JPH10301532A - 表示装置の駆動方法及び駆動回路 - Google Patents

表示装置の駆動方法及び駆動回路

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Publication number
JPH10301532A
JPH10301532A JP9124884A JP12488497A JPH10301532A JP H10301532 A JPH10301532 A JP H10301532A JP 9124884 A JP9124884 A JP 9124884A JP 12488497 A JP12488497 A JP 12488497A JP H10301532 A JPH10301532 A JP H10301532A
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JP
Japan
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period
pulse
scan
address
sustain
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Application number
JP9124884A
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English (en)
Inventor
Junichi Onodera
純一 小野寺
Nobuyuki Takagi
暢之 高木
Asao Kosakai
朝郎 小坂井
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
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  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Control Of Gas Discharge Display Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 アドレス・表示分離型駆動法で多階調画像を
表示する表示装置において、発光輝度の向上、画質の向
上、高精細化を図ること。 【解決手段】 1フレームを複数のサブフィールドに時
分割し、各サブフィールドをアドレス期間とサスティン
期間に時分割し、アドレス期間にアドレスパルス及びス
キャンパルスを出力し、サスティン期間にサスティンパ
ルスを出力し、ディジタル入力映像信号の輝度レベルに
応じたサブフィールドを発光してPDP(マトリックス
型の表示パネルの一例)で多階調画像を表示するものに
おいて、アドレス期間にPDPへ出力するスキャンパル
スをn:1インタレース(nは2以上の整数)走査用の
スキャンパルスに制御することによって、プログレッシ
ブ走査でスキャンしていた従来例よりスキャン期間を短
縮できる。このため、アドレス期間を短かくして、発光
期間としてのサスティン期間を長くできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1フレームを複数
のサブフィールド(又はサブフレーム)に時分割し、各
サブフィールドをアドレス期間とサスティン期間に時分
割し、アドレス期間にアドレスパルス及びスキャンパル
スを出力し、サスティン期間にサスティンパルスを出力
し、ディジタルの入力映像信号の輝度レベルに応じたサ
ブフィールドを発光して、マトリックス型の表示パネル
で多階調画像を表示する表示装置の駆動方法及び駆動回
路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】薄型、軽量の表示装置として、PDP
(プラズマディスプレイパネル)やLCD(液晶ディス
プレイ)パネルなどのマトリックス型の表示パネルを用
いたものが注目されている。このPDPの駆動方式は、
従来のCRT駆動方式とは全く異なっており、ディジタ
ル化された入力映像信号による直接駆動方式である。し
たがって、パネル面から発光される輝度階調は、扱う信
号のビット数によって定まる。
【0003】PDPは、基本的特性の異なるAC型とD
C型の2方式に分けられる。AC型PDPでは、輝度と
寿命については十分な特性が得られているが、階調表示
に関しては試作レベルで最大64階調表示までの報告し
かなかった。しかし、アドレス・表示分離型駆動法(A
DSサブフィールド法)による将来の256階調の手法
が提案されている。この方法に使用されるPDPの駆動
シーケンスと駆動波形を図3(a)(b)に示す。
【0004】図3(a)において、例えば、8ビット、
256階調の場合、1フレームは、輝度の相対比が1、
2、4、8、16、32、64、128の8個のサブフ
ィールドSF1、SF2、SF3、SF4、SF5、S
F6、SF7、SF8で構成され、8画面の輝度の組み
合わせで256階調の表示を行うものとする。
【0005】図3(b)において、それぞれのサブフィ
ールドは、リフレッシュして1画面分のデータの書込み
を行うアドレス期間とそのサブフィールドの輝度レベル
を決めるサスティン期間で構成される。アドレス期間で
は、ステップ1〜3のイレーズパルス(消去パルス)で
前サブフィールドの電荷を消去し、ステップ4のスキャ
ンパルスでライン毎(走査線毎)に順次スキャンし(す
なわちプログレッシブ走査をし)、各ピクセル(各画
素)に初期的に壁電荷が形成され、その後のサスティン
期間でサスティンパルスが全画面に与えられ、表示が行
われる。サブフィールドの明るさはサスティンパルスの
数に比例し、所定の輝度に設定される。このようにして
256階調表示が実現される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ようなAC型駆動方式では、階調数を増せば増すほど1
フレーム期間内で表示パネルを点灯発光させる準備期間
としてのアドレス期間のビット数が増加するため、発光
期間としてのサスティン期間が相対的に短くなり、最大
輝度が低下する。このように表示パネルの輝度階調は扱
う信号のビット数によって定まるため、扱う信号のビッ
ト数を増せば画質は向上するが発光輝度が低下し、逆
に、扱う信号のビット数を減らせば発光輝度は向上する
が階調数が少なくなり画質の低下を招くという問題点が
あった。また、表示パネルのライン数を増やせば高精細
な画像が得られるが、スキャンするライン数が増えるの
でアドレス期間が長くなり、サスティン期間を短くして
発光輝度を犠牲にするか、扱うビット数を減らして画質
を犠牲にするかしなければならないという問題点があっ
た。
【0007】本発明は、上述の問題点に鑑みてなされた
もので、1フレームを複数のサブフィールドに時分割
し、各サブフィールドをアドレス期間とサスティン期間
に時分割し、アドレス期間にアドレスパルス及びスキャ
ンパルスを出力し、サスティン期間にサスティンパルス
を出力し、ディジタルの入力映像信号の輝度レベルに応
じたサブフィールドを発光して、マトリックス型の表示
パネルで多階調画像を表示する表示装置の駆動方法及び
駆動回路において、発光輝度の向上、画質の向上、高精
細化を図ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、1フ
レームを複数のサブフィールドに時分割し、各サブフィ
ールドをアドレス期間とサスティン期間に時分割し、ア
ドレス期間にアドレスパルス及びスキャンパルスを出力
し、サスティン期間にサスティンパルスを出力し、ディ
ジタルの入力映像信号の輝度レベルに応じたサブフィー
ルドを発光して、マトリックス型の表示パネルで多階調
画像を表示する表示装置の駆動方法において、アドレス
期間に表示パネルへ出力するスキャンパルスをn:1イ
ンタレース(nは2以上の整数)走査用のスキャンパル
スとしてなることを特徴とする。
【0009】上述のように、アドレス期間に表示パネル
へ出力するスキャンパルスをn:1インタレース走査用
のスキャンパルスとしたので、スキャンパルスをプログ
レッシブ(ノンインタレース)走査用のスキャンパルス
としていた従来例と比べ、スキャン期間を短縮してアド
レス期間を短くすることができる。このため、サスティ
ン期間を従来例より長くして発光輝度の向上を図ること
ができ、サブフィールド数を増やして画質の向上を図る
ことができ、ライン数を増やして高精細化を図ることが
できる。
【0010】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、n=2にするとともに、入力映像信号が2:1イン
タレース走査信号の偶数フィールド信号か奇数フィール
ド信号かを検出し、この検出値に応じてアドレス期間に
表示パネルへ出力するスキャンパルスを偶数ライン用と
奇数ライン用に切り替える。このため、請求項1の発明
と同様にスキャン期間を短縮してアドレス期間を短くで
きるとともに、入力映像信号からフィールド情報を検出
し検出値に応じてスキャンするラインを制御することが
できる。
【0011】請求項3の発明は、請求項1の発明を実施
する回路に係る発明であって、アドレス期間に表示パネ
ルへ出力するスキャンパルスを、n:1インタレース
(nは2以上の整数)走査用のスキャンパルスに制御す
る制御回路を具備してなることを特徴とする。この制御
回路によって、アドレス期間に表示パネルへ出力するス
キャンパルスをn:1インタレース走査用のスキャンパ
ルスに制御するようにしたので、請求項1の発明と同様
の作用効果を有する。
【0012】請求項4の発明は、請求項1の発明を実施
する装置に係る発明で、アドレス期間に表示パネルへ出
力するスキャンパルスを、2:1インタレース走査用の
スキャンパルスに制御する制御回路を具備してなること
を特徴とする。この制御回路によって、アドレス期間に
表示パネルへ出力するスキャンパルスを2:1インタレ
ース走査用のスキャンパルスに制御するようにしたの
で、請求項1の発明と同様の作用効果を有する。
【0013】請求項5の発明は、請求項4の発明におい
て、入力映像信号が2:1インタレース走査信号の偶数
フィールド信号か奇数フィールド信号かを検出するフィ
ールド情報検出部を設け、制御回路は、フィールド情報
検出部の検出値に応じて、アドレス期間に表示パネルへ
出力するスキャンパルスを偶数ライン用と奇数ライン用
に切り替えるようにしたので、入力映像信号から検出し
たフィールド情報に応じてスキャンするラインを制御す
ることができる。このため制御を簡単にすることができ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態例を図
面に基づき説明する。図1は本発明による表示装置の駆
動方法を実施する駆動回路の一実施形態例を示すもので
ある。図1において、10は制御回路、20はアドレス
ドライバ、22はスキャンドライバ、24はサスティン
ドライバ、30はマトリックス型の表示パネルの一例と
してのPDPである。
【0015】前記制御回路10は、映像制御部12とフ
ィールド情報検出・制御部14とを具備している。前記
映像制御部12は、映像信号入力端子16に入力したデ
ィジタルの映像信号(例えば8ビットのR、G、B信
号)を一旦フレームメモリ(図示省略)に蓄積し、各サ
ブフィールドでのアドレス操作に対応して前記アドレス
ドライバ20に転送するとともに、内部で生成した制御
信号を同期したタイミングで前記スキャンドライバ22
及びサスティンドライバ24に転送するように構成され
ている。
【0016】前記フィールド情報検出・制御部14は、
前記映像信号入力端子16に入力したディジタルの映像
信号が2:1インタレース走査信号の偶数フィールド信
号か奇数フィールド信号かを検出し、この検出値に応じ
てスキャンパルスを偶数ライン用と奇数ライン用に切り
替えるための制御信号を、前記スキャンドライバ22及
びサスティンドライバ24に出力するように構成されて
いる。
【0017】前記アドレスドライバ20は、前記制御回
路10からの映像信号とタイミング信号とに基づいて、
図2に示すようなアドレスパルスを前記PDP30のア
ドレス電極へ出力するように構成されている。前記スキ
ャンドライバ22及びサスティンドライバ24は、前記
制御回路10からの制御信号及びタイミング信号に基づ
いて、図2に示すようなイレーズパルス、ライトパル
ス、スキャンパルス及びサスティンパルスを、前記PD
P30のサスティン電極へ出力するように構成されてい
る。
【0018】つぎに、図1の作用を図2を併用して説明
する。説明の便宜上、サブフィールド法の駆動シーケン
スが図3(a)に示すように構成されている場合につい
て説明する。すなわち、1フレームは、輝度の相対比が
1、2、4、8、16、32、64、128の8個のサ
ブフィールドSF1、SF2、SF3、SF4、SF
5、SF6、SF7、SF8で構成され、8画面の輝度
の組み合わせで256階調の表示を行うものとする。ま
た、映像信号入力端子16に入力する映像信号が2:1
インタレース走査信号であるものとする。
【0019】制御回路10内の映像信号制御部12は、
入力端子16に入力した映像信号を一旦フレームメモリ
に蓄積し、各サブフィールドでのアドレス操作に対応し
てアドレスドライバ20に転送する。制御回路10内の
フィールド情報検出・制御部14は、入力端子16に入
力した映像信号が偶数フィールド信号か奇数フィールド
信号かを検出し、この検出値に応じた制御信号及びタイ
ミング信号をスキャンドライバ22及びサスティンドラ
イバ24に出力する。
【0020】このため、入力映像信号が偶数フィールド
信号の場合には、アドレスドライバ20、スキャンドラ
イバ22及びサスティンドライバ24からPDP30
へ、図2に示すようなアドレスパルス、イレーズパル
ス、ライトパルス、スキャンパルス及びサスティンパル
スが出力する。
【0021】すなわち、サブフィールドSF1〜SF8
のそれぞれは、図2に示すように、リフレッシュした1
画面分のデータの書込みを行うアドレス期間とそのサブ
フィールドの輝度レベルを決めるサスティン期間で構成
される。アドレス期間のステップ1では、前のサブフィ
ールドのサスティン期間における点灯状態の影響を受け
ないようにするため、イレーズパルスによる全てのセル
の消去放電が行われる。アドレス期間のステップ2で
は、ライトパルスによるX、Yのサスティン電極間の全
画面書き込み放電が行われる。この瞬間、アドレス電極
が0Vに維持されているのでイオンの一部が蛍光体の表
面に蓄積する。アドレス期間のステップ3では、イレー
ズパルスによる全てのセルの消去放電によってつぎの書
き込みアドレスに不要な壁電荷を消去する。
【0022】アドレス期間のステップ4では、2:1イ
ンタレース走査による選択的な書き込みが行われる。す
なわち、PDP30のアドレス電極には図2に示すよう
なアドレスパルスが供給され、PDP30の2m本(2
m=N)のYサスティン電極のうちの偶数番目(すなわ
ち偶数ライン)Y(2)、Y(4)、…、Y(2m)に
は、同図に示すようなアドレス期間に映像データを与え
るためのスキャンパルスが供給される。このとき、PD
P30の2m本のYサスティン電極のうちの奇数番目
(すなわち奇数ライン)Y(1)、Y(3)、…、Y
(2m−1)には、図2に示すように、スキャンパルス
が供給されない。すなわち、入力映像信号が偶数フィー
ルド信号の場合には、2m本のYサスティン電極のうち
の偶数ラインのみスキャンパルスが供給される。このよ
うに全体の1/2をスキャンするので、スキャン期間も
従来の1/2となる。
【0023】アドレス期間に続くサスティン期間では、
そのサブフィールドの輝度比に対応した数のサスティン
パルスが全画面に供給され、表示が行われる。すなわ
ち、PDP30のX、Yサスティン電極には、図2に示
すようなサスティンパルスが供給され、表示が行われ
る。このようにして256階調表示が実現される。
【0024】映像信号入力端子16に入力する映像信号
が奇数フィールド信号の場合には、アドレスパルス、イ
レーズパルス、ライトパルス及びサスティンパルスは、
図2とほぼ同様になるが、スキャンパルスはYサスティ
ン電極の偶数ラインと奇数ラインを置換した内容のスキ
ャンパルスとなる。すなわち、PDP30の2m本のY
サスティン電極のうちの奇数番目(奇数ライン)Y
(1)、Y(3)、…、Y(2m−1)にはスキャンパ
ルスが供給され、偶数番目(偶数ライン)Y(2)、Y
(4)、…、Y(2m)にはスキャンパルスが供給され
ない。すなわち、入力映像信号が奇数フィールド信号の
場合には、2m本のYサスティン電極のうちの奇数ライ
ンのみスキャンパルスが供給され、全体の1/2をスキ
ャンするので、スキャン期間も従来の1/2となる。
【0025】上述のように、各サブフィールドのアドレ
ス期間において、スキャンパルスを供給するために必要
なステップ4の期間(すなわちスキャン期間)を、図3
に示した従来例の1/2にすることができる。このた
め、サスティン期間を従来例より長くして発光輝度の向
上を図ることができ、サブフィールド数を増やして画質
の向上を図ることができ、ライン数を増やして高精細化
を図ることができる。
【0026】前記実施形態例では、制御回路内(例えば
パネル内部)にフィールド情報検出部を設け、入力映像
信号が2:1インタレース信号の偶数フィールド信号か
奇数フィールド信号かを検出し、この検出値に応じてス
キャンパルスを偶数ライン用と奇数ライン用に切り替え
るようにしたが、本発明はこれに限るものでなく、制御
回路外(例えばパネル外部)から偶数フィールドと奇数
フィールドの判別信号を伝送し、それに応じてスキャン
するラインを制御するようにしてもよい。この場合、制
御回路内(例えばパネル内部)にフィールド情報検出部
を設ける必要がない。
【0027】前記実施形態例では、フィールド情報検出
部を設け、入力映像信号が2:1インタレース走査信号
の場合について説明したが、本発明はこれに限るもので
なく、入力映像信号がプログレッシブ走査信号の場合に
ついても利用することができる。入力映像信号がプログ
レッシブ走査信号の場合には、制御回路内にフィールド
情報生成部を設け、このフィールド情報生成部で生成し
たフィールド情報に応じてスキャンパルスを偶数ライン
用と奇数ライン用に切り替えてライン制御すればよい。
【0028】前記実施形態例では、制御回路は、PDP
へ出力するスキャンパルスが2:1インタレース走査用
のスキャンパルスとなるように制御し、水平走査線を1
本おきにスキャンするようにしたが、本発明はこれに限
るものでなく、PDPへ出力するスキャンパルスがn:
1インタレース走査用(nは2以上の整数)のスキャン
パルスとなるように制御し、水平走査線をn−1本おき
にスキャンするようにした場合についても利用すること
ができる。例えば、PDPへ出力するスキャンパルスが
3:1インタレース走査用(n=3の場合)のスキャン
パルスとなるように制御し、水平走査線を2本おきにス
キャンするようにした場合についても利用することがで
きる。
【0029】前記実施形態例では、表示パネルがPDP
の場合について説明したが、本発明はこれに限るもので
なく、ディジタルの映像信号で直接駆動するマトリック
ス型の表示パネル(例えばLCD)の場合について利用
することができる。
【0030】
【発明の効果】請求項1の発明は、1フレームを複数の
サブフィールドに時分割し、各サブフィールドをアドレ
ス期間とサスティン期間に時分割し、アドレス期間にア
ドレスパルス及びスキャンパルスを出力し、サスティン
期間にサスティンパルスを出力し、ディジタルの入力映
像信号の輝度レベルに応じたサブフィールドを発光し
て、マトリックス型の表示パネルで多階調画像を表示す
る表示装置の駆動方法において、アドレス期間に表示パ
ネルへ出力するスキャンパルスをn:1インタレース
(nは2以上の整数)走査用のスキャンパルスとしたの
で、スキャンパルスをプログレッシブ(ノンインタレー
ス)走査用のスキャンパルスとしていた従来例と比べ、
スキャン期間を短縮してアドレス期間を短くすることが
できる。このため、サスティン期間を従来例より長くし
て発光輝度の向上を図ることができ、サブフィールド数
を増やして画質の向上を図ることができ、ライン数を増
やして高精細化を図ることができる。
【0031】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、n=2にするとともに、入力映像信号が2:1イン
タレース走査信号の偶数フィールド信号か奇数フィール
ド信号かを検出し、この検出値に応じてアドレス期間に
表示パネルへ出力するスキャンパルスを偶数ライン用と
奇数ライン用に切り替えるようにしたので、請求項1の
発明と同様にスキャン期間を短縮してアドレス期間を短
くできるとともに、入力映像信号からフィールド情報を
検出し、その検出値に応じてスキャンするラインを制御
することができる。このため、請求項1の発明と同様の
効果を有するとともに、スキャンするライン制御を容易
にすることができる。
【0032】請求項3の発明は、請求項1の発明を実施
する回路に係る発明で、アドレス期間に表示パネルへ出
力するスキャンパルスを、n:1インタレース(nは2
以上の整数)走査用のスキャンパルスに制御する制御回
路を具備し、この制御回路によって、アドレス期間に表
示パネルへ出力するスキャンパルスをn:1インタレー
ス走査用のスキャンパルスに制御するようにしたので、
請求項1の発明と同様の効果を有する。
【0033】請求項4の発明は、請求項1の発明を実施
する回路に係る発明で、アドレス期間に表示パネルへ出
力するスキャンパルスを、2:1インタレース走査用の
スキャンパルスに制御する制御回路を具備し、この制御
回路によって、アドレス期間に表示パネルへ出力するス
キャンパルスを2:1インタレース走査用のスキャンパ
ルスに制御するようにしたので、請求項1の発明と同様
の作用効果を有する。
【0034】請求項5の発明は、請求項4の発明におい
て、入力映像信号が2:1インタレース走査信号の偶数
フィールド信号か奇数フィールド信号かを検出するフィ
ールド情報検出部を設け、制御回路が、フィールド情報
検出部の検出値に応じて、アドレス期間に表示パネルへ
出力するスキャンパルスを偶数ライン用と奇数ライン用
に切り替えるようにしたので、入力映像信号から検出し
たフィールド情報に応じてスキャンするラインを制御す
ることができる。このため制御を簡単にすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による表示装置の駆動方法を実施する回
路の一実施形態例を示すブロック図である。
【図2】図1の作用を説明するもので、サブフィールド
点灯方式の駆動波形図である。
【図3】サブフィールド点灯方式を説明するもので、
(a)は256階調の手法における駆動シーケンスの説
明図、(b)は駆動波形図である。
【符号の説明】
10…制御回路、 12…映像制御部、 14…フィー
ルド情報検出・制御部、 16…映像信号入力端子、
20…アドレスドライバ、 22…スキャンドライバ、
24…サスティンドライバ、 30…PDP(表示パ
ネルの一例)。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1フレームを複数のサブフィールドに時分
    割し、各サブフィールドをアドレス期間とサスティン期
    間に時分割し、アドレス期間にアドレスパルス及びスキ
    ャンパルスを出力し、サスティン期間にサスティンパル
    スを出力し、ディジタルの入力映像信号の輝度レベルに
    応じたサブフィールドを発光して、マトリックス型の表
    示パネルで多階調画像を表示する表示装置の駆動方法に
    おいて、前記アドレス期間に表示パネルへ出力するスキ
    ャンパルスをn:1インタレース(nは2以上の整数)
    走査用のスキャンパルスとしてなることを特徴とする表
    示装置の駆動方法。
  2. 【請求項2】1フレームを複数のサブフィールドに時分
    割し、各サブフィールドをアドレス期間とサスティン期
    間に時分割し、アドレス期間にアドレスパルス及びスキ
    ャンパルスを出力し、サスティン期間にサスティンパル
    スを出力し、ディジタルの入力映像信号の輝度レベルに
    応じたサブフィールドを発光して、マトリックス型の表
    示パネルで多階調画像を表示する表示装置の駆動方法に
    おいて、入力映像信号が2:1インタレース走査信号の
    偶数フィールド信号か奇数フィールド信号かを検出し、
    この検出値に応じて前記アドレス期間に表示パネルへ出
    力するスキャンパルスを偶数ライン用と奇数ライン用に
    切り替えてなることを特徴とする表示装置の駆動方法。
  3. 【請求項3】1フレームを複数のサブフィールドに時分
    割し、各サブフィールドをアドレス期間とサスティン期
    間に時分割し、アドレス期間にアドレスパルス及びスキ
    ャンパルスを出力し、サスティン期間にサスティンパル
    スを出力し、ディジタルの入力映像信号の輝度レベルに
    応じたサブフィールドを発光して、マトリックス型の表
    示パネルで多階調画像を表示する表示装置の駆動回路に
    おいて、前記アドレス期間に前記表示パネルへ出力する
    スキャンパルスを、n:1インタレース(nは2以上の
    整数)走査用のスキャンパルスに制御する制御回路を具
    備してなることを特徴とする表示装置の駆動回路。
  4. 【請求項4】1フレームを複数のサブフィールドに時分
    割し、各サブフィールドをアドレス期間とサスティン期
    間に時分割し、アドレス期間にアドレスパルス及びスキ
    ャンパルスを出力し、サスティン期間にサスティンパル
    スを出力し、ディジタルの入力映像信号の輝度レベルに
    応じたサブフィールドを発光して、マトリックス型の表
    示パネルで多階調画像を表示する表示装置の駆動回路に
    おいて、前記アドレス期間に前記表示パネルへ出力する
    スキャンパルスを、2:1インタレース走査用のスキャ
    ンパルスに制御する制御回路を具備してなることを特徴
    とする表示装置の駆動回路。
  5. 【請求項5】入力映像信号が2:1インタレース走査信
    号の偶数フィールド信号か奇数フィールド信号かを検出
    するフィールド情報検出部を設け、制御回路は、前記フ
    ィールド情報検出部の検出値に応じて、アドレス期間に
    表示パネルへ出力するスキャンパルスを偶数ライン用と
    奇数ライン用に切り替えてなる請求項3記載の表示装置
    の駆動回路。
JP9124884A 1997-04-28 1997-04-28 表示装置の駆動方法及び駆動回路 Pending JPH10301532A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100797231B1 (ko) * 2000-11-07 2008-01-23 후지츠 히다찌 플라즈마 디스플레이 리미티드 플라즈마 디스플레이 패널 및 그 구동 방법

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KR100797231B1 (ko) * 2000-11-07 2008-01-23 후지츠 히다찌 플라즈마 디스플레이 리미티드 플라즈마 디스플레이 패널 및 그 구동 방법
KR100824140B1 (ko) * 2000-11-07 2008-04-21 후지츠 히다찌 플라즈마 디스플레이 리미티드 플라즈마 디스플레이 패널의 구동 방법

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