JPH1029792A - 巻上装置用ロープガイド - Google Patents

巻上装置用ロープガイド

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JPH1029792A
JPH1029792A JP9094592A JP9459297A JPH1029792A JP H1029792 A JPH1029792 A JP H1029792A JP 9094592 A JP9094592 A JP 9094592A JP 9459297 A JP9459297 A JP 9459297A JP H1029792 A JPH1029792 A JP H1029792A
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rope
rope guide
winding drum
guide
passage
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JP9094592A
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English (en)
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Udo Gersemsky
ウド・ゲルゼムスキー
Alfred Faenger
アルフレート・フェンガー
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Mannesmann AG
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66DCAPSTANS; WINCHES; TACKLES, e.g. PULLEY BLOCKS; HOISTS
    • B66D1/00Rope, cable, or chain winding mechanisms; Capstans
    • B66D1/28Other constructional details
    • B66D1/36Guiding, or otherwise ensuring winding in an orderly manner, of ropes, cables, or chains
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66DCAPSTANS; WINCHES; TACKLES, e.g. PULLEY BLOCKS; HOISTS
    • B66D1/00Rope, cable, or chain winding mechanisms; Capstans
    • B66D1/28Other constructional details
    • B66D1/36Guiding, or otherwise ensuring winding in an orderly manner, of ropes, cables, or chains
    • B66D1/38Guiding, or otherwise ensuring winding in an orderly manner, of ropes, cables, or chains by means of guides movable relative to drum or barrel

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 対向ロープ溝を有する巻胴を備えた巻上装
置、特にホイスト、用のロープガイドであって、少なく
とも1対のロープ条を整列させるために設けられる案内
手段を有し、これらの案内手段が連結手段を介して逆方
向で互いに結合されて、巻取可能又は繰出し可能なロー
プ条によって駆動可能であり且つ案内要素を有するもの
を、穏やかなロープの巻取り又は繰出しと、頑丈で耐衝
撃性で整備不要の緻密な構造態様とを可能とする。 【解決手段】 案内要素(7)が、通路支持体(6)内
に設けられる各1つのロープ案内通路(5)を含み、こ
のロープ案内通路が、ロープ条(3)を接線方向で案内
するために巻胴(2)の回転軸線に垂直な第1平面及び
平行な第2平面に各1つのロープ(4)用入口当接部
(5a、5c)とそれとは反対の側のロープ(4)用出
口当接部(5b、5d)とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、対向ロープ溝を有
して枠内で回転支承される巻胴を備えた巻上装置、特に
ホイスト、用のロープガイドであって、少なくとも1対
のロープ条を付属のロープ溝に対して整列させるために
設けられて巻胴の回転軸線に平行に少なくとも1つのレ
ールを走行可能で、連結手段を介して逆向きで互いに結
合されて、巻取可能又は繰出し可能なロープ条によって
駆動可能であり且つ案内要素を有する案内手段を有し、
前記レールが、巻胴の回転軸線を横切って、巻胴の回転
軸線に平行に延びる揺動軸の周りで揺動可能に巻上装置
に配置されているものに関する。
【0002】
【従来の技術】このようなロープガイドは、巻胴の回転
軸線に対して長手方向で巻上ロープの横方向許容偏向を
超えるのを防止するために特にロープ溝付き巻胴を有す
る巻上装置で利用される。これらの偏向は、例えば、荷
の振子運動又は斜め引張によって現れる。経験によれ
ば、そのことから帰結する偏向を縮減するとロープの耐
用年数が向上する。
【0003】ドイツ特許公報第DE4241655C1
号により公知の類概念に係わるロープガイドでは、巻胴
からロープ条が接線方向で繰り出される箇所の直接的近
傍で、案内要素を含むレールが揺動可能に懸架されてお
り、そのことから、巻胴の回転軸線を横切るロープ条の
偏向運動に対して案内要素を含むレールの揺動運動を十
分に適合することが可能となり、これにより、特別穏や
かなロープ条の非駆動案内が達成される。このロープガ
イドは頑丈で、構造上比較的僅かな支出を必要とするだ
けである。しかし玉軸受式案内車が使用されるので、頑
丈さ、耐衝撃性及び整備不要性が限定されている。更に
案内車はロープガイドの上方と下方とで異なる要求条件
に対してロープガイドを限定的に適合させることを可能
とするだけである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、穏や
かなロープの巻取り又は繰出しを、特にロープの斜め引
張時にも、可能とし、同時に緻密な構造態様を有し、頑
丈で耐衝撃性で整備のいらない、巻上装置用、特にホイ
スト用の非駆動ロープガイドを提供することである。更
に、このロープガイドはロープガイドの上方と下方とで
異なる要求条件に一層良好に適合可能でなければならな
い。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題の解決策は、本
発明によれば、請求項1、12に明示された特徴を特徴
としている。従属請求項2〜11若しくは13〜17の
特徴部分の特徴によってロープガイドは有利な態様で構
成することができる。
【0006】本発明によれば、案内要素が、通路支持体
内に設けられる各1つのロープ案内通路を含み、このロ
ープ案内通路が、巻胴の回転軸線に垂直な第1平面にロ
ープ用入口当接部とそれとは反対の側のロープ用出口当
接部とを有し、且つ巻胴の回転軸線に平行な第2平面に
ロープ用入口当接部とそれとは反対の側のロープ用出口
当接部とを有し、ロープ条が、付属のロープ案内通路に
よって、巻胴の巻取周面に対するロープのさまざまな引
出し角度のためにその都度接線方向で案内されている。
こうして頑丈さと耐衝撃性と整備不要性(玉軸受なし)
の向上が達成される。更に、入口当接部及び出口当接部
の適宜な造形によってロープガイドは、例えばガイドの
上方と下方とで異なる案内要求条件に対して一層良好に
適合することができる。例えば、入口当接部を出口当接
部よりも狭く実施し、しかも、これらの当接部が第1平
面と第2平面とで異なるように又は対立しさえするよう
に構成可能となるような仕方で実施することが可能とな
る。
【0007】更に、本発明による課題の解決策は、案内
要素の著しい簡素化を、従って製造費の低減を可能とす
る。
【0008】本発明によれば、相対応する平面の入口当
接部と出口当接部が直接的に連続させて配置されている
ことが提案される。従って両方の当接部は連続的に移行
し合っており、これにより、2つの相反する側の側面に
ロープの良好な当接が達成され、そのことからやはり正
確且つ穏やかなロープ案内が可能となる。
【0009】特に、案内されたロープ条が各入口当接部
の片側と各出口当接部の片側とに当接するように、ロー
プ案内通路が構成されていることによって、良好なロー
プ案内が達成される。
【0010】ロープガイドに関して、巻胴に向き合う入
口当接部の面と、巻胴に背を向けた出口当接部の面が、
実質的に互いに平行に構成されているのが特に好まし
い。このことから、特にロープを真下に引っ張る場合で
も良好なロープ案内が可能となる。
【0011】巻胴の回転軸線を横切る繰出し角度が大き
い場合でもロープを確実に案内するために、巻胴に背を
向けた入口当接部の面と、巻胴に向き合う出口当接部の
面を、実質的に互いに平行に構成しておくことが提案さ
れる。
【0012】負荷の非対称性を一層良好に考慮するため
に、案内されたロープ条が巻胴の回転軸線に平行な第2
平面において入口当接部と出口当接部とで同一面に当接
するように、ロープ案内通路を構成することが提案され
る。
【0013】ロープ案内通路が中央領域に最小横断面を
有し、この横断面が入口及び出口に向かって再び増大し
ているとき、静かなロープ案内が達成される。つまり、
ロープ案内通路は、比喩的に述べるなら、ロープの位置
に関して“集束”作用を有する腰を備えており、そのこ
とからロープ振動が鎮静される。これにより、更に、ロ
ープガイドの揺動軸はもはや巻胴の回転軸線の高さに設
けなくてもよい。不可避的に現れるワイヤロープの傾斜
通過がロープ案内通路形状の特殊構成によって妨げられ
ることはない。
【0014】ロープ案内通路の横断面が、巻胴の回転軸
線に平行な第2平面で、入口に向かって、ロープの横断
面よりも小さな値だけ増大していることによって、この
ロープ案内通路はさまざまな要求条件に対応する。上側
部分で殆ど平行な輪郭は、広い面でロープを支持するこ
とになり、またこれにより摩耗体積が大きくなり、主負
荷方向で摩擦条件がきわめて良好となる。
【0015】更に、ロープ案内通路の横断面が、巻胴の
回転軸線に平行な第2平面で、出口に向かって、ロープ
案内通路の対称軸線を基準に対称に増大していることが
提案される。強く湾曲した下側輪郭は設定可能な大きな
曲率半径を可能とし、例えば大きな案内車に起因してロ
ープ胴から繰り出されるロープの間隔が過度に大きくな
ることもない。
【0016】ロープ案内通路の断面曲線が、巻胴の回転
軸線に平行な第2平面において、出口当接部内で出口に
向かって、徐々に増大する曲げ半径で円弧状に構成され
ていることによって、ロープ案内通路によるロープの摩
耗及び負荷は低減することができる。
【0017】対向ロープ溝を有して枠内で回転支承され
る巻胴を備えた巻上装置、特にホイスト、用のロープガ
イドであって、少なくとも1対のロープ条を付属のロー
プ溝に対して整列させるために設けられてこの巻胴の回
転軸線に平行に少なくとも1つのレールを走行可能で、
連結手段を介して逆向きで互いに結合されて、巻取可能
又は繰出し可能なロープ条によって駆動可能であり且つ
案内要素を有する案内手段を有し、前記レールが、巻胴
の回転軸線を横切って、巻胴の回転軸線に平行に延びる
揺動軸の周りで揺動可能に巻上装置に配置されているロ
ープガイドは、案内要素が、通路支持体内に設けられる
各1つのロープ案内通路を含み、この通路支持体が2つ
の同一の相隣接する支持体半片からなり、それぞれ揺動
平面に又はこれに平行に設けられて支持体半片を分離す
る分離平面においてロープが殆ど曲げなしに案内される
ように、支持体半片の相隣接する側面に各1つの半ロー
プ案内通路が構成されているとき、設計上きわめて簡単
に僅かな支出で製造することができる。
【0018】こうして更に、穏やかにロープを案内して
頑丈さ、耐衝撃性及び整備不要性(玉軸受なし)の向上
が達成される。更に、機械加工で容易に製造可能なロー
プ案内通路によってロープガイドは、例えばガイドの上
方と下方とで異なる案内要求条件に殆ど任意に適合する
ことができる。更に、本発明による課題の解決は案内要
素の著しい簡素化と製造費の低減とを可能とする。
【0019】特に、支持体半片の相隣接する側面とはそ
れぞれ反対の側の側面が互いに平行に構成されて、付加
的に半ロープ案内通路を備え、つまり半ロープ案内通路
がこれらの側面に一体に形成されていると、有利であ
る。こうして、支持体半片が簡単に側を入れ替えて再び
互いに強固に結合されることによって、閉鎖するロープ
案内通路を有する支持体半片を更新することが可能とな
る。こうして支持体半片は2倍に長く利用することがで
きる。
【0020】2つの支持体半片からなる通路支持体が、
通路の長手軸線を横切って、一直線に並ぶ溝を備えてお
り、この溝に結合要素が形状嵌合式に嵌め込まれてお
り、結合要素が両方の支持体半片に結合されていると、
設計上有利であり、こうして、結合された支持体半片の
安定性が向上する。
【0021】更に、支持体半片がそれぞれカムを備えて
おり、捩り防止結合を生じるためにこのカムが案内要素
の相補的くぼみのなかに形状が合って係合することによ
って、支持体半片の更なる捩り防止結合が達成される。
【0022】滑り特性に関して、通路支持体がロープよ
りも柔らかい材料で実施されていると有利である。
【0023】動作中に、巻胴に巻き取られるワイヤロー
プの損傷を防止するために、巻胴に向き合う通路支持体
の稜が傾斜面を備えている。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の1実施例が図面に略示さ
れており、以下詳しく説明される。
【0025】両端を(図示しない)枠内で回転支承され
る巻胴2を備えた巻上装置用のロープガイド1が図1に
側面図で示されている。巻胴2はロープ4の各ロープ条
3用に2つの図示しない対向ロープ溝を有する。ロープ
4若しくはロープ条3はその初端が巻胴2の末端領域で
固着されており、そこから、ロープ溝によって案内され
て、巻胴2の周りをその中心方向に移動し、巻胴2の巻
取状態に応じて、繰出し点と称される箇所で繰り出され
る。
【0026】引き続きロープ条3は自由に移動し、次に
ロープ案内通路5によって案内される。このロープ案内
通路は通路支持体6に形成され、案内要素7の一部であ
る。案内通路5から進出後、ロープ条3は(図示しな
い)下ロープ車の方向に移動する。下ロープ車から出た
ロープ条は逆の順序で巻胴2の他端へと戻される。対で
設けられる案内要素7は、共同でのみ、但し逆方向に、
巻胴2の回転軸線に平行にレール8上を走行可能となる
ように、(図示しない)連結手段を介して互いに結合さ
れている。レール8は、巻胴2の回転軸線を横切って、
巻胴2の回転軸線に平行に延びる揺動軸12の周りを揺
動可能に巻上装置に懸架されている。揺動軸12は巻胴
2の末端領域で枠に配置されている。巻取られたロープ
4の未使用部分がこの領域にある。
【0027】巻胴2の回転軸線に垂直な平面におけるロ
ープ案内通路5の横断面を図1から認めることができ
る。このロープ案内通路は上側にロープ3用入口当接部
5a、下側にはそれとは反対の側のロープ3用出口当接
部5bを有し、これらの当接部は−図2に一層良好に認
めることができるように−直接的に移行し合っている。
図1からも図2、図3からも認めることができるよう
に、3つの図すべてで異なっているロープ繰出し方向に
係わりなくロープ3は、入口当接部5aでロープ案内通
路5の右側に当接し、出口当接部5bでは左側に、当接
する。巻胴2に向き合う入口当接部5aの面と巻胴2に
背を向ける出口当接部5bの面は互いに平行に構成され
ている。即ち、少なくとも、当接するロープ3の接触領
域では面が互いに平行である。更に、巻胴2に背を向け
る入口当接部5aの面と巻胴2に向き合う出口当接部5
bの面は実質的に互いに平行に構成されている。ロープ
案内通路5は中央領域に最小横断面を有する。この横断
面は入口及び出口に向かって連続的に増大している。
【0028】通路支持体6の(巻胴2の回転軸線に平行
な平面に一致する)横断面が図4に示されている。図4
が示すように、ロープ案内通路5は巻胴2の回転軸線に
平行な平面にロープ3用入口当接部5cとそれとは反対
の側の出口当接部5dとを有する。この場合にもこの横
断面平面において、巻胴2の巻取周面に対するロープ3
のさまざまな繰出し角度のためにロープ条3がその都度
接線方向で案内されるように確保されている。入口当接
部5cと出口当接部5dは直接的に連続して移行し合っ
ている。
【0029】図4において、案内されたロープ条はロー
プ案内通路5の横断面形状に基づいてこの平面では入口
当接部5cの左側にも出口当接部5dの左側にも当接す
る。即ち、この平面におけるロープ案内通路の横断面形
状は、ロープ3がその都度同一側面(この場合左側面)
に当接することを確保する。ロープガイドの動作時、ロ
ープ条3は同じ連続面に当接してロープ案内通路5内を
滑動する。上方、入口に向かって、ロープ案内通路5の
横断面は、中央領域の最小横断面値から出発して、ロー
プ3の横断面よりも小さい値だけ増大している。出口に
向かってロープ案内通路5の横断面は対称軸線13を基
準に対称に増大しており、ロープ案内通路5の断面曲線
14は出口に向かって、徐々に増大する曲げ半径Rで円
弧状に構成されている。
【0030】案内要素7を構成する通路支持体6は2つ
の同じ相隣接する支持体半片6a、6bから2部分で構
成されており、相隣接するそれらの側面15、16に半
ロープ案内通路5が構成されており、それもしかも、支
持体半片6a、6bを分離する分離平面においてロープ
4が殆ど屈曲部なしに案内されるように、構成されてい
る。これらの分離平面は揺動面の中にあるか少なくとも
これに平行である。付加的に、支持体半片6a、6bの
相隣接する側面15、16とはそれぞれ反対の側の側面
17a、17が半ロープ案内通路5を備えている。
【0031】図5が示すように、通路支持体6は一直線
に並ぶ溝18を備えており、この溝に結合要素19が形
状が合っていて嵌め込まれて、ねじ20によって両方の
支持体半片6a、6bに強固に結合されている。付加的
に、支持体半片6a、6bにカム21が固着されてお
り、これらのカムは−図1が示すように−捩り防止結合
を生じるために案内要素7の相補的くぼみ内に係合す
る。望ましくは、通路支持体6は巻胴2に向き合う稜に
傾斜面22を有する(図1〜図3)。この傾斜面は、ロ
ープ4に当接すると、傾斜面22の当接点で巻胴2の外
面の接線方向平面に対して実質的に平行に延びる。
【0032】滑り特性に関して、通路支持体6がロープ
4よりも柔らかい材料で実施されていると有利である。
このために合成樹脂、特にポリアミド、が考慮の対象と
なり、比較的柔らかい金属、特にアルミニウム、も考慮
の対象となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ロープを真下に引き出すときの部分断面側面図
である。
【図2】引出し角度が大きいときの図1のロープガイド
の側面図である。
【図3】通路支持体の傾斜面が巻胴に当接しているとき
の図1のロープガイドを示す。
【図4】通路支持体の横断面図である。
【図5】通路支持体の正面図である。
【符号の説明】
1 ロープガイド 2 巻胴 3 ロープ条 4 ロープ 5 ロープ案内通路 5a 第1平面の入口当接部 5b 第1平面の出口当接部 5c 第2平面の入口当接部 5d 第2平面の出口当接部 6 通路支持体 6a、6b 通路支持体半片 7 案内要素 8 レール 12 揺動軸 13 対称軸線 14 断面曲線 15、16 側面 17、17a 側面 18 溝 19 結合要素 20 ねじ 21 カム 22 傾斜面 R 曲げ半径

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向ロープ溝を有して枠内で回転支承さ
    れる巻胴を備えた巻上装置であって、少なくとも1対の
    ロープ条を付属のロープ溝に対して整列させるために設
    けられて巻胴の回転軸線に平行に少なくとも1つのレー
    ルを走行可能で、連結手段を介して逆向きで互いに結合
    されて、巻取可能又は繰出し可能なロープ条によって駆
    動可能であり且つ案内要素を有する案内手段を有し、前
    記レールが、巻胴の回転軸線を横切って、巻胴の回転軸
    線に平行に延びる揺動軸の周りで揺動可能に巻上装置に
    配置されているものにおいて、 案内要素(7)が、通路支持体(6)内に設けられる各
    1つのロープ案内通路(5)を含み、このロープ案内通
    路が、巻胴(2)の回転軸線に垂直な第1平面にロープ
    (4)用入口当接部(5a)とそれとは反対の側のロー
    プ(4)用出口当接部(5b)とを有し、且つ巻胴
    (2)の回転軸線に平行な第2平面にロープ(4)用入
    口当接部(5c)とそれとは反対の側のロープ(4)用
    出口当接部(5d)とを有し、ロープ条(3)が、付属
    のロープ案内通路(5)によって、巻胴(2)の巻取周
    面に対するロープ(4)のさまざまな引出し角度のため
    にその都度接線方向で案内されていることを特徴とす
    る、巻上装置用ロープガイド。
  2. 【請求項2】 相対応する平面の入口当接部(5a、5
    c)と出口当接部(5b、5d)が直接的に連続させて
    配置されていることを特徴とする、請求項1記載の巻上
    装置用ロープガイド。
  3. 【請求項3】 案内されたロープ条(3)が各入口当接
    部(5a、5c)の片側と各出口当接部(5b、5d)
    の片側とに当接するように、ロープ案内通路(5)が構
    成されていることを特徴とする、請求項1又は2記載の
    巻上装置用ロープガイド。
  4. 【請求項4】 案内されたロープ条(3)が巻胴(2)
    の回転軸線に垂直な第1平面において入口当接部(5
    a)では片側に当接し且つ出口当接部(5b)では反対
    側に当接するように、ロープ案内通路(5)が構成され
    ていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項
    記載の巻上装置用ロープガイド。
  5. 【請求項5】 巻胴(2)に向き合う入口当接部(5
    a)の面と、巻胴(2)に背を向けた出口当接部(5
    b)の面が、実質的に互いに平行に構成されていること
    を特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項記載の巻上
    装置用ロープガイド。
  6. 【請求項6】 巻胴(2)に背を向けた入口当接部(5
    a)の面と、巻胴(2)に向き合う出口当接部(5b)
    の面が、実質的に互いに平行に構成されていることを特
    徴とする、請求項1〜5のいずれか1項記載の巻上装置
    用ロープガイド。
  7. 【請求項7】 案内されたロープ条(3)が巻胴(2)
    の回転軸線に平行な第2平面において入口当接部(5
    c)と出口当接部(5d)とで同一面に当接するよう
    に、ロープ案内通路(5)が構成されていることを特徴
    とする、請求項1〜6のいずれか1項記載の巻上装置用
    ロープガイド。
  8. 【請求項8】 ロープ案内通路(5)が中央領域に最小
    横断面を有し、この横断面が入口及び出口に向かって再
    び増大していることを特徴とする、請求項1〜7のいず
    れか1項記載の巻上装置用ロープガイド。
  9. 【請求項9】 ロープ案内通路(5)の横断面が、巻胴
    (2)の回転軸線に平行な第2平面で、入口に向かっ
    て、ロープ(4)の横断面よりも小さな値だけ増大して
    いることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項記
    載の巻上装置用ロープガイド。
  10. 【請求項10】 ロープ案内通路(5)の横断面が、巻
    胴(2)の回転軸線に平行な第2平面で、出口に向かっ
    て、ロープ案内通路(5)の対称軸線(13)を基準に
    対称に増大していることを特徴とする、請求項1〜9の
    いずれか1項記載の巻上装置用ロープガイド。
  11. 【請求項11】 ロープ案内通路(5)の断面曲線(1
    4)が、巻胴(2)の回転軸線に平行な第2平面におい
    て出口当接部(5d)内で出口に向かって、徐々に増大
    する曲げ半径(R)で円弧状に構成されていることを特
    徴とする、請求項1〜10のいずれか1項記載の巻上装
    置用ロープガイド。
  12. 【請求項12】 対向ロープ溝を有して枠内で回転支承
    される巻胴を備えた巻上装置であって、少なくとも1対
    のロープ条を付属のロープ溝に対して整列させるために
    設けられて巻胴の回転軸線に平行に少なくとも1つのレ
    ールを走行可能で、連結手段を介して逆向きで互いに結
    合されて、巻取可能又は繰出し可能なロープ条によって
    駆動可能であり且つ案内要素を有する案内手段を有し、
    前記レールが、巻胴の回転軸線を横切って、巻胴の回転
    軸線に平行に延びる揺動軸の周りで揺動可能に巻上装置
    に配置されているものにおいて、 案内要素が、通路支持体(6)内に設けられる各1つの
    ロープ案内通路(5)を含み、この通路支持体(6)が
    2つの同一の相隣接する支持体半片(6a、6b)から
    なり、それぞれ揺動平面に又はこれに平行に設けられて
    支持体半片(6a、6b)を分離する分離平面において
    ロープ(4)が殆ど屈曲部なしに案内されるように、支
    持体半片(6a、6b)の相隣接する側面(15、1
    6)に各1つの半ロープ案内通路(5)が構成されてい
    ることを特徴とする、巻上装置用ロープガイド。
  13. 【請求項13】 支持体半片(6a、6b)の相隣接す
    る側面(15、16)とはそれぞれ反対の側の側面(1
    7、17a)が互いに平行に構成されて、付加的に半ロ
    ープ案内通路(5)を備えていることを特徴とする、請
    求項12記載の巻上装置用ロープガイド。
  14. 【請求項14】 2つの支持体半片(6a、6b)から
    なる通路支持体(6)が、通路の長手軸線を横切って、
    一直線に並ぶ溝(18)を備えており、この溝に結合要
    素(19)が形状嵌合式に嵌め込まれており、結合要素
    (19)が両方の支持体半片(6a、6b)に結合され
    ていることを特徴とする、請求項12又は13記載の巻
    上装置用ロープガイド。
  15. 【請求項15】 支持体半片(6a、6b)がそれぞれ
    カムを備えており、捩り防止結合を生じるためにこのカ
    ムが案内要素(7)の相補的くぼみのなかに形状嵌合式
    に係合することを特徴とする、請求項12〜14のいず
    れか1項記載の巻上装置用ロープガイド。
  16. 【請求項16】 通路支持体(6)がロープ(4)より
    も柔らかい材料で実施されていることを特徴とする、請
    求項1〜11のいずれか1項記載の巻上装置用ロープガ
    イド。
  17. 【請求項17】 巻胴(2)に向き合う通路支持体
    (6)の稜が傾斜面(22)を備えていることを特徴と
    する、請求項1〜12のいずれか1項記載の巻上装置用
    ロープガイド。
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