜30gを、衝撃吸収部材21の右側と左側とに車軸
37を軸にして線対称となるように備え、左右の補強リ
ブ30a〜30gにそれぞれ薄肉部35a〜35gを備
える。
【0019】この衝撃吸収部材21によれば、前壁24
aに白抜き矢印の如く衝撃力Fが作用すると、右側の補
強リブ30a〜30gの軸線方向に圧縮力がかかるとと
もに、左側の補強リブ30a〜30gの軸方向に圧縮力
がかかる。なお、右側の補強リブ30a〜30gと、左
側の補強リブ30a〜30gとは同じ構成なので、以下
右側の補強リブ30a〜30gについて説明して左側の
補強リブ30a〜30gの説明を省略する。
【0020】図3は図2の3部拡大図であり、補強リブ
30aの中央に薄肉部35aを形成し、補強リブ30b
の後端(すなわち補強リブ30に接合する部位)に薄肉
部35bを形成し、補強リブ30cの前端(すなわち補
強リブ30に接合する部位)に薄肉部35cを形成し、
補強リブ30dの後端(すなわち補強リブ30に接合す
る部位)に薄肉部35dを形成し、補強リブ30eの前
端(すなわち補強リブ30に接合する部位)に薄肉部3
5eを形成した状態を示す。
【0021】衝撃吸収部材21の前壁24a(図2に示
す)に衝撃力Fが作用すると、これらの補強リブ30a
〜30gには軸方向の圧縮力が矢印の如くかかる。これ
により、補強リブ30a〜30gに薄肉部35a〜35
gを形成することにより、薄肉部35a〜35gを効率
よく破損させたり、変形させることができる。
【0022】以上に述べた本発明に係る衝撃吸収構造2
0の作用を次に説明する。図4(a),(b)は本発明
に係る自動二輪車の衝撃吸収構造の第1作用説明図であ
る。(a)において、自動二輪車10の走行中に衝撃吸
収部材21の前端24aが障害物40に衝突する。これ
により、衝撃吸収部材21の前端24aに衝撃力Fが作
用する。
【0023】(b)において、補強リブ30aの先端に
矢印の如く衝撃力F1がかかり、補強リブ30aに矢
印の如く圧縮力がかかる。さらに補強リブ30bに矢
印の如く圧縮力がかかり、補強リブ30cに矢印の
如く圧縮力がかかる。加えて補強リブ30dに矢印の
如く圧縮力がかかり、補強リブ30eに矢印の如く圧
縮力がかかる。、
【0024】図5(a),(b)は本発明に係る自動二
輪車の衝撃吸収構造の第2作用説明図である。(a)に
おいて、右側の補強リブ30aの薄肉部35a、補強リ
ブ30bの薄肉部35b、補強リブ30cの薄肉部35
c、補強リブ30dの薄肉部35d、補強リブ30eの
薄肉部35e、補強リブ30fの薄肉部35f、補強リ
ブ30gの薄肉部35gが破損する。同時に、左側の補
強リブ30a〜30gのそれぞれの薄肉部35a〜35
gも、右側と同様に破損する。
【0025】それぞれの薄肉部35a〜35gが破損す
ることで、補強リブ30a〜30gによる支えを取り除
くことができる。よって、その他の補強リブ30・・・
に荷重を集中させることができるので、その他の補強リ
ブ30・・・を、図示の状態に押し潰すことができる。
ここで、衝撃吸収部材21の中央部26の略全域に薄肉
部35a〜35gを備えたので、衝撃吸収部材21の中
央部26全域を効率よく潰すことができる。このため、
衝撃吸収部材21の潰し量L2を大きく確保することが
できる。
【0026】(b)において、衝撃吸収部材21の潰れ
量L2((a)に示す)を大きく確保することで、衝撃
吸収部材21の前端24aが障害物40に衝突した際
に、衝撃力Fを十分に吸収して、衝撃力Fから乗員42
を保護することができる。
【0027】以上述べたように、衝撃吸収部材21は、
複数の空洞部32・・・を備えるとともに、隣り合う空
洞部32,32を仕切る補強リブ30・・・とを備え、
これらの補強リブ30・・・のうちの一部の補強リブ3
0a〜30gに薄肉部35a〜35gを形成した。
【0028】補強リブ30a〜30gに薄肉部35a〜
35gを形成することで、補強リブ30a〜30gの強
度を調整することができる。このため、衝撃力に対応さ
せて衝撃吸収部材21の強度、すなわち潰れ具合を好適
に調整することが可能になる。加えて、複数の空洞部3
2・・・を備えることで衝撃吸収部材21の潰れ量L2
を十分に確保することができる。このように、衝撃吸収
部材21の潰れ具合を調整し、潰れ量L2を確保するこ
とができるので、衝撃吸収部材21を実用化に適した大
きさにすることができ、かつ衝撃力を十分に吸収するこ
とができる。
【0029】図6は本発明に係る衝撃吸収構造の衝撃力
と潰れ量との関係を示すグラフである。従来技術の衝撃
緩吸収材を潰したときの一点鎖線のグラフを「比較例」
として示し、本実施形態の衝撃吸収部材を潰したときの
実線のグラフを「実施例」として示した。縦軸は衝撃力
(F)を示し、横軸は衝撃吸収部材の潰れ量(L)を示
す。
【0030】比較例は、衝撃吸収部材の潰れ量がL1と
小さく、加えて一点鎖線のグラフは凹状の湾曲になる。
よって、衝撃エネルギの吸収量は0−F1−L1で囲う
領域E1が小さく、乗員を衝撃力から十分に保護するこ
とは難しい。ここで、一点鎖線のグラフが凹状湾曲にな
る理由は、比較例の衝撃吸収部材(発泡材)が比較的小
さな衝撃力で潰れてしまうことによる。
【0031】実施例は、衝撃吸収部材の潰れ量がL2と
大きく、加えて実線のグラフは凸状の湾曲になる。よっ
て、衝撃エネルギの吸収量は0−F2−L2で囲う領域
E2が大きく、乗員を衝撃力から十分に保護することが
できる。ここで、実線のグラフが凸状湾曲になる理由
は、実施例の衝撃吸収部材が適度な衝撃力で潰れるから
である。
【0032】なお、前記実施形態では、補強リブ30・
・・のうちの一部の補強リブ30a〜30gに薄肉部3
5a〜35gを形成した例について説明したが、これに
限らないで全ての補強リブ30・・・に薄肉部を形成す
ることも可能である。また、薄肉部35a〜35gの形
成箇所は任意に設定することができる。
【0033】さらに、前記実施形態では、衝撃吸収部材
21を樹脂で形成した例について説明したが、その他の
材料としてアルミ合金材や鋼材などで形成することも可
能である。また、前記実施形態では、衝撃吸収部材21
を車体の前端に取付けた例について説明したが、衝撃吸
収部材21を車体の後端や左右側部に取付けても同様の
効果を得ることができる。
【0034】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1は、衝撃吸収部材に複数の空洞部を備え
るとともに、隣り合う空洞部を仕切る補強リブとを備
え、これらの補強リブの全て若しくはその一部に薄肉部
を形成した。補強リブの全て若しくはその一部に薄肉部
を形成することで、補強リブの強度を調整することがで
きる。このため、衝撃吸収部材の強度を衝撃力に合せて
好適に調整することができる。
【0035】加えて、複数の空洞部を備えることで、衝
撃吸収部材が潰れた際に、これらの空洞部に補強リブを
収容することができる。従って、衝撃吸収部材の潰れ量
を十分に確保することができる。このように、衝撃吸収
部材の潰れ具合を調整し、潰れ量を確保することができ
るので、衝撃吸収部材を実用化に適した大きさにするこ
とができ、かつ衝撃力を十分に吸収することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る衝撃吸収構造を備えた自動二輪車
の側面図
【図2】図1の2−2線断面図
【図3】図2の3部拡大図
【図4】本発明に係る自動二輪車の衝撃吸収構造の第1
作用説明図
【図5】本発明に係る自動二輪車の衝撃吸収構造の第2
作用説明図
【図6】本発明に係る衝撃吸収構造の衝撃力と潰れ量と
の関係を示すグラフ
【図7】従来の自動二輪車の衝撃吸収構造の側面図
【図8】従来の自動二輪車の衝撃吸収構造の作用説明
【符号の説明】
10…自動二輪車、11…車体フレーム、12…前輪、
20…衝撃吸収構造、21…衝撃吸収部材、30…補強
リブ、30a〜30g…補強リブ、32…空洞部、35
…薄肉部、35a〜35g…薄肉部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体から衝撃吸収部材を突出させ、この
    衝撃吸収部材を潰すことにより衝撃を吸収するようにし
    た自動二輪車の衝撃吸収構造において、 前記衝撃吸収部材は、複数の空洞部と、隣り合う空洞部
    を仕切る補強リブとを備え、これらの補強リブの全て若
    しくはその一部に薄肉部を形成したことを特徴とする自
    動二輪車の衝撃吸収構造。
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