JPH10295371A - ラクトシルセラミド合成酵素及びその遺伝子 - Google Patents
ラクトシルセラミド合成酵素及びその遺伝子Info
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- JPH10295371A JPH10295371A JP10043335A JP4333598A JPH10295371A JP H10295371 A JPH10295371 A JP H10295371A JP 10043335 A JP10043335 A JP 10043335A JP 4333598 A JP4333598 A JP 4333598A JP H10295371 A JPH10295371 A JP H10295371A
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Abstract
からガラクトースをグルコシルセラミドに転移させ、ラ
クトシルセラミドを合成する酵素、及びこれをコードす
る遺伝子。 【効果】 ラクトシルセラミドが大量に生産できる。
Description
生合成の出発物質の一つであるラクトシルセラミドの合
成酵素及びその遺伝子に関する。
ち、種々の認識機構に関与するといわれており、その生
合成はセラミドにグルコシルセラミド合成酵素(グルコ
ース転移酵素)が作用してグルコシルセラミドが生成
し、次いでこれにラクトシルセラミド合成酵素(ガラク
トース転移酵素)が作用してラクトシルセラミドが生成
することから始まる。又、このグルコシルセラミド合成
酵素については、本出願人により既に部分精製されてい
る(特開平5−64584号公報)。
ラクトシルセラミド合成酵素はこれまでにその存在が指
摘されてきたものの、生体内では他のガラクトース転移
酵素がラクトシルセラミド合成に関与しているのか、又
はラクトシルセラミド合成に特異的なガラクトース転移
酵素が存在するのかは、蛋白、遺伝子レベルの解析がな
されていなかったために十分解明されていない。これは
糖蛋白やラクトサミンの合成に関与するガラクトース転
移酵素が弱いながらもラクトシルセラミド合成活性を持
つことが知られているためである。この酵素のラクトシ
ルセラミド合成活性は糖蛋白糖鎖やラクトサミン合成活
性に比べ非常に低い(Yamato K,YoshidaA; J.Biochem.
(Tokyo) Oct 1982, 92 (4) p1123-7)。従って、このガ
ラクトース転移酵素は、特異的なラクトシルセラミド合
成酵素とは言い難い。
トシルセラミド合成酵素を精製したと報告した(Chatte
rjee S,Chosh N,Khurana S; J.Biol.Chem.Apr.5, 1992,
267(10) p7148-53)が、その構造や遺伝子のクローニ
ングは全く報告がなされていない。
シルセラミド合成酵素は様々な生理活性をもつスフィン
ゴ糖脂質の生合成の出発物質の一つであるラクトシルセ
ラミドを合成する重要な酵素であるが、これを大量に製
造する方法が確立されていない。従って、本発明の目的
は、グルコシルセラミドに特異的に作用してラクトシル
セラミドを合成する高活性のラクトシルセラミド合成酵
素、これをコードする遺伝子、及び該ラクトシルセラミ
ド合成酵素の新規製造法を提供することにある。
調製材料にラット脳組織を採用し、この膜画分からグル
コシルセラミドに対する基質特異性の高いガラクトース
転移酵素を単離すべく種々検討し、後記酵素学的性質を
有するラクトシルセラミド合成酵素を得た。また、ラッ
トから該酵素をコードする遺伝子のクローニングに成功
し、更にマウス及びヒトからも該酵素に近似する酵素を
コードする遺伝子のクローニングに成功した。更に該遺
伝子を用いた組換えDNA技術によるラクトシルセラミ
ド合成酵素の製造法の確立にも成功し、本発明を完成す
るに至った。
を有するラクトシルセラミド合成酵素(以下、本酵素A
と称することがある)を提供するものである。
スをグルコシルセラミドに転移させ、ラクトシルセラミ
ドを合成する。 (2)基質特異性 グルコシルセラミドに強く作用し、グロボシドに弱く作
用し、セラミド、ラクトシルセラミド、GA2及びGM
2にほとんど作用しない。 (3)金属要求性 マンガン、マグネシウム、カルシウムを要求する。 (4)至適pH pH6.4〜7.4付近 (5)分子量 54,000〜68,000(SDS−PAGEによ
る)
5で示されるアミノ酸配列、又は該アミノ酸配列の1若
しくは2以上のアミノ酸が欠失、置換若しくは付加して
なるアミノ酸配列を有するラクトシルセラミド合成酵素
を提供するものである。
5で示されるアミノ酸配列、又は該アミノ酸配列の1若
しくは2以上のアミノ酸が欠失、置換若しくは付加して
なるアミノ酸配列を有するペプチドをコードするラクト
シルセラミド合成酵素遺伝子を提供するものである。
6で示される塩基配列、又は該塩基配列の1若しくは2
以上の塩基が欠失、置換若しくは付加してなる塩基配列
を有するラクトシルセラミド合成酵素遺伝子を提供する
ものである。
成酵素遺伝子を含有する組換えDNAを提供するもので
ある。
合成酵素遺伝子を含有する組換えDNAにより形質転換
された細胞を提供するものである。
成酵素遺伝子を含有する組換えDNAにより形質転換さ
れた細胞を培養し、該培養物からラクトシルセラミド合
成酵素を採取することを特徴とするラクトシルセラミド
合成酵素の製造法を提供するものである。
ち、配列番号1のアミノ酸配列を有する酵素はラット由
来(本酵素A)であり、配列番号3のアミノ酸配列を有
する酵素はマウス由来(本酵素B)であり、配列番号5
のアミノ酸配列を有する酵素はヒト由来(本酵素C)で
ある。
本発明の酵素は、例えばラット、マウス、ヒトの脳に代
表される動物細胞の膜画分から得られる。具体的には、
ラット、マウス、ヒト等の脳膜画分より、界面活性剤で
可溶化後、各種アフィニティクロマトグラフィー、ゲル
濾過、イオン交換クロマトグラフィー等により精製でき
る。
する。すなわち、ラット脳をホモジナイズし、細胞分画
を行い、サスペンジョン用バッファーに懸濁して脳膜画
分を得る。この脳膜画分にトライトンX−100に代表
される界面活性剤を加えて酵素を可溶化する。次いで可
溶化酵素画分をレクチン−アガロース、及びウリジンジ
ホスフェート−ヘキサノールアミンアガロースを用いた
アフィニティクロマトグラフィーに付し、更にヒドロキ
シアパタイト、ミニQなどのイオン交換クロマトグラフ
ィーに付すことにより精製される。
的性質を以下に示す。 (1)作用 ウリジンジホスフェート(UDP)−ガラクトースから
ガラクトースをグルコシルセラミド(Glc−Cer)
に転移させ、ラクトシルセラミドを合成する。
グロボシド(GalNAc−Gal−Gal−Glc−
Cer)に弱く作用し、セラミド(Cer)、ラクトシ
ルセラミド(Lac−Cer)、GA2(GalNAc
−Gal−Glc−Cer)及びGM2(GalNAc
−Gal(NeuAc)−Glc−Cer)にほとんど
作用しない。具体的には、Glc−Cerに対する活性
を100%としたとき、グロボシドに対して12%、セ
ラミド、ラクトシルセラミド、GA2及びGM2に対し
て1%未満である。
的には、マンガン>マグネシウム>カルシウム>カドミ
ウム>鉄の順に2価金属イオンを要求する(図1)。
4の範囲で活性を示し、pH7.2で最も高い活性を示
す。またMESバッファーではpH6.2〜7.0で活性
はほとんど変化しないが、カコジル酸バッファーに比べ
活性は低い。(図2)。
泳動法(SDS−PAGE)により、54,000〜6
8,000である。また、グリカナーゼ処理で分子量が
約50,000に低下するので、本酵素Aの本質は糖蛋
白質であり、糖鎖部分が約10,000又はそれ以上あ
ると考えられる。上記分子量の範囲は糖鎖の付き方に由
来する。
ペプチド断片を分離し、その断片のうち、4断片につ
き、アミノ酸配列を決定した。その結果、少なくとも下
記の4つのペプチド断片を有していることが判明した。
Leu-Thr-Val-Glu-Gln-Phe-X-Lys (2)Lys-Glu-Arg-Gln-Phe-Ile-Asp-Gly-Leu-Asn-Asn-
Leu-Leu-Tyr-Thr-Pro-Lys (3)Lys-Tyr-Thr-Ser-Ile-Pro-X-X-X-X-Gly-Glu-Val-
Gln-Phe-Leu-Gly-Arg-Tyr-Lys (4)Lys-Tyr-Met-Tyr-Ile-Leu-Pro-Tyr-Lys
素の活性測定はガラクトースの供与体であるUDP−ガ
ラクトースの放射ラベルガラクトースが受容体であるグ
ルコシルセラミドに転移されて生成するラクトシルセラ
ミドの放射活性を測定することにより行うことができ
る。具体的には、MnCl2 を1μモル、CDP−コリ
ンを0.75μモル、カコジル酸ナトリウムを5μモ
ル、界面活性剤 トライトンX−100を0.4mg、D
OPC(ジオレオイルフォスファチジルコリン)を15
0μg、UDP−〔U−14C〕ガラクトースを2.1n
モル(23kBq)含む最終反応液100μl中に酵素
として120μg以下の蛋白を加え、37℃、30分反
応させ、反応生成物をブライ−ダイヤーの方法(Bligh,
E.G. & Dyer, W.J. Can. J. Biochem.Physiol. 1959,
37, p911)で抽出し、その放射活性を測定することによ
り酵素活性を測定する。
ローニングについて説明する。まず、cDNAライブラ
リーは、ファージ、プラスミド、コスミドのいずれをベ
クターとするものでもよく、本酵素Aの場合には市販の
ラット脳由来のcDNAライブラリーを用いるのが好ま
しい。
としては、前記のペプチド断片をコードするDNA断片
を合成し、これを直接用いてもよいが、該DNA断片は
短いので、一度ラット脳cDNAライブラリーを鋳型と
し、前記のペプチド断片をコードするDNA断片をプラ
イマーとしてPCRを行い、プローブとして有用なDN
A断片を得るのが好ましい。
し、ラット脳cDNAライブラリーを用いたクローニン
グは、常法に従って行えばよいが、例えば、サウスウエ
スタン法、ノースウエスタン法、ウエストウエスタン
法、リガンドクローニング法、発現クローニング法、ポ
ジショナルクローニング法等も挙げられる。このうち、
大腸菌を宿主とするcDNAライブラリーを用い、プロ
ーブをビオチン標識しておき、プローブと結合したcD
NAをストレプトアビジンで選択した後、コロニーの選
択は前記のプライマーを用いたPCRにより行うのが好
ましい。
塩基配列は、配列番号2に示す通りであり、当該塩基配
列から推定されるアミノ酸配列は配列番号1に示す通り
である。
としてマウス脳由来のcDNAライブラリーを用い、本
酵素CについてはcDNAライブラリーとしてヒト脳由
来のcDNAライブラリーを用い、前記本酵素Aの場合
と同様にしてクローニングを行えばよい。その結果、本
酵素B(マウス由来)をコードするcDNAの塩基配列
は配列番号4に示す通りであり、当該塩基配列から推定
されるアミノ酸配列は配列番号3に示す通りである。ま
た、本酵素C(ヒト由来)をコードするcDNAの塩基
配列は配列番号6に示す通りであり、当該塩基配列から
推定されるアミノ酸配列は配列番号5に示す通りであ
る。
を用いて、本発明酵素を得るには、通常の遺伝子組換え
技術に従えばよい。すなわち、これらの遺伝子を適当な
ベクターに組み込んで組換えDNAを作製し、該組換え
DNAを用いて作製した形質転換体を培養して、該培養
物から採取するのが好ましい。この組換えDNAとして
は、形質転換に用いられる宿主中での発現に適した発現
用ベクターに本発明DNAを挿入して得られる発現ベク
ターが好ましい。宿主としては、原核生物、例えば大腸
菌、枯草菌などの細菌、真核性微生物、例えばサッカロ
ミセス・セレビシエ等の酵母、昆虫を含む高等真核生物
の培養細胞、例えばSf9細胞、CHO細胞等を使用す
ることができるが、このうち昆虫細胞が特に好ましい。
発現用ベクターとしては、前記の宿主細胞中で複製でき
且つ目的のポリペプチドを発現できる任意のベクター、
例えばプラスミド、バクミド等を使用できる。
astBac系、pMAM系、pBacPAK系、pC
R3系、pBlueBac系、pGEX系などが挙げら
れる。DNAの発現用ベクターへの挿入は、常法、例え
ばT4DNA Ligaseによるライゲーション反応
等によって行われる。
astBacHTを用いた場合について説明する。この
pFastBacHTは、プラスミドであり、トランス
ポゾンmini TNT配列を含み、かつその両腕にゲ
ンタマイシン耐性マーカー、バキュロウイルスプロモー
ター及び目的遺伝子挿入部位を含む。ギブコビーアール
エル社から入手可能である。
ミド合成酵素遺伝子の挿入は、例えばラクトシルセラミ
ド合成酵素遺伝子のEcoRI断片をpFastBac
HTのEcoRI切断部位に挿入するのが好ましい。
換えプラスミドを挿入するためのバクミドDNAとして
は、ヘルパープラスミドとバキュロウイルスとのシャト
ルベクターとなるものであれば特に制限されないが、例
えば大腸菌DH10Bacに含まれているバクミドDN
Aが好ましい。このバクミドには、コピー数を抑えるm
ini Fレプリコン、カナマイシン耐性マーカー及び
pUC由来のlacZα遺伝子が含まれている。またこ
のlacZα中には、リーディングフレームを損なわな
いようにmin−attTN7が挿入されている。
cのコンピテントセル中に前記pFastBacHT組
換えプラスミドを導入すればよい。形質転換体の選択
は、lacZの欠失及びゲンタマイシン耐性獲得を指標
にすればよい。
出すれば本発明の組換えバクミドが得られる。なお、ラ
クトシルセラミド合成酵素遺伝子のバクミドDNAへの
挿入の有無はPCRにより確認できる。
主細胞としては、バキュロウイルスが感染する細胞であ
れば特に制限されないが、通常昆虫細胞が用いられる。
昆虫細胞としてはSf9、Sf21、High5等が挙
げられるが、通常Sf9が用いられる。導入手段として
はセルフェクチンを用いたリポソーム法が好ましい。感
染培養細胞からバキュロウイルスを得、このウイルスを
宿主細胞に再度感染させれば、ラクトシルセラミド合成
酵素を発現する形質転換昆虫細胞が得られる。
からラクトシルセラミド合成酵素を採取すれば、ラクト
シルセラミド合成酵素が大量に生産できる。形質転換細
胞の培養は、用いた宿主細胞が増殖する条件であれば特
に制限されない。また該培養物からのラクトシルセラミ
ド合成酵素の採取は、例えば硫安分画、塩析、各種クロ
マトグラフィー等を適宜組合わせて行うことができる。
塩基配列からなる遺伝子だけでなく、該塩基配列の1若
しくは2以上の塩基が欠失、置換若しくは付加した塩基
配列を有する遺伝子であっても、同様の機能を有する限
り含まれる。また酵素は、示したアミノ酸配列からなる
酵素だけでなく、該アミノ酸配列の1若しくは2以上の
アミノ酸が欠失、置換若しくは付加したアミノ酸配列を
有する酵素も同様の性質を有する限り含まれる。
するが、本発明はこれらの実施例に何ら制限されるもの
ではない。
4℃で行った。2〜3週齢のウイスター系ラット(雄雌
混合)を頸椎脱臼により屠殺した後、脳を摘出した。摘
出した脳は使用まで−80℃で保存した。ラット脳膜画
分の採取に当たり脳をはさみで細断し9倍容のホモジナ
イズ用バッファー(0.32Mの蔗糖、0.25mMのD
TT、1mMのEDTA)を加えホモジナイズした。ホモ
ジネートを800×gで遠心分離した上清を更に10,
000×gで30分遠心分離して得られた沈澱をサスペ
ンジョン用バッファー(0.25Mの蔗糖、1mMのDT
T、0.02%のアジ化ナトリウム、プロテアーゼイン
ヒビター(PMSF)を含む50mMトリス−塩酸バッフ
ァー、pH7.4)に懸濁してラット脳膜画分とした。実
験に使用するまで−145℃にて保存した。
蛋白の最終濃度が4mg/ml、トライトンX−100が1
%になるようにトライトンX−100を加え、0℃で2
時間放置した後100,000×gで遠心分離し、得ら
れた上清を可溶化画分とした。
ロースによるアフィニティクロマトグラフィー:500
mMの塩化ナトリウム、1%のトライトンX−100、1
mMのDTT、0.02%のアジ化ナトリウム、100μ
Mのペファブロック(プロテアーゼインヒビター)を含
む10mMトリス−塩酸バッファーpH7.4で平衡化され
た小麦胚芽レクチン−アガロースのカラム(150ml)
に約150個のラット脳から調製した可溶化画分をアプ
ライした後、カラム容量の約10倍量の同バッファーで
カラムを洗浄し、200mMのGlcNAcを含む同バッ
ファーで酵素を溶出した(図3)。
ースによるアフィニティクロマトグラフィー:WGA−
アガロースから特異的に溶出された酵素サンプルにMn
Cl2を加えて10mMとし、500mMの塩化ナトリウ
ム、10mMのMnCl2、1%のトライトンX−10
0、1mMのDTT、0.02%のアジ化ナトリウム、1
00μMのペファブロックを含む10mMトリス−塩酸バ
ッファーpH7.4で平衡化したUDP−ヘキサノールア
ミンアガロースのカラム(40ml)にアプライした。非
吸着画分を洗浄後1mMのUDPを含む同バッファーで酵
素を溶出した(図4)。
トグラフィー:(4)のサンプルのバッファーをリン酸
バッファーに交換するためにUDP−ヘキサノールアミ
ンアガロースのカラムから溶出されたサンプルを1%の
トライトンX−100、1mMのDTT、0.02%のア
ジ化ナトリウム、100μMのペファブロックを含む1
0mMリン酸ナトリウムpH6.8で平衡化したPD−10
カラムにアプライし同バッファーで溶出し、蛋白画分を
得た。これを同バッファーで平衡化したヒドロキシアパ
タイトのカラム(0.5ml)にアプライし、酵素活性を
有する非吸着画分を次のステップに用いた。
ラフィー:(5)のサンプルを1%のトライトンX−1
00、1mMのDTT、0.02%のアジ化ナトリウム、
100μMのペファブロックを含む10mMリン酸ナトリ
ウムpH6.8で平衡化したミニQカラム(ファルマシア
社製)にアプライし0から2Mの塩化ナトリウムの直線
濃度勾配法で酵素を溶出し、酵素活性を有する画分を回
収した(図5)。
表1に示す。また、得られた酵素の性質は、前記の通り
であった。
SDS−PAGE結果を図6に示す。
の解析酵素標品をクロロホルム/メタノール濃縮後、S
DS−PAGEにて電気泳動を行い、CBB染色を行っ
た。染色された部分を切り取り、リジンペプチダーゼに
て一夜消化後、消化液を逆相カラムRP−18にアプラ
イし、ペプチドを分離した。液体クロマトグラフィーに
より分取したペプチド断片のうち、4つのペプチドにつ
きアミノ酸配列をアプライドバイオシステムズ社製のプ
ロテインシーケンサーを用いて解析し、表2の結果を得
た。
プチド(1)と(2)については糖蛋白質糖転移酵素
(β1 −4GalT、EC2.4.1.38)とそれぞ
れ47.5%、47%の相同性がありこれらの配列はそ
の間に約80個のアミノ酸をはさんでペプチド(1)が
N末側にあると推測された。しかし、ペプチド(3)と
(4)については上記糖転移酵素と30%程度の相同性
のある場所がN末側からC末側まで点在しているため、
場所の特定はできなかった。
ング:cDNAライブラリーはラット脳より得られたマ
ラソンレディー(Marathon-ReadyTM)cDNAsをクロ
ーンテック社より購入した。上記アミノ酸配列のうちペ
プチド(1)と(2)からβ1−4GalTと相同性が
低く、アミノ酸に対するコドンの縮重度の低い部分を選
択し、縮重(degenerated)プライマーを作成し、ラット
脳cDNAライブラリーを鋳型としてPCRを行った。
PCRはベーリンガーマンハイム社のエキスパンドTMハ
イファイPCRシステムを用いた。これにより増幅され
たDNA断片のうち、nested PCRでも主に増幅した
約300bpのものについてプラスミドベクターにクロー
ニング(インビトローゲン社のオリジナルTAクローニ
ングキットを使用、ベクターはpCR2.1、大腸菌は
INVαF’、少量のプラスミドの抽出はストラテジー
ン社のクリアーカットミニプレップキットを使用)し、
シークエンスを行った。シークエンスはアマシャム社の
サーモシーケンス蛍光シークエンサー用サイクルシーク
エンシングキットでサンプルをラベルし、ファルマシア
社のALFexpressTM DNAシーケンサーを
用いて行った。その結果、プライマーに用いた配列をは
さんで約200bpの塩基配列を得ることができた。この
塩基配列から推定されるアミノ酸配列はペプチド(1)
と(2)を含み、更にペプチド(3)を含むことが判明
した。ペプチド(3)についてはその質量分析の結果か
ら、XXXXの配列がHis-His-His-Arg であることが推
測されていたが、決定された塩基配列から推定されるア
ミノ酸配列に、まさにHis-His-His-Arg の配列が含まれ
ていた。次いで、上記3’側のdegenerated primerを用
いて5’RACEを行ったところ、新たに、60bpの塩
基配列が判明した。その塩基配列から推定されるアミノ
酸配列の中に、部分アミノ酸配列解析から判明したペプ
チド(4)が存在した。これですべての部分アミノ酸配
列の位置関係を特定することができた。
ゴDNAプローブを作成し、ギブコ−ビーアールエル
(GIBCO−BRL)社のジーントラッパーcDNA
ポジティブセレクションシステムを用いてラットラクラ
トシルセラミド合成酵素cDNAのクローニングを行っ
た。プローブのオリゴDNAをビオチン標識し、ジーン
II、エクソヌクレアーゼIII により1本鎖にしたcDN
Aライブラリーとハイブリダイズした。cDNAライブ
ラリーはギブコ−ビーアールエル社のスーパースクリプ
トcDNAライブラリー(ベクターpCMV・SPOR
T2、大腸菌DH12S)を用いた。cDNAライブラ
リーからプラスミドの精製はクイアゲン(QUIAGE
N)社のプラスミドミディキット(Midi Kit)
を用いて行った。プローブと結合したcDNAをストレ
プトアビジンで選択し、得られたcDNAを2本鎖に修
復後、大腸菌(DH10S)にトランスフェクトした。
大腸菌にラクトシルセラミド合成酵素cDNAが含まれ
るかはPCRにより確認した。その結果、274コロニ
ー中78コロニーにおいて、ラクトシルセラミド合成酵
素特異的プライマーでDNA断片の増幅が見られた。そ
のコロニーの大腸菌を培養し、ストラテジーン社のクリ
アーカットミニプレップキットによりプラスミドを抽出
し、NotI、Salによる制限酵素処理(ダブルダイ
ジェスチョン)を行った。制限酵素切断パターンより得
られたクローンは、8種類のインサートを持つと推定さ
れた(インサート長0.8、1.4、1.5、1.8、
3.0、3.3、4.7、5.3Kbp)。これら8種類の
クローンの一部の塩基配列を決定したところ、何れもす
でに決定したラットラクトシルセラミド合成酵素の塩基
配列を含んでいた。判明した塩基配列を配列番号2に、
その推定アミノ酸配列を配列番号1に示す。
クローニング:用いたヒト、マウスcDNAライブラリ
ーは何れも脳から得られたマラソン−レディーcDNA
(Marathon-ReadyTMcDNAs)をクローンテック社よ
り購入した。ラットに用いたのと同じプライマーを用い
てマウスとヒトのラクトシルセラミド合成酵素のcDN
Aの一部をPCR法によりクローニングした。PCRは
ベーリンガーマンハイム社のエキスパンドTMハイファイ
PCRシステムを用いた。その結果、マウスとヒト共に
ラットと同じく203bpの配列を得ることができた。塩
基配列の相同性はラットとマウスで90.6%、ラット
とヒトで87.7%であり、塩基配列から推定されるア
ミノ酸配列では、ラットとマウスで97%、ラットとヒ
トで97%であり、非常に相同性が高かった。
素のcDNAの一部の塩基配列をもとにオリゴDNAプ
ローブを作成し、ジーントラッパーcDNAポジティブ
セレクションシステムを用いてマウスラクトシルセラミ
ド合成酵素cDNAのクローニングを行った(方法はラ
ットの場合と同様)。プローブのオリゴDNAをビオチ
ン標識し、ジーンII、エクソヌクレアーゼIII により1
本鎖にしたcDNAライブラリーとハイブリダイズし
た。プローブと結合したcDNAをストレプトアビジン
で選択し、得られたcDNAを2本鎖に修復後、大腸菌
にトランスフェクトした。この大腸菌のコロニー中にラ
クトシルセラミド合成酵素が含まれるか、PCRで確認
した。その結果、96コロニーに中9コロニーにおい
て、ラクトシルセラミド合成酵素特異的プライマーでD
NA断片の増幅が見られた。制限酵素切断パターンよ
り、得られたクローンは、4種類のインサートを持つと
推定された(インサート長0.9、2.4、3.2、
4.5kbp)。これら4種類のクローンの一部の塩基配列
を決定したところ、すべてすでに決定したマウスラクト
シルセラミド合成酵素の塩基配列を含むことが判明し
た。更にマウスラクトシルセラミド合成酵素遺伝子の塩
基配列の解析を続けたところ配列番号4の塩基配列を有
することが判明した。配列番号3にその推定アミノ酸配
列を示す。一方、ヒトラクトシルセラミド合成酵素遺伝
子の塩基配列は配列番号6であることが判明した。配列
番号5にその推定アミノ酸配列を示す。
分を含むDNA断片を両端のプライマーを用いたPCR
により増幅させた。得られた増幅DNAをTAクローニ
ングキット(インビトロゲン社)を用いてpCR2.1
ベクター中へクローニングした。
cHTbもまたEcoRIで切断し、ホスファターゼ処
理後、ライゲーション反応を行った。遺伝子を挿入した
プラスミドは大腸菌中に形質転換した後、個々のクロー
ンにつていプラスミドを抽出し、挿入方向を確認した。
挿入されたプラスミドをpFastBacHTbGCS
とする。
c(ギブコBRL社)へ形質転換されると、大腸菌中に
含まれるバクミドDNAに挿入される。これにより得ら
れた形質転換体をαコンプリメンテーションアッセイに
より選択した。すなわち、基質としてハロゲン化インド
リル−β−ガラクトシド(Bluo−Gal、ギブコビ
ーアールエル社)を使用し、寒天培地にはLURIA
AGAR(ギブコビーアールエル社)を使用した。この
寒天培地には50μg/mlカナマイシン、7μg/mlゲ
ンタマイシン、10μg/mlテトラサイクリン、100
μg/mlBluo−Gal、40μg/mlイソプロピル
チオ−β−D−ガラクトシド(IPTG)を添加して使
用した。この培地に形質転換体を植菌後37℃で24時
間培養し、更に4℃で2日間培養した後カラーセレクシ
ョン、すなわち、出現したブルー及びホワイトコロニー
のうち、ホワイトコロニーを採取した。
g/mlゲンタマイシン、10μg/mlテトラサイクリン
を含む2×YT14培地を用いて培養を行った。1.5
mlの培地から集菌を行い、300μl SolI(15
mM トリス−HCl(pH8.0)、10mM EDTA、
100μg/ml RNaseA)に菌体を懸濁した後、
300μl/Sol II(0.2N NaOH、1%S
DS)を加え穏やかに攪拌し5分間室温で静置した。更
に、300μlのSol III(3M酢酸カルシウム)を
ゆっくり加え、穏やかに攪拌した後、氷上に10分静置
した。14,000×g、10分間遠心の上清にイソプ
ロパノール800μlを加え穏やかに攪拌、−20℃で
一晩放置した。14,000×g、10分間遠心の沈殿
物を、冷70%エタノールでよくリンスして自然乾燥
後、穏やかに10mMトリス−HCl、1mM EDTA
(TE)中に溶解した。
(50unit/mlペニシリン、50μg/mlストレプ
トマイシンを含む2mlのSF900 II SFM培地中)
を35mmウエル上にまいた。1時間以上27℃で静置
し、細胞が付着することを確認した。(4)により得た
バクミドDNA5μlを抗生物質を含まないSF900
IISFM培地100μl中に希釈し、これをA液とし
た。6μlのセルフェクチン試薬を同様に抗生物質を含
まないSF900 II SFM培地100μl中に希釈し
これをB液とした。2つの溶液A、Bを穏やかに混合
し、室温で30分放置した。この混合液全量を、800
μlのSF900 II SFM培地を含むチューブ中に添
加し、C液とした。抗生物質を含まないSF900 II
SFM培地約2mlで2回細胞を洗浄した後、C液をウエ
ル中に加え、27℃で5時間放置した後、抗生物質を含
むSF900 II SFM培地2mlに置換した。DNAを
接種して72時間後、培養上清を回収しこれをウイルス
液とした。2×106cells/mlの振盪培養細胞に
1/100量の上記ウイルス液を加え、3日間培養した
上清を標準ウイルス液とした。以下の実験ではこの標準
ウイルス液のタイターを2×107PFUと仮定して使
用量などを計算し、順次Sf9細胞を感染させ、ラクト
シルセラミド合成酵素を発現させた。
トの作成 Sf9細胞は、100unit/mlペニシリン、100
μg/mlストレプトマイシンの抗生物質を含むSF90
0 II SFM培地に馴化し、主に振盪培養で培養した。
振盪培養は27℃、振盪速度130rpmで、2×105〜
4×107cells/mlの範囲内で行った。培養した細胞
は、2,000rpm 、10分間遠心して収穫し、約10
倍量のホモジェネートバッファー(1mM EDTA、
0.25mMジチオスレイトール(DTT)、1mMフェニ
ルメタンスルホニルフロリド(PMSF)を含む50mM
トリス−HCl pH7.4)に懸濁し、更に10mlのガ
ラスホモジェナイザーを使用して1,000rpm 、10
ストロークのホモジェナイズを行った。これを電気泳動
や活性測定のサンプルとした。
発現 (5)で得られた形質転換細胞をSF900II SFM
培地で培養した後、細胞をホモジェネートした。この酵
素画分0.5〜1mg/ml、グルコシルセラミド200μ
g/ml、トリトンX100 0.6%(w/v)、カコ
ジル酸200mM、MnCl2 1mM、CDPコリン75m
M、及びUDP−〔14C〕−Gal 11.5μM(3
02Ci/mol)を含む反応液100μlを作成し、3
7℃、1時間反応させた。メタノールを添加して反応を
停止させ、Bligh & Dyer法にて脂質を抽出
した。この脂質画分1/5量をHPTLCで展開(CH
Cl3:MeOH:H2O=65:25:4)し、BAS
2000(富士写真フィルム)で画像化し、アイソトー
プ量を定量した。その結果、本形質転換細胞は、22.
0pmol/mg/minのラクトシルセラミド合成酵素活性を
発現した。この比活性はラット脳膜画分の38倍以上で
あった。
同様に遺伝子を発現させた結果、それぞれ173pmol/
mg/min、13pmol/mg/minのラクトシルセラミド合成
酵素活性を発現した。
であるラクトシルセラミドが大量に生産できる。
る。
トグラフィーの結果を示す図である。
トグラフィーの結果を示す図である。
の結果を示す図である。
クションのSDS−PAGE結果を示す図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 下記の酵素学的性質を有するラクトシル
セラミド合成酵素。 (1)作用 ウリジンジホスフェート−ガラクトースからガラクトー
スをグルコシルセラミドに転移させ、ラクトシルセラミ
ドを合成する。 (2)基質特異性 グルコシルセラミドに強く作用し、グロボシドに弱く作
用し、セラミド、ラクトシルセラミド、GA2及びGM
2にほとんど作用しない。 (3)金属要求性 マンガン、マグネシウム、カルシウムを要求する。 (4)至適pH pH6.4〜7.4付近 (5)分子量 54,000〜68,000(SDS−PAGEによ
る) - 【請求項2】 配列番号1、3 若しくは5 で示されるア
ミノ酸配列、又は該アミノ酸配列の1若しくは2以上の
アミノ酸が欠失、置換若しくは付加されたアミノ酸配列
を有するラクトシルセラミド合成酵素。 - 【請求項3】 配列番号1、3若しくは5で示されるア
ミノ酸配列、又は該アミノ酸配列の1若しくは2以上の
アミノ酸が欠失、置換若しくは付加してなるアミノ酸配
列を有するペプチドをコードするラクトシルセラミド合
成酵素遺伝子。 - 【請求項4】 配列番号2、4若しくは6で示される塩
基配列、又は該塩基配列の1若しくは2以上の塩基が欠
失、置換若しくは付加された塩基配列を有するラクトシ
ルセラミド合成酵素遺伝子。 - 【請求項5】 請求項3又は4記載のラクトシルセラミ
ド合成酵素遺伝子を含有する組換えDNA。 - 【請求項6】 請求項3又は4記載のラクトシルセラミ
ド合成酵素遺伝子を含有する組換えDNAにより形質転
換された細胞。 - 【請求項7】 請求項3又は4記載のラクトシルセラミ
ド合成酵素遺伝子を含有する組換えDNAにより形質転
換された細胞を培養し、該培養物からラクトシルセラミ
ド合成酵素を採取することを特徴とするラクトシルセラ
ミド合成酵素の製造法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04333598A JP3578904B2 (ja) | 1997-02-28 | 1998-02-25 | ラクトシルセラミド合成酵素及びその遺伝子 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9-45401 | 1997-02-28 | ||
JP4540197 | 1997-02-28 | ||
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10295371A true JPH10295371A (ja) | 1998-11-10 |
JP3578904B2 JP3578904B2 (ja) | 2004-10-20 |
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ID=26383092
Family Applications (1)
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JP04333598A Expired - Fee Related JP3578904B2 (ja) | 1997-02-28 | 1998-02-25 | ラクトシルセラミド合成酵素及びその遺伝子 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3578904B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006028241A1 (ja) * | 2004-09-08 | 2006-03-16 | Takeda Pharmaceutical Company Limited | 動脈硬化の予防・治療用医薬 |
US7619136B2 (en) | 2005-04-05 | 2009-11-17 | National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology | Technique for extending biological sugar chain via introduction of glycosyltransferase gene |
US7943820B2 (en) | 2004-08-31 | 2011-05-17 | National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology | Genetically modified plants producing lactosylceramide and utilization thereof |
-
1998
- 1998-02-25 JP JP04333598A patent/JP3578904B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2006028241A1 (ja) * | 2004-09-08 | 2006-03-16 | Takeda Pharmaceutical Company Limited | 動脈硬化の予防・治療用医薬 |
US7619136B2 (en) | 2005-04-05 | 2009-11-17 | National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology | Technique for extending biological sugar chain via introduction of glycosyltransferase gene |
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