JPH10304280A - Crt固定用ラグ - Google Patents

Crt固定用ラグ

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Publication number
JPH10304280A
JPH10304280A JP12014997A JP12014997A JPH10304280A JP H10304280 A JPH10304280 A JP H10304280A JP 12014997 A JP12014997 A JP 12014997A JP 12014997 A JP12014997 A JP 12014997A JP H10304280 A JPH10304280 A JP H10304280A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crt
lug
fixing lug
fixing
boss
Prior art date
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Pending
Application number
JP12014997A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoyuki Fukuda
直行 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Home Electronics Ltd
NEC Corp
Original Assignee
NEC Home Electronics Ltd
Nippon Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Home Electronics Ltd, Nippon Electric Co Ltd filed Critical NEC Home Electronics Ltd
Priority to JP12014997A priority Critical patent/JPH10304280A/ja
Publication of JPH10304280A publication Critical patent/JPH10304280A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 衝撃や振動でCRTの位置がずれることを防
止する。 【解決手段】 CRT固定用ラグ3AはCRT1に取り
付けられている。CRT固定用ラグ3Aのネジ挿通穴1
7の内周縁部に、ネジ挿通穴17の中心に向かって延出
するとともにその先端部が金属板厚み方向の上下に突出
する複数の爪18を形成する。筐体と一体成形したCR
T取り付け用のボス4に座金8を乗せ、その上にCRT
固定用ラグ3Aを置き、再び座金9を乗せ、ネジ5をボ
ス4のネジ穴4aにねじ込んで、CRT固定用ラグ3A
をボス4に締付け固定する。CRT固定用ラグ3Aの爪
18が座金8、9に食い込むので、CRT固定用ラグ3
Aの取付面(上下の面)がすべることは防止され、組み
立て後の製品運搬時の衝撃や振動により、CRT1の位
置が画面と平行な面内でずれることは、確実に防止され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、CRTを筐体に
固定するためにCRTに取り付けられるCRT固定用ラ
グに関する。
【0002】
【従来の技術】図7はCRTディスプレイ装置のキャビ
ネットバックを外した状態の概略の背面図で、従来例お
よび本発明に共通の図である。同図において、1はCR
T、2はプラスチック製の筐体(フロントキャビネッ
ト)である。通常、CRT1の4箇所にCRT固定用ラ
グ3を取り付け、このCRT固定用ラグ3を筐体2と一
体成形されているボス4にネジ5で締付け固定して、C
RT1を筐体2に固定する。1aはCRT1のネック部
を示す。
【0003】図8、図9に示すように、従来のCRT固
定用ラグ3’は、両面が平坦な単なる平板である金属板
に単なる円形のネジ挿通穴7をあけただけのものであっ
た。なお、このCRT固定用ラグ3’は、図10のよう
に、CRT1を締付けたテンションバンド10に固定さ
れている。このCRT固定用ラグ3’でCRT1を筐体
2に固定する場合、図10に示すように、筐体2と一体
成形のボス4上に座金8を乗せ、その上にCRT固定用
ラグ3’を乗せ、このCRT固定用ラグ3’の上に再び
座金9を乗せた上、ネジ5を座金8、9、CRT固定用
ラグ3’の各穴に通しボス4のネジ穴4aにねじ込ん
で、CRT固定用ラグ3’をボス4に締付け固定する。
なお、一般に、CRT固定用ラグ3’は、図10のよう
に、CRT1を締付けたテンションバンド10に固定さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のCRT固定
用ラグ3’は、単なる平板であって上下の表面が平坦で
あるから、座金8、9との接触が平面同士の接触とな
り、ネジ5で締付けてCRT固定用ラグ3’を挾み付け
ても必ずしも十分大きな摩擦力が発生するとはいえな
い。このため、CRTディスプレイ装置として組み立て
た後の主として運搬時の衝撃や振動により、CRT固定
用ラグ3’の取付面(上下の面)にすべりが生じて、C
RT1の位置が上下左右方向(画面と平行な面内の縦横
方向)にずれてしまう恐れがあるという問題がある。ま
た、上記問題点すなわちCRT固定用ラグ3’の取付面
のすべりをなくすために、ネジ5の締付け力を過大に設
定しCRT固定用ラグ3’をさらに強力に挾み付けて、
CRT固定用ラグ3’と座金8、9との間の摩擦力を増
大させた場合、ボス4に過大な負荷となり、ネジ5の締
付け力でボス4そのものが破壊してしまう恐れがあると
いう問題があった。
【0005】本発明は上記課題を解決するためになされ
たもので、CRTディスプレイ装置として組み立てた後
の主として運搬時の衝撃や振動によりCRTの位置がず
れてしまう恐れがなく、また、ネジの締付け力でボスそ
のものが破壊してしまうような過大な締め付け力を必要
としないCRT固定用ラグを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する請求
項1の発明、CRTを筐体に固定するためにCRTに取
り付けられる、金属板にネジ挿通穴をあけてなるCRT
固定用ラグであって、前記ネジ挿通穴の内周縁部に、ネ
ジ挿通穴の中心に向かって延出するとともにその先端部
が金属板厚み方向に上下に突出する複数の爪を形成した
ことを特徴とする。
【0007】請求項2の発明は、CRTを筐体に固定す
るためにCRTに取り付けられる、金属板にネジ挿通穴
をあけてなるCRT固定用ラグであって、前記ネジ挿通
穴の周囲の部分を、ネジ挿通穴の周方向に沿って波状を
なすように金属板厚み方向に上下に屈曲させたことを特
徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図6に示した実施例を参照して説明する。図1〜図3
は請求項1の発明の一実施例を示すもので、図1はCR
T1におけるCRT固定用ラグ3Aの部分の拡大平面
図、図2は図1のA−A断面図、図3はCRT固定用ラ
グ3Aをボス4に固定する状況を説明する図(図7にお
けるC−C断面に相当する図)である。また、CRT1
は、従来例と同じく、図7のように筐体(フロントキャ
ビネット)2に配される。これらの図において、CRT
1、ボス4、ネジ挿通穴5、座金8、9、テンションベ
ルト10等は、図10の従来例で述べたものと同様であ
る。
【0009】図示のようにこのCRT固定用ラグ3A
は、ネジ挿通穴17の内周縁部に、ネジ挿通穴17の中
心に向かって延出するとともにその先端部が金属板厚み
方向に上下に突出する複数の爪18を形成した構造を持
つ。図示例の爪18は先端を鋭角にしている。この爪1
8は、例えば、平板の金属板に図1の平面図に表される
星形状の穴を金型で打ち抜くとともに、その中心側に延
出している部分を別の金型で交互に上下に折り曲げて形
成することができる。
【0010】このCRT固定用ラグ3AでCRT1を筐
体2に固定する場合、図3に示すように、筐体2と一体
成形のボス4上に座金8を乗せ、その上にCRT固定用
ラグ3Aを乗せ、このCRT固定用ラグ3Aの上に座金
9を乗せた上、ネジ5を座金8、9、CRT固定用ラグ
3Aの各穴に通しボス4のネジ穴4aにねじ込んで、C
RT固定用ラグ3Aをボス4に締付け固定する。この固
定要領自体は従来と同様である。
【0011】上記のようにCRT固定用ラグ3Aをネジ
5でボス4に締付け固定した時、CRT固定用ラグ3A
の表裏に突出する爪18が座金8、9に食い込んだ状態
となるので、また、この爪18はバネ座金と同様な作用
も果たすので、ネジ締付け力を過大に設定しなくても、
CRT固定用ラグ3Aの取付面(上下面)にすべりが生
じることはなく、製品運搬時の衝撃や振動で、CRT固
定用ラグ3Aで固定されたCRT1の位置がずれること
はない。
【0012】図4〜図6は請求項2の発明の一実施例を
示すもので、図4はCRT1におけるCRT固定用ラグ
3Bの部分の拡大平面図、図5は図1のB−B断面図、
図6はCRT固定用ラグ3Bをボス4に固定する状況を
説明する図である。これらの図においても、CRT1、
ボス4、ネジ挿通穴5、座金8、9、テンションベルト
10等は、図10の従来例で述べたものと同様である。
図示のようにこのCRT固定用ラグ3Bは、ネジ挿通穴
27の周囲の部分を、ネジ挿通穴27の周方向に沿って
波状をなすように金属板厚み方向に上下に屈曲させた構
造を持つ。波状に屈曲された部分(波部)を28で示
す。図4におけるネジ挿通穴27の周囲の放射状の線は
波部28の山(上面から見て山)を示す。このCRT固
定用ラグ3Bの波部28は、円形のネジ挿通穴27をあ
けた後、その周囲の部分を波形の金型でプレスして形成
するとよい。
【0013】このCRT固定用ラグ3Bをボス4に固定
する場合の要領は前述と同様である。この場合は、波部
28の凹凸によって、CRT固定用ラグ3Bと座金8、
9との間の摩擦抵抗は十分大きなものとなるので、ま
た、この波部28はバネ座金と同様な作用も果たすの
で、ネジ締付け力を過大に設定しなくても、CRT固定
用ラグ3Bの取付面にすべりが生じることはなく、運搬
時等の衝撃や振動で、CRT固定用ラグ3Bで固定され
たCRT1の位置がずれることはない。
【0014】
【発明の効果】請求項1のCRT固定用ラグによれば、
CRT固定用ラグのネジによるボスへの締付け固定は、
CRT固定用ラグの表裏に突出する爪が座金に食い込ん
だ状態で行われるので、CRT固定用ラグと座金との間
の摩擦抵抗は極めて大きくなり、CRT固定用ラグはみ
だりにずれたりしないようにボスに堅固に固定される。
したがって、CRTディスプレイ装置として組み立てた
後の製品の運搬時の衝撃や振動により、CRTの位置が
上下左右方向にずれることを確実に防止できるという効
果が得られる。また、爪はバネ座金と同様な作用を果た
すので、衝撃や振動でネジが緩むことを防止する効果も
得られる。また、爪が座金に押し付けられ食い込んだ状
態でCRT固定用ラグが固定されるので、ネジ締付け力
を大きくしなくても、従来の平坦な表面のCRT固定用
ラグより著しく大きな抵抗が得られ、したがって、過大
な締付け力で大きな摩擦抵抗を発生させるような必要は
なく、ネジ締付け力でボスを破壊してしまう恐れはな
い。
【0015】請求項2のCRT固定用ラグによれば、ネ
ジ挿通穴の周囲に形成した屈曲された波部の凹凸によっ
て、CRT固定用ラグと座金との間の摩擦抵抗は十分大
きくなり、前記と同様にCRT固定用ラグはボスに堅固
に固定され、組み立てた後の製品の運搬時の衝撃や振動
により、CRTの位置が上下左右方向にずれることを確
実に防止できるという効果が得られる。また、波部はバ
ネ座金と同様な作用を果たすので、衝撃や振動でネジが
緩むことを防止する効果も得られる。
【0016】また、ネジを締付ける力を大きくしなくて
も、従来の平坦な表面のCRT固定用ラグより十分大き
な摩擦抵抗が発生するので、過大な締付け力で大きな摩
擦抵抗を発生させるような必要はなく、ネジ締付け力で
ボスを破壊してしまう恐れはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の一実施例のCRT固定用ラグ
の平面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1、図2のCRT固定用ラグを筐体のボスに
固定する状況を説明する図であり、本発明および従来例
に共通の図7のC−C断面図に相当する図である。
【図4】請求項2の発明の一実施例のCRT固定用ラグ
の平面図である。
【図5】図4のB−B断面図である。
【図6】図4、図5のCRT固定用ラグを筐体のボスに
固定する状況を説明する図であり、本発明および従来例
に共通の図7のC−C断面図に相当する図である。
【図7】本発明および従来例に共通の図であり、キャビ
ネットバックを外した状態のCRTディスプレイ装置の
背面図である。
【図8】従来のCRT固定用ラグの平面図である。
【図9】図8のD−D断面図である。
【図10】図8、図9の従来のCRT固定用ラグを筐体
のボスに固定する状況を説明する図である。
【符号の説明】
1 CRT 2 筐体 3A、3B CRT固定用ラグ 4 ボス 4a ネジ穴 5 ネジ 8、9 座金 17、27 ネジ挿通穴 18 爪 28 波部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CRTを筐体に固定するためにCRTに
    取り付けられる、金属板にネジ挿通穴をあけてなるCR
    T固定用ラグであって、 前記ネジ挿通穴の内周縁部に、ネジ挿通穴の中心に向か
    って延出するとともにその先端部が金属板厚み方向に上
    下に突出する複数の爪を形成したことを特徴とするCR
    T固定用ラグ。
  2. 【請求項2】 CRTを筐体に固定するためにCRTに
    取り付けられる、金属板にネジ挿通穴をあけてなるCR
    T固定用ラグであって、 前記ネジ挿通穴の周囲の部分を、ネジ挿通穴の周方向に
    沿って波状をなすように金属板厚み方向に上下に屈曲さ
    せたことを特徴とするCRT固定用ラグ。
JP12014997A 1997-04-23 1997-04-23 Crt固定用ラグ Pending JPH10304280A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12014997A JPH10304280A (ja) 1997-04-23 1997-04-23 Crt固定用ラグ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12014997A JPH10304280A (ja) 1997-04-23 1997-04-23 Crt固定用ラグ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10304280A true JPH10304280A (ja) 1998-11-13

Family

ID=14779183

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12014997A Pending JPH10304280A (ja) 1997-04-23 1997-04-23 Crt固定用ラグ

Country Status (1)

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JP (1) JPH10304280A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016084834A (ja) * 2014-10-23 2016-05-19 三恵工業株式会社 取付金具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016084834A (ja) * 2014-10-23 2016-05-19 三恵工業株式会社 取付金具

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