JPH10296066A - 混練機 - Google Patents
混練機Info
- Publication number
- JPH10296066A JPH10296066A JP9112853A JP11285397A JPH10296066A JP H10296066 A JPH10296066 A JP H10296066A JP 9112853 A JP9112853 A JP 9112853A JP 11285397 A JP11285397 A JP 11285397A JP H10296066 A JPH10296066 A JP H10296066A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main shaft
- paddle
- kneading
- barrel
- kneading chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01F—MIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
- B01F29/00—Mixers with rotating receptacles
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Manufacturing And Processing Devices For Dough (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 主軸の撓みを減少させる。
【解決手段】 バレル1内部の混練室2を貫通し、その
混練室2内に位置する部分に多数のパドル8が軸方向に
並べて取り付けられた主軸5の両端部を、バレル1の両
端部にそれぞれ間隔をおいて設けた複数の軸受6により
回動自在に支持する。主軸5が連続梁となることから、
主軸5にその中央部を垂直荷重に抗して上昇させる方向
のモーメントが作用し、主軸5の撓みが抑制される。
混練室2内に位置する部分に多数のパドル8が軸方向に
並べて取り付けられた主軸5の両端部を、バレル1の両
端部にそれぞれ間隔をおいて設けた複数の軸受6により
回動自在に支持する。主軸5が連続梁となることから、
主軸5にその中央部を垂直荷重に抗して上昇させる方向
のモーメントが作用し、主軸5の撓みが抑制される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、粘性物質や液状
物、粉体等の原料を混練する混練機に関するものであ
る。
物、粉体等の原料を混練する混練機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】この種の混練機として、従来より、図5
及び図6に示すようなものが使用されている。この混練
機において、バレル1は、内部に断面形状が繭型の混練
室2を有し、混練室2の一端部に原料の投入口3を、他
端部に排出口4を設けた構成とされている。バレル1に
は、混練室2を貫通する平行な2本の主軸5、5が設け
られ、各主軸5の両端部は、バレル1の両端部に設けら
れた一対の軸受6、6により回転自在に支持されてい
る。
及び図6に示すようなものが使用されている。この混練
機において、バレル1は、内部に断面形状が繭型の混練
室2を有し、混練室2の一端部に原料の投入口3を、他
端部に排出口4を設けた構成とされている。バレル1に
は、混練室2を貫通する平行な2本の主軸5、5が設け
られ、各主軸5の両端部は、バレル1の両端部に設けら
れた一対の軸受6、6により回転自在に支持されてい
る。
【0003】前記各主軸5の混練室2内に位置する部分
には、投入口3から排出口4側へかけて、スクリュー7
及びパドル8がそれぞれ軸方向に多数並べて取り付けら
れ、主軸5とスクリュー7及びパドル8とはキー等によ
り共回り可能に結合されている。パドル8の軸線に直交
する断面の形状は凸レンズ形となっており、両主軸5、
5の対のパドル8は位相が90°ずれている。また、図
7に示すように、パドル8は各主軸5の軸方向の配列に
おいて45°ずつ位相がずれている。
には、投入口3から排出口4側へかけて、スクリュー7
及びパドル8がそれぞれ軸方向に多数並べて取り付けら
れ、主軸5とスクリュー7及びパドル8とはキー等によ
り共回り可能に結合されている。パドル8の軸線に直交
する断面の形状は凸レンズ形となっており、両主軸5、
5の対のパドル8は位相が90°ずれている。また、図
7に示すように、パドル8は各主軸5の軸方向の配列に
おいて45°ずつ位相がずれている。
【0004】そして、前記両主軸5、5はその一端部に
連結されたモータなどの駆動手段9の駆動により同方向
に回転し、スクリュー7及びパドル8は主軸5と共に回
転する。そして、投入口3を介して混練室2に投入され
た原料は、スクリュー7の回転により下流側へ送られ、
図8に示すように、パドル8の回転により圧縮・引延し
及び剪断作用を受けて混練された後、排出口4から排出
される。
連結されたモータなどの駆動手段9の駆動により同方向
に回転し、スクリュー7及びパドル8は主軸5と共に回
転する。そして、投入口3を介して混練室2に投入され
た原料は、スクリュー7の回転により下流側へ送られ、
図8に示すように、パドル8の回転により圧縮・引延し
及び剪断作用を受けて混練された後、排出口4から排出
される。
【0005】ここで、パドル8の回転に伴い、一方の主
軸5のパドル8の先端は、混練室2の壁面及び他方の主
軸5のパドル8と微小な間隔を保持しつつ移動するの
で、混練室2の壁面及びパドル8の外周面への原料の付
着が抑えられる自浄作用を得ることができる。
軸5のパドル8の先端は、混練室2の壁面及び他方の主
軸5のパドル8と微小な間隔を保持しつつ移動するの
で、混練室2の壁面及びパドル8の外周面への原料の付
着が抑えられる自浄作用を得ることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記主軸5
は、その自重やスクリュー7及びパドル8の重量により
垂直方向に撓みを生じ、この撓みが大きいとパドル8の
先端が混練室2の壁面に接触し、バレル1やパドル8が
損傷することがある。
は、その自重やスクリュー7及びパドル8の重量により
垂直方向に撓みを生じ、この撓みが大きいとパドル8の
先端が混練室2の壁面に接触し、バレル1やパドル8が
損傷することがある。
【0007】これを避けるため、パドル8の先端と混練
室2の壁面との間隔を大きくすると、原料の付着が多く
なり、しかも剪断力が低下して、混練性能や自浄力が著
しく低下するという問題が生じる。
室2の壁面との間隔を大きくすると、原料の付着が多く
なり、しかも剪断力が低下して、混練性能や自浄力が著
しく低下するという問題が生じる。
【0008】そこで、この発明は、主軸の撓みを減少さ
せることを課題とする。
せることを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明は、バレル内部の混練室を貫通する平行な
複数の主軸の両端部を、バレルの両端部に設けられた軸
受により回転自在に支持し、各主軸の混練室内部分に多
数のパドルを軸方向に並べて取り付け、主軸と共に回転
するパドルの先端が混練室の壁面及び隣接する主軸のパ
ドルと微小な間隔を保持しつつ移動するようにした混練
機において、前記軸受を各主軸の両端部にそれぞれ間隔
をおいて複数配置したのである。
め、この発明は、バレル内部の混練室を貫通する平行な
複数の主軸の両端部を、バレルの両端部に設けられた軸
受により回転自在に支持し、各主軸の混練室内部分に多
数のパドルを軸方向に並べて取り付け、主軸と共に回転
するパドルの先端が混練室の壁面及び隣接する主軸のパ
ドルと微小な間隔を保持しつつ移動するようにした混練
機において、前記軸受を各主軸の両端部にそれぞれ間隔
をおいて複数配置したのである。
【0010】このように構成した混練機では、主軸が連
続梁となることから、主軸にその中央部を垂直荷重に抗
して上昇させる方向のモーメントが作用し、主軸の撓み
が抑制される。
続梁となることから、主軸にその中央部を垂直荷重に抗
して上昇させる方向のモーメントが作用し、主軸の撓み
が抑制される。
【0011】また、前記パドルを中空にしたものでは、
パドルの重量軽減により、主軸に作用する垂直荷重が小
さくなるので、主軸の撓みはさらに減少する。
パドルの重量軽減により、主軸に作用する垂直荷重が小
さくなるので、主軸の撓みはさらに減少する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。なお、上記従来例の部材に
対応する部材には、同一の符号を付して説明を省略す
る。
付図面に基づいて説明する。なお、上記従来例の部材に
対応する部材には、同一の符号を付して説明を省略す
る。
【0013】図1に示す混練機において、バレル1の両
端には、エンドプレート10を介して軸受箱11が取り
付けられており、各軸受箱11内にはそれぞれ一対の軸
受6、6が間隔をおいて配置されている。
端には、エンドプレート10を介して軸受箱11が取り
付けられており、各軸受箱11内にはそれぞれ一対の軸
受6、6が間隔をおいて配置されている。
【0014】このように構成した混練機では、主軸5は
両端部がそれぞれ2個の軸受6で支持された連続梁とな
ることから、主軸5にその中央部を垂直荷重に抗して上
昇させる方向のモーメントが作用し、主軸5の撓みが抑
制される。また、軸受6がバレル1に設けられているの
で、混練室2と主軸5の軸線を精度よく一致させること
ができる。
両端部がそれぞれ2個の軸受6で支持された連続梁とな
ることから、主軸5にその中央部を垂直荷重に抗して上
昇させる方向のモーメントが作用し、主軸5の撓みが抑
制される。また、軸受6がバレル1に設けられているの
で、混練室2と主軸5の軸線を精度よく一致させること
ができる。
【0015】ところで、上記混練機に使用されているパ
ドル8には、図2に示すように、軸線に平行な外周面を
有し、原料の混練のみを行うフラットパドルと、図3に
示すように、螺旋状に捩じれた外周面を有し、原料の混
練及び送りを行うヘリカルパドルと、図4に示すよう
に、ヘリカルパドルとは逆方向に捩じれた外周面を有
し、原料の混練及び逆送りを行う逆ヘリカルパドルとが
ある。これらのパドル8に、鋳抜きにより中空部12を
形成すると、その重量軽減により、主軸5に作用する垂
直荷重が小さくなるので、主軸5の撓みはさらに減少す
る。
ドル8には、図2に示すように、軸線に平行な外周面を
有し、原料の混練のみを行うフラットパドルと、図3に
示すように、螺旋状に捩じれた外周面を有し、原料の混
練及び送りを行うヘリカルパドルと、図4に示すよう
に、ヘリカルパドルとは逆方向に捩じれた外周面を有
し、原料の混練及び逆送りを行う逆ヘリカルパドルとが
ある。これらのパドル8に、鋳抜きにより中空部12を
形成すると、その重量軽減により、主軸5に作用する垂
直荷重が小さくなるので、主軸5の撓みはさらに減少す
る。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る混
練機では、主軸が連続梁となることから、主軸にその中
央部を垂直荷重に抗して上昇させる方向のモーメントが
作用し、主軸の撓みが抑制される。
練機では、主軸が連続梁となることから、主軸にその中
央部を垂直荷重に抗して上昇させる方向のモーメントが
作用し、主軸の撓みが抑制される。
【0017】このため、パドルの先端と混練室の壁面と
の間隔を上記従来のものよりも小さくすることができ、
混練性能及び自浄力を大幅に向上させることができる。
の間隔を上記従来のものよりも小さくすることができ、
混練性能及び自浄力を大幅に向上させることができる。
【図1】この発明に係る混練機の要部縦断正面図
【図2】(a)はフラットパドルの正面図 (b)は同上の側面図 (c)は同上の平面図
【図3】(a)はヘリカルパドルの正面図 (b)は同上の側面図 (c)は同上の平面図
【図4】(a)は逆ヘリカルパドルの正面図 (b)は同上の側面図 (c)は同上の平面図
【図5】従来の混練機の縦断正面図
【図6】同上の概略縦断側面図
【図7】同上のパドル取付状態を示す混練室内断面図
【図8】(a)乃至(d)は混練過程の説明図
1 バレル 2 混練室 5 主軸 6 軸受 7 スクリュー 8 パドル 12 中空部
Claims (2)
- 【請求項1】 バレル内部の混練室を貫通する平行な複
数の主軸の両端部を、バレルの両端部に設けられた軸受
により回転自在に支持し、各主軸の混練室内部分に多数
のパドルを軸方向に並べて取り付け、主軸と共に回転す
るパドルの先端が混練室の壁面及び隣接する主軸のパド
ルと微小な間隔を保持しつつ移動するようにした混練機
において、前記軸受を各主軸の両端部にそれぞれ間隔を
おいて複数配置したことを特徴とする混練機。 - 【請求項2】 前記パドルを中空としたことを特徴とす
る請求項1に記載の混練機。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9112853A JPH10296066A (ja) | 1997-04-30 | 1997-04-30 | 混練機 |
KR1019970018650A KR19980079233A (ko) | 1997-04-30 | 1997-05-15 | 혼련기 |
SG1997002105A SG76518A1 (en) | 1997-04-30 | 1997-06-20 | Kneader |
TW086108747A TW330850B (en) | 1997-04-30 | 1997-06-23 | Kneading machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9112853A JPH10296066A (ja) | 1997-04-30 | 1997-04-30 | 混練機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10296066A true JPH10296066A (ja) | 1998-11-10 |
Family
ID=14597176
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9112853A Pending JPH10296066A (ja) | 1997-04-30 | 1997-04-30 | 混練機 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10296066A (ja) |
KR (1) | KR19980079233A (ja) |
SG (1) | SG76518A1 (ja) |
TW (1) | TW330850B (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001121532A (ja) * | 1999-10-29 | 2001-05-08 | Kurimoto Ltd | 連続混練機 |
JP2006116410A (ja) * | 2004-10-21 | 2006-05-11 | Fujisash Co | 混練機 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6044030A (ja) * | 1983-08-22 | 1985-03-08 | Hitachi Ltd | 横型反応機 |
JPS62201625A (ja) * | 1986-02-28 | 1987-09-05 | Chichibu Eng Kk | 振動式2軸強制練りミキサ |
JPH01167325A (ja) * | 1987-12-23 | 1989-07-03 | Sanyo Chem Ind Ltd | エポキシ樹脂組成物 |
JPH01152720U (ja) * | 1988-04-11 | 1989-10-20 | ||
JP3604181B2 (ja) * | 1994-11-22 | 2004-12-22 | 東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社 | 混合機 |
-
1997
- 1997-04-30 JP JP9112853A patent/JPH10296066A/ja active Pending
- 1997-05-15 KR KR1019970018650A patent/KR19980079233A/ko not_active Application Discontinuation
- 1997-06-20 SG SG1997002105A patent/SG76518A1/en unknown
- 1997-06-23 TW TW086108747A patent/TW330850B/zh active
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001121532A (ja) * | 1999-10-29 | 2001-05-08 | Kurimoto Ltd | 連続混練機 |
JP2006116410A (ja) * | 2004-10-21 | 2006-05-11 | Fujisash Co | 混練機 |
JP4491322B2 (ja) * | 2004-10-21 | 2010-06-30 | 不二サッシ株式会社 | 混練機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
SG76518A1 (en) | 2000-11-21 |
TW330850B (en) | 1998-05-01 |
KR19980079233A (ko) | 1998-11-25 |
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