JPH10297765A - 容器移動装置 - Google Patents

容器移動装置

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JPH10297765A
JPH10297765A JP10492097A JP10492097A JPH10297765A JP H10297765 A JPH10297765 A JP H10297765A JP 10492097 A JP10492097 A JP 10492097A JP 10492097 A JP10492097 A JP 10492097A JP H10297765 A JPH10297765 A JP H10297765A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】水平面内における姿勢を整合することができる
とともに、構成が簡素で動作が確実な容器移動装置を提
供すること。 【解決手段】多段に積み重ねられる箱状の容器のうちか
ら最上位の容器1を挟持して持ち上げ、三次元移動させ
ることにより容器1を元の多段積載位置から所定の目標
位置へ移動させる。容器1の側板部10、11に対して
水平面内で所定の相対姿勢となるようにベース51を水
平回動させた後、保持具52、53で容器の側板部1
0、11を挟持させ、その後、容器1を持ち上げた後、
ベース51を元の姿勢となるまで回動させる。このよう
にすれば構成が簡素で優れた動作が確実な容器移動装置
を実現することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器移動装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の部品組立産業では、所定個数の部
品を上端が開口する角箱形状の部品格納容器(以下、単
に容器ともいう)に収納した状態で、部品メーカーまた
は組立メーカーへ搬入するのが通常であり、容器は、製
造されてから部品をすべて使用する間での間に、輸送、
積み替え、保管などのために何回も多段に積み替えられ
る。
【0003】この種の容器の自動ハンドリングのために
ロボットハンドなどの3次元移動装置を用いることは周
知であり、たとえば製造ラインへの挿入においては、フ
ォークリフトなどによりこれら容器が多段に搭載された
パレットを所定の搬入位置に置き、容器移動ロボットに
より容器を順次、所定場所に所定姿勢でセットし、次に
このセットされた容器内のワークをワーク移動ロボット
で製造ラインの所定位置に挿入する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の容器自動ハンドリング装置(容器移動装置)で
は、多段に積み重ねられた容器の水平面内における姿勢
が様々であるので、単に容器を多段積載位置から持ち上
げた後、所定のセット位置に移動して設置するだけで
は、セット位置における容器の水平面内における姿勢が
ばらつき、その結果、容器からワークを取り出すことが
困難となる場合が生じた。
【0005】この問題を解消するには、最初に容器を多
段積載する際に、容器の水平面内における姿勢を正確に
規定すればよいが、このようなことは、フォークリフト
移送、トラック輸送及び人力移動などが介在する物流工
程において現実的ではないという問題があった。その
他、ロボットハンドの先端などにCCDカメラなどを取
り付け、多段に積み重ねられた容器の水平面内における
姿勢を撮像し、画像処理して判断し、それに基づいてロ
ボットハンドを制御して、容器の水平面内における姿勢
を一定とすることもできる。しかし、現状では、この方
式は、高粉塵環境などでは信頼性に乏しく、動作遅れや
装置の複雑化などの問題もあり、広範な使用環境におい
て実用することは容易ではなかった。
【0006】その他、ロボットハンドの先端部(作動端
部)に取り付けた容器挟持部材で容器を押すことにより
容器を移動させて、水平面内において所定姿勢をもつ容
器挟持部材に対して容器の水平面内における姿勢を合わ
せることも考えられる。しかし、容器を多段に積み重ね
る場合には、このように容器を水平移動させることは多
段に積み重ねられた容器が崩れるという問題を生じるの
で、実用は難しかった。
【0007】本発明は上記問題点に鑑みなされたもので
あり、水平面内における姿勢を整合することができると
ともに、構成が簡素で動作が確実な容器移動装置を提供
することを目的としている。また、上述した従来の角形
容器を保管または配列する場合、それらをできるだけ近
接させた状態で水平方向に行列配置することにより配置
スペースの省略を図ることが普通である。
【0008】しかしこの場合、容器移動装置の保持具が
容器の側板部を保持するために水平移動させようとする
場合、その動作が難しくなり、容器ハンドリング工程の
自動化が困難となった。特にこの問題は、行列配列され
た各容器の水平面内における姿勢がばらつく場合に顕著
であった。本発明は上記問題点に鑑みなされたものであ
り、容器の高密度に水平配列を許容する容器移動装置を
提供することを、その目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の構成によ
れば、多段に積み重ねられる箱状の容器群のうちから最
上位の容器を保持して持ち上げ、三次元移動させること
により容器を元の多段積載位置から所定の目標位置へ移
動させる。本構成では特に、容器の側板部に対して水平
面内で所定の相対姿勢となるようにベースを水平移動さ
せた後、保持具で容器の側板部を保持させ、その後、容
器を持ち上げた後、ベースを元の姿勢となるまで回動さ
せる。
【0010】このようにすれば構成が簡素で優れた動作
が確実な容器移動装置を実現することができる。特に、
容器を保持する保持具が設けられるベースを移動手段の
作動端部に水平回動自在に設けたので、ベースが容器の
側板部に接触した後は、移動手段の水平移動により、ベ
ースが水平回動して容器を強く付勢することなく自動的
にベースが容器の側板部に沿って近接することができる
ので、多段に積み重ねられた容器が崩れるおそれがな
く、ベースに固定された保持具が容器を確実に挟持する
ことができる。
【0011】更に、上記水平回動した上記ベースは簡単
に元の姿勢すなわち元の絶対水平回動角度位置に復帰す
ることができるので、容器に簡単に一定の姿勢すなわち
一定の絶対水平回動角度位置を与えることができる。ま
た更に、上記元の姿勢へのベースの復帰回動を容器を持
ち上げた後で実施しているので、多段に積み重ねられた
他の容器がこの動作により崩れることがない。
【0012】本発明の第2の構成によれば上記第1の構
成において更に、保持手段により容器の側板部を少なく
とも挟持させる構成を採用している。このようにすれ
ば、保持後、持ち上げた後の復帰回動動作などにおい
て、容器がベースに対して相対水平回動することがな
く、正確に元の姿勢へ復帰することができる。本発明の
第3の構成によれば上記第1の構成において更に、ベー
ス回動手段が移動手段の作動端部に固定されてベースを
回動させるリニアアクチエータで構成される。
【0013】このようにすれば、このリニアアクチエー
タを一定位置まで回動させるだけでベースを元の姿勢と
することができ、極めて簡素な構成及び制御で、容器に
水平面内における所定の絶対姿勢を付与することができ
る。本発明の第4の構成によれば上記第3の構成におい
て更に、ベースの回動軸心の両側に位置して移動手段の
作動端部に一対の上記リニアアクチエータが固定され、
これら両リニアアクチエータがベースを互いに逆方向に
付勢するようにする。
【0014】このようにすれば、容器とベースとの水平
面内における相対姿勢が大きく変動していても簡単な構
成で良好にそれを修正することができる。なお、両リニ
アアクチエータの付勢力は強弱を設ければ、それらを一
斉に駆動することができ簡単な制御を実現する事ができ
る。本発明の第5の構成によれば上記第1の構成におい
て更に、スプリングを用いてベースを所定回動方向に付
勢することにより、ベースの水平面内における所定の接
触端部を優先して容器の側板部に接触させる。
【0015】このようにすれば、ベースの水平面内にお
ける姿勢を容器のそれに合わせるためにベースを一方向
へ回動させるだけでよく、簡単となる。特に、移動手段
によりベースを所定方向へ移動させることによりベース
を容器の側板部に押しつけて一方向に回動させることも
でき、この場合には特別のベース回動機構を必要としな
いので、機構の簡素化を果たすことができる。更に、こ
のようなベース回動方式は、ベースが軽く自由回動する
ために、ベースから容器への反力が小さくなるので、多
段に積み重ねられた容器が崩れることがないという実用
上大きな利点が生じる。
【0016】本発明の第6の構成によれば上記第1の構
成において更に、、ベースの所定の接触端部が容器の第
一側板部に接するまでベースを所定方向へ移動させた
後、更に第一のセンサが信号を出力するまで移動手段を
制御してベースを所定方向へ移動させることにより、ベ
ースを容器に押圧して水平回動させてベースを第一側板
部に沿って近接配置する。次に、第二のセンサが信号を
出力するまでベースを容器の第二側板部に近接する方向
へ移動させてベースを容器の第二側板部に沿って近接配
置した後、保持具で最上位の容器を保持させて持ち上げ
る。次に、ベース回動手段を制御してベース及び最上位
の容器を水平面内における元の姿勢位置まで回動させた
後、最上位の容器を目標位置に移動させる。
【0017】このようにすれば、ベースに固定した保持
具を必要角度だけ水平回動させるとともに、その後、も
との位置に復帰回動させる動作を簡素な構成で実現する
ことができる。本発明の第7の構成によれば上記第6の
構成において更に、 保持具が第一側板部及び第二側板
部の両方を挟持するので、挟持された容器が垂直方向へ
回動しようとするモーメントを減らすことができる。ま
た、容器が高密度に水平配列されていても、支障無く各
容器を順次持ち上げることができる。更に、保持後、持
ち上げた後の復帰回動動作などにおいて、容器がベース
に対して相対水平回動することがなく、正確に元の姿勢
へ復帰することができる。
【0018】本発明の第8の構成によれば上記第7の構
成において更に、 ベースが第一側板部及び第二側板部
のリブを載置可能な載置部を有するので、挟持後、容器
が落下したり垂直方向に傾いたりする不具合を防ぐこと
ができる。本発明の第9の構成によれば、水平面内に互
いに近接して配列された複数の角形の容器を順番に保持
して持ち上げ、三次元移動させることにより容器を元の
多段積載位置から所定の目標位置へ移動させる。
【0019】本構成では特に、保持手段は、容器の互い
に隣接する2つの側板部の両方を保持し、容器の容器の
残る2つの側板部を保持しない構成を採用している。こ
のようにすれば、高密度に配列された容器群の内から、
隣接する2つの側板部が露出する容器を順次選択して持
ち上げることにより、全ての容器を移動させることがで
き、容器収用スペースの大幅な圧縮を実現することがで
きる。
【0020】本発明の第10の構成によれば上記第9の
構成において更に、保持手段が持ち上げるべき容器の2
つの側板部にそれぞれ近接可能で容器の残る2つの側板
部に近接しないL字形状のベースと、このベースに固定
されて容器の2つの側板部を保持する保持具と、ベース
を水平回動させるベース回動手段とを有する構成を採用
するので、構成が簡素で優れた動作が確実な容器移動装
置を実現することができる。
【0021】本発明の第11の構成によれば上記第9の
構成において更に、保持手段が容器の両側板部の互いに
遠隔側の半部を挟持するので、容器の2つの挟持点を結
ぶ直線が容器の重心に近接することができ、容器の垂直
方向への回動モーメントを低減して、安定動作が可能な
容器移動装置を実現することができる。本発明の第12
の構成によれば上記第11の構成において更に、保持手
段が両側板部の互いに近接側の半部を上方から下方へ押
さえる押圧部を有するので、上記した容器の回動を一層
抑止することができる。
【0022】本発明の第13の構成によれば上記第11
の構成において更に、保持手段は、保持具により保持さ
れる前記両側板部の境界部を挟持するので、上記した容
器の回動を一層抑止することができる。
【0023】
【発明を実施するための態様】本発明の好適な態様を以
下の実施例に基づいて説明する。
【0024】
【実施例】本発明の容器移動装置の一実施例を図面を参
照して説明する。 (構成の説明)容器を多段に積み重ねた状態を示す縦断
面図を図1に示し、パレット2の平面図を図2に示す。
【0025】1は容器、2はパレットであり、容器1は
図1に示すように多段に(ここでは4段に)積み重ねら
れている。容器1内にはワークホルダ3が設置され、ワ
ークホルダ3にはワークWが2列7行に配列されてい
る。この実施例の容器移動装置の正面図を図3に示す。
4はたとえばロボットハンドのような3次元移動装置
(本発明でいう移動手段の一部)であり、垂直(z)方
向へ作動部を移動するz方向移動部、水平面内のx方向
へ作動部を移動するx方向移動部、水平面内のy方向へ
作動部を移動するy方向移動部を順次組み合わせてな
り、これにより最終の作動端41はx、y、z方向へそ
れぞれ移動自在となっている。
【0026】この最終の作動端41には保持装置(本発
明でいう移動手段の残部および保持手段)5が垂下、固
定されている。5aは3次元移動装置4及び保持装置5
を制御するコントローラである。この実施例の要部をな
す保持装置5を、図3に示す一部模式正面図および図4
に示す要部一部模式平面図を参照して説明する。
【0027】3次元移動装置4のx、y、z方向へそれ
ぞれ移動可能な作動端41にはスライドユニット(移動
手段の残部)50が固定されている。スライドユニット
50は、作動端41に垂下、固定されたy方向スライド
ユニット501と、y方向スライドユニット501から
垂下するx方向スライドユニット503とからなる。
【0028】スライドユニット50について、図3およ
び図4を参照して更に説明する。y方向スライドユニッ
ト501は、作動端41に垂下、固定されたベース50
5と、水平な一方向(少なくとも容器復帰動作時および
容器保持前にはy方向)へ摺動自在にベース505に保
持されるスライダ506と、スライダ506をy方向容
器近接側へ付勢するための引っ張りばね507およびエ
アシリンダ508とを有している。
【0029】x方向スライドユニット503は、スライ
ダ506の下端面に固定されて垂下するベース509
と、水平な一方向(少なくとも容器復帰動作時および容
器保持前にはx方向)へ摺動自在にベース509に保持
されるスライダ510と、スライダ510をx方向容器
近接側へ付勢するための引っ張りばね511およびエア
シリンダ512とを有している。
【0030】x方向スライドユニット503のスライダ
510の下端面には、ボス部515が固定されて垂下
し、ボス部515には軸部516が回動自在に垂下して
いる。なお、作動端41の軸心と軸部516の軸心は同
軸となっている。軸部516の下端面からは固定プレー
ト部517が水平に突出しており、固定プレート部51
7にはL字形状のベース51が固定され、ベース51は
水平方向に延設されている。
【0031】ベース51は、互いに直角方向に伸びる一
対の腕部521、52を有している。腕部521は基本
姿勢状態で水平面内のx方向へ延設されており、腕部5
22は基本姿勢状態で水平面内のy方向へ延設されてい
る。523は腕部521の下部からy方向容器側へ突設
されるプレート(本発明でいう載置部)であり、524
は腕部522の下部からx方向容器側へ突設されるプレ
ート(本発明でいう載置部)である。
【0032】腕部521の先端部には挟持装置(保持
具)52が固定され、腕部522の先端部には挟持装置
(保持具)53が固定され、両腕部521、522の結
合部には挟持装置(保持具)54が固定されている。保
持具52は、図5に拡大図示するように、エアシリンダ
520をもつ。エアシリンダ520のピストン先端は揺
動レバー52aの基端部にリンクされ、揺動レバー52
aは腕部521に支持されるピン52bを中心として垂
直面内で揺動可能となっている。揺動レバー52aの先
端には、容器1の側板部を挟持するためのパッド52c
設けられている。他の挟持装置(保持具)53、54の
構造は挟持装置(保持具)52のそれと同じである。
【0033】第一センサ55が図6に示すように腕部5
21の先端より多少基端側に位置して腕部521に配設
され、第二センサ56が腕部522の先端より多少基端
側に位置して腕部522に配設されている。第二センサ
56は、ベース51の腕部522に腕部522の延設方
向と直角な水平方向へ摺動自在に保持される接触子56
1と、接触子561の反容器側の基端に近接して配設さ
れたリミットスイッチ562と、接触子561を容器側
へ付勢するスプリング563とからなる。第一センサ5
5は第二センサ56と同じ構造である。
【0034】ボス部515の水平固定板部515aに
は、軸部516の両側に位置してエアシリンダ(本発明
でいうベース回動手段)57、58が固定されている。
エアシリンダ57、58のピストン軸心は少なくとも復
帰動作時や初期位置において水平面内におけるy方向へ
伸びるように設定されている。エアシリンダ57のピス
トン先端には押圧体571が設けられ、エアシリンダ5
8のピストン先端には押圧体581が設けられている。
ベース51の腕部521の上面には、基本姿勢状態で押
圧体571、581に個別に接触するプレート59、6
0が立設されている。
【0035】6は最上位の容器1の上端面位置を検出す
るためのセンサである。センサ6は、図ベース51の腕
部521の上面に立設された基部61と、基部61に垂
直方向摺動自在に保持される接触子62と、基部61に
固定されて接触子62の上端部により開閉されるリミッ
トスイッチ63とからなる。接触子62は、基部61に
垂直方向摺動自在に保持される垂直摺動部621と、こ
の垂直摺動部の上端から水平面内の容器側へ延設される
接触プレート部622とからなる。
【0036】7はスプリングであって、スプリング7
は、基端部がボス部515の水平固定板部515aに固
定され、作用端部がベース51の腕部521に固定され
て、ベース51を上から俯瞰して時計方向へ付勢してい
る。8は、図8に拡大図示するようにエアシリンダであ
って、腕部522の上面、特に腕部522の腕部521
に近い側に固定されている。エアシリンダ8のピストン
ロッド81の先端部に固定されたパッド82は容器1の
上端面を下方へ押圧する機能を有する。 (作動の説明)以下、本発明の容器移動装置の動作を説
明する。この動作は、コントローラ6aにより制御され
るものであるが、マイクロコンピュータを内蔵するコン
トローラ6aによるこのようなシーケンス制御自体は周
知であるので、フローチャートは添付しない。
【0037】なお、上述したように、3次元移動装置4
の作動端41は、この実施例では常にエアシリンダ5
7、58の摺動軸心を水平面内におけるy方向に維持し
ている。最初に、3次元移動装置4の作動端41は垂直
(z)方向上方位置に持ち上げられる。
【0038】次に、エアシリンダ508、512のピス
トンロッドをいっぱいに伸ばしてスライダ506、51
0をできるだけ容器1側へ変位させておく。このように
すれば、ばね507、511を弱く設定できるので、容
器1への衝撃緩和に有効となる。その後、エアシリンダ
508、512はその役目を終え、図4に示すもっとも
縮退した位置に戻る。
【0039】この時、ベース51はスプリング7の付勢
により上から俯瞰して、縮退したエアシリンダ58によ
り規定される時計方向最終回動位置の姿勢をとってい
る。次に、作動端41を最上位の容器1の側板部10、
11に近接する位置まで水平移動する。このとき、腕部
521の先端の接触端部521aは最上位の容器1から
離れているものとする。
【0040】次に、作動端41を下降させ、センサ6の
接触子62が最上位の容器1の上端に接触し、リミット
スイッチ63が作動した時点で作動端41の下降を停止
する。この状態で、第一のセンサ55の接触子は最上位
の容器1の側板部10に接触可能となり、第二センサ5
6の接触子561は最上位の容器1の側板部11に接触
可能となる。ちなみに、側板部10と側板部11とは直
角に形成されている。
【0041】次に、3次元移動装置4を駆動してベース
51をy方向へ変位させる。腕部521の先端の接触端
部521aが最上位の容器1の側板部10に当接する
と、腕部521の先端の接触端部521aは側板部10
により逆に付勢され、その結果、ベース51は回動軸心
Mを中心として上から俯瞰して反時計方向に回動する。
これにより、ベース51が容器1に与える衝撃が緩和さ
れる。更に、この時、スライダ506は、引っ張りばね
507に抗してy方向反容器側へスライドするので、ベ
ース51が容器1に与える衝撃が一層緩和される。
【0042】次に、上述したベース51の反時計方向へ
の回動により、第一センサ55の接触子が側板部10に
当接してそのリミットスイッチが作動すると、3次元移
動装置4によるベース51のy方向への移動が停止され
る。この状態において、ベース51の腕部521は最上
位の容器1の側板部10に近接してそれと同一方向に延
在するようになる。
【0043】次に、3次元移動装置4を駆動してベース
51をx方向へ変位させる。この時、ベース51は回動
自在であるので、センサ55の接触子の先端が側板部1
0に摺接しつつ、ベース51は側板部10に沿って水平
移動し、場合によっては水平回動する。これにより、ベ
ース51が容器1に与える衝撃が緩和される。更に、こ
の時、スライダ510は、引っ張りばね511に抗して
x方向反容器側へスライドするので、ベース51が容器
1に与える衝撃が一層緩和される。
【0044】次に、センサ56の接触子561が側板部
11に当接してリミットスイッチ562が作動すると、
3次元移動装置4によるベース51のx方向への移動が
停止される。この状態において、センサ55の接触子は
側板部10に当接し、センサ56の接触子561は側板
部11に当接している。次に、保持具52、53、54
の各エアシリンダを駆動して、それらの先端のパッド
(たとえば523)と腕部521、522の側面とで側
板部10、11を挟持する。
【0045】次に、3次元移動装置4のz方向移動部を
駆動して、作動端41を持ち上げ、これにより最上位の
容器1を持ち上げる。なお、上記2カ所の挟持力が弱
く、最上位の容器1がずり落ちる場合でも、ベース51
に設けた載置部523、524が容器1の側板部10、
11の上端部に水平方向外側へ設けられたリブ15を支
承するので、挟持力を無闇に強力としなくても持ち上げ
た容器1が落下することがない。
【0046】次に、コントローラ6aは、エアシリンダ
8を作動させてパッド82で容器1の上端面を下方へ押
圧する。これにより、容器1は、ベース51の両腕部5
21、522の接続部近傍で上から押圧されることにな
る。その結果、容器1内のワークWの配置状態によっ
て、容器1がベース51の載置部523、524から浮
き上がる方向に傾斜することが防止される。
【0047】次に、容器1を持ち上げた上記状態で、エ
アシリンダ57、58のピストンを伸ばす。この実施例
では、エアシリンダ58はエアシリンダ57よりも付勢
力が大きくなるように設計されているので、エアシリン
ダ58は最大ストローク位置まで伸び、この状態で、ベ
ース51及びそれに保持される容器1が所定の姿勢(腕
部521がx方向へ、腕部522がy方向へ延在する姿
勢)に修正される。すなわち、エアシリンダ57の水平
面内の姿勢は少なくともこの時点でy方向へ延在される
ので、このようにピストンが最大ストローク位置まで伸
びる場合に、ベース51に保持される容器1は水平面内
で一定の姿勢、すなわち側板部10がx方向へ延在する
姿勢(基準姿勢)となる。
【0048】次に、3次元移動装置4を駆動して所定距
離だけ容器1を水平移動した後、容器1を下降させて着
地させる。次に、エアシリンダ52、53、54を逆駆
動して、容器1の挟持を解き、3次元移動装置4は次の
容器1の移動のサイクルに入る。 (変形例)上記説明した実施例では、センサとして簡素
で信頼性に優れたリミットスイッチを用いたが、その他
の各種センサを用いることは当然可能である。
【0049】またエアシリンダの代わりにその他のリニ
アアクチエータやモータなどを用いることも可能であ
る。更に、3次元移動装置4の代わりに3軸ロボットを
用いることもできる。 (実施例の効果)以上説明した本実施例の容器移動装置
によれば、たとえば以下に説明するような多くの作用効
果を奏することができる。
【0050】(1)、まず、ベース51を容器1の一つ
の側板部に押し付けつつ自由水平回動させることによ
り、ベースを容器1の一側板部10に近接して寄り添わ
せ、その後で、ベース51を自由水平回動可能に容器1
の上記側板部と直角な第二の側板部11に近接して寄り
添わせる。その後、ベース51にセットされた保持具5
2、53、54で容器1の側板部10、11を挟持して
いる。
【0051】この結果、水平回動自在なベース51を用
いることにより、ベース51を簡単な2動作で容器持ち
上げ位置にセットすることを簡単な構成で実現すること
ができた。更に、積み上げた他の容器を水平に押すこと
が少なく、それらの崩れを防止する事ができる。 (2)ベース51を水平回動させた後、保持具52、5
3、54で容器1の側板部10、11を保持させ、その
後、容器1を持ち上げた後、ベース51を元の姿勢とな
るまで回動させる。
【0052】このようにすれば、ベース51を元の水平
姿勢に復帰させるだけで容器1に一定の水平姿勢を簡単
に与えることができ、各容器1の姿勢整頓を簡単に行う
ことができる。更に、ベース51で容器1を持ち上げた
状態でこの復帰回動を行うので、積み上げた他の容器を
崩れさせることがない。 (3)保持具52、53、54で容器1の側板部10、
11を挟持しているので、持ち上げた後の復帰回動動作
などにおいて、容器がベースに対して相対水平回動する
ことがなく、正確に元の姿勢へ復帰することができる。
【0053】(4)ベース回動手段が移動手段の作動端
部に固定されてベースを回動させるリニアアクチエータ
57、58で構成しているので、このリニアアクチエー
タをベース51の上記水平回動前の所定の一定位置まで
復帰させるだけで、ベース51を簡単に元の姿勢とする
ことができ、極めて簡素な構成及び制御で、容器1に水
平面内における所定の絶対姿勢を付与することができ
る。
【0054】(5)ベース51の回動軸心の両側に位置
して移動手段の作動端部に付勢力が異なる一対の上記リ
ニアアクチエータ57、58を設けてこれら両リニアア
クチエータ57、58がベース51を互いに逆方向に付
勢するようにしているので、容器1とベース51との水
平面内における相対姿勢が大きく変動していても良好に
それを修正することができ、簡単に上記姿勢整頓動作を
実現する事ができる。
【0055】(6)スプリング7を用いてベース51を
所定回動方向に付勢することにより、ベース51の水平
面内における所定の接触端部を優先して容器1の側板部
10、11に接触させているので、ベース51の水平面
内における姿勢を容器1のそれに合わせるためにベース
51をほとんどの場合において一方向へ回動させるだけ
でよく、簡単となる。
【0056】(7)まず、ベース51の所定の接触端部
521aが容器1の第一側板部10に接するまでベース
51を所定方向へ移動させた後、更に第一のセンサ55
が信号を出力するまでベース51を所定方向へ移動させ
ることにより、ベース51を容器1に押圧して水平回動
させてベース51を第一側板部10に沿って近接配置す
る。次に、第二のセンサ56が信号を出力するまでベー
ス51を容器1の第二側板部11に近接する方向へ移動
させてベース51を容器1の第二側板部11に沿って近
接配置した後、保持具で最上位の容器を保持させて持ち
上げる。次に、ベース回動手段であるエアシリンダ5
7、58を制御してベース51及び容器1を水平面内に
おける元の姿勢位置まで回動させた後、最上位の容器を
目標位置に移動させる。
【0057】このようにすれば、2つのリミットスイッ
チ55、56を用いるだけでベース51の制御を行うこ
とができるので、簡素な構成で実現することができる。 (8)保持具52、53、54が第一側板部10及び第
二側板部11の両方を挟持するので、挟持された容器1
が垂直方向へ回動しようとするモーメントを減らすこと
ができる。また、容器が高密度に水平配列されていて
も、支障無く各容器を順次持ち上げることができる。更
に、保持後、持ち上げた後の復帰回動動作などにおい
て、容器1がベース51に対して相対水平回動すること
がなく、正確に元の姿勢へ復帰することができる。
【0058】(9)ベース51が第一側板部10及び第
二側板部11のリブ15を載置可能な載置部523、5
24を有するので、挟持後、容器1が落下したり垂直方
向に傾いたりする不具合を防ぐことができる。 (10)保持具52、53、54が容器1の互いに隣接
する2つの側板部10、11の両方を保持し、容器の残
る2つの側板部を保持しない構成を採用している。
【0059】このようにすれば、高密度に配列された容
器群の内から、隣接する2つの側板部10、11が露出
する容器1を順次選択して持ち上げることにより、全て
の容器を移動させることができ、容器収用スペースの大
幅な圧縮を実現することができる。 (11)持ち上げるべき容器1の2つの側板部10、1
1にそれぞれ近接可能で容器1の残る2つの側板部に近
接しないL字形状のベース51と、このベース51に固
定されて容器1の2つの側板部10、11を保持する保
持具52、53、54と、ベース51を水平回動させる
ベース回動手段57、58とを有する構成を採用するの
で、構成が簡素で優れた動作が確実な容器移動装置を実
現することができる。
【0060】(12)保持具52、53が容器1の両側
板部10、11の互いに遠隔側の半部を挟持するので、
容器1の2つの挟持点を結ぶ直線が容器1の重心に近接
することができ、容器1の垂直方向への回動モーメント
を低減して、安定動作が可能な容器移動装置を実現する
ことができる。 (13)エアシリンダ8が両側板部10、11の互いに
近接側の半部の少なくとも一方を上方から下方へ押さえ
る押圧部を構成するので、容器1の傾きを一層抑止する
ことができる。
【0061】(14)保持具54は、保持具52、53
により保持される前記両側板部10、11の境界部を挟
持するので、上記した容器1の回動を一層抑止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パレット上に容器を多段に積み重ねた状態を示
す縦断面図である。
【図2】パレット上に容器を多段に積み重ねた状態を示
す縦断面図である。
【図3】この実施例の容器移動装置の正面図である。
【図4】保持装置5を示す平面図である。
【図5】保持具52を示す側面図である。
【図6】第二センサ56を示す断面図である。
【図7】最上位の容器1の上端面位置を検出するための
センサを示す縦断面図である。
【図8】容器1の上端面を押圧するエアシリンダ8を示
す縦断面図である。
【符号の説明】
1は容器、2はパレット、4は3次元移動装置(移動手
段)、5は保持装置(保持手段)、7はスプリング、8
はエアシリンダ(押圧手段)、510は側板部(第一側
板部)、11は側板部(第二側板部)、15は容器1の
リブ、50は制御手段、51はベース、52、53、5
4は保持具、55はセンサ(第一のセンサ)、56はセ
ンサ(第二のセンサ)、57、58はエアシリンダ(ベ
ース回動手段)、523、524はベース51の載置
部。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】側板部を有して所定位置に多段に積み重ね
    られる上端開口の容器群のうちから最上位の容器を持ち
    上げ可能に保持する保持手段と、前記保持手段を三次元
    空間内で移動させる移動手段と、前記保持手段及び移動
    手段を制御して前記容器を所定の目標位置に移動させる
    制御手段とを備える容器移動装置であって、 前記保持手段は、 前記移動手段の作動端部に水平回動自在に支持されるベ
    ースと、前記ベースに固定されて前記最上位の容器の側
    板部を保持する保持具と、前記ベースを水平回動させる
    ベース回動手段とを有し、 前記制御手段は、 所定の絶対姿勢から前記ベースを必要回動角度だけ水平
    回動させて前記ベースを前記容器の側板部に沿って配置
    し、その後、前記保持具に前記容器の側板部を保持さ
    せ、その後、前記移動手段に前記容器を持ち上げさせ、
    その後、前記ベース回動手段に指令して前記ベースを元
    の姿勢となるまで回動させるものであることを特徴とす
    る容器移動装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の容器移動装置において、 前記保持手段は、前記ベースの側板部を挟持するもので
    あることを特徴とする容器移動装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の容器移動装置において、 前記ベース回動手段は、前記移動手段の作動端部に固定
    されて前記ベースを回動させるリニアアクチエータから
    なることを特徴とする容器移動装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の容器移動装置において、 前記リニアアクチエータは、前記ベースの回動軸心の両
    側に位置して前記移動手段の作動端部に固定されて、前
    記ベースを互いに逆方向に付勢する一対のリニアアクチ
    エータからなることを特徴とする容器移動装置。
  5. 【請求項5】請求項1記載の容器移動装置において、 前記ベースを所定回動方向に付勢することにより、前記
    ベースの水平面内における所定の接触端部を優先して前
    記容器の側板部に接触させるスプリングを有することを
    特徴とする容器移動装置。
  6. 【請求項6】請求項1記載の容器移動装置において、 前記ベースと前記容器の第一側板部との水平方向距離が
    所定値となったことを検出して信号を出力する第一のセ
    ンサと、前記第一側板部と直角に伸びる前記容器の第二
    側板部と前記ベースとの水平方向距離が所定値となった
    ことを検出して信号を出力する第二のセンサとを備え、 前記制御手段は、 前記ベースの所定の接触端部が前記第一側板部に接する
    まで前記移動手段を制御して前記ベースを水平移動さ
    せ、 その後、前記第一のセンサが前記信号を出力するまで前
    記移動手段を制御して前記ベースを前記容器の第一側板
    部へ接近させることにより前記ベースを水平回動させて
    前記ベースを前記第一側板部に沿って配置し、 その後、前記第二のセンサが前記信号を出力するまで前
    記移動手段を制御して前記ベースを水平回動自在に前記
    容器の第二側板部へ接近させることにより前記ベースを
    前記第一側板部に沿って配置し、 その後、前記保持具に前記最上位の容器を挟持させて持
    ち上げ、 その後、前記ベース回動手段を制御して前記ベース及び
    最上位の容器を水平面内における元の姿勢位置まで回動
    させ、 その後、前記移動手段を制御して前記最上位の容器を前
    記目標位置に移動させ、 その後、前記保持具を制御して前記最上位の容器を前記
    保持具から解放することを特徴とする容器移動装置。
  7. 【請求項7】請求項6記載の容器移動装置において、 前記保持具は、前記第一側板部及び前記第二側板部の両
    方を挟持することを特徴とする容器移動装置。
  8. 【請求項8】請求項7記載の容器移動装置において、 前記第一側板部及び前記第二側板部は水平に伸びるリブ
    を有し、前記保持具は前記リブが載置される載置部を有
    することを特徴とする容器移動装置。
  9. 【請求項9】互いに近接して水平配列される角形で上端
    開口の容器群のうちから所定の容器を持ち上げ可能に保
    持する保持手段と、前記保持手段を三次元空間内で移動
    させる移動手段と、前記保持手段及び移動手段を制御し
    て前記容器を所定の目標位置に移動させる制御手段とを
    備える容器移動装置であって、 前記保持手段は、前記容器の互いに隣接する2つの側板
    部の両方を保持し、前記容器の容器の残る2つの側板部
    を保持しないことを特徴とする容器移動装置。
  10. 【請求項10】請求項9記載の容器移動装置において、 前記保持手段は、前記容器の互いに隣接する2つの側板
    部にそれぞれ近接可能で、前記容器の容器の残る2つの
    側板部に近接しないL字形状のベースと、前記ベースに
    固定されて前記容器の2つの側板部を保持する保持具
    と、前記ベースを水平回動させるベース回動手段とを有
    することを特徴とする容器移動装置。
  11. 【請求項11】請求項9記載の容器移動装置において、 前記保持手段は、前記両側板部の互いに遠隔側の半部を
    挟持することを特徴とする容器移動装置。
  12. 【請求項12】請求項11記載の容器移動装置におい
    て、 前記保持手段は、前記両側板部の互いに近接側の半部を
    上方から下方へ押さえる押圧部を有することを特徴とす
    る容器移動装置。
  13. 【請求項13】請求項11記載の容器移動装置におい
    て、 前記保持手段は、前記保持具により保持される前記両側
    板部の境界部を挟持することを特徴とする容器移動装
    置。
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