JPH10295616A - 食器洗浄システム - Google Patents

食器洗浄システム

Info

Publication number
JPH10295616A
JPH10295616A JP11260697A JP11260697A JPH10295616A JP H10295616 A JPH10295616 A JP H10295616A JP 11260697 A JP11260697 A JP 11260697A JP 11260697 A JP11260697 A JP 11260697A JP H10295616 A JPH10295616 A JP H10295616A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
dishwashing
hot water
notification
washing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11260697A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3445465B2 (ja
Inventor
Kenji Touya
謙二 洞谷
Koichi Ito
伊藤  公一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rinnai Corp
Original Assignee
Rinnai Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rinnai Corp filed Critical Rinnai Corp
Priority to JP11260697A priority Critical patent/JP3445465B2/ja
Publication of JPH10295616A publication Critical patent/JPH10295616A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3445465B2 publication Critical patent/JP3445465B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】食器洗浄装置における食器の洗浄に際して、使
用者に給湯器の給湯温度の設定を促すことにより、確実
に食器洗浄時の運転時間を短縮することができ、また、
使用者による温度設定時の操作を軽減することができる
食器洗浄システムを提供する。 【解決手段】給湯器1と食器洗浄装置3とからなる食器
洗浄システムAにおいて、給湯器1に湯水の温度を設定
する温度設定手段14を設ける。食器洗浄装置3に、音
又は表示によって報知する報知手段32と、その報知を
制御する報知制御手段33とを設ける。報知制御手段3
3は、食器洗浄装置3に洗浄動作を開始する指示が与え
られたとき以後に、報知手段32によって、食器洗浄に
適した所定の温度を設定するように温度設定手段14の
操作を促す報知を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給湯器と食器洗浄
装置とが給湯管を介して接続されてなる食器洗浄システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】通常、この種の食器洗浄装置は、食器を
収容する洗浄室内に所定量の水を貯留する貯留槽を備え
ており、洗浄を行う際には、貯留槽に所定量の水を貯留
して、その水を洗浄ポンプによってノズルを介して食器
に向かって噴出して洗浄を行う。洗浄後の水は再び貯留
槽に溜まり、上記の動作を繰り返す。その間、適宜排水
と給水が行われる。
【0003】また、この種の食器洗浄装置における食器
洗浄時には、洗浄効率を向上させるために最適な温度
(一般には60℃とされている)の湯が用いられる。こ
のため、前記貯留槽にヒータを設けて貯留槽内の水を洗
浄に最適な温度に加熱及び保温している。
【0004】また、近年では、食器洗浄装置に給湯器を
接続して、食器洗浄時に給湯器の湯を使用する食器洗浄
システムが知られている。給湯器は、風呂や台所の流し
台等に給湯する設備として周知であるが、この種の食器
洗浄システムは、給湯器の給湯管に食器洗浄装置を追加
して接続したものである。また、該給湯器は、該給湯器
に接続されたリモコン等を使用者が操作することによっ
て、給湯器の運転を開始及び停止させることや、風呂給
湯や台所給湯時の湯水を所望する温度に設定することが
できるようになっている。これによれば、食器洗浄時に
は、使用者がリモコン等によって給湯時の湯水の温度を
食器洗浄に適した温度に設定しておくことにより、食器
洗浄装置の貯留槽におけるヒータによる加熱時間を大幅
に短縮することができ、食器洗浄時の運転時間を短縮す
ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
食器洗浄システムにおいては、使用者が、給湯器が停止
していることや、給湯器の給湯温度が食器洗浄に適さな
い温度に設定されていることに気付かずに、食器洗浄装
置における食器の洗浄を開始するおそれがある。そし
て、給湯器が停止している場合や給湯器の設定温度が食
器洗浄に適した温度よりも低い温度に設定されている場
合には、食器洗浄装置に水又は低温の湯が供給されるた
め、給湯器が接続されているにもかかわらず、前記ヒー
タによる加熱に長い時間を要するため洗浄時間を短縮す
ることができない。また、給湯器の設定温度が食器洗浄
に適した温度よりも高温に設定されている場合には、食
器洗浄時に食器に付着していたタンパク質が湯の温度に
より固化して食器への付着状態が強固となり洗浄効率が
低下する。
【0006】かかる不都合を解消して、本発明は、食器
洗浄装置における食器の洗浄に際して、使用者に給湯器
の給湯温度の設定を促すことにより、確実に食器洗浄時
の運転時間を短縮することができ、また、使用者による
温度設定時の操作を軽減することができる食器洗浄シス
テムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は、給湯器と、該給湯器に給湯管を介して
接続され、該給湯器から供給された湯水によって食器類
を洗浄する食器洗浄装置とからなる食器洗浄システムに
おいて、 前記給湯器は、給湯時の湯水の温度を設定す
る温度設定手段と、設定温度に基づいて加熱量を制御す
る加熱制御手段とを備え、前記食器洗浄装置は、音又は
表示によって報知する報知手段と、該報知手段による報
知を制御する報知制御手段とを備え、該報知制御手段
は、食器洗浄装置に洗浄動作を開始する指示が与えられ
たとき以後に、前記報知手段によって、前記温度設定手
段において食器洗浄に適した所定の温度を設定するよう
に該温度設定手段の操作を促す報知を行うことを特徴と
する。
【0008】本発明によれば、食器洗浄装置に洗浄動作
を開始する指示が与えられたときには、前記報知制御手
段が、報知手段によって給湯器の温度設定手段の操作を
促す報知を行う。この時の報知内容は、温度設定手段に
おいて食器洗浄に適した所定の温度を設定するように音
(例えばブザーや音声)を出力するか、又は、表示する
ものである。このような報知を受けた使用者は、給湯器
の温度設定を、食器洗浄に適した温度としなければなら
ないことに気付き、速やかに温度設定手段の操作を行う
ことができる。また、このとき給湯器が停止した状態で
あっても、温度設定手段を操作する際に使用者が気付
き、給湯器を運転可能な状態とする(例えば、メインス
イッチ等の操作によりスタンバイ状態とする)ことがで
きる。
【0009】これによって、給湯器が停止していること
や、給湯器の温度設定値が食器洗浄に適さない温度に設
定されていることを使用者が忘れたまま、食器洗浄装置
の運転が行われることを回避することができ、食器洗浄
装置には食器の洗浄に適した温度の湯が供給されるの
で、食器洗浄時の運転時間の短縮及び運転コストの低減
を可能とすることができる。
【0010】本発明において、前記食器洗浄装置は、食
器の洗浄動作を開始する指示に応じて開弁して、前記給
湯装置からの湯水の供給を行う水電磁弁と、該水電磁弁
を介して食器洗浄装置に供給された湯水の温度を検出す
る温度検出手段を備え、前記報知制御手段は、前記温度
検出手段によって検出された湯水の温度に基づいて前記
報知を行うか否かを決定することを特徴とする。
【0011】そのとき、一例として、前記食器洗浄装置
は、前記水電磁弁を介して食器洗浄装置に供給された湯
水の量を検出する水量検出手段を備え、前記報知制御手
段は、前記水量検出手段によって検出された湯水の量が
所定量となったとき、前記温度検出手段によって検出さ
れた湯水の温度が食器洗浄に適した所定の温度とならな
い場合にのみ、前記報知手段によって前記報知を行うこ
とが挙げられる。
【0012】また、他の例として、前記食器洗浄装置
は、前記水電磁弁の開弁時から計時を開始する計時手段
を備え、前記報知制御手段は、前記計時手段による計時
により、前記水電磁弁を開弁してから所定時間が経過し
たとき、前記温度検出手段によって検出された湯水の温
度が食器洗浄に適した所定の温度とならない場合にの
み、前記報知手段によって前記報知を行うことが挙げら
れる。
【0013】食器洗浄に適した所定の温度を設定するよ
うに該温度設定手段の操作を促す報知は、食器洗浄装置
の運転を開始すると同時に行ってもよいが、食器洗浄装
置の運転を開始するに先立って、使用者によって温度設
定手段が操作され、食器の洗浄に適した温度の設定が完
了していた場合には、報知内容が現状に即していないた
めに、使用者に不快感を与えることが考えられる。
【0014】そこで、本発明においては、報知制御手段
は、未だ温度設定手段が操作されずに食器の洗浄に適し
た温度の設定が行われていないことが推定される場合に
のみ、前記内容の報知を行うようにした。即ち、前記報
知手段は、前記水電磁弁が開弁されてから所定量の湯水
が供給されたとき、或いは、前記水電磁弁が開弁されて
から所定時間が経過したときに、前記温度検出手段によ
って検出された湯水の温度が食器洗浄に適した所定の温
度とならない場合に、報知手段による前記内容の報知を
行う。これにより、給湯器と食器洗浄装置とを接続して
いる給湯管の長さによる湯水の温度上昇の時間差を考慮
したうえで、食器の洗浄に適した温度の湯が供給されな
かった場合にのみ、前記内容の報知が行われるので使用
者に不快感を与えることを防止することができる。
【0015】また、本発明において、前記報知制御手段
は、前記食器洗浄装置による食器の洗浄が終了したと
き、又は、前記食器洗浄装置への給湯が終了したとき、
前記報知手段により、前記温度設定手段において前記食
器洗浄装置の洗浄動作を開始する指示が与えられる前に
設定されていた温度に設定するように該温度設定手段の
操作を促す報知を行うことを特徴とする。
【0016】これによれば、使用者は、食器洗浄装置に
よる食器の洗浄が終了したとき、又は、前記食器洗浄装
置への給湯が終了したとき、前記食器洗浄装置の洗浄動
作を開始する指示が与えられる前に設定されていた温度
に設定するように該温度設定手段の操作が促される。そ
して、この報知に応じて、使用者が給湯器の設定温度を
食器洗浄装置の運転前に設定されていた温度に戻すこと
で、その後、風呂給湯や台所給湯時に、不適当な温度で
給湯されることを防止することができる。
【0017】また、本発明において、前記食器洗浄装置
に供給する湯水を食器洗浄に適した所定の温度に設定す
る操作スイッチを備えていることが好ましく、更にこの
とき、前記操作スイッチは押圧によって操作を行うもの
であり、前記温度設定手段は、前記食器洗浄装置に供給
する湯水を食器洗浄に適した所定の温度に設定する前記
操作スイッチの第1の押圧操作の後に、該操作スイッチ
の第2の押圧操作を行ったとき、第1の押圧操作の直前
に設定されていた温度に設定することが好ましい。
【0018】これにより、使用者は、前記報知手段によ
る報知を受けた際に、操作スイッチを押圧するだけで食
器洗浄に適した所定の温度に設定又は、設定及びその解
除が行えるので、温度設定に伴う操作が簡略化され、使
用者の作業手数を軽減することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図面に基づ
いて説明する。図1は本実施形態の食器洗浄システムを
模式的に示す説明図である。
【0020】図1示の食器洗浄システムAにおいて、1
は給湯器、2は給湯器1を遠隔操作するためのリモコ
ン、3は台所に設置された食器洗浄装置、4は台所給湯
又は風呂給湯のための手動給湯栓である。また、5は始
端部が前記給湯器1に接続されて台所に向かって延設さ
れた主給湯管である。該主給湯管5は、台所において前
記食器洗浄装置3に接続する第1給湯管6と、前記手動
給湯栓4に接続する第2給湯管7とに分岐する。
【0021】前記給湯器1は、前記食器洗浄装置3や前
記手動給湯栓4が使用され、主給湯管5に水流が生じた
(このときの水流は図示しない水流センサにより検出さ
れる)場合に、水を所望の温度に加熱して給湯を開始す
る加熱装置8を備えて、所謂先止め式の給湯が行われ
る。該加熱装置8は、ガス管9から供給されるガスを燃
焼させるガスバーナ10と、該ガスバーナ10の燃焼に
より、給水管11から供給される水を加熱する熱交換器
12とを備えている。該加熱装置8は、燃焼制御手段1
3によって制御される。該燃焼制御手段13は、前記リ
モコン2に備える設定手段14の操作によって設定され
た情報に基づいて加熱装置8を制御する。設定手段14
による設定は給湯温度設定も含まれている。該リモコン
2は、設定手段14の操作によって設定される設定内容
が表示される表示手段15を備えている。また、該リモ
コン2には、給湯器1の運転を食器洗浄用のモード、即
ち、食器洗浄装置3に食器の洗浄に適した温度(本実施
形態では60℃)の湯を給湯するモードとする操作スイ
ッチ16が設けられている。該操作スイッチ16は、第
1の押圧操作によって、設定手段14による給湯温度の
設定値が何度であっても、強制的に60℃に設定変更す
る。そしてその後、該操作スイッチ16は、第2の押圧
操作(再操作)によって、設定手段14によって設定さ
れていた元の給湯温度の設定値に戻るようになってい
る。
【0022】更に、該給湯器1は、リモコン2との設定
情報の通信を行う通信手段17を備えている。また、該
給湯器1のリモコン2は、水が流れたときに加熱装置8
を作動状態にすることができる状態(所謂スタンバイ状
態)をオンとし、給湯が不要な場合に加熱装置8の動作
を不能とする状態をオフとして切り換え自在の運転スイ
ッチ18を備えている。
【0023】前記食器洗浄装置3は、洗浄する食器類W
を収容し且つ洗浄を行う食器類収容室19を備えてい
る。該食器類収容室19は、前記第1給湯管6に接続さ
れた給湯管20から湯が供給される。該給湯管20には
開閉自在の水電磁弁である給水弁21と、該給水弁21
を介して供給された湯水の量を検出する水量検出手段で
ある水量センサ22と、該給水弁21を介して供給され
た湯水の温度を検出する温度検出手段である温度センサ
23とが設けられている。
【0024】また、食器類収容室19の下部には、給湯
管20を介して供給された湯を一時的に貯留しておく貯
留槽24が設けられている。該貯留槽24には、該貯留
槽24に貯留された湯の温度が洗剤の活性温度より低い
場合に湯を再加熱し保温するヒータ25が設けられてい
る。該貯留槽24に貯留された湯は、図示しない洗剤投
入手段によって洗剤が投入されて洗浄液とされる。該貯
留槽24の下部には、残菜フィルタ26を介して濾過さ
れた洗浄液を、食器類収容室19に配設された散水チュ
ーブ27に送り出す洗浄ポンプ28が接続されている。
該散水チューブ27は、洗浄液を食器類Wに向かって噴
射する複数の噴射ノズル(図示せず)を備えている。更
に、前記貯留槽24の下部には、排水手段である排水ポ
ンプ29及び排水管30が接続されている。なお、排水
管30には、図示しないが、上端が貯留層24の上端よ
り高い位置となるトラップが形成されている。
【0025】該食器洗浄装置3は、食器類Wの洗浄運転
を制御する運転制御手段31と、報知手段32と、該報
知手段32を制御する報知制御手段33とを備えてい
る。報知手段32は、報知内容を音声によって出力する
音声出力装置でもよく、報知内容を表示する表示装置で
もよい。また、音声を出力し、且つ、表示する装置でも
よい。
【0026】次に、以上の構成からなる食器洗浄システ
ムAの作動を説明する。食器洗浄装置3による食器の洗
浄を開始する場合には、使用者により該食器洗浄装置3
に設けられた運転スイッチ34がオンとされ、食器類W
の洗浄が指示される。前記運転制御手段31は、食器類
Wの洗浄の指示(運転スイッチ34がオンとされたこ
と)に応じて、給水弁21を開弁し、同時に給湯器1か
らの給湯が開始される。このとき、使用者が、前記リモ
コン2に設けられた食器洗浄用のモードに設定する操作
スイッチ16を押し忘れていたときには、給水弁21を
介して所定量の湯水が供給されても、湯水の温度が食器
洗浄に適した所定の温度(60℃)にならないことが考
えられる。そこで、前記報知制御手段33は、前記水量
センサ22によって検出された湯水の量が所定量となっ
たとき、前記温度センサ23によって検出された湯水の
温度が食器洗浄に適した所定の温度(60℃)でなかっ
た場合に、前記報知手段32によって、第1の報知とし
て、例えば「リモコンの食器洗浄用のスイッチは押しま
したか?」との音声又は表示による報知を行う。これに
より、使用者は、食器洗浄用のモードに設定する操作ス
イッチ16を押し忘れていたことに気付き、該操作スイ
ッチ16が押圧操作される。
【0027】そして、食器洗浄装置3における食器の洗
浄が終了したとき、或いは、食器洗浄装置3への給湯が
終了したとき、前記報知制御手段33は、前記報知手段
32によって、第2の報知として、例えば「リモコンの
食器洗浄用のスイッチを解除して下さい。」との音声又
は表示による報知を行う。これにより、使用者は、この
報知に従って前記操作スイッチを再び押圧し、給湯器1
の食器洗浄用のモードを解除して、設定手段14によっ
て設定されていた元の給湯温度の設定値に戻すことがで
きる。
【0028】また、本実施形態の前記報知制御手段33
においては、使用者が、操作スイッチ16の操作を忘れ
ていることを、前記水量センサ22によって検出された
湯水の量が所定量となったときの前記温度センサ23の
検出温度によって判断したが、その他の一例として、前
記運転制御手段31に計時手段であるタイマ35を設
け、前記給水弁21を開弁してから所定時間が経過した
とき、前記温度センサ23の検出温度によって判断する
こともできる。即ち、使用者が、前記リモコン2に設け
られた食器洗浄用のモードに設定する操作スイッチ16
を押し忘れていたときには、所定時間が経過しても、給
水弁21を介して供給される湯水の温度が食器洗浄に適
した所定の温度(60℃)とはならないことが考えられ
る。そこで、前記報知制御手段33は、前記タイマ35
による計時により、前記給水弁21を開弁してから所定
時間が経過したとき、前記温度センサ23によって検出
された湯水の温度が食器洗浄に適した所定の温度(60
℃)とならない場合にのみ、前記報知手段32によっ
て、例えば「リモコンの食器洗浄用のスイッチは押しま
したか?」との音声又は表示による報知を行う。
【0029】また、本実施形態においては、前記リモコ
ン2に、押圧操作によって食器洗浄モードとする操作ス
イッチ16を設けることによって使用者の操作を簡略化
した例を示したが、リモコン2に前記操作スイッチ16
が設けられていない場合には、該リモコン2に設けられ
た、設定手段14の操作によって食器洗浄に適した所定
の温度(60℃)を設定することになるので、前記第1
の報知を、「温度は60度になっていますか?」との音
声の出力又は表示とし、前記第2の報知を、「温度を元
に戻して下さい。」との音声の出力又は表示とすればよ
い。
【0030】また、本実施形態では、食器洗浄装置3へ
供給される湯水の量が所定量になったとき、或いは、給
水弁21の開弁から所定時間経過したときに、湯水の温
度を検出することにより設定手段14により正しく温度
が設定されているか否かを判定するものを示したが、湯
水の温度の上昇度合いにより判定するようにしてもよ
い。
【0031】また、本実施形態では、操作スイッチ16
として押圧による操作を行うものを示したが、該操作ス
イッチ16はスライド操作を行うものであってもよい。
【0032】また、本実施形態においては、食器洗浄装
置3に供給される湯水の温度が、食器洗浄に適した所定
の温度に設定されていると判定した場合はなにも報知し
ないものを示したが、そのときに温度の設定が正しい旨
の報知を行うようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の食器洗浄システムを模式
的に示す説明図。
【符号の説明】
A…食器洗浄システム、W…食器類、1…給湯器、3…
食器洗浄装置、5,6…給湯管、14…設定手段(温度
設定手段)、16…操作スイッチ、21…給水弁(水電
磁弁)、22…水量センサ(水量検出手段)、23…温
度センサ(温度検出手段)、32…報知手段、33…報
知制御手段、35…タイマ(計時手段)。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】給湯器と、該給湯器に給湯管を介して接続
    され、該給湯器から供給された湯水によって食器類を洗
    浄する食器洗浄装置とからなる食器洗浄システムにおい
    て、 前記給湯器は、給湯時の湯水の温度を設定する温度設定
    手段と、設定温度に基づいて加熱量を制御する加熱制御
    手段とを備え、 前記食器洗浄装置は、音又は表示によって報知する報知
    手段と、該報知手段による報知を制御する報知制御手段
    とを備え、 該報知制御手段は、食器洗浄装置に洗浄動作を開始する
    指示が与えられたとき以後に、前記報知手段によって、
    前記温度設定手段において食器洗浄に適した所定の温度
    を設定するように該温度設定手段の操作を促す報知を行
    うことを特徴とする食器洗浄システム。
  2. 【請求項2】前記食器洗浄装置は、食器の洗浄動作を開
    始する指示に応じて開弁して、前記給湯装置からの湯水
    の供給を行う水電磁弁と、該水電磁弁を介して食器洗浄
    装置に供給された湯水の温度を検出する温度検出手段を
    備え、 前記報知制御手段は、前記温度検出手段によって検出さ
    れた湯水の温度に基づいて前記報知を行うか否かを決定
    することを特徴とする請求項1記載の食器洗浄システ
    ム。
  3. 【請求項3】前記食器洗浄装置は、前記水電磁弁を介し
    て食器洗浄装置に供給された湯水の量を検出する水量検
    出手段を備え、 前記報知制御手段は、前記水量検出手段によって検出さ
    れた湯水の量が所定量となったとき、前記温度検出手段
    によって検出された湯水の温度が食器洗浄に適した所定
    の温度とならない場合にのみ、前記報知手段によって前
    記報知を行うことを特徴とする請求項2記載の食器洗浄
    システム。
  4. 【請求項4】前記食器洗浄装置は、前記水電磁弁の開弁
    時から計時を開始する計時手段を備え、 前記報知制御手段は、前記計時手段による計時により、
    前記水電磁弁を開弁してから所定時間が経過したとき、
    前記温度検出手段によって検出された湯水の温度が食器
    洗浄に適した所定の温度とならない場合にのみ、前記報
    知手段によって前記報知を行うことを特徴とする請求項
    2記載の食器洗浄システム。
  5. 【請求項5】前記報知制御手段は、前記食器洗浄装置に
    よる食器の洗浄が終了したとき、又は、前記食器洗浄装
    置への給湯が終了したとき、前記報知手段により、前記
    温度設定手段において前記食器洗浄装置の洗浄動作を開
    始する指示が与えられる前に設定されていた温度に設定
    するように該温度設定手段の操作を促す報知を行うこと
    を特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の食器
    洗浄システム。
  6. 【請求項6】前記温度設定手段は、前記食器洗浄装置に
    供給する湯水を食器洗浄に適した所定の温度に設定する
    操作スイッチを備えていることを特徴とする請求項1乃
    至5の何れか1項に記載の食器洗浄システム。
  7. 【請求項7】前記操作スイッチは押圧によって操作を行
    うものであり、前記温度設定手段は、前記食器洗浄装置
    に供給する湯水を食器洗浄に適した所定の温度に設定す
    る前記操作スイッチの第1の押圧操作の後に、該操作ス
    イッチの第2の押圧操作を行ったとき、第1の押圧操作
    の直前に設定されていた温度に設定することを特徴とす
    る請求項6記載の食器洗浄システム。
JP11260697A 1997-04-30 1997-04-30 食器洗浄システム Expired - Fee Related JP3445465B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11260697A JP3445465B2 (ja) 1997-04-30 1997-04-30 食器洗浄システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11260697A JP3445465B2 (ja) 1997-04-30 1997-04-30 食器洗浄システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10295616A true JPH10295616A (ja) 1998-11-10
JP3445465B2 JP3445465B2 (ja) 2003-09-08

Family

ID=14590947

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11260697A Expired - Fee Related JP3445465B2 (ja) 1997-04-30 1997-04-30 食器洗浄システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3445465B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP3445465B2 (ja) 2003-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2013106942A (ja) 浴槽洗浄装置
JPH10295616A (ja) 食器洗浄システム
JP3585699B2 (ja) 食器洗浄システム
JP2002130799A (ja) 給湯・食器洗浄システムの給湯制御方法
JP3399791B2 (ja) 食器洗浄システム
JP3366827B2 (ja) 食器洗浄装置及び食器洗浄システム
JP3593841B2 (ja) 風呂装置
JP3583249B2 (ja) 給湯システム
JP3403919B2 (ja) 食器洗浄システム
JP3739535B2 (ja) 食器洗浄システム
JPH10295617A (ja) 食器洗浄システム
JP3318510B2 (ja) 食器洗浄システム
CN215604915U (zh) 具有清理提醒功能的蒸汽加热装置
JP3895554B2 (ja) 即時出湯機能付き給湯装置
JP3642916B2 (ja) 食器洗浄システム
JPS62297660A (ja) 給湯器付自動風呂装置
JP3583260B2 (ja) 食器洗浄システム
JP2791507B2 (ja) 浴槽洗浄始動の制御方法
JP2832396B2 (ja) 浴槽蓋の開閉状態検出方法およびその方法を利用した風呂装置と浴槽洗浄装置並びにそれら装置の運転方法
JP4814268B2 (ja) 浴槽自動洗浄装置
JPS6252220B2 (ja)
JP3628845B2 (ja) 給湯装置
JP4178747B2 (ja) 貯湯式電気給湯器
JP3318508B2 (ja) 給湯システム
JPH0960091A (ja) 温水洗浄装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080627

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090627

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100627

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100627

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110627

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110627

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120627

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130627

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees