JPH10304123A - ファクシミリ装置および画像読取システム - Google Patents
ファクシミリ装置および画像読取システムInfo
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- JPH10304123A JPH10304123A JP9105633A JP10563397A JPH10304123A JP H10304123 A JPH10304123 A JP H10304123A JP 9105633 A JP9105633 A JP 9105633A JP 10563397 A JP10563397 A JP 10563397A JP H10304123 A JPH10304123 A JP H10304123A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ファクシミリ装置をスキャナとして機能させ
る場合に、コンピュータ装置が主体となることができる
ファクシミリ装置を提供する。 【解決手段】 画像読取部1aと、コンピュータ装置2
との間でデータのやり取りを行うためのシリアルインタ
ーフェース3と、ファクシミリ通信手順を実行するとと
もにコンピュータ装置との間で画像データのやり取りの
ための手順を実行するファクシミリ通信手順部(FAX
通信手順部1e,シリアル通信部1f)と、コンピュー
タ装置からの指令によって前記画像読取部1aを駆動
し、得られた画像データをコンピュータ装置2に与える
ための画像読取通信手順を実行する読取通信手順部1g
と、この読取通信手順部1gから前記コンピュータ装置
2に至る第1経路を形成するか又は前記ファクシミリ通
信手順部から前記コンピュータ装置に至る第2経路を形
成するかを切り換える切換部1hとを備える。
る場合に、コンピュータ装置が主体となることができる
ファクシミリ装置を提供する。 【解決手段】 画像読取部1aと、コンピュータ装置2
との間でデータのやり取りを行うためのシリアルインタ
ーフェース3と、ファクシミリ通信手順を実行するとと
もにコンピュータ装置との間で画像データのやり取りの
ための手順を実行するファクシミリ通信手順部(FAX
通信手順部1e,シリアル通信部1f)と、コンピュー
タ装置からの指令によって前記画像読取部1aを駆動
し、得られた画像データをコンピュータ装置2に与える
ための画像読取通信手順を実行する読取通信手順部1g
と、この読取通信手順部1gから前記コンピュータ装置
2に至る第1経路を形成するか又は前記ファクシミリ通
信手順部から前記コンピュータ装置に至る第2経路を形
成するかを切り換える切換部1hとを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
およびこのファクシミリ装置とコンピュータ装置とから
成る画像読取システムに関する。
およびこのファクシミリ装置とコンピュータ装置とから
成る画像読取システムに関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置は、電話回線等を用い
て文書情報を電気的に遠隔地に伝達する手段であり、画
像読取部を用いて原稿情報を読み取り、符号化圧縮処理
して送信することを基本構成としている。しかし、近年
では、パーソナルコンピュータやワードプロセッサ等の
コンピュータ装置で作成した文書情報を直接ファクシミ
リ送信するためのファクシミリボード等が開発され、こ
れらコンピュータ装置、ファクシミリボード、及びファ
クシミリ装置間のインターフェースが標準化されてきて
いる(EIA規格 Class1,2等)。それに伴っ
て、こられ標準インターフェースに準じた汎用ファクシ
ミリ装置アプリケーションソフトウェアが供給されるよ
うになっている。
て文書情報を電気的に遠隔地に伝達する手段であり、画
像読取部を用いて原稿情報を読み取り、符号化圧縮処理
して送信することを基本構成としている。しかし、近年
では、パーソナルコンピュータやワードプロセッサ等の
コンピュータ装置で作成した文書情報を直接ファクシミ
リ送信するためのファクシミリボード等が開発され、こ
れらコンピュータ装置、ファクシミリボード、及びファ
クシミリ装置間のインターフェースが標準化されてきて
いる(EIA規格 Class1,2等)。それに伴っ
て、こられ標準インターフェースに準じた汎用ファクシ
ミリ装置アプリケーションソフトウェアが供給されるよ
うになっている。
【0003】図2は、ファクシミリ装置11とコンピュ
ータ装置12とがシリアルインターフェース13を介し
て接続されたシステムの構成を示すブロック図である。
ファクシミリ装置11には、原稿を読み取って画像デー
タを出力する画像読取部11a、前記画像データをM
H,MR等の符号化処理にて圧縮する符号化部11b、
符号化データを記憶する画像メモリ11c、電話回線に
接続されたNCU(ネットワークコントロールユニッ
ト)11d、ファクシミリ通信手順を実行するFAX通
信手順部11e、このFAX通信手順部11eとコンピ
ュータ装置12との間に介在し、例えばClass1プ
ロトコルによってシリアル画像データの通信を担うシリ
アル通信部11fとが備えられている。なお、画像形成
部、復号化部或いは操作部等については図示を省略して
ある。
ータ装置12とがシリアルインターフェース13を介し
て接続されたシステムの構成を示すブロック図である。
ファクシミリ装置11には、原稿を読み取って画像デー
タを出力する画像読取部11a、前記画像データをM
H,MR等の符号化処理にて圧縮する符号化部11b、
符号化データを記憶する画像メモリ11c、電話回線に
接続されたNCU(ネットワークコントロールユニッ
ト)11d、ファクシミリ通信手順を実行するFAX通
信手順部11e、このFAX通信手順部11eとコンピ
ュータ装置12との間に介在し、例えばClass1プ
ロトコルによってシリアル画像データの通信を担うシリ
アル通信部11fとが備えられている。なお、画像形成
部、復号化部或いは操作部等については図示を省略して
ある。
【0004】上記のファクシミリ装置11は、電話回線
を介して着信があると、ファクシミリ手順を実行し、N
CU部11dおよびFAX通信手順部11eを介して符
号化データを受信する。そして、前記の受信した符号化
データを、シリアル通信部11f及びシリアルインター
フェース13を介し、Class1プロトコルによっ
て、コンピュータ装置12に与える。
を介して着信があると、ファクシミリ手順を実行し、N
CU部11dおよびFAX通信手順部11eを介して符
号化データを受信する。そして、前記の受信した符号化
データを、シリアル通信部11f及びシリアルインター
フェース13を介し、Class1プロトコルによっ
て、コンピュータ装置12に与える。
【0005】また、このシステムにおいては、前記ファ
クシミリ装置11の画像読取部11aをコンピュータ装
置12におけるスキャナとして用いることが可能であ
る。このスキャナ機能の実現は、上述したファクシミリ
着信時の画像データの流れを利用することで行うことが
できる。具体的には、原稿をファクシミリ装置11の画
像読取部11aにセットし、その操作部の例えばスキャ
ナ入力キーを操作する。すると、ファクシミリ装置11
は原稿を読み取り、画像データを符号化し、符号化デー
タを画像メモリ11cに格納する。その後は、上記符号
化データを疑似的にファクシミリ着信データとして処理
し、シリアル通信部11f等を介してコンピュータ装置
12へ送ることになる。
クシミリ装置11の画像読取部11aをコンピュータ装
置12におけるスキャナとして用いることが可能であ
る。このスキャナ機能の実現は、上述したファクシミリ
着信時の画像データの流れを利用することで行うことが
できる。具体的には、原稿をファクシミリ装置11の画
像読取部11aにセットし、その操作部の例えばスキャ
ナ入力キーを操作する。すると、ファクシミリ装置11
は原稿を読み取り、画像データを符号化し、符号化デー
タを画像メモリ11cに格納する。その後は、上記符号
化データを疑似的にファクシミリ着信データとして処理
し、シリアル通信部11f等を介してコンピュータ装置
12へ送ることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のシステムでは、スキャナ機能を実現させるためにフ
ァクシミリ着信処理を利用するため、ファクシミリ装置
側からの操作でしかスキャナ動作を実行することができ
ない。即ち、通常のイメージスキャナのように、コンピ
ュータ装置側が主体となって操作することができない。
また、ファクシミリ通信手順では、送信側の読み取り条
件に応じるように決められているため、スキャナ機能の
実行に際して各種の読取条件(解像度、2値/多値、明
るさ)をコンピュータ装置側で設定することもできな
い。更に、ファクシミリ通信手順では、画像読取部の状
態(原稿有無、ジャム)を扱う手段を用意していないた
め、コンピュータ装置側で画像読取部11aの状態管理
が行えない。また、ファクシミリ通信手順では、ダイヤ
ル情報や通信性能の確認などの画像読み取りに必要な情
報以外の情報のやり取りが含まれるため、画像読取を開
始してから実際にコンピュータ装置が画像データを受け
取るまでの所要時間が長くなる。
来のシステムでは、スキャナ機能を実現させるためにフ
ァクシミリ着信処理を利用するため、ファクシミリ装置
側からの操作でしかスキャナ動作を実行することができ
ない。即ち、通常のイメージスキャナのように、コンピ
ュータ装置側が主体となって操作することができない。
また、ファクシミリ通信手順では、送信側の読み取り条
件に応じるように決められているため、スキャナ機能の
実行に際して各種の読取条件(解像度、2値/多値、明
るさ)をコンピュータ装置側で設定することもできな
い。更に、ファクシミリ通信手順では、画像読取部の状
態(原稿有無、ジャム)を扱う手段を用意していないた
め、コンピュータ装置側で画像読取部11aの状態管理
が行えない。また、ファクシミリ通信手順では、ダイヤ
ル情報や通信性能の確認などの画像読み取りに必要な情
報以外の情報のやり取りが含まれるため、画像読取を開
始してから実際にコンピュータ装置が画像データを受け
取るまでの所要時間が長くなる。
【0007】この発明は、上記の事情に鑑み、ファクシ
ミリ装置をスキャナとして機能させる場合に、コンピュ
ータ装置が主体となることができるように改良されたフ
ァクシミリ装置およびこのファクシミリ装置とコンピュ
ータ装置とから成る画像読取システムを提供することを
目的とする。
ミリ装置をスキャナとして機能させる場合に、コンピュ
ータ装置が主体となることができるように改良されたフ
ァクシミリ装置およびこのファクシミリ装置とコンピュ
ータ装置とから成る画像読取システムを提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明のファクシミリ
装置は、上記の課題を解決するために、画像読取部と、
コンピュータ装置との間でデータのやり取りを行うため
のインターフェースと、ファクシミリ通信手順を実行す
るとともにコンピュータ装置との間で画像データのやり
取りのための手順を実行するファクシミリ通信手順部
と、コンピュータ装置からの指令によって前記画像読取
部を駆動し、得られた画像データをコンピュータ装置に
与えるための画像読取通信手順を実行する読取通信手順
部と、この読取通信手順部から前記コンピュータ装置に
至る第1経路を形成するか又は前記ファクシミリ通信手
順部から前記コンピュータ装置に至る第2経路を形成す
るかを切り換える切換手段とを備えていることを特徴と
する。
装置は、上記の課題を解決するために、画像読取部と、
コンピュータ装置との間でデータのやり取りを行うため
のインターフェースと、ファクシミリ通信手順を実行す
るとともにコンピュータ装置との間で画像データのやり
取りのための手順を実行するファクシミリ通信手順部
と、コンピュータ装置からの指令によって前記画像読取
部を駆動し、得られた画像データをコンピュータ装置に
与えるための画像読取通信手順を実行する読取通信手順
部と、この読取通信手順部から前記コンピュータ装置に
至る第1経路を形成するか又は前記ファクシミリ通信手
順部から前記コンピュータ装置に至る第2経路を形成す
るかを切り換える切換手段とを備えていることを特徴と
する。
【0009】かかる構成であれば、コンピュータ装置か
らの指令に応じて画像読取部を駆動できるから、コンピ
ュータ装置が主体となって当該ファクシミリ装置をスキ
ャナとして機能させることができ、ファクシミリ通信手
順によっていた従来の不具合を解消することができる。
らの指令に応じて画像読取部を駆動できるから、コンピ
ュータ装置が主体となって当該ファクシミリ装置をスキ
ャナとして機能させることができ、ファクシミリ通信手
順によっていた従来の不具合を解消することができる。
【0010】前記切換手段は、前記読取通信手順部およ
び前記ファクシミリ通信手順部にて操作されるようにな
っていてもよい。
び前記ファクシミリ通信手順部にて操作されるようにな
っていてもよい。
【0011】また、この発明の画像読取システムは、上
述したいずれかのファクシミリ装置と、このファクシミ
リ装置の画像読取部に対して指令を与えるコンピュータ
装置とから成ることを特徴とする。
述したいずれかのファクシミリ装置と、このファクシミ
リ装置の画像読取部に対して指令を与えるコンピュータ
装置とから成ることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【0013】図1は、この発明のファクシミリ装置1
に、シリアルインターフェース3を介してコンピュータ
装置2を接続して成るこの発明の画像読取システム示し
たブロック図である。
に、シリアルインターフェース3を介してコンピュータ
装置2を接続して成るこの発明の画像読取システム示し
たブロック図である。
【0014】前記ファクシミリ装置1には、ファクシミ
リ基本構成要素として、原稿を読み取って画像データを
出力する画像読取部1a、前記画像データをMH,MR
等の符号化処理にて圧縮する符号化部1b、符号化デー
タを記憶する画像メモリ1c、電話回線に接続されたN
CU(ネットワークコントロールユニット)1d、ファ
クシミリ通信手順を実行するFAX通信手順部1e、こ
のFAX通信手順部1eとコンピュータ装置2との間に
介在し、例えばClass1プロトコルによってコンピ
ュータ装置2との間でシリアル画像データの通信を担う
シリアル通信部1fとが備えられている。なお、画像形
成部、復号化部或いは操作部等については図示を省略し
てある。
リ基本構成要素として、原稿を読み取って画像データを
出力する画像読取部1a、前記画像データをMH,MR
等の符号化処理にて圧縮する符号化部1b、符号化デー
タを記憶する画像メモリ1c、電話回線に接続されたN
CU(ネットワークコントロールユニット)1d、ファ
クシミリ通信手順を実行するFAX通信手順部1e、こ
のFAX通信手順部1eとコンピュータ装置2との間に
介在し、例えばClass1プロトコルによってコンピ
ュータ装置2との間でシリアル画像データの通信を担う
シリアル通信部1fとが備えられている。なお、画像形
成部、復号化部或いは操作部等については図示を省略し
てある。
【0015】そして、上記のファクシミリ装置1は、特
徴的な構成要素として、読取通信手順部1gと切換部1
hとを備えている。
徴的な構成要素として、読取通信手順部1gと切換部1
hとを備えている。
【0016】読取通信手順部1gは、前記コンピュータ
装置2からの指令によって前記画像読取部1aの駆動制
御を行う(図の点線で示した制御信号路参照)。そし
て、前記画像読取部1aにて読み取られ、符号化部1b
で符号化された符号化データを画像メモリ1cから受け
取り、切換部1h及びシリアルインターフェース3を介
してコンピュータ装置2に与えるようになっている。ま
た、この読取通信手順部1gは、このようにコンピュー
タ装置2から制御可能であるため、コンピュータ装置2
側から読取条件(解像度、2値/多値、明るさ等)を設
定でき、更に、画像読取部1aの状態(原稿有無、ジャ
ム)をコンピュータ装置2に通知することが可能であ
る。
装置2からの指令によって前記画像読取部1aの駆動制
御を行う(図の点線で示した制御信号路参照)。そし
て、前記画像読取部1aにて読み取られ、符号化部1b
で符号化された符号化データを画像メモリ1cから受け
取り、切換部1h及びシリアルインターフェース3を介
してコンピュータ装置2に与えるようになっている。ま
た、この読取通信手順部1gは、このようにコンピュー
タ装置2から制御可能であるため、コンピュータ装置2
側から読取条件(解像度、2値/多値、明るさ等)を設
定でき、更に、画像読取部1aの状態(原稿有無、ジャ
ム)をコンピュータ装置2に通知することが可能であ
る。
【0017】切換部1hは、読取通信手順部1gからシ
リアル通信部1fを介してコンピュータ装置2に至る第
1経路を形成するか又はFAX通信手順部1eからシリ
アル通信部1fを介してコンピュータ装置2に至る第2
経路を形成するかを切り換えるものである。
リアル通信部1fを介してコンピュータ装置2に至る第
1経路を形成するか又はFAX通信手順部1eからシリ
アル通信部1fを介してコンピュータ装置2に至る第2
経路を形成するかを切り換えるものである。
【0018】FAX通信手順部1eは、コンピュータ装
置2からの指令(ATコマンド)によって所定の処理を
行うものであるが、上記ATコマンドとして画像読取を
要求する指令(以下、画像読取モード指令という)及び
これに対する処理機能を新たに備えたものとなってい
る。即ち、Class1プロトコルを利用してコンピュ
ータ装置2から画像読取モード指令を受け取ると、前記
切換部1hを駆動し(図の点線で示した制御信号路参
照)、この切換部1hにおいて前記第2の経路を形成さ
せるようになっている。
置2からの指令(ATコマンド)によって所定の処理を
行うものであるが、上記ATコマンドとして画像読取を
要求する指令(以下、画像読取モード指令という)及び
これに対する処理機能を新たに備えたものとなってい
る。即ち、Class1プロトコルを利用してコンピュ
ータ装置2から画像読取モード指令を受け取ると、前記
切換部1hを駆動し(図の点線で示した制御信号路参
照)、この切換部1hにおいて前記第2の経路を形成さ
せるようになっている。
【0019】また、読取通信手順部1gも、前述のごと
く、コンピュータ装置12からの指令によって所定の処
理を行うものであるが、上記指令として通常モードに移
行する指令(以下、通常モード指令という)に対する処
理機能を備えたものとなっており、コンピュータ装置1
2から通常モード指令を受け取ると、切換部1hを駆動
し(図の点線で示した制御信号路参照)、この切換部1
hにおいて前記第1の経路を形成させるようになってい
る。
く、コンピュータ装置12からの指令によって所定の処
理を行うものであるが、上記指令として通常モードに移
行する指令(以下、通常モード指令という)に対する処
理機能を備えたものとなっており、コンピュータ装置1
2から通常モード指令を受け取ると、切換部1hを駆動
し(図の点線で示した制御信号路参照)、この切換部1
hにおいて前記第1の経路を形成させるようになってい
る。
【0020】コンピュータ装置2は、ファクシミリ装置
1の画像読取部1aをスキャナとして用いるために、前
記読取通信手順部1gに対応した専用のユーティリティ
ソフトか、或いは、読取通信手順部1gに対応した専用
のTWAINソースドライバを供給する場合であれば、
TWAINに対応したアプリケーションソフトを備えて
いればよい。
1の画像読取部1aをスキャナとして用いるために、前
記読取通信手順部1gに対応した専用のユーティリティ
ソフトか、或いは、読取通信手順部1gに対応した専用
のTWAINソースドライバを供給する場合であれば、
TWAINに対応したアプリケーションソフトを備えて
いればよい。
【0021】次に、ファクシミリ装置1の画像読取部1
aをスキャナとして用いるときの動作説明をする。ま
ず、コンピュータ装置2で所定のソフトウェアを起動さ
せ、当初はClass1プロトコルを用いてFAX通信
手順部1eに画像読取モード指令を与える。すると、F
AX通信手順部1eは、切換部1hを駆動して第2経路
を形成させる。これにより、シリアル通信部1fと読取
通信手順部1gとが接続される。コンピュータ装置2の
ソフトウェアは、前記Class1プロトコルを終了
し、読取通信手順部1gとの間で画像読取通信手順を開
始する。なお、使用者は、コンピュータ装置2を操作す
ることで画像読取条件などを指定することができる。
aをスキャナとして用いるときの動作説明をする。ま
ず、コンピュータ装置2で所定のソフトウェアを起動さ
せ、当初はClass1プロトコルを用いてFAX通信
手順部1eに画像読取モード指令を与える。すると、F
AX通信手順部1eは、切換部1hを駆動して第2経路
を形成させる。これにより、シリアル通信部1fと読取
通信手順部1gとが接続される。コンピュータ装置2の
ソフトウェアは、前記Class1プロトコルを終了
し、読取通信手順部1gとの間で画像読取通信手順を開
始する。なお、使用者は、コンピュータ装置2を操作す
ることで画像読取条件などを指定することができる。
【0022】読取通信手順部1gは、指定された画像読
取条件に応じて画像読取部1aを駆動する。読み取られ
た画像データは、符号化部1bにて符号データ化され、
この符号データは画像メモリ1cに格納される。読取通
信手順部1gは、画像メモリ1cから符号データを読み
出し、切換部1h、シリアル通信部1f及びシリアルイ
ンターフェース3を介してコンピュータ装置2に与え
る。読取通信手順部1gが符号データの送出終了をコン
ピュータ装置2に伝えると、コンピュータ装置2は、次
の画像取込が無い場合等には、読取通信手順部1gに対
し、通常モード指令を与える。この指令を受けた読取通
信手順部1gは、切換部1hを駆動して第1経路を形成
させる。これにより、シリアル通信部1fとFAX通信
手順部1eとが接続されて通常のモードに戻り、一連の
スキャナ機能の動作が終了する。
取条件に応じて画像読取部1aを駆動する。読み取られ
た画像データは、符号化部1bにて符号データ化され、
この符号データは画像メモリ1cに格納される。読取通
信手順部1gは、画像メモリ1cから符号データを読み
出し、切換部1h、シリアル通信部1f及びシリアルイ
ンターフェース3を介してコンピュータ装置2に与え
る。読取通信手順部1gが符号データの送出終了をコン
ピュータ装置2に伝えると、コンピュータ装置2は、次
の画像取込が無い場合等には、読取通信手順部1gに対
し、通常モード指令を与える。この指令を受けた読取通
信手順部1gは、切換部1hを駆動して第1経路を形成
させる。これにより、シリアル通信部1fとFAX通信
手順部1eとが接続されて通常のモードに戻り、一連の
スキャナ機能の動作が終了する。
【0023】このように、コンピュータ装置2からの指
令に応じて画像読取部1aが駆動されるから、コンピュ
ータ装置2が主体となって当該ファクシミリ装置1をス
キャナとして機能させることができ、画像読取をファク
シミリ通信手順を用いて行う場合の不具合を解消するこ
とができる。
令に応じて画像読取部1aが駆動されるから、コンピュ
ータ装置2が主体となって当該ファクシミリ装置1をス
キャナとして機能させることができ、画像読取をファク
シミリ通信手順を用いて行う場合の不具合を解消するこ
とができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ファクシミリ装置をスキャナとして用いるためにフ
ァクシミリ着信処理を利用することはしないから、コン
ピュータ装置側が主体となってスキャナ操作をすること
が可能となり、スキャナ操作時の各種の読取条件や画像
読取部の状態管理がコンピュータ装置側で行えることに
なる。また、ファクシミリ通信手順を用いないので、画
像読取を開始してから実際にコンピュータ装置が画像デ
ータを受け取るまでの所要時間を短くできるという効果
も奏する。
ば、ファクシミリ装置をスキャナとして用いるためにフ
ァクシミリ着信処理を利用することはしないから、コン
ピュータ装置側が主体となってスキャナ操作をすること
が可能となり、スキャナ操作時の各種の読取条件や画像
読取部の状態管理がコンピュータ装置側で行えることに
なる。また、ファクシミリ通信手順を用いないので、画
像読取を開始してから実際にコンピュータ装置が画像デ
ータを受け取るまでの所要時間を短くできるという効果
も奏する。
【0025】また、ファクシミリ装置側の設定を変更す
ることなく、コンピュータ装置側のソフトウェアの切り
替えのみで、従来のFAX送受信機能とスキャナ機能の
双方を利用することが可能となる。
ることなく、コンピュータ装置側のソフトウェアの切り
替えのみで、従来のFAX送受信機能とスキャナ機能の
双方を利用することが可能となる。
【図1】この発明の実施の形態のファクシミリ装置とコ
ンピュータ装置とからなる画像読取システムの概略構成
を示すブロック図である。
ンピュータ装置とからなる画像読取システムの概略構成
を示すブロック図である。
【図2】従来のファクシミリ装置とコンピュータ装置と
からなる画像読取システムの概略構成を示すブロック図
である。
からなる画像読取システムの概略構成を示すブロック図
である。
1 ファクシミリ装置 1a 画像読取部 1b 符号化部 1c 画像メモリ 1d NCU部 1e FAX通信手順部 1f シリアル通信部 1g 読取通信手順部 1h 切換部 2 コンピュータ装置 3 シリアルインターフェース
Claims (3)
- 【請求項1】 画像読取部と、コンピュータ装置との間
でデータのやり取りを行うためのインターフェースと、
ファクシミリ通信手順を実行するとともにコンピュータ
装置との間で画像データのやり取りのための手順を実行
するファクシミリ通信手順部と、コンピュータ装置から
の指令によって前記画像読取部を駆動し、得られた画像
データをコンピュータ装置に与えるための画像読取通信
手順を実行する読取通信手順部と、この読取通信手順部
から前記コンピュータ装置に至る第1経路を形成するか
又は前記ファクシミリ通信手順部から前記コンピュータ
装置に至る第2経路を形成するかを切り換える切換手段
とを備えていることを特徴とするファクシミリ装置。 - 【請求項2】 前記切換手段は、前記読取通信手順部お
よび前記ファクシミリ通信手順部にて操作されるように
なっていることを特徴とする請求項1に記載のファクシ
ミリ装置。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2のいずれかに記載
のファクシミリ装置と、このファクシミリ装置の画像読
取部に対して指令を与えるコンピュータ装置とから成る
画像読取システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9105633A JPH10304123A (ja) | 1997-04-23 | 1997-04-23 | ファクシミリ装置および画像読取システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9105633A JPH10304123A (ja) | 1997-04-23 | 1997-04-23 | ファクシミリ装置および画像読取システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10304123A true JPH10304123A (ja) | 1998-11-13 |
Family
ID=14412879
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9105633A Pending JPH10304123A (ja) | 1997-04-23 | 1997-04-23 | ファクシミリ装置および画像読取システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10304123A (ja) |
-
1997
- 1997-04-23 JP JP9105633A patent/JPH10304123A/ja active Pending
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