JP2000148084A - プラズマディスプレイの駆動方法 - Google Patents

プラズマディスプレイの駆動方法

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JP2000148084A
JP2000148084A JP10317408A JP31740898A JP2000148084A JP 2000148084 A JP2000148084 A JP 2000148084A JP 10317408 A JP10317408 A JP 10317408A JP 31740898 A JP31740898 A JP 31740898A JP 2000148084 A JP2000148084 A JP 2000148084A
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JP10317408A
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Keiichi Otake
桂一 大竹
Yasuaki Muto
泰明 武藤
Susumu Tsujihara
進 辻原
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Control Of Gas Discharge Display Tubes (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サブフイ−ルド法を用いたインターレース方
式画像表示装置において、階調数や動画時の擬似輪郭ノ
イズを悪化させず、輝度向上させる。 【解決手段】 奇数(偶数)フィールドの最終サブフィ
ールドと偶数(奇数)フィールドの1つあるいは複数の
サブフィールドとのサスティーン数の合計により、上記
奇数(偶数)フィールドの最終サブフィールドの相対的
輝度を決めるため、サブフィールド駆動特有の動画時の
擬似輪郭ノイズも悪化させることなく、時間を有効に活
用し、輝度を向上することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、3電極AC型プラズマ
ディスプレイパネル(以下、PDPと記す)の階調表示
可能な駆動方法の1つである、いわゆるサブフィールド
法でのインターレース駆動に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、PDPの階調表示可能な駆動方法
の1つとして、特開平4−195087号公報等に示さ
れるサブフィールド法と呼ばれる駆動方法が用いられて
いる。また、一般に放送されているテレビジョン映像
は、インターレース方式と呼ばれ、1行飛ばしに送られ
てくる2枚(2フィールド)の映像を組み合わせて初め
て1枚の映像が完成するしくみである。上記2つの内容
を組み合わせたサブフィールド法でのインターレース駆
動について図面を参照しながら説明する。
【0003】図2は、従来のサブフィールド法でのイン
ターレース駆動のタイムチャートである。この図は、1
フィールドを5つのサブフィールド(SF1〜5)に分
割し、映像信号5ビット(32階調)の階調表示を行う
時のタイムチャートである。図2において、各サブフィ
ールドはリセット期間(R)と書込み期間(A)とサス
ティーン期間(n)から構成されている。書込み期間
(A)は、PDPのマトリクス状に並んだ各画素に、続
くサスティーン期間(n)の放電の有無を記憶させる為
のものであり、上記記憶動作は、奇数フィールドは奇数
表示ラインのみを1、3、5、〜行と順番に、偶数フィ
ールドは偶数表示ラインのみを2、4、6、〜行と順番
に行われる。また、サスティーン期間(n)は、上記記
憶動作に基づいて、全画素同時に発光放電するものであ
り、図のようにサスティーン期間の放電パルス数nをそ
れぞれ「1」、「2」、「4」、「8」、「16」とす
れば、映像信号5ビットにそれぞれ対応する重み(輝
度)を持たせることができる。いま、ある画素を「5」
の輝度で光らせる場合、「5」=「1」+「4」である
から、SF1とSF4の書込み期間のみに書込みを行え
ばよい。
【0004】上述のように、奇数フィールドと偶数フィ
ールドの動作を行えば、インターレース方式の映像が1
枚完成することとなる。なお、リセット期間(R)は、
連続して行われるサブフィールド駆動の中で、直前のサ
ブフィールドにおける記憶動作を消去し、続く書込み期
間(A)での記憶動作を全画素で安定して行えるように
するものである。
【0005】
【発明の解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成では、インターレース方式という放送方式に
基づいた合理的な駆動が行えるものの、奇数ラインの発
光は奇数フィールドのみに、偶数ラインの発光は偶数フ
ィールドのみに限定され、サスティーン期間の時間割合
により輝度の決まるPDPにおいては、明るさという点
で課題を有していた。
【0006】この発明は上記課題に鑑みなされたもので
あり、その目的は高輝度でかつ合理的なインターレース
方式プラズマディスプレイ駆動方法を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のPDPの駆動方法は、奇数(偶数)ライン
では、偶数(奇数)フィールドのアドレス期間は動作せ
ず、偶数(奇数)フィールドの1つもしくは複数のサブ
フィールドのサスティーン期間を用いて、奇数(偶数)
フィールドの最終サブフィールドと偶数(奇数)フィー
ルドの1つもしくは複数のサブフィールドとのサスティ
ーン数の合計により、上記奇数(偶数)フィールドの最
終サブフィールドの相対的輝度を決定する。
【0008】上記構成により、奇数ラインは奇数フィー
ルドだけ点灯、偶数ラインは偶数フィールドだけ点灯さ
せるに止まらず、奇数フィールドは偶数ラインのサステ
ィーン期間をも、偶数フィールドは奇数ラインのサステ
ィーン期間をも利用して、高輝度でかつ合理的なインタ
ーレース方式プラズマディスプレイ駆動方法を得ること
ができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明における第1の発明は、奇
数(偶数)ラインでは、偶数(奇数)フィールドのアド
レス期間は動作せず、偶数(奇数)フィールドの最初の
サブフィールドのサスティーン期間を用いて、奇数(偶
数)フィールドの最終サブフィールドと偶数(奇数)フ
ィールドの最初のサブフィールドとのサスティーン数の
合計により、上記奇数(偶数)フィールドの最終サブフ
ィールドの相対的輝度を決めるため、最も重みづけの重
いサブフィールドのサスティーン数のみを次のフィール
ドにまたがせるため、サブフィールド駆動特有の動画時
の擬似輪郭ノイズも悪化させることなく、輝度を向上す
ることができ、美しく明るい映像のPDPテレビを合理
的に実現できるという作用を有する。
【0010】さらに、第2の発明は、奇数(偶数)ライ
ンでは、偶数(奇数)フィールドのアドレス期間は動作
せず、すべてのサブフィールドのサスティーン期間を用
いて、奇数(偶数)フィールドの最終サブフィールドと
偶数(奇数)フィールドのすべてのサブフィールドとの
サスティーン数の合計により、上記奇数(偶数)フィー
ルドの最終サブフィールドの相対的輝度を決めるため、
一度、奇数(偶数)フィールドの最終サブフィールドで
全画素同時に発光放電しており、偶数(奇数)フィール
ドでの放電が比較的安定し、しかも偶数(奇数)フィー
ルドでのすべてのサブフィールドのサスティーンを有効
にするため、大幅な輝度向上が図れ、美しく明るい映像
のPDPテレビを合理的に実現できるという作用を有す
る。
【0011】さらに、第3の発明は、奇数(偶数)ライ
ンでは、偶数(奇数)フィールドのアドレス期間は動作
せず、奇数(偶数)フィールドの最終サブフィールドは
サスティーン期間を設けず、偶数(奇数)フィールドの
すべてのサブフィールドのサスティーン期間を用いて、
上記奇数(偶数)フィールドの最終サブフィールドの相
対的輝度を決めるため、最も大幅な輝度向上が図れ、明
るいPDPテレビを合理的に実現できるという作用を有
する。
【0012】さらに、第4の発明は、上記奇数(偶数)
フィールドの最終サブフィールドと偶数(奇数)フィー
ルドの最初のサブフィールドとの間にリセット期間を設
けず、上記偶数(奇数)フィールドの使用するサブフィ
ールド後にリセット期間を設けるため、特開平9−16
0525号公報等で示されるような、フィールド毎に対
になる放電電極を交互に構成するPDPにおいては、放
電動作を確定でき、上記偶数(奇数)フィールドの使用
しないサブフィールドの状況に注意を払う必要がなく、
自由な設計ができるため、さらに合理的なPDPテレビ
を実現できるという作用を有する。
【0013】(実施の形態1)以下に、本発明の実施の
形態1におけるプラズマディスプレイ駆動方法につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0014】図1は、本発明の実施の形態1におけるサ
ブフィールド法でのインターレース駆動のタイムチャー
トである。この図において、1フィールドを5つのサブ
フィールド(SF1〜5)に分割し、映像信号5ビット
(32階調)の階調表示を行う時のタイムチャートであ
る。図1において、奇数表示ラインの奇数フィールドと
偶数表示ラインの偶数フィールドは従来例とほぼ同じで
あり、各サブフィールドはリセット期間(R)と書込み
期間(A)とサスティーン期間(n)から構成されてい
る。書込み期間(A)は、PDPのマトリクス状に並ん
だ各画素に、続くサスティーン期間(n)の放電の有無
を記憶させる為のものであり、上記記憶動作は、奇数フ
ィールドは奇数表示ラインのみを1、3、5、〜行と順
番に、偶数フィールドは偶数表示ラインのみを2、4、
6、〜行と順番に行われる。また、サスティーン期間
(n)は、上記記憶動作に基づいて、全画素同時に発光
放電するものであり、図のようにサスティーン期間の放
電パルス数nをそれぞれ「8」、「2」、「1」、
「4」、「8」+「8」とすれば、映像信号5ビットに
それぞれ対応する重み(輝度)を持たせることができ
る。いま、ある画素を「5」の輝度で光らせる場合、 「5」=「1」+「4」 であるから、SF1とSF4の書込み期間のみに書込み
を行えばよい。いま、ここで従来例と大きく異なるの
は、奇数表示ラインの偶数フィールドのSF1は、サス
ティーン期間のみから構成され、奇数表示ラインの奇数
フィールドのSF5の書込み期間(A)において、記憶
動作を行えば、上記奇数フィールドのSF5と上記偶数
フィールドのSF1の放電パルス数「8」+「8」が同
時に有効になるという点である。これにより、映像信号
5ビットの最上位ビットの重み(輝度)を実現すること
ができる。偶数表示ラインについても同様である。
【0015】次に、本発明の実施の形態1におけるPD
Pの駆動方法の特徴を説明する。図6は、本発明の実施
の形態1におけるサブフィールド法でのインターレース
駆動の電極駆動電圧波形である。この図では、上記説明
にもあるように、奇数フィールドのSF5と偶数フィー
ルドのSF1の電圧だけを示している。ここで重要なの
は、奇数フィールドのSF5では、奇数表示電極すなは
ち1行目(L1)、3行目(L3)、〜だけを書込み、
偶数表示電極は書込まないこと。逆に偶数フィールドの
SF1では、偶数表示電極のみ書込み、奇数表示電極は
書込まないことである。さらに、偶数フィールドのSF
1では、偶数表示電極のみリセットを行っている点であ
る。これにより、奇数表示電極は奇数フィールドのサス
ティーン期間の放電パルスと偶数フィールドのサスティ
ーン期間の放電パルスを合わせて「16」の輝度を表示
でき、偶数表示電極は同じ偶数フィールドのサスティー
ン期間の放電パルスのみを用いて「8」の輝度を表現で
きる。このように、奇数(偶数)ラインでは、偶数(奇
数)フィールドのアドレス期間は動作せず、偶数(奇
数)フィールドの最初のサブフィールドのサスティーン
期間を用いて、奇数(偶数)フィールドの最終サブフィ
ールドと偶数(奇数)フィールドの最初のサブフィール
ドとのサスティーン数の合計により、上記奇数(偶数)
フィールドの最終サブフィールドの相対的輝度を決める
ため、最も重みづけの重いサブフィールドのサスティー
ン数のみを次のフィールドにまたがせるため、サブフィ
ールド駆動特有の動画時の擬似輪郭ノイズも悪化させる
ことなく、時間を有効に活用し、輝度を向上することが
でき、美しく明るい映像のPDPテレビを合理的に実現
することができる。
【0016】(実施の形態2)以下に、本発明の実施の
形態2におけるプラズマディスプレイ駆動方法につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0017】図3は、本発明の実施の形態2におけるサ
ブフィールド法でのインターレース駆動のタイムチャー
トである。この図において、1フィールドを5つのサブ
フィールド(SF1〜5)に分割し、映像信号5ビット
相当(33階調)の階調表示を行う時のタイムチャート
である。図3において、奇数表示ラインの奇数フィール
ドと偶数表示ラインの偶数フィールドは実施の形態1と
ほぼ同じであり、詳細説明は割愛する。いま、ここで実
施の形態1と大きく異なるのは、奇数表示ラインの偶数
フィールドのSF1〜5は、サスティーン期間のみから
構成され、奇数表示ラインの奇数フィールドのSF5の
書込み期間(A)において、記憶動作を行えば、上記奇
数フィールドのSF5と上記偶数フィールドのSF1〜
5の放電パルス数「17」(「1」+「1」+「2」+
「4」+「8」+「1」)が同時に有効になるという点
である。これにより、映像信号5ビット相当の最上位ビ
ットの重み(輝度)を実現することができる。偶数表示
ラインについても同様である。このように、奇数(偶
数)ラインでは、偶数(奇数)フィールドのアドレス期
間は動作せず、すべてのサブフィールドのサスティーン
期間を用いて、奇数(偶数)フィールドの最終サブフィ
ールドと偶数(奇数)フィールドのすべてのサブフィー
ルドとのサスティーン数の合計により、上記奇数(偶
数)フィールドの最終サブフィールドの相対的輝度を決
めるため、一度、奇数(偶数)フィールドの最終サブフ
ィールドで全画素同時に発光放電しており、偶数(奇
数)フィールドでの放電が比較的安定し、しかも偶数
(奇数)フィールドでのすべてのサブフィールドのサス
ティーンを有効にするため、大幅な輝度向上が図れ、美
しく明るい映像のPDPテレビを合理的に実現すること
が出来る。
【0018】(実施の形態3)以下に、本発明の実施の
形態3におけるプラズマディスプレイ駆動方法につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0019】図4は、本発明の実施の形態3におけるサ
ブフィールド法でのインターレース駆動のタイムチャー
トである。この図において、1フィールドを5つのサブ
フィールド(SF1〜5)に分割し、映像信号5ビット
相当(31階調)の階調表示を行う時のタイムチャート
である。図4において、奇数表示ラインの奇数フィール
ドと偶数表示ラインの偶数フィールドは実施の形態2と
ほぼ同じであり、詳細説明は割愛する。いま、ここで実
施の形態2と大きく異なるのは、奇数表示ラインの奇数
フィールドのSF5は、サスティーン期間を設けず、偶
数フィールドのSF1〜5は、サスティーン期間のみか
ら構成され、奇数表示ラインの奇数フィールドのSF5
の書込み期間(A)において、記憶動作を行えば、上記
奇数フィールドのSF5の放電パルス数は、上記偶数フ
ィールドのSF1〜5の放電パルス数「15」(「1」
+「2」+「4」+「8」+「0」)が有効になるとい
う点である。これにより、映像信号5ビット相当の最上
位ビットの重み(輝度)を実現することができる。偶数
表示ラインについても同様である。このように、奇数
(偶数)ラインでは、偶数(奇数)フィールドのアドレ
ス期間は動作せず、奇数(偶数)フィールドの最終サブ
フィールドはサスティーン期間を設けず、偶数(奇数)
フィールドのすべてのサブフィールドのサスティーン期
間を用いて、上記奇数(偶数)フィールドの最終サブフ
ィールドの相対的輝度を決めるため、最も大幅な輝度向
上が図れ、明るいPDPテレビを合理的に実現すること
が出来る。
【0020】(実施の形態4)以下に、本発明の実施の
形態4におけるプラズマディスプレイ駆動方法につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0021】図5は、本発明の実施の形態4におけるサ
ブフィールド法でのインターレース駆動のタイムチャー
トである。この図において、1フィールドを5つのサブ
フィールド(SF1〜5)に分割し、映像信号5ビット
(32階調)の階調表示を行う時のタイムチャートであ
る。図5において、奇数表示ラインの奇数フィールドと
偶数表示ラインの偶数フィールドは実施の形態1とほぼ
同じであり、詳細説明は割愛する。いま、ここで実施の
形態1と大きく異なるのは、奇数表示ラインの偶数フィ
ールドのSF1〜5は、サスティーン期間が存在する
が、SF2の先頭にリセット期間があるため、SF1の
サスティーン期間のみが有効になることである。すなわ
ち、奇数表示ラインの奇数フィールドのSF5の書込み
期間(A)において、記憶動作を行えば、上記奇数フィ
ールドのSF5と上記偶数フィールドのSF1の放電パ
ルス数「16」(「8」+「8」)が有効になるという
点である。これにより、映像信号5ビット相当の最上位
ビットの重み(輝度)を実現することができる。偶数表
示ラインについても同様である。このように、上記奇数
(偶数)フィールドの最終サブフィールドと偶数(奇
数)フィールドの最初のサブフィールドとの間にリセッ
ト期間を設けず、上記偶数(奇数)フィールドの使用す
るサブフィールド後にリセット期間を設けるため、特開
平9−160525号公報等で示されるような、フィー
ルド毎に対になる放電電極を交互に構成するPDPにお
いては、放電動作を確定でき、上記偶数(奇数)フィー
ルドの使用しないサブフィールドの状況に注意を払う必
要がなく、自由な設計ができるため、さらに合理的なP
DPテレビを実現することができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の実施の形
態1に記されたPDPの駆動方法によれば、奇数(偶
数)フィールドの最終サブフィールドと偶数(奇数)フ
ィールドの最初のサブフィールドとのサスティーン数の
合計により、上記奇数(偶数)フィールドの最終サブフ
ィールドの相対的輝度を決めるため、最も重みづけの重
いサブフィールドのサスティーン数のみを次のフィール
ドにまたがせるため、サブフィールド駆動特有の動画時
の擬似輪郭ノイズも悪化させることなく、時間を有効に
活用し、輝度を向上することができ、美しく明るい映像
のPDPテレビを提供できる。
【0023】また、本発明の実施の形態2に記されたP
DPの駆動方法によれば、奇数(偶数)フィールドの最
終サブフィールドと偶数(奇数)フィールドのすべての
サブフィールドとのサスティーン数の合計により、上記
奇数(偶数)フィールドの最終サブフィールドの相対的
輝度を決めるため、一度、奇数(偶数)フィールドの最
終サブフィールドで全画素同時に発光放電しており、偶
数(奇数)フィールドでの放電が比較的安定し、しかも
偶数(奇数)フィールドでのすべてのサブフィールドの
サスティーンを有効にするため、大幅な輝度向上が図
れ、美しく明るい映像のPDPテレビを提供できる。
【0024】さらに、本発明の実施の形態3に記された
PDPの駆動方法によれば、偶数(奇数)フィールドの
すべてのサブフィールドのサスティーン期間を用いて、
上記奇数(偶数)フィールドの最終サブフィールドの相
対的輝度を決めるため、最も大幅な輝度向上が図れ、明
るいPDPテレビを提供できる。最後に、本発明の実施
の形態4に記されたPDPの駆動方法によれば、フィー
ルド毎に対になる放電電極を交互に構成するPDPにお
いても、放電動作を確定でき、上記偶数(奇数)フィー
ルドの使用しないサブフィールドの状況に注意を払う必
要がなく、自由な設計ができるため、さらに合理的で性
能の安定したPDPテレビを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるサブフィールド
法でのインターレース駆動のタイムチャート
【図2】従来のサブフィールド法でのインターレース駆
動のタイムチャート
【図3】本発明の実施の形態2におけるサブフィールド
法でのインターレース駆動のタイムチャート
【図4】本発明の実施の形態3におけるサブフィールド
法でのインターレース駆動のタイムチャート
【図5】本発明の実施の形態4におけるサブフィールド
法でのインターレース駆動のタイムチャート
【図6】本発明の実施の形態1におけるサブフィールド
法でのインターレース駆動の電極駆動電圧波形図
【符号の説明】
SF1〜5 サブフィールド1〜5 R リセット期間 A アドレス期間 1、2、4、 8、n サスティーン期間の放電パルス
数1、2、4、8、n L1〜4 表示電極ライン番号1〜4
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // H04N 5/66 101 H04N 5/66 101B (72)発明者 辻原 進 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5C058 AA11 BA03 BA05 BA33 BB15 5C080 AA05 BB06 CC03 DD03 EE29 EE30 FF12 GG08 GG12 HH02 JJ04

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全画面の電荷を均一にするリセット期間
    および全画面の発光を選択するアドレス期間および全画
    面一斉に放電を行い発光を得るサスティーン期間とから
    なるサブフィールド毎に、相対的輝度の異なる映像を表
    現し、複数の上記サブフィールドにより1フィールドを
    構成し、複数階調の映像を表示し、さらに2フィールド
    で完全な1枚の映像を構成するインターレース方式プラ
    ズマディスプレイの駆動方法において、奇数ラインは奇
    数フィールドだけ点灯、偶数ラインは偶数フィールドだ
    け点灯させるに止まらず、奇数フィールドは偶数ライン
    のサスティーン期間をも、偶数フィールドは奇数ライン
    のサスティーン期間をも利用して、階調数あるいは、輝
    度を向上させることを特徴とするプラズマディスプレイ
    の駆動方法。
  2. 【請求項2】 奇数ラインでは、偶数フィールドのアド
    レス期間は動作せず、偶数フィールドの最初のサブフィ
    ールドのサスティーン期間を用いて、奇数フィールドの
    最終サブフィールドと偶数フィールドの最初のサブフィ
    ールドとのサスティーン数の合計により、上記奇数フィ
    ールドの最終サブフィールドの相対的輝度を決定し、遇
    数ラインでは、奇数フィールドのアドレス期間は動作せ
    ず、奇数フィールドの最初のサブフィールドのサスティ
    ーン期間を用いて、遇数フィールドの最終サブフィール
    ドと奇数フィールドの最初のサブフィールドとのサステ
    ィーン数の合計により、上記遇数フィールドの最終サブ
    フィールドの相対的輝度を決定することを特徴とする請
    求項1記載のプラズマディスプレイの駆動方法。
  3. 【請求項3】 奇数フィールドの最終サブフィールドと
    偶数フィールドの最初のサブフィールドとの間にリセッ
    ト期間を設けず、上記偶数フィールドの最初のサブフィ
    ールド後にリセット期間を設け、遇数フィールドの最終
    サブフィールドと奇数フィールドの最初のサブフィール
    ドとの間にリセット期間を設けず、上記奇数フィールド
    の最初のサブフィールド後にリセット期間を設けたこと
    を特徴とする請求項2記載のプラズマディスプレイの駆
    動方法。
  4. 【請求項4】 奇数ラインでは、偶数フィールドのアド
    レス期間は動作せず、すべてのサブフィールドのサステ
    ィーン期間を用いて、奇数フィールドの最終サブフィー
    ルドと偶数フィールドのすべてのサブフィールドとのサ
    スティーン数の合計により、上記奇数フィールドの最終
    サブフィールドの相対的輝度を決定し、遇数ラインで
    は、奇数フィールドのアドレス期間は動作せず、すべて
    のサブフィールドのサスティーン期間を用いて、遇数フ
    ィールドの最終サブフィールドと奇数フィールドのすべ
    てのサブフィールドとのサスティーン数の合計により、
    上記遇数フィールドの最終サブフィールドの相対的輝度
    を決定することを特徴とする請求項1記載のプラズマデ
    ィスプレイの駆動方法。
  5. 【請求項5】 奇数フィールドの最終サブフィールドと
    偶数フィールドの最初のサブフィールドとの間にリセッ
    ト期間を設けず、上記偶数フィールドの最終サブフィー
    ルド後にリセット期間を設けたことを奇数フィールドの
    最終サブフィールドと偶数フィールドの最初のサブフィ
    ールドとの間にリセット期間を設けず、上記偶数フィー
    ルドの最終サブフィールド後にリセット期間を設けたこ
    とを特徴とする請求項4記載のプラズマディスプレイの
    駆動方法。
  6. 【請求項6】 奇数ラインでは、偶数フィールドのアド
    レス期間は動作せず、奇数フィールドの最終サブフィー
    ルドはサスティーン期間を設けず、偶数フィールドのす
    べてのサブフィールドのサスティーン期間を用いて、上
    記奇数フィールドの最終サブフィールドの相対的輝度を
    決定し、遇数ラインでは、奇数フィールドのアドレス期
    間は動作せず、遇数フィールドの最終サブフィールドは
    サスティーン期間を設けず、奇数フィールドのすべての
    サブフィールドのサスティーン期間を用いて、上記遇数
    フィールドの最終サブフィールドの相対的輝度を決定す
    ることを特徴とする請求項1記載のプラズマディスプレ
    イの駆動方法。
  7. 【請求項7】 奇数フィールドの最終サブフィールドと
    偶数フィールドの最初のサブフィールドとの間にリセッ
    ト期間を設けず、上記偶数フィールドの最終サブフィー
    ルド後にリセット期間を設け、遇数フィールドの最終サ
    ブフィールドと奇数フィールドの最初のサブフィールド
    との間にリセット期間を設けず、上記奇数フィールドの
    最終サブフィールド後にリセット期間を設けたことを特
    徴とする請求項6記載のプラズマディスプレイの駆動方
    法。
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