JPH10302392A - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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Publication number
JPH10302392A
JPH10302392A JP10490597A JP10490597A JPH10302392A JP H10302392 A JPH10302392 A JP H10302392A JP 10490597 A JP10490597 A JP 10490597A JP 10490597 A JP10490597 A JP 10490597A JP H10302392 A JPH10302392 A JP H10302392A
Authority
JP
Japan
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data
fade
audio
cross
recorded
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Withdrawn
Application number
JP10490597A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyuki Nakamura
和之 中村
Seiji Obata
誠司 小畑
Tsunehisa Ishii
恒久 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP10490597A priority Critical patent/JPH10302392A/ja
Publication of JPH10302392A publication Critical patent/JPH10302392A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 データストリームの高品質化、作成作業の効
率化 【解決手段】 データストリーム上で時間的に前となる
データ群の後端部位のデータと、時間的に後ろとなるデ
ータ群の前端部位のデータとを用いてクロスフェードデ
ータを生成し、このクロスフェードデータが、2つのデ
ータ群の時間的接続ポイントでのデータとされる状態と
なるように記録媒体に記録する。またクロスフェードデ
ータを記録する部位における元のデータをバックアップ
記録しておくことにより、その後、クロスフェードデー
タをさらにバックアップデータで書き換えることで、ク
ロスフェード処理前の状態に復帰させることができるよ
うにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はオーサリングシステ
ムなどに用いられ、音声や映像などの素材データから所
定のフォーマットのデータストリームを形成するデータ
処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばDVD(DIGITAL VERSATILE DISC
/DIGITAL VIDEO DISC)などの映像や音声を記録するメ
ディアに対して、そのメディア作成段階においては、音
声データや映像データを、メディアに記録する所定のフ
ォーマットデータとするためのいわゆるオーサリング作
業が行われる。DVDの例でいえば、オーディオ素材と
された音声データと、ビデオ素材とされた映像データに
ついて、それぞれ所定のエンコードを施し、エンコード
データを特定の記録媒体(例えばオーサリングシステム
におけるハードディスクアレイ)に記録して、時間的に
連続するオーディオデータストリーム及びビデオデータ
ストリームを形成する。そしてこのオーディオデータス
トリーム及びビデオデータストリームを多重化するとと
もに、いわゆるDVDフォーマットとしてのデータフォ
ーマットを形成するためのエンコードを行うことにな
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、音声や映像
の素材データをエンコードし、データストリームを作成
していく作業は、複数の素材を時間的に接続していく比
較的困難かつ面倒な作業となる。例えば複数本のテープ
メディアに記録された音声素材データ(音声データ群)
を順次エンコードしていくことでオーディオデータスト
リームを形成していくことになるが、複数単位の素材デ
ータの接続部分の音響処理などには、データストリーム
形成後に複雑な処理が必要である。また、時間的に連続
させたデータストリームを一旦作成したとしても、マス
ターテープやプレーヤの状態、ミスオペレーションその
他の傷害により、データストリーム上でノイズその他の
不適当な部位が発生する場合がある。このような部位が
発見された場合、その修正は、データストリーム全体を
再形成する作業となる。つまりデータストリームを形成
する音声素材としての各データ群(使用した各テープメ
ディアなど)について、再度エンコードをやり直してい
くことになる。このため時間的なロスや作業量は膨大な
ものとなる。
【0004】なお本明細書では、音声素材として用意さ
れるマスターテープ等のメディアの1つを「ロール」と
呼び、各ロールがデータストリーム形成のために用いら
れるデータ単位に相当するものとする。
【0005】複数のロールを用いたデータストリーム形
成作業は上記のように煩雑かつ時間のかかるものであ
り、このためオーサリングシステムにおいて、高品質な
データストリーム生成作業の簡易化、効率化を実現する
ことが求められている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点に鑑みて、品質のよいデータストリームの形成を可能
とするとともに、データストリーム形成作業のやり直し
などを効率的に実行できるようにすることを目的とす
る。
【0007】このためにデータ処理装置として、データ
記録処理手段とクロスフェードデータ生成手段を備える
ようにする。そしてデータ処理手段は、或るデータ群単
位でデータに所定のエンコード等の処理を施して所定の
記録媒体上の所定位置に記録していく動作を、複数のデ
ータ群について実行することで、記録した複数のデータ
群により、記録媒体上で、時間的に連続する1単位のデ
ータストリームを形成させる。そしてクロスフェードデ
ータ生成手段は、データストリーム上で時間的に連続す
ることになる2つのデータ群について、時間的に前とな
るデータ群の後端部位のデータと、時間的に後ろとなる
データ群の前端部位のデータとを用いてクロスフェード
データを生成する。そして、このクロスフェードデータ
を、データストリーム上で、その2つのデータ群の時間
的接続ポイントでのデータとされる状態となるように記
録媒体に記録する。つまり、記録媒体に記録させたデー
タ群について、データ群同士が時間的に連続して接続さ
れるデータストリーム上のポイントにおいて、クロスフ
ェードデータが記録されるようにすることで、複数のデ
ータ群が円滑に接続された高品質なデータストリームを
形成する。
【0008】またクロスフェードデータ生成手段は、記
録媒体上で、時間的に後ろとなるデータ群の前端部位の
データの記録部位もしくは時間的に前となるデータ群の
後端部位のデータの記録部位に、生成したクロスフェー
ドデータを記録させる。またその際、クロスフェードデ
ータ生成手段は、記録媒体上で、時間的に後ろとなるデ
ータ群の前端部位のデータもしくは時間的に前となるデ
ータ群の後端部位のデータを、記録媒体上の他の位置に
バックアップ記録させる。さらに、クロスフェードデー
タ生成手段は、バックアップ記録させたデータを、クロ
スフェードデータが記録されている位置に記録すること
により、データストリームをそのクロスフェードデータ
が記録される前の状態に復帰させることができるように
する。
【0009】一旦データストリームについてクロスフェ
ード処理を行ない、データ群の接続部分にクロスフェー
ドデータが配されると、その前後のデータ群は、それぞ
れ単独にデータ処理手段で処理させて再度エンコード及
び記録媒体への記録を行うことができなくなる。つまり
クロスフェードデータ部分が不適切になるためである。
ところが、クロスフェード状態を解除できるようにする
ことで、或るデータ群のみのエンコード及び記録媒体へ
の記録のやり直しという作業も可能となる。
【0010】記録媒体上に記録された複数のデータ群に
より形成されるデータストリームについては、再生手段
により再生出力させて内容確認(モニタ)できるように
することで、データストリームの品質チェックや、再エ
ンコード等の判断を行うことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明のデータ処理装置の
実施の形態として、オーサリングシステムで用いられる
オーディオエンコーダシステムに関し、次の順序で説明
していく。 1.オーサリングシステムの構成/動作 2.オーディオエンコーダシステムの構成 3.オーディオエンコーダシステムによるオーディオエ
ンコード処理 3−1 オーディオエンコード処理 3−2 エンコード処理ステップ 3−3 クロスフェード処理ステップ 3−4 モニタ処理ステップ 3−5 クロスフェード解除処理ステップ
【0012】1.オーサリングシステムの構成/動作 図1に例えばDVDに関するオーサリングシステムの構
成を示す。このオーサリングシステム1は、スーパーバ
イザー2、共有ハードディスクドライブ3、マルチプラ
イヤ4、ビューアシステム5、ビデオエンコーダシステ
ム7、オーディオエンコーダシステム8の各装置がロー
カルエリアネットワーク9(以下、LAN)でネットワ
ーク接続されている。またビデオデータやオーディオデ
ータを各種段階で記録できる大容量の記録媒体としてハ
ードディスクアレイ6が用意される。このハードディス
クアレイ6に対して、マルチプライヤ4、ビューアシス
テム5、ビデオエンコーダシステム7、オーディオエン
コーダシステム8の各装置がそれぞれ、例えばSCSI
(SMALL COMPUTER SYSTEM INTERFACE)接続され、各装
置は、ハードディスクアレイ6に対してオーディオデー
タやビデオデータ、多重化データ等の書込及び読出が可
能とされる。
【0013】スーパーバイザー2は、オーサリングシス
テム1の全体を管理するシステムであり、全体の動作ス
ケジューリングやオーサリング動作状況に応じて、LA
N9で接続された各装置に動作指示を与えるとともに、
各装置の動作状況、動作の進捗状況の管理/監視を行
う。共有ハードディスクドライブ3は、システムの各装
置で共有する記録領域として用意されており、スーパー
バイザー2からの各装置への指示や、各装置からスーパ
ーバイザー2へのステイタス報告は、この共有ハードデ
ィスクドライブ3が用いられる。
【0014】即ち、スーパーバイザー2が或る装置に対
して指示を与える場合は、その装置に対するオーダーフ
ァイルを作成し、共有ハードディスクドライブ3のハー
ドディスクの特定の領域に、そのオーダーファイルを記
録する。オーダーファイルとは、実行すべき動作や、そ
の際の動作条件、動作タイミング等が記録されたファイ
ルとなる。各装置は、常時共有ハードディスクドライブ
3のオーダーファイルの記録状況を監視しており、各装
置がその装置自身に当てられたオーダーファイルを確認
し、その内容を読み込むことで、スーパーバイザー2か
らその装置への指示が行われることになる。また、各装
置は共有ハードディスクドライブ3のハードディスクの
特定の領域に、現在の動作状況に基づいて作成したステ
ータスファイルを記録する。スーパーバイザー2は、各
装置についてのステータスファイルを共有ハードディス
クドライブ3から読み込むことにより、各装置の動作状
況を確認できる。
【0015】ビデオエンコーダシステム7は、スーパー
バイザー2の指示に基づいて、マスターテープ等に記録
されたビデオ素材についてエンコード処理を行い、SC
SIを介して、ビデオストリームをハードディスクアレ
イ6に記録していく動作を行う。またオーディオエンコ
ーダシステム8は、スーパーバイザー2の指示に基づい
て、マスターテープ等に記録されたオーディオ素材につ
いてエンコード処理を行い、SCSIを介して、オーデ
ィオストリームをハードディスクアレイ6に記録してい
く動作を行う。
【0016】マルチプライヤ4は、ハードディスクアレ
イ6に形成されているオーディオストリーム、ビデオス
トリームについて多重化処理を行い、DVDフォーマッ
トとしてのデータを生成する。生成したデータはハード
ディスクアレイ6の所定領域に記録する。ビューアシス
テム5は、いわゆるモニタ出力装置部を有し、ハードデ
ィスクアレイ6に記録されているDVDフォーマットの
データを読み出して、映像及び音声をモニタ出力するこ
とができるシステムである。即ちオーサリング作業で形
成されたデータの内容のチェックを行うためのシステム
となる。
【0017】オーサリング作業の動作手順を図2で説明
する。まずスーパーバイザー2は、ビデオエンコーダシ
ステム7、及びオーディオエンコーダシステム8に対し
て、それぞれエンコード条件を設定し、エンコード作業
開始の指示を与える。この条件設定及び開始指示は、共
有ハードディスクドライブ3へのオーダーファイルの書
込により行われることになる。
【0018】このスーパーバイザー2からのオーダーフ
ァイルによる指示に応じて、オーディオエンコーダシス
テム8は、図2に手順aとして示すように、オーディオ
素材のエンコードの実行及びエンコードデータ(オーデ
ィオストリーム)のハードディスクアレイ6への記録を
行う。このエンコードデータの記録は、ハードディスク
アレイ6におけるオーディオエンコードデータエリアと
設定されている領域に行われるが、このようなハードデ
ィスクアレイ6の領域設定及びオーディオエンコーダシ
ステム8に対する書込領域指示もスーパーバイザー2が
行う。
【0019】またスーパーバイザー2からのオーダーフ
ァイルによる指示に応じて、ビデオエンコーダシステム
7は、図2に手順bとして示すように、ビデオ素材のエ
ンコードの実行及びエンコードデータ(ビデオストリー
ム)のハードディスクアレイ6への記録を行う。このエ
ンコードデータの記録は、ハードディスクアレイ6にお
けるビデオエンコードデータエリアと設定されている領
域に行われるが、このハードディスクアレイ6の領域設
定及びビデオエンコーダシステム7に対する書込領域指
示もスーパーバイザー2が行う。
【0020】ビデオエンコーダシステム7及びオーディ
オエンコーダシステム8は、それぞれエンコードデータ
のハードディスクアレイ6への書込が終了すると、共有
ハードディスクドライブ3でのステイタスファイルの更
新により、作業終了をスーパーバイザー2に通知する。
するとスーパーバイザー2はマルチプライヤ4に対して
指示を与える。すなわち手順cとして示すように、ハー
ドディスクアレイ6のオーディオエンコードデータエリ
ア及びビデオエンコードデータエリアからの各データス
トリームの読出を実行させ、その多重化及びDVDフォ
ーマティングを実行させる。そして手順dとして示すよ
うにDVDフォーマットとされた多重化データを、ハー
ドディスクアレイ6のフォーマットデータエリアに記録
させる。このマルチプライヤ4に対する処理実行指示や
ハードディスクアレイ6での書込領域もオーダーファイ
ルによって、スーパーバイザー2の管理の元に行われ
る。
【0021】スーパーバイザー2は、マルチプライヤ4
からの動作終了をステイタスファイルによって確認した
ら、その時点でオーサリング作業によるDVDフォーマ
ットデータが形成されたことが確認できる。その後は、
オペレータの指示に応じてデータの検証を行うべくビュ
ーアシステム5に指示を与える。即ち手順eとして示す
ように、ハードディスクアレイ6のフォーマットデータ
エリアに記録されているデータを読み出させ、映像及び
音声の再生出力を実行させる。
【0022】オペレータは、このビューアシステム5に
よる再生映像、音声を確認して、データ上の不備の有無
やノイズ状況などを検証し、問題なければオーサリング
作業は終了され、フォーマットデータエリアに記録され
たデータが、DVDマスタリング工程に送られる。一
方、問題があった場合は、問題の状況に応じてオーサリ
ングのやり直しを行うことになる。例えばオーディオエ
ンコーダシステム8でのオーディオデータストリーム上
に問題ありと判断された場合は、手順a、c、dのやり
直しとなる。
【0023】2.オーディオエンコーダシステムの構成 本発明の実施の形態となるオーディオエンコーダシステ
ム8は、上記のようにオーディオ素材のエンコードを行
ない、オーディオデータストリームを形成する部位であ
る。オーディオエンコーダシステム8の構成を図3に示
す。このオーディオエンコーダシステム8には、プレー
ヤ21、エンコーダ22、インターフェースボックス2
3、モニタシステム25、コントロールユニット30が
設けられる。
【0024】プレーヤ21はオーディオ素材としてのオ
ーディオデータが記録されたマスターテープ(ロール1
0)を再生する部位である。或る1つのプログラムとし
て、時間的に連続するオーディオデータストリームを形
成するために、例えば複数のロール10(マスターテー
プ)が用意される。例えば4つのロール(ROLL1〜
ROLL4)が用意される場合を例にあげ、各ロールの
記録状況の内訳を図4に示す。
【0025】図示するように、1つのプログラムを構成
する時間的に連続するオーディオデータが、例えば4つ
のロールに分割されて記録される。各ロールにおいてテ
ープの巻きしろからプログラムを構成するオーディオデ
ータの記録が開始される部分までの間となる1分程度の
区間には、テスト信号や無音が記録されている。各ロー
ルにおいてテスト信号や無音に続いて、プログラムを構
成部分となるオーディオデータが記録される。プログラ
ムを構成するオーディオデータは、この場合4つのロー
ルに分割されて記録されているが、それぞれの分割ポイ
ントの部分として斜線で示す部分はオーバーラップ部分
とされ、前後のロールで同じオーディオデータが記録さ
れる。オーディオデータとしては、例えば48KHzサ
ンプリング/16ビット量子化によるデジタルオーディ
オデータとされる。
【0026】また各ロールにおいてオーディオデータが
記録される開始点からタイムコードが記録される。タイ
ムコードは時間HH、分MM、秒SS、フレームFFで
形成される時間情報(HH:MM:SS:FF)であ
り、例えば図4の例ではプログラムの起点に相当する第
1ロール(ROLL1)のオーディオデータ記録開始ポ
イントに「01:00:00:00」というタイムコー
ドが記録される。また、第2ロール(ROLL2)のオ
ーディオデータ記録開始ポイントには「01:20:0
0:00」、第3ロール(ROLL3)のオーディオデ
ータ記録開始ポイントには「01:40:00:0
0」、第3ロール(ROLL3)のオーディオデータ記
録開始ポイントには「01:60:00:00」という
タイムコードが記録された例となっている。即ちこの例
では80分弱のプログラムに相当するオーディオ素材
が、各ロールにそれぞれ約20分間のオーディオ素材と
してのデータが記録されて用意された状態となってい
る。
【0027】図3のオーディオエンコーダシステム8に
おいて、プレーヤ21にはこのようなロール10が順次
装填され、各ロールの再生動作を行う。即ちロール10
に記録されているオーディオデータDPCMを読み出して
出力するとともに、同時にオーディオデータDPCMに同
期させた状態でタイムコードTCも出力する。プレーヤ
21はコントロールラインCS1でコントロールユニッ
ト30と接続され、コントロールユニット30からの指
示を受けるとともに、コントロールユニット30に対し
てタイムコードTCを供給できる。
【0028】エンコーダ22は、例えばリニアPCMエ
ンコーダとされ、プレーヤ21から供給されるオーディ
オデータDPCM及びタイムコードTCに基づいて、オー
ディオストリームを生成すべくエンコード処理を行う。
またエンコーダ22はコントロールラインCS2でコン
トロールユニット30と接続され、コントロールユニッ
ト30からの指示を受けてエンコード動作を行う。オー
ディオデータストリームをリニアPCMデータとして形
成する場合は、例えばデータ圧縮処理等のエンコードは
不要であり、従ってエンコーダ22ではオーディオデー
タストリームとしてのフォーマティングを行う。またこ
のエンコーダ22はハードディスクアレイ6に対する書
込機能(デバイスドライバ機能)を有し、エンコードし
たオーディオストリームデータSLPCMをハードディスク
アレイ6に書き込んでいく。コントロールユニット30
からの指示としては、エンコード処理開始位置やハード
ディスクアレイ6への書込位置が与えられる。エンコー
ダ22はプレーヤ21からのオーディオデータDPCMに
同期して供給されるタイムコードTCを監視し、指示さ
れたエンコード開始位置が検出されたら、エンコード及
びハードディスクアレイ6への書込を開始することにな
る。
【0029】インターフェースボックス23は、コント
ロールユニット30から供給されるオーディオストリー
ムデータSLPCMを、モニタシステム25で再生できる状
態のリニアPCMオーディオデータに変換する部位であ
る。なおコントロールユニット30から供給されるオー
ディオストリームデータSLPCMとは、コントロールユニ
ット30がハードディスクアレイ6から読み出したデー
タである。モニタシステム25は、リニアPCMオーデ
ィオデータを再生出力するユニットであり、D/A変換
器、パワーアンプ、スピーカを有する。そしてインター
フェースボックス23から供給されるリニアPCMオー
ディオデータをD/A変換してアナログオーディオ信号
とし、パワーアンプでの増幅処理を経てスピーカを駆動
することにより音声を出力する。オペレータは、モニタ
システム25によって、ハードディスクアレイ6に記録
されているオーディオストリームデータSLPCMを再生音
声として確認することができる。
【0030】コントロールユニット30は、例えばパー
ソナルコンピュータにより形成され、このオーディオエ
ンコーダシステム8の中核となる部位である。そしてソ
フトウエアにより図示する各機能ブロックを備える。コ
ントロールユニット30内の機能ブロックとしては、シ
ステムコントローラ31、スーパーバイザーインターフ
ェース32、マンマシンインターフェース33、プレー
ヤコントローラ34、エンコーダコントローラ35、ス
トリームプレイバッカー36、クロスフェード/アンク
ロスフェード処理部37(以下、クロスフェード処理部
という)を有する。
【0031】システムコントローラ31はコントロール
ユニット30内の中核ソフトウエアとなり、各ソフトウ
エア機能ブロックの指示や情報を受け、各ソフトウエア
機能ブロックに指示や情報を供給する。
【0032】スーパーバイザーインターフェース32
は、LAN9を介してスーパーバイザー2との間のイン
ターフェースを実行する部位となる。即ち共有ハードデ
ィスクドライブ3の所定領域のオーダーファイルの監視
を行い、オーダーファイルによるスーパーバイザー2か
らの動作指示や動作条件設定が行われた場合は、そのオ
ーダーファイルの情報を取り込み信号S6としてシステ
ムコントローラ31に伝える。またこのオーディオエン
コーダシステム8の動作状況をステイタスファイルとし
てスーパーバイザー2に伝える動作を行う。即ちスーパ
ーバイザー31がオペレーションリポートとして動作状
況を伝える信号S5をスーパーバイザーインターフェー
ス32に伝えると、スーパーバイザーインターフェース
32はその信号S5に基づいて共有ハードディスクドラ
イブ3の所定領域でのステイタスファイルの更新を行
う。スーパーバイザー2がこのステイタスファイルの監
視を行っていることで、オーディオエンコーダシステム
8の動作状況がスーパーバイザー2に連絡される。
【0033】マンマシンインターフェース33は、オペ
レータとのインターフェースを実行する部位であり、即
ち図示しないディスプレイ装置等の出力装置への情報出
力、キーボード、マウス等の入力装置からの情報入力を
行う。システムコントローラ31に集まる各種情報のう
ち、例えば表示動作に供する情報は信号S4としてマン
マシンインターフェース33に伝えられ、マンマシンイ
ンターフェース33がディスプレイ装置などに表示情報
として供給する。またオペレータがキーボード、マウス
等の操作を行った場合は、その操作情報はマンマシンイ
ンターフェース33によって取り込まれ、信号S3とし
てシステムコントローラ31に伝えられる。
【0034】プレーヤコントローラ34はプレーヤ21
の動作制御を行う部位となる。信号S1としてのシステ
ムコントローラ31からの指示に従い、コントロールラ
インCS1によりプレーヤ21に、セットされているロ
ール10の再生、サーチ、停止などの動作の指示を与え
る。また再生時やサーチ時などにタイムコードTCを監
視する。プレーヤコントローラ34はプレーヤの動作状
況(オペレーションステイタス)を信号S0としてシス
テムコントローラ31に伝える。
【0035】エンコーダコントローラ35は、エンコー
ダ22の動作制御を行う部位となる。信号S2としての
システムコントローラ31からの指示及び情報に従い、
コントロールラインCS2によりエンコーダ22にエン
コード条件をセットする。即ちエンコーダ開始位置及び
その位置からのエンコード実行指示を与える。またエン
コードしたデータをハードディスクアレイ6に記録する
ために、ハードディスクアレイ6の書込位置情報も与え
ることになる。
【0036】クロスフェード処理部37は、システムコ
ントローラ31からの制御情報となる信号S10に基づ
いて、ハードディスクアレイ6上のオーディオストリー
ムデータSLPCMを読み出し、ロールのつなぎ目となる部
位のデータとしてクロスフェードデータを形成し、ハー
ドディスクアレイ6上でのつなぎ目部分のデータをクロ
スフェードデータに書き換えるクロスフェード処理を施
す。また、このときクロスフェードデータによる書換に
先立って、書き換えられる部位のデータをバックアップ
保存する動作も実行する。またクロスフェード処理部3
7はシステムコントローラ31からクロスフェード解除
の指示があった場合は、ハードディスクアレイ6におい
てクロスフェード処理時にバックアップしておいたデー
タによりクロスフェードデータ部分を書き換えること
で、オーディオデータストリームをクロスフェード処理
前の状態に戻す。クロスフェード処理に関する動作状況
は、オペレーションステイタスとしての信号S10によ
りシステムコントローラ31に伝える。
【0037】ストリームプレイバッカー36は、システ
ムコントローラ31からの制御情報となる信号S11に
基づいて、ハードディスクアレイ6上のオーディオスト
リームデータSLPCMを読み出し、インターフェースボッ
クス23に供給する。オーディオストリームデータSLP
CMの再生位置の情報は、オペレーションステイタスとし
ての信号S12によりシステムコントローラ31に伝え
る。
【0038】3.オーディオエンコーダシステムによる
オーディオエンコード処理 3−1 オーディオエンコード処理 以上のように構成されているオーディオエンコーダシス
テムによるオーディオエンコード処理を図5のフローチ
ャートにそって説明していく。なお、図5及び後述する
図6、図7、図10、図11は、コントロールユニット
30の処理として説明している。
【0039】コントロールユニット30のソフトウエア
としては、起動時からスーパーバイザーインターフェー
ス32が動作する。そして図5のステップF101の処
理として、スーパーバイザー2からの指示を待つ。この
ステップF101の処理とは、スーパーバイザーインタ
ーフェース32が共有ハードディスクドライブ3の特定
領域におけるオーダーファイルの有無を監視する処理と
なる。
【0040】スーパーバイザー2は、オーサリングシス
テム1においてエンコード条件が整った段階で、リニア
PCMオーディオ用のエンコード条件を記述したエンコ
ードファイルを作成し、そのエンコードファイルを有効
化するオーダーファイルを作成する。スーパーバイザー
インターフェース32は、スーパーバイザー2からの指
示としてのオーダーファイルを確認しエンコードファイ
ルを読み込んだら、スーパーバイザー2からの指示を受
けた状態とされ、処理をステップF102からF103
に進めて、まずスーパーバイザー2へ受信通知を行う。
これは具体的には、スーパーバイザーインターフェース
32によってエンコード処理実行中であることを示すス
テイタスファイルを共有ハードディスクドライブ3の所
定領域に作成するとともに、既に取り込んだスーパーバ
イザー2からのオーダーファイルを削除する処理とな
る。スーパーバイザー2は、ステイタスファイルを確認
することにより、オーディオエンコーダシステム8が指
示に応じたエンコード動作を開始したことを知ることが
できる。
【0041】続いてステップF104では、スーパーバ
イザーインターフェース32はオーダーファイルによる
スーパーバイザー2からの指示があったこと、及びエン
コードファイルの情報内容つまり設定されたエンコード
条件をシステムコントローラ31に伝える。システムコ
ントローラ31は、エンコード開始の指示及びエンコー
ド条件を、マンマシンインターフェース33を介してオ
ペレータに通知する。
【0042】オペレータは、ディスプレイ装置に表示さ
れるエンコード条件等を確認して、エンコード開始の指
示となる操作を行う。マンマシンインターフェース33
を介して供給されるオペレータの操作情報により、シス
テムコントローラ31がステップF105としてオペレ
ータからのエンコード開始指示が確認されたら、ステッ
プF106に進み、実際のエンコード作業を実行させる
ことになる。
【0043】そしてエンコード処理に続いてステップF
107,F108としてクロスフェード処理、モニタ処
理が行われる。また必要に応じて(エンコード処理をや
り直すような場合)ステップF110でクロスフェード
解除処理が行われ、ステップF106に戻ってエンコー
ド処理以下を再実行する。エンコード処理、クロスフェ
ード処理、モニタ処理、クロスフェード解除処理につい
てはそれぞれ後に詳述する。
【0044】エンコードされてハードディスクアレイ6
に記録されたオーディオデータストリームをステップF
108のモニタ処理で確認し、問題なければエンコード
終了処理に入る。即ちステップF111でオペレータは
オーディオエンコード作業が正常に終了したことを指示
する操作を行い、これに応じてシステムコントローラ3
1はステップF112で、スーパーバイザーインターフ
ェース32に、スーパーバイザー2への終了通知を行う
べく指示する。これは、共有ハードディスクドライブ3
の所定領域に形成されているステイタスファイルの内容
をエンコード処理終了を示す内容に更新させる処理とな
る。スーパーバイザー2は、ステイタスファイルを確認
することにより、オーディオエンコーダシステム8がオ
ーディオエンコード動作を完了したことを知ることがで
きる。
【0045】以上の処理を終えたら、ステップF101
に戻り、次のオーディオエンコードの実行指示を待機す
る状態となる。
【0046】3−2 エンコード処理ステップ コントロールユニット30は、図5のステップF106
としてのエンコード処理として、図6のような処理を実
行することになる。
【0047】まずステップF201として、オペレータ
によるエンコード対象としてのロール10の選択操作を
待つ。1つのオーディオデータストリームが複数のロー
ルに記録されているオーディオ素材から構成される場
合、オペレータは、その複数のロールを1つづつ選択し
てエンコードさせていく。このとき通常は第1のロール
から第nのロールまで時間順に沿って順番に選択されて
行くわけであるが、選択順は特にこれに規定されるもの
ではない。つまり前述したように各ロールのオーディオ
データにはタイムコードが同期記録されているため、オ
ーディオエンコーダシステム8がタイムコードに応じて
エンコードデータをハードディスクアレイ6に記録して
いくことで、ロール選択順序により形成されるデータス
トリーム内で順序が狂うことはない。従って例えば一
旦、全ロールのエンコードを行ってオーディオデータス
トリームを形成した後に、或るロールについてだけエン
コードをやり直す(ハードディスクアレイ6でエンコー
ドデータを書き直す)ことも可能である。
【0048】ステップF201としてオペレータが対象
ロールを選択したことがマンマシンインターフェース3
3を介して検出されたら、システムコントローラ31は
マンマシンインターフェース33を介してオペレータ
に、選択したロールをプレーヤ21にセットすべく指示
を出す。オペレータは指示に従って対象ロールをプレー
ヤ21に装填し、セット完了の操作を行う。システムコ
ントローラ31はステップF204としてセット完了の
操作を検知したら、実際のエンコード作業に入る。
【0049】なお、ステップF203でエンコード終了
の指示(例えばステップF212やステップF211か
らのパスでステップF203に達し、オペレータの終了
指示があった場合など)があったら、ステップF211
以降に進んでエンコード終了処理を行う。ただし、説明
の便宜上このステップF203の位置の処理としている
が、実際にはエンコード処理の終了(中断)は、どの時
点でも可能とする。
【0050】オペレータのロール10のセットに応じて
ステップF205に進んだら、システムコントローラ3
1はプレーヤコントローラ34に、プレーヤ21でのロ
ール(マスターテープ)10におけるエンコード対象位
置の頭出し動作を実行させる。つまり、エンコードを開
始すべきオーディオデータの記録された位置より多少前
の位置までテープ位置を移動させるロケート動作とな
る。例えばエンコード開始位置の5秒前位置にロケート
させる。ロケートが完了したら、プレーヤコントローラ
34はシステムコントローラ31に完了の旨を伝える。
【0051】続いてステップF206では、システムコ
ントローラ31はエンコーダコントローラ35に対し
て、エンコードファイルによりタイムコードで指示され
たエンコード対象範囲と、エンコードファイルによる指
示から求められるハードディスクアレイ6への書込開始
位置を通知する。エンコーダコントローラ35はその指
示をエンコーダ22に伝えることで、エンコード動作を
指示することになる。
【0052】続いてステップF207で、システムコン
トローラ31はプレーヤコントローラ34を介してプレ
ーヤ21に再生動作を指示する。プレーヤ21での再生
動作が開始されることにより、以降、そのロール10の
再生が終了されるまで、オーディオデータDPCM及びタ
イムコードTCがエンコーダ22に供給される。エンコ
ーダ22は、プレーヤ21から供給されるタイムコード
TCが、エンコーダコントローラ35により設定された
エンコード開始のタイムコードと一致することを監視
し、一致した時点のオーディオデータDPCMからエンコ
ードを開始する。
【0053】また、エンコードを開始したら、エンコー
ドしたデータをエンコーダコントローラ35により設定
された書込開始位置に従って、ハードディスクアレイ6
へ書き込む動作を行う。これによって、プレーヤ21で
再生されるオーディオデータDPCMとして、エンコード
対象範囲のデータが、エンコーダ22で所定のエンコー
ド処理され、オーディオストリームデータSLPCMとされ
てハードディスクアレイ6に書き込まれていく。つまり
ハードディスクアレイ6上でオーディオデータストリー
ムが形成されていく動作が実行される。
【0054】プレーヤコントローラ34はプレーヤ21
で再生されるタイムコードTCを取り込み、システムコ
ントローラ31に送信している。システムコントローラ
31はスーパーバイザー2から指示されたエンコードフ
ァイルにおけるエンコード対象範囲として現在のロール
(もしくはオーディオデータストリーム)の終了位置の
タイムコードと、プレーヤ21で再生されるタイムコー
ドTCの値を比較しており、プレーヤ21で再生される
タイムコードTCの値が、エンコード対象範囲としての
終了位置のタイムコードの値を越えた時点で、ロール1
0の再生終了と判断する。
【0055】すると処理はステップF208からF20
9に進み、そのとき終了したロール10が最終ロールで
あったか否かを判断する。一連のデータストリームを形
成するための最終ロールまでの全ロールについてエンコ
ード作業が終了していなければ、ステップF212に進
んで次のロールをプレーヤ21に装填すべきことをオペ
レータに指示する。オペレータは指示に応じて次のロー
ルをプレーヤ21に装着し、セット完了の操作を行う。
システムコントローラ31はステップF204としてセ
ット完了の操作を検知したら、セットされたロール10
についてのステップF205以下のエンコード作業を開
始することになる。
【0056】このようにオペレータのロールセット及び
オーディオエンコーダシステム8によるエンコード処理
を繰り返していき、全ロールについてのエンコード(ハ
ードディスクアレイ6への書込)を終了したら、ステッ
プF209からF210に進み、システムコントローラ
31はマンマシンインターフェース33を介してオペレ
ータに対してエンコード終了通知を行う。
【0057】オペレータはさらに他のロールのエンコー
ドを行う場合や、或いは既にエンコードしたロールにつ
いてエンコード処理のやり直しを行いたい場合は、他の
ロールのエンコードを行うべく操作を行い、システムコ
ントローラ31はそのような操作に応じて処理をステッ
プF211からF201に戻して、エンコード処理を再
開する。オペレータはステップF201で任意のロール
を選択して、上述してきたエンコード処理を実行させる
ことができる。
【0058】他のロールのエンコードの必要がない場合
は、オペレータはエンコード処理の終了操作を行うこと
になるが、ステップF213としてその終了操作を検知
したら、システムコントローラ31は、図6に示したエ
ンコード処理(F106)を終了させ、図5のステップ
F107のクロスフェード処理に移る。
【0059】3−3 クロスフェード処理ステップ 図5のステップF107のクロスフェード処理として、
コントロールユニット30は図7の処理を行う。即ちシ
ステムコントローラ31が、ステップF301として検
知したオペレータからのクロスフェード実行指示に応じ
て、ステップF302でクロスフェード処理部37に、
エンコードファイルの内容に従ってクロスフェード実行
指示を与え、クロスフェード処理を実行させる。クロス
フェード処理部37はハードディスクアレイ6にアクセ
スしてクロスフェード処理を実行する。このクロスフェ
ード処理を図8、図9で模式的に説明する。図8は、第
1ロールから最終ロールまでの全ロールについてエンコ
ード処理が終了した時点でのハードディスクアレイ6の
オーディオエンコードデータエリア(図2参照)での記
録状態を表している。
【0060】スタートセクタSTSとは、エンコードフ
ァイルによりスーパーバイザー2から指示された、オー
ディオデータストリームのハードディスクアレイ6への
書込開始セクターである。そしてエンコーダ22による
エンコードデータの書込としては、例えば第1ロールの
再生オーディオデータDPCMをエンコードしたオーディ
オストリームデータSLPCMを(スタートセクタSTS+
6000h)から記録していく。第1ロールからのオー
ディオストリームデータSLPCMとしては、指定されたエ
ンコード終了位置までのデータがセクタR1LSまでに
書き込まれたとすると、さらに2秒分ほどのオーディオ
ストリームデータSLPCMが余分記録RADとして記録さ
れる。
【0061】そして或る程度の空領域が設けられ、第2
ロールからのオーディオストリームデータSLPCMは(セ
クタR1LS+B000h)から記録される。この場合
も、、指定されたエンコード終了位置までのデータがセ
クタR2LSまでに書き込まれたとすると、さらに2秒
分ほどのオーディオストリームデータSLPCMが余分記録
RADとして記録される。以降同様に、各ロールからの
オーディオストリームデータSLPCMが書き込まれて行く
が、前後するロールの間には空き領域と余分記録RAD
の領域が形成されて、図8のような状態となる。
【0062】このようなハードディスクアレイ6の記録
状態のうちで、図9(a)は、或るロール(第nロー
ル)からのオーディオストリームデータSLPCMの終端付
近の記録部分と、その次のロール(第(n+1)ロー
ル)からのオーディオストリームデータSLPCMの先頭付
近の記録部分とを示している。オーディオデータストリ
ームとしての接続ポイントSPは、(セクタR(n)L
S)と、(セクタR(n)LS+B000h)となる。
つまり、第nロールについてエンコードファイルでエン
コード対象として指定された範囲の終端と、第n+1ロ
ールついてエンコードファイルでエンコード対象として
指定された範囲の先頭部分が、時間的に連続されること
で、第nロールと、第n+1ロールが時間的に連続され
るオーディオデータストリームの一部を形成することに
なる。他のロール間についても同様である。
【0063】クロスフェード処理としては、クロスフェ
ード処理部37は、図9(a)のようなハードディスク
アレイ6における各ロールからのオーディオストリーム
データSLPCMの接続点のデータ書換処理を行うことにな
る。まず、クロスフェード処理部37は、時間的に先行
することになる第nロールの終端として、セクターR
(n)LSの後ろとなる余分記録RADから、例えば1
0msecのデータCF1を読み込む。さらに、クロス
フェード処理部は、時間的に後ろとなる第(n+1)ロ
ールの先頭として、セクターR(n)LS+B000h
から、例えば10msecのデータCF2を読み込む。
【0064】そしてこの各10msecのデータCF
1、CF2からクロスフェードデータCF3を形成す
る。例えば、データCF1からは徐々にレベルが低下す
るようなフェードアウトデータを形成し、データCF2
からは徐々にレベルが増加するようなフェードインデー
タを形成する。そしてこのフェードアウトデータとフェ
ードインデータをミキシングしてクロスフェードデータ
CF3を生成する。
【0065】続いてクロスフェード処理部37は、生成
したクロスフェードデータをハードディスクアレイ6に
書き込むわけであるが、その処理に先だってクロスフェ
ード処理部37は、第(n+1)ロールの先頭である、
セクターR(n)LS+B000hからの10msec
のデータCF2を、図9(b)に示すように空き領域の
一部に書き込み、バックアップデータBUとする。そし
て、このようなバックアップデータBUの記録を行った
後、クロスフェードデータCF3を図9(b)のように
セクターR(n)LS+B000hからの10msec
分の領域に上書き記録する。つまり、元々の第(n+
1)ロールの先頭部分のデータCF2を、クロスフェー
ドデータCF3に書き換える。上述したようにオーディ
オデータストリームとしての接続ポイントSPは、(セ
クタR(n)LS)と、(セクタR(n)LS+B00
0h)であるため、データストリームとしての再生は図
9(b)下段の矢印のように(セクタR(n)LS)と
(セクタR(n)LS+B000h)の間の区間はスキ
ップされる。従って図9(b)のようにクロスフェード
処理が行われた状態では、第nロールからのオーディオ
ストリームデータSLPCMと、第(n+1)ロールからの
オーディオストリームデータSLPCMの時間的接続部分で
は、再生される音声がクロスフェードによりスムースに
切り替わる状態とされる。
【0066】クロスフェード処理部37は、このような
クロスフェード処理を、例えば図8のような複数ロール
からのオーディオストリームデータSLPCMの接続部分の
全てに対して行う。即ち第1ロールと第2ロールの接続
ポイント、第2ロールと第3ロールの接続ポイント、・
・・・最終ロールの直前のロールと最終ロールの接続ポ
イントについて、クロスフェード処理を実行することに
なる。これによってオーディオデータストリームとして
再生される音声においてロールの変化ポイントに相当す
る位置でもスムースな再生音声が得られ、オーディオデ
ータストリームの品質を向上させることができる。また
例えばマルチプライヤ4が実行する多重化処理やその他
の処理で、ロールの変化ポイントでの音声品質を向上さ
せるような処理は不要となり、オーディオストリーム生
成後の処理負担を軽減することにもなる。
【0067】以上のようなクロスフェード処理としての
ハードディスクアレイ6でのデータ書換を終えたら、ク
ロスフェード処理部37は処理終了をスーパーバイザー
31に伝える。これによって図7のクロスフェード処理
(F107)が終了され、図5のステップF108のモ
ニタ処理に進むことになる。
【0068】3−4 モニタ処理ステップ 図5のステップF108のモニタ処理として、コントロ
ールユニット30は図10の処理を行う。即ちシステム
コントローラ31が、ステップF401として検知した
オペレータからの再生モードへの移行指示に応じて、ス
テップF402で再生モードへのモード設定を行い、以
降ステップF403で入力されるオペレータの操作に従
ってストリームプレイバッカー36を機能させる処理を
行う。
【0069】オペレータがロケート操作を行った場合
は、ステップF405としてストリームプレイバッカー
36にハードディスクアレイ6からのオーディオストリ
ームデータSLPCMの読出位置のロケートを指示する。例
えばオペレータがタイムコードを入力することで、スト
リームプレイバッカー36が、その入力されたタイムコ
ードに相当する位置からのオーディオストリームデータ
SLPCMの読出を開始できる状態に設定する。
【0070】オペレータが再生操作を行った場合はステ
ップF404に進み、ストリームプレイバッカー36
に、図8のようにハードディスクアレイ6に記録されて
いるオーディオデータストリームの例えば先頭位置か
ら、もしくはロケート操作がされていた場合はそのロケ
ート位置から読み出しを実行させ、その読み出したオー
ディオストリームデータSLPCMをインターフェースボッ
クス23に供給させる。この読み出されたオーディオス
トリームデータSLPCMはインターフェースボックス23
を介してモニタシステム25に供給され、モニタ音声と
してオペレータに出力されることになる。このようにし
てハードディスクアレイ6に生成されたオーディオデー
タストリームを再生させてモニタすることにより、オペ
レータは、エンコードが良好にされているか、もしくは
やり直しが必要かを判断できる。
【0071】オペレータが停止操作を行った場合はステ
ップF406に進み、再生されているモニタ音声出力を
停止させる。即ちストリームプレイバッカー36による
オーディオストリームデータSLPCMの読み出し及びイン
ターフェースボックス23への供給を停止させる。オペ
レータが終了操作を行った場合は、図10のモニタ処理
(F108)を終了させ、図5のステップF109でエ
ンコード完了か否かが判断されることになる。
【0072】3−5 クロスフェード解除処理ステップ 例えばモニタ処理でオーディオデータストリーム内で、
ノイズその他の不具合が発見されたような場合は、エン
コードをやり直さなければならない。本例の場合は上述
したようにロール単位でエンコードやり直しが実行でき
るのであるが、図9で説明したようなクロスフェード処
理が行われた後では、或るロールについてのオーディオ
ストリームデータは、その前後のロールについてのオー
ディオストリームデータと関連を持った状況(クロスフ
ェード)で記録された状態となっている。従って、クロ
スフェード処理が行われたままの状態で、複数のロール
のうちで不具合のあった1つのロールのみをエンコード
し直すことは不適当である。そこで本例では、エンコー
ドをやり直す場合にはステップF110の処理としてク
ロスフェード解除処理が行われるようにしている。
【0073】図5のステップF110のクロスフェード
解除処理として、コントロールユニット30は図11の
処理を行う。即ちシステムコントローラ31が、ステッ
プF501として検知したオペレータからのクロスフェ
ード解除実行指示に応じて、ステップF502でクロス
フェード処理部37にクロスフェード解除処理を実行さ
せる。そしてクロスフェード処理部37はハードディス
クアレイ6にアクセスしてクロスフェード解除処理を実
行する。
【0074】このクロスフェード解除処理を図12で模
式的に説明する。図12(a)は図9(b)の状態、即
ちクロスフェード処理が実行された後の状態を示してお
り、セクターR(n)LS+B000hからの10ms
ec分の領域にはクロスフェードデータが記録されてい
る。上述したようにクロスフェード処理時には、クロス
フェードデータが記録される直前の領域にバックアップ
データBUを記録しているが、クロスフェード解除処理
は、このバックアップデータ部により、クロスフェード
データが記録されている部分を上書きする処理となる。
【0075】即ちクロスフェード処理部37は、ハード
ディスクアレイ6からバックアップデータBUを読込、
そのバックアップデータBUを図12(b)に示すよう
にハードディスクアレイ6のセクターR(n)LS+B
000hからの10msec分の領域に記録する。バッ
クアップデータBUとは、もともとセクターR(n)L
S+B000hからの10msec分の領域に記録され
ていたデータそのものであるため、図12(b)の状態
とは、オーディオデータストリームとしてはクロスフェ
ード処理が実行される前の状態、つまり図8に示した際
の状態と同様の状態に戻ったことになる。
【0076】クロスフェード処理部37は、このような
クロスフェード解除処理を、ハードディスクアレイ6に
おける複数ロールからのオーディオストリームデータS
LPCMの接続部分の全てに対して行う。即ち第1ロールと
第2ロールの接続ポイント、第2ロールと第3ロールの
接続ポイント、・・・・最終ロールの直前のロールと最
終ロールの接続ポイントについて、クロスフェード解除
処理を実行することになる。これによってオーディオデ
ータストリームの全体は、ロール単位でエンコードされ
記録された直後の状態に戻り、ロール間でデータが関連
を持った状態ではなくなる。従ってオーディオデータス
トリームを構成する複数ロールのうちの或るロールのみ
についてエンコード及びハードディスクアレイ6への記
録をやり直しても問題はなくなる。そしてこのようにロ
ール単位でエンコードのやり直しを実現できることで、
オーサリング作業の効率化を計ることができる。
【0077】以上のようなクロスフェード解除処理とし
てのハードディスクアレイ6でのデータ書換を終えた
ら、クロスフェード処理部37は処理終了をスーパーバ
イザー31に伝える。これによって図10のクロスフェ
ード解除処理(F108)が終了され、図5のステップ
F106のエンコード処理に進むことになる。
【0078】このようなエンコード解除処理が行われた
後は、ステップF106のエンコード処理により、特定
のロールに対する再エンコードが行われる。そしてステ
ップF107のクロスフェード処理により再び全ロール
間のクロスフェード接続が実現され、ステップF108
のモニタ処理でオーディオデータストリームの品質の確
認が行われることになる。そして問題なければ前述した
手順でオーディオエンコーダシステム8によるオーディ
オデータストリーム生成処理が終了される。
【0079】なお以上、実施の形態としてのオーディオ
エンコーダシステム8の構成及び処理例を説明してきた
が、各種の変形例が考えられることはいうまでもない。
また本発明をオーディオエンコーダシステム8として適
用した例で説明したが、ビデオエンコーダシステム7と
しても同様に適用できる。さらに、音声信号、映像信号
以外のデータのエンコーダシステムでも本発明は適用で
きる。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、データ
ストリーム上で時間的に連続することになる2つのデー
タ群について、時間的に前となるデータ群の後端部位の
データと、時間的に後ろとなるデータ群の前端部位のデ
ータとを用いてクロスフェードデータを生成し、このク
ロスフェードデータが、データストリーム上で、その2
つのデータ群の時間的接続ポイントでのデータとされる
状態となるように記録媒体に記録することができるた
め、形成されるデータストリームにおいてデータ群の接
続ポイントでの円滑なデータ再生が可能となり、高品質
なデータストリームが形成できるという効果がある。ま
た、このようなクロスフェード接続により複数のデータ
群を時間的に連続した1つのデータストリームとして処
理できるようにすることで、一連のオーサリング作業な
どにおける、それ以降の処理負担を軽減できる。
【0081】クロスフェードデータは、記録媒体上で、
時間的に後ろとなるデータ群の前端部位のデータの記録
部位もしくは時間的に前となるデータ群の後端部位のデ
ータの記録部位に記録させることで、容易に両データ群
の時間的接続ポイントに配することができる。例えば記
録媒体での領域管理などついてもクロスフェードデータ
のために複雑な管理形態を要求することはない。
【0082】また、クロスフェードデータを記録する部
位における元のデータ、つまりクロスフェードデータ生
成に用いたデータである、時間的に後ろとなるデータ群
の前端部位のデータの記録部位もしくは時間的に前とな
るデータ群の後端部位のデータを、クロスフェードデー
タ記録に先だってバックアップ記録しておくことによ
り、その後、クロスフェードデータをさらにバックアッ
プデータで書き換えることで、クロスフェード処理前の
状態に復帰させることができる。これによってデータス
トリーム内の或る特定のデータ群のみの再エンコードな
どの作業が実行可能となり、データストリームの修正、
変更のための時間的ロスや作業量を最小限とでき、もっ
てデータストリーム形成作業を非常に効率化できるとい
う効果がある。
【0083】また記録媒体上に記録されたデータストリ
ームについては、再生手段により再生出力させて内容確
認(モニタ)できるようにすることで、データストリー
ムの品質チェックや、再エンコード等の判断を行うこと
ができ、特に修正/更新を行うべきデータ単位の発見も
容易となる。これにより一層作業効率を向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のオーディオエンコーダシ
ステムを有するオーサリングシステムの構成図である。
【図2】実施の形態のオーディオエンコーダシステムを
有するオーサリングシステムのオーサリング動作の説明
図である。
【図3】実施の形態のオーディオエンコーダシステムの
ブロック図である。
【図4】実施の形態のオーディオエンコーダシステムで
用いるロールの説明図である。
【図5】実施の形態のオーディオエンコーダシステムの
データストリーム生成処理のフローチャートである。
【図6】実施の形態のエンコード処理のフローチャート
である。
【図7】実施の形態のクロスフェード処理のフローチャ
ートである。
【図8】実施の形態のクロスフェード処理前の状態の説
明図である。
【図9】実施の形態のクロスフェード処理の説明図であ
る。
【図10】実施の形態のモニタ処理のフローチャートで
ある。
【図11】実施の形態のクロスフェード解除処理の説明
図である。
【図12】実施の形態のクロスフェード解除処理の説明
図である。
【符号の説明】
1 オーサリングシステム、2 スーパーバイザー、3
共有ハードディスクドライブ、4 マルチプライヤ、
5 ビューアシステム、6 ハードディスクアレイ、7
ビデオエンコーダシステム、8 オーディオエンコー
ダシステム、9LAN、10 ロール、21 プレー
ヤ、22 エンコーダ、23 インターフェースボック
ス、25 モニタシステム、30 コントロールユニッ
ト、31システムコントローラ、32 スーパーバイザ
ーインターフェース、33 マンマシンインターフェー
ス、34 プレーヤコントローラ、35 エンコーダコ
ントローラ、36 ストリームプレイバッカー、37
クロスフェード/アンクロスフェード処理部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 或るデータ群単位でデータに所定の処理
    を施して所定の記録媒体上の所定位置に記録していく動
    作を、複数のデータ群について実行することで、記録し
    た複数のデータ群により、前記記録媒体上で、時間的に
    連続する1単位のデータストリームを形成させることの
    できるデータ記録処理手段と、 前記記録媒体に記録させたデータ群であって、データス
    トリーム上で時間的に連続することになる2つのデータ
    群について、時間的に前となるデータ群の後端部位のデ
    ータと、時間的に後ろとなるデータ群の前端部位のデー
    タとを用いてクロスフェードデータを生成し、このクロ
    スフェードデータを、データストリーム上で、前記2つ
    のデータ群の時間的接続ポイントでのデータとされる状
    態となるように前記記録媒体に記録するクロスフェード
    データ生成手段と、 を備えたことを特徴とするデータ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記クロスフェードデータ生成手段は、
    前記記録媒体上で、時間的に後ろとなるデータ群の前端
    部位のデータの記録部位もしくは時間的に前となるデー
    タ群の後端部位のデータの記録部位に、生成したクロス
    フェードデータを記録させることにより、そのクロスフ
    ェードデータが、データストリーム上で、前記2つのデ
    ータ群の時間的接続ポイントでのデータとされる状態と
    することを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記クロスフェードデータ生成手段は、
    前記記録媒体上で、時間的に後ろとなるデータ群の前端
    部位のデータもしくは時間的に前となるデータ群の後端
    部位のデータを、記録媒体上の他の位置にバックアップ
    記録させた後、その時間的に後ろとなるデータ群の前端
    部位のデータの記録部位もしくは時間的に前となるデー
    タ群の後端部位のデータの記録部位に、生成したクロス
    フェードデータを記録させることを特徴とする請求項2
    に記載のデータ処理装置。
  4. 【請求項4】 前記クロスフェードデータ生成手段は、
    前記バックアップ記録させたデータを、クロスフェード
    データが記録されている位置に記録することにより、デ
    ータストリームをそのクロスフェードデータが記録され
    る前の状態に復帰させることができることを特徴とする
    請求項3に記載のデータ処理装置。
  5. 【請求項5】 前記記録媒体上に記録された複数のデー
    タ群により形成されるデータストリームを再生出力させ
    る再生手段を有することを特徴とする請求項1に記載の
    データ処理装置。
JP10490597A 1997-04-22 1997-04-22 データ処理装置 Withdrawn JPH10302392A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009266376A (ja) * 2000-11-29 2009-11-12 Panasonic Corp 光ディスク、記録装置、記録方法、再生装置、再生方法

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JP2009266376A (ja) * 2000-11-29 2009-11-12 Panasonic Corp 光ディスク、記録装置、記録方法、再生装置、再生方法

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