JPH10301997A - 飲食店向けサービスシステム - Google Patents

飲食店向けサービスシステム

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JPH10301997A
JPH10301997A JP10116422A JP11642298A JPH10301997A JP H10301997 A JPH10301997 A JP H10301997A JP 10116422 A JP10116422 A JP 10116422A JP 11642298 A JP11642298 A JP 11642298A JP H10301997 A JPH10301997 A JP H10301997A
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Makiko Satou
真規子 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 最適な単位でまとめ作りをさせることで顧客
に対するサービスの満足度の向上を図る飲食店向けサー
ビスシステムを提供する。 【解決手段】 顧客が注文したメニューを含む注文情報
を作成し、調理管理装置30に送信する注文情報作成装
置10と、入力された着席した顧客のオーダ番号及びブ
ロック番号と通し番号とで構成されるテーブル番号を客
席情報として調理管理装置30に送信する客席情報入力
端末装置20と、注文情報と客席情報に基づいて調理指
示用ディスプレイ36に、メニュー毎に、メニュー名
称、着席メニュー数、未着席メニュー数、総累計数、更
に着席メニュー数の詳細としてテーブル番号を構成する
ブロック番号と通し番号及びテーブル番号毎の注文数を
表示してまとめ作りの目安を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、飲食店向けサービ
スシステムにおける効率的な調理指示の出力形式に関す
る。
【0002】
【従来の技術】レストランなどの飲食店には、入店時に
予め食券を購入してサービスの提供を受ける形態をとる
いわゆる料金前払いの食券方式の飲食店がある。食券方
式の飲食店を利用する顧客は、食券を入店時に予め購入
し、空いている席を見つけて着席した後、ウェイトレス
等の従業員に食券またはその半券を渡し、注文した料理
が配膳されてくるのを待つ。従業員は、顧客から受け付
けた注文を厨房に伝達すると、厨房にいる調理員は注文
に応じて料理を順次調理していく。そして、調理後、回
収した食券や従業員の記憶により配膳が行われる。
【0003】この方式では、顧客が食券を購入してから
従業員が厨房に伝達するまでの間が無駄な待ち時間とな
ってしまう。つまり、待ち時間の分、顧客は客席を占有
し、回転率を下げることになってしまう。一方、厨房で
は、従業員から注文が伝達されてから調理の準備を始め
るため効率的でない。この問題を解決するために、例え
ば特開平5−197871号公報では、バーコードの印
刷された食券の発行とともに注文があったメニューを厨
房に送信し、顧客が着席したときに顧客の持つ食券に基
づき食券情報と着席したテーブル番号とを追って連結さ
せる構成が開示されている。つまり、注文受け付け時に
その情報を厨房に送るようにしたことで、調理の準備が
注文受け付け直後から可能となる。これにより、顧客の
待ち時間を短縮し、配膳ミスなどのトラブルの発生を防
止している。なお、厨房に備え付けられた調理指示テレ
ビには、注文のあったテーブル番号とメニュー毎の個数
とが注文毎に時系列に表示されるがこの表示例を図8に
示す。
【0004】ところで、通常は、注文を受け付けた順番
に調理されるわけであるが、未調理分の同じメニューの
注文が複数たまっている場合は、そのメニューをまとめ
て調理することで全体としての調理時間の短縮を図って
いる。これは、調理する人が調理指示テレビを見て適当
なところまでの注文でまとめて調理している。調理時間
が短縮される結果、回転率を向上することができ、顧客
にとってもより早く配膳がされてくるので待ち時間が少
なくなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おいては、調理する側の都合により適当数まとめて調理
をしており、注文を受けた顧客の席の位置など全く意識
していなかった。すなわち、調理するタイミングによっ
て後に入店した人の方が先に配膳されることになるが、
自分より後に入店したということがわかる近くの席の人
に先に配膳されたとすると、先に入店した人は、おもし
ろくないのが心情である。人によっては、配膳の遅れを
飲食店側のミスと考えたり、気の短い人や急いでいる人
は他店に移るかもしれない。まとめて調理することは、
飲食店にとっては回転率の向上につながるとしても、結
果として店の信用を損なうことになり長期的に見れば売
上げの減少につながるかもしれない。
【0006】また、調理の準備、材料の残数の点から厨
房においても当日に調理したメニュー毎の総累計数を知
りたい場合もある。
【0007】本発明は以上のような問題を解決するため
になされたものであり、その目的は、最適な単位でまと
め作りをさせることで顧客に対するサービスの満足度の
向上を図る飲食店向けサービスシステムを提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上のような目的を達成
するために、第1の発明に係る飲食店向けサービスシス
テムは、入力されたメニューとそのメニュー数量に基づ
いて注文情報を作成して送信する注文情報送信手段を有
する注文情報作成装置と、メニュー毎に未着席メニュー
数を記憶する未着席メニュー数記憶手段と、前記注文情
報作成装置から送信される注文情報を受信した場合、そ
の注文情報のメニュー数量に基づいて前記未着席メニュ
ー数記憶手段から読み出した未着席メニュー数を加算す
る未着席メニュー数加算手段と、加算した未着席メニュ
ー数を、受信した注文情報のメニューに対応する固定メ
ニュー毎に表示する未着席メニュー数表示手段とを有す
る調理管理装置とを有するものである。
【0009】第2の発明に係る飲食店向けサービスシス
テムは、第1の発明において、前記注文情報作成装置
は、前記注文情報送信手段が送信した注文識別情報が付
加された注文情報を発行する注文情報発行手段を有し、
前記注文情報作成装置から送信される注文識別情報が付
加された注文情報を受信した後、発行された注文情報の
注文識別情報が入力された場合、入力された注文識別情
報を含む客席情報を送信する客席情報送信手段を有する
客席入力端末を有し、前記調理管理装置は、メニュー毎
に着席メニュー数を記憶する着席メニュー数記憶手段
と、前記注文情報作成装置から送信される注文情報を受
信した後、前記客席入力端末から送信される客席情報を
受信した場合、受信した客席情報の注文識別情報と受信
した注文情報の注文識別情報より対応する注文情報のメ
ニュー数量に基づいて前記着席メニュー数記憶手段から
読み出した着席メニュー数を加算する着席メニュー数加
算手段と、加算した着席メニュー数を、受信した客席情
報の注文識別情報と受信した注文情報の注文識別情報に
基づいて対応する固定メニュー毎に、かつ表示した未着
席メニュー数に対応させて表示する着席メニュー数表示
手段とを有するものである。
【0010】第3の発明に係る飲食店向けサービスシス
テムは、第2の発明において、前記調理管理装置は、メ
ニュー毎に配膳した総累計数を表示するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、本発明の
好適な実施の形態について説明する。
【0012】図1は、本発明に係る飲食店向けサービス
システムの一実施の形態を示した全体構成図である。本
システムは、食券方式による飲食店に採用されたもので
あり、飲食店の入口に設置された注文情報作成装置10
と、客席側に設置された客席情報入力端末装置20と、
厨房に設置された調理管理装置30とで構成され、注文
情報作成装置10と調理管理装置30、客席情報入力端
末装置20と調理管理装置30は、それぞれ有線あるい
は無線で接続されている。
【0013】注文情報作成装置10は、一般的なPOS
端末装置であり、ディスク11及びCRT12と、顧客
へ渡す食券に相当する注文票を印字出力する注文票プリ
ンタ13と、調理管理装置30と通信を行う通信インタ
フェイス(I/F)14と、これら周辺機器の制御を行
うPOS端末制御部15で構成され、顧客により注文さ
れ入力されたメニューとそのメニュー数量に基づいて注
文情報を作成して調理管理装置30に送信する。この注
文情報作成装置10を以下POS端末10と呼ぶことに
する。
【0014】客席情報入力端末装置(以下、単に「客席
入力端末」という)20は、厨房への出入口近傍に設置
されており、ディスク21と、客席情報を入力するキー
ボード22と、入力の確認等を行うためのCRT23
と、調理管理装置30と通信を行う通信インタフェイス
(I/F)24と、これら周辺機器の制御等を行う制御
処理部25とで構成される。制御処理部25は、CPU
とアプリケーションで実現される。飲食店のテーブルに
は、通常配膳先を特定するためにユニークなテーブル番
号が付けられるが、本実施の形態におけるテーブル番号
は、ブロック番号と通し番号とで構成する。隣り合った
席、近い席あるいは同じパーティション内に配置された
席など人への配膳を確認できる範囲を1ブロックとす
る。従って、ブロックの持たせ方は、客席のレイアウト
によって異なってくる。通し番号は、そのブロック内に
おいて各テーブルに割り当てたユニークな番号である。
本実施の形態においては、テーブル番号をブロック番号
と通し番号とで構成し、単にオーダのあったテーブルを
明確にするだけでなく、各テーブルの位置関係を示す情
報として使用したことを特徴の一つとしている。客席入
力端末20は、顧客が着席したテーブル番号と注文した
メニューとを従業員により入力されると、そのデータを
客席情報として調理管理装置30に送信する。
【0015】調理管理装置(以下、単に「厨房端末」と
いう)30は、本システムの中核をなす端末装置であ
り、メニュー毎に未着席メニュー数や着席メニュー数を
記憶したディスク31と、キーボード32と、POS端
末10及び客席入力端末20それぞれと通信を行う通信
インタフェイス(I/F)33,34と、客席で配膳を
行う従業員に配膳票を印字出力して配膳指示を出す配膳
票プリンタ35と、未着席メニュー数、着席メニュー数
及び配膳した総累計数などの表示を行い、調理人への調
理指示をするための調理指示用ディスプレイ36と、上
記従業員が配膳するときに消し込みを行うために使用す
る消し込み用ディスプレイ37と、未着席メニュー数や
着席メニュー数の算出、注文管理、注文に基づく配膳指
示、調理指示、周辺機器の制御等を行う制御処理部38
とで構成される。制御処理部38は、CPUとアプリケ
ーションで実現される。厨房の中で調理するメニューが
場所によって割り振られている場合は、各場所毎に調理
指示用ディスプレイ36を設置する。
【0016】次に、本実施の形態において各端末装置1
0,20,30がそれぞれのディスク11,21,31
に格納するデータファイルについてそれぞれ図2〜図4
を用いて説明する。
【0017】まず、POS端末10は、図2に示したよ
うに、メニューマスタファイル、オーダ番号採番カウン
タ及び注文情報ファイルを格納する。メニューマスタフ
ァイルは、飲食店で提供するメニュー毎に「メニューコ
ード」、「メニュー名称」、「厨房TV番号」及び「メ
ニュー属性情報」を登録する。厨房TV番号は、厨房に
複数台の調理指示用ディスプレイ36が設置されている
とき、メニューの注文情報を表示させる調理指示用ディ
スプレイ36を指定する。つまり、厨房の中でメニュー
によって調理する場所が異なる場合は、表示先の調理指
示用ディスプレイ36の番号を持ち、そこへ注文情報を
割り振ることになる。図2(a)の例だと、ビーフカレ
ーの調理指示は番号1の調理指示用ディスプレイ36に
のみ表示され、Cランチの調理指示は番号2の調理指示
用ディスプレイ36にのみ表示される。オーダ番号採番
カウンタは、本日発行した注文票の数を記録している。
注文情報ファイルは、注文票毎の注文内容を記憶するフ
ァイルであり、各注文票すなわち注文識別情報である各
「オーダ番号」において注文したメニューの通し番号
「SEQ.」、メニューを調理する「厨房TV番号」、
「メニューコード」、「数量」及び「時刻など」の情報
を記録していく。POS端末10において注文を受ける
と、このデータが注文情報として厨房端末30に送信さ
れる。
【0018】客席入力端末20は、図3に示したよう
に、その飲食店で用意された客席管理用のテーブル番号
マスタファイルを格納しており、このファイルに登録さ
れたテーブル番号の入力のみが許可されることになる。
図3の例だと、各テーブルにはA1からA28、B1か
らB20というテーブル番号がそれぞれ割り付けられて
いる。なお、テーブル番号は、コンピュータ上でマスタ
化しなくてもよく、例えば、テーブル自体にテーブル番
号を銘記したカードやラベル等を貼り、マニュアルで運
用を行うこともできる。但し、テーブル番号の採番方法
は、ブロック番号と各ブロック番号における連番を基本
とする。
【0019】厨房端末30は、図4に示したように、未
着席分注文ファイルと注文状況管理ファイルとを格納す
る。未着席分注文ファイルは、POS端末10から受け
た注文情報を、表示する調理指示用ディスプレイ36毎
に分けて一時記憶するファイルで、注文した顧客が着席
しテーブル番号が確定するまでの間記憶する。注文状況
管理ファイルは、注文情報のうち顧客が着席しテーブル
番号が確定した時点で未着席分注文ファイルが一時記憶
していた注文情報を移動し格納するファイルである。こ
の注文状況管理ファイルも注文情報を表示する調理指示
用ディスプレイ36毎に設けられ、調理指示用ディスプ
レイ36を設置した場所で調理するメニュー毎に、その
「メニューコード」、「メニュー名称」、テーブル番号
毎の注文管理テーブル、「未着席数」、「着席数」及び
「総数」が記憶される。注文管理テーブルは、総数n個
のテーブルそれぞれに対応してレコードが用意された固
定長のテーブルであり、メニュー毎にそれぞれ、注文し
た顧客に発行した注文票の「オーダ番号」、「テーブル
番号」、注文した「数量」、「時刻」及び調理済みかど
うかを示す「処理フラグ」の各領域を設ける。
【0020】図5は、調理指示用ディスプレイ36及び
消し込み用ディスプレイ37の表示例を示した図であ
る。図5において、各行の左側の表示領域には、メニュ
ー名称41とその下に左から着席メニュー数42、未着
席メニュー数43及び総累計数44の表示欄が設けられ
ている。着席メニュー数42は、注文がありかつ顧客が
着席した分の現時点での注文数であり、注文状況管理フ
ァイルの「着席数」の値を表示する。未着席メニュー数
43は、注文があったもののまだ着席していない分の現
時点での注文数であり、注文状況管理ファイルの「未着
席数」の値を表示する。総累計数44は、着席メニュー
数42及び未着席メニュー数43がまだ配膳が終わって
いない注文数を示すのに対し当日注文がありかつ配膳を
終了した分の総注文数であり、注文状況管理ファイルの
「総数」の値を表示する。総数を表示することで、例え
ば、100食限定の場合等の残数がPOS端末10側だ
けでなく厨房でもわかる。各行の右側の表示領域には、
着席メニュー数42の詳細を表示する欄であり、注文の
あった順にテーブル番号を構成するブロック番号45と
通し番号46とその上にテーブル番号毎の注文数47を
表示する欄である。但し、着席メニュー数が多い場合は
全データは表示されない。テーブル番号は、注文状況管
理ファイルの注文管理テーブルの「テーブル番号」を、
注文数47は「数量」の値をそれぞれ表示する。
【0021】次に、本実施の形態における調理を行うま
での処理について図6のフローチャートを用いて説明す
る。
【0022】まず、従業員は、顧客の注文を受け付けP
OS端末10のメニューキー及び数量キーを押下すると
(ステップ101)、その入力情報からメニューマスタ
ファイルに基づいて表示先つまり調理指示用ディスプレ
イ36毎に分類した注文情報を厨房端末30に送信する
(ステップ102)。そして、注文票を発行し顧客に渡
す(ステップ103)。注文票には、オーダ番号、メニ
ュー名称及び各メニューの数量が印字されている。この
とき、オーダ番号採番カウンタをカウントアップする。
【0023】厨房端末30は、注文情報を受信すると
(ステップ201)、未着席分注文ファイルの内容を更
新する(ステップ202)。このとき、注文状況管理フ
ァイルの「未着席数」の値も更新する。この更新処理に
伴い、「厨房TV番号」に対応した調理指示用ディスプ
レイ36の表示も更新される(ステップ203)。具体
的には、注文のあったメニューの未着席メニュー数43
の値のみが更新される。なお、調理指示用ディスプレイ
36及び消し込み用ディスプレイ37の表示内容は、全
く同じなので、調理指示用ディスプレイ36の表示が更
新されると、消し込み用ディスプレイ37の表示も更新
される。このように、注文があった時点で注文情報が厨
房端末30に送られ、即座に調理指示用ディスプレイ3
6に表示されるので、調理人は、顧客が着席していなく
ても注文を受けたと同時に調理の準備に取りかかること
ができる。
【0024】客席において、顧客がいずれかのテーブル
に着席すると、従業員は、顧客が持っていた注文票に印
字されたオーダ番号と着席したテーブル番号とを客席入
力端末20から客席情報として入力する(ステップ30
1)。客席入力端末20において、テーブル番号をマス
タ化した場合、テーブル番号マスタファイルに基づいて
入力された情報のチェックを行った後、客席情報を厨房
端末30に送信する(ステップ302)。
【0025】厨房端末30は、客席情報を受信すると
(ステップ204)、未着席分注文ファイル及び注文状
況管理ファイルの内容を更新する(ステップ205)。
未着席分注文ファイルに対しては、客席情報に含まれる
オーダ番号に対応したデータを消去する。また、注文状
況管理ファイルに対しては、「未着席数」の値を更新
し、更に客席情報に含まれるテーブル番号により特定で
きる注文管理テーブルの所定の位置に、未着席分注文フ
ァイルに一時記憶した注文情報を移動するとともに「着
席数」の値を更新する。この更新処理に伴い、注文のあ
ったメニューに対応した調理指示用ディスプレイ36等
の表示も更新される(ステップ206)。具体的には、
注文のあったメニューの未着席メニュー数43の値が減
少し、その分着席メニュー数42の値が増加する。そし
て、表示する欄に余裕があれば、テーブル番号及び数量
が着席メニュー数の詳細表示欄に表示される。このよう
に、顧客が着席することによりテーブル番号が特定され
ると、その時点でテーブル番号を注文指示の一情報とし
て表示する。
【0026】ここで、調理指示用ディスプレイ36に表
示された調理指示を参照し、例えばビーフカレーをまと
めて作ろうとすると、先頭から3食分は、ブロック番号
Aに属するテーブルに着席した注文であることがわか
る。従って、調理人は、まず、同じブロック内のテーブ
ル番号A22,A01に着席した3名のためにまとめて
作ることになる。あるいは、先頭から9食分のうち8食
分は、ブロック番号Aに属するテーブルに着席した注文
であるので、テーブル番号A22,A01,A11及び
A08に着席した8名のためにまとめて作ることにな
る。このように、テーブル番号にブロック番号を含めて
表示するようにしたので、まとめ作りの区切りが明確に
なり、まとめて調理する目安とすることができる。
【0027】次に、調理した後の配膳を行うまでの処理
について図7に示したフローチャートを用いて説明す
る。この処理においては、調理指示用ディスプレイ36
と同じ内容が表示されている消し込み用ディスプレイ3
7を使用する。
【0028】調理人は、調理を完了した分のオーダを消
し込み用ディスプレイ37から入力する(ステップ40
1)。入力する方法としては、キーボード32から入力
するようにしてもよいが、本実施の形態においては、消
し込み用ディスプレイ37に表示されたオーダの表示部
分をタッチすることで入力できるようにした。オーダが
選択されると、そのオーダの表示を反転させ(ステップ
402)、また、その選択されたオーダに対応する注文
管理テーブルの「処理フラグ」がセットされる。以上の
処理を調理完了した数だけ繰り返し、入力ミスしたとき
には選択をし直した後、確定する(ステップ403〜4
05)。この確定により、注文状況管理ファイルの更新
を行う(ステップ406)。すなわち、上記「処理フラ
グ」をクリアし、「着席数」を1減算し、かつその分
「総数」を1加算する。これに伴い、消し込み用ディス
プレイ37等の着席メニュー数42、総累計数44も更
新される。更に、消し込み用ディスプレイ37等から調
理完了したオーダは消去され、未調理のオーダが左詰め
にシフトされ表示される(ステップ407)。そして、
調理完了した分のメニューの配膳指示として配膳票を印
字出力する(ステップ408)。配膳票には、配膳を行
うべきテーブル番号、オーダ番号、メニュー名称及びそ
の数量が印字されている。従業員は、この配膳票に従
い、各テーブルに配膳を行う。
【0029】以上のようにして、注文を受け付けてから
配膳を行うまでの処理が行われるが、本実施の形態にお
いては、注文の受け付けとともに調理指示を厨房に送る
ようにしたので、顧客の待ち時間を短縮し、回転率の向
上を図ることができる。更に、本実施の形態において
は、メニュー毎に注文指示にブロック番号をも含めたテ
ーブル番号とともに表示するようにしたので、まとめ作
りの目安とすることができる。まとめて作られる分は近
い席の人の分なので、後に入店し異なるブロックに着席
した人に先に配膳されたことを気付かせないことがで
き、顧客に対するサービスの満足度の向上を図ることが
できる。もちろん、配膳ミスなどのトラブルの発生を防
止することもできる。
【0030】なお、上記説明において、メニュー毎の時
間関係については本実施の形態の特徴的なことではない
ので説明しなかったが、注文状況管理ファイルに「時
刻」のデータを持たせてあるので、注文が合ってからの
経過時間を表示したり、経過時間によって表示色を変え
るなどの方法によってどのメニューから作ればよいか知
らせることができる。
【0031】また、本実施の形態においては、飲食店の
入口にPOS端末10、客席側に客席入力端末20をそ
れぞれ1台の装置として設置したが、様々なシステム構
成を考慮することができる。例えば、CPUは、厨房端
末30だけとしたシステム構成とすることもできる。ま
た、消し込み用ディスプレイ37を調理指示用ディスプ
レイ36と共用することもできるし、その逆に調理指示
用と消し込み用と別のCPUを持つ端末装置とすること
もできる。また、調理指示用ディスプレイ36を複数持
つ場合も調理指示用ディスプレイ36毎に別のCPUを
持つ端末装置とすることもできる。
【0032】
【発明の効果】本発明のよれば、注文情報作成装置から
メニューとメニュー数量が表示されると、調理管理装置
に固定メニュー毎に未着席メニュー数を表示することに
より、注文した時点で調理管理装置に未着席メニュー数
を表示することができるので、調理人は、顧客が客席に
着く前に注文が入るとすぐに注文したメニューの調理あ
るいは盛り付け皿を並べるなどの準備に取りかかること
ができる。このため、顧客への配膳までの時間を短縮し
て顧客の待ち時間を短縮することができ、回転率を向上
させることができる。
【0033】また、調理管理装置に固定メニュー毎に未
着席メニュー数に対応させて着席メニュー数が表示され
るので、調理人は、注文した顧客が着席したことを知る
ことができ、調理に微調整を行うことができる。例え
ば、注文されてから席に着くまでに調理の下準備を行
い、席に着いたことを知ると、実調理に取りかかり、席
に着く前に調理が完了しないようにすることができる。
【0034】また、調理指示表示手段に当日配膳した総
累計数をメニュー毎に表示するようにしたので、厨房に
おいても配膳した総数を知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る食券方式による飲食店向けサー
ビスシステムの一実施の形態を示した全体構成図であ
る。
【図2】 本実施の形態において用いるPOS端末が保
持する各データファイルの内容を示した図である。
【図3】 本実施の形態において用いる客席入力端末が
保持するマスタファイルの内容を示した図である。
【図4】 本実施の形態において用いる厨房端末が保持
する各データファイルの内容を示した図である。
【図5】 本実施の形態における調理指示用ディスプレ
イ等の表示例を示した図である。
【図6】 本実施の形態において注文を受けてから調理
を行うまでの処理を示したフローチャートである。
【図7】 本実施の形態において調理完了から配膳を行
うまでの処理を示したフローチャートである。
【図8】 従来の調理指示テレビの画面表示例を示した
図である。
【符号の説明】
10 注文情報作成装置(POS端末)、11,21,
31 ディスク、12,23 CRT、13 注文票プ
リンタ、14,24 通信インタフェイス(I/F)、
15 POS端末制御部、20 客席情報入力端末装置
(客席入力端末)、22,32 キーボード、25,3
8 制御処理部、30 調理管理装置(厨房端末)、3
3 POS端末通信インタフェイス(I/F)、34
客席側端末通信インタフェイス(I/F)、35 配膳
票プリンタ、36 調理指示用ディスプレイ、37 消
し込み用ディスプレイ、41 メニュー名称、42 着
席メニュー数、43 未着席メニュー数、44 総累計
数、45 ブロック番号、46 通し番号、47 注文
数。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されたメニューとそのメニュー数量
    に基づいて注文情報を作成して送信する注文情報送信手
    段を有する注文情報作成装置と、 メニュー毎に未着席メニュー数を記憶する未着席メニュ
    ー数記憶手段と、前記注文情報作成装置から送信される
    注文情報を受信した場合、その注文情報のメニュー数量
    に基づいて前記未着席メニュー数記憶手段から読み出し
    た未着席メニュー数を加算する未着席メニュー数加算手
    段と、加算した未着席メニュー数を、受信した注文情報
    のメニューに対応する固定メニュー毎に表示する未着席
    メニュー数表示手段とを有する調理管理装置と、 を有することを特徴とする飲食店向けサービスシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記注文情報作成装置は、前記注文情報
    送信手段が送信した注文識別情報が付加された注文情報
    を発行する注文情報発行手段を有し、 前記注文情報作成装置から送信される注文識別情報が付
    加された注文情報を受信した後、発行された注文情報の
    注文識別情報が入力された場合、入力された注文識別情
    報を含む客席情報を送信する客席情報送信手段を有する
    客席入力端末装置を有し、 前記調理管理装置は、 メニュー毎に着席メニュー数を記憶する着席メニュー数
    記憶手段と、 前記注文情報作成装置から送信される注文情報を受信し
    た後、前記客席入力端末装置から送信される客席情報を
    受信した場合、受信した客席情報の注文識別情報と受信
    した注文情報の注文識別情報より対応する注文情報のメ
    ニュー数量に基づいて前記着席メニュー数記憶手段から
    読み出した着席メニュー数を加算する着席メニュー数加
    算手段と、 加算した着席メニュー数を、受信した客席情報の注文識
    別情報と受信した注文情報の注文識別情報に基づいて対
    応する固定メニュー毎に、かつ表示した未着席メニュー
    数に対応させて表示する着席メニュー数表示手段と、 を有することを特徴とする請求項1記載の飲食店向けサ
    ービスシステム。
  3. 【請求項3】 前記調理管理装置は、メニュー毎に配膳
    した総累計数を表示することを特徴とする請求項2記載
    の飲食店向けサービスシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002015045A (ja) * 2000-06-30 2002-01-18 Tac:Kk 食堂サービスシステム
JP2010003305A (ja) * 2006-03-10 2010-01-07 Kenji Yoshida 情報処理装置への入力処理システム

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