JPH10319979A - 同期信号発生方法および装置 - Google Patents

同期信号発生方法および装置

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JPH10319979A
JPH10319979A JP9128294A JP12829497A JPH10319979A JP H10319979 A JPH10319979 A JP H10319979A JP 9128294 A JP9128294 A JP 9128294A JP 12829497 A JP12829497 A JP 12829497A JP H10319979 A JPH10319979 A JP H10319979A
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JP9128294A
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English (en)
Inventor
Haruyo Ookubo
晴代 大久保
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】再生する楽曲データのテンポに合わせた同期信
号を発生することができる同期信号発生方法および装置
を提供する。 【解決手段】 出力波形生成手段2で音楽再生データを
生成しつつ時間管理情報を時間管理情報記憶手段3に格
納し、出力バッファ管理手段4でこれを利用して音楽再
生データの出力バッファの管理をすることにより、再生
する楽曲データのテンポに合わせた同期信号を発生し、
これにより楽曲と映像を同期する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、楽曲のテンポに
合わせて同期信号を発生する同期信号発生方法および装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、楽曲と映像を同期させる場合、楽
曲データに映像情報を記述し再生装置で再生制御を行う
ことが多い。例えば、特開平6-161439号には、MIDIデー
タとして楽音情報と映像情報を取り扱い、陽には同期信
号を発生しないがMIDIデータを読むメイン制御装置で楽
音と映像の同期をとる装置があるが、その同期装置とし
て知られているものは無い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、楽曲デ
ータに映像情報を記述した場合においても、音楽再生デ
ータの生成と表示する映像データの生成とは別処理であ
り、音楽再生データと映像データのデータ出力時の制御
が必要である。特に音楽再生データの生成が実時間で間
に合わない場合やデータ出力装置へのデータ送信に失敗
した場合などの同期信号の再設定機構が必要になる。ま
た、表示する映像が時間の概念を持たないグラフィック
スを同期させる場合、音楽中のどのタイミングにどの動
きを一致させるかが重要であるため、音楽のテンポに合
わせてグラフィックを生成し同期させる必要がある。
【0004】この発明は、上記従来の問題を解決するも
ので、再生する楽曲データのテンポに合わせた同期信号
を発生することができる同期信号発生方法および装置を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の同期信号
発生方法は、出力波形データにおけるテンポ、再生音楽
中の位置および再生音楽中の時刻とから成る拍情報が拍
毎に記録され、出力波形データを出力バッファへ書き込
む時に、出力バッファが切り替わった時点の出力波形デ
ータの再生時刻である切替わり時刻と、出力波形データ
が書き込まれた出力バッファの送信状況とから成るバッ
ファ情報が、出力バッファが切り替わる毎に記録され、
拍情報とバッファ情報とを利用して、出力バッファデー
タの送信直後に同期信号を発生するタイミングを数えは
じめ、拍情報のテンポから同期信号を発生するタイミン
グを求め、出力バッファへの書き込みや出力バッファの
送信に失敗した場合は、バッファ情報と拍情報から再生
音楽の拍のタイミングと、同期信号の発生時刻が一致す
るように、同期信号を発生するタイミングを求めて、再
生音楽のテンポに合わせることを特徴とするものであ
る。
【0006】請求項1記載の同期信号発生方法によれ
ば、音楽再生データを生成しつつ拍情報とバッファ情報
から構成される時間管理情報を格納し、これを利用して
音楽再生データの出力バッファの管理をすることによ
り、楽曲を再生しながら再生する楽曲データのテンポに
合わせた同期信号を発生することができ、これにより楽
曲と映像を同期することができる。
【0007】請求項2記載の同期信号発生装置は、楽曲
データを記憶する楽曲データ記憶手段と、この楽曲デー
タ記憶手段に記憶された楽曲データを読み込み、読み込
んだ楽曲データから出力波形データを生成し、この出力
波形データを出力バッファへ書き込み、楽曲データのテ
ンポ情報と書き込む出力バッファの切替わり情報を記録
させる出力波形生成手段と、出力波形データが書き込ま
れた出力バッファを書き込まれた順に従って出力し、出
力波形データが書き込まれた出力バッファの送信状況を
記録させる出力バッファ管理手段と、出力波形生成手段
が記録した出力波形データのテンポ情報と出力バッファ
の切替わり情報と出力バッファ管理手段が記録した送信
状況とを記憶する時間管理情報記憶手段と、出力バッフ
ァ管理手段が出力バッファデータの送信を開始すると同
時に動作を開始し、時間管理情報記憶手段に記憶された
情報を読み出し、出力波形生成手段が生成した前記出力
波形データの前記テンポ情報を取得し、このテンポの長
さ毎に同期信号を発生し、出力バッファ管理手段が連続
して出力バッファデータを送信していない場合は、時間
管理情報記憶手段へ記録されたテンポ情報と出力バッフ
ァの切り替わり情報から同期信号発生時刻を再計算して
同期信号を発生する同期シグナル出力手段と、出力バッ
ファ管理手段より出力された出力バッファのデータを再
生する出力手段とを備えたものである。
【0008】請求項2記載の同期信号発生装置によれ
ば、出力波形生成手段が音楽再生データを生成しつつ時
間管理情報を時間管理情報記憶手段に格納し、出力バッ
ファ管理手段がこれを利用して音楽再生データの出力バ
ッファの管理をすることにより、再生する楽曲データの
テンポに合わせた同期信号を発生することができ、これ
により楽曲と映像を同期することができる。
【0009】請求項3記載の同期信号発生装置は、請求
項2において、請求項2の出力波形生成手段に代えて、
楽曲データ記憶手段に記憶された楽曲データを読み込
み、読み込んだ楽曲データから出力波形データを生成す
る際に、外部からのテンポの変更が入力された場合は入
力されたテンポデータを利用して出力波形データを生成
し、前記出力波形データを出力バッファへ書き込み、前
記出力波形データを生成した時のテンポ情報と書き込む
出力バッファの切替わり情報を時間管理情報記憶手段へ
記録する出力波形生成手段を備えているものである。
【0010】請求項3記載の同期信号発生装置によれ
ば、請求項2と同様な効果のほか、再生音楽のテンポを
変更することが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)この発明の第1の実施の形態を図
1、図3ないし図5に基づいて説明する。図1はこの発
明の同期信号発生装置を示し、1は楽曲データ記憶手
段、2は出力波形生成手段、3は時間管理情報記憶手
段、4は出力バッファ管理手段、5は同期シグナル出力
手段、6は出力手段である。楽曲データ記憶手段には楽
曲が記憶されている。
【0012】楽曲データ記憶手段1は、楽曲データを記
憶している。この楽曲データは出力波形生成手段2に読
み込まれる。出力波形生成手段2は、楽曲データ記憶手
段1に記憶された楽曲データを読み込み、読み込んだ楽
曲データから出力波形データを生成し、出力波形データ
を出力バッファへ書き込み、楽曲データのテンポ情報と
書き込む出力バッファの切替わり情報を時間管理情報記
憶手段3へ記録するものである。
【0013】実施の形態では、楽曲データ記憶手段1か
ら楽曲データを読み込み、このデータを順に解析する。
解析したデータに応じて出力波形生成手段2内の動作パ
ラメータの設定を行ない再生音楽データを生成し、出力
バッファ管理手段4の出力バッファに空きがあれば再生
音楽データを書き込む。空きがない場合は、再生音楽デ
ータの生成を一時停止し、出力バッファが空くと再生音
楽データを生成し書き込む。再生音楽データを生成する
時には、一拍毎に再生音楽データの一拍の時間の長さと
曲中の小節番号と拍番号と曲先頭位置をゼロとした時の
生成データの時刻(分、秒、フレーム)とを記述する。
書き込み出力バッファの最後まで書き込んで次の出力バ
ッファに進める時は、バッファの切れ目の記号と曲先頭
位置をゼロとした時の生成データの時刻とを記述し、出
力バッファ送信の確認のフィールドには0を記述する。
【0014】時間管理情報記憶手段3は、出力波形生成
手段2が記録した出力波形データのテンポ情報と、出力
バッファの切替わり情報と、出力バッファ管理手段4が
記録した送信状況とを記憶するものである。実施の形態
では、同期シグナル出力手段5が同期信号の発生に利用
する情報をテーブル形式で記憶している。レコードには
再生音楽データの一拍毎に記述されるテンポ情報が記述
される拍レコードと、書き込む出力バッファが切り替わ
る毎に記述される切替わり情報が記述されるバッファレ
コードがある。拍レコードは、書き込む再生音楽データ
の一拍の長さを記述するフィールド、曲中の位置として
小節番号と拍番号とを記述するフィールド、書き込む再
生音楽データの曲先頭からの時刻を記述するフィールド
とから構成される。バッファレコードは、バッファレコ
ードであるという記号を記述するフィールド、出力バッ
ファ切替え時の曲先頭からの時刻を記述するフィール
ド、出力バッファ送信時の確認フラグを記述するフィー
ルドから構成される。
【0015】出力バッファ管理手段4は、出力波形デー
タが書き込まれた出力バッファを書き込まれた順に従っ
て出力手段6へ出力し、出力波形データが書き込まれた
出力バッファの送信状況を時間管理情報記憶手段3へ記
録するものである。実施の形態では、出力波形生成手段
2で生成された再生音楽データが書き込まれた出力バッ
ファを書き込まれた順に出力手段6に送信し、時間管理
情報記憶手段3に記録されている送信した出力バッファ
についての確認フラグを1と記録する。
【0016】同期シグナル出力手段5は、出力バッファ
管理手段4が出力バッファデータの送信を開始すると同
時に動作を開始し、時間管理情報記憶手段3に記憶され
た情報を読み出し、出力波形生成手段2が生成した出力
波形データのテンポ情報を取得し、このテンポの長さ毎
に同期信号を発生し、出力バッファ管理手段4が連続し
て出力バッファデータを送信していない場合は、時間管
理情報記憶手段3へ記録されたテンポ情報と出力バッフ
ァの切り替わり情報から同期信号発生時刻を再計算し同
期信号を発生するものである。
【0017】実施の形態では、出力バッファ管理手段4
が出力バッファの送信を開始した直後に同期シグナル出
力手段5より合い図を受け取り動作を開始する。時間管
理情報記憶手段3に記憶された拍レコードを順に読み込
み、一拍の時間後に同期信号を発生する。次の拍レコー
ドより前にバッファレコードが記述されている場合はそ
のバッファの送信の確認フラグが1であることを確認し
て次の拍レコードを読み込みその一拍時間後に同期信号
を発生する。バッファ送信の確認フラグが1ではない場
合は、出力バッファ管理手段4の出力バッファの送信を
待ち、時間管理情報記憶手段3のバッファレコードの時
刻のフィールドと拍レコードの時刻フィールドから同期
信号を発生する時間を再計算をし、再計算により求めら
れた時間後に同期信号を発生する。
【0018】出力手段6は、出力バッファ管理手段4か
ら出力された出力バッファのデータを再生する。上記に
いう再生音楽データは出力波形生成手段2により生成さ
れるものであり、出力波形データと同じものを指す。図
3、図4、図5は、この発明の同期信号発生装置の動作
のフローチャートである。図3は出力バッファデータ生
成の動作のフローチャート、図4は同期信号発生の動作
のフローチャート、図5は出力バッファ送信の動作のフ
ローチャートである。
【0019】この発明の同期信号発生装置の動作は、大
きく分けると出力バッファデータの生成、同期信号発
生、出力バッファデータの送信の動作に分けられる。図
3に示す出力バッファデータの生成の動作は、はじめに
出力波形生成手段2の初期化を行なう(ステップ10
1)。次に楽曲データ記憶手段1から再生する楽曲デー
タを読み込み(ステップ102)、未解析有りか否かの
ステップ103を経て、楽曲データを1メッセージずつ
解析して出力波形手段2の動作パラメータを設定し(ス
テップ104)、出力波形データを生成し(ステップ1
05)、現在書き込み中の出力バッファの最後までデー
タが書き込まれているならば(ステップ106)、バッ
ファレコードの記号と生成データの先頭からの時刻を時
間管理情報記憶手段3に記録し(ステップ107)、次
の出力バッファへ生成データとバッファ送信の確認フラ
グ0の書き込みを行う(ステップ108)。現在書き込
み中の出力バッファが書き込み可能であるならば現在の
出力バッファへ生成データを書き込む(ステップ10
9)。生成データの書き込み時に、生成データが一拍の
先頭データであるならば時間管理情報記憶手段3に拍レ
コードとして現在の一拍の時間の長さと曲中の位置であ
る小節番号と拍番号と曲先頭位置をゼロとした時の生成
データの時刻(分、秒、フレーム)を記録する(ステッ
プ110)。上記記述のステップ103からステップ1
10までの動作を未解析データがなくなるまで行ない、
未解析データがなくなると出力バッファデータ生成処理
は終了する(ステップ111)。
【0020】図4に示す同期信号発生の動作は、出力バ
ッファ管理手段4からの先頭出力バッファデータの送信
後に同期シグナル出力手段5に送られる合い図により処
理を開始する(ステップ201)。時間管理情報記憶手
段3に記録された時間管理情報を読み、次の拍レコード
までの記述の間にバッファレコードがなければ(ステッ
プ202)、現在読んでいる一拍の時間の長さ後に同期
信号を発生するようにタイマーを設定し(ステップ20
6)、バッファレコードがある場合は時間管理情報記憶
手段3に記録された確認フラグを読み、次の拍レコード
までの間のバッファレコードの確認フラグが1であるな
らば(ステップ203)、時間管理情報記憶手段3に記
録された拍レコードの一拍の時間の長さを読み一拍の時
間の長さ後に同期信号を発生するようにタイマーを設定
(ステップ206)する。バッファレコードの確認フラ
グが0である場合は、確認フラグが0である出力バッフ
ァが送信されるまで待機し(ステップ204)、拍レコ
ードの一拍の時間の長さとバッファレコードのバッファ
切替え時の曲先頭からの時刻から同期信号が発生する時
刻を再計算しタイマーを設定する(ステップ205)。
タイマー設定後、タイマーが切れると同期信号を発生
(ステップ207)し、時間管理情報記憶手段3に記憶
された次のデータを読み上記の動作を繰り返し、同期信
号を発生する。
【0021】図5に示す出力バッファの送信の動作は、
前述の出力バッファデータの生成により1つ以上分の出
力バッファのデータ生成が終了後、開始する。はじめに
出力バッファ管理手段4は先頭出力バッファを送信し
(ステップ301)、送信したことを同期シグナル出力
手段5に通知する(ステップ302)。その後、送信し
たバッファの送信終了になると(ステップ303)、次
の出力バッファデータが存在する場合は(ステップ30
4)、次の出力バッファデータを送信し(ステップ30
7)、次の出力バッファデータが無い場合でかつ曲の終
了でないとき(ステップ305)、次の出力バッファに
再生データが書き込まれるまで待ち(ステップ30
6)、次の出力バッファデータを送信する(ステップ3
07)。次に時間管理情報記憶装置3の出力したバッフ
ァに対応するバッファレコードのバッファ送信の確認フ
ラグを1と記述し(ステップ308)、出力バッファの
送信終了を待つステップ(ステップ303)に戻る。曲
の終了の場合は(ステップ305)、終了する(ステッ
プ309)。
【0022】次にこの実施の形態の同期信号発生方法
は、出力波形データにおけるテンポ、再生音楽中の位置
および再生音楽中の時刻とから成る拍情報が拍毎に記録
され、出力波形データを出力バッファへ書き込む時に、
出力バッファが切り替わった時点の出力波形データの再
生時刻である切替わり時刻と、出力波形データが書き込
まれた出力バッファの送信状況とから成るバッファ情報
が、出力バッファが切り替わる毎に記録され、この拍情
報とバッファ情報を利用して、出力バッファデータの送
信直後に同期信号を発生するタイミングを数えはじめ、
拍情報のテンポから同期信号を発生するタイミングを求
め、出力バッファへの書き込みや出力バッファの送信に
失敗した場合は、バッファ情報と拍情報から再生音楽の
拍のタイミングと、同期信号の発生時刻が一致するよう
に、同期信号を発生するタイミングを求めて、再生音楽
のテンポに合わせるものである。
【0023】第1の実施の形態によれば、音楽再生デー
タを生成しつつ拍情報とバッファ情報から構成される時
間管理情報を格納し、これを利用して音楽再生データの
出力バッファの管理をすることにより、楽曲を再生しな
がら再生する楽曲データのテンポに合わせた同期信号を
発生することができ、これにより楽曲と映像を同期する
ことができる。
【0024】(第2の実施の形態)この発明の第2の実
施の形態を図2、図4ないし図6に基づいて説明する。
図2は第2の実施の形態の外部入力により再生音楽のテ
ンポを変更する同期信号発生装置を示し、1は楽曲デー
タ記憶手段、7は出力波形生成手段、3は時間管理情報
記憶手段、4は出力バッファ管理手段、5は同期シグナ
ル出力手段、6は出力手段、8はテンポ変更を知らせる
外部入力である。楽曲データ記憶手段1には楽曲が記憶
が記憶されている。この楽曲データ記憶手段1、時間管
理情報記憶手段3、出力バッファ管理手段4、同期シグ
ナル出力手段5、および出力手段6は第1の実施の形態
と同じ機能を持つ。
【0025】出力波形生成手段7は、楽曲データ記憶手
段1に記憶された楽曲データを読み込み、読み込んだ楽
曲データと外部からのテンポの変更が入力された場合は
入力されたテンポデータを利用して出力波形データを生
成し、出力波形データを出力バッファへ書き込み、出力
波形データを生成した時のテンポ情報と書き込む出力バ
ッファの切替わり情報を時間管理情報記憶手段3へ記録
するものである。
【0026】実施の形態では、楽曲データ記憶手段1か
ら楽曲データを読み込み、このデータを順に解析する。
解析したデータに応じて出力波形生成手段2内の動作パ
ラメータの設定を行なうが、この時テンポ変更の外部入
力8による外部入力があれば、外部入力で指定されたテ
ンポ値の音楽が再生される再生音楽データを生成し、テ
ンポ変更の外部入力8による外部入力がなければ、テン
ポの変更は行わずに再生音楽データを生成し、出力バッ
ファ管理手段4の出力バッファに空きがあれば再生音楽
データを書き込む。空きが無い場合は、再生音楽データ
の生成を一時停止し、出力バッファが空くと再生音楽デ
ータを生成し書き込む。再生音楽データを生成する時に
は、一拍毎に再生音楽データの一拍の時間の長さと曲中
の小節番号と拍番号と曲先頭位置をゼロとした時の生成
データの時刻(分、秒、フレーム)を記述する。書き込
み出力バッファの最後まで書き込んで次の出力バッファ
に進める時は、バッファの切れ目の記号と曲先頭位置を
ゼロとした時の生成データの時刻とを記述し、出力バッ
ファ送信の確認のフィールドには0を記述する。
【0027】テンポ変更を知らせる外部入力8は、出力
波形生成手段7に割り込みをかけ、設定するテンポの値
を出力波形生成手段7に渡す。上記にいう再生音楽デー
タは出力波形生成手段2により生成されるものであり、
出力波形データと同じものを指す。図4、図5、図6は
第2の実施の形態の同期信号発生装置の動作のフローチ
ャートである。図4は同期信号の発生の動作のフローチ
ャート、図5は出力バッファの送信の動作のフローチャ
ート、図6は出力バッファデータの生成の動作のフロー
チャートである。
【0028】この同期信号発生装置の動作は、大きく分
けると出力バッファデータの生成、同期信号発生、出力
バッファデータの送信の動作に分けられる。図4に示す
同期信号発生の動作と、図5に示す出力バッファデータ
の送信の動作は第1の実施の形態と同じである。図6に
示す出力バッファデータの生成の動作は、はじめに出力
波形生成手段7の初期化を行なう(ステップ101)。
次に楽曲データ記憶手段1から再生する楽曲データを読
み込み(ステップ102)、未解析のデータ有りか否か
のステップ103を経て、楽曲データを1メッセージず
つ解析して出力波形生成手段7の動作パラメータを設定
し(ステップ104)、テンポ変更を知らせる外部入力
8からの外部入力があれば(ステップ121)、生成す
る出力波形データのテンポが入力値に変更されるように
出力波形生成手段7の動作パラメータを設定し(ステッ
プ122)、出力波形データを生成し(ステップ10
5)、現在書き込み中の出力バッファがいっぱいならば
(ステップ106)、バッファレコードの記号と生成デ
ータの先頭からの時刻を時間管理情報記憶手段3に記録
し(ステップ107)、次の出力バッファへ生成データ
とバッファ送信の確認フラグ0の書き込みを行う(ステ
ップ108)。現在書き込み中の出力バッファが書き込
み可能であるならば現在の出力バッファへ生成データを
書き込む(ステップ109)。生成データの書き込み時
に、生成データが一拍の先頭データであるならば時間管
理情報記憶手段3に拍レコードとして現在の一拍の時間
の長さと曲中の位置である小節番号と拍番号と曲先頭位
置をゼロとした時の生成データの時刻(分、秒、フレー
ム)を記録する(ステップ110)。上記記述のステッ
プ103からステップ110まで、ステップ121およ
びステップ122を含む動作を未解析データがなくなる
まで行ない、未解析データがなくなると出力バッファデ
ータの生成処理は終了する(ステップ111)。
【0029】第2の実施の形態によれば、再生音楽のテ
ンポを変更することが可能となる。その他は第1の実施
の形態と同様である。なお、第2の実施の形態では出力
波形生成手段7の動作パラメータ値を設定(ステップ1
04)後にテンポ変更を知らせる外部入力8の外部入力
の有無(ステップ121)を調べているが、出力波形生
成手段7の動作パラメータ値の設定の前に調べてテンポ
の変更を行っても構わない。
【0030】
【発明の効果】請求項1記載の同期信号発生方法によれ
ば、音楽再生データを生成しつつ拍情報とバッファ情報
から構成される時間管理情報を格納し、これを利用して
音楽再生データの出力バッファの管理をすることによ
り、楽曲を再生しながら再生する楽曲データのテンポに
合わせた同期信号を発生することができ、これにより楽
曲と映像を同期することができる。
【0031】請求項2記載の同期信号発生装置によれ
ば、出力波形生成手段が音楽再生データを生成しつつ時
間管理情報を時間管理情報記憶手段に格納し、出力バッ
ファ管理手段がこれを利用して音楽再生データの出力バ
ッファの管理をすることにより、再生する楽曲データの
テンポに合わせた同期信号を発生することができ、これ
により楽曲と映像を同期することができる。
【0032】請求項3記載の同期信号発生装置によれ
ば、請求項2と同様な効果のほか、再生音楽のテンポを
変更することが可能となる。
【0033】
【図の簡単な説明】
【0034】
【図1】この発明の第1の実施の形態における同期信号
発生装置のブロック図である。
【0035】
【図2】この発明の第2の実施の形態における外部入力
により再生音楽のテンポを変更する同期信号発生装置の
ブロック図である。
【0036】
【図3】第1の実施の形態における出力バッファデータ
の生成の動作のフローチャートである。
【0037】
【図4】同期信号発生の動作のフローチャートである。
【0038】
【図5】出力バッファき送信の動作のフローチャートで
ある。
【0039】
【図6】第2の実施の形態における外部入力により再生
音楽のテンポを変更する場合の出力バッファデータの生
成の動作のフローチャートである。
【0040】
【符号の説明】
1 楽曲データ記憶手段 2、7 出力波形生成手段 3 時間管理情報記憶手段 4 出力バッファ管理手段 5 同期シグナル出力手段 6 出力手段 8 テンポ変更を知らせる外部入力

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力波形データにおけるテンポ、再生音
    楽中の位置および再生音楽中の時刻とから成る拍情報が
    拍毎に記録され、 前記出力波形データを出力バッファへ書き込む時に、前
    記出力バッファが切り替わった時点の前記出力波形デー
    タの再生時刻である切替わり時刻と、前記出力波形デー
    タが書き込まれた前記出力バッファの送信状況とから成
    るバッファ情報が、前記出力バッファが切り替わる毎に
    記録され、 前記拍情報と前記バッファ情報とを利用して、出力バッ
    ファデータの送信直後に同期信号を発生するタイミング
    を数えはじめ、前記拍情報のテンポから同期信号を発生
    するタイミングを求め、 前記出力バッファへの書き込みや前記出力バッファの送
    信に失敗した場合は、前記バッファ情報と前記拍情報か
    ら再生音楽の拍のタイミングと、同期信号の発生時刻が
    一致するように、前記同期信号を発生するタイミングを
    求めて、再生音楽のテンポに合わせることを特徴とする
    同期信号発生方法。
  2. 【請求項2】 楽曲データを記憶する楽曲データ記憶手
    段と、 この楽曲データ記憶手段に記憶された前記楽曲データを
    読み込み、読み込んだ前記楽曲データから出力波形デー
    タを生成し、この出力波形データを出力バッファへ書き
    込み、前記楽曲データのテンポ情報と書き込む前記出力
    バッファの切替わり情報を記録させる出力波形生成手段
    と、 前記出力波形データが書き込まれた前記出力バッファを
    書き込まれた順に従って出力し、前記出力波形データが
    書き込まれた前記出力バッファの送信状況を記録させる
    出力バッファ管理手段と、 前記出力波形生成手段が記録した前記出力波形データの
    前記テンポ情報と前記出力バッファの切替わり情報と前
    記出力バッファ管理手段が記録した前記送信状況とを記
    憶する時間管理情報記憶手段と、 前記出力バッファ管理手段が出力バッファデータの送信
    を開始すると同時に動作を開始し、前記時間管理情報記
    憶手段に記憶された情報を読み出し、前記出力波形生成
    手段が生成した前記出力波形データの前記テンポ情報を
    取得し、このテンポの長さ毎に同期信号を発生し、前記
    出力バッファ管理手段が連続して前記出力バッファデー
    タを送信していない場合は、前記時間管理情報記憶手段
    へ記録された前記テンポ情報と前記出力バッファの切り
    替わり情報から同期信号発生時刻を再計算して同期信号
    を発生する同期シグナル出力手段と、 前記出力バッファ管理手段より出力された出力バッファ
    のデータを再生する出力手段とを備えた同期信号発生装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2の出力波形生成手段に代えて、
    楽曲データ記憶手段に記憶された楽曲データを読み込
    み、読み込んだ前記楽曲データから出力波形データを生
    成する際に、外部からのテンポの変更が入力された場合
    は入力されたテンポデータを利用して出力波形データを
    生成し、前記出力波形データを出力バッファへ書き込
    み、前記出力波形データを生成した時のテンポ情報と書
    き込む出力バッファの切替わり情報を時間管理情報記憶
    手段へ記録する出力波形生成手段を備えた請求項2記載
    の同期信号発生装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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