JPH10295586A - 便座及びシール部材 - Google Patents

便座及びシール部材

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JPH10295586A
JPH10295586A JP11246297A JP11246297A JPH10295586A JP H10295586 A JPH10295586 A JP H10295586A JP 11246297 A JP11246297 A JP 11246297A JP 11246297 A JP11246297 A JP 11246297A JP H10295586 A JPH10295586 A JP H10295586A
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JP
Japan
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toilet seat
seal member
gap
joint
seal
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Pending
Application number
JP11246297A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihisa Matsuda
好央 松田
Junji Yoshida
純治 吉田
Tsutomu Awata
努 粟田
Ikuya Idota
育哉 井戸田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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Priority to TW88219236U priority patent/TW407483U/zh
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Abstract

(57)【要約】 【課題】便座を構成する表面部材と底面部材との接合部
に生ずる隙間に、ゴミや埃が溜まる。また、水洗いする
と、この隙間から内部へ水が浸入する。 【解決手段】表面部材1と底面部材2との接合部4に生
ずる隙間Dに、合成樹脂・ゴム等のよりなるシール部材
4を、着脱可能に挿着する。シール部材4により隙間D
が閉塞され、便座1の内部空間が密閉される。表面部材
1と底面部材2との隙間にごみや埃が溜まるのを防止す
るので、美観性・衛生性に優れる。内部に水が浸入しな
いので、水洗いの可能な暖房便座を提供することができ
る。シール部材4は着脱可能であるから、必要に応じて
交換することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表面部材と底面部
材とから構成される便座、及び、便座における表面部材
と底面部材との接合部に生ずる隙間を閉塞するシール部
材に関する。
【0002】
【従来の技術】図4に示すとおり、洋風便器Uには、一
般に便座10が設置される。便座10は、合成樹脂で製
作されることが多い。
【0003】さらに図5に示すように、使用者が着座す
る表面部材11と、便器表面に接する底面部材12とを
接合する構造として内部を中空にすることもしばしば行
われている。中空構造にすることで、便座10を軽量化
できると共に、図5(B)の如く、内部にヒータ部材H
を配設して暖房便座とすることが可能である。
【0004】表面部材11と底面部材12とを接合する
手段としては、機械的な嵌合構造,ビス,接着剤などに
よるもののほか、超音波振動による溶着法が知られてい
る。これは図6の(A)に示すように、底面部材12を
表面部材11の裏面側に配置したのち、両者の接触箇所
に超音波振動を与えて底面部材12の一部12aを溶融
させ、同図(B)に示す如く両者を溶着するというもの
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記便座10を製作す
るに際し、表面部材11と底面部材12との接合部13
に隙間Dを全く生じさせないようにすることは、きわめ
て困難である。そのため上記隙間Dにゴミや埃が溜まり
やすく、しかも清掃がしにくいので、美観性,衛生性を
損なうおそれがある。
【0006】また便座を暖房便座とする場合には、前記
隙間Dから水が浸入するおそれがあるから、水洗いをす
ることができなかった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、便座を構成す
る表面部材と底面部材との接合部に形成される隙間を閉
塞することのできる技術を提供するものである。本発明
が採用する便座の特徴とするところは、表面部材と底面
部材との接合部に生ずる隙間を閉塞するシール部材を着
脱可能に装着したことである。
【0008】一方、本発明が採用するシール部材は、、
便座を構成する表面部材と底面部材との接合部へ着脱可
能に装着されるシール部材であって、前記接合部の隙間
を閉塞する挿入部と、便座表面に当接するカバー部とよ
り構成されていることを特徴とする。
【0009】あるいは、便座を構成する表面部材と底面
部材との接合部を着脱可能に被覆するシール部材であっ
て、便座の底面全体を覆うカバー部を備えていることを
特徴とする。
【0010】なお前記シール部材において、裏足を一体
的に形成することも可能である。
【0011】ところで本発明において、表面部材と底面
部材との「隙間」とは、成形誤差により表面部材と底面
部材との間に不可避的に生ずるものはもとより、シール
部材の装着を予定して、両者の間へ意図的に形成したも
のをも含むものとする。
【0012】
【発明の実施の形態】
〔第1の実施形態〕図1に、本発明の第1の実施形態を
示す。同実施形態の特徴とするところは、便座を構成す
る表面部材1と底面部材2との接合部3に形成される隙
間Dに、シール部材4を装着することにより、当該隙間
Dを閉塞した点にある。この場合、シール部材4の挿入
を容易にするため、表面部材1と底面部材2との間に適
当な幅寸法の隙間Dを積極的に形成しておいてもよい。
【0013】シール部材4は、例えばウレタン樹脂,シ
リコン樹脂等の合成樹脂材料やゴム材料など、耐食性と
弾力性とを有する材料を用いて製作される。本例では、
図1(B)に拡大して示す如く、その形態を、表面部材
1と底面部材2との隙間Dへ挿入される挿入部4aと、
便座の表面に当接するカバー部4bとで構成されるもの
とした。挿入部4aには、脱落防止用の突起4cを形成
しておいてもよい。
【0014】またシール部材4の平面形状は、装着作業
の効率やシール部材に作用する応力等を考慮すると、接
合部の形状に近いものとすることが望ましい。すなわ
ち、便座の内周側の接合部3(P)(図5参照)に対し
ては、図1(C)のようにシール部材4(P)を楕円形
や円形,長円形等とし、外周側の接合部3(Q)に対し
ては、図1(D)に示すシール部材4(Q)のように、
楕円を半分に切断した如き形状を採用すればよい。
【0015】前記の如く構成されたシール部材4は、そ
の挿入部4aを、便座10の表面部材1と底面部材2と
の接合部3に生ずる隙間Dへ挿入することにより、この
隙間Dを閉塞して内部空間を密閉する。従って、隙間D
にゴミや埃が溜まるの防止すると共に、水洗いの可能な
暖房便座を提供することが可能である。
【0016】なお、シール部材4におけるカバー部4b
の表面は、なるべく面一で且つ平滑となるように形成す
ることが望ましい。これは、もし仮に、カバー部4bの
表面が凹んでいたり粗雑であったりすると、そこにゴミ
や埃が溜まって、美観性・衛生性を損なうおそれがある
からである。
【0017】〔第2の実施形態〕図2は、表面部材1と
底面部材2とからなる便座10の底面全体を、シール部
材5によって被覆する場合の実施形態を示すものであ
る。同図(B)のように、表面部材1と底面部材2との
接合部3が底面に位置している場合、底面全体を被覆す
ることにより、上記接合部3に生ずる隙間Dの閉塞が可
能である。
【0018】本実施形態におけるシール部材5は、便座
10の底面形状とほぼ同形のカバー部5aと、このカバ
ー部5aの内外周縁部に形成したリップ部5bとより構
成されている。図3(A)に拡大して示すように、前記
リップ部5bには、表面部材1に形成した溝1aに嵌合
する凸部5cが形成されている。またカバー部5aの適
所には、図3(B)に示す如く裏足6が一体的に形成さ
れている。なおシール部材5の材質は、シリコン樹脂,
ウレタン樹脂等の合成樹脂やゴムなどを使用することが
できる。
【0019】前記の如く構成されるシール部材5は、便
座10の底面へ配置して、カバー部5aの内外周縁部に
設けたリップ部5bの凸部5cを、表面部材1の内外周
面に形成した溝1aに嵌合させることにより、容易には
脱落しないように装着することができる。これにより、
表面部材1と底面部材2との接合部3に生ずる隙間Dが
閉塞され、ゴミや埃が溜まるのを防止すると共に、内部
を密閉する。また本実施形態では、シール部材5の装着
により、同時に裏足6の配設も行われる。
【0020】本発明の実施形態は前述のものに限定され
るのではなく、種々の応用が可能である。例えば、図1
に示す第1の実施形態において、内外の接合部3
(P),3(Q)それぞれに装着するシール部材4
(P),4(Q)の間に裏足を配設してこれらを一体化
することも考えられる。
【0021】また図2及び図3に示す第2の実施形態に
おいて、カバー部材5aの適所に、表面部材1と底面部
材2との隙間へ挿入される突起を形成し、シール部材5
を便座10の底面へ装着したときに、上記隙間が突起で
も閉塞されるように構成することも可能である。
【0022】その他、本発明に係る実施形態は適宜の変
更を妨げない。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、表面部材と底面部材と
の接合部に生ずる隙間をシール部材にによって閉塞する
ことができるので、ゴミや埃が溜まるおそれがなく、依
って、衛生性・美観性に優れる。また便座の清掃が簡単
になる。
【0024】シール部材は着脱可能としたので、損耗時
や老朽化時など、必要時に交換することができる。ま
た、シール部材だけを取り外して洗浄することもでき
る。
【0025】シール部材の装着により、表面部材と底面
部材との隙間が閉塞されて便座内部が密閉空間となるか
ら、内部へ水が浸入することがなくなる。依って、水洗
いの可能な暖房便座を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るものであって、
図(A)は便座の一部分の断面図、図(B)は表面部材
と底面部材との接合部を拡大して示す断面図、図(C)
は便座の内周側の接合部に装着するシール部材の平面
図、図(D)は便座の外周側の接合部に装着するシール
部材の平面図である。
【図2】本発明の第2の実施形態に係るものであって、
図(A)はシール部材を装着した便座の底面図、図
(B)は図(A)のX−X線における断面図である。
【図3】本発明の第2の実施形態に係るものであって、
図(A)は表面部材と底面部材との接合部を拡大して示
す断面図、図(B)は図2(A)のY−Y線における断
面図である。
【図4】便座が設置される洋風便器を示す斜視図であ
る。
【図5】従来の便座を示すものであって、図(A)は底
面図、図(B)は図(A)のB−B線における断面図で
ある。
【図6】従来の便座における表面部材と底面部材との接
合部を拡大して示す断面図であって、両者の接合要領を
説明するためのものである。
【符号の説明】
1 表面部材 2 底面部材 3 接合部 4 シール部材 4a 挿入部 4b カバー部 5 シール部材 5a カバー部 5b リップ部 6 裏足 10 便座 D 隙間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井戸田 育哉 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面部材と底面部材とから成る便座であ
    って、表面部材と底面部材との接合部に生ずる隙間を閉
    塞するシール部材が着脱可能に装着されていることを特
    徴とする便座。
  2. 【請求項2】 便座を構成する表面部材と底面部材との
    接合部へ着脱可能に装着されるシール部材であって、前
    記接合部の隙間を閉塞する挿入部と、便座表面に当接す
    るカバー部とより構成されていることを特徴とするシー
    ル部材。
  3. 【請求項3】 便座を構成する表面部材と底面部材との
    接合部を着脱可能に被覆するシール部材であって、便座
    の底面全体を覆うカバー部を備えていることを特徴とす
    るシール部材。
  4. 【請求項4】 裏足が一体的に形成されている請求項2
    又は3に記載のシール部材。
JP11246297A 1997-04-30 1997-04-30 便座及びシール部材 Pending JPH10295586A (ja)

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CN 98105586 CN1107479C (zh) 1997-04-30 1998-03-13 便座
TW88219236U TW407483U (en) 1997-04-30 1998-04-09 Toilet seat
HK99101973A HK1016854A1 (en) 1997-04-30 1999-05-03 A seat for toilet bowl

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