JPH1030243A - マンホール蓋係止具及びマンホール蓋 - Google Patents

マンホール蓋係止具及びマンホール蓋

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Publication number
JPH1030243A
JPH1030243A JP8197338A JP19733896A JPH1030243A JP H1030243 A JPH1030243 A JP H1030243A JP 8197338 A JP8197338 A JP 8197338A JP 19733896 A JP19733896 A JP 19733896A JP H1030243 A JPH1030243 A JP H1030243A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
manhole cover
locking
hook
stopper
edge
Prior art date
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Pending
Application number
JP8197338A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Onoe
英司 尾上
Nagao Somei
永雄 染井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP8197338A priority Critical patent/JPH1030243A/ja
Publication of JPH1030243A publication Critical patent/JPH1030243A/ja
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  • Non-Flushing Toilets (AREA)
  • Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 仮に摺動面に周囲の隙間より砂や埃が入り込
んでも、係止具の回動に影響を及ぼすことがなく、円滑
な回動により、マンホール蓋を係止することができるマ
ンホール蓋係止具、及び落下等の衝撃により係止具が破
損されるのを防止することが可能なマンホール蓋を提供
する。 【解決手段】 マンホール蓋の周縁部に配設されるマン
ホール蓋係止具10であって、この係止具10が鍔状の
係止縁部11と、この係止縁部11の下方に設けられた
係止縁部11より縮径された頭部12と、この頭部12
の裏面中心より下方に延設され、その下端が側方に曲折
されてなるストッパー13aを有する支軸13と、更
に、このストッパー13aより上方の支軸13より斜め
上方に向けて延設されたマンホール蓋への係止片14と
により構成され、上記係止縁部11の裏面の蓋との摺動
面に凸部11aが形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マンホール蓋係止
具及びマンホール蓋に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、排水経路、便槽、浄化槽
等の上面の開口部にはマンホール蓋が一般的に設けられ
ているが、上記のような設備機器の生産工場や、流通経
路よりの施工現場等への搬送時には、マンホール蓋が本
体に上置きされたり、或いは別梱包されて運搬されてき
た。
【0003】上記のようなマンホール蓋は、運搬時に本
体より外れ易いといった欠点や、又、別梱包の費用が嵩
むといった問題や、更に、施工後においても、外部から
の衝撃等により外れたり、ずれたりするといった問題が
あった。又、マンホール蓋の係止具においても、マンホ
ール蓋が落下した時の衝撃で破損して外れるといった構
造や、強度上の問題があった。
【0004】このような上記の問題点を解消するため、
当出願者はすでに実用新案登録第1724486号にお
いてマンホール蓋係止具を考案している。上記考案は、
マンホール蓋の周縁に別途に係止具(上記の図1に示さ
れている)を回動可能に取り付け、この係止具の支軸下
端に設けられた屈曲部を回動させてマンホール本体の縁
枠に係止して、蓋が外れるのを防止するようにしたもの
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記マ
ンホール蓋係止具においては、係止具の係止縁部に設け
られた係止縁の裏面が、蓋と互いに面で接触する摺動面
となっている。このため上記摺動面に周囲の隙間より砂
や埃が入り込んでくると、係止具が円滑に回動しなくな
り、マンホール蓋の本体の縁枠への係止が困難となると
いった問題が残されている。
【0006】又、係止具の支軸に設けられたマンホール
蓋の裏面に当接する分岐枝(係止片)が、落下等の衝撃
により押圧されて外側に開き過ぎると、特にこの分岐枝
(係止片)がプラスチック成形体の場合には、その弾性
変形範囲を越えて割れ等の損傷が発生するといった懸念
があった。
【0007】本発明は、このような上記の問題点に着目
してなされたものであり、その目的とするところは、こ
れらの問題点を解消し、仮に摺動面に周囲の隙間より砂
や埃が入り込んでも、係止具の回動に影響を及ぼすこと
がなく、マンホール蓋を円滑に係止することができるマ
ンホール蓋係止具を提供し、更に、落下等の衝撃により
係止具が破損するのを防止することが可能なマンホール
蓋を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
マンホール蓋係止具においては、マンホール蓋の周縁部
に配設されるマンホール蓋係止具であって、この係止具
が鍔状の係止縁部と、この係止縁部の下方に設けられた
係止縁部より縮径された頭部と、この頭部の裏面中心よ
り下方に延設され、その下端が側方に曲折されてなるス
トッパーを有する支軸と、更に、このストッパーより上
方の支軸より斜め上方に向けて延設された蓋への係止片
とにより構成され、上記係止縁部の裏面の蓋との摺動面
に凸部が形成されていることを特徴とする。
【0009】請求項2記載の本発明のマンホール蓋にお
いては、上記マンホール蓋係止具の係止片の先端が当接
されるマンホール蓋の裏面の上記係止片の外側周囲に突
堤が設けられていることを特徴とする。
【0010】
【作用】請求項1記載の本発明のマンホール蓋係止具に
おいては、係止縁部の裏面の蓋との摺動面に凸部が形成
されているので、互いに面同士の摺動が避けられ、ほぼ
線接触となるため、仮に砂や埃等が入り込んでも、摩擦
が増大するようなことなく、係止具は常に円滑な回動が
可能である。
【0011】請求項2記載の本発明のマンホール蓋にお
いては、マンホール蓋係止具の係止片の先端が当接され
るマンホール蓋の裏面の上記係止片の外側周囲に突堤が
設けられているので、マンホール蓋が落下等の強い衝撃
を受け、その押圧力により係止片が外側に開こうとして
も、上記突堤により阻止され、割れ等の損傷防止するこ
とができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のマンホール蓋係
止具の一例を示す部分断面図である。図1に示す本実施
例のマンホール蓋係止具10は、合成樹脂材料や金属材
料を用いて製作され、マンホール蓋の周縁部に配設さ
れ、マンホール蓋をマンホール本体に係止するために用
いられる。
【0013】図1において、上記マンホール蓋係止具1
0(以下係止具と略称する)の最上部には、係止縁部1
1が設けられ、この係止縁部11の下方には、係止縁部
11より縮径された頭部12が設けられている。
【0014】又、この頭部12の裏面中心からは、下方
に支軸13が延設され、この支軸13の下端に側方(ほ
ぼ直角方向)に曲折されたストッパー13aが設けら
れ、マンホール蓋枠1(図2に示す)へ係止されるよう
になっている。
【0015】更に、上記ストッパー13aの上方には、
支軸13より斜め上方に向けて一対の対向する係止片1
4が延設され、マンホール蓋2(図2に示す)の裏側に
その先端部が係止されるようになっている。上記係止片
14は、本実施例においては、対向する位置に2箇所設
けられているが、取付強度がより強力に必要な場合に
は、適宜に増数することができる。
【0016】本実施例の係止具10には、上記係止縁部
11の裏面の蓋2との摺動面に凸部11aが形成され、
以下に説明するように、この凸部11aの先端が、マン
ホール蓋2に設けられた係止縁部11が収容される凹部
21の底面21aに、その先端部を当接した状態で回動
により摺動するようになっている。
【0017】以下、本発明の上記係止具10の使用例を
図2を参照して説明する。図2に示すように、マンホー
ル蓋枠1の上面側には嵌合溝1aが設けられており、こ
の嵌合溝1aにマンホール蓋2の周縁に下方に突出して
設けられた周縁部2aが嵌合されて、蓋がなされた状態
となる。
【0018】このマンホール蓋2の周縁近傍には、係止
具10の係止縁部11、頭部12が収容される凹部2
1、挿通孔22が設けられている。
【0019】更に、マンホール蓋2の裏面の挿通孔22
の外側周縁には、上記係止具10の係止片14の先端が
外側に開くのを防止するための突堤23が設けられてい
る。従って、マンホール蓋2が落下等の強い衝撃を受
け、その押圧力により係止片14が外側に開こうとして
も、上記突堤23により阻止されるので、係止片14の
割れ等の損傷を防止することができる。
【0020】上記 係止具10は、上記挿通孔22に、
その先端側よりストッパー13aを斜めに傾斜させた状
態で挿通される。この時、係止片14は、その弾力性に
より支軸13側に押圧されて変形し、挿通孔22を通過
後に、元の状態に復元し、挿通孔22の下端の周縁の突
堤23の内側で係止された状態となる。
【0021】この係止具10がマンホール蓋2へ取り付
けられると、係止縁部11の裏側に設けられた凸部11
aの先端が、マンホール蓋2の凹部21の平坦な底面2
1aに当接された状態となる。
【0022】この状態で、係止具10を回動させると、
図2に示す位置にストッパー13aが回動され、マンホ
ール蓋枠1の内周下縁の係止部1bに位置することにな
る。従って、マンホール蓋2が外れようとしても、スト
ッパー13aが上記係止部1bに突き当たり、それ以上
に浮き上がることができなくなる。
【0023】一方、係止具10が回動される際には、係
止具10の係止縁部11の裏側に凸部11aが形成され
ているので、従来の構造と異なり、この凸部11aの先
端が、ほぼ線接触により凹部21の平坦な底面21aに
当接され、仮に凸部11a周囲の隙間に砂や埃等が入り
込んでも、面同士でこれらを挟み込んで、その抵抗によ
り回動が困難となるようなことがなくなった。
【0024】本実施例においては、係止具10側に凸部
11aを形成した構造としたが、その反対に、マンホー
ル蓋2の凹部21の平坦な底面21aに隆起させた凸部
を設け、係止具10の係止縁部11の裏側を平坦に形成
しても、上記実施例と同等の作用・効果を期待すること
ができる。
【0025】
【発明の効果】請求項1記載の本発明のマンホール蓋係
止具においては、係止縁部の裏面の蓋との摺動面に凸部
が形成されているので、互いに面同士の摺動が避けら
れ、ほぼ線接触となるため、仮に砂や埃等が入り込んで
も、摩擦が増大するようなことなく、係止具は常に円滑
な回動が可能である。
【0026】請求項2記載の本発明のマンホール蓋にお
いては、マンホール蓋係止具の係止片の先端が当接され
るマンホール蓋の裏面の上記係止片の外側周囲に突堤が
設けられているので、マンホール蓋が落下等の強い衝撃
を受け、その押圧力により係止片が外側に開こうとして
も、上記突堤により阻止され、割れ等の損傷防止するこ
とができる。従って、マンホール蓋係止具、及びマンホ
ール蓋として好適に用いられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマンホール蓋係止具の一例を示す側面
(一部断面)図。
【図2】本発明のマンホール蓋の使用例を示す断面図。
【符号の説明】
1 マンホール蓋枠 1a 嵌合溝 2 マンホール蓋 2a 周縁部 10 マンホール蓋係止具(係止具) 11 係止縁部 11a 凸部 12 頭部 13 支軸 13a ストッパー 14 係止片 21 凹部 21a 底面 22 挿通孔 23 突堤

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マンホール蓋の周縁部に配設されるマン
    ホール蓋係止具であって、この係止具が鍔状の係止縁部
    と、この係止縁部の下方に設けられた係止縁部より縮径
    された頭部と、この頭部の裏面中心より下方に延設さ
    れ、その下端が側方に曲折されてなるストッパーを有す
    る支軸と、更に、このストッパーより上方の支軸より斜
    め上方に向けて延設された蓋への係止片とにより構成さ
    れ、上記係止縁部の裏面の蓋との摺動面に凸部が形成さ
    れていることを特徴とするマンホール蓋係止具。
  2. 【請求項2】 上記マンホール蓋係止具の係止片の先端
    が当接されるマンホール蓋の裏面の上記係止片の外側周
    囲に突堤が設けられていることを特徴とするマンホール
    蓋。
JP8197338A 1996-05-16 1996-07-26 マンホール蓋係止具及びマンホール蓋 Pending JPH1030243A (ja)

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JP8197338A JPH1030243A (ja) 1996-05-16 1996-07-26 マンホール蓋係止具及びマンホール蓋

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JP12172896 1996-05-16
JP8-121728 1996-05-16
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JPH1030243A true JPH1030243A (ja) 1998-02-03

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007262821A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Kubota Corp マンホール蓋
CN110332010A (zh) * 2019-07-16 2019-10-15 警通建设(集团)有限公司 一种隧道出入口的排水结构

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007262821A (ja) * 2006-03-29 2007-10-11 Kubota Corp マンホール蓋
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