JPH10298032A - メーキャップ除去料 - Google Patents

メーキャップ除去料

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JPH10298032A
JPH10298032A JP12626997A JP12626997A JPH10298032A JP H10298032 A JPH10298032 A JP H10298032A JP 12626997 A JP12626997 A JP 12626997A JP 12626997 A JP12626997 A JP 12626997A JP H10298032 A JPH10298032 A JP H10298032A
Authority
JP
Japan
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oil
makeup remover
ethylene oxide
makeup
polypropylene glycol
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Withdrawn
Application number
JP12626997A
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English (en)
Inventor
Kayoko Kobayashi
香世子 小林
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Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 優れたメーキャップ除去効果と使用性を有す
るメーキャップ除去料、特にふきとりタイプのメーキャ
ップ除去料を提供すること。 【構成】 下記化学式で示される基本構造を有するエチ
レンオキサイド付加ポリプロピレングリコール系界面活
性剤と、油分とを含有することを特徴とするメーキャッ
プ除去料である。 −(C36O)b−(C24O)cH (式中、b,cはそれぞれ整数を表す。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はメーキャップ除去料
に関する。さらに詳しくは、メーキャップ化粧料を簡便
かつ迅速にふきとり除去する効果と使用性に優れたふき
とりタイプのメーキャップ除去料に関する。
【0002】
【従来の技術】最近のメーキャップ化粧料は、全般に肌
への密着性に優れた化粧持ちの良い製品が次々に開発さ
れている。しかしながら、化粧持ちの良いメーキャップ
化粧料は化粧を落とす際に落ちにくいという問題を生
じ、そのための簡便な除去料が要望されている。
【0003】一方、水による洗浄を必要としない簡便な
メーキャップ除去料として、ふきとり用化粧料が存在す
るが、化粧持ちの良いメーキャップに対しては完全に落
とし切れないという問題が生じている。
【0004】このような背景から、化粧持ちのよいメー
キャップ、主として持ちのよい口紅を簡便かつ迅速にふ
きとり除去する効果に優れたふきとり用メーキャップ除
去料が提供されている(特開平7−233028号公
報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ふきとり用メーキャップ除去料は口紅のようなポイント
メーキャップを簡便かつ迅速にふきとり除去する効果に
優れているが、顔全体に用いるベースメーキャップに対
するふきとり除去効果とふきとり後の使用感、ふきとり
後のなめらかさなどの点において必ずしも満足がいくも
のではなかった。
【0006】本発明者は上述の問題点に鑑み鋭意研究し
た結果、エチレンオキサイド付加ポリプロピレングリコ
ール系界面活性剤と油分を含有する組成物がベースメー
キャップに対しても優れたふきとり除去効果を発揮し、
さらに、ふきとり後の使用感、ふきとり後のなめらかさ
などの点において優れた使用性を有することを見出し、
本発明を完成するに至った。
【0007】本発明は、優れたメーキャップ除去効果を
有し使用性に極めて優れた新規なメーキャップ除去料、
特に、ふきとりタイプのメーキャップ除去料を提供する
ことを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、下
記「化4」で示される基本構造を有するエチレンオキサ
イド付加ポリプロピレングリコール系界面活性剤と、油
分とを含有することを特徴とするメーキャップ除去料を
提供するものである。
【化4】−(C36O)b−(C24O)cH (式中、b,cはそれぞれ整数を表す。)
【0009】また、本発明は、前記エチレンオキサイド
付加ポリプロピレングリコール系界面活性剤が、下記
「化5」に示す構造式を有することを特徴とする前記の
メーキャップ除去料を提供するものである。
【化5】 HO(C24O)a−(C36O)b−(C24O)cH (式中、a,b,cはそれぞれ整数を表し、a+c=5
〜200で、b=5〜100である。)
【0010】さらに、本発明は、前記エチレンオキサイ
ド付加ポリプロピレングリコール系界面活性剤が、下記
「化6」に示す構造式を有することを特徴とする前記の
メーキャップ除去料を提供するものである。
【化6】 (式中、b,cはそれぞれ整数を表し、分子中のエチレ
ンオキサイドは20〜70重量%である。)
【0011】さらに、本発明は、前記油分がシリコーン
油であることを特徴とする前記のメーキャップ除去料を
提供するものである。
【0012】また、本発明は、前記エチレンオキサイド
付加プロピレングリコール系界面活性剤の含有量がメー
キャップ除去料全量に対して1〜10重量%であること
を特徴とする前記のメーキャップ除去料を提供するもの
である。
【0013】さらに、本発明は、前記油分の含有量がメ
ーキャップ除去料全量に対して1〜20重量%であるこ
とを特徴とする前記のメーキャップ除去料を提供するも
のである。
【0014】また、本発明は、前記メーキャップ除去料
が、さらに水を含有するふきとり化粧料である前記のメ
ーキャップ除去料を提供するものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成について詳述
する。
【0016】本発明に用いるエチレンオキサイド付加ポ
リプロピレングリコール系界面活性剤は前記「化4」に
示す基本構造を有するものである。具体的には、前記
「化5」に示される商品名プルロニック(旭電化工業株
式会社)、商品名ニューポール(三洋化成工業株式会
社)、あるいは、前記「化6」に示される商品名テトロ
ニック(旭電化工業会社)等を用いることが出来る。
【0017】前記「化5」に示されるエチレンオキサイ
ド付加ポリプロピレングリコール系界面活性剤として
は、ポリオキシエチレン(16)ポリオキシプロピレングリ
コール(17)(プルロニック L−34)、ポリオキシエ
チレン(10)ポリオキシプロピレングリコール(30)(プル
ロニック L−62)、ポリオキシエチレン(20)ポリオ
キシプロピレングリコール(20)(プルロニック L−4
4)、ポリオキシエチレン(25)ポリオキシプロピレング
リコール(30)(プルロニック L−64)、ポリオキシ
エチレン(35)ポリオキシプロピレングリコール(40)(プ
ルロニック L−84)、ポリオキシエチレン(5)ポリオ
キシプロピレングリコール(30)(ニューポール PE−
61)、ポリオキシエチレン(10)ポリオキシプロピレン
グリコール(30)(ニューポール PE−62)、ポリオ
キシエチレン(25)ポリオキシプロピレングリコール(30)
(ニューポール PE−64)、ポリオキシエチレン(16
0)ポリオキシプロピレングリコール(30)(ニューポール
PE−68)、ポリオキシエチレン(5)ポリオキシプロ
ピレングリコール(35)(ニューポール PE−71)、
ポリオキシエチレン(30)ポリオキシプロピレングリコー
ル(35)(ニューポール PE−74)、ポリオキシエチ
レン(48)ポリオキシプロピレングリコール(35)(ニュー
ポール PE−75)、ポリオキシエチレン(150)ポリオ
キシプロピレングリコール(35)(ニューポール PE−
78)、ポリオキシエチレン(300)ポリオキシプロピレ
ングリコール(55)(ニューポール PE−108)など
が挙げられる。
【0018】また、前記「化6」に示されるエチレンオ
キサイド付加ポリプロピレングリコール系界面活性剤と
しては、テトロニック702(総分子中のエチレンオキ
サイド:20重量%,ポリプロピレングリコール分子
量:2,501〜3,000)、テトロニック704
(総分子中のエチレンオキサイド:40重量%,ポリプ
ロピレングリコール分子量:2,501〜3,000)
などが挙げられる。
【0019】上記エチレンオキサイド付加ポリプロピレ
ングリコール系界面活性剤は、水を主成分とするふきと
りタイプのメーキャップ除去料への配合を考慮した場
合、親水性成分であるエチレンオキサイドの総分子中の
重量比は20〜60重量%であることが望ましく、ま
た、洗浄効果を考えると、疎水基であるポリプロピレン
グリコールの分子量は1,000〜3,000程度であ
ることが望ましい。
【0020】また、エチレンオキサイド付加ポリプロピ
レングリコールのメーキャップ除去料の配合量は好まし
くは1.0〜10.0重量%、べたつかない使用性が得
られる点でさらに好ましくは1.0〜5.0重量%であ
る。1.0重量%未満であると洗浄効果が不十分とな
り、また、10重量%を越えると使用感が落ちる場合が
ある。
【0021】本発明に使用する油分としては、通常の化
粧品、医薬部外品等に常用される油分を使用でき、液状
油脂としては、例えば、アマニ油、ツバキ油、マカデミ
アナッツ油、トウモロコシ油、ミンク油、オリ−ブ油、
アボガド油、サザンカ油、サフラワ−油、ホホバ油、ヒ
マワリ油、ナタネ油、ゴマ油、大豆油、落花生油、トリ
グリセリン、トリオクタン酸グリセリン、トリイソパル
ミチン酸グリセリン月見草油、タートル油、マカデミア
ナッツ油、トウモロコシ油、シンク油、卵黄油、パーシ
ック油、小麦胚芽油、サザンカ油、アマニ油、綿実油、
エノ油、茶実油、カヤ油、コメヌカ油、シナギリ油、日
本キリ油、胚芽油、パーム油等がある。固体油脂として
は、カカオ脂、ヤシ油、馬脂、硬化ヤシ油、牛脂、羊
脂、硬化牛脂、パーム核脂、豚脂、牛骨脂、モクロウ核
脂、硬化油、牛脚脂、モクロウ、硬化ヒマシ油等、ロウ
類としては、例えば、ミツロウ、カンデリラロウ、綿ロ
ウ、カルナウバロウ、ベイベリーロウ、イボタロウ、鯨
ロウ、モンタンロウ、ヌカロウ、ラノリン、カポックロ
ウ、酢酸ラノリン、液状ラノリン、サトウキビロウ、ラ
ノリン脂肪酸イソプロピル、ラウリン酸ヘキシル、還元
ラノリン、ホホバロウ、硬質ラノリン、セラックロウ、
POEラノリンアルコールエーテル、POEラノリンアルコー
ルアセテート、POEコレステロールエーテル、ラノリン
脂肪酸ポリエチレングリコール、POE水素添加ラノリン
アルコールエーテル等がある。炭化水素油としては、例
えば、流動パラフィン、オゾケライト、プリスタン、ス
クワラン、スクワレン、パラフィン、イソパラフィン、
セレシン、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス等
がある。高級脂肪酸としては、例えば、ラウリン酸、ミ
リスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン
酸、オレイン酸、12−ヒドロキシステアリン酸、ウン
デシレン酸、トール酸、イソステアリン酸、リノール
酸、リノレイン酸、エイコサペンタエン酸、ドコサヘキ
サエン酸等がある。高級アルコールとしては、例えば、
ラウリルアルコール、セチルアルコール、ステアリルア
ルコール、ベヘニルアルコール、ミリスチルアルコー
ル、オレイルアルコール、セトステアリルアルコール等
セトステアリルアルコールの直鎖アルコール、モノステ
アリルグリセリンエーテル(バチルアルコール)、2−
デシルテトラデシノール、ラノリンアルコール、コレス
テロール、フィトステロール、ヘキシルドデカノール、
イソステアリルアルコール、オクチルドデカノール等の
分枝鎖アルコール等がある。合成エステル油としては、
例えば、ミリスチン酸イソプロピル、オクタン酸セチ
ル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イソ
プロピル、ステアリン酸ブチル、ラウリン酸ヘキシル、
ミリスチン酸ミリスチル、オレイン酸デシル、ジメチル
オクタン酸ヘキシルデシル、乳酸セチル、乳酸ミリスチ
ル、酢酸ラノリン、ステアリン酸イソセチル、イソステ
アリン酸イソセチル、12−ヒドロキシステアリル酸コ
レステリル、ジ−2−エチルヘキシル酸エチレングリコ
ール、ジペンタエリスリトール脂肪酸エステル、モノイ
ソステアリン酸N−アルキルグリコール、ジカプリン酸
ネオペンチルグリコール、リンゴ酸ジイソステアリル、
ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセリン、トリ−2−
エチルヘキシル酸トリメチロールプロパン、トリイソス
テアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ−2−エチ
ルヘキシル酸ペンタンエリスリトール、トリ−2−エチ
ルヘキシル酸グリセリン、トリイソステアリン酸トリメ
チロールプロパン、セチル2−エチルヘキサノエート、
2−エチルヘキシルパルミテート、トリミリスチン酸グ
リセリン、トリ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセライ
ド、ヒマシ油脂肪酸メチルエステル、オレイン酸オレイ
ル、アセトグリセライド、パルミチン酸2−ヘプチルウ
ンデシル、アジピン酸ジイソブチル、N−ラウロイル−
L−グルタミン酸−2−オクチルドデシルエステル、ア
ジピン酸ジ−2−ヘプチルウンデシル、エチルラウレー
ト、セバチン酸ジ−2−エチルヘキシル、ミリスチン酸
2−ヘキシルデシル、パルミチン酸2−ヘキシルデシ
ル、アジピン酸2−ヘキシルデシル、セバチン酸ジイソ
プロピル、コハク酸2−エチルヘキシル、酢酸エチル、
酢酸ブチル、酢酸アミル、クエン酸トリエチル等があ
る。シリコーン油としては、例えば、ジメチルポリシロ
キサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイド
ロジェンポリシロキサン等の鎖状ポリシロキサン、デカ
メチルシクロペンタシロキサン、オクタメチルシクロテ
トラシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサ
ン、テトラメチルテトラハイドロジェンポリシロキサン
などの環状ポリシロキサン等がある。
【0022】本発明に用いる油分は例えば上記の油分を
単独もしくは2種以上を任意に組み合わせて用いること
ができるが、最も好ましい油分はシリコーン油であり、
他の油分を使用する場合に比べ使用性が著しく向上す
る。
【0023】上記油分の配合量はメーキャップ除去料中
の1〜20重量%であり、好ましくは3〜10重量%で
ある。配合量が1重量%以下では本発明の効果を発揮し
にくく、また、20重量%を越えると使用性が落ちる場
合がある。
【0024】本発明のメーキャップ除去料とはメーキャ
ップを除去するために用いるもので、好ましくは、ファ
ンデーションなどのベースメーキャップを効率良く落と
すためのふきとりタイプのメーキャップ除去料として使
用され、その場合は、上記必須成分の他に溶媒として水
が配合される。水の配合量は、メーキャップ除去料全量
に対して、20〜90重量%配合されることが好まし
い。さらに、メーキャップ除去効果の点からエタノール
を配合することが好ましい。
【0025】本発明のメーキャップ除去料は上記必須成
分に加えて、必要に応じて本発明の効果を損なわない範
囲で、化粧品、医薬品等に一般に用いられている各種成
分、例えば、上記必須成分以外の界面活性剤、増粘剤、
防腐剤、酸化防止剤、殺菌剤、薬剤、香料、色素等を配
合し、常法に基ずいて製造される。
【0026】本発明のメーキャップ除去料の剤形は特に
限定されないが、ふきとりタイプのメーキャップ除去料
として使用する場合は、水−油2層系、乳化系もしくは
ジェル系が好ましい。
【0027】
【実施例】本発明を実施例を挙げてさらに具体例に説明
するが、本発明はこれらに実施例にのみ限定されるもの
ではない。なお、以下の配合量は特に指定のない限り重
量%である。
【0028】「実施例1〜21、比較例1〜7」 「表1」、「表2」、「表3」、「表4」に示す処方を
混合し、ジェル系のふきとりタイプのメーキャップ除去
料を製造した。なお、エチレンオキサイド付加ポリプロ
ピレングリコール系界面活性剤には、ポリオキシエチレ
ン(25)ポリオキシプロピレングリコール(30)(商品名
ニューポール PE−64:三洋化成工業株式会社)を
用いた。次に、実施例及び比較例のメーキャップ除去料
について、専門パネラーである美容技術者20名に顔に
あらかじめ落ちにくいファンデーションを塗布し、以下
の評価項目について官能評価した。
【0029】評価項目(1):ファンデーションの落ち
具合 ◎:美容技術者の80%以上が良く落ちたと評価した。 ○:美容技術者の60%以上が良く落ちたと評価した。 △:美容技術者の40%以上が良く落ちたと評価した。 ×:美容技術者の40%未満が良く落ちたと評価した。 評価項目(2):ふきとり後の使用感 ◎:美容技術者の80%以上がさっぱりしたと評価し
た。 ○:美容技術者の60%以上がさっぱりしたと評価し
た。 △:美容技術者の40%以上がさっぱりしたと評価し
た。 ×:美容技術者の40%未満がさっぱりしたと評価し
た。 評価項目(3):ふきとり後の肌のなめらかさ ◎:美容技術者の80%以上が肌がなめらかになったと
評価した。 ○:美容技術者の60%以上が肌がなめらかになったと
評価した。 △:美容技術者の40%以上が肌がなめらかになったと
評価した。 ×:美容技術者の40%未満が肌がなめらかになったと
評価した。
【0030】
【表1】 --------------------------------------------------------------------- 実施例 実施例 実施例 実施例 実施例 実施例 実施例 成 分 1 2 3 4 5 6 7 --------------------------------------------------------------------- 精製水 残部 残部 残部 残部 残部 残部 残部エタノール 5 5 5 5 5 5 5ホ゜リオキシエチレン (25)ホ゜リフ゜ロヒ゜レンク゛リコール (30) 0.1 0.5 1 3 5 10 15カルホ゛キシヒ゛ニルホ゜リマー 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 水酸化カリウム 0.06 0.06 0.06 0.06 0.06 0.06 0.06シ゛メチルホ゜リシロキサン 1 1 1 1 1 1 1 --------------------------------------------------------------------- 評価項目(1) △ ○ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ 評価項目(2) ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ △ 評価項目(3) ○ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ---------------------------------------------------------------------
【0031】
【表2】 --------------------------------------------------------------------- 比較例 比較例 比較例 比較例 比較例 比較例 比較例 成 分 1 2 3 4 5 6 7 --------------------------------------------------------------------- 精製水 残部 残部 残部 残部 残部 残部 残部エタノール 5 5 5 5 5 5 5ホ゜リオキシエチレン (25)ホ゜リフ゜ロヒ゜レンク゛リコール (30) 0.1 0.5 1 3 5 10 15カルホ゛キシヒ゛ニルホ゜リマー 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 水酸化カリウム 0.06 0.06 0.06 0.06 0.06 0.06 0.06シ゛メチルホ゜リシロキサン 0 0 0 0 0 0 0 --------------------------------------------------------------------- 評価項目(1) × △ △ ◎ ◎ ◎ ◎ 評価項目(2) ◎ ◎ ◎ ○ ○ △ × 評価項目(3) × × △ △ △ △ △ ---------------------------------------------------------------------
【0032】「表1」及び「表2」から明らかなよう
に、エチレンオキサイド付加ポリプロピレングリコール
(ポリオキシエチレン(25)ポリプロピレングリコール(3
0))とジメチルポリシロキサンを配合した実施例は、ジ
メチルポリシロキサンを配合していない比較例に比べ、
評価項目(2)及び(3)の使用性の点で著しく優れた
効果を示していることが分かる。また、エチレンオキサ
イド付加ポリプロピレングリコールの配合を多くするこ
とによりファンデーションの落ち具合は向上するが、多
量の配合はふきとり後の使用感に影響することがわかる
(評価項目(1)評価項目(2))。したがって、本発
明におけるエチレンオキサイド付加ポリプロピレングリ
コールの配合量は好ましくは1〜10重量%、最も好ま
しくは3〜5重量%の範囲である。
【0033】
【表3】 --------------------------------------------------------------------- 実施例 実施例 実施例 実施例 実施例 実施例 実施例 成 分 8 9 10 11 12 13 14 --------------------------------------------------------------------- 精製水 残部 残部 残部 残部 残部 残部 残部エタノール 5 5 5 5 5 5 5ホ゜リオキシエチレン (25)ホ゜リフ゜ロヒ゜レンク゛リコール (30) 1 1 1 1 1 1 1カルホ゛キシヒ゛ニルホ゜リマー 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 水酸化カリウム 0.06 0.06 0.06 0.06 0.06 0.06 0.06シ゛メチルホ゜リシロキサン 1 3 5 10 15 20 30 --------------------------------------------------------------------- 評価項目(1) ○ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 評価項目(2) ◎ ◎ ◎ ◎ ○ △ × 評価項目(3) ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ---------------------------------------------------------------------
【0034】
【表4】 --------------------------------------------------------------------- 実施例 実施例 実施例 実施例 実施例 実施例 実施例 成 分 15 16 17 18 19 20 21 --------------------------------------------------------------------- 精製水 残部 残部 残部 残部 残部 残部 残部エタノール 5 5 5 5 5 5 5ホ゜リオキシエチレン (25)ホ゜リフ゜ロヒ゜レンク゛リコール (30) 1 1 1 1 1 1 1カルホ゛キシヒ゛ニルホ゜リマー 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 水酸化カリウム 0.06 0.06 0.06 0.06 0.06 0.06 0.06メチルフェニルホ゜リシロキサン 5 0 0 0 0 0 0オクタメチルシクロテトラシロキサン 0 5 0 0 0 0 0テ゛カメチルシクロヘ゜ンタシロキサン 0 0 5 0 0 0 0ト゛テ゛カメチルシクロヘキサシロキサン 0 0 0 5 0 0 0 流動ハ゜ラフィン 0 0 0 0 5 0 0ミリスチン 酸イソフ゜ロヒ゜ル 0 0 0 0 0 5 0アマニ 油 0 0 0 0 0 0 5 --------------------------------------------------------------------- 評価項目(1) ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 評価項目(2) ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ○ ○ 評価項目(3) ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ○ ○ ---------------------------------------------------------------------
【0035】「表3」から明らかなように、油分の配合
量を多くすることによりファンデーションの落ち具合及
びふきとり後の肌のなめらかさは向上するが、多量の配
合はふきとり後の使用感に影響することが分かる(評価
項目(1)〜(3))。したがって、本発明における油
分の配合量は、好ましくは1〜20重量%、最も好まし
くは3〜10重量%の範囲である。また、「表3」及び
「表4」から明らかなように、本発明において使用する
油分は、シリコーン油が炭化水素油の流動パラフィン、
エステル油のミリスチン酸イソプロピル、液体油脂のア
マニ油などの他の油分に比べ、使用性の点で優れた効果
を示していることが分かる。
【0036】 「実施例22:ふきとりタイプメーキャップ除去料」 (1)濃グリセリン 5.0重量% (2)エタノール 10.0 (3)ポリオキシエチレン(25) ポリオキシプロピレングリコール(30) 3.0 (商品名ニューポールPE−64:三洋化成工業株式会社) (4)流動パラフィン 3.0 (5)スクワラン 2.0 (6)香料 適量 (7)防腐剤 適量 (8)精製水 残部 [製法](1)、(8)を混合し、(2)〜(7)を溶
解したものを撹拌混合し、ジェル系のふきとりタイプメ
ーキャップ除去料を得た。
【0037】 「実施例23:ふきとりタイプメーキャップ除去料」 (1)ジプロピレングリコール 5.0重量% (2)エタノール 5.0 (3)エチレンオキサイド付加 ポリプロピレングリコール 5.0 (テトロニック702:旭電化工業株式会社 エチレンオキサイド約20重量%) (4)オリーブ油 0.5 (5)ワセリン 0.5 (6)ジメチルポリシロキサン 2.0 (7)防腐剤 適量 (8)精製水 残部 [製法](1)、(8)を混合し、(2)〜(7)を溶
解したものを撹拌混合し、ジェル系のふきとりタイプメ
ーキャップ除去料を得た。
【0038】 「実施例24:ふきとりタイプメーキャップ除去料」 (1)1,3−ブチレングリコール 6.0重量% (2)エタノール 15.0 (3)ポリエチレングリコール1500 2.0 (4)ポリオキシエチレン(10) ポリオキシプロピレングリコール(30) 1.0 (商品名 プルロニック L−62:旭電化工業株式会社) (5)カルボキシビニルポリマー 0.1 (6)水酸化カリウム 0.1 (7)ドデカメチルシクロヘキサシロキサン 9.5 (8)オクタン酸セチル 0.5 (9)防腐剤 適量 (10)精製水 残部 [製法](5)、(10)を混合し、(1)〜(4),
(9)を溶解したものを撹拌混合し、さらに(6)、
(7)、(8)を撹拌混合し、ジェル系のふきとりタイ
プメーキャップ除去料を得た。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、落ちにくいメーキャッ
プ化粧料に対し高い洗浄効果を有し、さらに極めて優れ
た使用感を有する新規なメーキャップ除去料を提供する
ことが出来る。また、使用後に水による洗浄を行う必要
がない簡便なふきとりタイプのメーキャップ除去料を提
供することが出来る。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記「化1」で示される基本構造を有す
    るエチレンオキサイド付加ポリプロピレングリコール系
    界面活性剤と、油分とを含有することを特徴とするメー
    キャップ除去料。 【化1】−(C36O)b−(C24O)cH (式中、b,cはそれぞれ整数を表す。)
  2. 【請求項2】 前記エチレンオキサイド付加ポリプロピ
    レングリコール系界面活性剤が、下記「化2」に示す構
    造式を有することを特徴とする請求項1記載のメーキャ
    ップ除去料。 【化2】 HO(C24O)a−(C36O)b−(C24O)cH (式中、a,b,cはそれぞれ整数を表し、a+c=5
    〜200で、b=5〜100である。)
  3. 【請求項3】 前記エチレンオキサイド付加ポリプロピ
    レングリコール系界面活性剤が、下記「化3」に示す構
    造式を有することを特徴とする請求項1記載のメーキャ
    ップ除去料。 【化3】 (式中、b,cはそれぞれ整数を表し、分子中のエチレ
    ンオキサイドは20〜70重量%である。)
  4. 【請求項4】 前記油分がシリコーン油であることを特
    徴とする請求項1、2または3記載のメーキャップ除去
    料。
  5. 【請求項5】 前記エチレンオキサイド付加プロピレン
    グリコール系界面活性剤の含有量がメーキャップ除去料
    全量に対して1〜10重量%であることを特徴とする請
    求項1、2、3または4記載のメーキャップ除去料。
  6. 【請求項6】 前記油分の含有量がメーキャップ除去料
    全量に対して1〜20重量%であることを特徴とする請
    求項1、2、3、4または5記載のメーキャップ除去
    料。
  7. 【請求項7】 前記メーキャップ除去料が、さらに水を
    含有するふきとり化粧料であることを特徴とする請求項
    1、2、3、4、5または6記載のメーキャップ除去
    料。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012011768A3 (ko) * 2010-07-23 2012-05-31 (주)아모레퍼시픽 메이크업 세정제 조성물
JP2016075012A (ja) * 2014-10-09 2016-05-12 サンノプコ株式会社 紙力増強助剤、紙力増強剤及び紙力増強紙の製造方法
JP2016088865A (ja) * 2014-10-31 2016-05-23 ポーラ化成工業株式会社 被膜除去用組成物

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