JP2011157169A - 給紙装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】記録用紙に対する給紙ローラの最適な押圧力を正確に維持し、空送及び重送を防止することができる給紙装置の提供。
【解決手段】給紙装置51は、屈折可能な給紙アーム26及び上記制御部50を備える。給紙アーム26は、第1番節31及び第2番節32を有する。両者はヒンジ結合され、第2番節32はステッピングモータ28により駆動される。第2番節32が回動されることにより第1番節31が給紙トレイ20に対して起伏動作する。第1番節31の先端に給紙ローラ25が設けられており、第2番節32がステッピングモータ28により駆動されることにより、第1番節31の接触角度が変化し、記録用紙49に対する給紙ローラ25の押圧力が簡単に調整される。
【選択図】図3

Description

この発明は、給紙トレイに収容された記録用紙を1枚ずつ安定的に取り出す給紙装置に関するものである。この給紙装置は、所定の搬送路を備えた画像記録装置等に適用され、記録用紙を給紙トレイから取り出して搬送路に給送するものである。
たとえばインクジェット記録装置その他の画像記録装置は所定の搬送路を備えており、この搬送路の途中に記録ヘッドを備えた画像記録部が配置されると共に搬送路の上流側及び下流側にそれぞれ給紙トレイ及び排出トレイが設けられている。給紙トレイは多数の記録用紙を収容し、給紙トレイから取り出された記録用紙は、搬送路に送られて画像が記録された後に排出トレイに排出される。
一般に画像記録装置は、給紙装置を搭載している。給紙装置は、典型的には振り子アーム方式の機構を採用している。この機構は、基端が回動自在に軸支されると共に先端に給紙ローラが設けられた給紙アームを備えている。この給紙アームは、バネ等の付勢手段により給紙ローラが給紙トレイ側に付勢される。これにより、給紙ローラは、所定の押圧力で給紙トレイ内の最上位の記録用紙に当接される。給紙ローラは所定の駆動機構により回転され、給紙ローラと記録用紙との間に生じる摩擦力によって記録用紙は給紙トレイから搬送路に送り出される。
ところで、このような機構を採用した給紙装置では、給紙アームの角度(記録用紙に対する角度)が変化すると、給紙ローラの押圧力も変化する。すなわち、記録用紙積載量が多く給紙ローラが接触する記録用紙の高さが高いほど記録用紙に対する給紙アームの角度が鋭角的になって上記押圧力が小さくなり、記録用紙積載量が少なく給紙ローラが接触する記録用紙の高さが低いほど記録用紙に対する給紙アームの角度が直角に近くなって上記押圧力が大きくなる。したがって、給紙トレイの記録用紙積載量が多いほど上記押圧力が小さくなって空送が発生しやすくなり、給紙トレイの記録用紙積載量が少ないほど上記押圧力が大きくなって重送が発生しやすくなる。なお、「空送」とは、給紙ローラが回転しているにもかかわらず記録用紙に対して滑りが生じて記録用紙が搬送路に送られない現象であり、「重送」とは、給紙ローラの回転により複数の記録用紙が重なって搬送路に送られる現象である。
ただし、このような不都合は、上記押圧力が一定となるように給紙アームが給紙トレイに対して接離する方向に移動されることにより解消される(たとえば、特許文献1参照)。また、給紙ローラの押圧力の切り替えを簡単に行う機構も提案されている(たとえば、特許文献2参照)。しかしながら、このような対策では、次のような新たな問題が発生していた。
特開2009−7145号公報 特開2003−146454号公報
上記特許文献1に開示された機構は、記録用紙の収納量又は消費量に応じて給紙アームを上記重送方向へ移動させることにより、上記押圧力を一定に保つ。ところが、記録用紙の厚みはさまざまである。しかも、記録用紙の厚みは、環境温度や湿度に依拠する記録用紙の状態によっても変化し得る。そのため、記録用紙の収納量又は消費量に応じた制御が行われるためには、記録用紙の収納量又は消費量のきわめて高精度なセンシングが必要になる。したがって、高性能センサが必要となり、給紙装置のコストが増加する。
もっとも、予め記録用紙の種類と当該記録用紙の消費量に対応した給紙アームの移動量とを関係付けたテーブルが用意され、このテーブルにしたがって給紙アームの移動量が制御されるならば上記コストアップの問題は解消され得る。しかし、その場合には、上記押圧力の最適な制御が困難であるし、また、上記環境温度や湿度による記録用紙の状態変化に柔軟に対応することが困難である。なお、上記特許文献2に開示された機構は、給紙ローラの押圧力を大小に切り替えるものであるが、この機構は、そもそも給紙ローラの押圧力を制御することができない。
そこで、本発明の目的は、記録用紙に対する給紙ローラの最適な押圧力を正確に維持し、空送及び重送を防止することができる給紙装置を提供することである。
振り子アーム方式を採用した給紙装置では、記録用紙に対する給紙ローラの押圧力は記録用紙に対する給紙アームの角度に依存することから、この給紙アームの角度が制御されれば上記押圧力の制御が可能である。ただし、モータその他のアクチュエータが直接に給紙アームを回動することにより当該給紙アームの角度が制御される機構は、正確な制御を実現するのが困難である。そこで、本願発明者は、給紙アームとこれを駆動するアクチュエータとの間にリンク機構を介在させていわゆる梃子の原理を用いることにより、給紙アームの角度が正確に且つコスト安価に調整され得ると考えた。
(1) 本発明に係る給紙装置は、多数の記録用紙を収容し得る給紙トレイから1枚ずつ記録用紙を取り出して所定の搬送路に沿って所定の搬送向きに送給するものである。この給紙装置は、給紙アーム及びこの給紙アームの先端に設けられた給紙ローラを備える。給紙アームは第1番節及び第2番節を有し、第2番節の基端が上記搬送向きに交差する方向に沿って配置された支持軸に支持されている。そして、上記第1番節の基端が上記第2番節の先端にヒンジ結合されている。給紙ローラは、上記第1番節の先端に設けられ、上記記録用紙に当接して当該記録用紙を上記搬送向きに送り出すように回転駆動される。さらに、この給紙装置は、上記支持軸に連結され、上記支持軸を回動中心として上記第2番節を回動させる駆動源と、上記第2番節に対する第1番節の回動角度を検出する第1エンコーダと、上記第2番節の回動角度を検出する第2エンコーダと、上記駆動源の駆動を制御する制御部とを備える。この制御部は、上記第1エンコーダ及び第2エンコーダのエンコーダ量に基づいて上記記録用紙に対する上記第1番節の接触角度を予め定められた基準給紙角度に設定する。なお、第1エンコーダ及び第2エンコーダは、典型的にはロータリーエンコーダが採用され、第1エンコーダは、第1番節の回転による機械的変位量を電気信号に変換し、この電気信号に基づいて第1番節の回転角度が検出される。同様に、第2エンコーダは、第2番節の回転による第1番節に対する相対的変位量を電気信号に変換し、この電気信号に基づいて第2番節に対する第1番節の回転角度が検出される。
この構成によれば、給紙アームが第1番節及び第2番節を備えているので、記録用紙が給紙トレイから給紙される際には給紙アームが屈曲した状態となって第1番節の先端に設けられた給紙ローラが記録用紙に当接する。駆動源(典型的にはステッピングモータ)が第2番節を支持軸の回りに回動させることによって第1番節の基端が移動され、その結果、第1番節の先端に設けられた給紙ローラが記録用紙上を移動しつつ上記接触角度が変更調整される。給紙アームは、第1番節及び第2番節がヒンジ結合されたリンク機構を構成しているので、上記接触角度が精度良く調整され得る。上記接触角度が小さく第1番節が鋭角的に記録用紙と接触する場合は給紙ローラの押圧力が小さくなり、他方、上記接触角度が90°(degree)に近づくほど給紙ローラの押圧力が大きくなる。制御部は、駆動源の駆動を制御し、上記接触角度を上記基準給紙角度に設定する。この基準給紙角度は、たとえば記録用紙の残量、紙質、厚みその他の条件からなる給紙環境条件に対応して決定されるものであり、予め制御部が記憶しておくことができる。制御部は、駆動源を駆動して第2番節を回動させることにより、記録用紙に対する第1番節の角度を変更し、当該給紙環境条件に最適な基準給紙角度を実現する。すなわち、当該給紙環境条件に最適な給紙ローラの押圧力が設定される。
(2) 上記制御部は、上記第2番節が上記搬送路を区画する壁面に当接したときの上記第2エンコーダのエンコーダ量に基づいて第1初期角度を設定すると共に上記第2番節に対する上記第1番節の回動角度が180°(degree)であるときの上記第1エンコーダのエンコーダ量に基づいて第2初期角度を設定し、当該第1初期角度及び第2初期角度に基づいて上記接触角度を上記基準給紙角度に設定するように構成されているのが好ましい。
この構成では、記録用紙の搬送に先立って駆動源が駆動され、第2番節が所定向きへ上記搬送路を区画する壁面に当接するまで回動される。このときの第2エンコーダのエンコーダ量が第1初期角度である。また、駆動源が駆動され、第1番節及び第2番節が一直線状になるまで第2番節が反所定向きへ回動される。このときの第1エンコーダのエンコーダ量が第2初期角度である。第2初期角度においては、上記接触角度が小さく鋭角的であり、第1初期角度においては、上記接触角度が大きくなる。すなわち、第2初期角度においては給紙ローラの押圧力が小さく、第1初期角度においては給紙ローラの押圧力が大きい。制御部は、上記第1初期角度及び第2初期角度に基づいて上記基準給紙角度が実現されるように上記駆動源を駆動して第2番節を回動させる。
(3) 上記制御部は、上記第1エンコーダ及び第2エンコーダのエンコーダ量に基づいて上記基準給紙角度の偏差を検知し、当該偏差に基づいて上記基準給紙角度を最適角度に調整すべく上記駆動源を操作するように構成されているのが好ましい。
これにより、給紙トレイ内の記録用紙の残量その他の給紙環境条件が変化した場合であっても、常に最適な給紙ローラの押圧力が維持される。
(4) 上記制御部は、上記給紙ローラによる空送が発生したときに上記基準給紙角度が大きくなるように上記駆動源を操作すると共に上記給紙ローラによる重送が発生したときに上記基準給紙角度が小さくなるように上記駆動源を操作するように構成されているのが好ましい。
この構成では、空送が生じたときは給紙ローラの押圧力が増大されるので、空送が抑制される。また、重送が生じたときは給紙ローラの押圧力が減少されるので、重送が抑制される。
この発明によれば、給紙ローラを有する第1番節の記録用紙に対する角度は、当該第1番節にヒンジ結合された第2番節が駆動源により駆動されることによって最適な角度に調整されるから、空送及び重送が発生することなく給紙トレイから記録用紙が円滑に取り出される。また、たとえ重送あるいは空送が発生したとしても、その都度給紙ローラが制御されるので、環境温度や湿度による記録用紙の状態変化に柔軟に対応した給紙ローラの制御が実現される。しかも、上記第1番節の最適な角度は、当該第1番節と共にリンクを構成する上記第2番節が上記駆動源により駆動されることにより設定されるので、コスト安価に制御される。
図1は、本発明の一実施形態に係る給紙装置51が搭載された複合機10の外観斜視図である。 図2は、図1におけるII−II断面図である。 図3は、給紙装置51の要部拡大斜視図である。 図4は、給紙アーム26の動きを模式的に示す図である。 図5は、制御部50の構成を示すブロック図である。 図6は、複合機10における給紙動作を表すフローチャートである。
以下、本発明の好ましい実施形態が、適宜図面が参照されながら説明される。なお、本実施の形態は、本発明に係る複合機の一態様にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で実施態様が変更されてもよいことは言うまでもない。
[概略構成と特徴点]
図1は、本発明の一実施形態に係る給紙装置が搭載された複合機の外観斜視図である。
この複合機10は、下部に配設されたプリンタ部11と、その上部に配設されたスキャナ部12とを備えた多機能装置(MFD:Multi Function Device)であり、プリンタ機能、スキャナ機能、コピー機能及びファクシミリ機能などを有する。同図において、矢印13により示される方向が複合機10の幅方向であり、矢印14により示される方向が複合機10の高さ方向であり、矢印15により示される方向が複合機10の奥行き方向である。この複合機10では、矢印15により示される方向が、後述される被記録媒体(典型的には記録用紙)の搬送方向である。
スキャナ部12の上面の前側に操作パネル16が設けられている。操作パネル16は、プリンタ部11やスキャナ部12を操作するための各種操作ボタンや液晶表示部17を備えている。複合機10は、同図に示されていない制御部50(図5参照)を内蔵しており、操作パネル16からの入力に基づいて、制御部50が複合機10の各種動作を制御する。なお、複合機10がコンピュータ等に接続されている場合には、複合機10は、コンピュータからプリンタドライバ又はスキャナドライバ等を介して送信される指令に基づいても動作する。
スキャナ部12は、所謂フラットベッドスキャナとして構成されている。スキャナ部12は原稿カバー18を備えている。この原稿カバー18はスキャナ部12の上部に開閉自在に設けられており、複合機10の天板として機能する。原稿カバー18の下側に、図示されていないプラテンガラス及びイメージセンサが配置されている。プラテンガラスに原稿が載置されると、イメージセンサが矢印13の方向に移動し、原稿に記録された画像を読み取る。
図2は、図1におけるII−II断面図である。同図は、プリンタ部11の要部の構成を示している。
プリンタ部11はケーシング99を備えており(図1参照)、このケーシング99の正面に開口19が形成されている。ケーシング99内にプリンタ部11の各機能部品が配設されている。開口19からケーシング99の内部に至る空間に給紙カセット98が装着されている。給紙カセット98は、開口19を通じてケーシング99内に前後方向15に挿抜されるようになっている。図2が示すように、給紙カセット98は、給紙トレイ20及び排紙トレイ21を備えている。給紙トレイ20は、多数の記録用紙49を収容することができる。給紙トレイ20から取り出された記録用紙49は、ケーシング99内に形成された搬送路23に沿って搬送され、搬送ローラ60によって記録ユニット24へ送られる。本明細書では、このように記録用紙49が搬送される向きが「搬送向き」と定義される。記録ユニット24は、搬送向き37に搬送される記録用紙49に画像を記録する。画像が記録された記録用紙49は、排出ローラ62によってさらに搬送向き37(搬送方向下流側)に送られ、排紙トレイ21へ排出される。
記録ユニット24は、キャリッジ38と、インクジェット記録方式の記録ヘッド39と、プラテン42とを備える周知の画像記録手段である。搬送路23に沿って搬送される記録用紙49はプラテン42上に送られる。キャリッジ38は、同図において紙面に垂直な方向にスライドされる。キャリッジ38と共にスライドする記録ヘッド39は、プラテン42上に送られた記録用紙49に対してインク滴を吐出し、これにより、記録用紙49に画像が記録される。
記録ユニット24よりも搬送方向の上流側に上記搬送ローラ60が配置され、この搬送ローラ60に対向してピンチローラ61が設けられている。ピンチローラ61は搬送ローラ60の下側に圧接されている。搬送ローラ60は、プリンタ部11に設けられたLF(Line Feed)モータ71(図5参照)により連続的にあるいは所定の改行幅で間欠的に駆動される。搬送ローラ60及びピンチローラ61間に記録用紙49が進入すると、記録用紙49は両者に挟持されつつ、プラテン42上へ搬送される。
搬送路23の記録ユニット24よりも下流側に上記排出ローラ62が配置され、この排出ローラ62に対向して拍車ローラ63が設けられている。拍車ローラ63は排出ローラ62の上側に圧接状態で配置されている。排出ローラ62と搬送ローラ60との間に所要のギヤ列からなる駆動伝達機構が配置されている。したがって、LFモータ71の駆動力が上記駆動伝達機構を介して排出ローラ62に伝達され、これにより、排出ローラ62は、搬送ローラ60と同期して連続的にあるいは所定の改行幅で間欠的に駆動される。排出ローラ62及び拍車ローラ63は、画像記録済みの記録用紙を挟持して排紙トレイ21へ搬送する。
本実施形態の特徴とするところは、複合機10が給紙装置51を備えている点である。具体的には、給紙装置51は、屈折可能な給紙アーム26及び上記制御部50を備えており、この制御部50が給紙アーム26の屈折を制御することにより、重送又は空送が回避され、記録用紙49の紙質や複合機10の使用環境(雰囲気温度、雰囲気湿度等)に影響されにくく記録用紙49が常に安定して搬送路23に送り出されるようになっている。
[給紙装置]
図3は、給紙装置51の要部拡大斜視図である。同図は、給紙装置51の機構を詳細に示している。
給紙装置51は、上記給紙アーム26と、給紙アーム26を支える支持軸27と、支持軸27に連結されたステッピングモータ28(本発明における「駆動源」の一例)と、同図では図示されていないが、給紙アーム26に設けられた第1エンコーダ29及び第2エンコーダ30(図5参照)と、上記制御部50とを備える。この制御部50は、上記第1エンコーダ29及び第2エンコーダ30のエンコーダ量に基づいて、上記ステッピングモータ28の駆動を制御する。
[給紙アーム]
給紙アーム26は、第1番節31、第2番節32及び第1番節31の先端に設けられた給紙ローラ25並びに給紙ローラ25に駆動力を伝達する駆動伝達機構33を有する。給紙ローラ25は、給紙トレイ20に積載された記録用紙49を搬送向き37に沿って搬送路23へ送給する。給紙ローラ25は、図示されていないASF(Auto Sheet Feed)モータ55(図5参照)により駆動される。ASFモータ55はプリンタ部11内に設けられており、上記駆動伝達機構33を介してASFモータ55のCW方向又はCCW方向の駆動力(回転力)が給紙ローラ25に伝達される。
第2番節32は、図3が示すように、細長棒状の主部44及び補強フレーム45を有する。補強フレーム45は、主部44を補強し、主部44の剛性を向上させる。支持軸27は、上記搬送向き37に交差する方向(典型的には直交方向)に沿って配置されており、補強フレーム45は、支持軸27に回転支持されている。補強フレーム45は、ギア列36を介して上記ステッピングモータ28と連結されている。すなわち、ステッピングモータ28の駆動力がギア列36を介して補強フレーム45に伝達されることにより、支持軸27の回りに第2番節32が矢印40の方向に回動する。上記補強フレーム45が主部44を補強しているから、第2番節32が回動する際に主部44の撓みやねじれが抑えられる。同図では図示されていないが、第2番節32は、上記第2エンコーダ30を備えている。この第2エンコーダは、ロータリーエンコーダであり、第2番節32の回動角度を検出する。制御部50は、第2エンコーダ30のエンコーダ量に基づいてステッピングモータ28の回転を制御する。
第1番節31は、第2番節32の主部44と同様に細長棒状に形成されている。第1番節31は、上記駆動伝達機構33の他の部分を支持している。第1番節31は、ヒンジ機構34を介して第2番節32に連結されている。すなわち、第1番節31の基端47が第2番節32の先端48に支軸35を介して支持されており、上記駆動伝達機構33が組み合わされている。第1番節31は、第2番節32に対して支軸35を中心として相対的に矢印41の方向に回動することができる。この支軸35は上記支持軸27と平行に配置されている。したがって、第1番節31は、第2番節32が回動する仮想面と同一面上で回動する。なお、第1番節31の先端52に上記給紙ローラ25が配置されており、この給紙ローラ25が上記駆動伝達機構33と連結されている。したがって、第1番節31が第2番節32に対してどのように回動したとしても、給紙ローラ25は回転可能である。図3では図示されていないが、第1番節31は、上記第1エンコーダ29を備えている。この第1エンコーダ29は、第2番節32に対する第1番節31の相対的回動角度を検出する。この第1エンコーダ29もロータリーエンコーダである。制御部50は、第1エンコーダ29のエンコーダ量及び上記第2エンコーダ30のエンコーダ量に基づいて、上記給紙トレイ20に収容された記録用紙49に対する第1番節31の角度θを調整する。この記録用紙49に対する第1番節31の角度θは、「接触角度」と定義される。制御部50による第1番節31の制御については後述される。
なお、給紙アーム26は、給紙ローラ25の自重又はバネなどに付勢されて下側へ回動されている。給紙ローラ25が給紙トレイ20における最上位置の記録用紙49に接触した状態で給紙ローラ25が回転されると、給紙ローラ25のローラ面と記録用紙49との間の摩擦力により、最上位置の記録用紙49が搬送路23に向けて送り出される。
図4は、給紙アーム26の動きを模式的に示す図である。
同図(a)が示すように、ステッピングモータ28が同図において反時計回りに回転することによって、第2番節32が回動起立し、壁面22に当接する。この壁面22は、搬送路23を区画しており、典型的には記録ユニット24の底面により構成される。また、第1番節31は第2番節32とヒンジ結合されているから、第2番節32に対して屈折し、給紙ローラ25が懸架された状態となる。この状態からステッピングモータ28が時計回りに回動すると、同図(b)(d)が示すように第2番節32が倒伏し、水平から下方へ傾斜する。これにより、第2番節32に対して第1番節31が真っ直ぐな状態、すなわち両者間の角度が180°(degree)となる。
給紙ローラ25が記録用紙49を押さえつける力(押圧力)は、上記接触角度θが大きいほど大きい。すなわち、同図(a)の状態で押圧力が最大となり、同図(d)の状態で押圧力が最小となる。したがって、同図(a)の状態では重送が発生しやすく、同図(d)の状態では空送が生じやすい。重送及び空送を回避した最適な接触角度θmは、同図(c)が示すように、同図(a)の状態と同図(d)の状態との間の中間の状態である。すなわち、同図(c)が示すように。接触角度θmが維持されれば、重送及び空送が生じることなく、円滑に記録用紙49が送給される。そして、この最適な接触角度θmは、記録用紙49の種類等によって決定され得る。このような接触角度θmは、「基準給紙角度」と定義され、制御部50に予め記憶されている。
[制御部]
図5は、制御部50の構成を示すブロック図である。
制御部50は、プリンタ部11、スキャナ部12、電話・ファクシミリ機能をも含む複合機10の全体動作を制御する。制御部50は、CPU65、ROM66、RAM67、EEPROM68を主とするマイクロコンピュータとして構成されており、バス69を介してASIC(Application Specific Integrated Circuit)70に接続されている。
ROM66は、複合機10の各種動作を制御するためのプログラム、及び上記基準給紙角度のテーブルを格納している。この基準給紙角度は、記録用紙49の種類(表面粗度、厚さ等)及び給紙トレイ20における残量(すなわち、記録用紙49の積載量)により予め設定され得る。記録用紙49の積載量が多いほど給紙ローラ25が接触する記録用紙49の高さが高くなる。給紙ローラ25の高さが高くなるほど記録用紙49に対する給紙アーム25の角度が鋭角的になり、給紙ローラ25が記録用紙49を押さえつける押圧力が小さくなる。また、記録用紙49の積載量が少なく給紙ローラ25が接触する記録用紙49の高さが低くなると、記録用紙49に対する給紙アーム25の角度が直角に近くなって上記押圧力が大きくなる。この押圧力が大きすぎると重送が生じやすく、当該押圧力が小さすぎると空送が生じやすい。上記テーブルには、記録用紙49の種類及び残量に対応した基準給紙角度が記載されている。
RAM67は、CPU65が上記プログラムを実行する際に用いる各種データを一時的に記録する記憶領域又は作業領域として使用される。
ASIC70は、CPU65からの指令に従い、LFモータ71に通電する相励磁信号等を生成する。この信号は、LFモータ71の駆動回路72に付与され、この駆動回路72を介して駆動信号がLFモータ71に通電される。これにより、LFモータ71の回転制御が行われる。前述のように、LFモータ71は、搬送ローラ60のほかに排出ローラ62も駆動する。これらを駆動するための駆動伝達系の構造は既知であるので、その説明は省略される。
ASIC70は、CPU65からの指令に従い、ASFモータ55に通電する相励磁信号等を生成する。この信号は、ASFモータ55の駆動回路56に付与され、この駆動回路56を介して駆動信号がASFモータ55に通電される。これにより、ASFモータ55の回転制御が行われる。ASFモータ55は、前述の駆動伝達機構33を介して給紙ローラ25を回転させる。
ASIC70は、CPU65からの指令に従い、CRモータ73に通電する相励磁信号等を生成する。この信号は、CRモータ73の駆動回路74に付与され、この駆動回路74を介して駆動信号がCRモータ73に通電される。これにより、CRモータ73の回転制御が行われる。CRモータ73は、記録ヘッド39を保持したキャリッジ38を駆動する。この駆動伝達系も既知であるので、その説明は省略される。
ASIC70は、CPU65からの指令に従い、記録ヘッド39を駆動する信号を生成する。この信号は駆動回路75に付与され、駆動回路75は、所定のタイミングで記録ヘッド39を駆動させ、設定されたタイミングでインクが記録用紙49に対して選択的に吐出される。これにより、記録用紙49に所定の画像が記録される。なお、記録ヘッド39の構造も既知であるので、その説明は省略される。
ASIC70は、CPU65からの指令に従い、第2番節駆動モータ28に通電する相励磁信号等を生成する。この信号は、第2番節駆動モータ28の駆動回路58に付与され、この駆動回路58を介して駆動信号が第2番節駆動モータ28に通電される。これにより、第2番節駆動モータ28の回転制御が行われる。第2番節駆動モータ28は、前述の給紙アーム26を回動させる。
ASIC70には、上記第1エンコーダ29及び第2エンコーダ30が接続されている。前述のように、第1エンコーダ29は、第2番節32に対する第1番節31の相対的回動角度を検出し、検出信号として出力する。第2エンコーダ30は、第2番節32の回動角度を検出し、検出信号として出力する。第1エンコーダ29及び第2エンコーダ30の検出信号は、ASIC70、バス69を介してRAM67に記憶される。上記検出信号に基づいて、CPU65がROM66に格納されたプログラムに従って上記基準給紙角度を決定する。決定された基準給紙角度に基づいてステッピングモータ28の回転が制御される。
また、ASIC70には、プリンタ部11内に形成された搬送路23において記録用紙49の位置を検出するためのレジストセンサ53や、記録用紙49を搬送する搬送ローラ60の回転量を検出するためのロータリエンコーダ76、キャリッジ38の移動量を検出するためのリニアエンコーダ77、記録用紙49の有無を検知するためのメディアセンサ54、給紙カセット98の装着を検出するための装着センサ57が接続されている。
さらに、ASIC70は、CPU65からの指令に従い、スキャナ部12を駆動する信号を生成する。この信号は、駆動回路78に付与される。これにより、スキャナ部12が所定のタイミングで動作し、原稿から画像が読み取られる。スキャナ部12及びスキャナ部12を駆動する機構については既知であるので、その説明は省略される。
[給紙動作]
図6は、この複合機10における給紙動作を表すフローチャートである。
給紙動作が開始されるにあたり、給紙カセット98がプリンタ部11に装着されているかどうかが判断される(ステップS1)。この判断は、上記装着センサ57(図5参照)の出力信号の有無により行われる。給紙カセット98がプリンタ部11に装着されていない場合は(S1において「N」)、給紙カセット98が装着されるまで給紙動作は繰り延べられる。プリンタ部11に給紙カセット98が装着されているときは(S1において「Y」)、記録用紙49の種類が判別される(ステップS2)。この用紙種類の判別は、操作パネル16(図1参照)から入力された情報により行われる。
記録用紙49の種類が判別されると、記憶されている用紙種がある場合、この記憶されている用紙種と一致するか比較される(ステップS3)。記録用紙49の種類と当該記憶されている用紙種とが一致する場合(S3において「Y」)、記憶されている給紙角度が基準給紙角度θmとして決定される(ステップS4)。一方、記録用紙49の種類と当該記憶されている用紙種とが一致しない場合(S3において「N」)、用紙種類に基づいて基準給紙角度θmが決定される(ステップS5)。前述のように基準給紙角度θmとは、記録用紙49に対する第1番節32の接触角度であって、記録用紙49の種類によって決定され、重送及び空送が生じることなく記録用紙49が送給される角度である。
第2初期角度θoが決定される(ステップS6)。具体的には、ステッピングモータ28が回転され、第2番節32が図4において反時計回りに回動されて壁面22(図2参照)に当接する(同図(a)参照)。このときの第2エンコーダ30のエンコーダ量に基づいて、第2番節32の基準位置及び水平方向に対する第2番節32の交差角度すなわち第2初期角度θoが決定される。
第1初期角度が決定される(ステップS7:図6参照))。具体的には、ステッピングモータ28が回転され、第2番節32が図4において時計回りに回動される。第1番節31と第2番節32とが一直線上に配置されたときの第1エンコーダ29のエンコーダ量に基づいて第1番節31の位置及び第2番節32に対する第1番節31の角度(すなわち、第1初期角度=0°)が決定される(同図(b)参照)。なお、第1番節31と第2番節32とが一直線上に配置されたことは、典型的には別途配置された位置センサにより検出される。
基準給紙角度θmが実現される(ステップS8:図6参照)。基準給紙角度θmは、前述のように予め制御部50が記憶している。基準給紙角度θmは、図4(c)において記録用紙49に対する第1番節31の角度である。この基準給紙角度θmは、θm=(θ1−θo+θ2)である。つまり、この式が満足されるように、ステッピングモータ28が回転される。
基準給紙角度θmが実現されると、給紙ローラ25が回転される(ステップS9:図6参照)。これにより、給紙アーム26の最適な接触角度が設定された状態で、記録用紙49が搬送路23へ給送される。
空送の有無が判断される(ステップS10)。空送は、たとえば給紙ローラ25が回転されているにもかかわらず、所定時間経過後にレジストセンサ53が出力信号を出力しないことによって判別される。
レジストセンサ53が出力信号を出力しないときは(S10において「Y」)、空送のおそれがある。その場合、記録用紙49の残量によって空送の有無が決定される(ステップS11)。用紙が給紙カセット98に残っていない場合は(S11において「N」)、給紙ローラ25が停止され(ステップS12)給紙動作が終了される。用紙が給紙カセット98に残ってる場合は(S11において「Y」)、空送であることが決定される。したがって、図4(c)において、第2番節32の角度が反時計まわりにΔθだけ回転される(ステップS13)。これにより、給紙アーム26の接触角度が大きくなり、空送が是正される。
レジストセンサ53が出力信号を出力したときは(S10において「N」)、枚数カウンタが給送された当該記録用紙49をカウントすると共に(ステップS14)、重送の有無が判断される(ステップS15)。
重送が生じた場合は(S15において「Y」)、ステッピングモータ28が回転され、図4(c)において第2番節32が時計回りにΔθだけ回動される(ステップS16)。これにより、給紙アーム26の接触角度が小さくなり、重送が未然に防止される給紙角度が実現される。この状態で、用紙種類及び給紙角度θmがメモリーに記憶される(ステップS17)。そして、給紙ローラ25が停止され(ステップS12)、給紙動作が終了する。
重送が生じていない場合は(S15において「N」)、上記枚数カウンタが閾値を超えているかどうかが判断される(ステップS18)。もし、枚数カウンタが閾値を超えているのであれば、所定枚数を超える記録用紙49に画像記録がなされたことを意味する。すなわち、記録用紙49の残存量が減っており、給紙アーム26の接触角度が大きくなっているはずである。したがって、この場合、ステッピングモータ28が回転され、図4(c)において第2番節32が時計回りにΔθだけ回動される(ステップS19)。これにより、給紙アーム26の接触角度が小さくなり、重送が未然に防止される。なお、上記枚数カウンタが閾値を超えた場合は、当該枚数カウンタがリセットされる(ステップS20)。
枚数カウンタが閾値を超えていないのであれば(S18において「N」)、さらに未印字の有無について判断される(ステップS21)。画像記録が続行される場合は(S21において「Y」)、給紙ローラ25が回転され(ステップS9)、記録用紙49が搬送路23に給送される。また、画像記録が続行されないのであれば(S21において「N」)、給紙ローラ25が停止され(ステップS12)、給紙動作が終了する。
[給紙装置の効果]
この給紙装置51では、給紙アーム26は、第1番節31及び第2番節32がリンク機構を構成しているので、記録用紙49に対する第1番節31の接触角度が精度良く調整される。つまり、制御部がステッピングモータ28を駆動して第2番節32を回動させることにより、上記接触角度を精密に調整し、重送及び空送が生じない基準給紙角度θmが実現される。すなわち、最適な給紙ローラの押圧力が設定され、給紙トレイ20から記録用紙49が円滑に取り出される。しかも、上記基準給紙角度θmは、第1番節31と共にリンクを構成する第2番節32がステッピングモータ28により駆動されることにより設定されるので、コスト安価に制御される。
本実施形態では、上記枚数カウンタが所定の閾値を超えている場合に、上記基準給紙角度θmが一定以上変化して重送のおそれがあることが擬制され、第2番節32が回動されるように構成されている。ただし、この方法に代えて、制御部50が第1エンコーダ29の出力を監視し、第1エンコーダ29の出力に基づいて上記基準角度θmが一定以上変化したときに重送のおそれが擬制されてもよい。すなわち、制御部50が、上記基準給紙角度θmの偏差を検知し、当該偏差に基づいて上記基準給紙角度が調整されてもよい。
また、本実施形態では、第2番節32を駆動する駆動源としてステッピングモータ28が採用されているが、これに限定されずにたとえばDCモータが採用されてもよい。その場合、DCモータと第2番節32との間に所要のギアボックスが介在される。
10・・・複合機
20・・・給紙トレイ
22・・・壁面
23・・・搬送路
25・・・給紙ローラ
26・・・給紙アーム
28・・・ステッピングモータ
29・・・第1エンコーダ
30・・・第2エンコーダ
31・・・第1番節
32・・・第2番節
34・・・ヒンジ機構
37・・・搬送向き
46・・・基端
47・・・基端
48・・・先端
49・・・記録用紙
50・・・制御部
51・・・給紙装置
52・・・先端

Claims (4)

  1. 多数の記録用紙を収容し得る給紙トレイから1枚ずつ記録用紙を取り出して所定の搬送路に沿って所定の搬送向きに送給する給紙装置であって、
    第1番節及び上記搬送向きに交差する方向に沿って配置された支持軸に基端が支持された第2番節を有し、当該第2番節の先端に上記第1番節の基端がヒンジ結合された給紙アームと、
    上記第1番節の先端に設けられ、上記記録用紙に当接して当該記録用紙を上記搬送向きに送り出すように回転駆動される給紙ローラと、
    上記支持軸に連結され、上記支持軸を回動中心として上記第2番節を回動させる駆動源と、
    上記第2番節に対する第1番節の回動角度を検出する第1エンコーダと、
    上記第2番節の回動角度を検出する第2エンコーダと、
    上記第1エンコーダ及び第2エンコーダのエンコーダ量に基づいて上記記録用紙に対する上記第1番節の接触角度を予め定められた基準給紙角度に設定する制御部とを備えた給紙装置。
  2. 上記制御部は、
    上記第2番節が上記搬送路を区画する壁面に当接したときの上記第2エンコーダのエンコーダ量に基づいて第1初期角度を設定すると共に上記第2番節に対する上記第1番節の回動角度が180°(degree)であるときの上記第1エンコーダのエンコーダ量に基づいて第2初期角度を設定し、当該第1初期角度及び第2初期角度に基づいて上記接触角度を上記基準給紙角度に設定するように構成されている請求項1に記載の給紙装置。
  3. 上記制御部は、
    上記第1エンコーダ及び第2エンコーダのエンコーダ量に基づいて上記基準給紙角度の偏差を検知し、当該偏差に基づいて上記基準給紙角度を最適角度に維持すべく上記駆動源を操作するように構成されている請求項1又は2に記載の給紙装置。
  4. 上記制御部は、
    上記給紙ローラによる空送が発生したときに上記基準給紙角度が大きくなるように上記駆動源を操作すると共に上記給紙ローラによる重送が発生したときに上記基準給紙角度が小さくなるように上記駆動源を操作するように構成されている請求項1から3のいずれかに記載の給紙装置。


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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012166868A (ja) * 2011-02-10 2012-09-06 Seiko Epson Corp 被記録媒体給送装置、記録装置

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