JPH10304094A - 極性反転付加装置及び同装置を用いた通信システムおよびその方法 - Google Patents

極性反転付加装置及び同装置を用いた通信システムおよびその方法

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JPH10304094A
JPH10304094A JP9109234A JP10923497A JPH10304094A JP H10304094 A JPH10304094 A JP H10304094A JP 9109234 A JP9109234 A JP 9109234A JP 10923497 A JP10923497 A JP 10923497A JP H10304094 A JPH10304094 A JP H10304094A
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JP
Japan
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polarity
telephone line
terminal device
terminal
polarity reversal
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JP9109234A
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English (en)
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Hidefumi Odagiri
秀文 小田切
Yusaku Kubo
雄作 久保
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KUBO DENWAKI KK
TOMITA SHOKAI KK
Original Assignee
KUBO DENWAKI KK
TOMITA SHOKAI KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 極性反転機能を有さない電話回線に極性反転
機能を必要とする各種端末機器を接続した場合に、その
端末機器の精確な動作を確保すること。 【解決手段】 極性反転機能を有さない電話回線と極性
反転を必要とする端末機器との間に接続され、前記端末
機器からの発信処理に基づく前記極性反転機能を有さな
い電話回線からの応答信号に基づいて前記端末機器に対
する極性を反転させることを特徴とする、極性反転付加
装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、極性反転機能を有
さない電話回線と極性反転を必要とする各種端末機器と
の間に設置されて前記端末機器に極性反転を提供する極
性反転付加装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の一般加入電話回線は、課金信号と
して発信側回線の極性を被呼者の応答時に反転させる機
能を有しているので、この信号を被呼者応答の識別情報
として利用する機器が多数製造販売されて普及してい
る。しかし、当然のことながら、これら機器は、極性反
転機能を有さない電話回線では用いることができない。
【0003】近年導入され普及が進んでいる衛星移動電
話では、極性反転信号の送出をサポートしておらず、し
たがって、かかる極性反転機能のない電話回線を、発信
側の回線に生じる極性反転を被呼者応答の識別情報とし
て利用する回線(即ち機器)に接続した場合には、それ
らの機器の機能を使用することができなくなり、例え
ば、ホテル等に設置されたPBXを介して当該ホテル内
の電話器から発信された場合における顧客別の通話料の
課金処理、及びファクシミリを用いたデータの送受信等
を行うことができなくなる。
【0004】このため、簡略的な便法として、前者の場
合には、ダイヤル送出後に一定時間が経過した際に課金
処理を画一的に開始させるといった方法を採ることがで
き、または、後者の場合にも、上記と同様に、ダイヤル
後の時間に基づいてデータの送受信を開始させるように
することが可能である。
【0005】しかしながら、前者の場合には、一定の遅
延時間の経過時にのみ課金処理を開始するため、実際に
は回線が接続していないのに(話中、呼出中等)課金が
開始されたり、あるいは既に回線が接続しているのに課
金処理が開始しないといった問題が生じることになる。
即ち、これらの方法では精確な課金処理を行うことはで
きない。
【0006】また、後者の場合には、送信先が話中であ
るにもかかわらずデータ送信が開始されてしまい、その
結果、送信側では正常に送信が終了したはずなのに実際
にはデータは被呼者側に送信されていない、といった問
題が生じることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
課題は、極性反転機能を有さない電話回線に極性反転機
能を必要とする各種端末機器を接続した場合であって
も、その端末機器の精確な動作を確保することにある。
【0008】即ち、本装置は、衛星移動電話用NCUや
PBX内線等の極性反転機能を有さない電話回線と、課
金を必要とする構内電話交換機(PBX)の局線トランク
(BWT)やファクシミリ等の極性反転機能を必要とする
端末機器との間に配設し、端末機器側からの発呼に応答
した被呼者の音声を検出して端末機器側に極性反転機能
を提供するためのものである。これにより、精確な課金
処理及び通常通りのファクシミリ等の使用が可能とな
る。
【0009】なお、端末機器が着信側として応答した場
合には極性反転は行わなくすることも可能であり(例え
ば課金処理のみを対象とする場合)、また、発信側とし
て通話した後に被呼者側の切断によって片残りとなった
場合であっても、その際の話中音を検出して極性を復帰
させる機能をもたせることも可能である。
【0010】
【課題を解決するための手段】極性反転機能を有さない
電話回線と極性反転を必要とする端末機器との間に接続
され、前記端末機器からの発信処理に基づく前記極性反
転機能を有さない電話回線からの応答信号に基づいて前
記端末機器に対する極性を反転させることを特徴とす
る、極性反転付加装置である。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の極性反転付加装置1のハ
ードウェア構成の概要を図1に示す。同図に示すよう
に、この極性反転付加装置1は、ライン側(LINE)、即ち
極性反転機能を有さない回線側に一方の端子が接続され
る中継/接続回路2及び呼出信号/受話音声/話中音検
出回路3と、それらの中継/接続回路2及び呼出信号/受
話音声/話中音検出回路3の他方の端子に接続されると
共に、極性反転機能を必要とする端末器側(TERMINAL)に
接続される、電流供給/反転回路4とから構成されてい
る。なお、前記中継/接続回路2および前記呼出信号/
受話音声/話中音検出回路3は、上記とは別の端子によ
って互いに接続されている。
【0012】この本発明による極性反転付加装置1は、
図2に示すような態様で使用されることになる。即ち、
極性反転付加装置1は、そのLINE側の端子が2線式電話
回線を介して極性反転機能を有さない装置A(構内電話
交換機等)に接続される一方、そのTERMINAL側の端子が
2線式電話回線を介して極性反転機能を必要とする端末
機器Bに接続される。なお、極性反転付加装置1におけ
るTERMINAL側の回路はDC48V方式である。
【0013】このような構成において、端末機器Bから
発信を行う場合、その端末機器Bにおける操作(オフフ
ック)に基づいて装置Aが起動され、その装置Aからの
発信音が極性反転付加装置1の中継/接続回路2及び電流
供給/反転回路4を介して端末機器Bに中継され、それ
に次ぐ端末機器Bからのダイヤルが極性反転付加装置1
の同回路2,4を介して装置Aに中継される。その後、装
置Aからの呼出音あるいは話中音が、極性反転付加装置
1の同回路2,4を介して端末機器Bに中継されると同時に
呼出信号/受話音声/話中音検出回路3により検出され
る。装置Aに接続された被呼者が応答を行った場合、極
性反転付加装置1の呼出信号/受話音声/話中音検出回
路3が前記呼出信号に次いでその被呼者の音声を検出
し、このとき、その反転起動信号を電流供給/反転回路
4に送出し、この反転起動信号を受信した電流供給/反
転回路4は、端末機器Bの回線(TERMINAL)の極性を反転
させる。更に、終話後、被呼者が先に回線を切断して端
末機器側が片残りとなった場合には、極性反転付加装置
1の呼出信号/受話音声/話中音検出回路3が、装置A側
からの話中音を検出し、この検出に基づき反転復帰信号
を電流供給/反転回路4に送出し、反転していた極性を
復帰させる。
【0014】また、端末機器Bが着信を行う場合には、
上述と同様に極性反転付加装置1の中継/接続回路2及び
電流供給/反転回路4を介して装置Aからの呼出信号を
端末機器Bへ転送する。端末機器Bが応答すれば通話状
態となるが、この場合には、極性反転は行わない。
【0015】なお、上記の実施例は、呼出音と受話音声
とを続けて検出した場合にのみ極性を反転させるように
設計されたものであるが、これは回線上のノイズ等を考
慮し、最も確実に極性反転処理を行うことを目的とした
ものであり、従って、呼出音を検出せず、受話音声のみ
に基づいて上記と同様の極性判定処理を行うことも可能
である。
【0016】ここで、本発明の一層具体的な実施例を図
3に示す。これは、極性反転機能を有さない装置Aとし
て衛星移動電話5を使用し、この衛星移動電話5をNCU
6を介して本発明による極性反転付加装置1のLINE側に接
続すると共に、その極性反転付加装置1のTERMINAL側
に、極性反転機能を必要とする課金装置7を有するPA
BX(構内自動電話交換機)8を接続したものである。こ
れにより、PABX8に接続された電話機(図示せず)か
ら発信を行い、即ち、極性反転機能を有さない衛星移動
電話5を介して発信を行った場合であっても、本発明の
極性反転付加装置1から極性反転を確実に得ることが可
能となり、従って、課金処理を精確に行うことが可能と
なる。
【0017】更に、上記の図3の実施例において、前記
課金装置7及び前記PABX8に代えて、極性反転を必要
とするファクシミリ等の各種機器を設置した場合にも、
本発明の極性反転付加装置1を用いることにより、極性
反転信号なしでは動作しなかったそれら各種機器からの
送信処理を行うことが可能となる。
【0018】更に、送信先の端末機器(図示せず)に対し
ても本発明の極性反転付加装置1を設けることにより、
ファクシミリ等による双方向でのデータ送受信が可能と
なる。
【0019】
【発明の効果】本発明の極性反転付加装置は、上述のよ
うに構成したので、被呼者が呼出しに応答した際の最初
の音声(音声帯域信号)に基づいて課金を開始する一方、
発呼者による回線の切断に基づいて課金を停止させ、ま
た、発呼者による回線切断が遅延して被呼者による回切
断が先に行われた場合であっても、話中音声を検出する
ことにより課金を停止させることができる。
【0020】このため、電話回線の布設が困難であり、
また従来の携帯電話では電波が妨害されてしまうような
山間部(例えば、かかる地域に建設されたホテル等)に
おいても、本願発明の極性反転付加装置と衛星移動電話
と課金処理機能を有する機器とを組み合わせることによ
り、極めて精確な課金処理を伴った通信を行うことが可
能となる。
【0021】また、上述のように、従来、衛星移動電話
は、電話回線の布設が困難な山間部で使用されるケース
が多かったが、今後特に、災害対策等の緊急を要する場
合の使用が拡大するものと考えられ、かかる場合に、極
性反転を必要とする端末機が使用可能となることは、送
受できる情報の量及び質に極めて大きなメリットを確保
すると共に災害時の緊急連絡に大いに資するものとなる
ものと確信する。
【0022】他方において、情報通信の重要性の認識が
高まるにつれて、衛星移動電話回線を一般加入電話回線
のバックアップ方策として都市部でも使用する可能性が
生ずるものと考えられるが、かかる場合にも本発明を用
いて極性反転機能を付加することにより、端末機器の動
作や課金処理が確保されることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による極性反転付加装置の一実施例のハ
ードウェア構成の概要を示すブロック図である。
【図2】本発明による極性反転付加装置の実際の利用態
様を示すブロック図である。
【図3】本発明による極性反転付加装置の一層具体的な
利用態様を示す説明図である。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】極性反転機能を有さない電話回線と極性反
    転を必要とする端末機器との間に接続され、前記端末機
    器からの発信処理に基づく前記極性反転機能を有さない
    電話回線からの応答信号に基づいて前記端末機器に対す
    る極性を反転させることを特徴とする、極性反転付加装
    置。
  2. 【請求項2】前記極性反転付加装置が、極性反転機能を
    有さない前記電話回線に接続された中継/接続手段及び
    受話音声/話中音検出手段と、それらの中継/接続手段
    及び受話音声/話中音検出手段の前記端末機器側に接続
    されると共に該端末機器に接続された電流供給/反転手
    段とからなり、 前記中継/接続手段が、前記端末機器と前記電話回線と
    の中継/接続を行い、前記受話音声/話中音検出手段
    が、前記電話回線からの受話音声/話中音の検出を行
    い、前記電流供給/反転手段が、前記端末機器への給電
    を行うと共に前記受話音声/話中音検出手段による受話
    音声の検出時または話中音の検出時に、前記端末機器に
    対する極性を反転させることを特徴とする、請求項1に
    記載の極性反転付加装置。
  3. 【請求項3】前記受話音声/話中音検出手段に代えて呼
    出信号/受話音声/話中音検出手段を備えており、この
    呼出信号/受話音声/話中音検出手段が、前記電話回線
    からの呼出信号/受話音声/話中音の検出を行い、この
    呼出信号/受話音声/話中音検出手段による呼出信号に
    次ぐ受話音声の検出時または話中音の検出時に、前記端
    末機器に対する極性を反転させることを特徴とする、請
    求項2に記載の極性反転付加装置。
  4. 【請求項4】前記極性反転機能を有さない電話回線とし
    て、NCUを介して接続された衛星移動電話を用いてな
    ることを特徴とする、請求項1ないし請求項3の何れか
    1つに記載の極性反転装置を用いた通信システム。
  5. 【請求項5】極性反転を必要とする端末機器としてファ
    クシミリ機を用いたことを特徴とする、請求項1ないし
    請求項4の何れか1つに記載の通信システム。
  6. 【請求項6】互いに接続された極性反転機能を有さない
    電話回線と極性反転を必要とする端末機器との間におい
    て、極性反転機能を有さない前記電話回線からの応答信
    号に基づいて極性反転機能を必要とする前記端末機器に
    対する極性を反転させる、という各ステップからなるこ
    とを特徴とする、極性反転付加方法。
  7. 【請求項7】前記端末機器への給電を行う一方、前記端
    末機器と前記電話回線との中継/接続を行い、前記電話
    回線からの受話音声/話中音の検出を行い、その受話音
    声の検出時または話中音の検出時に前記端末機器に対す
    る極性を反転させる、という各ステップを含むことを特
    徴とする、請求項6に記載の極性反転付加方法。
  8. 【請求項8】前記端末機器への給電を行う一方、前記端
    末機器と前記電話回線との中継/接続を行い、前記電話
    回線からの呼出信号/受話音声/話中音の検出を行い、
    その呼出信号に次ぐ受話音声の検出時または話中音の検
    出時に前記端末機器に対する極性を反転させる、という
    各ステップを含むことを特徴とする、請求項6に記載の
    極性反転付加方法。
  9. 【請求項9】前記極性反転機能を有さない電話回線とし
    て、NCUを介して接続された衛星移動電話を用いるこ
    とを特徴とする、請求項6ないし請求項8のいずれか1
    つに記載の極性反転方法を用いた通信方法。
  10. 【請求項10】極性反転を必要とする端末機器としてフ
    ァクシミリ機を用いることを特徴とする、請求項6ない
    し請求項9の何れか1つに記載の通信方法。
JP9109234A 1997-04-25 1997-04-25 極性反転付加装置及び同装置を用いた通信システムおよびその方法 Pending JPH10304094A (ja)

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