JPH10302360A - 光ディスク装置および光ディスク - Google Patents

光ディスク装置および光ディスク

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JPH10302360A
JPH10302360A JP9112453A JP11245397A JPH10302360A JP H10302360 A JPH10302360 A JP H10302360A JP 9112453 A JP9112453 A JP 9112453A JP 11245397 A JP11245397 A JP 11245397A JP H10302360 A JPH10302360 A JP H10302360A
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optical disc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】2枚のディスクを貼り合わせた光ディスクに対
して、たとえ各ディスクの中心軸に偏心があっても、高
精度の読み書きを可能とした光ディスク装置を提供す
る。 【解決手段】それぞれ再生または記録すべき信号層12
a,12bを備えた2枚のディスク10a,10bを貼
り合わせわてなる光ディスク10に対してレーザ光を照
射し、情報を処理する光ディスク装置において、上記光
ディスクを支持するターンテーブル13と、このターン
テーブルに連結され、ターンテーブルとともに光ディス
クを回転駆動するスピンドルモータ14と、光ディスク
にレーザ光を照射して、その反射光から上記信号を読み
取り、もしくは書き込むピックアップヘッド15とを具
備し、上記レーザ光が入射する側のディスクを芯出し基
準にして回転駆動するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえばDVDド
ライブ装置などの光ディスク装置および光ディスクに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より用いられるたとえばCDドライ
ブ装置は、図7に示すように、回転駆動源であるスピン
ドルモータ1の回転軸1aにターンテーブル2が嵌着さ
れ、このターンテーブル2にディスク3を支持し、回転
駆動する。
【0003】上記ターンテーブル2には、中心部に一体
にディスクチャッキング機構4が設けられるとともに、
周面に所定間隔を存して複数のディスク接触部材5が貼
着されている。
【0004】上記ディスクチャッキング機構4は、ディ
スク3の中心部に設けられる取付け用開口部3aが緩く
嵌込まれる突部6と、この突部6周面にほぼ120°間
隔を存して設けられ、弾性体7によってラジアル方向
(A方向)に弾性的に押し出されるボール8とから構成
される。
【0005】上記ディスク接触部材5は、高い摩擦係数
のたとえばゴム材からなり、ターンテーブル2とディス
ク3との間に介在され、ディスク3がスリップすること
がないよう規制した状態で支持する。
【0006】したがって、スピンドルモータ1が駆動さ
れると、回転軸1aとともにターンテーブル3は回転駆
動され、その回転トルクはディスクチャッキング機構4
を介してディスク3に伝達され、ディスク3は回転中心
Oを支点として回転駆動される。
【0007】上記ディスク3には、同心円状または螺旋
状に微小なピットである信号が記録されていて、ここで
は図示しないピックアップヘッドから発光されたレーザ
光がディスク3で反射し、再びピックアップヘッドで受
光されることにより読み取られるようになっている。
【0008】上記ディスクチャッキング機構4を構成す
る3個のボール8は弾性体7によってラジアル方向(図
のA方向)に弾性的に押圧され、かつディスク取付け用
開口部3aの上端角部に点接触するから、ディスク3に
対してFの力が作用する。
【0009】この力Fは、ディスク3をラジアル方向へ
押圧する力Frと、厚み方向へ押圧する力Fsに分解さ
れ、これらの分力によってディスク3に対する芯出しと
保持が同時になされている。
【0010】このように、CDなどのディスクドライブ
装置におけるディスクチャッキング機構4は、簡単な構
成でディスク3の芯出しと保持とを実現しており、広く
使用されている。
【0011】ディスク3の芯出しについてなお説明すれ
ば、上記ボール8はディスク取付け用開口部3aの上面
側に接触するところから、ディスク3の上面基準で芯出
しが行われることになる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近時、関連
技術の開発が盛んな、たとえばDVDのような光ディス
クの場合は、上述のディスク上面基準の芯出しでは不具
合が発生してしまう。すなわち、図8(A)に示すよう
に、光ディスク10は、2枚の平面状部材(以下、ディ
スクと呼ぶ)10a,10bを貼り合わせてなる。各デ
ィスク10a,10bには、中心軸Lを基準として同一
半径の開口部a,bが設けられていて、互いの開口部が
合致するよう貼り合わせられることは勿論である。
【0013】同図(B)に拡大して示すように、2枚の
ディスク10a,10bには信号層12a,12bが形
成され、かつ接着剤層11を介して一体化される。この
ような構成の光ディスク10では、上部側ディスク10
aの信号層12aは図のB方向からレーザ光を照射して
情報の再生もしくは記録をなし、下部側ディスク10b
の信号層12bは図のC方向からレーザ光を照射して情
報の再生もしくは記録を行うことになる。
【0014】上記2枚のディスク10a,10bを貼り
合わせる工程は治具を用いてなされることは勿論である
が、接着剤を用いることから、図9に示すように、仕上
がり状態で互いの中心軸La,Lbがある程度ずれ易
く、いわゆる偏心が発生することが多い。
【0015】このように、上下部側2枚のディスク10
a,10bを貼り合わせた光ディスク10であって、た
とえ互いのディスク中心軸La,Lbが偏心していて
も、従来の装置では、上部側ディスク10aにボール8
が転接して、上面基準による芯出しが行われる。その一
方で、ピックアップヘッドは下部側に配置され、ここか
らレーザ光が照射され、下部側ディスク10bに記録さ
れた信号層12bの再生などを行う。
【0016】すなわち、上下部側ディスク10a,10
bの位置ずれが、光ディスク10を回転させた場合の偏
心成分となってしまい、実際に信号を読み書きする側の
ディスクにおいて信号のずれが発生する恐れがある。
【0017】DVDのごとき高密度の光ディスクの場合
では、芯出し側と情報の処理側とが相違するため、表裏
ディスクに偏心が存在することは致命的な欠陥となる。
ただし、2枚のディスクを貼り合わせることを基本とし
ているため、偏心を皆無にすることは困難である。
【0018】本発明は上記事情に着目してなされたもの
であり、その目的とするところは、2枚の平面状部材を
貼り合わせた光ディスクに対して、たとえ各平面状部材
が偏心して貼り合わされていても、その偏心に全く影響
されることなく高精度の情報処理を可能とした光ディス
ク装置および光ディスクを提供しようとするものであ
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、少なくとも2枚の平面状部材を
貼り合わせわてなる光ディスクを芯出しして回転させ、
上記光ディスクにレーザ光を照射することで情報の再生
もしくは記録を行う光ディスク装置において、上記レー
ザ光が入射する側の平面状部材を、芯出し基準にして回
転駆動する手段を具備したことを特徴とする。
【0020】請求項2の発明は、光ディスク装置におい
て、上記レーザ光が入射する側の上記平面状部材の開口
部を、ラジアル方向に押圧して芯出しする芯出し手段を
具備したことを特徴とする。
【0021】請求項3の発明は、光ディスク装置におい
て、上記レーザ光が入射する側の上記平面状部材の開口
部を、ラジアル方向に押圧して芯出する芯出し手段と、
上記レーザ光が照射されない側の上記平面状部材を、回
転軸方向に支持する支持手段とを具備した。
【0022】請求項4の発明は、少なくとも2枚の平面
状部材を貼り合わせてなる光ディスクにおいて、少なく
とも1枚の上記平面状部材に設けられる開口部が、他の
平面状部材との貼り合わせ面に向かって広がっているこ
とを特徴とする。
【0023】このような課題を解決する手段を採用する
ことにより、請求項1ないし請求項3の発明では、2枚
の平面状部材を貼り合わせてなる光ディスクの一面側を
基準として芯出しし、かつ同じ側からレーザ光を照射す
る。したがって、芯出し側と、レーザ光を照射して行わ
れる情報の処理側とが一致し、たとえ互いの平面状部材
が偏心して貼り合わせられていても、光ディスクを回転
させたとき各平面状部材の偏心に影響されることなく、
正確な情報処理がなされる。
【0024】請求項4の発明では、拡径方向に力をかけ
たときの光ディスク対する保持の安定性が増し、レーザ
光が照射される方の平面状部材を基準に位置決めを行う
ことが容易になる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面にもとづいて説明する。先に説明したように、光ディ
スク10は2枚の平面状部材(以下、ディスクと呼ぶ)
10a,10bを接着剤11を介して貼り合わせること
で構成されている。それぞれのディスク10a,10b
には中心軸を基準として開口部a,bが設けられ、かつ
それぞれに信号層12a,12bが設けられる。
【0026】このような構成の光ディスク10を支持
し、かつドライブする光ディスク装置は、図1(A)
(B)および図2に示すように、上記光ディスク10を
支持するターンテーブル13と、回転軸14aにターン
テーブル13が嵌着され、ターンテーブルとともに光デ
ィスク10を回転駆動するスピンドルモータ14と、光
ディスク10にレーザ光を照射して、その反射光から微
小な凹凸で形成された信号を再生し、あるいは記録する
ピックアップヘッド15と、このピックアップヘッドを
ガイドレール16に沿って往復駆動する図示しない駆動
機構とから構成される。
【0027】上記ターンテーブル13は、後述するディ
スクチャッキング機構17を備えている。上記ピックア
ップヘッド15は、光ディスク10の下部側からレーザ
光を照射して、光ディスク10に対する情報の再生もし
くは記録などの処理を行うようになっている。そして、
上記スピンドルモータ14は、光ディスク10に対して
下部側に配置されている。
【0028】上記ディスクチャッキング機構17は、光
ディスク10を芯出しする芯出し機構18と、光ディス
ク10をターンテーブル13に対して押圧保持する支持
機構19とから構成される。
【0029】上記芯出し機構18は、リテーナ20と、
このリテーナ20に支持され下部側ディスク10bの開
口部bに対して、120°間隔の3点配置されたボール
21と、それぞれのボール21をラジアル方向へ弾性的
に押圧付勢する弾性部材である板ばね体22の下部ばね
22aとから構成される。
【0030】上記支持機構19は、上記リテーナ20
と、このリテーナ20に回動自在に枢支される押え爪2
3と、この押え爪23を所定方向に弾性的に押圧付勢す
る弾性部材である板ばね体22の上部ばね22bとから
構成される。
【0031】さらに、上記芯出し機構18と、上記支持
機構19および、これら機構を支持するターンテーブル
13を、図1ないし図5にもとづいて詳細に説明する。
はじめにターンテーブル13から説明すると、この中心
軸に沿って上記スピンドルモータ14の回転軸14aに
嵌着される取付け用孔13aが上下面に貫通して設けら
れる。
【0032】その周面は、上下三段の段状に形成され、
最下段面13bに摩擦係数の高いゴム材などの接触部材
24が設けられ、この接触部材24を介して上記光ディ
スク10を支持するようになっている。
【0033】ターンテーブル13の下から二段目13c
上には上記ボール21が所定間隔を存して後述するよう
に配置されるとともに、これらボール21の中間位置に
切欠き部25が設けられる。下から三段目13d上に
は、上記板ばね体22が載置される。その上部周面に上
記リテーナ20が圧入もしくは螺合して嵌着される。
【0034】板ばね体22は、ターンテーブル13の下
から三段目13d上に載置されるリング部22cと、こ
のリング部の外周縁に一体に、かつ上部と下部とに折曲
される、先に説明した上部ばね22bと下部ばね22a
とからなる。
【0035】上記押え爪23は、その上下方向中間部に
爪部23aが突設され、かつ一側面には第1の支軸23
bが突設され、他側面にはこれよりも直径の細い第2の
支軸23cが突設される。さらに、第1の支軸23bが
突設される側面で、この支軸の上部には矩形状の突起2
3dが一体に設けられる。
【0036】上記リテーナ20は、その中心軸に沿って
上記ターンテーブル13の取付け用孔13aと連通する
孔部20aが設けられる。上端部から外周面に亘ってテ
ーパ部20bが設けられる。内周部は段状に形成されて
いて、ターンテーブル13の最上端部に嵌合されること
は先に説明した通りである。
【0037】また、リテーナ20の外周面一部には軸方
向に沿って突出されるアーチ状片部26が所定間隔を存
して複数(3条)設けられる。これらアーチ状片部26
は、正面視がアーチ状に形成されていて、アーチの脚相
互間隔は上記ボール21直径よりもわずかに小に形成さ
れる。
【0038】これらアーチ状片部26のちょうど中間部
には、凹陥部27が設けられていて、この凹陥部27の
両側面には上記押え爪23の第1の支軸23bと第2の
支軸23cを回動自在に枢支するよう加工されている。
【0039】このような各構成部材を組立てると、以下
のようになる。図3(A)(B)に示すように、板ばね
体22の下部ばね22a前面にボール21が配置され、
かつこのボール21の前面にリテーナ20のアーチ状片
部26が位置する。
【0040】したがって、ボール21は下部ばね22a
によって前面側であるラジアル方向に弾性的に押圧され
ていながら、アーチ状片部26によってその位置が規制
される。しかも、アーチ状片部26の脚部相互間隔とボ
ール直径との設定から、通常の状態でボール21の球面
一部がリテーナ26外周面から突出している。
【0041】図4および図5に示すように、ターンテー
ブル13の凹陥部25とリテーナ20の凹陥部27とは
同一位置に連通状態にあり、かつこれら凹陥部25,2
7に上記押え爪23と板ばね体22の上部ばね22bが
介挿される。上部ばね22bは、押え爪23側面の突部
23dに掛合され、押え爪23を所定方向に弾性的に押
圧する。
【0042】押え爪23の第1の支軸23bはリテーナ
20とターンテーブル13によって回転支点となるよう
枢支される。上部ばね22bによって弾性的に押圧付勢
される押え爪23の回動制限は、第2の支軸23cとリ
テーナ20が係合することによりなされている。
【0043】特に図1(A)に示すように、弾性的に押
圧付勢される押え爪23の爪部23aは、通常の状態で
リテーナ20の周面から突出しており、これらはまたリ
テーナ20の周面から突出する上記ボール21のちょう
ど中間部に位置する。
【0044】このようにして、芯出し機構18および支
持機構19が構成される。ターンテーブル13に光ディ
スク10を支持するには、上記リテーナ20上方部位に
光ディスク10を保持し、かつ各ディスク10a,10
bに設けられる開口部a,bをリテーナ20周面に概ね
対向させる。
【0045】ついで光ディスク10を下降させれば、光
ディスク10の開口部a,bはリテーナ20の上端周面
に形成されるテーパ部20bに案内されてリテーナ20
の下部側周面に嵌められる。
【0046】はじめに、下部側ディスク10bの開口部
b周縁はリテーナ20周面から突出する押え爪23の爪
部23aに当接する。なお光ディスク10を押付けるこ
とにより、押え爪23は上部ばね22bの弾性力に抗し
て回動し、爪部23aがリテーナ凹陥部27に没入する
よう光ディスク10のラジアル方向内側に向けて回動す
る。
【0047】すなわち、爪部23aは光ディスク10の
通過を許容する。その直後に、下部側ディスク10bは
リテーナ20周面から球面一部が突出するボール21上
に載る。そこで、光ディスク10を軽く押え付けると、
それぞれのボール21が一斉にラジアル方向に押され下
部ばね22aの弾性力に抗して後退する。
【0048】光ディスク10が接触部材24を介してタ
ーンテーブル13に載置されたところで、押圧力を除去
する。再び図1(B)で示すように、各ボール21は下
部ばね22aに弾性的に押圧されてリテーナ20のアー
チ状片部26に規制される範囲で光ディスク10をラジ
アル方向に押圧する。
【0049】なお説明すれば、上述したように光ディス
ク10は2枚のディスク10a,10bを貼り合わせて
なり、その下部側ディスク10bの開口部bにボール2
1が当接する。したがって、芯出し機構18による下部
側ディスク10bを基準とした、下面基準の芯出しがな
されることになる。
【0050】一方、光ディスク10をターンテーブル1
3上の正規の状態で支持したところで、光ディスク10
は押え爪23の爪部23aを通過する。押え爪23の爪
部23aは光ディスク10の上面側である上部側ディス
ク10aを弾性的に当接して、光ディスク10をターン
テーブル13に押し付ける。したがって、支持機構19
による、ターンテーブル13に対する光ディスク10の
保持がなされる。
【0051】この状態で、光ディスク10の下部側にあ
るスピンドルモータ14は光ディスク10を回転駆動
し、同じ光ディスクの下部側からピックアップヘッド1
5はレーザ光を照射しながら光ディスクの径方向に走行
し、光ディスクに対する情報の再生あるいは記録などの
処理を行う。
【0052】2枚のディスク10a,10bを貼り合わ
せる光ディスク10であるが、芯出し機構18は下面基
準で芯出しをなし、ピックアップヘッド15による情報
処理側と一致するため、たとえ上下部のディスク10
a,10bの中心軸がずれていても、偏心を吸収した高
精度の情報処理がなされる。
【0053】なお、上記実施の形態においては、芯出し
機構18にボール21を備え、支持機構19に押え爪2
3を備えたが、これに限定されるものではなく、いずれ
の機構ともボールとなしてもよく、あるいは押え爪とな
してもよい。そして、芯出し機構18は押え爪23に、
かつ支持機構19はボール21に変えてもよい。
【0054】また、先に説明した各ディスク10a,1
0bの開口部a,bは中心軸Lを基準としてストレート
状に形成したが、これに限定されるものではなく、図6
に示すように、他のディスクとの貼り合わせ面に向かっ
て広がっている開口部a1 ,b1 としてもよい。
【0055】この場合の光ディスク10Aを用いること
により、拡径方向に力をかけたときの光ディスク10A
に対する保持の安定性が増し、レーザ光が照射される方
のディスクたとえば10aを基準に位置決めを行うこと
が容易になる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1ないし請
求項3の発明によれば、2枚のディスクを貼り合わせた
光ディスクに対して、情報の処理側と同一側を基準とし
た芯出しをなすところから、互いの平面状部材に偏心が
存在しても、ずれのない高精度の情報処理を可能とする
という効果を奏する。
【0057】請求項4の発明によれば、拡径方向に力を
かけたときの光ディスク対する保持の安定性が増し、レ
ーザ光が照射される方の平面状部材を基準に位置決めを
行うことが容易になるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は、本発明の一実施の形態の、光ディス
ク装置の一部平面図。(B)は、光ディスク装置の一部
を省略した正面図。
【図2】同実施の形態の、光ディスク装置の分解した斜
視図。
【図3】(A)は、同実施の形態の、芯出し機構の一部
縦断面図。(B)は、芯出し機構の一部平面図。
【図4】同実施の形態の、支持機構の一部縦断面図。
【図5】同実施の形態の、支持機構の平面図。
【図6】他の実施の形態の、光ディスクの一部縦断面
図。
【図7】(A)は従来の、CDドライブ装置の一部を省
略した平面図。(B)は、CDドライブ装置の一部を省
略した縦断面図。
【図8】(A)は、光ディスクの構成を説明する図。
(B)は、光ディスクの一部を拡大した縦断面図。
【図9】従来の、光ディスクに対する芯出し構成を説明
する図。
【符号の説明】
10a…上部側ディスク、 10b…下部側ディスク、 a…(上部側ディスクの)開口部、 b…(下部側ディスクの)開口部 10…光ディスク、 13…ターンテーブル、 14…スピンドルモータ、 15…ピックアップヘッド、 17…ディスクチャッキング機構、 18…芯出し機構、 19…支持機構、 21…ボール、 23…押え爪、 22…弾性部材(板ばね体)、 22a…下部ばね、 22b…上部ばね。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも2枚の平面状部材を貼り合わせ
    わてなる光ディスクを芯出しして回転させ、上記光ディ
    スクにレーザ光を照射することで情報の再生もしくは記
    録を行う光ディスク装置において、 上記レーザ光が入射する側の平面状部材を、芯出し基準
    にして回転駆動する手段を具備したことを特徴とする光
    ディスク装置。
  2. 【請求項2】少なくとも2枚の平面状部材を貼り合わせ
    わてなる光ディスクを芯出しして回転させ、上記光ディ
    スクにレーザ光を照射することで情報の再生もしくは記
    録を行う光ディスク装置において、 上記レーザ光が入射する側の上記平面状部材の開口部
    を、ラジアル方向に押圧して芯出しする芯出し手段を具
    備したことを特徴とする光ディスク装置。
  3. 【請求項3】少なくとも2枚の平面状部材を貼り合わせ
    わてなる光ディスクを芯出しして回転させ、上記光ディ
    スクにレーザ光を照射することで情報の再生もしくは記
    録を行う光ディスク装置において、 上記レーザ光が入射する側の上記平面状部材の開口部
    を、ラジアル方向に押圧して芯出する芯出し手段と、 上記レーザ光が照射されない側の上記平面状部材を、回
    転軸方向に支持する支持手段と、 を具備したことを特徴とする光ディスク装置。
  4. 【請求項4】少なくとも2枚の平面状部材を貼り合わせ
    てなる光ディスクにおいて、 少なくとも1枚の上記平面状部材に設けられる開口部
    が、他の平面状部材との貼り合わせ面に向かって広がっ
    ていることを特徴とする光ディスク。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100370792B1 (ko) * 1999-08-04 2003-02-05 가부시기가이샤 산교세이기 세이사꾸쇼 모터의 디스크척킹 기구

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KR100370792B1 (ko) * 1999-08-04 2003-02-05 가부시기가이샤 산교세이기 세이사꾸쇼 모터의 디스크척킹 기구

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