JPH10303690A - 表面弾性波装置及びその製造方法 - Google Patents

表面弾性波装置及びその製造方法

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JPH10303690A
JPH10303690A JP9108707A JP10870797A JPH10303690A JP H10303690 A JPH10303690 A JP H10303690A JP 9108707 A JP9108707 A JP 9108707A JP 10870797 A JP10870797 A JP 10870797A JP H10303690 A JPH10303690 A JP H10303690A
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Japan
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acoustic wave
surface acoustic
wave device
enclosure
conductive portion
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JP9108707A
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Koji Morishima
宏司 森島
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/15Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process
    • H01L2224/16Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process of an individual bump connector
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  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造容易にして表面実装に適し、包囲体底部
を表面弾性波素子表面の励振電極に接触させない、表面
弾性波装置を提供することにある。 【解決手段】 包囲体39内の縁部42に形成した導電
部43と表面弾性波素子に設けられた電極パッド35と
をバンプ37を通じてフリップチップ方法により載置
し、表面弾性波素子31の励振電極33表面に縁部42
の側壁45に囲まれた空洞47を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は大量生産による表
面実装型表面弾性波装置に関する。特に、表面弾性波素
子励振電極部破損防止に適した構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、フリップチップ方法による表面弾
性波装置は、圧電素子の励振電極より延設した電極パッ
ド上にバンプを形成し、該バンプをパッケージ内部底面
に設けた導電部に接続していた。
【0003】図17は、特公平7−212180号公報
に記載された従来の表面弾性波装置の断面図である。図
において、表面弾性波装置は、パッケージ6の内部底面
に外部引出線24、25上のバンプ22、23の高さよ
り高い段28を、その端部が圧電素子5の外周部と微少
な隙間を形成するように配設し、励振部分表面に隙間2
7を設け接着剤29が圧電共振子の励振電極を汚した
り、該圧電共振子の励振部分を固定して発振停止となる
不具合を防止していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記表
面弾性波装置は、圧電素子5表面の励振部表面とパッケ
ージ底面との隙間27がバンプ22、23の高さしかな
く、圧電素子5をフリップチップ方法で接続する際、パ
ッケージ底面の平坦性のばらつきなどの要因によって励
振部表面とパッケージ底面とが接触し、圧電素子5の機
能を低下させ、もしくは、歩留まりが低下するという欠
点があった。
【0005】また、気密封止する際、金属性の蓋16を
使用しているので製造費用の低減が困難という問題があ
った。
【0006】さらに、圧電素子5を収容するパッケージ
6は、予め1つもしくは複数個の圧電素子5を収容する
よう個々に用意されているので、大量生産に不向きであ
るという欠点があった。
【0007】この発明は、上述のような課題を解決する
ためになされたもので、第1の目的は、表面弾性波素子
のフリップチップ方法による接続の際に励振電極部表面
に空洞を設けて励振電極部を保護することである。第2
の目的は、励振電極を除く表面弾性波素子全体を樹脂封
止して製造費用を低減させることである。第3の目的
は、表面弾性波素子側面と導電部を樹脂封止して製造費
用を低減することである。第4の目的は、励振電極と電
極パッドとを離して配置し、励振電極部を保護すること
である。
【0008】また、第5の目的は、包囲体縁部と底部と
を同一層形成して製造費用を低減させることである。第
6の目的は、複数で連結する包囲体にそれぞれ表面弾性
波素子を載置してからこの包囲体を個々に分離切断して
表面弾性波装置を容易に大量生産することにある。第7
の目的は、励振電極を除く表面弾性波素子全体を樹脂封
止してから、複数で連結する包囲体を個々に分離切断し
て容易に表面弾性波装置を大量生産することにある。第
8の目的は、表面弾性波素子側面と導電部を樹脂封止し
てから、複数で連結する包囲体を個々に分離切断して容
易に表面弾性波装置を大量生産することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る表面弾性
波装置においては、表面弾性波素子と、表面弾性波素子
表面に形成された励振電極から延設される電極パッド
と、この電極パッド表面に形成されるバンプと、包囲体
の内壁縁部に設けられ当該バンプと接触し表面弾性波素
子を載置する導電部と、内壁縁部の側壁に囲まれ表面弾
性波素子上励振電極部表面に形成される空洞とを備える
ものである。
【0010】また、表面弾性波素子を導電部に載置して
から、該表面弾性波素子裏面および側面並びに導電部を
樹脂封止するものである。
【0011】さらに、表面弾性波素子を導電部に載置し
てから、少なくとも該表面弾性波素子側面と前記導電部
とを樹脂封止するものである。
【0012】また、表面弾性波素子表面の励振電極は該
素子の中央部に配置され、電極パッドは当該素子中央部
から離れて延設され該表面弾性波素子周辺部に配置され
るものである。
【0013】さらにまた、包囲体の縁部と底部とは同一
層形成されるものである。
【0014】また、複数で連結する包囲体の内壁縁部の
側壁に囲まれた空洞部に、表面弾性波素子の励振電極部
表面が相対するように、該励振電極から延設される電極
パッド表面に形成されたバンプと内壁縁部に設けられた
導電部とをフリップチップ方法で接続して表面弾性波素
子を個々に戴置してから、表面弾性波素子の気密封止前
または気密封止後に包囲体を個々に分離分断することに
ある。
【0015】さらに、表面弾性波装置は、表面弾性波素
子裏面および前記導電部を樹脂封止してから、包囲体を
個々に分離切断することにある。
【0016】また、表面弾性波装置は、少なくとも表面
弾性波素子の側面と導電部とを樹脂封止してから、包囲
体を個々に分離切断することにある。
【0017】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1である表
面弾性波装置30を示すもので、図において、表面弾性
波装置30は、表面弾性波素子31、この表面弾性波素
子31の表面に形成された励振電極33、この励振電極
33から延設される電極パッド35、この電極パッド3
5の表面に形成されるバンプ37、当該表面弾性波素子
31をパッケージングする包囲体39、この包囲体39
の内壁部41の縁部42に設けられバンプ37と接触し
表面弾性波素子31を載置する導電部43、縁部42の
側壁45に囲まれ、励振電極33の表面に形成される空
洞47を備えるものである。空洞47は、励振電極33
と包囲体39の包囲体底部49との間を離間させ、お互
いの接触を防止することができる。また、包囲体39の
表面開口部を金属製キャップ51で封止すれば表面弾性
波素子31が外部との気密性を確保することができ、表
面弾性波装置30の信頼性を維持できる。さらに、バン
プ37と接触する導電部43は外部接続端子53にビア
コンタクト55を通じて接続することができる。あるい
は本図では示していないが、包囲体39の外側側壁に設
けた導電部を通じて導電部43と外部接続端子53の接
続を得ることができる。さらにまた、本実施の形態にお
いては、包囲体39の包囲体底部49と内壁の縁部42
は例えば多層構造のアルミナ焼結体を用いることができ
る。
【0018】このように構成された表面弾性波装置30
においては、表面弾性波素子31の表面に形成された励
振電極33表面に空洞47を設けているので、包囲体底
部49と励振電極33が接触することがない。また、本
実施の形態では空洞が表面弾性波素子31、縁部側壁4
5及び包囲体底部49で囲まれた閉鎖空間であるが、励
振電極33が包囲体39との接触を防止できる手段であ
ればその他、包囲体底部49を外部と貫通させた穴を形
成することもできる。
【0019】上記実施の形態1において、表面弾性波素
子31と導電部43との接続をバンプ37で構成した
が、電気的な接続ができる手段であればその他、導電性
樹脂のエストラマパッド、半田ペーストもしくはシルバ
ーペーストを利用することができる。
【0020】実施の形態2.なお、実施の形態1では、
金属製キャップ51で表面弾性波素子31を気密封止し
たが、図2に示す表面弾性波装置56のように金属製キ
ャップ51に代えて封止用樹脂57を用いることができ
る。図において、表面弾性波装置56は、表面弾性波素
子31を包囲体39の縁部42に載置してから、表面弾
性波素子31の裏面および側面並びに導電部43を封止
用樹脂57で封止することができる。したがって、上記
実施の形態1に対して、包囲体39の側壁を必要とせ
ず、安価なプラスチック、エポキシなどの材料で樹脂封
止することができる。
【0021】実施の形態3.図3はこの発明の実施の形
態3である表面弾性波装置60を示すもので、図におい
て、表面弾性波装置60は、表面弾性波素子31を包囲
体39の縁部42に載置してから、表面弾性波素子31
の側面および導電部43を封止用樹脂57で封止するこ
とができる。したがって、上記実施の形態2に対して、
表面弾性波素子31の裏面にプラスチック、エポキシな
どの材料で樹脂封止する必要がなく、封止材料の節約が
できる。また、表面弾性波素子31の裏面と封止用樹脂
57との熱膨張率の差から封止用樹脂に亀裂が生じるこ
とも防止することができる。
【0022】実施の形態4.図4はこの発明の実施の形
態4である表面弾性波素子31を示すもので、図におい
て、表面弾性波素子31は、基板62の中央に機能部6
3が配置され、基板62の周辺部に端子部65が配置さ
れている。このように構成された表面弾性波素子31
は、機能部63と端子部65とが離れて配置されている
ので、該表面弾性波素子31を包囲体39の縁部42に
戴置する際に、位置が多少ずれたとしても機能部63の
表面に空洞47を設けることができるので、励振電極3
3と包囲体底部49とが接触することがない。よって表
面弾性波素子31を縁部42に戴置する際の位置合わせ
を簡易にすることができ製造費用も低減させることがで
きる。本実施の形態においては、端子部65を基板62
の両端部に設けたが、その他基板62の四隅に設けるこ
ともできる。
【0023】実施の形態5.上記実施の形態では、包囲
体底部49と縁部42を二層構造で製造したが、図5に
示すように包囲体39の包囲体底部49と縁部67とを
同一層形成することができる。図において、表面弾性波
装置66は、表面弾性波素子31、この表面に励振電極
33を形成し、この励振電極33から電極パッド35を
延設し、この電極パッド35表面にバンプ37を形成
し、包囲体39の底部49と同一層形成された縁部67
に設けられバンプと接触し表面弾性波素子31を戴置す
る導電部43、縁部67の側壁45に囲まれ励振電極3
3の表面に形成される空洞47を備えるものである。空
洞47により励振電極33と包囲体底部49との接触を
防止することができる。また、このように構成すれば、
縁部67と包囲体39との接合工程が不要となり、製造
費用も低減させることができる。
【0024】実施の形態6.なお、上記実施の形態にお
いては、表面弾性波装置を個別に製造していたが、図6
の平面図に示すような複数の包囲体39を連結した包囲
体フレーム70を用いることができる。図において、包
囲体フレーム70は、導電部43、縁部の側壁45に囲
まれた包囲体底部49を有する包囲体39を行列に配列
し、包囲体39相互を切り離す縦横のスクライブライン
71、73を備え、導電部43とバンプ37とを対応さ
せて、表面弾性波素子31を載置することができる。
【0025】図7は包囲体フレーム70の断面図であ
る。図において、包囲体フレーム70は、連結された包
囲体39の内壁部41、導電部43、縁部側壁45、包
囲体39の包囲体底部49、外部接続端子53、スクラ
イブライン71を備え、アルミナなどのセラミック素材
を焼結させたものである。また、切断される前の包囲体
39は複数で連結されて一体に形成することができる。
【0026】図8は表面弾性波素子31を載置した包囲
体フレーム70の断面図である。図において、予めバン
プ37が形成された表面弾性波素子31をバンプ37が
設けられた面と包囲体39の導電部43が向かい合うよ
うにしてそれぞれフリップチップ方法により接続され
る。なお、本実施の形態の如く、バンプ37を表面弾性
波素子側の電極パッド35に設ける他、包囲体側の導電
部43にバンプ37を予め形成させることもできる。
【0027】図9は個々に切り離した後の包囲体39の
断面図である。図において、包囲体39は金属製キャッ
プ51にて気密封止してから切り離しても、包囲体39
を個々に切り離してから金属製キャップ51にて気密封
止してもよいことは勿論である。
【0028】実施の形態7.図10は包囲体フレーム7
4の平面図である。図において、包囲体フレーム74
は、導電部43、縁部の側壁45に囲まれた包囲体底部
49を有する包囲体39を行列に配列し、包囲体39相
互を切り離す縦横のスクライブライン71、73を備
え、導電部43とバンプ37とを対応させて、表面弾性
波素子31を載置することができる。本実施の形態の包
囲体39は、上記実施の形態6と異なり金属製キャップ
51が取り付けられる側壁部がなく、平面構造にするこ
とができる。
【0029】図11は包囲体フレーム74の断面図であ
る。図において、包囲体フレーム74は、連結された包
囲体39、導電部43、縁部側壁45、包囲体39の包
囲体底部49、外部接続端子53、スクライブライン7
1を備え、アルミナなどのセラミック素材を焼結させた
ものである。また、切断される前の包囲体39は複数で
連結されて一体に形成することができる。
【0030】図12は表面弾性波素子31を載置した包
囲体フレーム74の断面図である。図において、予めバ
ンプ37が形成された表面弾性波素子31を、バンプ3
7が設けられた面と包囲体39の導電部43が向かい合
うようにしてそれぞれ上述と同様にフリップチップ方法
により表面弾性波装置を組み立てることができる。
【0031】図13は個々に切り離した後の包囲体39
の断面図である。図において、包囲体39は封止用樹脂
57で表面弾性波素子31の裏面および側面並びに導電
部43を覆いキュアすることで樹脂封止することができ
る。樹脂封止の後、包囲体フレーム74を切り離して表
面弾性波装置を完成させることができる。
【0032】実施の形態8.上記実施の形態7では、表
面弾性波素子31の裏面および側面並びに導電部43を
樹脂封止したが、図14から16に示すように表面弾性
波素子31の側面と導電部43を封止用樹脂57で覆
い、キュアすることで樹脂封止することができる。
【0033】図14は包囲体フレーム74の断面図であ
る。図において、包囲体フレーム74は、連結された包
囲体39、導電部43、縁部側壁45、包囲体39の包
囲体底部49、外部接続端子53、スクライブライン7
1を備え、アルミナなどのセラミック素材を焼結させた
ものである。また、切断される前の包囲体39は複数で
連結されて一体に形成することができる。
【0034】図15は表面弾性波素子31を載置した包
囲体フレーム74の断面図である。図において、予めバ
ンプ37が形成された表面弾性波素子31をバンプ37
が設けられた面と包囲体39の導電部43が向かい合う
ようにしてそれぞれ上述と同様にフリップチップ方法に
より表面弾性波装置を組み立てることができる。
【0035】図16は個々に切り離した後の包囲体39
の断面図である。図において、包囲体39は封止用樹脂
57で表面弾性波素子31の側面および導電部43を覆
いキュアすることで樹脂封止することができる。この樹
脂封止の後、包囲体フレーム74を切り離して表面弾性
波装置を完成させることができる。
【0036】ところで、上記説明では、この発明を表面
弾性波素子を載置する装置について述べたが、その他マ
イクロウエーブ整合素子、インピーダンス整合素子を載
置する装置にも利用できることはいうまでもない。ま
た、上記説明の包囲体39をアルミナなどのセラミック
素材を利用したが、その他の樹脂モールドで形成した軽
量な包囲体39に変更することもできる。
【0037】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。
【0038】表面弾性波素子の励振電極部表面に空洞を
設けることにより、励振電極が包囲体底面に接触するこ
とを防止でき、このため、表面弾性波素子の信頼性およ
び歩留まりを向上させることができる。
【0039】また、表面弾性波素子の裏面および側面並
びに導電部を樹脂封止することにより、信頼性を維持し
ながら製造費用を低減させることができる。
【0040】さらに、表面弾性波素子の側面と導電部を
樹脂封止することにより、信頼性を維持しながら製造費
用を低減させることができる。
【0041】また、表面弾性波素子の電極パッドを励振
電極から離して配置することにより、表面弾性波装置の
組立が容易になり、製造費用を低減させることができ
る。
【0042】さらに、包囲体の縁部と底部とを同一層形
成することにより、包囲体の組立費用を低減させること
ができる。
【0043】また、複数の包囲体を連結して表面弾性波
素子を載置することにより、製造工程が簡略化すること
ができ、製造費用を低減させることができる。
【0044】さらに、連結された包囲体に表面弾性波素
子を載置して樹脂封止するしてから各包囲体を分離する
ので、製造費用をより低減させることができる。
【0045】また、連結された包囲体に表面弾性波素子
を載置して、その側面を樹脂封止してから各包囲体を分
離するので、製造費用をより低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す表面弾性波装
置の断面図である。
【図2】 この発明の実施の形態2を示す表面弾性波装
置の断面図である。
【図3】 この発明の実施の形態3を示す表面弾性波装
置の断面図である。
【図4】 この発明の実施の形態4を示す表面弾性波素
子の平面図である。
【図5】 この発明の実施の形態5を示す表面弾性波装
置の断面図である。
【図6】 実施の形態の包囲体フレームの平面図であ
る。
【図7】 この発明の実施の形態6を示す包囲体フレー
ムの断面図である。
【図8】 この発明の実施の形態6を示す包囲体フレー
ムの断面図である。
【図9】 この発明の実施の形態6を示す包囲体フレー
ムの断面図である。
【図10】 実施の形態の包囲体フレームの平面図であ
る。
【図11】 この発明の実施の形態7を示す包囲体フレ
ームの断面図である。
【図12】 この発明の実施の形態7を示す包囲体フレ
ームの断面図である。
【図13】 この発明の実施の形態7を示す包囲体フレ
ームの断面図である。
【図14】 この発明の実施の形態8を示す包囲体フレ
ームの断面図である。
【図15】 この発明の実施の形態8を示す包囲体フレ
ームの断面図である。
【図16】 この発明の実施の形態8を示す包囲体フレ
ームの断面図である。
【図17】 従来の表面弾性波装置の断面図である。
【符号の説明】
30 表面弾性波装置、31 表面弾性波素子、33
励振電極、35電極パッド、37 バンプ、39 包囲
体、41 内壁部、42 縁部、43 導電部、45
縁部側壁、47 空洞、49 包囲体底部、51 金属
製キャップ、53 外部接続端子、57 封止用樹脂、
70、74 包囲体フレーム。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面弾性波素子と、表面弾性波素子表面
    に形成された励振電極から延設される電極パッドと、こ
    の電極パッド表面に形成されるバンプと、包囲体の内壁
    縁部に設けられ当該バンプと接触し前記表面弾性波素子
    を載置する導電部と、前記内壁縁部の側壁に囲まれ前記
    表面弾性波素子上励振電極部表面に形成される空洞と、
    を備えることを特徴とする表面弾性波装置。
  2. 【請求項2】 前記表面弾性波素子を前記導電部に載置
    してから、該表面弾性波素子裏面および側面並びに前記
    導電部を樹脂封止することを特徴とする請求項1に記載
    の表面弾性波装置。
  3. 【請求項3】 前記表面弾性波素子を前記導電部に載置
    してから、少なくとも該表面弾性波素子側面と前記導電
    部とを樹脂封止することを特徴とする請求項1に記載の
    表面弾性波装置。
  4. 【請求項4】 前記表面弾性波素子表面の励振電極は該
    素子の中央部に配置され、前記電極パッドは当該素子中
    央部から離れて延設され該表面弾性波素子周辺部に配置
    されることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記
    載の表面弾性波装置。
  5. 【請求項5】 前記包囲体の縁部と底部とは同一層形成
    されることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記
    載の表面弾性波装置。
  6. 【請求項6】 複数で連結する包囲体の内壁縁部の側壁
    に囲まれた空洞部に、表面弾性波素子の励振電極部表面
    が相対するように、前記表面弾性波素子の励振電極から
    延設される電極パッド表面に形成されたバンプと、前記
    内壁縁部に設けられた導電部とをフリップチップ方法で
    接続して前記表面弾性波素子を個々に戴置してから、前
    記表面弾性波素子の気密封止前または気密封止後に前記
    包囲体を個々に分離切断することを特徴とする表面弾性
    波装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記表面弾性波装置は、表面弾性波素子
    裏面および側面並びに前記導電部を樹脂封止してから、
    前記包囲体を個々に分離切断することを特徴とする請求
    項6に記載の表面弾性波装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記表面弾性波装置は、少なくとも前記
    表面弾性波素子の側面と前記導電部とを樹脂封止してか
    ら、前記包囲体を個々に分離切断することを特徴とする
    請求項6に記載の表面弾性波装置の製造方法。
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