JPH10296514A - 交換自在な切削差し込み工具を有する棒状ドリル - Google Patents

交換自在な切削差し込み工具を有する棒状ドリル

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JPH10296514A
JPH10296514A JP9304408A JP30440897A JPH10296514A JP H10296514 A JPH10296514 A JP H10296514A JP 9304408 A JP9304408 A JP 9304408A JP 30440897 A JP30440897 A JP 30440897A JP H10296514 A JPH10296514 A JP H10296514A
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JP
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drill
cutting
corner
tip
diameter
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JP9304408A
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Fred T Shallenberger
ティー. シャレンバーガー フレッド
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    • B23BTURNING; BORING
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    • B23B51/02Twist drills
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B51/00Tools for drilling machines
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    • Y10S408/705Drilling deep holes
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    • Y10T408/9095Having peripherally spaced cutting edges with axially extending relief channel

Abstract

(57)【要約】 【課題】 直径に比較してかなり深い孔を形成できるド
リルを提供する 【解決手段】 2つの切削差し込み工具30、31は、
本体13の先端部14の正反対の位置に設けられてお
り、金属等の加工物に孔をあける際に、この差し込み工
具30、31は加工物をほぼ同様に係合するので、ドリ
ルが加工物中を軸A方向に進むことによって差し込み工
具に加えられる半径方向の力が精密に釣り合って相殺さ
れる。これら2つの差し込み工具30、31は、ドリル
が半回転する度に孔の全周を切削するので、軸方向の送
り速度が高速になる。また、差し込み工具30、31を
三角形とすることで、刃先の角が近接しつつ、工具間に
十分な隙間が保てるので、ドリルシャンク16は比較的
肉厚で、長さLと直径Dの比が大きくなった場合でも強
度が強く、長さと直径の比を4対1以上にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、孔を金属
加工物に形成するドリルに関し、特に、交換自在な切削
差し込み工具を有するドリルに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、金属中ぐり工具およびドリルは
交換自在な切削差し込み工具を用い、切削差し込み工具
を交換または研ぎ直しながらドリルの軸を繰り返し使用
することができる。このため、維持費があまりかからず
耐久性に優れたドリルが得られる。このようなドリルは
シャレンバーガー・ジュニアによる米国特許3,96
3,365号に開示されている。そのドリルでは、一方
の差し込み工具は外側差し込み工具であり、外側差し込
み工具は金属を孔の内壁から孔の中心部に向かって内側
に切削弧を描いて除去し、弧の幅は孔の半径の1/2で
ある。他方の差し込み工具は内側差し込み工具であり、
内側差し込み工具は金属を孔の中心部から孔の内壁に向
かって外側の切削弧とほぼ等しい幅の切削弧を描いて除
去する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】シャレンバーガー・ジ
ュニアの特許に開示されたタイプのドリルは、商業的に
非常に成功したが、孔の全周を切削するためにはドリル
を一回転させる必要があるので、このようなドリルの軸
方向の送り速度は比較的遅くなる。
【0004】根岸他による米国特許4,373,839
号は、シャレンバーガー・ジュニアのドリルのほぼ2倍
の速度で軸方向に送られるドリルを開示する。これは、
根岸によるドリルの2枚刃はドリルが半回転する間に孔
の全周を切削するように設けられているからである。
【0005】シャレンバーガーの米国特許5,092,
718号は、2つの交換自在な切削差し込み工具を備え
るドリルを提供し、それぞれの切削差し込み工具の幅は
ドリル径のほぼ1/2である。比較的小さな部分が加工
物の中心部に残留し、ドリルの先端が軸方向に進むにつ
れて加工物は破砕されて容易に除去される。このような
設計の場合、切削差し込み工具の形状は三角形が好まし
いが、他の形状でもよい。ドリルビットの溝は切削差し
込み工具を収容するポケットを備える。ドリル補強のた
め、ドリルシャンクの比較的幅広い部分が、切削差し込
み工具間に設けられる。
【0006】割り出し自在な差し込み工具を備える金属
切削ドリルは、多岐にわたってうまく適用されてきた。
しかしながら、あまりうまく適用されない分野の一つが
比較的小径のかなり深い孔をあける場合である。差し込
み工具タイプのドリルの金属除去速度は良好なので、切
削力はかなり高くなる。曲げ、上ぞり、または変形が生
じることなく孔あけ力に耐えるためシャンクを比較的頑
丈にするのが通例である。このため、ドリル径の小径化
にともなってシャンクが薄くなるにつれてドリルの長さ
を限定することが通例となっていた。比、すなわち、長
さと直径の比は、あけられる孔の径とあけることのでき
る深さ(すなわち、工具の長さ)との比の大まかな値で
ある。業界では、割り出し自在な差し込み工具ドリルの
長さと直径の比はおよそ3対1に限定されるのが通例で
ある。孔あけ加工時の切削差し込み工具と加工物との相
互作用から生じる不均衡な半径方向の力は、長さ対直径
の比を限定する必要があると考えられている。したがっ
て、所定の径の割り出し自在ドリルによって加工物に形
成された孔の深さは必然的にこの比に限定される。
【0007】本発明の第1の目的は、シャレンバーガー
による米国特許5,092,718号に開示されている
のと同じ汎用型であるが、自身の長さが自身の直径に比
してかなり大きいことによって、直径に比較してかなり
深い孔を形成できる新規かつ進歩性のあるドリルを提供
することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】その点に関して、本発明
の特徴によれば、精密に釣り合いのとれた切削差し込み
工具を備えるドリルを提供することで、切削動作によっ
て生じる径方向の力は差し込み工具間で釣り合い、これ
によりほぼ相殺される。
【0009】本発明の別の特徴によれば、シャンクポケ
ットから同様に伸びる切削差し込み工具が提供され、加
工物を同様に係合することによってほぼ同一の荷重が各
切削差し込み工具に加えられる。
【0010】本発明の別の特徴によれば、切削差し込み
工具の刃先が互いに近接するように特有に湾曲した刃先
およびゆるやかに傾斜した側面を備える差し込み工具を
有するドリルを提供し、差し込み工具の側面の間にある
ドリルシャンクの強度の強い部分を保ちつつ、長さと直
径の比が3対1より大きい場合でもドリルに強度を付加
する。
【0011】本発明の別の特徴によれば、長さと直径の
比が4対1以上のドリルを提供する。
【0012】本発明の上記及び他の目的並びに特徴は、
添付図面を参照して以下の詳細な説明からより明らかに
なる。
【0013】本発明は、様々な変形例および代替例の構
成が可能である一方、本発明を説明するための実施形態
は以下に図示されるとともに詳細に説明されている。し
かしながら、この説明は、本発明を開示された特定の態
様に限定することを意図したものではなく、これに対し
て、本発明は請求の範囲に記載されている本発明の精神
および範囲内のすべての変形例、代替例の構成および均
等物を包含することが理解されるであろう。
【0014】
【発明の実施の形態】説明のための各図面に示されるよ
うに、本発明は円筒状の孔11(図2および図8参照)
を鉄、鋼、または他の金属からなる加工物12に形成す
るドリル10として具体化される。ドリル10は、細長
い略円筒状の本体13を含み、好適な実施の形態では、
本体13は高炭素鋼からなるとともに、先端部14およ
びその反対側にシャンク端部15を有する。しかしなが
ら、同様の物理的特性を有する他の材料を用いてもよ
い。本体13のシャンク端部15は動力回転式ホルダ
(図示されていない)に固定され、ホルダはドリル10
をその軸線Aに対して回転させる(図3参照)。ここで
は回転は、図1(a)および図3に示されるように反時計
回りである。ドリル10を回転方向に対して静止させ、
加工物12をドリル10の軸線Aに対して回転させるこ
とも可能であることは明らかである。
【0015】2つの略正反対にまたは等間隔に離れて設
けられた溝16および17が本体13に形成され、切削
片を先端部14から排出する。溝は本体13に沿って先
端部14からシャンク端部15の方向に螺旋状に(図2
参照)伸びて、金属砕片を孔11から排出できるように
するのが好ましい。この代わりに、溝を図1(a)のよう
に直線状にしてもよい。各溝の径方向断面の形状は略V
字型であり、一対の壁18および19によって形成され
ている。各溝の壁18は略回転方向に向き、一方、壁1
9は回転の略反対方向に向いている。
【0016】略反対方向に離れて設けられたポケット2
0および21(図1(b)および図3参照)は、溝16お
よび17の先端部に隣接して本体13に形成されてい
る。ポケットは、それぞれ、各々の溝の壁18の近傍に
形成されている。好適な実施の形態では、ポケット20
および21は、略正反対方向に離れているが、本発明は
ポケットが等間隔に離れている別の実施の形態を包含す
ることは理解されるであろう。交換自在な切削差し込み
工具30および31は、それぞれ、ポケット20および
21に取り付けられ、ドリル10が軸線Aに対して反時
計回りに回転すると、加工物12に孔11を切削するよ
うに動作する。
【0017】本発明によれば、各切削差し込み工具30
および31の形状は略三角形であり、特有の構成の角を
有する。以下に明らかになるように、三角形の差し込み
工具を用いることによって、ドリル10が半回転するた
びに孔11の全周が切削される。この際に、ドリルの先
端部14は差し込み工具30、31に加わる大きな切削
力に十分耐え得る強度を持つことができる。しかしなが
ら、代替の形状の差し込み工具でもよい。
【0018】差し込み工具30は図4および図8に詳細
に示されており、差し込み工具31は差し込み工具30
と同一であることが分かるだろう。図示のとおり、差し
込み工具30の形状は略正三角形であり、ほぼ等しい長
さの3辺つまり刃面33、34および35を含み、これ
らの刃面は、互いに角36、37および38でつながっ
ている。3つの刃面は2つの対向する略平面状の表面4
0と41との間に伸びている。各差し込み工具の表面4
0および41には、それぞれ、従来の削片破砕溝42
(図4および図6)が形成され、溝42は表面の外周の
ちょうど内側に設けられている。
【0019】図3に示されるように、それぞれの差し込
み工具30、31が対応するポケット20、21に適切
に取り付けられた状態で、各差し込み工具30、31の
表面40は回転方向に向き、切削面を形成する。刃先4
5は表面40と刃面34の境目に形成され、この刃先は
角36から角37に向かうにつれて、符号46に示され
るように、自身の全長の大部分に沿って直線状になる。
角37に接近すると、刃先45は凸状に湾曲し始め、刃
先が角の近くにいくにつれて、表面40の平面から表面
41の平面に向かって凸状に湾曲していく。点48で平
面41に交わるまで、刃先45の湾曲部47は湾曲する
(図5)。その結果、刃49は、刃35に対して平行で
ない平面41に形成される。
【0020】各刃先45の湾曲部47の形成は、差し込
み工具30、31の角37に隣接する表面40および刃
面35の部分を適宜研削または他の方法で成形すること
によって行われる。その結果、表面40および刃面35
の角部は、図4の符号50で示されるように凸状に湾曲
する。
【0021】差し込み工具30および31のポケット2
0および21は、それぞれ、平坦なプラットフォーム5
5(図1(b))を含み、各差し込み工具30、31の面
41をこのプラットフォーム55に突き合わせて取り付
けられている。2つの側壁56および57は各プラット
フォームから突出するとともに互いに角度をなしている
ので、ポケット20、21は略V字型に構成されてい
る。各差し込み工具30、31がそれぞれのポケットに
ある場合、刃面33および35は、それぞれ対応する側
壁56および57に接して取り付けられるので、各差し
込み工具の角38はドリル本体13のシャンク端部15
の方向を向いている。
【0022】孔59(図4)は各差し込み工具30、3
1を貫通し、各差し込み工具の表面40および41の間
を表面40および41に対して垂直に伸びている。図5
に最もよく示されているように、孔59は相対する両端
にねじ60の頭を収容する皿穴159を含む。差し込み
工具30、31をポケット20、21に固定するため、
ねじ切りされたねじまたは止めピン60(図2および図
3)は各孔59を貫通して伸び、プラットフォーム55
のねじ穴61(図1(b))にねじ込まれている。
【0023】各ポケット20、21のプラットフォーム
55は、各差し込み工具30、31の刃先45が負の軸
方向のすくい角で配置されるよう軸線Aに対して傾斜し
ている。これは、各差し込み工具30、31のアプロー
チ切削面40が刃先45の前方に位置することを意味す
る。その結果、各差し込み工具30、31の刃面34
は、隙間面を形成するとともに孔11をあけているとき
にその先端はその底部との摩擦を避けるような方向に向
けられる。このような特定の場合、負の軸方向のすくい
角はおよそ7°である。
【0024】各差し込み工具30、31はまた、その刃
先45が負の半径方向のすくい角をなすように配置され
る。すなわち、各刃先45は最も近接する径線の前方に
位置し、この線は刃先に対して平行なので、刃先45の
後方の各差し込み工具30、31の角36は孔11の周
辺の壁に対して隙間を形成し、このような壁との摩擦が
避けられる。ここで、各刃先45は上記径線から差し込
み工具の厚さのおよそ1/2以上前方に位置する。
【0025】各差し込み工具30、31の刃先45はま
た、約8°のアプローチ角C(図2)で傾斜している。
アプローチ角のため、刃先45は、孔11の周辺の壁に
向かって外側にいくに従って、本体13のシャンク端部
15に向かって傾斜する。このため、孔11の中心部は
周辺部が切削される前にある程度切削され、ドリル10
の加工物12への初期侵徹を容易にする。
【0026】上記構成では、ドリル10の回転によっ
て、各差し込み工具30、31の刃先45は、図8から
明らかなように、孔11の半径のほぼ全長にわたって切
削を行う。各刃先45はドリル10が半回転する間に孔
11の半周分掃引するので、2つの刃先が協働して半回
転ごとに孔の全周を切削する。このため、ドリル10を
迅速に軸方向に送ることができる。
【0027】刃先45に湾曲部47を設けているので、
孔11の中心部に非常に接近して切削を行える。差し込
み工具30と31との干渉を避けるため、差し込み工具
30、31の角37は互いに離さなければならない。し
たがって、略円筒状のコア70(図8)は、孔11の差
し込み工具間の底部に残される。
【0028】三角形の差し込み工具30、31の重要性
は、図8から最も明らかになる。差し込み工具30、3
1は、その角37同士が非常に狭い間隔(すなわち、
0.15mm〜0.5mmの間隔)になるよう配置さ
れ、傾斜しているので、コア70の径は非常に小さくな
る。したがって、コア70は角に隣接する刃面35によ
って折り取られ易い。または、コア70はドリルが軸方
向に進むにつれてドリルの先端14によって単に破砕さ
れる。差し込み工具30、31は三角形なので、差し込
み工具30、31の刃面35は、ドリル10の先端14
からシャンク端部15に向かって約44゜の広角Xで迅
速に広がって離れている。刃面35の間は、大きく開く
ので、ドリル本体13の金属に対して刃面35の間に広
い間隔があく。したがって、刃面35の間の本体部74
は、角37に近接する点に対して比較的肉厚で堅牢なの
で、本体13を補強する。三角形の差し込み工具の刃面
35間の本体部74が比較的肉厚であるにもかかわら
ず、刃面35が本体13の先端14に向かって収斂して
いくので角37は互いに近接し、小径で破断し易いコア
70が差し込み工具の間に残される。
【0029】各差し込み工具30、31には代替使用可
能な刃先45'が形成されているのが好ましい。この刃
先45'は、表面41と刃面33の境目に沿って形成さ
れている。位置を除いて、刃先45'は刃先45と同一
であり、刃先45の直線部46および湾曲部47と同様
に直線部および湾曲部を含む。刃先45'の直線部は角
36から始まり、角38に設けられた湾曲部まで伸び
る。刃先45'の湾曲部は、差し込み工具30、31の
表面41上に凸状の湾曲部50'(図7)を形成するこ
とによって画定される。
【0030】各差し込み工具30、31の刃先45の摩
耗後、差し込み工具はポケット20、21から取り外さ
れる。差し込み工具を逆にして割り出すことによって、
刃先45'を切削動作位置に置かれる。したがって、各
差し込み工具は2つの代替使用可能な刃先を含むので、
両方の刃先が摩耗するまで、差し込み工具を破棄する必
要がない。
【0031】当業者には、以上の詳細な説明において説
明してきたドリルの先端および差し込み工具の配置が上
記シャレンバーガーの米国特許5,092,718号の
配置および差し込み工具の説明に相当することは明らか
である。5,092,718号の構造において差し込み
工具を受容するポケットは略反対方向で対向し、差し込
み工具はほぼ等しく加工物の内部に伸びる。
【0032】そのような基本的な配置を、精密に釣り合
わせた場合には、ドリルの先端の配置が精密に釣り合う
本発明が導かれ、ドリルの加工長さ(図1参照)、すな
わち、ドリルであけられた孔に伸びることができるドリ
ル部分の長さは、従来技術の割り出し自在ドリルよりは
るかに長い。差し込み工具30、31を互いに対向する
位置に精密に配置するとともに精密に等しく加工物12
に係合するようにポケットから突起させることで、ドリ
ルの偏向、変形または破損が生じることなく、刃先に均
衡した力が加えられる。
【0033】これを達成する手法は、本発明のドリルお
よび2つの従来技術のドリルをそれぞれ示す図9〜図1
1からより明らかになる。まず、本発明について説明す
る。図9は本発明の概略図である。本発明の設計によれ
ば、完全切削部「a」はドリルの半回転ごとに孔11の
直径全体にわたって形成される。ドリル本体13が加工
物12内を軸方向に進むにつれて、半径方向の力Eが差
し込み工具30に作用するとともに、半径方向の力Fが
差し込み工具31に作用する。差し込み工具30および
31は精密かつ等しく釣り合わされるとともに正反対の
位置に対向しているので、力EおよびFはまったく等し
く相殺しあう。
【0034】この釣り合いの重要性は、図10および図
11に示される従来技術のドリルと比較するとよく分か
る。まず、図10に示されるドリルを参照すると、ドリ
ル本体13'が加工物12'内を軸方向に進むにつれて、
半径方向の力E'が差し込み工具30'に作用するととも
に、半径方向の力F'が差し込み工具31'に作用する。
図10(c)から分かるように、孔11'の全周を切削する
ためにはドリルを一回転させる必要があり、差し込み工
具30'は切削部a'を形成する一方で、差し込み工具3
1'は切削部b'を形成する。力E'およびF'は同一方向
に作用するので、力は相殺されずに結合されてしまい、
ドリルが偏向して半径の小さい回転ができなくなる。こ
のような偏向は差し込み工具30'の刃先100の孔1
1'の内面に対する摩擦を引き起こす十分な原因とな
る。したがって、この偏向は図10に示されるような従
来技術のドリルの長さと直径の比を必ず比較的低く制限
する。そして、偏向が十分に大きいと、摩擦部が回転源
の動力を打ちまかしたり、孔の内部で燃焼または損傷を
引き起こしたり、本体13'が外れたりする。
【0035】同様に、図11に示されるドリルは2つの
差し込み工具を含み、差し込み工具は、それぞれ、孔1
1"の全周幅を切削するためには一回転する必要があ
る。図11(a)(b)に示されるように、差し込み工具3
0"は切削面101および102を含み、一方、差し込
み工具31"は切削面103および104を含む。図1
1(c)8に示される孔断面を参照すると、切削面101
は円周切削部a"を、一方、切削面102は切削部b"
を、切削面103は切削部c"を、切削面104は切削
部d"をそれぞれ形成する。ドリル本体13"が加工物1
2"内を軸方向に進むにつれて、半径方向の力E"が切削
面101に、半径方向の力E2が切削面102に、半径
方向の力F"は切削面103に、半径方向の力F2は切削
面104にそれぞれ作用する。しかしながら、切削面1
01によって切削された円周帯a"は切削面102によ
って切削された円周帯b"より大きい面積を有し、力E"
とE2は相殺されず、同様に力F"とF2も相殺されな
い。したがって、ドリルは偏向して差し込み工具30"
の側面105は孔11"の内面に摩擦係合し、必然的に
ドリルが採りうる長さと直径の比を制限してしまう。
【0036】したがって、本発明によれば、2つの差し
込み工具が精密に釣り合う正反対の位置に備えられてい
るので、各差し込み工具に作用する半径方向の力をほぼ
相殺する。さらに、各差し込み工具は加工物に同様に正
確に係合するので、各差し込み工具はまったく同じ加工
を行い、それによって切削力は等しくなる。その結果、
本発明の長さ対直径の比は、従来技術の装置のようにほ
ぼ3対1に限定されず、4対1以上でも良い。実際、1
0対1の比で試験を行い成功した。
【0037】図1に最もよく示されるように、ドリルの
加工長さLは先端14の直径Dを大幅に上回る。図1に
示される実施形態では、長さLは直径Dの6倍として示
されているが、本発明では全長対直径の比が4:1を超
えるように設計されている。本発明以前は、このような
長さと直径の比は、加工物に係合する切削面に加えられ
る上記半径方向の力およびそれによって生じる偏向のた
め不可能であると考えられていた。
【0038】しかしながら、本発明は精密かつ等しく釣
り合うことによって力EとFを相殺する切削差し込み工
具30および31を提供するので、本体13は直径Dの
4倍を超える長さLを有することができる。
【0039】したがって、本発明では、本体13の加工
長さLは先端14の直径を大幅に上回ることができる。
実際、10対1という高いL/D比で試験を行い成功し
た。必然的に、このことは所定の直径に対して従来より
はるかに長い断面を有する孔11が得られることに相当
する。
【0040】
【発明の効果】以上の説明から、本発明が先端部14の
直径Dの少なくとも4倍の長さLの本体13を備える新
規かつ進歩性のあるドリル10を本技術分野にもたらす
ことは明らかである。ドリルが半回転するごとにほぼ全
径にわたって孔11の全周を切削し多数の刃を備える割
り出し自在な差し込み工具30および31を用いるの
で、ドリルは軸方向に高速で送られる。差し込み工具は
三角形なので、差し込み工具の隣接する角37同士は非
常に近接して設けられ、さらに、ドリル本体13の肉厚
部は角37近傍の差し込み工具間に位置するので、この
ように長さと直径の比が高い場合でも、強度をドリルに
付与する。もっとも重要なことは、差し込み工具30お
よび31にそれぞれ作用する半径方向の力EおよびFが
精密に釣り合うので、本体13は従来では許容範囲を超
えるドリルの偏向を引き起こすと考えられてきた長さと
直径の比を採ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の概略図である。
【図2】図1に示されるドリルの孔を加工物に形成して
いる際の拡大部分側面図である。
【図3】ドリルの拡大端面図である。
【図4】三角形の差し込み工具の1つの斜視図である。
【図5】差し込み工具の平面図である。
【図6】差し込み工具の正面図である。
【図7】図6の差し込み工具を右側から見た先端図であ
る。
【図8】孔をあける差し込み工具を示す略拡大図であ
る。
【図9】本発明のドリルの概略図である。
【図10】従来技術のドリルの概略図である。
【図11】別の従来技術のドリルの概略図である。
【符号の説明】
10…ドリル、11…孔、12…加工物、13…本体、
14…先端部、15…シャンク端部、16、17…溝、
18、19…壁、20、21…ポケット、30、31…
差し込み工具、33〜35…刃面、36〜38…角、4
0、41…表面、45…刃先、46…直線部、47…湾
曲部、48…点、50…湾曲部、55…プラットフォー
ム、56、57…側壁、59…孔、60…止めピン、7
4…本体部、101〜104…切削面、159…皿穴、
A…軸線、C…アプローチ角、D…ドリル径、E、F…
半径方向の力、L…加工長さ、X…広角、a〜c…切削
部。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交換自在な切削差し込み工具を有する棒
    状ドリルであって、 シャンク端部と、外周縁部を有する先端部とを備え、前
    記ドリルによって形成された孔内に侵入可能な軸方向の
    加工長さLと、所定の軸線とを有する細長い略円筒状の
    本体と、 前記本体の先端部の前記軸線に対してそれぞれ正確に正
    反対の側面に形成された第1および第2のポケットと、 前記第1および第2のポケットの内部にそれぞれ取り付
    けられて前記本体に対して着脱自在に固定された第1お
    よび第2の切削差し込み工具と、 を備えており、 前記差し込み工具は、それぞれ、少なくとも3つの側面
    で囲まれたほぼ平坦かつ平行な表面を有しており、 前記差し込み工具の各々の少なくとも1つの側面は、前
    記外周縁部の外側に位置する第1の角から前記軸線近く
    に位置する第2の角に向かってその先端部に隣接する前
    記本体に対して直交方向に伸びる刃先を有し、 前記第1および第2の差し込み工具のそれぞれの第1の
    角の間の距離は、前記ドリルのドリル径Dをなし、 前記ドリル本体は、前記ドリル径の少なくとも4倍の加
    工長さLを有することを特徴とするドリル。
  2. 【請求項2】 前記本体の加工長さLは、前記ドリル径
    の少なくとも10倍の長さであることを特徴とする請求
    項1記載のドリル。
  3. 【請求項3】 前記刃先は、前記第1の角から前記第2
    の角に向かって直線状に伸び、前記第2の角に近づくに
    つれて前記第1の表面の平面から前記第2の表面に向か
    って凸状に湾曲していることを特徴とする請求項1記載
    のドリル。
  4. 【請求項4】 前記各差し込み工具の前記刃先の湾曲部
    は、前記第2の表面の平面と交わっていることを特徴と
    する請求項3記載のドリル。
  5. 【請求項5】 交換自在な切削差し込み工具を有する棒
    状ドリルであって、 所定の軸線を有し、これを軸にして所定方向に回転自在
    で、先端部とこれに対向するシャンク端部とを有し、前
    記先端部に外周縁部を有する細長い略円筒状の本体と、 前記本体の略正反対の側面上に前記先端部から前記シャ
    ンク端部に向かって伸びており、各々が一対の壁により
    形成された径方向断面形状が略V字型で、少なくともL
    の所定の長さを有する第1および第2の溝と、 前記軸線に対して正確に点対称な前記本体の先端部の側
    面上に形成され、各々が略V字型で、前記シャンクの回
    転方向に向いたプラットフォームと前記プラットフォー
    ムから伸びる一対の側面によって画定され、V字の頂点
    は前記本体の前記シャンク端部を向いており、前記第1
    の溝の一方と、前記第2の溝のこれに対応する一方の溝
    にそれぞれ隣接して形成されている第1および第2のポ
    ケットと、 前記第1および第2のポケットにそれぞれ取り付けら
    れ、前記本体に着脱自在に固定される第1および第2の
    切削差し込み工具と、 を備えており、 前記差し込み工具は、それぞれが正確に点対称位置にあ
    るので、前記ドリルが回転して軸方向に進むにつれて前
    記各差し込み工具に作用する径方向の力は、前記先端部
    の偏向を避けるように前記先端部の前記所定の軸線に対
    して精密に釣り合っており、 前記差し込み工具のそれぞれは、略三角形で、一方の表
    面が対応するポケットの前記プラットフォームに接して
    取り付けられ、対向する表面が前記本体の回転方向に向
    けられて切削面を構成しており、ほぼ等しい長さで前記
    対向する2つの表面の間に伸びる3つの刃面を有し、前
    記隣接する刃面同士の境目に形成された1つの角と、前
    記ポケットの側面に接して取り付けられた前記刃面のう
    ちの2つの刃面と、先端が隣接する前記シャンクの直交
    方向に伸びている残る第3の刃面と、前記第3の刃面と
    前記切削面との境目に沿って形成された刃先と、を有し
    ており、 前記刃先のそれぞれは、前記外周縁部の外側に位置する
    前記差し込み工具の第1の角から前記軸線近くに位置す
    る第2の角に向かって前記本体の直交方向に伸びてお
    り、前記第1の角から前記第2の角に向かって伸びる直
    線部と、前記直線部から伸びるとともに前記第2の角に
    沿って凸状に前記各プラットフォームに向かって湾曲す
    る湾曲部とを有しており、 前記各差し込み工具のそれぞれの前記第1の角の間の距
    離は、前記ドリルのドリル径Dをなしており、 前記切削差し込み工具には、それぞれ、前記ドリルが加
    工物内を軸方向に進むにつれて径方向の力が加えられ、
    前記径方向の力はそれぞれ前記差し込み工具の正確な位
    置に等しいので相殺しあい、 前記ドリルの加工長さLは前記ドリル径Dの少なくとも
    4倍であることを特徴とするドリル。
  6. 【請求項6】 前記ドリルの前記加工長さLは、前記ド
    リル径Dの少なくとも10倍の長さであることを特徴と
    する請求項5記載のドリル。
  7. 【請求項7】 前記各差し込み工具の前記切削面は略平
    坦であるが、前記第2の角に隣接するプラットフォーム
    に向かって凸状に湾曲し、前記切削面の前記湾曲部が形
    成されていることを特徴とする請求項5記載のドリル。
  8. 【請求項8】 前記差し込み工具は、それぞれ、第3の
    角を含み、前記第1の角から第3の角に伸び、前記一方
    の表面と前記刃面の1つとの境目に沿って形成された代
    替使用可能な刃先を備えており、前記代替使用可能な刃
    先は、前記第1の角から伸びる直線部と、前記第3の角
    に隣接した凸状湾曲部を有していることを特徴とする請
    求項5記載のドリル。
JP9304408A 1996-11-06 1997-11-06 交換自在な切削差し込み工具を有する棒状ドリル Pending JPH10296514A (ja)

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