JPH10302394A - 同期制御装置及び記録再生装置 - Google Patents

同期制御装置及び記録再生装置

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JPH10302394A
JPH10302394A JP10893597A JP10893597A JPH10302394A JP H10302394 A JPH10302394 A JP H10302394A JP 10893597 A JP10893597 A JP 10893597A JP 10893597 A JP10893597 A JP 10893597A JP H10302394 A JPH10302394 A JP H10302394A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部と授受するデータのデータレートの誤差
に関わらず、常に精度の高い記録再生制御が実行される
ようにする。 【解決手段】 外部同期信号Syncの立ち上がり/立
ち下がりタイミングに応答して割り込みイベント要求S
irpを発生させ、この割り込みイベント要求Sirp
によりCPUが記録再生制御を実行するように構成し
て、磁気記録再生装置内部の固有のクロックに依存せず
に、常に外部同期信号Syncに同期した記録再生動作
が実行されるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、テープ状
記録媒体に対応して記録再生されるデータに同期したタ
イミングで記録再生動作が実行されるように制御するた
めの同期制御装置、及びこの同期制御装置が備えられた
記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、テープ状記録媒体に対応してデ
ータの磁気記録再生を行う磁気記録再生装置において
は、入出力データの転送レート(以降、単にデータレー
トという)は通常、予め設定された固定値が規定されて
いる。そして、磁気記録再生装置において、記録再生制
御を実行する際には、上記データレートに対応するよう
にして所要の制御パラメータ等を設定した制御テーブル
を、内部の固有な周期のクロックに基づいて動作するよ
うに構築するようにしており、この制御テーブルに従っ
て各種記録再生制御を実行するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な磁気記録再生装置を含めて比較的大規模な記録再生シ
ステムを構築した場合、例えば磁気記録再生装置以外の
システム装置におけるデータレートが、磁気記録再生装
置が要求するデータレートに対してある程度の誤差を持
って相違する環境となる場合がある。このような状況で
記録再生システムを動作させた場合、外部の装置と授受
を行うべきデータのデータレートと磁気記録再生装置に
おいて固有に設定されている制御テーブルとの間でジッ
ターが発生することになり、精度の高い記録再生動作が
期待できなくなるという問題が生じることになる。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は上記し
た課題を考慮して、記録再生データのデータレートが可
変であっても、つまり、本来記録再生装置が要求するデ
ータレートに対して誤差を有していたとしても、このデ
ータレートに同期するようにして精度な記録再生制御が
行われるようにすることを目的とする。
【0005】このため、外部と送受信が行われるデータ
に同期したタイミングで制御処理手段により所要の処理
動作が実行されるようにするための同期制御装置とし
て、データの転送レートに同期して外部より供給される
同期信号を入力可能な同期信号入力手段と、入力信号と
して少なくとも同期信号を入力可能とされ、入力信号の
波形の立ち上がり及び立ち下がりを検出することのでき
る検出手段と、この検出手段の検出出力に基づくタイミ
ングで制御処理手段に対して割り込み処理の実行を要求
するための割り込みイベント要求を発生する割り込みイ
ベント要求手段とを備えて構成することとした。また、
所定周期の同期信号区間内に必要とされる割り込みイベ
ント要求回数に基づいて同期信号の周波数を所要に逓倍
した信号を出力する逓倍信号生成手段を設け、検出手段
は、入力された逓倍信号生成手段の出力信号の反転を検
出するように構成することとした。
【0006】また、所定種類の記録媒体に対応してデー
タの記録又は再生動作を行う記録再生装置において、デ
ータの転送レートに同期して外部より供給される同期信
号を入力可能な同期信号入力手段と、入力信号として少
なくとも同期信号を入力可能とされ、入力信号の波形の
立ち上がり及び立ち下がりを検出することのできる検出
手段と、この検出手段の検出出力に応じたタイミングで
割り込みイベント要求を発生させる割り込みイベント要
求手段と、この割り込みイベント要求に応答して記録又
は再生動作に関する所要の処理を実行することのできる
記録再生制御手段とを備えて構成することとした。
【0007】上記構成によれば、内部に固有のクロック
に依ることなく、外部同期信号の立ち上がり/立ち下が
りタイミングを基準として所要の記録再生処理のための
割り込みイベント処理を実行するように構成することが
可能になる。また、逓倍信号生成手段により同期信号を
逓倍した逓倍信号の立ち上がり/立ち下がりタイミング
に基づいて割り込みイベント要求を発生させるように構
成したことで、例えば同期信号の反転間隔よりも短い間
隔で割り込みイベント処理を実行させることが可能にな
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。なお、本実施の形態の記録再生装置は、テ
ープ状記録媒体に対応してデータの記録再生が可能な磁
気記録再生装置とされる。
【0009】本実施の形態においては、後述するように
して、データに同期して外部から供給される同期信号
(以下外部同期信号という)に基づいて記録再生装置に
おける所要のイベント処理の実行タイミングを発生する
ように構成されるが、ここで先ず、本実施の形態におけ
る外部同期信号の概念について図1を参照して説明す
る。例えば、デジタルデータの記録再生には、その基準
となるクロックが図1(b)に示すように存在してお
り、このクロックに同期するようにして図1(a)に示
すデータが存在するようにされている。データレート
は、上記図1(b)に示すクロックのタイミングに相当
する。また、ここでいうデータとは、本実施の形態の磁
気記録再生装置を備えて構築される記録再生システム間
で授受される記録再生データであり、例えば、図1
(a)に示すように所定単位のブロックごとにまとめら
れているものとされる。そして、図1(c)に示すよう
に、データに同期して外部同期信号が存在する。この場
合、外部同期信号はデータのブロック単位に対応するタ
イミングのクロックとして存在するようにされる。
【0010】ところで、本実施の形態の記録/再生装置
は、例えば512Mbps,256Mbps,128M
bps,64Mbpsのように、段階的に複数のデータ
レートに対応可能な構成を採っており、これにより、記
録再生システム構築時にできるだけ外部装置に汎用性が
与えられるようにしている。一例として、図1(d)
(e)には、上記図1(a)に対して2倍のデータレー
トによるデータ及び、このデータの基準となるクロック
が示され、図1(f)には、このデータレートに対応し
て外部より伝送される外部同期信号が示されている。従
って、図1(f)の外部同期信号は、図1(c)の外部
同期信号に対して2倍の周波数となる。仮に、図1
(a)のデータのデータレートが256Mbpsである
とすると、図1(d)に示すデータのデータレートは5
12Mbpsとされることになる。
【0011】本実施の形態の磁気記録再生装置は、後述
するようにして、上記外部同期信号に基づいて内部の記
録再生制御に必要な割り込みイベント要求(タイミング
信号)を発生するようにされる。これにより、例えば上
記図1(a)(d)に示したデータのデータレートが、
本来磁気記録再生装置が要求する基準のデータレートに
対して所定の許容範囲内で誤差を有しているような状態
であっても、実際のデータレートに同期した記録再生動
作が可能なように構成されるものである。
【0012】図2のブロック図は、本発明の実施の形態
としての磁気記録再生装置の要部の構成を機能ブロック
ごとに概略的に示している。この図に示すように磁気記
録再生装置1は、外部制御通信ブロック2、システム制
御ブロック3、サーボ/メカニズム制御ブロック4、及
びデジタル信号制御ブロック5により構成される。外部
制御通信ブロック2は、記録再生システムとしての連係
動作を実現するために、当該磁気記録再生装置1と外部
装置により形成される上位システム0間との通信を実行
するための機能回路部とされ、外部と通信するための外
部インターフェイスIFを備えて構成される。図1にて
説明したデータ(D)、クロック(CLK)、及び外部
同期信号(Sync)は、上記外部インターフェイスI
Fを介して、磁気記録再生装置1と上位システム0間で
伝送が行われることになる。また、外部制御通信ブロッ
ク2には、図示しないが表示部及び操作部等が備えられ
ているものとされ、当該磁気記録再生装置1及び記録再
生システムの動作に応じた表示部に対する各種表示制御
や、操作部に対して行われた操作に応じて入力されたコ
マンド信号に基づく処理動作や、他の制御ブロックへの
コマンド信号の伝送処理を実行可能なように構成されて
いる。
【0013】システム制御ブロック3は、例えば上記外
部制御通信ブロック2、及びサーボ/メカニズム制御ブ
ロック4、デジタル信号制御ブロック5と相互に通信を
行うことで、当該磁気記録再生装置1に関する制御動作
を集中的に管理する。また、本実施の形態では、外部制
御通信ブロック2から伝送された外部同期信号Sync
に基づいて、内部における所要の記録再生動作を実行さ
せるための割り込みイベント要求(タイミング信号)を
発生可能なように構成されているが、これについては後
述する。
【0014】サーボ/メカニズム制御ブロック4は、例
えば記録再生時において、磁気テープを駆動駆動させる
ための駆動機構や、磁気テープに対して磁気記録再生を
行うためのヘッド機構、及び各種サーボ回路系等に対し
て適宜所要の制御を行うための機能ブロックである。
【0015】デジタル信号制御ブロック5は、例えば記
録時においては、磁気テープへの記録に適合させるため
の所定のフォーマットによるエンコード処理やECC(E
rrorCorrecting Code)エンコード処理等をはじめとする
所要の信号処理を実行して記録データを生成し、再生時
においては上記記録時のフォーマットに対応するデコー
ド処理及びECCデコード処理等の信号処理を実行して
再生データを得る。再生データは、例えば、システム制
御ブロック3の制御によって、外部制御通信ブロック2
から外部インターフェイスIFを介して上位システム0
に伝送される。
【0016】図3は、システム制御ブロック3の内部構
成として、割り込みイベント処理のタイミング発生に関
連する部位を機能ブロックとして示すものである。この
図において、外部同期信号Syncは、周波数計測回路
11及び逓倍回路12に対して入力されている。周波数
計測回路11では入力された外部同期信号Syncの周
波数を計測して、その計測結果をCPU(Central Proc
essing Unit)15に伝送可能とされている。逓倍回路1
2は、CPU15から出力される選択制御信号Ssel
に基づいて、外部同期信号Syncを所要に逓倍した逓
倍信号Sfを立ち上がり/立ち下がり検出回路13に出
力する。なお、逓倍回路12の内部構成例については後
述する。
【0017】この場合、逓倍信号Sfは逓倍された周波
数による矩形波信号とされる。そこで、立ち上がり/立
ち下がり検出回路13では、逓倍信号Sfのエッジ、つ
まり立ち上がりと立ち下がりを検出して、検出信号Sd
を割り込みコントローラ14に出力する。割り込みコン
トローラ14では、立ち上がり/立ち下がり検出回路1
3から出力された検出信号Sdのタイミングに応答して
割り込み要求イベントSirpをCPU15に対して伝
送する。CPU15では、割り込み要求イベントSir
pが得られるタイミングで、記録再生制御のための所要
の割り込み処理を実行することになる。上記CPU1
5、周波数計測回路11、逓倍回路12、立ち上がり/
立ち下がり検出回路13、及び割り込みコントローラ1
4間は、バスラインBLを介して相互に通信可能とされ
ている。
【0018】逓倍回路12の概念的な内部構成例を図4
のブロック図に示す。この図によれば逓倍回路12は、
逓倍周波数発生器12a、及び信号選択回路12bによ
り構成されている。逓倍周波数発生器12aは、入力さ
れた外部同期信号Syncを逓倍した周波数信号を発生
させる回路部位とされ、ここでは、一例として、外部同
期信号Syncを、等倍、2倍、4倍、8倍、16倍に
逓倍した周波数信号f0,f1,f2,f3,f4を発
生して並列的に出力可能とされている。図5(a)〜
(f)に、外部同期信号Syncと周波数信号f0,f
1,f2,f3,f4を比較して示す。信号選択回路1
2bは、CPU15からバスラインBLを介して出力さ
れた選択制御信号Sselに基づいて、上記周波数信号
f0,f1,f2,f3,f4のうちから1つの周波数
信号を選択して逓倍信号Sfとして出力する。なお、図
4に示す逓倍回路12の構成はあくまでも一例であり、
例えば信号選択回路12bを省略して、CPU15の選
択制御信号に基づいて、逓倍周波数発生器12aが、所
要の逓倍周波数信号を可変して出力するように構成する
ことも考えられる。
【0019】図6は、上記構成によるシステム制御ブロ
ック3により実現される割り込みイベント要求発生の動
作を示すタイミングチャートである。図6(a)には、
システム制御ブロック3に入力された外部同期信号Sy
ncが示されている。ここでは、図6(b)に示すよう
に、逓倍回路12により外部同期信号Syncに対して
等倍の周波数信号f0が逓倍信号Sfとして選択出力さ
れている。この場合、立ち上がり/立ち下がり検出回路
13からは、図6(b)の逓倍信号Sfに応答して、図
6(c)に示す検出信号Sdを出力することになる。こ
こでは、検出信号Sdは、逓倍信号Sfの立ち上がりタ
イミングと立ち下がりタイミングに応じて、単発のHレ
ベルのパルスを出力するものとされている。そして、割
り込みコントローラ14では、検出信号Sdのパルスタ
イミングに応答して、図6(c)において矢印で示すタ
イミングで割り込みイベント要求Sirpを発生させる
ことになる。
【0020】この割り込みイベント要求Sirpは、結
果的に図6(a)に示す外部同期信号Syncの反転す
るタイミングに同期するものとなる。つまり、外部同期
信号Syncの2倍の周波数により発生されることにな
る。そして、CPU15は、割り込みイベント要求Si
rpに基づいて外部通信制御ブロック2、サーボ/メカ
ニズム制御ブロック4、及びデジタル信号制御ブロック
5に対する所要の記録再生制御(割り込みイベント処
理)を実行するようにされる。この結果、本実施の形態
の磁気記録再生装置1では、外部同期信号Syncに対
する2倍の周波数に同期して所要の記録再生制御が実行
されることになる。従って、その制御タイミングは例え
ば外部より入力されるデータDのデータレートにも同期
することになる。なお、CPU15では、当然のことと
して磁気記録再生装置内部で発生されたクロックタイミ
ングによる処理も実行している。従って、ここでいう割
り込みイベント処理とは、データDのブロック単位(図
1参照)のタイミングに対応して行うべき処理動作を意
味する。
【0021】このようにして本実施の形態では、例えば
磁気記録再生装置1が本来要求する基準のデータレート
に対して所定の許容範囲内で外部装置のデータレートが
異なっているような場合でも、このデータレートに同期
したタイミングで各種処理が実行可能なように制御され
ることになり、例えば内部に固有のクロックに基づいて
制御テーブルを構築する場合よりも、精度の高い記録再
生動作が実現されることになる。
【0022】ところで、前述のように本実施の形態の磁
気記録再生装置は、複数種類のデータレートに対応可能
とされるが、比較的低速なデータレートが設定された場
合について考えてみる。ここで、データレートが低速で
ある場合に、仮に図6に示すように外部同期信号Syn
cと等倍の周波数の逓倍信号Sfに基づいて割り込みイ
ベント要求Sirpを発生させたとすると、その発生間
隔も当然のこととして長くなる。ここで、割り込みイベ
ント処理に要求される処理タイミングが許容できる程度
に低速である場合には特に問題にはならないが、高速な
処理タイミングが要求された場合には、図6に示した割
り込みイベント要求Sirpのタイミングで割り込みイ
ベント処理を実行していたのでは間に合わなくなって、
適正な記録再生動作に支障を来す場合が生じる。このよ
うな場合には、図6の婆伊予rも速いタイミング、つま
り、外部同期信号Syncの周波数の2倍よりも高速な
タイミングで割り込みイベント要求Sirpを発生させ
ることが必要になる。
【0023】そこで、本実施の形態では、要求される割
り込みイベント処理の速度に応じて、外部同期信号Sy
ncについて2倍以上で逓倍した周波数信号f1,f
2,f3,f4のうちの何れかを選択して逓倍信号Sf
として出力するように、CPU15が逓倍回路12を制
御する。ここで、図7のフローチャートにCPU15の
逓倍回路12に対する制御処理を示す。この図に示すル
ーチンにおいては、先ずステップS101において、例
えばCPU15が周波数計測回路11の測定情報を取り
込むことにより、外部同期信号Syncの周波数を識別
する。続くステップS102においては、上記ステップ
S101にて識別された周波数に対応する外部同期信号
Syncの1/2周期内においてシステムが要求すると
される割り込みイベント処理回数を識別する。そして、
ステップS103においては、上記ステップS102に
おいて識別した割り込みイベント処理回数を実現するこ
とのできる周波数信号を選択する選択制御信号Ssel
を出力する処理を実行するようにされる。
【0024】図8には、一例として、逓倍信号Sf(図
8(b))として外部同期信号Sync(図8(a))
を2倍に逓倍した周波数信号f1が選択された場合が示
されている。この場合には、図8(c)に示すように、
外部同期信号Syncの2倍の周波数による逓倍信号S
fの立ち上がり/立ち下がりエッジに対応して検出信号
Sdの検出パルスが得られることから、割り込みイベン
ト要求Sirpも外部同期信号Syncの周波数に対し
て4倍の周波数により発生することになる。例えば、図
6が対応するデータレートが256Mbps、上記図8
が対応するデータレートがその1/2倍速の128Mb
psであるとすると、両者の割り込みイベント要求Si
rpの発生タイミング(周期)は同等とされていること
が理解される。このように本実施の形態では、データレ
ートが低速に設定されるのに応じて外部同期信号Syn
cの周波数が低くなった場合であっても、外部同期信号
に対する同期を保ったうえで、割り込みイベント処理の
処理速度を高速に維持するように同期制御を行うことが
可能となる。
【0025】なお、本発明は上記した実施の形態の構成
に限定されるものではなく、実際の使用条件等に応じて
各種変更が可能であり、例えば逓倍回路12において発
生可能な周波数信号の種類は、図4に示した倍数に基づ
くものに限定されない。また、本実施の形態の磁気記録
再生装置1は複数の基準のデータレートに対応する構成
を採っているが、特定の1つの基準のデータレートに対
応する構成を採る場合にも当然適用が可能である。ま
た、上記実施の形態においては、磁気記録再生装置に本
発明の同期制御装置を適用した例について説明している
が、これに限定されるものではなく、他の種類の記録装
置又は再生装置において、外部同期信号に同期して記録
再生動作を実行する必要のある他の種類の記録装置又は
再生装置に適用することも考えられる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、内部の固
有のクロックに依存せずに、外部同期信号の立ち上がり
/立ち下がりタイミングを基準として所要の記録再生処
理のための割り込みイベント処理を実行するようにされ
ることから、記録再生データのデータレートが、本来、
記録再生装置が要求するデータレートに対して誤差を有
していたとしても、このデータレートに同期して記録再
生処理が実行されることになる。これにより、データレ
ートの誤差に関わらず常に精度の高い記録再生制御が実
行され、それだけ製品としての信頼性が向上されること
になる。また、外部同期信号を逓倍した逓倍信号の立ち
上がり/立ち下がりタイミングを基準として割り込みイ
ベント要求を発生させるように構成したことで、例えば
データレートが低速に設定されて外部同期信号が低速に
なった場合でも、同期信号に同期させたうえで、例えば
同期信号の反転区間内に対して複数回の割り込みイベン
ト処理を実行させることが可能になるため、高速タイミ
ングによる記録再生処理を維持することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態としての外部同期信号と、
この外部同期信号が同期するデータ及びクロックのタイ
ミングを示す波形図である。
【図2】本実施の形態としての磁気記録再生装置の構成
例を示すブロック図である。
【図3】システム制御ブロックの内部構成例を示すブロ
ック図である。
【図4】逓倍回路の内部構成例を示すブロック図であ
る。
【図5】逓倍回路により発生される周波数信号を同期信
号と比較して示す波形図である。
【図6】本実施の形態の割り込みイベント要求の発生タ
イミングを示すタイミングチャートである。
【図7】CPUの逓倍回路に対する周波数信号の選択処
理を示すフローチャートである。
【図8】本実施の形態の割り込みイベント要求の発生タ
イミングを示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
0 上位システム、1 磁気記録再生装置、2 外部通
信制御ブロック、3システム制御ブロック、4 サーボ
/メカニズム制御ブロック、5 デジタル信号制御ブロ
ック、11 周波数計測回路、12 逓倍回路、12a
逓倍周波数発生器、12b 信号切換回路、13 立
ち上がり/立ち下がり検出回路、14割り込みコントロ
ーラ、15 CPU、BL バスライン、Sync 外
部同期信号、CLK クロック、D データ、Ssel
選択制御信号、Sirp割り込みイベント要求

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部と送受信が行われるデータに同期し
    たタイミングで、制御処理手段により所要の処理動作が
    実行されるようにするための同期制御装置として、 上記データの転送レートに同期して外部より供給される
    同期信号を入力可能な同期信号入力手段と、 入力信号として少なくとも上記同期信号を入力可能とさ
    れ、入力信号の波形の立ち上がり及び立ち下がりを検出
    することのできる検出手段と、 上記検出手段の検出出力に基づくタイミングで、上記制
    御処理手段に対して割り込み処理の実行を要求するため
    の割り込みイベント要求を発生することのできる割り込
    みイベント要求手段と、 を備えていることを特徴とする同期制御装置。
  2. 【請求項2】 所定周期の同期信号区間内に必要とされ
    る割り込みイベント要求回数に基づいて、上記同期信号
    の周波数を所要に逓倍した信号を出力する逓倍信号生成
    手段を設け、 上記検出手段は、入力された上記逓倍信号生成手段の出
    力信号の反転を検出するように構成されていることを特
    徴とする請求項1に記載の同期制御装置。
  3. 【請求項3】 所定種類の記録媒体に対応してデータの
    記録又は再生動作を行う記録再生装置において、 上記データの転送レートに同期して外部より供給される
    同期信号を入力可能な同期信号入力手段と、 入力信号として少なくとも上記同期信号を入力可能とさ
    れ、入力信号の波形の立ち上がり及び立ち下がりを検出
    することのできる検出手段と、 上記検出手段の検出出力に応じたタイミングで割り込み
    イベント要求を発生させることのできる割り込みイベン
    ト要求手段と、 上記割り込みイベント要求に応答して記録又は再生動作
    に関する所要の処理を実行することのできる記録再生制
    御手段と、 を備えていることを特徴とする記録再生装置。
  4. 【請求項4】 所定周期の同期信号区間内に必要とされ
    る割り込みイベント要求回数に基づいて、上記同期信号
    の周波数を所要に逓倍した信号を出力する逓倍信号生成
    手段を設け、 上記検出手段は、入力された上記逓倍信号生成手段の出
    力信号の反転を検出するように構成されていることを特
    徴とする請求項3に記載の記録再生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7730250B2 (en) 2006-12-27 2010-06-01 Seiko Epson Corporation Interrupt control circuit, circuit board, electro-optic device, and electronic apparatus

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US7730250B2 (en) 2006-12-27 2010-06-01 Seiko Epson Corporation Interrupt control circuit, circuit board, electro-optic device, and electronic apparatus

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