JPH06117327A - エンジンのシリンダヘッド構造 - Google Patents

エンジンのシリンダヘッド構造

Info

Publication number
JPH06117327A
JPH06117327A JP4285544A JP28554492A JPH06117327A JP H06117327 A JPH06117327 A JP H06117327A JP 4285544 A JP4285544 A JP 4285544A JP 28554492 A JP28554492 A JP 28554492A JP H06117327 A JPH06117327 A JP H06117327A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder head
exhaust port
port
valve
combustion chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4285544A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakimi Kono
誠公 河野
Kazuyoshi Tamamoto
和由 玉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP4285544A priority Critical patent/JPH06117327A/ja
Publication of JPH06117327A publication Critical patent/JPH06117327A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】燃料噴射弁への排気ガスからの高熱の影響を回
避しつつ、1つの燃焼室に対して複数ポ−ト、点火ギャ
ップ、燃料噴射弁を合理的に配設する。 【構成】シリンダヘッド2の一側面2a側に開口される
吸気ポ−ト5と、シリンダヘッド2の他側面2b側に開
口される主排気ポ−ト6とが、クランク軸方向に隔置さ
れる。他側面2b側に開口する副排気ポ−ト7が、クラ
ンク軸方向においてポ−ト5と6との間で、かつ両ポ−
ト5と6の中心線を結ぶ仮想線αに対して他側面2b側
にオフセットして位置される。燃料噴射弁9の噴孔9a
が、燃焼室外周縁部において、吸気ポ−ト5と副排気ポ
−ト7との間に位置される。点火ギャップ9aが、吸気
ポ−ト5と主排気ポ−ト6との間で、かつ仮想線αより
も一側面2a側にオフセットして位置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃焼室内に直接燃料噴
射を行なうと共に点火プラグにより着火を行なうように
したエンジンのシリンダヘッド構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】最近のエンジン、特に自動車用の火花点
火式エンジンでは、燃費向上が強く要求されるようにな
ている。このため、燃焼室内に直接燃料噴射を行なうこ
とにより燃料の成層化つまり部分的に空燃比のリッチな
部分を形成して、このリッチな部分で確実な着火を得つ
つ、全体として理論空燃比よりもかなりリ−ンな混合気
で燃焼を行なわせることが考えられている(特開平2−
305319号公報)
【0003】リ−ン燃焼を行なう場合に問題となり易い
排気ガス中のNOx対しては、多量のEGR(排気ガス
還流)を行なうことにより対応することが考えられる。
特開昭63−183260号公報には、1つの燃焼室に
対して、吸気ポ−トと排気ポ−トの他にEGRポ−トを
開口させて、高温のEGRガスを燃焼室に供給すること
により、着火性を確保しつつNOxを十分低減し得るよ
うにしたものが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した燃焼室内に直
接燃料噴射を行なうものにおいて、燃焼室に対して、高
温EGRを行なうための副排気ポ−ト、つまりEGRポ
−トを開口させることが考えられる。しかしながら、こ
の場合、1つの燃焼室に対して、吸気ポ−ト、主排気ポ
−トおよび副排気ポ−トの他に、かなり大型部品となる
点火プラグの点火ギャップ、および燃料噴射弁の噴孔を
直接燃焼室に臨ませて配設しなければならないので、そ
の配設をいかに行なうかが問題となる。特に、燃料噴射
弁は、排気ガスからの高温を極力回避することが望まれ
るものとなる。
【0005】本発明は以上のような事情を勘案したもの
で、1つの燃焼室に対して、吸気ポ−ト、主排気ポ−
ト、副排気ポ−トを開口させると共に、点火プラグの点
火ギャップおよび燃料噴射弁の噴孔を直接臨ませて配設
する場合に、燃料噴射弁への高温の影響を回避しつつ、
極めて実用的とされたエンジンのシリンダヘッド構造を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明にあっては次のような構成としてある。すな
わち、1つの燃焼室に対して、シリンダヘッドの一側面
側に開口された吸気ポ−トと、それぞれシリンダヘッド
の他側面側に開口された主排気ポ−トおよび該主排気ポ
−トよりも開口面積の小さい副排気ポ−トが開口され、
1つの燃焼室に対して、点火プラグの点火ギャップおよ
び燃料噴射弁の噴孔が直接臨まされ、前記吸気ポ−トと
主排気ポ−トとがクランク軸方向に間隔をあけて燃焼室
に開口される共に、前記副排気ポ−トが、クランク軸方
向において前記吸気ポ−トと主排気ポ−トとの間でかつ
該吸気ポ−トと主排気ポ−トとの各中心線を結ぶ仮想線
に対してシリンダヘッドの他側面側にオフセットした位
置において燃焼室に開口され、前記点火ギャップが、ク
ランク軸方向において前記吸気ポ−トと主排気ポ−トと
の間で、かつ前記仮想線に対してシリンダヘッドの一側
面側にオフセットして位置され、前記噴孔が、燃焼室外
周縁部に位置されると共に、燃焼室周方向において吸気
ポ−トと副排気ポ−トとの間に位置されている、ような
構成としてある。
【0007】前記主排気ポ−トと副排気ポ−トとが、シ
リンダヘッド内において互いに連通した構成とすること
ができる。
【0008】前記副排気ポ−トを、燃焼室に排気ガスを
還流させるためのEGRポ−トとすることができる。
【0009】前記点火プラグが、シリンダヘッドの一側
面側から取付け、取外しされると共に、前記燃料噴射弁
がシリンダヘッドの他側面側から取付け、取外しされる
ように設定することができる。この場合、シリンダヘッ
ドがV型エンジン用とされて、左右各バンクのシリンダ
ヘッドの一側面側がそれぞれ、Vバンク中央空間に臨む
ように設定することができる。
【0010】前記吸気ポ−トをヘリカルポ−トとするこ
とができる。この場合、吸気ポ−トが、シリンダヘッド
一側面側から斜め下方に向かって燃焼室に連なると共
に、燃焼室近傍のヘリカルポ−ト形成用の膨出部分が、
隣接する燃焼室の主排気ポ−ト直近に位置するように設
定することができる。
【0011】燃焼室を挟んでクランク軸方向に間隔をあ
けて形成された一対のシリンダヘッド取付用のボルト孔
を有し、前記一対のボルト孔画成用の壁部が、前記燃料
噴射弁の取付孔を画成する壁部と、前記副排気ポ−トを
画成している壁部と、前記主排気ポ−トを画成している
壁部と、を介してクランク軸方向に互いに連結された構
成とすることができる。
【0012】前記吸気ポ−トを開閉する吸気弁と、前記
主排気ポ−トを開閉する主排気弁とが、それぞれロッカ
ア−ムを介することなくカムシャフトにより直接駆動さ
れ、前記副排気ポ−トを開閉する副排気弁が、ロッカア
−ムを介して前記カムシャフトにより駆動されるように
構成することができる。この場合、前記仮想線に対して
シリンダヘッドの一側面側にオフセットされた位置に、
前記ロッカア−ム用の流体式隙間調整機構が配設された
構成とすることができる。
【0013】前記吸気ポ−トを開閉する吸気弁と、前記
主排気ポ−トを開閉する主排気弁と、前記副排気ポ−ト
を開閉する副排気弁とがそれぞれ、ロッカア−ムを介し
てカムシャフトにより直接駆動される構成とすることが
できる。この場合、前記主吸気弁用のロッカア−ムに対
して設けられた流体式隙間調整機構、および前記主排気
弁用のロッカア−ムに対して設けられた流体式隙間調整
機構がそれぞれ、前記仮想線に対して、シリンダヘッド
他側面側にオフセットした位置に配設され、前記副排気
弁用のロッカア−ムに対して設けられたロッカア−ム
が、前記仮想線に対してシリンダヘッド一側面側にオフ
セットした位置に配設された構成とすることができる。
【0014】前記シリンダヘッド他側面側に、前記燃料
噴射弁を固定するための取付ボス部が突出形成され、前
記取付ボス部より、シリンダヘッド内のメインオイル通
路を貫通して、動弁機構構成部品の取付孔ヘ達っするキ
リ加工孔が形成され、前記キリ加工孔が、前記メインオ
イル通路よりもシリンダヘッド他側面側において施蓋し
た構成とすることができる。この場合、前記動弁機構構
成部品が、流体式隙間調整機構またはタペットとするこ
とができる。
【0015】シリンダヘッド内に形成されたウオ−タジ
ャケット上壁を構成するアッパデッキ部に、上方へ開口
するように動弁機構構成部品の取付凹所が形成され、前
記取付凹所の底部と前記ウオ−タジャケットとが、シリ
ンダヘッド鋳造時の中子幅木配設用の連結孔を介して連
通され、前記取付凹所に配設された動弁機構構成部品と
前記ウオ−タジャケットとが、シ−ル部材により画成さ
れた構成とすることができる。
【0016】
【発明の効果】請求項1に記載された本発明によれば、
1つの燃焼室に対して、3種類のポ−トと点火ギャップ
と燃料噴射弁の噴孔とを配設する場合に、有効開口面積
が小さい副排気ポ−トの隣りに燃料噴射弁を配設してあ
るので、燃料噴射弁の高温からの影響を極力回避するこ
とができる。また、大型部品となる点火プラグは、吸気
ポ−トと主排気ポ−トとを結ぶ仮想線を境にして、副排
気ポ−トおよび大型部品となる燃料噴射弁とは反対側に
位置するように配設してあるので、燃焼室全体に渡って
各構成要素を分散配置することができて、シリンダヘッ
ドの強度が部分的に弱くなるのを防止する上で、また点
火プラグ、燃料噴射弁の取付け、取外しのメインテナン
スの上でも有利となる。さらに、吸気ポ−トはシリンダ
ヘッドの一側面側に開口され、主排気ポ−トと副排気ポ
−トとはそれぞれシリンダヘッドの他側面側に開口され
ているので、最近のエンジンでは一般的な燃焼室を横断
してガスが流れるカウンタ−フロ−式をそのまま確保す
ることができる。勿論、吸気ポ−トと主排気ポ−トと
が、クランク軸方向つまりカムシャフト方向に隔置され
ているので、吸気弁や排気弁の駆動に対して特別な工夫
を要することなく行なえることになる。
【0017】請求項2に記載したような構成とすること
により、シリンダヘッド内での空胴部分を少なくしてシ
リンダヘッドの強度確保の上で好ましいものとなる。ま
た、請求項3のような構成とすることにより、高温のE
GRを行なって着火性を十分高める上で好ましいものと
なる。
【0018】請求項4に記載したような構成とすること
により、大型部品である点火プラグと燃料噴射弁との取
付け、取外し位置を、シリンダヘッドの一側面側と他側
面側というように互いに反対方向として、整備性等の上
で好ましいものとなる。また、この点火プラグ用の取付
孔と燃料噴射弁用の取付孔とが近接することによるシリ
ンダヘッド内での大きな空胴部分が集中してしまう事態
を防止して、シリンダヘッドの強度を高める上で好まし
いものとなる。この場合、請求項5に記載したような構
成とすることにより、V型エンジンにおいて強く望まれ
るVバンク中央空間側からの吸気供給という要請を満足
させつつ、空間容積に限りがあるVバンク中央空間とは
反対側の大きく開放された側に燃料噴射弁を位置させ
て、燃料供給経路等の取回しの上でも好ましいものとな
る。
【0019】請求項6に記載したような構成とすること
により、吸気スワ−ルを形成して、リ−ンな混合気でも
安定した燃焼を行なえる等の燃焼改善を図る上で好まし
いものとなる。
【0020】請求項7に記載したような構成とすること
により、シリンダヘッドのボトムデッキ部の強度をクラ
ンク軸方向において十分確保する上で好ましいものとな
る。
【0021】請求項8〜請求項11に記載したような構
成とすることにより、ロッカア−ムを介した駆動あるい
は直接駆動のいずれの要請にも対応できるものとなり、
また流体式隙間調整機構の配設も他の部品との干渉を避
けた合理的なものとなる。
【0022】請求項12あるいは請求項13に記載した
ような構成とすることにより、動弁機構構成部品に対す
るオイル通路の形成を簡単に行なうことができる。
【0023】請求項14に記載したような構成とするこ
とにより、吸気ポ−トをヘリカルポ−トとした場合に、
燃焼室近傍部分での水平部分の長さ、つまりシリンダ軸
線と直交する平面に沿う方向の長さを極力長くして、吸
気スワ−ルを効果的に生成する上で好ましいものとな
る。
【0024】請求項15に記載したような構成とするこ
とにより、シリンダヘッド鋳造時の中子幅木保持孔を、
動弁機構構成部品の取付孔として兼用することができ
る。
【0025】
【実施例】図1において、本発明が適用されたエンジン
Eは、V型エンジンとされていて、1はシリンダブロッ
ク、2はシリンダヘッド、3はシリンダヘッドカバ−で
ある。左右の各バンク4L、4Rは、それぞれ左右対象
に形成されているので、右側バンクに着目して説明す
る。
【0026】図2は、シリンダヘッド2をその内面側か
ら見た図で、図中5は吸気ポ−ト、6は主排気ポ−ト、
7は副排気ポ−ト、8は点火プラグ、9は燃料噴射弁で
あり、点火プラグ8の点火ギャップが符号8aで、また
燃料噴射弁9の噴孔が符号9aで示される。吸気ポ−ト
5はヘリカルポ−トとされ、副排気ポ−ト7は、その開
口面積が主排気ポ−ト6の機構面積よりも十分小さくさ
れている。なお、実施例では、副排気ポ−ト7は、高温
EGRを行なうためのEGRポ−トとされている。
【0027】吸気ポ−ト5と主排気ポ−ト6との燃焼室
10に対する開口位置は、クランク軸方向、つまり図2
中上下方向に隔置して位置される関係となっている。こ
の吸気ポ−ト6と主排気ポ−ト6との燃焼室10に対す
る開口位置の中心線を結んだ仮想線が、符号αで示され
る。吸気ポ−ト6は、シリンダヘッド2の一側面2aに
対して開口され、主排気ポ−ト6はシリンダヘッド2の
他側面2bに対して開口されている。そして、一側面2
aが、Vバンク中央空間11に臨む側の面とされてい
る。
【0028】燃焼室10に対する副排気ポ−ト7の開口
位置は、クランク軸方向において両ポ−ト5と6との間
に位置されると共に、上記仮想線αに対してシリンダヘ
ッドの他側面2b側にオフセットされた位置とされてい
る。このような副排気ポ−ト7は、シリンダヘッド2内
において主排気ポ−ト6と連通されている。なお、各ポ
−ト5〜7の上下方向位置関係は、図6に示してあり、
両排気ポ−ト6、7のシリンダヘッド他側面2b側への
開口形状を図6中2点鎖線で示してある。
【0029】燃料噴射弁9は、図1からも明らかなよう
に、シリンダヘッド2の他側面2b側から取付け、取外
しされうようになっている。この燃料噴射弁9の噴孔9
aは、燃焼室10の外周縁部に位置されて、燃焼室周方
向においては、吸気ポ−ト5と副排気ポ−ト7との間に
位置されている。そして、燃料噴射弁9のシリンダヘッ
ド2に対する取付けは、シリンダヘッド2の他側面2b
より突設した取付ボス部12に対して、燃料噴射弁9の
取付フランジ部をボルト固定することにより行なわれ
る。なお、シリンダヘッド2に形成された燃料噴射弁取
付孔を、符号13で示してある。
【0030】点火プラグ8の点火ギャップ8aは、前記
仮想線αよりもシリンダヘッド2の一側面2a側に若干
オフセットした位置で、かつ吸気ポ−ト5と主排気ポ−
ト6との間に位置されている。この点火プラグ8は、シ
リンダヘッド2の一側面2a側から取付け、取外しされ
るようになっている。ただし、取付状態においては、点
火プラグ8は、シリンダヘッド2内に形成された点火プ
ラグ取付孔14内に全体的に収納されて、外部から目視
し得ないようになっている。
【0031】図3、図4は、図2における構成を縦断面
で示したものであり、図3は副排気ポ−ト7部分を明瞭
に示す部分での断面で、図4は吸気ポ−ト5部分を明瞭
に示す断面である。この図3において、21はピストン
で、その頂面には、略半球状の凹部22が形成されると
共に、凹部22の底部には、円環状の突起部23が形成
されている。この円環状の突起部23の内方側は、着火
に必要な小容積部とされた着火用燃焼室24を構成して
いる。そして、燃料噴射弁9の噴孔9aからの噴射燃料
は、燃料噴射タイミングにおいて、突起部23のうち噴
孔9aから遠い側の内面に向けて指向されている。ま
た、点火ギャップ8aは、着火タイミングにおいて、上
記噴射燃料が指向された突起部23の近傍に位置され
る。
【0032】図3、図4において、25は吸気ポ−ト5
を開閉する吸気弁、26は副排気ポ−ト7を開閉する副
排気弁である。主排気ポ−ト6を開閉する主排気弁は図
示を略されているが、その動弁機構を含めて、吸気弁用
と同じように構成されている。吸気弁25および主排気
弁は、クランク軸の回転と同期して周知のタイミングで
開閉されるが、副排気弁26は、前述のようにEGR用
とされている関係上、排気行程終期から吸気行程初期に
かけて開かれる。
【0033】燃料噴射弁9から噴射された燃料は、着火
用燃焼室24内にリッチな状態で成層化されるが、この
着火用燃焼室24内での空燃比はほぼ理論空燃比とされ
る。つまり燃焼室10全体でみたときは、理論空燃比よ
りもかなりリ−ンな混合気とされる。着火用燃焼室24
内での空燃比はリッチなので、点火ギャップ8aにより
確実に着火される。このとき、高温EGRが行なわれる
ので、その高熱により、着火性がより促進される。着火
後は、多量のEGRにより、NOxが十分低減される。
このようにして、確実な着火と、NOxを低減した燃焼
とを行ないつつ、リ−ン運転による燃費の向上が図られ
る。
【0034】次に、前述した以外のシリンダヘッド2に
関連した各部分毎に、順次説明していく。先ず、吸気弁
25(主排気弁についても同じ)は、図4に示すよう
に、カムシャフト27により、ロッカア−ムを介するこ
となく直接駆動される。これに対して、副排気弁26
は、図3に示すように、ロッカア−ム28を介してカム
シャフト27により駆動される。この場合、副排気弁2
6とロッカア−ム28とは、流体式隙間調整機構(HL
A)29によって、常時隙間零の関係が維持される。こ
のような動弁機構を構成した場合の全体的な配置関係
を、簡略的に図7に示してある。
【0035】ここで、図5は、図4のX5−X5線相当
断面図であり、ヘリカルポ−トとされた吸気ポ−ト5の
うち、燃焼室10近傍部分の膨出部5a部分での断面と
なる。この図5において、1つの燃焼室10を取り巻く
ように、合計4本のシリンダヘッド取付孔31A〜31
Dが形成されている。この各取付孔31A〜31Dは、
シリンダヘッド2をシリンダブロック1に固定するため
のボルト孔である。このうち取付孔31Aと31Dとは
シリンダヘッド一側面2Aが側に位置して、クランク軸
方向に隔置されている。また、取付孔31Bと31Cと
は、シリンダヘッド他側面2b側に位置して、クランク
軸方向に隔置されている。
【0036】上記他側面2b側の一対の取付孔31Bと
31Cの周囲の壁部32と33は、各壁部34〜36を
介して、クランク軸方向に互いに連結されている。すな
わち、取付孔31C周囲の壁部33から順次、燃料噴射
弁取付孔13周囲の壁部34、副排気ポ−ト7画成用の
壁部35、主排気ポ−ト6画成用の壁部36を介して、
取付孔31B周囲の壁部32に連なっている。図5で
は、明確に示されないが、図5紙面直角方向において
は、排気ポ−ト6、7部分の壁部は図5上下方向に連続
したものとなっている。これにより、シリンダヘッド2
のボトムデッキ部の強度(剛性)が優れたものとなる。
【0037】吸気ポ−ト5は、図6にも示すように、シ
リンダヘッド2の一側面2a側から斜め下方に伸びて燃
焼室10に連なるようにされているが、図5に示すよう
に、ヘリカルポ−トの膨出部5a付近の壁部41は、隣
りの気筒の主排気ポ−ト6画成用の壁部42直近に位置
するようにされている。これは、吸気スワ−ルを効果的
に生成すべく、上記膨出部5aの上流側部分を、水平方
向つまりシリンダ軸線と直交する平面に沿うように極力
長くするためである。すなわち、Vバンク中央空間11
での吸気管の配設に制約を受ける関係上、吸気管によっ
て水平部分を長くすることが困難となるので、膨出部5
aを上述した隣りの気筒の主排気ポ−ト6直近に位置す
るように湾曲させることによって、水平部分の長さを極
力長くしようとするものである。
【0038】なお、図5においては、上記各壁部41と
42とは、シリンダヘッド鋳造時の中子の最少スペ−ス
を確保すべく微小隙間が形成されているが、図5の紙面
直角方向においては、両壁部41と42とは互いに連続
していて、シリンダヘッド2の剛性確保が行なわれてい
る。
【0039】図3において、流体式隙間調整機構29の
取付孔45部分の詳細を図8に示してある。この取付孔
45は、シリンダヘッド2のアッパデッキ46に対し
て、上方に開口するように形成されている。また、取付
孔45の下方に位置するウオ−タジャケット47の上壁
48には、当該ウオ−タジャケット47と取付孔45の
底部とを連通させる連通孔49が形成されて、この連通
孔49が、プラグ50により施蓋(シ−ル)されてい
る。この連通孔49は、取付孔45と共に、シリンダヘ
ッド鋳造時に、ウオ−タジャケット47用の中子を保持
する幅木用の孔となるものである。そして、シリンダヘ
ッド鋳造した後は、取付孔45とウオ−タジャケット4
7とをシ−ルすべく、プラグ50が設けられる。上述し
たようなことは、取付孔45がタペット用の場合も同様
に適用し得る。
【0040】図9、図10は、吸気弁25、主排気弁、
副排気弁26を、それぞれロッカア−ムを介して駆動す
るようにしたものであり、図9では、吸気弁25用のロ
ッカア−ム61のみが示される。各ロッカア−ムには、
流体式隙間調整機構(吸気弁25用のみが符号62で示
される)が装備される。図10は、図9を動弁機構構成
部品を取外して上方から見たときの図で、各弁の流体式
隙間調整機構用の取付孔を、符号63〜65で示してあ
る。この図10から明らかなように、吸気弁25と主排
気弁用の取付孔63、64(つまり流体式隙間調整機
構)が、仮想線αよりもシリンダヘッド他側面2b側に
オフセットして位置され、副排気弁26用の取付孔65
が仮想線αよりもシリンダヘッド一側面2a側にオフセ
ットして位置されている。
【0041】図9、図13に示すように、シリンダヘッ
ド一側面2a側には、メインオイル通路66が、クラン
ク軸方向に伸ばして形成されている。このメインオイル
通路66から取付孔63、64に装備される流体式隙間
調整機構にオイルを供給するためのオイル通路68が、
次のように構成されている。すなわち、シリンダヘッド
他側面2b側から、ドリルによって、メインオイル通路
66を通って、取付孔63、あるいは64に到達するよ
うな加工を行なう、この後、メインオイル通路66より
も他側面2b側部分をプラブ67で施蓋することによ
り、残ったキリ加工孔が、取付孔63あるいは64への
オイル通路68として構成される。
【0042】この場合、図9では、キリ加工の長さが短
いものとして構成してあるが、図13では、燃料噴射弁
保持用のボス部12を含めてキリ加工孔を形成してある
ので、当該キリ加工孔が図9の場合に比して長くなる。
上述した手法は、取付孔63、64がタペット用である
場合にも同様に適用することができる。勿論、シリンダ
ヘッド2の一側面2a側にクランク軸方向に伸びるオイ
ル通路が存在する場合は、副排気弁26用の取付孔65
に対しても適用することができる。
【0043】図11、12は、シリンダヘッド一側面2
a側部分の構造のうち、吸気管71部分を示すものであ
る。吸気管71が接続される吸気ポ−ト5近傍には、点
火プラグ取付孔14が開口されるが、この取付孔14
が、ソケット式の点火プラグコ−ド72によって施蓋さ
れている。この場合、吸気管71用のシ−ル部材73
を、図12に示すように、点火プラグ取付孔用のシ−ル
部材を兼用したものとして構成することができる。つま
り、シ−ル部材73には、吸気ポ−ト用開口74の他、
点火プラグ取付用開口75が形成されている。なお、図
12のうち、小さい孔76は、シ−ル部材73そのもの
のシリンダヘッド2(吸気管71)に対する位置決め用
孔である。
【0044】図14〜図17は、シリンダヘッドカバ−
3の構造を示すものである。このうち、81はブロ−バ
イガスを吸気系に戻すための排出口、82は大気開放口
であり、この両方の開口81、82近傍に位置させて、
カバ−3内面には、バッフルプレ−ト83が設けられて
いる。このバッフルプレ−ト83は、クランク軸方向に
長く伸びて、クランク軸方向端部においてカバ−3とバ
ッフルプレ−ト83との間に形成される隙間を介しての
み、カバ−3内と両開口81、82とが連通するように
してある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をV型エンジンに適用した場合の全体正
面図。
【図2】本発明が適用されたシリンダヘッドをその内面
から見た図。
【図3】図2に示されるシリンダヘッドを副排気ポ−ト
部分が明瞭に示されるようにした縦断面図。
【図4】図2に示すシリンダヘッドを吸気ポ−ト部分が
明瞭に示されるようにした縦断面図。
【図5】図4のX5−X5線相当断面図。
【図6】吸気ポ−トと主排気ポ−トと副排気ポ−トとの
曲りの様子を示す簡略説明図。
【図7】図3、図4に示す動弁機構部分をシリンダヘッ
ド上方から見たときの簡略上面図。
【図8】図3に示す流体式隙間調整機構の取付孔付近を
拡大して示す断面図。
【図9】本発明の他の実施例を示すもので、図4に対応
した縦端面図。
【図10】図9に示すシリンダヘッドを、動弁機構を省
略して示す上面図。
【図11】シリンダヘッドと吸気管との接続部分付近を
示す断面図。
【図12】図11に示されるシ−ル部材の平面図。
【図13】動弁機構構成部品に対するオイル通路の形成
例を示す要部断面図。
【図14】シリンダヘッドカバ−を上方から見た図。
【図15】シリンダヘッドカバ−を下方から見た図。
【図16】図14のX16−X16線相当断面図。
【図17】図14のX17−X17線相当断面図。
【符号の説明】
2:シリンダヘッド 2a:一側面 2b:他側面 5:吸気ポ−ト 6:主排気ポ−ト 7:副排気ポ−ト 8:点火プラグ 8a:点火ギャップ 9:燃料噴射弁 9a:噴孔 10:燃焼室 11:Vバンク中央空間 12:燃料噴射弁取付用ボス部 13:燃料噴射弁取付孔 14:点火プラグ取付孔 25:吸気弁 26:副排気弁 27:カムシャフト 28:ロッカア−ム 29:流体式隙間調整機構 31A〜31D:シリンダヘッド取付用ボルト孔 32〜36:壁部 46:アッパデッキ 47:ウオ−タジャケット 48:上壁 49:連通孔 50:プラグ 61:ロッカア−ム 62:流体式隙間調整機構 63〜65:流体式隙間調整機構用の取付孔 66:メインオイル通路 67:プラグ 68:オイル通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02M 25/07 510 B 580 C

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1つの燃焼室に対して、シリンダヘッドの
    一側面側に開口された吸気ポ−トと、それぞれシリンダ
    ヘッドの他側面側に開口された主排気ポ−トおよび該主
    排気ポ−トよりも開口面積の小さい副排気ポ−トが開口
    され、 1つの燃焼室に対して、点火プラグの点火ギャップおよ
    び燃料噴射弁の噴孔が直接臨まされ、 前記吸気ポ−トと主排気ポ−トとがクランク軸方向に間
    隔をあけて燃焼室に開口される共に、前記副排気ポ−ト
    が、クランク軸方向において前記吸気ポ−トと主排気ポ
    −トとの間でかつ該吸気ポ−トと主排気ポ−トとの各中
    心線を結ぶ仮想線に対してシリンダヘッドの他側面側に
    オフセットした位置において燃焼室に開口され、 前記点火ギャップが、クランク軸方向において前記吸気
    ポ−トと主排気ポ−トとの間で、かつ前記仮想線に対し
    てシリンダヘッドの一側面側にオフセットして位置さ
    れ、 前記噴孔が、燃焼室外周縁部に位置されると共に、燃焼
    室周方向において吸気ポ−トと副排気ポ−トとの間に位
    置されている、ことを特徴とするエンジンのシリンダヘ
    ッド構造。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記主排気ポ−トと副排気ポ−トとが、シリンダヘッド
    内において互いに連通しているもの。
  3. 【請求項3】請求項2において、 前記副排気ポ−トが、燃焼室に排気ガスを還流させるた
    めのEGRポ−トとされているもの。
  4. 【請求項4】請求項1において、 前記点火プラグが、シリンダヘッドの一側面側から取付
    け、取外しされると共に、前記燃料噴射弁がシリンダヘ
    ッドの他側面側から取付け、取外しされるように設定さ
    れているもの。
  5. 【請求項5】請求項4において、 シリンダヘッドがV型エンジン用とされて、左右各バン
    クのシリンダヘッドの一側面側がそれぞれ、Vバンク中
    央空間に臨むように設定されているもの。
  6. 【請求項6】請求項1において、 前記吸気ポ−トが、ヘリカルポ−トとされているもの。
  7. 【請求項7】請求項1において、 燃焼室を挟んでクランク軸方向に間隔をあけて形成され
    た一対のシリンダヘッド取付用のボルト孔を有し、 前記一対のボルト孔画成用の壁部が、前記燃料噴射弁の
    取付孔を画成する壁部と、前記副排気ポ−トを画成して
    いる壁部と、前記主排気ポ−トを画成している壁部と、
    を介してクランク軸方向に互いに連結されているもの。
  8. 【請求項8】請項1において、 前記吸気ポ−トを開閉する吸気弁と、前記主排気ポ−ト
    を開閉する主排気弁とが、それぞれロッカア−ムを介す
    ることなくカムシャフトにより直接駆動され、 前記副排気ポ−トを開閉する副排気弁が、ロッカア−ム
    を介して前記カムシャフトにより駆動されるもの。
  9. 【請求項9】請求項8において、 前記仮想線に対してシリンダヘッドの一側面側にオフセ
    ットされた位置に、前記ロッカア−ム用の流体式隙間調
    整機構が配設されているもの。
  10. 【請求項10】請求項1において、 前記吸気ポ−トを開閉する吸気弁と、前記主排気ポ−ト
    を開閉する主排気弁と、前記副排気ポ−トを開閉する副
    排気弁とがそれぞれ、ロッカア−ムを介してカムシャフ
    トにより直接駆動されるもの。
  11. 【請求項11】請求項10において、 前記主吸気弁用のロッカア−ムに対して設けられた流体
    式隙間調整機構、および前記主排気弁用のロッカア−ム
    に対して設けられた流体式隙間調整機構がそれぞれ、前
    記仮想線に対して、シリンダヘッド他側面側にオフセッ
    トした位置に配設され、 前記副排気弁用のロッカア−ムに対して設けられたロッ
    カア−ムが、前記仮想線に対してシリンダヘッド一側面
    側にオフセットした位置に配設されているもの。
  12. 【請求項12】請求項1において、 前記シリンダヘッド他側面側に、前記燃料噴射弁を固定
    するための取付ボス部が突出形成され、 前記取付ボス部より、シリンダヘッド内のメインオイル
    通路を貫通して、動弁機構構成部品の取付孔ヘ達っする
    キリ加工孔が形成され、 前記キリ加工孔が、前記メインオイル通路よりもシリン
    ダヘッド他側面側において施蓋されているもの。
  13. 【請求項13】請求項12において、 前記動弁機構構成部品が、流体式隙間調整機構またはタ
    ペットであるもの。
  14. 【請求項14】請求項6において、 前記吸気ポ−トが、シリンダヘッド一側面側から斜め下
    方に向かって燃焼室に連なると共に、燃焼室近傍のヘリ
    カルポ−ト形成用の膨出部分が、隣接する燃焼室の主排
    気ポ−ト直近に位置するようにされているもの。
  15. 【請求項15】請求項1において、 シリンダヘッド内に形成されたウオ−タジャケット上壁
    を構成するアッパデッキ部に、上方へ開口するように動
    弁機構構成部品の取付凹所が形成され、 前記取付凹所の底部と前記ウオ−タジャケットとが、シ
    リンダヘッド鋳造時の中子幅木配設用の連結孔を介して
    連通され、 前記取付凹所に配設された動弁機構構成部品と前記ウオ
    −タジャケットとが、シ−ル部材により画成されている
    もの。
JP4285544A 1992-09-30 1992-09-30 エンジンのシリンダヘッド構造 Pending JPH06117327A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4285544A JPH06117327A (ja) 1992-09-30 1992-09-30 エンジンのシリンダヘッド構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4285544A JPH06117327A (ja) 1992-09-30 1992-09-30 エンジンのシリンダヘッド構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06117327A true JPH06117327A (ja) 1994-04-26

Family

ID=17692917

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4285544A Pending JPH06117327A (ja) 1992-09-30 1992-09-30 エンジンのシリンダヘッド構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06117327A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009197662A (ja) * 2008-02-20 2009-09-03 Honda Motor Co Ltd 油圧センサが取り付けられた油路形成部材
JP2019085966A (ja) * 2017-11-09 2019-06-06 トヨタ自動車株式会社 内燃機関
JP2020079597A (ja) * 2016-03-30 2020-05-28 本田技研工業株式会社 内燃機関

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009197662A (ja) * 2008-02-20 2009-09-03 Honda Motor Co Ltd 油圧センサが取り付けられた油路形成部材
US8291770B2 (en) 2008-02-20 2012-10-23 Honda Motor Co., Ltd. Oil passage forming member fitted with hydraulic pressure sensor
JP2020079597A (ja) * 2016-03-30 2020-05-28 本田技研工業株式会社 内燃機関
JP2019085966A (ja) * 2017-11-09 2019-06-06 トヨタ自動車株式会社 内燃機関

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR890003951B1 (ko) 4밸브식 엔진
US7243490B2 (en) 4-cycle engine for motorcycle
JP2001115891A (ja) Dohcディーゼルエンジン
JPH10317975A (ja) 筒内直接噴射式火花点火機関
JPH06117327A (ja) エンジンのシリンダヘッド構造
JP2000045778A (ja) 筒内噴射エンジンの燃焼室
EP0957259B1 (en) Internal combustion engine
JP2534032Y2 (ja) 予燃焼室付ディーゼル機関
JP2000257533A (ja) 内燃機関
JP2001050106A (ja) 内燃機関におけるシリンダヘッドの構造
JP3372378B2 (ja) 燃料噴射弁を備えた火花点火式内燃機関の構造
US20020017272A1 (en) Internal combustion engine
JPH10176596A (ja) 筒内直噴型火花点火式内燃機関
JPH0658105B2 (ja) エンジンの吸気装置
JP3566094B2 (ja) 筒内噴射エンジンの吸気ポート
JPH10299571A (ja) エンジンのシリンダヘッド構造
JP2861914B2 (ja) 内燃機関
JPH082451Y2 (ja) エンジンのシリンダヘッド
JP3543538B2 (ja) エンジン構造
JP4164587B2 (ja) 内燃機関
JP3275773B2 (ja) エンジンのカムキャップ構造
JP3414192B2 (ja) エンジンのシリンダヘッド構造
JP2001107734A (ja) 内燃機関の燃焼室構造
JPH1054242A (ja) 筒内噴射型エンジン
JPS62129549A (ja) エンジンの排気ポ−ト構造