JPH10300127A - 換気除湿装置 - Google Patents

換気除湿装置

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JPH10300127A
JPH10300127A JP10560797A JP10560797A JPH10300127A JP H10300127 A JPH10300127 A JP H10300127A JP 10560797 A JP10560797 A JP 10560797A JP 10560797 A JP10560797 A JP 10560797A JP H10300127 A JPH10300127 A JP H10300127A
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air
adsorbent
exhaust pipe
blowing
regeneration
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Junichi Morinaka
準一 森中
Fuminobu Hosokawa
文信 細川
Shigeharu Nakamoto
重陽 中本
Kunio Ogita
邦男 荻田
Makoto Nishimura
誠 西村
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    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F3/00Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems
    • F24F3/12Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling
    • F24F3/14Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification
    • F24F3/1411Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification by absorbing or adsorbing water, e.g. using an hygroscopic desiccant

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の構成の床下用換気扇は、外気の湿度が
高い場合には床下に高湿度の外気を取り込み、梅雨季等
の長期の高湿度状態が続く間は運転を停止したままとな
る。 【解決手段】 送風手段12によって屋外から吸引した
空気を吸着材14を介して乾燥空気に変換して床下16
に送風する除湿運転を行って床下を乾燥するとともに、
除湿運転の開始時または除湿運転中に、検知手段25か
ら受けた温度・湿度の情報に基づいて活性の低下した吸
着材を再生する再生加熱手段への通電を制御するように
して、外気の温度と湿度の変化に対応した換気運転・除
湿運転が可能な効率の良い換気除湿装置としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の床下等の空
間を換気・除湿する換気除湿装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】日本古来の住居に見られるような束建て
になっている場合には、家屋の床下は通気性が良く、高
温多湿の気象条件下であっても耐久性の高い木造住宅と
することができるものである。しかし近年は、床下を布
基礎で囲む構成としているため、わずかな換気口はある
ものの床下の通気性は悪くなっている。このため床下は
湿度が高く、カビや腐朽菌などが繁殖しやすく、床下を
構成する木材が腐食しやすくなっている。
【0003】このような理由で、近年、床下の通気を良
くするために図7に示すような構成の床下用換気扇の使
用が増えてきている。1は換気扇本体2の内部に設けて
いる送風機で、吸気口3から床下7の淀んだ空気を吸気
し排気口4から排気している。この換気扇本体2は、図
8に2a・2b・2cとして示しているように、建物の
北側、或いは洗面所・風呂場・台所等の水回りの床下近
傍に、建物の基礎5と建物の土台6との間に数カ所設け
ている換気口8の一部を利用して配置している。図9は
この床下用換気扇の電気接続を示している。コントロー
ラ9は複数個設けている換気扇本体2a・2b・2cの
運転を制御する。
【0004】以上の構成で、コントローラ9が所定の時
刻の間、例えば比較的外気の湿度が低くなる午前10時
頃から午後4時頃までの間、換気扇本体2を運転する。
換気扇本体2が動作すると、矢印Aに示しているように
南側屋外の空気が換気口8から流入する。この結果、床
下7に淀んでいる多湿の空気は排気口4から屋外に排出
される。この運転を繰り返すことによって、床下7の湿
度は次第に低下し、床下7を構成している木材の含水率
も低下して、木材の腐朽菌の活動、或いはカビの活動を
抑制する。
【0005】またコントローラ9が湿度センサを内蔵し
ているものでは、雨降り時等の外気の湿度が高い間は換
気扇本体2の運転を停止し、外気が低湿状態になると換
気扇本体2を運転する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の構成の床下
用換気扇は、換気機能が充分ではないという課題を有し
ている。つまり、単に所定の時刻の間毎日換気扇本体2
を運転する構成のものは、外気の湿度が高い場合には床
下7に高湿度の外気を取り込むものである。従って、逆
に床下7の湿度を高めることになる。またコントローラ
9が湿度センサを内蔵した構成のものは、梅雨季等の長
期の高湿度状態が続く間は、運転を停止したままの状態
となる。つまり、本来換気による乾燥が必要なときに運
転を停止したままとなる。更に、外気の湿度が低い場合
においても床下用換気扇が設置された北側の床下(洗面
所等)の空気の相対湿度はそれほど低下しない。この理
由は、南側の換気口から床下7に吸い込まれた屋外の空
気の温度は、北側の洗面所に到達するまでに床下7に淀
んでいる空気によって低下し、相対湿度を下げるまでに
は至らないものである。
【0007】
【課題を解決する手段】本発明は、吸着材を用いて屋外
の空気を除湿乾燥し、乾燥した空気を床下に送風すると
共に、吸着材を再生する再生加熱手段の制御を屋外の空
気の温度と湿度に応じたものとして、効率的な運転がで
きる換気除湿装置としているものである。
【0008】
【発明の実施の形態】請求項1に記載した発明は、送風
手段によって屋外から吸引した空気を吸着材を介して乾
燥空気に変換して床下に送風する除湿運転を行って床下
を乾燥するとともに、除湿運転の開始時または除湿運転
中に、検知手段から受けた吸着材通過前の屋外空気の温
度・湿度の情報に基づいて活性の低下した吸着材を再生
する再生加熱手段への通電を制御するようにして、外気
の湿度の変化に対応した換気運転・除湿運転が可能な効
率の良い換気除湿装置としているものである。
【0009】請求項2に記載した発明は、吸着材を通過
した後の空気の温度と湿度とを検知する検知手段を備
え、除湿運転の開始時またはその後行う所定時間の除湿
運転中に、検知手段から受けた情報に応じて再生加熱手
段への通電を制御するようにして、本体の温度上昇のお
それがなく、安全で効率的な運転ができる換気除湿装置
としている。
【0010】請求項3に記載した発明は、常時は吸着材
を通過する前の屋外空気の温度と湿度とを検知する検知
手段の情報によって換気・除湿の切り換えを行い、除湿
運転中は吸着材を通過した後の空気の温度と湿度とを検
知する第二の検知手段の検知情報によって再生加熱手段
への通電を制御するようにして、屋外空気の温度・湿度
の変化による換気運転への切換えも機敏にでき、安全で
さらに効率的な運転ができる換気除湿装置としている。
【0011】請求項4に記載した発明は、制御手段が、
換気運転時には吸着・再生経路切換弁を駆動して第二の
排気管を閉じると共に、吸着材をその一端を軸に回転さ
せて送風経路内を開き、除湿運転時には、吸着材をその
一端を軸に逆回転させて送風経路を流れる外気が吸着材
の表面に接触するように制御して、送風経路を簡単に構
成でき、また耐久性の高い換気除湿装置としている。
【0012】請求項5に記載した発明は、制御手段が換
気運転時に吸着材を空気の流れる方向へ回転させるよう
に制御して、換気運転時に吸着材の自動清掃も行え、簡
単な構成で耐久性の高い換気除湿装置としている。
【0013】請求項6に記載した発明は、常時は吸着材
を通過する前の屋外空気の温度と湿度とを検知する検知
手段の情報によって換気・除湿の切り換えを行い、除湿
運転中は吸着材を通過した後の空気の温度と湿度とを検
知する第二の検知手段の検知情報によって再生加熱手段
への通電を制御し、また吸着材をその一端を軸にして回
転制御するようにして、送風経路の構成が簡単で、また
屋外空気の温度・湿度の変化による換気運転への切換え
も機敏にでき、安全でさらに効率的な運転ができる換気
除湿装置としている。
【0014】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の第1の実施例について説明
する。図1は本実施例の構成を示す断面図である。換気
除湿装置の本体10(以下単に本体10と称する)内に
は、屋外の空気を吸気口11から吸気し送風する送風手
段12と、送風手段12が送風する送風経路13を構成
する風胴を設けている。送風経路13内には、シリカゲ
ルまたはゼオライト等を使用した吸着材14と、吸着材
14の上流側に設けた、吸着材14を活性化するための
再生加熱手段15と、吸着材14の下流側に設けた、乾
燥空気を床下16に送風する第一の排気管17と、送風
手段12が送風する空気を機外に放出する第二の排気管
18と、第一の排気管17と第二の排気管18とを選択
的に開閉する吸着・再生経路切換弁19と、送風手段1
2が送風する空気を床下に送風する送風口20と、送風
手段12が送風する空気を送風口20側または吸着材1
4側に選択的に切り換える換気・除湿切換弁21と、吸
着材14を通過する前の屋外の空気の温度と湿度とを検
知する検知手段25と、検知手段25の情報を受けて各
部を制御する制御手段26とを配置している。制御手段
26は、検知手段25の検知温度・湿度に応じて換気運
転・除湿運転を実行するものである。また除湿運転の開
始時または除湿運転中には、検知手段25から受けた情
報に基づいて再生加熱手段15への通電時間または通電
容量またはこの両方を制御しているものである。
【0015】第一の排気管17は、送風口20と連通し
ている。吸着・再生経路切換弁19と換気・除湿切換弁
21とは、それぞれ図示していないモータ・電磁石等の
駆動源と仕切り板とによって構成している。また送風手
段12は、ファン・モータ及びケーシングによって構成
している。また送風口20は、建物側に取り付けている
換気口パネル22に、ダクト24によって連結されてい
る。尚本体10は、北側に面した洗面所や台所等の水ま
わりの床下16の換気口23の近くに設置しているもの
である。
【0016】次に本実施例の動作について説明する。検
知手段25が検知している外気の湿度が基準値より低い
ときには、制御手段26は換気運転を実行する。すなわ
ち、換気・除湿切換弁21を送風口20を開とするa側
にセットし、この状態で送風手段12を運転する。従っ
て吸気口11から吸気された低湿の屋外空気は、送風手
段12によって送風口20から床下16に送風される。
このため床下16に滞留している多湿の淀んだ空気は、
本体10を設置している換気口23とは別の換気口から
排出され、床下16の空気は低湿の屋外空気に置き換え
られる。
【0017】また検知手段25の検知湿度が基準値より
高い場合には、制御手段26は除湿運転を実行する。つ
まり、吸気口11から吸気した多湿の屋外空気の水分を
吸着材14に吸着させて乾燥した空気を床下16に送風
する。このとき図2に示しているように、例えば吸着材
14に屋外空気を接触させて、空気中の水分を吸着材1
4に吸着させて乾燥空気とする吸着モード運転から除湿
運転を開始する場合には、換気・除湿切換弁21を吸着
材14側を開とするb側に、吸着・再生経路切換弁19
を第一の排気管17を開とするイ側にセットし、この状
態で送風手段12を運転するものである。送風手段12
が送風する多湿の屋外空気は、吸着材14を通過する際
にその水分を奪われて乾燥し、同時に吸着材14から吸
着熱を受けて温風となって、dとして示しているように
第一の排気管17から送風口20へ流れ、床下16に送
風される。このため床下16に滞留している多湿の淀ん
だ空気は、本体10を設置している換気口23とは別の
換気口から排出され、床下16の空気は乾燥した低湿の
空気に置き換えられる。こうして所定時間T1の吸着モ
ード運転を行うと、吸着材14は活性が低下する。この
ため、所定時間T2の再生モード運転に切り換えるもの
である。すなわち吸着・再生経路切換弁19を第二の排
気管18を開とするロ側にセットし、再生加熱手段15
を所定の通電容量W1で所定時間T2の間通電するもの
である。このため送風手段12が送風する空気は、再生
加熱手段15によって加熱され高温となって、吸着材1
4内を通過する。吸着材14が吸着していた水分は、こ
の高温の空気によって吸着材14から脱離し、吸着材1
4は活性化されて吸着能力を回復する。吸着材14から
脱離した水分を含んで多湿となった空気は、第二の排気
管18から機外に放出される。こうして再生モードの運
転の開始からT2の時間が経過すると、再生加熱手段1
5への通電を終了し、吸着・再生経路切換弁19をイ側
にセットして、再び吸着モードの運転に切り換えるもの
である。このように吸着・再生モードの運転を繰り返す
ことによって、床下16の乾燥が進行する。
【0018】このとき本実施例では、制御手段26は再
生加熱手段15に対する通電時間T2あるいは通電容量
W1をまたは通電時間T2と通電容量W1の両方を検知
手段25の検知湿度に応じて調整するようにしているも
のである。つまり外気の湿度が比較的低い場合には、再
生加熱手段15に対する通電は小容量・短時間で吸着材
14が活性化されるが、外気の湿度が比較的高い場合に
は、大容量・長時間の通電が必要となるものである。従
って本実施例では、特に制御手段26が除湿運転の開始
時または除湿運転中に、吸着材14を通過する前の屋外
空気の湿度を検知して、この検知湿度に応じて、再生加
熱手段15に対する通電時間T2あるいは通電容量W1
をまたは通電時間T2と通電容量W1の両方を調整する
ようにしているものである。従って本実施例によれば、
外気の湿度の変化に対応した除湿運転が可能になり、効
率の良い換気除湿装置を実現できるものである。
【0019】尚本実施例においては、再生モードの運転
時間T2と再生加熱手段15への通電時間T2とを同一
の時間設定としているが、異なった時間としてもなんら
支障のないものである。
【0020】(実施例2)次に本発明の第2の実施例に
ついて説明する。図3は、本実施例の構成を示す断面図
である。本実施例では、検知手段27とを備えている。
検知手段27は、本体10の内部の上部に配置してお
り、送風手段12が送風した空気が吸着材14を通過し
た後の空気の温度と湿度を検知しているものでもある。
また本実施例の制御手段26は、除湿運転の開始時また
はその後所定の時間行なう除湿運転中に検知手段27か
ら受けた情報に応じて再生加熱手段15への通電時間ま
たは通電容量またはこの両方を制御するようにしている
ものである。
【0021】以下、本実施例の動作について説明する。
検知手段27の検知湿度が基準値より高い場合、つまり
雨天時等の場合には、制御手段26は除湿運転を実行す
る。除湿運転中に検知手段27が検知する吸着材14を
通過した後の空気の温度が例えば高くなった場合には、
制御手段26は再生加熱手段15への通電時間または通
電容量またはこの両方を小さくするように制御する。こ
の制御によって、吸着材14が吸着している水分を効率
的に脱離でき、効率的な運転ができる換気除湿装置とし
ているものである。つまり外気の温度が低くなった場合
は、当然、外気の絶対湿度も低くなっているものであ
る。従って吸着材14が吸着している水分の量も少な
く、活性化に必要なエネルギーの量も少なくて済むもの
である。この状態で仮に外気の温度が低下する以前の通
電時間・通電容量を変更せずに再生加熱手段15に与え
続けると、水分の脱離に使われるはずの再生加熱手段1
5のエネルギーの一部が送風経路13内の加熱に使用さ
れることになるものである。送風経路13内が加熱され
ると、本体10内部の部品等が温度上昇して、故障の原
因ともなるものである。
【0022】この現象は、制御手段26の動作タイミン
グの遅れによっても発生するものであるが、本実施例で
は制御手段26は検知手段27の検知温度によっても動
作するため、送風経路13内の温度が異常に高くなる前
に適切な制御が行えるものである。また除湿運転中に検
知手段27が温度が低くなった場合には、再生加熱手段
15への通電時間または通電容量またはこの両方を大き
くするように制御するものである。
【0023】従って本実施例によれば、本体10の内部
の温度が異常に高くなる前に、再生加熱手段15への適
切な制御が可能になり、除湿運転時の屋外空気の絶対湿
度の減少による本体の温度上昇等に機敏に対応でき、屋
外空気の温度・湿度の変化に対応した安全で効率的な換
気除湿装置を実現できるものである。
【0024】(実施例3)続いて本発明の第3の実施例
について説明する。本実施例では、図1で説明した検知
手段25と、検知手段27とを備えている。検知手段2
5は、本体10の下部に配置しており屋外の空気の温度
と湿度とを検知している。検知手段27は、本体10の
内部の上部に配置しており、送風手段12が送風した空
気が吸着材14を通過した後の空気の温度と湿度を検知
しているものでもある。また制御手段26は検知手段2
5と検知手段27の検知温度と湿度の情報を受けて、図
4に示しているような制御プログラムに基づいて各部を
制御しているものである。つまり検知手段25が検知す
る温度と湿度とに応じて、動作モードを決定しているも
のである。すなわち、検知手段25が検知する温度が基
準値tよりも低くかつ湿度が基準値φよりも低いDの状
態ときは、換気運転を実行し、検知温度が基準値tより
も低くかつ湿度が基準値φよりも高いAの状態ときと、
検知温度が基準値tよりも高くかつ湿度が基準値φより
も高いBの状態ときと、検知温度が基準値tよりも高く
かつ湿度が基準値φよりも低いCの状態ときとは除湿運
転を実行するものである。また除湿運転中は、検知手段
27が検知する温度情報によって再生加熱手段15への
通電を制御しているものである。
【0025】本実施例では、前記したように検知手段2
5が検知する温度と湿度とに応じて、動作モードを決定
し、除湿運転中は検知手段27が検知する温度情報によ
って再生加熱手段15への通電を制御しているものであ
る。従って、例えば除湿運転中に天候が急変してAの状
態からDの状態へと外気の温度・湿度が大きく低下した
ような場合にも、正確に換気運転を実行できるものであ
る。つまり、検知手段27のみによって制御を実行して
いる場合には、吸着材14を通過した後の空気の温度が
除湿運転での再生加熱手段15の通電によって高温とな
っているため、制御手段26はBの状態からCの状態に
変化したと認識するものである。つまり、換気運転には
切り換わらないものである。この点、本実施例では、検
知手段25と検知手段27の両方を使用して、常時は検
知手段25に応じて換気運転・除湿運転を切り換えるよ
うにプログラムされているものである。このため、天候
が急変してAの状態からDの状態へと外気の温度・湿度
が大きく低下したような場合には、検知手段25がこの
状態を正確に検知して制御手段26にフィードバックで
きるものである。このため、この場合にも正確に換気運
転を実行できるものである。
【0026】以上のように本実施例によれば、除湿運転
の途中で外気の温度・湿度が大きく変化しても正確に換
気運転・除湿運転を実行でき、また除湿運転中は検知手
段27の温度情報によって再生加熱手段15への通電を
制御しているため、本体10の内部の温度が異常に高く
なる事態が生ずることが無く、安全で効率的な換気除湿
装置を実現するものである。
【0027】(実施例4)続いて本発明の第4の実施例
について説明する。図5は本実施例の構成を示す断面図
である。本実施例で使用している吸着材14は、図1で
説明した換気・除湿切換弁21の機能を兼ねているもの
である。すなわち、吸着材14は送風経路13内でその
一端を軸に回転可能に設けているものである。
【0028】以下本実施例の動作について説明する。検
知手段25の検知湿度が低いときには、制御手段26は
換気運転を実行する。すなわち、吸着・再生経路切換弁
19を、第二の排気管18を閉じ第一の排気管17を開
くようにイ側にセットする。また同時に、吸着材14を
保持している軸を90度回転させて送風経路13を開
き、この状態で送風手段12を運転するものである。従
って吸気口11から吸気した低湿の屋外空気は、送風手
段12によって第一の排気管17を通過して床下16に
送風される。このため床下16に滞留している多湿の淀
んだ空気は、本体10を設置している換気口23とは別
の換気口から排出され、床下16の空気は低湿の屋外空
気に置き換えられる。
【0029】検知湿度が高い状態のときは、除湿運転を
実行するものである。すなわち、吸着材14を換気運転
の状態から90度逆回転させて送風経路13を閉じ、送
風経路13内を流れる外気が吸着材14を通過できるよ
うにする。その後、例えば吸着モードでの運転時には、
吸着・再生経路切換弁19を第一の排気管17を開とす
るイ側にセットし、この状態で送風手段12を運転す
る。このため、送風手段12が送風する多湿の屋外空気
は、吸着材14によってその水分を奪われて乾燥し、d
として示すように第一の排気管17から床下16に送風
される。また再生モードでの運転時には、吸着・再生経
路切換弁19を第二の排気管18を開とするロ側にセッ
トし、再生加熱手段15を通電する。このため送風手段
12が送風する空気は、再生加熱手段15によって加熱
され高温となって、吸着材14と接触するものである。
このため吸着材14は活性化され、吸着材14を通過し
た空気は、吸着材14から脱離した水分を含んで多湿と
なって、第二の排気管18から機外に放出される。この
吸着・再生モードの運転を繰り返すことによって、床下
16の除湿乾燥が進行する。
【0030】以上のように本実施例によれば、吸着材1
4を送風経路13内にその一端を軸に回転可能に設けた
構成として、換気・除湿切換弁の機能を兼ねることがで
き、送風経路13を簡単に構成できるものである。ま
た、吸着材14は回転する際にその一端を軸にして回転
するため、除湿運転において吸着材14の外周と送風経
路13の内周との間の空気漏れを無くすエアータイトも
容易に実現できるものである。
【0031】またこのとき本実施例によれば、吸着材1
4の回転方向は、送風手段12が送風する空気の流れる
方向と一致しているものである。このため、送風手段1
2が送風する空気は、吸着材14の表面に付着していた
ほこり等を吹き飛ばすようにして下方に流れていく。つ
まり、換気運転時に吸着材14の自動清掃も行え、簡単
な構成で耐久性の高い換気除湿装置を実現しているもの
である。
【0032】(実施例5)次に本発明の第5の実施例に
ついて説明する。図6は本実施例の構成を示す断面図で
ある。吸着材14は、図5で説明したと同様、換気・除
湿切換弁21の機能を兼ねており、送風経路13に回転
可能に固定した軸に設けている。また制御手段26は、
検知手段25・検知手段27の検知温度・検知湿度に応
じて各部を制御している。つまり、常時は検知手段25
の検知情報に応じて換気運転・除湿運転の切り換えを実
行し、除湿運転中は検知手段27の検知温度情報に応じ
て再生加熱手段15への通電時間または通電容量または
この両方を制御しているものである。また換気運転時
は、吸着・再生経路切換弁19で第二の排気管18を閉
じると共に、吸着材14をその一端を軸に空気の流れる
方向へ回転させて送風経路13内を開くように制御して
いる。除湿運転時には、吸着材14をその一端を軸に逆
回転させ、送風経路13内に流れる外気が吸着材14と
接触するように制御しているものである。
【0033】以上の構成とすることによって、送風経路
13の構成が簡単で、また屋外空気の温度・湿度の変化
による換気運転への切換えも機敏にでき、安全でさらに
効率的な運転ができる換気除湿装置としているものであ
る。また特に本実施例によれば、検知手段27自身が、
換気運転時に屋外の低湿の空気の通過によって冷却され
るものである。このため、例えば除湿運転から換気運転
に切り換わった場合に、正しい温度検知への回復が早く
できるものである。また送風経路13、再生加熱手段1
5等の冷却も行える。
【0034】
【発明の効果】請求項1に記載した発明は、屋外の空気
を吸気口から吸引して送風する送風手段と、送風手段が
送風する送風経路中に設けた吸着材と、吸着材を再生加
熱する再生加熱手段と、乾燥空気を床下に送風する第一
の排気管と、吸着材の再生加熱時に発生する多湿の空気
を機外に放出する第二の排気管と、吸着材を通過した後
の空気を、吸着モード時には第一の排気管に、再生モー
ド時には第二の排気管に送る吸着・再生経路切換弁と、
送風手段が送風する空気を吸着材側と送風口側とに切り
換える換気・除湿切換弁と、吸着材を通過する前の屋外
空気の温度と湿度とを検知する検知手段と、各部を制御
する制御手段とを備え、前記制御手段は除湿運転の開始
時または除湿運転中に、検知手段から受けた情報に基づ
いて再生加熱手段への通電時間または通電容量またはこ
の両方を制御する構成として、外気の湿度の変化に対応
した換気運転・除湿運転が可能な効率の良い換気除湿装
置を実現するものである。
【0035】請求項2に記載した発明は、屋外の空気を
吸気口から吸引して送風する送風手段と、送風手段が送
風する送風経路中に設けた吸着材と、吸着材を再生加熱
する再生加熱手段と、乾燥空気を床下に送風する第一の
排気管と、吸着材の再生加熱時に発生する多湿の空気を
機外に放出する第二の排気管と、吸着材を通過した後の
空気を、吸着モ―ド時には第一の排気管に、再生モード
時には第二の排気管に送る吸着・再生経路切換弁と、送
風手段が送風する空気を吸着材側と送風口側とに切り換
える換気・除湿切換弁と、吸着材を通過した後の空気の
温度と湿度とを検知する検知手段と、各部を制御する制
御手段とを備え、前記制御手段は、除湿運転の開始時ま
たはその後所定時間行う除湿運転中に、検知手段から受
けた情報に基づいて再生加熱手段への通電時間または通
電容量またはこの両方を制御する構成として、本体の温
度上昇のおそれがなく、安全で効率的な運転ができる換
気除湿装置を実現するものである。
【0036】請求項3に記載した発明は、屋外の空気を
吸気口から吸引して送風する送風手段と、送風手段が送
風する送風経路中に設けた吸着材と、吸着材を再生加熱
する再生加熱手段と、乾燥空気を床下に送風する第一の
排気管と、再生加熱時に発生する多湿の空気を機外に放
出する第二の排気管と、送風手段が送風する空気を床下
に送風する送風口と、吸着材を通過した後の空気を、吸
着モード時には第一の排気管に、再生モ―ド時には第二
の排気管に送る吸着・再生経路切換弁と、送風手段が送
風する空気を吸着材側と送風口側とに切り換える換気・
除湿切換弁と、吸着材を通過する前の屋外空気の温度と
湿度とを検知する検知手段と、吸着材を通過した後の空
気の温度と湿度とを検知する第二の検知手段と、各部を
制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、常時は検
知手段の情報を受けて換気、除湿運転の切り換えを行
い、除湿運転中は第二の検知手段の情報を受けて再生加
熱手段への通電時間または通電容量またはこの両方を制
御する構成として、請求項1に記載した効果に加え、屋
外空気の温度・湿度の変化による換気運転への切換えも
機敏にでき、安全でさらに効率的な運転ができる換気除
湿装置を実現するものである。
【0037】請求項4に記載した発明は、屋外の空気を
吸気口から吸引して送風する送風手段と、送風手段が送
風する送風経路中に設けた吸着材と、吸着材を再生加熱
する再生加熱手段と、乾燥空気を床下に送風する第一の
排気管と、再生加熱時の多湿の空気を機外に放出する第
二の排気管と、吸着材を通過した後の空気を、吸着モー
ド時には第一の排気管に、再生モード時には第二の排気
管に送る吸着・再生経路切換弁と、屋外空気の温度と湿
度とを検知する検知手段と、各部を制御する制御手段と
を備え、前記制御手段は、換気運転時には吸着・再生経
路切換弁を駆動して第二の排気管を閉じると共に、吸着
材をその一端を軸に回転させて送風経路内を開き、除湿
運転時には、吸着材をその一端を軸に逆回転させて送風
経路を流れる外気が吸着材の表面に接触する構成とし
て、請求項1に記載した効果に加え、送風経路を簡単に
構成でき、また耐久性の高い換気除湿装置を実現するも
のである。
【0038】請求項5に記載した発明は、制御手段は換
気運転時に吸着材を空気の流れる方向へ回転させるよう
に制御する構成として、請求項4に記載した効果に加
え、換気運転時に吸着材の自動清掃も行え、簡単な構成
で耐久性の高い換気除湿装置を実現するものである。
【0039】請求項6に記載した発明は、屋外の空気を
吸気口から吸引して送風する送風手段と、送風手段が送
風する送風経路中に設けた吸着材と、吸着材を再生加熱
する再生加熱手段と、乾燥空気を床下に送風する第一の
排気管と、再生加熱時の多湿の空気を機外に放出する第
二の排気管と、吸着材を通過した後の空気を、吸着モー
ド時には第一の排気管に、再生モード時には第二の排気
管に送る吸着・再生経路切換弁と、吸着材を通過する前
の屋外空気の温度と湿度とを検知する検知手段と、吸着
材を通過した後の空気の温度と湿度とを検知する第二の
検知手段と、各部を制御する制御手段とを備え、前記制
御手段は、換気運転時には吸着・再生経路切換弁を駆動
して第二の排気管を閉じると共に、吸着材をその一端を
軸に空気の流れる方向に回転させて送風経路内を開き、
除湿運転時には、吸着材をその一端を軸に逆回転させて
送風経路を流れる空気が吸着材を通過させるようにし、
かつ常時は検知手段の情報に応じて換気、除湿運転の切
り換えを行い、除湿運転中は第二の検知手段の情報に応
じて、再生加熱手段への通電時間または通電容量または
この両方を制御する構成として、請求項3に記載した効
果に加え、送風経路の構成が簡単で、また吸着材の自動
清掃も行え、安全でさらに効率的な運転ができる換気除
湿装置を実現するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である換気除湿装置の構
成を示す側断面図
【図2】同、制御手段が有している制御プログラムの一
部を示すタイムチャート
【図3】本発明の第2の実施例である換気除湿装置の構
成を示す側断面図
【図4】本発明の第3の実施例である換気除湿装置の制
御手段が有している制御プログラムの一部を示す特性図
【図5】本発明の第4の実施例である換気除湿装置の構
成を示す側断面図
【図6】本発明の第5の実施例である換気除湿装置の構
成を示す側断面図
【図7】従来例である床下用換気扇の構成を示す断面図
【図8】同、設置事例を示す説明図
【図9】同、電気配線を示す配線図
【符号の説明】
11 吸気口 12 送風手段 13 送風経路 14 吸着材 15 再生加熱手段 17 第一の排気管 18 第二の排気管 19 吸着・再生経路切換弁 21 換気・除湿切換弁 25 検知手段 26 制御手段 27 第二の検知手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荻田 邦男 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 西村 誠 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋外の空気を吸気口から吸引して送風す
    る送風手段と、送風手段が送風する送風経路中に設けた
    吸着材と、吸着材を再生加熱する再生加熱手段と、乾燥
    空気を床下に送風する第一の排気管と、吸着材の再生加
    熱時に発生する多湿の空気を機外に放出する第二の排気
    管と、吸着材を通過した後の空気を、吸着モード時には
    第一の排気管に、再生モード時には第二の排気管に送る
    吸着・再生経路切換弁と、送風手段が送風する空気を吸
    着材側と送風口側とに切り換える換気・除湿切換弁と、
    吸着材を通過する前の屋外空気の温度と湿度とを検知す
    る検知手段と、各部を制御する制御手段とを備え、前記
    制御手段は除湿運転の開始時または除湿運転中に、検知
    手段から受けた情報に基づいて再生加熱手段への通電時
    間または通電容量またはこの両方を制御する換気除湿装
    置。
  2. 【請求項2】 屋外の空気を吸気口から吸引して送風す
    る送風手段と、送風手段が送風する送風経路中に設けた
    吸着材と、吸着材を再生加熱する再生加熱手段と、乾燥
    空気を床下に送風する第一の排気管と、吸着材の再生加
    熱時に発生する多湿の空気を機外に放出する第二の排気
    管と、吸着材を通過した後の空気を、吸着モ―ド時には
    第一の排気管に、再生モード時には第二の排気管に送る
    吸着・再生経路切換弁と、送風手段が送風する空気を吸
    着材側と送風口側とに切り換える換気・除湿切換弁と、
    吸着材を通過した後の空気の温度と湿度とを検知する検
    知手段と、各部を制御する制御手段とを備え、前記制御
    手段は、除湿運転の開始時またはその後所定時間行う除
    湿運転中に、検知手段から受けた情報に基づいて再生加
    熱手段への通電時間または通電容量またはこの両方を制
    御する換気除湿装置。
  3. 【請求項3】 屋外の空気を吸気口から吸引して送風す
    る送風手段と、送風手段が送風する送風経路中に設けた
    吸着材と、吸着材を再生加熱する再生加熱手段と、乾燥
    空気を床下に送風する第一の排気管と、再生加熱時に発
    生する多湿の空気を機外に放出する第二の排気管と、送
    風手段が送風する空気を床下に送風する送風口と、吸着
    材を通過した後の空気を、吸着モード時には第一の排気
    管に、再生モ―ド時には第二の排気管に送る吸着・再生
    経路切換弁と、送風手段が送風する空気を吸着材側と送
    風口側とに切り換える換気・除湿切換弁と、吸着材を通
    過する前の屋外空気の温度と湿度とを検知する検知手段
    と、吸着材を通過した後の空気の温度と湿度とを検知す
    る第二の検知手段と、各部を制御する制御手段とを備
    え、前記制御手段は、常時は検知手段から受けた情報に
    基づいて換気運転・除湿運転の切り換えを行い、除湿運
    転中は第二の検知手段から受けた情報に基づいて再生加
    熱手段への通電時間または通電容量またはこの両方を制
    御する換気除湿装置。
  4. 【請求項4】 屋外の空気を吸気口から吸引して送風す
    る送風手段と、送風手段が送風する送風経路中に設けた
    吸着材と、吸着材を再生加熱する再生加熱手段と、乾燥
    空気を床下に送風する第一の排気管と、再生加熱時の多
    湿の空気を機外に放出する第二の排気管と、吸着材を通
    過した後の空気を、吸着モード時には第一の排気管に、
    再生モード時には第二の排気管に送る吸着・再生経路切
    換弁と、屋外空気の温度と湿度とを検知する検知手段
    と、各部を制御する制御手段とを備え、前記制御手段
    は、換気運転時には吸着・再生経路切換弁を駆動して第
    二の排気管を閉じると共に、吸着材をその一端を軸に回
    転させて送風経路内を開き、除湿運転時には、吸着材を
    その一端を軸に逆回転させて送風経路を流れる空気が吸
    着材を通過するようにした換気除湿装置。
  5. 【請求項5】 制御手段は換気運転時に吸着材を空気の
    流れる方向へ回転させるように制御する請求項4に記載
    した換気除湿装置。
  6. 【請求項6】 屋外の空気を吸気口から吸引して送風す
    る送風手段と、送風手段が送風する送風経路中に設けた
    吸着材と、吸着材を再生加熱する再生加熱手段と、乾燥
    空気を床下に送風する第一の排気管と、再生加熱時の多
    湿の空気を機外に放出する第二の排気管と、吸着材を通
    過した後の空気を、吸着モード時には第一の排気管に、
    再生モード時には第二の排気管に送る吸着・再生経路切
    換弁と、吸着材を通過する前の屋外空気の温度と湿度と
    を検知する検知手段と、吸着材を通過した後の空気の温
    度と湿度とを検知する第二の検知手段と、各部を制御す
    る制御手段とを備え、前記制御手段は、換気運転時には
    吸着・再生経路切換弁を駆動して第二の排気管を閉じる
    と共に、吸着材をその一端を軸に空気の流れる方向に回
    転させて送風経路内を開き、除湿運転時には、吸着材を
    その一端を軸に逆回転させて送風経路を流れる空気が吸
    着材を通過させるようにし、かつ常時は検知手段の情報
    に応じて換気、除湿運転の切り換えを行い、除湿運転中
    は第二の検知手段の情報に応じて、再生加熱手段への通
    電時間または通電容量またはこの両方を制御する換気除
    湿装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006348877A (ja) * 2005-06-17 2006-12-28 Taiyo Nippon Sanso Corp 低温流体移液用ポンプのパージガス供給方法および供給装置
JP2010107065A (ja) * 2008-10-28 2010-05-13 Espec Corp 空調装置、並びに、環境試験装置
JP2012093025A (ja) * 2010-10-26 2012-05-17 Lixil Corp 屋内用除湿装置
WO2013098783A3 (en) * 2011-12-31 2013-08-22 Koninklijke Philips N.V. Air cleaner

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