JPH1029731A - 給紙カセット - Google Patents
給紙カセットInfo
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- JPH1029731A JPH1029731A JP18366296A JP18366296A JPH1029731A JP H1029731 A JPH1029731 A JP H1029731A JP 18366296 A JP18366296 A JP 18366296A JP 18366296 A JP18366296 A JP 18366296A JP H1029731 A JPH1029731 A JP H1029731A
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- JP
- Japan
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- sheet
- swing
- compression spring
- width regulating
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、用紙の幅の違いに対して、ピック
アップローラの用紙への押圧力を適当な範囲に保つこと
を目的とするものである。 【解決手段】 紙幅規制板23と揺動部材31との間に
連動手段34を設け、紙幅規制板23が幅狭側へ移動さ
れたときに圧縮ばね32による不勢力を弱める方向へ、
紙幅規制板3が幅広側へ移動されたときに圧縮ばね32
による不勢力を強める方向へ、それぞれ揺動部材31を
連動して揺動させるようにした。
アップローラの用紙への押圧力を適当な範囲に保つこと
を目的とするものである。 【解決手段】 紙幅規制板23と揺動部材31との間に
連動手段34を設け、紙幅規制板23が幅狭側へ移動さ
れたときに圧縮ばね32による不勢力を弱める方向へ、
紙幅規制板3が幅広側へ移動されたときに圧縮ばね32
による不勢力を強める方向へ、それぞれ揺動部材31を
連動して揺動させるようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プリンタ本体に
給紙するための用紙を積層した状態で収容する給紙カセ
ットに関するものである。
給紙するための用紙を積層した状態で収容する給紙カセ
ットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は例えば特開昭62−56224号
公報に示された従来の給紙カセットを示す斜視図、図9
は図8の平面図であり、異なるサイズの用紙を収容可能
なユニバーサル形給紙カセットを示している。図におい
て、1は給紙カセット筺体、2は給紙カセット筺体1内
に設けられ、積層された用紙(図示せず)を支持する積
載板であり、この積載板2の後端部(図9の下端部)に
は、折曲部2Aが形成されている。また、折曲部2A
は、筺体1に設けられた蝶番部1Aに緩く嵌合し、これ
により積載板2は蝶番部1Aを中心として揺動可能にな
っている。
公報に示された従来の給紙カセットを示す斜視図、図9
は図8の平面図であり、異なるサイズの用紙を収容可能
なユニバーサル形給紙カセットを示している。図におい
て、1は給紙カセット筺体、2は給紙カセット筺体1内
に設けられ、積層された用紙(図示せず)を支持する積
載板であり、この積載板2の後端部(図9の下端部)に
は、折曲部2Aが形成されている。また、折曲部2A
は、筺体1に設けられた蝶番部1Aに緩く嵌合し、これ
により積載板2は蝶番部1Aを中心として揺動可能にな
っている。
【0003】3,4は給紙カセット筺体1内に互いに平
行に配設され、用紙幅方向に移動可能な2枚の紙幅規制
板、5は支軸6を介して紙幅規制板3,4にそれぞれ揺
動自在に取り付けられている一対の紙押え部材であり、
これらの紙押え部材5の先端部には、それぞれ水平に折
り曲げられた分離爪7が形成されている。また、分離爪
7は、積載板2上の用紙の左右先端部に対して、紙押え
部材5全体の自重によって軽く押し付けられる。
行に配設され、用紙幅方向に移動可能な2枚の紙幅規制
板、5は支軸6を介して紙幅規制板3,4にそれぞれ揺
動自在に取り付けられている一対の紙押え部材であり、
これらの紙押え部材5の先端部には、それぞれ水平に折
り曲げられた分離爪7が形成されている。また、分離爪
7は、積載板2上の用紙の左右先端部に対して、紙押え
部材5全体の自重によって軽く押し付けられる。
【0004】8は給紙カセット筺体1と積載板2との間
に設けられ、積載板2を上方へ付勢する圧縮ばねであ
り、この圧縮ばね8の付勢方向への積載板2の揺動位置
は、ストッパ(図示せず)により規制されている。9は
給紙方向にスライド可能に給紙カセット筺体1内に設け
られ、用紙の給紙方向の末端位置を設定する紙後端規制
板、10,11はそれぞれ紙幅規制板3,4に取り付け
られ給紙カセット筺体1の底部に配設された2枚のスラ
イドラックであり、これらのスライドラック10,11
は、それぞれ用紙幅方向(図9の左右方向)へ延びてい
る。
に設けられ、積載板2を上方へ付勢する圧縮ばねであ
り、この圧縮ばね8の付勢方向への積載板2の揺動位置
は、ストッパ(図示せず)により規制されている。9は
給紙方向にスライド可能に給紙カセット筺体1内に設け
られ、用紙の給紙方向の末端位置を設定する紙後端規制
板、10,11はそれぞれ紙幅規制板3,4に取り付け
られ給紙カセット筺体1の底部に配設された2枚のスラ
イドラックであり、これらのスライドラック10,11
は、それぞれ用紙幅方向(図9の左右方向)へ延びてい
る。
【0005】13は給紙カセット筺体1の底部に軸13
Aを中心に回転自在に設けられている歯車であり、この
歯車13には、スライドラック10,11の歯が噛み合
っている。これにより、紙幅規制板3,4は、スライド
ラック10,11及び歯車13を介して相互に連動し、
給紙カセット筺体1の底部に設けられた溝部1Bに沿っ
て移動可能となっている。即ち、紙幅規制板3,4の一
方を用紙幅方向に移動させると、他方も対象移動して、
両者の間隔を用紙の幅に合わせることができる。14は
記録装置本体に設けられ、積載板2上の用紙を1枚ずつ
記録装置本体内に給紙するピックアップローラである。
Aを中心に回転自在に設けられている歯車であり、この
歯車13には、スライドラック10,11の歯が噛み合
っている。これにより、紙幅規制板3,4は、スライド
ラック10,11及び歯車13を介して相互に連動し、
給紙カセット筺体1の底部に設けられた溝部1Bに沿っ
て移動可能となっている。即ち、紙幅規制板3,4の一
方を用紙幅方向に移動させると、他方も対象移動して、
両者の間隔を用紙の幅に合わせることができる。14は
記録装置本体に設けられ、積載板2上の用紙を1枚ずつ
記録装置本体内に給紙するピックアップローラである。
【0006】このような給紙カセットでは、記録すべき
サイズの用紙の束を積載板2上に装填し、用紙の先端を
給紙カセット筺体1の前方内壁面及び分離爪7の起立面
に当接させる。次に、紙後端規制板9及び紙幅規制板
3,4を移動させ、用紙の後端揃え及び紙幅揃えを行
う。この後、給紙カセットを記録装置本体に装着すれ
ば、圧縮ばね8の付勢力により用紙の給紙側が持ち上げ
られる。このとき、紙の左右の先端部は、分離爪7によ
り軽く押さえられ、上方へのめくり上がりが防止されて
いる。
サイズの用紙の束を積載板2上に装填し、用紙の先端を
給紙カセット筺体1の前方内壁面及び分離爪7の起立面
に当接させる。次に、紙後端規制板9及び紙幅規制板
3,4を移動させ、用紙の後端揃え及び紙幅揃えを行
う。この後、給紙カセットを記録装置本体に装着すれ
ば、圧縮ばね8の付勢力により用紙の給紙側が持ち上げ
られる。このとき、紙の左右の先端部は、分離爪7によ
り軽く押さえられ、上方へのめくり上がりが防止されて
いる。
【0007】この状態で、記録装置に給紙開始の信号が
入力されると、ピックアップローラ14が移動して積層
されている用紙の最上層に当接し、圧縮ばね8を若干圧
縮させる。そして、ピックアップローラ14が回転する
ことにより、1番上に位置する用紙が送り出される。
入力されると、ピックアップローラ14が移動して積層
されている用紙の最上層に当接し、圧縮ばね8を若干圧
縮させる。そして、ピックアップローラ14が回転する
ことにより、1番上に位置する用紙が送り出される。
【0008】また、異なるサイズの用紙を給紙カセット
内に装填するときには、用紙の幅及び長さに応じて、そ
の都度紙幅規制板3,4及び紙後端規制板9をそれぞれ
移動させ、紙幅揃え及び後端揃えを行う。
内に装填するときには、用紙の幅及び長さに応じて、そ
の都度紙幅規制板3,4及び紙後端規制板9をそれぞれ
移動させ、紙幅揃え及び後端揃えを行う。
【0009】ここで、ピックアップローラ14の用紙へ
の押圧力が大き過ぎると重送が発生し、逆に押圧力が不
足するとピックアップローラ14が滑り、空送り給紙ミ
スが発生する。従って、用紙の消費による用紙重量の減
少と、積層用紙厚さの減少による圧縮ばね8の付勢力の
減少とのバランスにより、ピックアップローラ14の用
紙への押圧力を、用紙の重送や空送り給紙ミスが発生し
ない範囲に保たせている。
の押圧力が大き過ぎると重送が発生し、逆に押圧力が不
足するとピックアップローラ14が滑り、空送り給紙ミ
スが発生する。従って、用紙の消費による用紙重量の減
少と、積層用紙厚さの減少による圧縮ばね8の付勢力の
減少とのバランスにより、ピックアップローラ14の用
紙への押圧力を、用紙の重送や空送り給紙ミスが発生し
ない範囲に保たせている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
た従来の給紙カセットにおいては、用紙幅サイズが変更
されても圧縮ばね8の付勢力は一定であるため、用紙幅
の変化による用紙の自重量変化は、ピックアップローラ
14の用紙への押圧力を変化させてしまう。また、用紙
としては、普通紙、印刷紙、感光紙、感圧紙、感熱紙、
静電記録紙、転写紙、合成樹脂記録シート等の各種のカ
ット紙が使用されるが、紙質により用紙一枚当たりの重
量、厚さが変わった場合には、用紙の消費による押圧力
の変化率が異なり、用紙が満載されているときと、用紙
が消費されて少なくなったときとでは、紙質による押圧
力の差が大きくなり、重送又は空送り給紙ミスが発生す
る可能性が高くなるという問題点があった。
た従来の給紙カセットにおいては、用紙幅サイズが変更
されても圧縮ばね8の付勢力は一定であるため、用紙幅
の変化による用紙の自重量変化は、ピックアップローラ
14の用紙への押圧力を変化させてしまう。また、用紙
としては、普通紙、印刷紙、感光紙、感圧紙、感熱紙、
静電記録紙、転写紙、合成樹脂記録シート等の各種のカ
ット紙が使用されるが、紙質により用紙一枚当たりの重
量、厚さが変わった場合には、用紙の消費による押圧力
の変化率が異なり、用紙が満載されているときと、用紙
が消費されて少なくなったときとでは、紙質による押圧
力の差が大きくなり、重送又は空送り給紙ミスが発生す
る可能性が高くなるという問題点があった。
【0011】この発明は、上記のような問題点を解決す
ることを課題としてなされたものであり、用紙の幅及び
紙質等の違いに対して、ピックアップローラの用紙への
押圧力を適当な範囲に保つことができ、重送及び給紙ミ
スの発生を防止することができる給紙カセットを得るこ
とを目的とする。
ることを課題としてなされたものであり、用紙の幅及び
紙質等の違いに対して、ピックアップローラの用紙への
押圧力を適当な範囲に保つことができ、重送及び給紙ミ
スの発生を防止することができる給紙カセットを得るこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る給
紙カセットは、用紙が積層収容される給紙カセット筺体
と、この給紙カセット筺体内に揺動可能に設けられてい
る揺動部材と、この揺動部材に設けられ、給紙カセット
筺体内に積層収容された用紙を裏面側からピックアップ
ローラへ向けて付勢する圧縮ばねと、給紙カセット筺体
内に設けられ、用紙の幅に合わせて用紙幅方向へ移動さ
れる紙幅規制板と、この紙幅規制板と揺動部材との間に
設けられ、紙幅規制板が幅狭側へ移動されたときに圧縮
ばねによる不勢力を弱める方向へ、紙幅規制板が幅広側
へ移動されたときに圧縮ばねによる不勢力を強める方向
へ、それぞれ揺動部材を連動して揺動させる連動手段と
を備えたものである。
紙カセットは、用紙が積層収容される給紙カセット筺体
と、この給紙カセット筺体内に揺動可能に設けられてい
る揺動部材と、この揺動部材に設けられ、給紙カセット
筺体内に積層収容された用紙を裏面側からピックアップ
ローラへ向けて付勢する圧縮ばねと、給紙カセット筺体
内に設けられ、用紙の幅に合わせて用紙幅方向へ移動さ
れる紙幅規制板と、この紙幅規制板と揺動部材との間に
設けられ、紙幅規制板が幅狭側へ移動されたときに圧縮
ばねによる不勢力を弱める方向へ、紙幅規制板が幅広側
へ移動されたときに圧縮ばねによる不勢力を強める方向
へ、それぞれ揺動部材を連動して揺動させる連動手段と
を備えたものである。
【0013】請求項2の発明に係る給紙カセットは、紙
幅規制板に接続されているスライドラックと、このスラ
イドラックに噛合するとともに、揺動部材に係合するカ
ム部が設けられているカム歯車とを有する連動手段を用
いたものである。
幅規制板に接続されているスライドラックと、このスラ
イドラックに噛合するとともに、揺動部材に係合するカ
ム部が設けられているカム歯車とを有する連動手段を用
いたものである。
【0014】請求項3の発明に係る給紙カセットは、紙
幅規制板に接続されているとともに、揺動部材に係合す
るカム部が設けられているスライドラックを有する連動
手段を用いたものである。
幅規制板に接続されているとともに、揺動部材に係合す
るカム部が設けられているスライドラックを有する連動
手段を用いたものである。
【0015】請求項4の発明に係る給紙カセットは、揺
動部材の支点位置が給紙方向へ移動可能になっているも
のである。
動部材の支点位置が給紙方向へ移動可能になっているも
のである。
【0016】請求項5の発明に係る給紙カセットは、ラ
ックギヤ部が形成されている支承長穴を有する一対の軸
支持部と、ラックギヤ部に噛合するピニオン部を有し、
揺動部材の揺動支点となる丸棒状の揺動軸と、この揺動
軸の一端部に設けられ、揺動軸を支承長穴に沿って回転
移動させるための操作部とを備えたものである。
ックギヤ部が形成されている支承長穴を有する一対の軸
支持部と、ラックギヤ部に噛合するピニオン部を有し、
揺動部材の揺動支点となる丸棒状の揺動軸と、この揺動
軸の一端部に設けられ、揺動軸を支承長穴に沿って回転
移動させるための操作部とを備えたものである。
【0017】請求項6の発明に係る給紙カセットは、給
紙カセット筺体の外側面に、用紙の種類毎の識別マーク
を付し、操作部には、支点位置表示用の指標を設け、指
標を識別マークに選択的に合わせることにより、揺動部
材の支点位置が用紙の種類に対応した位置に設定される
ように構成したものである。
紙カセット筺体の外側面に、用紙の種類毎の識別マーク
を付し、操作部には、支点位置表示用の指標を設け、指
標を識別マークに選択的に合わせることにより、揺動部
材の支点位置が用紙の種類に対応した位置に設定される
ように構成したものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
について説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による給
紙カセットを示す平面図、図2は図1のII−II線に
沿う断面図、図3及び図4は図1の給紙カセットの動作
説明図である。
について説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による給
紙カセットを示す平面図、図2は図1のII−II線に
沿う断面図、図3及び図4は図1の給紙カセットの動作
説明図である。
【0019】図において、21は給紙カセット筺体、2
2は給紙カセット筺体11内に設けられ、積層された用
紙(図示せず)を支持する積載板であり、この積載板2
2の後端部(図1の下端部)には、折曲部22Aが形成
されている。また、折曲部22Aは、筺体21に設けら
れた蝶番部21Aに係合し、これにより積載板22は蝶
番部21Aを中心として揺動可能になっている。
2は給紙カセット筺体11内に設けられ、積層された用
紙(図示せず)を支持する積載板であり、この積載板2
2の後端部(図1の下端部)には、折曲部22Aが形成
されている。また、折曲部22Aは、筺体21に設けら
れた蝶番部21Aに係合し、これにより積載板22は蝶
番部21Aを中心として揺動可能になっている。
【0020】23,24は給紙カセット筺体21内に互
いに平行に配設され、用紙幅方向に移動可能な2枚の紙
幅規制板、25は給紙方向にスライド可能に給紙カセッ
ト筺体21内に設けられ、用紙の給紙方向の末端位置を
設定する紙後端規制板、26,27はそれぞれ紙幅規制
板23,24に取り付けられている2枚のスライドラッ
クであり、これらのスライドラック26,27は、それ
ぞれ用紙幅方向(図1の左右方向)へ延びている。
いに平行に配設され、用紙幅方向に移動可能な2枚の紙
幅規制板、25は給紙方向にスライド可能に給紙カセッ
ト筺体21内に設けられ、用紙の給紙方向の末端位置を
設定する紙後端規制板、26,27はそれぞれ紙幅規制
板23,24に取り付けられている2枚のスライドラッ
クであり、これらのスライドラック26,27は、それ
ぞれ用紙幅方向(図1の左右方向)へ延びている。
【0021】28は給紙カセット筺体21に軸28Aを
中心に回転自在に設けられている歯車であり、この歯車
28には、スライドラック26,27の歯が噛み合って
いる。これにより、紙幅規制板23,24は、スライド
ラック26,27及び歯車28を介して連動するように
なっている。また、一方のスライドラック27は、両側
に歯が設けられている。
中心に回転自在に設けられている歯車であり、この歯車
28には、スライドラック26,27の歯が噛み合って
いる。これにより、紙幅規制板23,24は、スライド
ラック26,27及び歯車28を介して連動するように
なっている。また、一方のスライドラック27は、両側
に歯が設けられている。
【0022】29は給紙カセット筺体21内に固定され
ている基台、30は基台29上に設けられ用紙幅方向に
延びる軸、31は軸30を中心に揺動可能に基台29上
に設けられている揺動部材、32は揺動部材31上に設
けられ、積載板22を上方へ付勢する圧縮ばねであり、
この圧縮ばね32の付勢方向への積載板22の揺動位置
は、ストッパ(図示せず)により規制されている。
ている基台、30は基台29上に設けられ用紙幅方向に
延びる軸、31は軸30を中心に揺動可能に基台29上
に設けられている揺動部材、32は揺動部材31上に設
けられ、積載板22を上方へ付勢する圧縮ばねであり、
この圧縮ばね32の付勢方向への積載板22の揺動位置
は、ストッパ(図示せず)により規制されている。
【0023】33は基台29に軸33Aを中心に回転自
在に設けられ、スライドラック27と噛み合うカム歯車
であり、このカム歯車33には、図3及び図4に示すよ
うに、揺動部材31に係合するカム部33Bが設けられ
ている。従って、カム歯車33が回転すると、揺動部材
31の端部が変位し、圧縮ばね32の圧縮量が図3と図
4との範囲内変化する。また、この例の連動手段34
は、スライドラック27とカム歯車33とを有してい
る。
在に設けられ、スライドラック27と噛み合うカム歯車
であり、このカム歯車33には、図3及び図4に示すよ
うに、揺動部材31に係合するカム部33Bが設けられ
ている。従って、カム歯車33が回転すると、揺動部材
31の端部が変位し、圧縮ばね32の圧縮量が図3と図
4との範囲内変化する。また、この例の連動手段34
は、スライドラック27とカム歯車33とを有してい
る。
【0024】次に、動作について説明する。上記のよう
に構成された給紙カセットでは、使用する用紙の幅に合
わせて紙幅規制板23,24の間隔を変化させると、こ
れに連動してカム歯車33が回転して、揺動部材31の
揺動角度が変化し、揺動部材31上の圧縮ばね32の係
止点の位置が変化する。つまり、用紙幅が広いときに
は、圧縮ばね32の係止点はピックアップローラ14
(図8)に接近し、用紙幅の狭い用紙のとき、即ち紙幅
規制板23,24の間隔を狭くしたときには、圧縮ばね
32の係止点はピックアップローラ14から開離する。
に構成された給紙カセットでは、使用する用紙の幅に合
わせて紙幅規制板23,24の間隔を変化させると、こ
れに連動してカム歯車33が回転して、揺動部材31の
揺動角度が変化し、揺動部材31上の圧縮ばね32の係
止点の位置が変化する。つまり、用紙幅が広いときに
は、圧縮ばね32の係止点はピックアップローラ14
(図8)に接近し、用紙幅の狭い用紙のとき、即ち紙幅
規制板23,24の間隔を狭くしたときには、圧縮ばね
32の係止点はピックアップローラ14から開離する。
【0025】これにより、用紙幅が広いとき、即ち用紙
の自重が大きいときは、圧縮ばね32の圧縮量が大きく
なり、用紙の自重に対して圧縮ばね32の反力が大きく
なる。また、用紙幅が狭いとき、即ち用紙の自重が小さ
いときは、圧縮ばね32の圧縮量が小さくなり、圧縮ば
ね32の反力が小さくなる。従って、用紙幅の違いによ
る用紙の自重の変化に対して、圧縮ばね32の反力の変
化を少なくして、ピックアップローラの用紙への押圧力
を適当な範囲に保つことができ、重送及び給紙ミスの発
生を防止することができる。
の自重が大きいときは、圧縮ばね32の圧縮量が大きく
なり、用紙の自重に対して圧縮ばね32の反力が大きく
なる。また、用紙幅が狭いとき、即ち用紙の自重が小さ
いときは、圧縮ばね32の圧縮量が小さくなり、圧縮ば
ね32の反力が小さくなる。従って、用紙幅の違いによ
る用紙の自重の変化に対して、圧縮ばね32の反力の変
化を少なくして、ピックアップローラの用紙への押圧力
を適当な範囲に保つことができ、重送及び給紙ミスの発
生を防止することができる。
【0026】また、圧縮ばね32のばね定数とカム歯車
33のカム部33Bの変位係数とを適宜に設定しておく
ことで、ピックアップローラ14の用紙への押圧力を用
紙幅に関係なくほぼ一定にすることもできる。
33のカム部33Bの変位係数とを適宜に設定しておく
ことで、ピックアップローラ14の用紙への押圧力を用
紙幅に関係なくほぼ一定にすることもできる。
【0027】実施の形態2.次に、図5はこの発明の実
施の形態2による給紙カセットの要部を示す斜視図であ
る。図において、41は一方の紙幅規制板24に取り付
けられ、歯車28と噛み合う連動手段としてのスライド
ラックであり、このスライドラック41の下面には、カ
ム部41Aが一体に設けられている。42は軸30を中
心に揺動可能に基台29上に設けられている揺動部材で
あり、この揺動部材42には、圧縮ばね32が支持され
ている。また、揺動部材42には、カム部41Aが係合
する係合部42Aが設けられている。さらに、スライド
ラック41は、図示しない部材により上方への浮き上が
りが規制されている。他の構成は、上記実施の形態1と
同様である。
施の形態2による給紙カセットの要部を示す斜視図であ
る。図において、41は一方の紙幅規制板24に取り付
けられ、歯車28と噛み合う連動手段としてのスライド
ラックであり、このスライドラック41の下面には、カ
ム部41Aが一体に設けられている。42は軸30を中
心に揺動可能に基台29上に設けられている揺動部材で
あり、この揺動部材42には、圧縮ばね32が支持され
ている。また、揺動部材42には、カム部41Aが係合
する係合部42Aが設けられている。さらに、スライド
ラック41は、図示しない部材により上方への浮き上が
りが規制されている。他の構成は、上記実施の形態1と
同様である。
【0028】このような装置では、紙幅規制板23,2
4の間隔を変化させると、スライドラック26,41が
歯車28を介して連動するとともに、スライドラック4
1に設けられたカム部41Aが用紙幅方向へ移動する。
このとき、カム部41Aには、揺動部材42の係合部4
2Aが係合しているため、カム部41Aの移動に連動し
て、揺動部材42の揺動角度が変化する。即ち、用紙幅
が広いときには、係合部42Aにより押し下げられ、圧
縮ばね32の係止点はピックアップローラ14へ接近す
る。逆に、用紙幅が狭いときには、圧縮ばね32の係止
点はピックアップローラ14から開離する。
4の間隔を変化させると、スライドラック26,41が
歯車28を介して連動するとともに、スライドラック4
1に設けられたカム部41Aが用紙幅方向へ移動する。
このとき、カム部41Aには、揺動部材42の係合部4
2Aが係合しているため、カム部41Aの移動に連動し
て、揺動部材42の揺動角度が変化する。即ち、用紙幅
が広いときには、係合部42Aにより押し下げられ、圧
縮ばね32の係止点はピックアップローラ14へ接近す
る。逆に、用紙幅が狭いときには、圧縮ばね32の係止
点はピックアップローラ14から開離する。
【0029】この実施の形態2の構成によれば、上記実
施の形態1に比べ、構造が簡素であり、給紙カセットを
安価に構成できる。また、圧縮ばね32のばね定数とカ
ム部41Aの変位係数とを適宜に設定することで、ピッ
クアップローラ14の用紙への押圧力を用紙幅に関係な
くほぼ一定にできることは上記実施の形態1と同様であ
る。
施の形態1に比べ、構造が簡素であり、給紙カセットを
安価に構成できる。また、圧縮ばね32のばね定数とカ
ム部41Aの変位係数とを適宜に設定することで、ピッ
クアップローラ14の用紙への押圧力を用紙幅に関係な
くほぼ一定にできることは上記実施の形態1と同様であ
る。
【0030】実施の形態3.次に、図6はこの発明の実
施の形態3による給紙カセットの要部を示す斜視図、図
7は図6の動作説明図である。図において、51は給紙
カセット筺体21(図1)内に固定されている基台、5
2は基台51上に突起している一対の軸支持部であり、
これらの軸支持部52には、それぞれ支承長穴52aが
設けられている。また、これらの支承長穴52aには、
ラックギヤ部52bが形成されている。53は両方の支
承長穴52aを貫通している揺動軸であり、この揺動軸
53には、ラックギヤ部52bに噛み合うピニオン部5
3aが設けられている。
施の形態3による給紙カセットの要部を示す斜視図、図
7は図6の動作説明図である。図において、51は給紙
カセット筺体21(図1)内に固定されている基台、5
2は基台51上に突起している一対の軸支持部であり、
これらの軸支持部52には、それぞれ支承長穴52aが
設けられている。また、これらの支承長穴52aには、
ラックギヤ部52bが形成されている。53は両方の支
承長穴52aを貫通している揺動軸であり、この揺動軸
53には、ラックギヤ部52bに噛み合うピニオン部5
3aが設けられている。
【0031】54は揺動軸53を中心に揺動可能に基台
51上に設けられ、圧縮ばね32を支持している揺動部
材であり、この揺動部材54には、揺動軸53が貫通す
る長穴54aが設けられている。また、揺動部材54の
給紙方向への移動は、基台51に形成されたストッパ5
1aにより規制されている。55は揺動軸53の一端部
に固定されている操作部(ノブ)であり、この操作部5
5は、給紙カセット筺体21(図1)の外側面に配設さ
れており、この操作部55を回転させることにより揺動
軸53の支点位置を変化させることができる。また、操
作部55には、指標55aが設けられている。56は給
紙カセット筺体21の外側面に付された識別マークであ
り、この識別マーク56には指標55aに対応する矢印
と用紙の種類を示す表示とが設けられている。
51上に設けられ、圧縮ばね32を支持している揺動部
材であり、この揺動部材54には、揺動軸53が貫通す
る長穴54aが設けられている。また、揺動部材54の
給紙方向への移動は、基台51に形成されたストッパ5
1aにより規制されている。55は揺動軸53の一端部
に固定されている操作部(ノブ)であり、この操作部5
5は、給紙カセット筺体21(図1)の外側面に配設さ
れており、この操作部55を回転させることにより揺動
軸53の支点位置を変化させることができる。また、操
作部55には、指標55aが設けられている。56は給
紙カセット筺体21の外側面に付された識別マークであ
り、この識別マーク56には指標55aに対応する矢印
と用紙の種類を示す表示とが設けられている。
【0032】次に、動作について説明する。まず、揺動
部材54の支点が例えば図7のP1にあるときは、積載
板22上に載置される用紙の幅に合わせて紙幅規制板2
3,24を移動させることでカム部33Bが回転され、
カム部33Bに係合している揺動部材54の他端の高さ
位置が変位させられる。これにより、揺動部材54上の
圧縮ばね32は、支点P1からの距離L1、L2の比に
より圧縮ばね32の圧縮長が変化する。
部材54の支点が例えば図7のP1にあるときは、積載
板22上に載置される用紙の幅に合わせて紙幅規制板2
3,24を移動させることでカム部33Bが回転され、
カム部33Bに係合している揺動部材54の他端の高さ
位置が変位させられる。これにより、揺動部材54上の
圧縮ばね32は、支点P1からの距離L1、L2の比に
より圧縮ばね32の圧縮長が変化する。
【0033】このような圧縮ばね32の圧縮長の変化量
を、積載板22上に載置された用紙の種類により、用紙
の消費による自重減と圧縮ばね32の圧縮長減との割合
がほぼ同じになる支点P1を選定位置設定すれば、ピッ
クアップローラ14の用紙への押圧力を、重送又は空送
り等の給紙ミスが発生しない範囲内にすることができ
る。
を、積載板22上に載置された用紙の種類により、用紙
の消費による自重減と圧縮ばね32の圧縮長減との割合
がほぼ同じになる支点P1を選定位置設定すれば、ピッ
クアップローラ14の用紙への押圧力を、重送又は空送
り等の給紙ミスが発生しない範囲内にすることができ
る。
【0034】ここで、操作部55を回転させることによ
り揺動部材54の支点を図7のP2に移動させると、揺
動部材54の一端と他端との変位量比が支点P2からの
距離L3、L4の比に変更される。これは、カム部33
Bのリード角を変更することと同等であり、用紙の種類
毎に、用紙幅による自重変化と用紙の消費による積載厚
みの減少(用紙の消費による自重減と圧縮ばね32の圧
縮長減)との割合がほぼ同一になる支点位置に対応させ
ることができる。
り揺動部材54の支点を図7のP2に移動させると、揺
動部材54の一端と他端との変位量比が支点P2からの
距離L3、L4の比に変更される。これは、カム部33
Bのリード角を変更することと同等であり、用紙の種類
毎に、用紙幅による自重変化と用紙の消費による積載厚
みの減少(用紙の消費による自重減と圧縮ばね32の圧
縮長減)との割合がほぼ同一になる支点位置に対応させ
ることができる。
【0035】従って、用紙の種類、用紙幅のいずれが変
化しても、常にピックアップローラ14の用紙への押圧
力を重送又は空送り等の給紙ミスが発生しない範囲内に
保つことができる。そして、用紙種類を表示している識
別マーク56に指標55aの矢印を合致させるよう操作
部55を回転させることにより、用紙の種類に対応した
支点位置の設定を容易に行うことができる。
化しても、常にピックアップローラ14の用紙への押圧
力を重送又は空送り等の給紙ミスが発生しない範囲内に
保つことができる。そして、用紙種類を表示している識
別マーク56に指標55aの矢印を合致させるよう操作
部55を回転させることにより、用紙の種類に対応した
支点位置の設定を容易に行うことができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明の
給紙カセットは、紙幅規制板と揺動部材との間に連動手
段を設け、紙幅規制板が幅狭側へ移動されたときに圧縮
ばねによる不勢力を弱める方向へ、紙幅規制板が幅広側
へ移動されたときに圧縮ばねによる不勢力を強める方向
へ、それぞれ揺動部材を連動して揺動させるようにした
ので、用紙の幅の違いに対して、ピックアップローラの
用紙への押圧力を適当な範囲に保つことができ、重送及
び給紙ミスの発生を防止することができる
給紙カセットは、紙幅規制板と揺動部材との間に連動手
段を設け、紙幅規制板が幅狭側へ移動されたときに圧縮
ばねによる不勢力を弱める方向へ、紙幅規制板が幅広側
へ移動されたときに圧縮ばねによる不勢力を強める方向
へ、それぞれ揺動部材を連動して揺動させるようにした
ので、用紙の幅の違いに対して、ピックアップローラの
用紙への押圧力を適当な範囲に保つことができ、重送及
び給紙ミスの発生を防止することができる
【0037】請求項2の発明の給紙カセットは、紙幅規
制板に接続されているスライドラックと、このスライド
ラックに噛合するとともに、揺動部材に係合するカム部
が設けられているカム歯車とを有する連動手段を用いた
ので、紙幅規制板と揺動部材とを簡単な構造で連動させ
ることができる。
制板に接続されているスライドラックと、このスライド
ラックに噛合するとともに、揺動部材に係合するカム部
が設けられているカム歯車とを有する連動手段を用いた
ので、紙幅規制板と揺動部材とを簡単な構造で連動させ
ることができる。
【0038】請求項3の発明の給紙カセットは、紙幅規
制板に接続されているとともに、揺動部材に係合するカ
ム部が設けられているスライドラックを有する連動手段
を用いたので、連動手段の構造をより簡単にすることが
でき、全体を安価に構成できる。
制板に接続されているとともに、揺動部材に係合するカ
ム部が設けられているスライドラックを有する連動手段
を用いたので、連動手段の構造をより簡単にすることが
でき、全体を安価に構成できる。
【0039】請求項4の発明の給紙カセットは、揺動部
材の支点位置が給紙方向へ移動可能になっているので、
用紙の紙質の違いに対して、ピックアップローラの用紙
への押圧力を適当な範囲に保つことができ、重送及び給
紙ミスの発生をより確実に防止することができる。
材の支点位置が給紙方向へ移動可能になっているので、
用紙の紙質の違いに対して、ピックアップローラの用紙
への押圧力を適当な範囲に保つことができ、重送及び給
紙ミスの発生をより確実に防止することができる。
【0040】請求項5の発明の給紙カセットは、ラック
ギヤ部が形成されている支承長穴を有する一対の軸支持
部と、ラックギヤ部に噛合するピニオン部を有し、揺動
部材の揺動支点となる丸棒状の揺動軸と、この揺動軸の
一端部に設けられ、揺動軸を支承長穴に沿って回転移動
させるための操作部とを備えているので、ピニオン部を
ラックギヤ部に噛み合わせながら揺動軸を回転移動させ
ることにより、揺動部材の支点位置を給紙方向へ正確に
移動させることができる。
ギヤ部が形成されている支承長穴を有する一対の軸支持
部と、ラックギヤ部に噛合するピニオン部を有し、揺動
部材の揺動支点となる丸棒状の揺動軸と、この揺動軸の
一端部に設けられ、揺動軸を支承長穴に沿って回転移動
させるための操作部とを備えているので、ピニオン部を
ラックギヤ部に噛み合わせながら揺動軸を回転移動させ
ることにより、揺動部材の支点位置を給紙方向へ正確に
移動させることができる。
【0041】請求項6の発明の給紙カセットは、給紙カ
セット筺体の外側面に、用紙の種類毎の識別マークを付
し、操作部には、支点位置表示用の指標を設け、指標を
識別マークに選択的に合わせることにより、揺動部材の
支点位置が用紙の種類に対応した位置に設定されるよう
に構成したので、用紙の種類に対応して揺動部材の支点
位置を容易に変更することができる。
セット筺体の外側面に、用紙の種類毎の識別マークを付
し、操作部には、支点位置表示用の指標を設け、指標を
識別マークに選択的に合わせることにより、揺動部材の
支点位置が用紙の種類に対応した位置に設定されるよう
に構成したので、用紙の種類に対応して揺動部材の支点
位置を容易に変更することができる。
【図1】 この発明の実施の形態1による給紙カセット
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図2】 図1のII−II線に沿う断面図である。
【図3】 図1の給紙カセットの動作説明図である。
【図4】 図3と異なる状態を示す動作説明図である。
【図5】 この発明の実施の形態2による給紙カセット
の要部を示す斜視図である。
の要部を示す斜視図である。
【図6】 この発明の実施の形態3による給紙カセット
の要部を示す斜視図である。
の要部を示す斜視図である。
【図7】 図6の動作説明図である。
【図8】 従来の給紙カセットの一例を示す斜視図であ
る。
る。
【図9】 図8の平面図である。
14 ピックアップローラ、21 給紙カセット筺体、
23,24 紙幅規制板、27,41 スライドラッ
ク、31,42,54 揺動部材、32 圧縮ばね、3
3 カム歯車、33B,41A カム部、34 連動手
段、52 軸支持部、52a 支承長穴、52b ラッ
クギヤ部、53 揺動軸、53a ピニオン部、55
操作部、55a 指標、56 識別マーク。
23,24 紙幅規制板、27,41 スライドラッ
ク、31,42,54 揺動部材、32 圧縮ばね、3
3 カム歯車、33B,41A カム部、34 連動手
段、52 軸支持部、52a 支承長穴、52b ラッ
クギヤ部、53 揺動軸、53a ピニオン部、55
操作部、55a 指標、56 識別マーク。
Claims (6)
- 【請求項1】 用紙が積層収容される給紙カセット筺体
と、 この給紙カセット筺体内に揺動可能に設けられている揺
動部材と、 この揺動部材に設けられ、上記給紙カセット筺体内に積
層収容された用紙を裏面側からピックアップローラへ向
けて付勢する圧縮ばねと、 上記給紙カセット筺体内に設けられ、用紙の幅に合わせ
て用紙幅方向へ移動される紙幅規制板と、 この紙幅規制板と上記揺動部材との間に設けられ、上記
紙幅規制板が幅狭側へ移動されたときに上記圧縮ばねに
よる不勢力を弱める方向へ、上記紙幅規制板が幅広側へ
移動されたときに上記圧縮ばねによる不勢力を強める方
向へ、それぞれ上記揺動部材を連動して揺動させる連動
手段とを備えていることを特徴とする給紙カセット。 - 【請求項2】 連動手段は、紙幅規制板に接続されてい
るスライドラックと、このスライドラックに噛合すると
ともに、揺動部材に係合するカム部が設けられているカ
ム歯車とを有していることを特徴とする請求項1記載の
給紙カセット。 - 【請求項3】 連動手段は、紙幅規制板に接続されてい
るとともに、揺動部材に係合するカム部が設けられてい
るスライドラックを有していることを特徴とする請求項
1記載の給紙カセット。 - 【請求項4】 揺動部材の支点位置が給紙方向へ移動可
能になっていることを特徴とする請求項1ないし請求項
3のいずれかに記載の給紙カセット。 - 【請求項5】 ラックギヤ部が形成されている支承長穴
を有する一対の軸支持部と、上記ラックギヤ部に噛合す
るピニオン部を有し、揺動部材の揺動支点となる丸棒状
の揺動軸と、この揺動軸の一端部に設けられ、上記揺動
軸を支承長穴に沿って回転移動させるための操作部とを
備えていることを特徴とする請求項4記載の給紙カセッ
ト。 - 【請求項6】 給紙カセット筺体の外側面には、用紙の
種類毎の識別マークが付されており、操作部には、支点
位置表示用の指標が設けられており、上記指標を上記識
別マークに選択的に合わせることにより、揺動部材の支
点位置が用紙の種類に対応した位置に設定されるように
構成されていることを特徴とする請求項5記載の給紙カ
セット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18366296A JPH1029731A (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 給紙カセット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18366296A JPH1029731A (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 給紙カセット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1029731A true JPH1029731A (ja) | 1998-02-03 |
Family
ID=16139743
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18366296A Pending JPH1029731A (ja) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | 給紙カセット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1029731A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006327736A (ja) * | 2005-05-25 | 2006-12-07 | Canon Inc | シート給送装置および画像形成装置 |
JP2016008119A (ja) * | 2014-06-25 | 2016-01-18 | ブラザー工業株式会社 | シート分離装置 |
US9977389B2 (en) | 2015-03-05 | 2018-05-22 | Canon Kabushiki Kaisha | Sheet stacking apparatus and image forming apparatus |
-
1996
- 1996-07-12 JP JP18366296A patent/JPH1029731A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006327736A (ja) * | 2005-05-25 | 2006-12-07 | Canon Inc | シート給送装置および画像形成装置 |
JP4533241B2 (ja) * | 2005-05-25 | 2010-09-01 | キヤノン株式会社 | シート給送装置および画像形成装置 |
JP2016008119A (ja) * | 2014-06-25 | 2016-01-18 | ブラザー工業株式会社 | シート分離装置 |
US9977389B2 (en) | 2015-03-05 | 2018-05-22 | Canon Kabushiki Kaisha | Sheet stacking apparatus and image forming apparatus |
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