JPH10302764A - 電池缶の電解液充填装置 - Google Patents

電池缶の電解液充填装置

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JPH10302764A
JPH10302764A JP9120102A JP12010297A JPH10302764A JP H10302764 A JPH10302764 A JP H10302764A JP 9120102 A JP9120102 A JP 9120102A JP 12010297 A JP12010297 A JP 12010297A JP H10302764 A JPH10302764 A JP H10302764A
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JP
Japan
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battery
electrolytic solution
flow path
electrolyte
nozzle
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Pending
Application number
JP9120102A
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English (en)
Inventor
Yukio Ochiai
行雄 落合
Kenji Yumiba
賢治 弓場
Masatoshi Muneto
正利 宗藤
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Hitachi High Tech Corp
Original Assignee
Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH10302764A publication Critical patent/JPH10302764A/ja
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電池缶を負圧にした上で電解液を充填し、さ
らに電池缶の加圧を行うことによって、電池缶の内部を
確実に電解液で満たす工程を迅速かつ効率的に行えるよ
うにする。 【構成】 所定角度毎にインデックス回転する回転テー
ブル10には、このインデックス角度毎に電池缶配置部
11と電解液供給ユニット12とが設けられる。電池缶
供給ユニット12は、電解液供給容器40と、流体制御
アセンブリ41及びノズル42から構成され、回転テー
ブル10の回転により、電池缶1を上昇させてノズル4
2に接続し、流体制御アセンブリ41の作動により、ま
ず電池缶1内を負圧にし、次いで電解液供給容器40か
ら電池缶1内に電解液を充填し、その後に電池缶1の内
部を加圧するが、回転テーブル10を用いたロータリ式
で電解液を充填し、加圧時の角度を十分大きく取ること
によって、電池缶1への電解液の充填作業の効率化及び
電池缶1内への電解液の充填の完全性を期する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばリチウム電
池等の製造工程において、電池缶の内部に電解液を充填
するための電池缶の電解液充填装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】電池は、図8に示したように、電池缶1
内に巻回体2を装着すると共に、電解液を充填し、この
電池缶1の上部開口を封口板3で封口するようにして製
造される。そして、封口板3の中央部部には正の電極4
が設けられており、電池缶1の缶底部が負の電極とな
る。電解液は封口板3を装着する前で、電池缶1内に巻
回体2を装着した状態で充填される。そして、電池缶1
内に充填される電解液は、内部の空気と完全に置換する
ようにしなければならない。
【0003】巻回体2は電池缶1の全長より僅かに短い
幅を持った長尺の部材からなる電極シートと負の電極シ
ートとを有し、これら両電極シートを絶縁体からなるセ
パレータシートを間に挟んで巻回したものである。この
ように構成される巻回体2を電池缶1の内部に装着した
状態で電解液が充填されるが、電解液は巻回体2の内部
にも行き渡らなければならない。ここで、巻回体2は、
その巻回中心部ではセパレータシートが折り返されてお
り、この折り返し部分は所定の空間が生じている。従っ
て、電解液はこのセパレータシートの折り返し部により
生じる空間に供給して、電池缶1を高速回転させること
によって、遠心力の作用によって、巻回体2に沿って螺
旋状に延びるように浸透して、その外周側にまで電解液
を完全に浸透させて、電池缶1内を円滑かつ確実に電解
液で満たすことができる。しかしながら、リチウム電池
等にあっては、巻回体を構成する電極シートとして、ア
ルミニウム箔や銅箔等といった無孔質の金属箔が用いら
れ、しかも密巻きに巻回されて、巻回部分に殆ど隙間が
ない状態となっている。従って、電解液に遠心力を作用
させたとしても、電解液を外周側に向けて浸透させた
り、移行させたりすることができないことになり、従っ
て遠心力の作用で電解液を巻回体2の内部に隈なく行き
渡らせることができない。
【0004】以上のことから、リチウム電池等のよう
に、巻回体を構成する電極シートが金属箔等のように、
電解液を浸透させることができない材質のものにあって
は、電解液を充填する方法として、真空による充填方法
が広く採用されている。例えば、巻回体を装着した電池
缶をチャンバ内に配置して、このチャンバに電解液の供
給ノズルを設けておき、チャンバ内を真空にすることに
よって、電池缶の内部を負圧状態とした上で、供給ノズ
ルから電解液を電池缶に供給する。これによって、電池
缶の内部にほぼ完全に電解液を行き渡らせることができ
る。ただし、巻回体は密巻き状態となっているから、電
解液を巻回体のシートを構成する層間隙間に完全に浸入
させるのは困難である。このために、電池缶の内部を真
空状態で電解液を供給した後に、電池缶を加圧すること
によって、電池缶の内部に残存する空気を気泡として放
出させることによって、巻回体の内部を完全に電解液で
置換させるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ここで、電池缶を加圧
するのは、電解液の液面に加圧力を作用させて、巻回体
の内部等に溜っている空気を気泡の状態にして浮き上が
らせるようにするためである。巻回体における層間にお
ける限定された隙間の空気を完全に放出するにはかなり
の時間が必要であり、従って電池缶内に電解液を充填し
た後の加圧時間は、チャンバ内を負圧にして電解液を充
填するまでの時間と比較して、著しく長くなり、全体と
して電池缶への電解液充填工程が著しく長時間化して、
その効率が悪くなるという問題点がある。
【0006】本発明は以上の点に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、電池缶を負圧にした
上で電解液を充填し、さらに電池缶の加圧を行うことに
よって、電池缶の内部を確実に電解液で満たす工程を迅
速かつ効率的に行えるようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、所定角度毎にインデックス回転する
回転テーブルと、この回転テーブルに設けられ、そのイ
ンデックス角度間隔毎に配置した複数箇所の電池缶配置
部と、これら各電池缶配置部に配置された電池缶に接離
するノズルを備え、前記回転テーブルが回転する間に、
電池缶をノズルに接続して、この電池缶の内部を密閉し
た状態で、ノズルにより電池缶を負圧にした上で、電解
液を供給した後に電池缶内を加圧する電解液供給ユニッ
トとから構成したことをその特徴とするものである。
【0008】ここで、電解液供給ユニットはノズルを有
するが、このノズルを介して電池缶の内部を負圧にし
て、電解液を供給し、次いで加圧するように構成するこ
とができる。このためには、ノズルに通じる流路を設け
て、この流路には、電解液を供給する電解液供給容器
と、加圧源に接続した加圧流路と、負圧源に接続した負
圧流路とを設ける。さらに、電池缶の加圧状態から大気
圧状態に復帰させるために、大気に通じる大気開放流路
とを設けるようにすることも可能である。
【0009】電解液供給容器からの供給流路,加圧流
路,負圧流路、さらには大気開放流路のノズルへの流路
への接続部に開閉弁を設けるようになし、これら各開閉
弁を開閉するように構成するのが好ましい。各開閉弁
は、例えば電磁作動式であっても良いが、空気圧作動式
となし、回転テーブルに追従回転するコントロールバル
ブユニットを電解液供給ユニットと同数設けて、このコ
ントロールバルブユニットに各開閉弁に空気圧の供給制
御を行うための複数のバルブを設けるようにすることは
可能である。そして、コントロールバルブを構成する各
バルブは作動部を押動することにより切り換わる機械作
動式となし、回転テーブルの所定の位置にいずれかのバ
ルブの作動部を押動するエアシリンダを固定的に設ける
ようにすれば、防爆仕様とすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の一形態について説明する。まず、図1において、1
0は回転テーブルを示し、この回転テーブル10は所定
角度毎にインデックス回転するものである。そして、こ
のインデックス回転の角度毎に電池缶1の電池缶配置部
11が設けられている。例えば、回転テーブル10を1
0°毎にインデックス回転する場合には、36箇所の電
池缶配置部11が設けられ、また6°毎にインデックス
回転する場合には、60箇所の電池缶配置部11が設け
られるというように、インデックス回転角に相当する角
度間隔で電池缶配置部11を設ける。また、これら各電
池缶配置部11の上部位置には、巻回体2を装着した電
池缶1が嵌入されて、内部に電解液を供給するための電
解液供給ユニット12(図2以下参照)がそれぞれ配置
されており、これら電解液供給ユニット12も、回転テ
ーブル10と同期して回転するようになっている。
【0011】回転テーブル10は、図1の矢印方向にイ
ンデックス回転するものであり、同図に示したR1の位
置で電池缶1が供給され、R2の位置で電池缶1が上昇
して、電解液供給ユニット12に接続される。さらに、
R3の位置では、電解液供給ユニット12によって電池
缶1の内部の真空が開始され、R4の位置で電解液供給
ユニット12に定量の電解液が注液されると共に、真空
を終了させる。次いで、R5の位置で電解液供給ユニッ
ト12から電池缶1に電解液の充填が開始し、R6の位
置で充填が終了する。然る後に、R7の位置で電池缶1
の内部の加圧が開始し、この加圧はR8の位置まで継続
する。そして、R9の位置に至ると、電池缶1の内部を
大気圧に戻し、R10の位置で電池缶1を電解液供給ユ
ニット12から分離する。さらにまた、R11の位置で
は、電解液供給ユニット12における大気を遮断し、R
12の位置で電池缶1を排出し、R13の位置で電解液
供給ユニット12における流通経路から残液をブロー
し、然る後にR1に戻る。
【0012】以上のように回転テーブル10が1回転す
る間に、電池缶1を負圧にした上で、電解液を充填し、
さらに電池缶1の内部を加圧して、電池缶1の内部の加
圧空気を完全に排除して、電解液と置換する。しかも、
回転テーブル10が1回転する間にインデックス数に相
当する数の電池缶1に電解液が充填されることになり、
加圧時間を十分に取り、巻回体2の内部を含めた電池缶
1の全体にわたって電解液を完全に充填できるようにな
し、かつ電解液充填作業を効率的に行うことができる。
【0013】回転テーブル10におけるR1及びR12
の位置を通り、この回転テーブル10の接線方向に向け
てコンベア13が設けられており、このコンベア13は
電池缶1を矢印方向に搬送するものである。コンベア1
3に沿って搬送され、巻回体2が装着され、電解液の充
填前の電池缶1が、R1に対応する位置に到達すると、
電池缶送り込み手段14によって回転テーブル10の電
池缶配置部11に送り込まれる。また、R12の位置で
は、電池缶取り出し手段15により電解液が充填された
電池缶1が回転テーブル10から取り出されて、コンベ
ア13に戻される。ここで、電池缶送り込み手段14及
び電池缶取り出し手段15は、電池缶1の周胴部をクラ
ンプするクランプ機構と、このクランプ機構を水平方向
に往復動させる機構とから構成される。
【0014】R2の位置には、後述する押し上げシリン
ダ35を作動させるための作動部16が設けられてい
る。この作動部16は、押し上げシリンダ35に接続し
た流路を開放するためのものであり、これによって押し
上げシリンダ35に駆動エアが供給されて、電池缶1を
押し上げて、電解液供給ユニット12に接続される。ま
た、R4の位置には電解液槽17と、この電解液槽17
から所定量の電解液を吸引して、電解液供給ユニット1
2に供給する定量注入手段18が設けられている。これ
により所定量の電解液の供給が行われる。さらに、R1
0の位置には電解液供給ユニット12に接続されている
電池缶1を強制的に下降させて、回転テーブル10の電
池缶配置部11に戻す電池缶分離手段19が設置されて
いる。
【0015】図2は電解液充填装置の縦断面図である。
この電解液充填装置は、上部に電解液充填室20が、ま
た下部には機械室21が設けられている。電解液は引火
性の液体であり、充填作業中にはミストが発生するか
ら、防爆構造にする必要がある。このために、少なくと
も電解液充填室20はコンベア13による搬入口及び搬
出口を除いて密閉された状態になっており、またコンベ
ア13の搬入口及び搬出口には、図示は省略するが吸引
機構等を備えることによって、電解液充填室20の内部
で発生する引火性のあるミストやガスが外部に漏出しな
いように回収するようにしている。
【0016】回転テーブル10は電解液充填室20内に
配置されており、この回転テーブル10を回転駆動する
回転軸22は、電解液充填室20から、この電解液充填
室20と機械室21とを区画形成する基台23を貫通し
て、その下端部は機械室21内に延在されている。そし
て、この回転軸22の下端部には従動ギア24が取り付
けられており、この従動ギア24は、モータ25の出力
軸に連結した駆動ギア26と噛合している。従って、モ
ータ25を間欠的に回転駆動すると、駆動ギア26及び
従動ギア24を介して回転軸22が所定角度毎にインデ
ックス回転することになる。回転軸22は、軸受部材2
7により基台23に回転自在に支承されると共に、軸受
28により電解液充填室20のルーフ20aにも回転自
在に支承されており、これら軸受部材27及び軸受28
はシール機構付きのものである。
【0017】回転軸22と一体回転する回転テーブル1
0は、その外周面側の部位が軸受部材27から延在させ
た固定テーブル29に円環状に設けたガイドレール29
aに沿ってガイドされるものであり、これによって回転
テーブル22の反りを防止する構成となっている。ま
た、回転テーブル10に設けた電池缶配置部11には電
池缶1が送り込まれるが、この電池缶1は、転倒しない
ように安定した状態で搬送できるようにするために、コ
ンベア13ではそれより大径の電池缶ホルダ30内に収
容された状態で搬送されるが、この電池缶ホルダ30に
保持した状態で、電池缶配置部11に送り込まれること
になる。
【0018】図3及び図4に示したように、回転テーブ
ル10には、電池缶配置部11毎に支持板31が立設さ
れており、これら各支持板31には電池缶1を保持する
台座32と、この台座32の上部位置にガイド板33と
が固定的に設けられており、ガイド板33には電池缶ホ
ルダ30が昇降可能に装着されている。台座32には挿
通孔32aが穿設されており、この挿通孔32aの下部
位置には取付板34が設けられており、この取付板34
には押し上げシリンダ35が取り付けられている。この
押し上げシリンダ35にはプッシャ36が連結されてお
り、押し上げシリンダ35を作動させて、プッシャ36
を上昇させると、電池缶ホルダ30と共に電池缶1を所
定の高さ位置まで上昇することになる。
【0019】電解液供給ユニット12は支持板31に固
定的に保持されており、上端が開口し、所定量の電解液
が所定量注入される電解液供給容器40と、流体制御ア
センブリ41及びノズル42から構成される。ノズル4
2は電池缶1に電解液を供給するためのものであり、プ
ッシャ36により電池缶1が上昇した時に、この電池缶
1の開口部に挿嵌される高さ位置に配置されている。そ
して、プッシャ36の下端部分の外周部には、ゴム等の
弾性部材からなるシール部材43が装着されており、電
池缶1内にノズル42が挿入された時には、シール部材
43が撓められて電池缶1の内部と外気との間が遮断さ
れることになる。
【0020】流体制御アセンブリ41には、電解液供給
容器40とノズル42との間を連通させる流路44が設
けられており、また加圧配管45,負圧配管46及び排
気配管47が接続されている。また、この流体制御アセ
ンブリ41には、図5に示したように、4つの開閉弁4
8〜51が装着されている。開閉弁48は、電解液の供
給を制御するためのものであり、このために電解液供給
容器40とノズル42とを結ぶ流路44の最上流側の位
置で、この流路44の開閉を行うためのものである。そ
して、流路44には、開閉弁48を設けた部位から下流
側に向けて、それぞれ加圧配管45,負圧配管46及び
排気配管47からの加圧流路45a,負圧流路46a,
大気開放流路47aが順次接続されており、開閉弁49
は加圧流路45aと流路44との間を、開閉弁50は負
圧流路46aと流路44との間を、さらに開閉弁51は
大気開放流路47aと流路44との間を開閉するための
ものである。しかも、開閉弁49〜51はそれぞれ流路
44への接続部の直近位置に設けられている。ここで、
これら各開閉弁48〜51は空気圧作動式のものであ
り、常時においては、復帰ばねの作用により流路を遮断
する状態に保持されており、パイロット部48p〜51
pに加圧エアを供給すると、開閉弁48〜51はそれぞ
れ復帰ばねに抗して流路を連通させる状態に切り換わる
ことになる。
【0021】開閉弁48〜51の開閉制御を行うため
に、コントロールバルブユニット52を備えている。こ
のコントロールバルブユニット52は、4つのバルブ5
3〜56から構成され、これら各バルブ53〜56も開
閉弁である。このコントロールバルブユニット52には
加圧配管57が接続されており、この加圧配管57から
供給される加圧エアはバルブ53〜56からパイロット
配管58〜61を介して開閉弁48〜51のパイロット
部48p〜51pにパイロット信号として供給すること
により、それらの開閉を行うようになっている。コント
ロールバルブユニット52は、回転軸22と一体回転す
る保持プレート62に装着されており、それらは電解液
供給ユニット12と同数備えている。
【0022】図6から明らかなように、バルブ53〜5
6は外力の作用により機械的に切り換わるものであり、
このためにそれぞれの両端には作動部53a〜56a及
び53b〜56bが設けられている。作動部53a〜5
6aを押動すると、パイロット配管58〜61に加圧エ
アが供給されて、パイロット部48p〜51pにパイロ
ット信号が供給されて、開閉弁48〜51が開くように
なる。一方、作動部53b〜56b側を押動すると、パ
イロット信号の供給が停止することになり、この結果開
閉弁48〜51は復帰ばねの作用で閉鎖した状態に保持
される。バルブ53〜56の作動部53a〜56a及び
53b〜56bに対する押動は、エアシリンダ63によ
り行われる。エアシリンダ63が図6の実線で示した位
置に配置されておれば、作動部53a〜56aのいずれ
か(図示の場合には作動部56a)を押動して、開閉弁
48〜51にパイロット信号が供給されて、開くように
なる。一方、エアシリンダ63が同図の仮想線で示した
位置にあると、作動部53b〜56bのいずれか(図示
の場合には作動部56b)を押動して、開閉弁48〜5
1に対するパイロット信号の供給が停止されて、開閉弁
48〜51が閉じられることになる。従って、エアシリ
ンダ63は開閉弁48〜51のいずれか作動させる必要
がある位置に、それを開く方向か、または閉じる方向に
向けて設置さる。このために、電解液充填室20のルー
フ20aからは取付ロッド64が垂設されており、この
取付ロッド64にエアシリンダ63が取り付けられるよ
うになっている。そして、エアシリンダ63の取り付け
位置は、回転テーブル10の回転方向において、R3,
R4,R5,R6,R7,R8,R9,R11,R13
の各位置である。
【0023】まず、R1の位置では、各バルブ53〜5
6は全てパイロット信号を供給しない状態、即ち作動部
53b〜56b側が押動された状態に保持されている。
R3の位置のエアシリンダ63は、負圧配管46に通じ
る負圧流路46aを流路44に接続するためのものであ
り、開閉弁50のパイロット部50pに加圧エアが供給
される。このために、エアシリンダ63はバルブ55の
作動部55aを押動して開弁状態となし、パイロット配
管61を介して開閉弁50のパイロット部50pに加圧
エアからなるパイロット信号が供給されて、開閉弁50
が開くようになる。R4の位置のエアシリンダ63はバ
ルブ55の作動部55bを押動して閉弁状態となし、開
閉弁50に対するパイロット信号の供給を停止して、こ
の開閉弁50を閉じる方向に切り換えるためのものであ
る。従って、R3からR5までの間はノズル42は負圧
状態になる。
【0024】R5の位置に設けたエアシリンダ63は流
路44を介して電解液供給容器40とノズル42とを連
通させるためのものである。即ち、エアシリンダ63は
バルブ53の作動部53aを押動して開弁させて、これ
によりパイロット配管58から開閉弁48のパイロット
部48pにパイロット信号が供給されて、開閉弁48が
開いて、電解液供給容器40とノズル42とが連通する
ことになる。そして、R6の位置に設けたエアシリンダ
63は、バルブ53の作動部53bを押動して閉弁状態
に切り換えるためのものであり、これによりパイロット
配管58から開閉弁48へのパイロット信号の供給が断
たれて、開閉弁48は閉じることになる。従って、R5
からR6までの間で電池缶1内に電解液の充填が行われ
る。
【0025】R7の位置に設けたエアシリンダ63はバ
ルブ54の作動部54aを押動して開弁状態となし、こ
れによってパイロット配管59から開閉弁49のパイロ
ット部49pにパイロット信号が供給される。この結
果、開閉弁49が開き、加圧配管45に通じる加圧流路
45aから流路44を介してノズル42に向けて加圧エ
アが供給されて、電池缶1の内部が加圧される。さら
に、R8の位置に配置したエアシリンダ63はバルブ5
4の作動部54bを押動して閉弁状態に変位させる。こ
れによって、パイロット信号の供給停止により開閉弁4
9が閉じて、ノズル42への加圧エアの供給が停止す
る。従って、電池缶1はR7の位置からR8の位置まで
加圧状態に保持される。
【0026】さらに、R9の位置に設けたエアシリンダ
63はバルブ56の作動部56aを押動することによ
り、パイロット配管61から開閉弁51のパイロット部
51pにパイロット信号を供給する状態となし、この開
閉弁51が開くことになり、この結果排気配管47に通
じる大気開放流路47aが流路44と接続されることに
なる。従って、加圧状態となっている電池缶1が大気と
連通して、電池缶1の内部が大気圧の状態に復帰する。
そして、R11の位置に設けたエアシリンダ63はバル
ブ56の作動部56bを押動してパイロット信号の供給
を停止するためのものであり、これにより開閉弁51が
閉じることになる。なお、この時には、流路44等に残
留している電解液が排気配管47から流出することにな
るから、回転テーブル10上には、この残留電解液を受
ける排液タンク37が設置されている。従って、R9の
位置からR11の位置までの間に電池缶1の内部が大気
に開放される。
【0027】さらに、R13の位置には、バルブ54の
作動部54a,54bを押動する一対のエアシリンダ6
3が設けられている。従って、この位置では、まず作動
部54aを押動して、それにより供給されるパイロット
信号で開閉弁49を開くことにより、流路44に加圧エ
アを供給する。これによって、流路44に残存している
電解液はノズル42の先端から排出されて、流路44内
のクリーニングを行う。この後に、作動部54bを押動
することによって、バルブ54からのパイロット信号の
供給を停止して、加圧流路45aと流路44との間を遮
断する。なお、このR13の位置では、電池缶配置部1
1には電池缶1及びホルダ30は配置されていないの
で、ノズル42の下部位置に液回収容器(図示せず)を
配置しておくことによって、ブローされた液が外部に飛
散して汚損することはない。
【0028】以上のように、回転テーブル10が1回転
する間に、開閉弁48〜51が逐次的に開閉することに
よって、電池缶1内への電解液の充填が行われるが、回
転テーブル10が1回転する毎に、図7のタイミングチ
ャート図の通りの手順で開閉弁48〜51の開閉動作が
行われる。そして、R13の位置を経て、R1の位置に
帰還した時には、コントロールバルブユニット52を構
成する全てのバルブ53〜56は閉弁状態、即ち全ての
パイロット配管58〜62に対してパイロット信号が供
給されない状態になる。
【0029】以上のように、電解液を電池缶1に充填す
るに当っては、まず電池缶1の内部を負圧にして電解液
を充填した後、電池缶1の内部を加圧する。また、開閉
弁48〜51を開閉させるために、それらのパイロット
部48p〜51pにはパイロット圧を作用させるように
している。このために、回転軸22の上側からは加圧エ
アの供給が行われ、下側は負圧に接続するように構成し
ている。
【0030】即ち、真空ポンプ(図示せず)に接続した
負圧管65がカップリング部材65aを介して回転軸2
2に設けた負圧通路66に接続されている。カップリン
グ部材65aは、回転軸22の回転に対する抵抗を最小
限に抑制し、かつ圧力損失を極力抑制するために、磁気
シールを用いてシールするようにしている。そして、負
圧通路66には配管67により回転テーブル10に設け
たアキュムレータ68に接続されている。ここで、アキ
ュムレータ68は、回転テーブル10の全体にわたって
単一のものとすると、圧力の変動が生じる可能性がある
ので、例えば90°毎に4箇所等、複数に区画形成する
のが好ましい。電解液供給ユニット12に接続した負圧
配管46の他端はこのアキュムレータ68に接続されて
いる。
【0031】一方、加圧エアは配管69を介して供給さ
れるようになっており、この配管69はカップリング部
材70により回転軸22に設けた加圧エア供給路71に
接続されている。そして、この加圧エア供給路71には
配管72が接続されており、この配管72の他端はアキ
ュムレータ73に接続されている。アキュムレータ73
には流出配管74が接続されて、この流出配管74は途
中で分岐して、一方が開閉弁49に接続した加圧配管4
5となり、他方はコントロールバルブユニット52に接
続した加圧配管57となる。
【0032】以上のように構成した電解液充填装置を用
いることによって、電池缶1に電解液を効率的に充填で
き、しかも電池缶1の内部、即ち巻回体2の内部を含め
た全体にわたって完全に電解液で満たすことができる。
【0033】而して、巻回体2を装着した電池缶1がコ
ンベア13に供給され、このコンベア13に沿って搬送
される間に、所定の角度毎にインデックス回転する回転
テーブル10に、その回転停止時に電池缶送り込み手段
14により順次電池缶1が電池缶配置部11に供給され
る。この電池缶1の供給はR1の位置で行われる。ここ
で、コンベア13では電池缶1は電池缶ホルダ30に収
容されているから、この電池缶ホルダ30に収容したま
まの状態で、回転テーブル10の電池缶配置部11に供
給される。
【0034】この状態から回転テーブル10が所定角度
毎に回転して、電池缶1がR2の位置に移行すると、押
し上げシリンダ35によりプッシャ36が押し上げられ
る。これによって、電池缶ホルダ30と共に電池缶1が
上昇して、電解液供給ユニット12におけるノズル42
に接続される。ノズル42にはシール部材43が設けら
れており、電池缶1の上端開口部は、このシール部材4
3によりシールされて、電池缶1の内部が外気と完全に
遮断される。そして、このようにプッシャ36により電
池缶1が押し上げられて、ノズル42に嵌合されて、電
池缶1をノズル42とプッシャ36とによりクランプし
た状態で回転テーブル10が回転して、電池缶1はR3
の位置に移行する。
【0035】R3の位置に設けたエアシリンダ63によ
りコントロールバルブユニット52のバルブ55の作動
部55aが押動されるから、パイロット信号が開閉弁5
0に供給されて、この開閉弁50が開くことになる。な
お、この時には、他の開閉弁48,49,51は閉じた
状態になっている。この結果、ノズル42は負圧配管4
6と接続されることになり、電池缶1の内部の空気が吸
引されて、この電池缶1の内部が負圧になる。ここで、
電池缶1の内部には巻回体2が設けられる等によって、
空間が小さくなっているから、この電池缶1の内部は迅
速に設定圧力状態にまで低下する。そして、R4の位置
に電池缶1が移行すると、開閉弁50が閉じて、電池缶
1の内部は所定の負圧状態に保持される。また、このR
4の位置では、回転テーブル10の停止中に定量注入手
段18から電解液供給容器40内に電解液が定量供給さ
れる。
【0036】そこで、R5の位置にまで回転すると、開
閉弁48が開いて、電解液供給容器40から電解液が流
路44及びノズル42を介して電池缶1内に供給され
る。ここで、電池缶1の内部は負圧状態になっており、
また電解液供給容器40の上部は大気に開放されている
から、その間に差圧が生じており、また両者では高さ位
置の差もあるから、電解液は迅速に電池缶1内に充填さ
れる。ただし、電池缶1内には巻回体2が装着されてい
るから、電解液の巻回体2内に浸透するまでには多少の
時間を要するから、R6の位置まで開閉弁48を開いた
状態に保持する。そして、このR6の位置で開閉弁48
を閉じることにより、電池缶1の内部は一度密閉した状
態に保持する。
【0037】この後に、R7の位置にまで回転した時
に、開閉弁49を開いて、加圧配管45から電池缶1に
加圧エアを供給して、電解液の液面を加圧する。これに
よって、電池缶1の内部に残存する空気、特に密巻きに
巻回した巻回体2の内部に生じている隙間における空気
を気泡として上昇させることにより、電池缶1の内部を
完全に排出して、電解液と置換する。ここで、この電池
缶1内の空気の排出及び電解液による置換は、液面を加
圧した状態で行っているにしろ、かなりの時間が必要で
あり、また巻回体2の状態等によっては、必要な時間に
ばらつきがある。そこで、この作業をより完全にするた
めに、R8の位置に至るまでの長い間、即ち回転テーブ
ル10の回転角における半分以上の角度分を加圧のため
に取るようにしている。これによって、電池缶1の内部
の空気は完全に排出されることになる。そして、R8の
位置に至ると、開閉弁49を閉じる。
【0038】この状態では、電池缶1の内部は高圧状態
になっているから、この圧力を一度開放する。即ち、R
9に至ると、開閉弁51が開いて、電池缶1の内部と排
気配管47と連通させて、内部の圧力を開放する。そし
て、R10の位置で電池缶1を下降させて、ノズル42
から分離する。さらに、電池缶1がノズル42の下部に
位置する間におけるR11の位置で開閉弁51を閉じる
ようにする。これによって、たとえ流路44内に電解液
が残留していたとしても、ノズル42から滴下するおそ
れがなくなる。その後のR12の位置で電池缶取り出し
手段15により内部に電解液を充填した電池缶1を取り
出して、コンベア13に戻す。
【0039】このまま直ちに新たな電池缶1が電池缶配
置部11に供給されるのではなく、R13の位置で開閉
弁49を一度開いて、流路44からノズル42に至る経
路に電解液が残留している場合に、その残留電解液を排
出する。これによって、次の回転時における電池缶1に
負圧を作用させる際に、電解液が吸い込まれて、アキュ
ムレータ68等に入り込むのを防止できるようになる。
このように、流路44及びノズル42を完全にクリーニ
ングした後に、R1の位置に復帰し、前述した動作を行
うことによって、再び電池缶1への電解液の充填作業が
行われる。
【0040】以上のように、回転テーブル10を用いた
ロータリ式で電解液の充填を行うようになし、電解液を
充填した後の加圧のための角度を十分大きく取ることに
よって、電池缶1への電解液の充填作業を効率的に行う
ことができ、かつ電池缶1内への電解液の充填を正確か
つ完全に行うことができる。
【0041】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、電
池缶を負圧にした上で電解液を充填し、さらに電池缶の
加圧を行うことによって、電池缶の内部を確実に電解液
で満たす工程を迅速かつ効率的に行える等の効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】電池缶の電解液充填装置の回転テーブルの構成
を示す構成説明図である。
【図2】電池缶の電解液充填装置の縦断面図である。
【図3】回転テーブルにおける電池缶配置部と電解液供
給ユニットの構成を示す側面図である。
【図4】図3のX−X断面図である。
【図5】流体制御アセンブリの構成説明図である。
【図6】コントロールバルブユニットの正面図である。
【図7】開閉弁の作動のタイミングチャート図である。
【図8】電池缶の構成説明図である。
【符号の説明】
1 電池缶 2 巻回体 10 回転テーブル 11 電池缶配置
部 12 電解液供給ユニット 18 定量注入手
段 20 電解液充填室 21 機械室 22 回転軸 25 モータ 30 電池缶ホルダ 35 押し上げシ
リンダ 36 プッシャ 40 電解液供給
容器 41 流体制御アセンブリ 42 ノズル 44 流路 45 加圧配管 46 負圧配管 47 排気配管 48〜51 開閉弁 52 コントロー
ルバルブユニット 53〜56 バルブ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定角度毎にインデックス回転する回転
    テーブルと、この回転テーブルに設けられ、そのインデ
    ックス角度間隔毎に配置した複数箇所の電池缶配置部
    と、これら各電池缶配置部に配置された電池缶に接離す
    るノズルを備え、前記回転テーブルが回転する間に、電
    池缶をノズルに接続して、この電池缶の内部を密閉した
    状態で、ノズルにより電池缶を負圧にした上で、電解液
    を供給した後に電池缶内を加圧する電解液供給ユニット
    とから構成したことを特徴とする電池缶の電解液充填装
    置。
  2. 【請求項2】 前記電解液供給ユニットには、前記ノズ
    ルに通じる流路を設けて、この流路には、電解液を供給
    する電解液供給容器と、加圧源に接続した加圧流路と、
    負圧源に接続した負圧流路とを開閉可能に接続する構成
    としたことを特徴とする請求項1記載の電池缶の電解液
    充填装置。
  3. 【請求項3】 前記流路には、さらに前記電池缶の内部
    を大気に通じる大気開放流路を開閉可能に接続する構成
    としたことを特徴とする請求項2記載の電池缶の電解液
    充填装置。
  4. 【請求項4】 前記電解液供給容器からの供給流路と、
    前記加圧流路,負圧流路,大気開放流路には、それぞれ
    前記ノズルへの流路に接離される開閉弁を設ける構成と
    したことを特徴とする請求項3記載の電池缶の電解液充
    填装置。
  5. 【請求項5】 前記回転テーブルには、その回転に追従
    して回転するコントロールバルブユニットを前記電解液
    供給ユニットと同数設け、このコントロールバルブユニ
    ットは複数のバルブから構成して、前記各開閉弁を空気
    圧作動式となし、これら各開閉弁を前記コントロールバ
    ルブユニットを構成する各バルブから供給される空気圧
    により開閉駆動する構成としたことを特徴とする請求項
    4記載の電池缶の電解液充填装置。
  6. 【請求項6】 前記コントロールバルブを構成する各バ
    ルブは作動部を押動することにより切り換わる機械作動
    式となし、前記回転テーブルの所定の位置にいずれかの
    バルブの作動部を押動するエアシリンダを固定的に設け
    る構成としたことを特徴とする請求項5記載の電池缶の
    電解液充填装置。
  7. 【請求項7】 前記各電池缶配置部にはこの電池缶配置
    部に送り込まれた電池缶を前記ノズルに接続し、かつ接
    続状態に保持するための電池缶変位手段を設ける構成と
    したことを特徴とする請求項1記載の電池缶の電解液充
    填装置。
  8. 【請求項8】 前記電池缶変位手段はエアシリンダで構
    成したことを特徴とする請求項7記載の電池缶の電解液
    充填装置。
JP9120102A 1997-04-24 1997-04-24 電池缶の電解液充填装置 Pending JPH10302764A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002343337A (ja) * 2001-05-21 2002-11-29 Ngk Insulators Ltd リチウム二次電池の電解液の注入・排出方法
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