JPH10299426A - エンジンのカムキャップ構造 - Google Patents
エンジンのカムキャップ構造Info
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- JPH10299426A JPH10299426A JP11382697A JP11382697A JPH10299426A JP H10299426 A JPH10299426 A JP H10299426A JP 11382697 A JP11382697 A JP 11382697A JP 11382697 A JP11382697 A JP 11382697A JP H10299426 A JPH10299426 A JP H10299426A
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Abstract
シャフトの回転方向の位置決めを容易としてこのカムシ
ャフトへの取付部材の組付作業性の向上を図る。 【解決手段】 シリンダヘッド33の上方に固定される
カムキャッププレート34の側壁86と中央フランジ部
87とに、カムシャフト35の軸線方向に所定幅を有し
てカムシャフト35側に開口する凹部81,82を設け
る。
Description
ャフト軸受の一部を構成するエンジンのカムキャップ構
造に関する。
は、一般的に、シリンダヘッドの両側に燃焼室に連通す
る吸気ポート及び排気ポートが設けられ、吸気ポート及
び排気ポートにそれぞれ吸気バルブ及び排気バルブが設
けられている。従って、エンジンの駆動時に、吸気バル
ブ及び排気バルブが上下動することにより、吸気ポート
及び排気ポートが燃焼室に対して開閉されるようになっ
ている。そして、吸気バルブ及び排気バルブの駆動によ
って吸気ポートから燃焼室内への混合気の吸入と燃焼室
から排気ポートへの燃焼ガスの排出が行われる。
用カムシャフトと排気弁用カムシャフトとによって駆動
されるようになっている。図5に一般的なDOHCエン
ジンの概略構造を表す断面を示してある。
側には燃焼室2に連通する吸気ポート3及び排気ポート
4が設けられ、この吸気ポート3及び排気ポート4と燃
焼室2との連通部には吸気バルブ5及び排気バルブ6の
先端が臨んでいる。従って、この吸気バルブ5及び排気
バルブ6が上下に駆動することにより、燃焼室2と吸気
ポート3及び排気ポート4とが開閉されるようになって
いる。
設けられており、このカム室20には互いに平行をなす
吸気弁用カムシャフト7と排気弁用カムシャフト8が配
設され、それぞれ各気筒毎に所定のリフト量をもつ吸気
カム9と排気カム10が一体に形成されている。この吸
気弁用カムシャフト7と排気弁用カムシャフト8はそれ
ぞれ複数のカムキャップ11によって各カム室20内に
回転自在に支持されている。
12,13が装着され、ロッカアーム12,13は吸気
カム9及び排気カム10によってラッシュアジャスタ1
4,15を支点にして揺動する。そして、各ロッカアー
ム12,13の先端は吸気バルブ5及び排気バルブ6の
上端に当接し、ロッカアーム12,13が揺動すること
によって吸気バルブ5及び排気バルブ6を上下に駆動す
ることができる。なお、図中の符号で16は点火プラグ
取付用のプラグ孔である。そして、シリンダヘッド1に
はカム室20の上方を覆うようにロッカカバー24が設
けられている。
カムシャフト8の一端には図示しないカムシャフトスプ
ロケットが固結され、各カムシャフトスプロケットとク
ランクシャフトスプロケットとの間にタイミングベルト
が掛け回されている。従って、クランクシャフトスプロ
ケットの回転に同期して各カムシャフトスプロケットが
回転し、吸気弁用カムシャフト7と排気弁用カムシャフ
ト8が回転駆動することができる。
ンにあっては、シリンダヘッド1の上面に形成された軸
受用の下半円部に吸気弁用カムシャフト7と排気弁用カ
ムシャフト8が載置され、この各カムシャフト7,8の
上から軸受用の上半円部が形成された複数のカムキャッ
プ11を装着し、この各カムキャップ11をボルトによ
ってシリンダヘッド1に固定している。従って、このシ
リンダヘッド1の下半円部とカムキャップ11の上半円
部により、吸気弁用カムシャフト7と排気弁用カムシャ
フト8を回転自在に支持している。
気弁用カムシャフト8は所定の長さを有するところか
ら、この各カムシャフト7,8は長い方向の複数位置で
各カムキャップ11によって支持されている。そのた
め、カムキャップ11の組付性が良くないという問題が
ある。また、各カムシャフト7,8の十分な支持剛性を
確保する必要から、カムキャップ11や固定ボルトの大
型化等が必要となってしまう。
によって一体に連結して枠状に構成し、この一体型カム
キャップをシリンダヘッドの上面に固定することで、吸
気弁用カムシャフト7及び排気弁用カムシャフト8を回
転自在に支持することが考えられている。
は、シリンダヘッドがシリンダブロックに取付けられ、
シリンダヘッドと複数のカムキャップによって吸気弁用
カムシャフト及び排気弁用カムシャフトが回転自在に支
持された状態で、各カムシャフト及びクランクシャフト
の一端部にそれぞれカムシャフトスプロケット及びクラ
ンクシャフトスプロケットを固定している。カムシャフ
トの一端部にカムシャフトスプロケットを固定するに
は、カムシャフトの一端部にカムシャフトスプロケット
を嵌合し、ナットを螺合することで固定している。この
場合、図5に示すように、カムシャフト8には六角部1
7が一体形成されており、この六角部17に工具Tをか
み合わせ、且つ、図示しないナットにも工具をかみ合わ
せる。そして、ナットの回り止めをした状態で、工具T
を用いてカムシャフト8を回転させることで、カムシャ
フト8のねじ部とナットを螺合させて、カムシャフト8
の一端部にカムシャフトスプロケットを結合していた。
の組付性の向上や支持剛性を高めるために一体型カムキ
ャップを用いると、カムシャフトを回転させるための工
具の回動許容範囲が規制されてしまう。即ち、一体型カ
ムキャップには、カムシャフトを支持するための上半部
を有するキャップ部の両側に側壁が設けられており、工
具Tをカムシャフトには六角部にかみ合わせた状態で
は、この工具Tの回動方向前後にこの側壁が位置するこ
ととなる。そのため、カムシャフト8を回転させようと
すると、工具Tが側壁に当接してしまい、所定角度回動
することができないという問題がある。
と共に直立した吸気ポートから燃焼室内に吸気を吸入
し、燃焼室内でこの燃料と空気とを混合して着火するよ
うにした筒内噴射型エンジンにあっては、一体型カムキ
ャップの上面にロッカカバーを取付けると共に、吸気ポ
ートを取付けている。そのため、この一体型カムキャッ
プの上面にロッカカバーの取付面と吸気ポートの取付面
を確保する必要があり、この一体型カムキャップの中央
部に所定の面積を有するフランジ部を設けている。その
ため、工具を一体型カムキャップの上方から挿入するこ
とがより一層困難となり、作業性が良くなかった。
であって、カムシャフトの回転方向の位置決めを容易と
してこのカムシャフトへの取付部材の組付作業性の向上
を図ったエンジンのカムキャップ構造を提供することを
目的とする。
め、請求項1の発明のエンジンのカムキャップ構造で
は、シリンダヘッドの上方に載置されてカムシャフト軸
受の上半部が形成された一体型カムキャップにおけるカ
ムシャフトの軸線方向の側方の縦壁に、この軸線方向に
所定幅を有してカムシャフト側に開口した凹部を設けて
いる。従って、この凹部を用いることで、一体型カムキ
ャップの内部に工具を挿入してカムシャフトの回転方向
の位置決めを行うことができ、このカムシャフトに結合
するカムシャフトスプロケットなどの取付部材を容易に
組み付けることができる。
ャップ構造では、一体型カムキャップの縦壁がカムシャ
フトの軸線方向に沿ってほぼ同じ厚さとなっている。従
って、縦壁の強度を低下させることなく凹部を設けるこ
とができ、一体型カムキャップ及びシリンダヘッドの強
度アップが図れる。
ャップ構造では、一体型カムキャップは、両側に一対の
側壁が設けられると共に中央にフランジ部が設けられ、
各側壁とフランジ部との間にそれぞれ吸気弁用カムシャ
フト及び排気弁用カムシャフトが位置しており、凹部を
カムシャフト側に開口して形成してある。従って、ポー
トがフランジ部に取付けられるエンジンであっても、一
体型カムキャップの内部に工具を挿入してカムシャフト
の回転方向の位置決めを行うことができる。
施の形態を詳細に説明する。
のカムキャップ構造を表すV型6気筒の筒内噴射型エン
ジンの分解斜視、図2にエンジンのシリンダヘッド部の
縦断面、図3にエンジンの内部を表すカムキャッププレ
ートの平面視、図4に工具とカムシャフトの六角部との
係合状態を表す図3のIV−IV断面を示す。
に、片バンク側3気筒からなるV型6気筒DOHCガソ
リンエンジンであって、高圧燃料を燃焼室内に直接噴射
すると共に直立した吸気ポートから燃焼室内に吸気を吸
入し、燃焼室内で燃料と空気が混合した混合気に着火す
るようにした筒内噴射型エンジンである。なお、図2乃
至図4に表した各構造は左バンクのシリンダヘッド部の
ものである。
は、シリンダブロック32に右バンク側及び左バンク側
の一対のシリンダヘッド33がそれぞれ固定され、各シ
リンダヘッド33にはビーム部材としてのカムキャップ
プレート34が固定されている。各シリンダヘッド33
には互いに平行をなす吸気弁用カムシャフト35と排気
弁用カムシャフト36がそれぞれ配設され、このカムキ
ャッププレート34によって回転自在に保持されてい
る。
ムシャフト36の軸方向の一端にはカムスプロケット3
7,38が固結され、クランクシャフト39の一端には
クランクスプロケット40が固結されている。そして、
カムスプロケット37,38及びクランクスプロケット
40にはタイミングベルト41が掛け回されている。従
って、エンジン31が作動してクランクシャフト39が
回転すると、クランクスプロケット40、タイミングベ
ルト41、カムスプロケット37,38を介して吸気弁
用カムシャフト35及び排気弁用カムシャフト36を同
期して回転することができる。なお、カムスプロケット
37,38、クランクスプロケット40、タイミングベ
ルト41はそれぞれ3分割されたタイミングベルトカバ
ー70によって被覆され、タイミングベルトカバー70
はカムキャッププレート34に固定されるロッカカバー
42の端面に密着保持される。
ル部材63を介してロッカカバー42がフローティング
支持され、ロッカカバー42にはブローバイガスの取出
口43が設けれている。即ち、シリンダヘッド33、カ
ムキャッププレート34、ロッカカバー42の間で形成
されるシリンダヘッド33の上部空間がこの取出口43
を介して吸気系に接続されて連通可能となっている。従
って、シリンダブロック32内に漏れたブローバイガス
をシリンダヘッド33の上部空間を経て、取出口43か
ら吸気系に送り、新気と混合して再び燃焼室内に流入す
ることで、燃焼できるようになっている。
焼室44には吸気ポート45及び排気ポート46が接続
され、吸気ポート45及び排気ポート46の燃焼室44
との連通部には吸気バルブ47及び排気バルブ48の先
端が臨んでいる。従って、この吸気バルブ47及び排気
バルブ48が上下に駆動することで、燃焼室44と吸気
ポート45及び排気ポート46とが開閉されるようにな
っている。この吸気ポート45は直立してカムキャップ
プレート34の中央部56の吸気孔53に開口し、排気
ポート46はシリンダヘッド33の側方に開口してい
る。そして、カムキャッププレート34の中央部56の
上面には吸気マニホールド54のフランジ55がガスケ
ット91を介して剛体結合されており、この吸気マニホ
ールド54は吸気孔53に連通している。
34の両側には吸気カム室49と排気カム室50がそれ
ぞれ独立して形成されており、この吸気カム室49及び
排気カム室50にはそれぞれ前述した吸気弁用カムシャ
フト35及び排気弁用カムシャフト36が配設されてい
る。この吸気弁用カムシャフト35及び排気弁用カムシ
ャフト36には、それぞれ各気筒毎に所定のリフト量を
もつ吸気カム51と排気カム52が一体に形成されてい
る。
7,58が装着され、このロッカアーム57,58は吸
気カム51及び排気カム52によってラッシュアジャス
タ59,60を支点にして揺動するようになっている。
そして、ロッカアーム57,58の先端は吸気バルブ4
7及び排気バルブ48の上端に当接し、このロッカアー
ム57,58がそれぞれ揺動することにより、吸気バル
ブ47及び排気バルブ48を上下に駆動することができ
る。
て詳細に説明する。図2及び図3に示すように、カムキ
ャッププレート34は枠状をなしてシリンダヘッド22
上に固定されており、各カム室49,50にて一体に設
けられた複数のキャップ部61が各カムシャフト35,
36を挟んでシリンダヘッド33の支持部に固定される
ことで、このカムシャフト35,36を回転自在に支持
することができる。そして、このカムキャッププレート
34の中央部56には各気筒ごとに点火プラグ装着用の
プラグ装着孔62及び一対の吸気孔53が設けられ、前
述したように、この中央部56に吸気マニホールド54
が固定されることで、吸気マニホールド54は吸気孔5
3を介して吸気ポート45に連通されている。
上面には、シール部材63を介してロッカカバー42が
フローティング支持される。即ち、エンジン31の本体
側であるカムキャッププレート34に対してロッカカバ
ー42がフローティング支持されると共に、このロッカ
カバー42の中央部を貫通して吸気マニホールド54が
剛体結合されている。
ム室49には、吸気弁用カムシャフト35の軸線方向の
一側の側壁と他側に中央部56に、その軸線方向に所定
幅を有してカムシャフト35側に開口する凹部81,8
2がそれぞれ設けられている。即ち、吸気弁用カムシャ
フト35及び排気弁用カムシャフト36にはそれぞれ2
つの六角部83,84が形成されており、吸気カム室4
9側の六角部83に対応した位置に工具85の厚さより
も若干大きな幅の凹部81,82が設けられている。こ
の凹部81,82は、図4に示すように、カムキャップ
プレート34の吸気カム室49内に工具85を挿入可能
とすると共に、工具を六角部83にかみ合わせた状態で
所定角度回動可能とするためのものである。そのため、
凹部81はカムキャッププレート34の側壁86をその
部分だけ外側に膨張させることで形成しており、カムシ
ャフト35の軸線方向に沿ってほぼ同じ厚さとなってい
る。つまり、側壁厚さを同一とすることによって側壁強
度を向上し、且つ、カムキャッププレート34の上面を
覆うロッカカバー42とのシール面の幅を確保できるよ
うにしている。また、凹部82はカムキャッププレート
34の中央部56のフランジ部87の下面を切欠いて形
成しており、フランジ部87の上面の幅を狭くしない
で、ロッカカバー42のシール部材63のシール面と吸
気マニホールド54のガスケット91のシール面を確保
するようにしている。
ッププレート34の凹部81,82によって工具85を
カムキャッププレート34の上方から吸気カム室49内
に挿入することができ、容易にカムシャフト35の六角
部83にかみ合わせることができる。また、図3に示す
ように、カムシャフト35の一端部にカムシャフトスプ
ロケット37を嵌合すると共にナット88を螺合し、こ
のナット88を図示しない工具によって回り止めした状
態で、図4(b)に示すように、六角部83にかみ合った
工具85を回動するとき、凹部81,82によって工具
85の回動許容角度を大きく確保できる。
ャップ構造にあっては、カムキャッププレート34の吸
気カム室49の側壁86とフランジ部87に凹部81,
82を設けたことで、工具85をカムキャッププレート
34の上方からこの凹部81,82を用いて吸気カム室
49内に容易に挿入することができ、カムシャフト35
の六角部83にかみ合わせて位置決めをすることがで
き、且つ、凹部81,82によって工具85の回動許容
角度が大きく確保されており、カムシャフト35の一端
部にカムシャフトスプロケット37が嵌合してナット8
8が螺合し、このナット88が工具によって回り止めし
た状態で、工具85を回動することで、カムシャフトス
プロケット37を容易に結合することができる。
プ構造では、凹部81を形成してもカムキャッププレー
ト34の側壁86をカムシャフト35の軸線方向に沿っ
てほぼ同じ厚さとしており、カムキャッププレート34
の強度が低下することはないと共に、ローかカバー42
とのシール面を確保できる。更に、凹部82をカムキャ
ッププレート34のフランジ部87の下面を切欠いて形
成することで、このフランジ部87の上面の幅が狭くな
ることはなく、ロッカカバー42と吸気マニホールド5
4のシール面を確保できる。そして、カムキャッププレ
ート34には、吸気弁用カムシャフト35の六角部83
に対応して凹部81,82を設けたことで、工具85と
六角部83とのかみ合いが容易となる。なお、吸気弁用
カムシャフト35の六角部83と凹部81,82とを工
具85の着脱が容易であれば、カムシャフト35の軸線
方向にずらして設けてもよい。
ャップ構造を適用するエンジンとしては、上述した実施
形態のように、高圧燃料を燃焼室内に直接噴射し、吸気
ポートから吸入した吸気と燃焼室内で混合して混合気に
着火するようにしたV型6気筒DOHCの筒内噴射型エ
ンジンに限定されず、吸気ポート及び排気ポートがシリ
ンダヘッドの側部に開口して吸気通路内に燃料を噴射す
るエンジンに適用することも可能である。また、気筒の
状態もV型6気筒に限定されず、直列6気筒や直列4気
筒のエンジンなど、上述した実施形態以外のエンジンに
適用することも可能である。
ように請求項1の発明のエンジンのカムキャップ構造に
よれば、シリンダヘッドの上方に載置されてカムシャフ
ト軸受の上半部が形成された一体型カムキャップにおけ
るカムシャフトの軸線方向の側方の縦壁に、この軸線方
向に所定幅を有してカムシャフト側に開口した凹部を設
けたので、凹部を用いることで、一体型カムキャップの
内部に工具を容易に挿入してカムシャフトの回転方向の
位置決めを行うことができ、このカムシャフトに結合す
るカムシャフトスプロケットなどの取付部材を容易に短
時間で組み付けることができ、その結果、カムシャフト
への取付部材の組付作業性の向上を図ることができる。
ャップ構造によれば、一体型カムキャップの縦壁をカム
シャフトの軸線方向に沿ってほぼ同じ厚さとしたので、
縦壁の強度を低下させることなく凹部を設けることがで
き、一体型カムキャップ及びシリンダヘッドの強度の向
上を図ることができる。
ャップ構造によれば、一体型カムキャップの両側に一対
の側壁を設けると共に中央にフランジ部を設け、各側壁
とフランジ部との間にそれぞれ吸気弁用カムシャフト及
び排気弁用カムシャフトを位置させ、凹部をカムシャフ
ト側に開口して形成したので、ポートがフランジ部に取
付けられるようなエンジンであっても、一体型カムキャ
ップの内部に工具を容易挿入してカムシャフトの回転方
向の位置決めを行うことができる。
ップ構造を表すV型6気筒の筒内噴射型エンジンの分解
斜視図である。
る。
平面図である。
す図3のIV−IV断面図である。
面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 エンジンのシリンダブロックの上方に載
置されると共に上面にカムシャフト軸受の下半部が形成
されたシリンダヘッドと、該シリンダヘッドの上方に載
置されると共に下面に前記カムシャフト軸受の上半部が
形成された一体型カムキャップと、該一体型カムキャッ
プにおけるカムシャフトの軸線方向の側方の縦壁に設け
られて該軸線方向に所定幅を有して前記カムシャフト側
に開口した凹部とを具えたことを特徴とするエンジンの
カムキャップ構造。 - 【請求項2】 請求項1記載のエンジンのカムキャップ
構造において、前記一体型カムキャップの縦壁は前記カ
ムシャフトの軸線方向に沿ってほぼ同じ厚さを有するこ
とを特徴とするエンジンのカムキャップ構造。 - 【請求項3】 請求項1記載のエンジンのカムキャップ
構造において、前記一体型カムキャップは前記カムシャ
フトの軸線方向の両側に一対の側壁が設けられると共
に、該一対の側壁の中央に前記カムシャフトの軸線に沿
ったフランジ部が設けられ、該一対の側壁と該フランジ
部との間に吸気弁用カムシャフト及び排気弁用カムシャ
フトが位置しており、前記凹部は前記一対の側壁に前記
カムシャフト側に開口して形成されたことを特徴とする
エンジンのカムキャップ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11382697A JP3275774B2 (ja) | 1997-05-01 | 1997-05-01 | エンジンのカムキャップ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11382697A JP3275774B2 (ja) | 1997-05-01 | 1997-05-01 | エンジンのカムキャップ構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10299426A true JPH10299426A (ja) | 1998-11-10 |
JP3275774B2 JP3275774B2 (ja) | 2002-04-22 |
Family
ID=14622024
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11382697A Expired - Fee Related JP3275774B2 (ja) | 1997-05-01 | 1997-05-01 | エンジンのカムキャップ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3275774B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8689755B2 (en) | 2010-06-23 | 2014-04-08 | Mahle International Gmbh | Cam and associated camshaft |
-
1997
- 1997-05-01 JP JP11382697A patent/JP3275774B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8689755B2 (en) | 2010-06-23 | 2014-04-08 | Mahle International Gmbh | Cam and associated camshaft |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3275774B2 (ja) | 2002-04-22 |
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