JPH10294764A - モデムのジッタ除去方法および装置 - Google Patents

モデムのジッタ除去方法および装置

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JPH10294764A
JPH10294764A JP9101733A JP10173397A JPH10294764A JP H10294764 A JPH10294764 A JP H10294764A JP 9101733 A JP9101733 A JP 9101733A JP 10173397 A JP10173397 A JP 10173397A JP H10294764 A JPH10294764 A JP H10294764A
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JP
Japan
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phase
jitter
baseband signal
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rotator
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JP9101733A
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English (en)
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Kazutoshi Shibuya
和俊 澁谷
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ノイズに強く、位相遅れを生じないモデムのジ
ッタ除去方法および装置を提供する。 【解決手段】周波数オフセット制御部とジッタ制御部
(1)を独立させ、ジッタ制御部(1)において、ジッ
タ補正量である位相情報(θ1)の位相遅れ分を回転器
(18)で補償した位相情報(θ2)をジッタ除去を行
う回転器(19)に入力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、モデムのジッタ
除去方法および装置に関し、特に、ノイズに強くジッタ
除去の際に位相遅れが生じることのないモデムのジッタ
除去方法および装置に関する。
【0002】
【従来技術】図4は従来のDSP(ディジタル シグナ
ル プロセッサ)を用いたモデム受信機の一構成例を示
すブロック図である。
【0003】図4において、モデム受信機500は入力
端子501、アナログ処理部502、AGC制御器50
3、復調器504、ロールオフフィルタ505、タイミ
ング制御器506、適応等化器507、位相制御器50
8、判定器509、出力端子510で構成される。
【0004】さて、伝送路を介し、入力端子501から
入力されたアナログ信号はアナログ処理部502でA/
D変換され離散ディジタル信号となる。この離散ディジ
タル信号はAGC制御器503に入力され、AGC制御
器503は入力された離散ディジタル信号が適正な信号
レベルに保たれるようにアナログ処理部502を制御す
る。
【0005】一方、アナログ処理部502から出力され
た離散ディジタル信号は復調器504にも入力され、復
調器504は入力された離散ディジタル信号を復調し、
ベースバンド信号として出力する。なお、このベースバ
ンド信号以降の信号は複素平面上で扱われる複素信号で
ある。
【0006】復調器504から出力されたベースバンド
信号はロールオフフィルタ505で符号間干渉を抑える
ようにスペクトル整形される。スペクトル整形されたベ
ースバンド信号は、タイミング制御器506と適応等化
器507に入力される。
【0007】タイミング制御器506は、入力されたベ
ースバンド信号から送信側のボーレートタイミングを導
き、これに基づきサンプリングクロックを生成し、離散
ディジタル信号を出力できるようにアナログ処理部50
2を制御する。
【0008】適応等化器507は入力されたベースバン
ド信号の回線歪みを等化するように動作するが、適応等
化器507は回線上で生じたスペクトルの歪みを等化す
るもので、入力端子501から入力されるアナログ信号
に重畳された位相歪みを補償することは困難である。し
たがって、適応等化器507から出力されるベースバン
ド信号は周波数オフセット、ジッタ歪み等の位相歪みを
含んだものとなるので、この位相歪みを位相制御器50
8で補償する。
【0009】位相制御器508の出力は判定器509で
受信データとなり、出力端子510から出力される。
【0010】ここで、図5を参照して位相制御器508
の動作を説明する。
【0011】図5は、位相制御器508の構成を示すブ
ロック図である。
【0012】位相制御器508は位相誤差算出器60
1、ループフィルタ602、位相変換器603、回転器
604で構成される。
【0013】位相誤差算出器601は、位相制御器50
8の出力と判定器509の出力から位相歪み量を算出す
る。
【0014】また、ループフィルタ602は、入力値を
β倍して出力する係数回路621、入力値をγ倍して出
力する係数回路622、加算器623、624、62
5、メモリ626、627により2次のループフィルタ
を構成しており、係数回路621の可変係数βと係数回
路622の可変係数γを調整し、周波数オフセットおよ
びジッタ歪みの両者に対応する。ループフィルタ602
の出力を位相変換器603で位相θ4に変換し、回転器
604が適応等化器507から入力される信号をθ4回
転させ歪みを補償する。
【0015】この従来のモデム受信機500では、ジッ
タ除去能力は位相制御器508の通過帯域を広げること
により強くすることができるが、位相制御器508の通
過帯域を広げるとノイズに対しても反応してしまい、判
定器509での判定誤り率が増加することになる。これ
を回避するために、位相制御器508の係数回路62
1、622の可変係数β、γを絞り、通過帯域を狭帯域
に設定するとジッタ量が大きい場合に追従不可能とな
る。
【0016】図6は、図5に示す位相制御器508とは
別の位相制御器508−2の構成を示すブロック図であ
る。
【0017】位相制御器508−2は周波数オフセット
の補償とジッタの補償を独立に行いノイズの影響を小さ
くするもので、周波数オフセットの補償は周波数オフセ
ット制御部700で、ジッタの補償はジッタ制御部75
0で行う。
【0018】周波数オフセット制御部700は、位相誤
差算出器701、係数回路702、703、加算器70
4、705、706、メモリ707、708、位相変換
器709、回転器710で構成される。この周波数オフ
セット制御部700は、図5に示す位相制御器508と
同様の構成であるが、係数回路702の可変係数βと係
数回路703の可変係数γを所望の周波数オフセットに
追従するように設定し、周波数オフセットのみを補償す
る。
【0019】この結果、位相変換器709の出力θ5は
抽出された周波数オフセット量のみが現れるため、回転
器710の出力にはジッタ成分が残存することになる。
【0020】また、ジッタ制御部750は、位相差抽出
器751、バンドパスフィルタ(BPF)752、ジッ
タ量検出器753、平均化回路754、乗算器755、
位相変換器756、回転器757で構成される。
【0021】位相差抽出器751は回転器710の出力
と判定器509の出力を正規化し、両者の差分を取るこ
とでジッタ成分を含む誤差信号を出力する。
【0022】バンドパスフィルタ752は抽出すべきジ
ッタ周波数用のもので、ジッタ周波数は電源とその高調
波の周波数であるため、通常50、60、100、12
0Hz等となる。したがって、バンドパスフィルタ75
2にジッタ成分を含む誤差信号を入力すると、所望のジ
ッタ位相成分が出力される。
【0023】また、ジッタ量検出器753は回転器75
7の出力と判定器509の出力を正規化した後、絶対値
を取り、この両者の差分を取ることでジッタ量を抽出し
て出力する。平均化回路754は、ジッタ量検出器75
3が出力するジッタ量から平均ジッタ量を算出して出力
する。
【0024】乗算器755はバンドパスフィルタ752
の出力と平均化回路754の出力を乗算して位相変換器
756へ入力する。位相変換器756は入力されたジッ
タ成分を位相信号θ6に変換し、回転器757を動作さ
せる。
【0025】回転器757は、位相変換器756の出力
に基づきジッタ制御部750に入力される信号をθ6だ
け回転させ判定器509に出力する。
【0026】この位相制御機508−2は、周波数オフ
セット制御部700で周波数オフセットを、ジッタ制御
部750でジッタを補償することができるが、これらの
制御はボーレート単位の動作となるため、抽出された位
相誤差を基に制御を行うと動作周期に起因した誤差が生
じる。
【0027】図7に、動作周期に起因して生じる誤差を
示す。
【0028】図7は、横軸が時間、縦軸が誤差を表して
おり、時間t0に平均化回路754で抽出された誤差s
0は、時間t1で回転器757により補償される。しか
し、時間t1における誤差はs1であるので、回転器7
57で行う補償にはs1−s0分の誤差が生じることに
なる。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のモデム受信機では、ジッタ制御機能は位相制御器の冗
長度に対応しているため、ジッタ除去能力を重視すると
ノイズ除去能力が弱くなり、ノイズ除去能力を強く設定
するとジッタ除去能力が弱体化するという問題点があっ
た。
【0030】また、ジッタ除去能力の弱体化を回避する
ために、周波数オフセット制御部とジッタ制御部とを独
立させた場合には、ジッタ除去に位相遅れが生じるとい
う問題点があった。
【0031】そこで、この発明は、ノイズに強く、位相
遅れを生じないモデムのジッタ除去方法および装置を提
供することを目的とする。
【0032】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、この発明では、ベースバンド信号をディジタル信
号処理し、前記ベースバンド信号からジッタ位相を抽出
して該ベースバンド信号を前記ジッタ位相分だけ位相回
転させてジッタの除去を行うモデムのジッタ除去方法に
おいて、前記ジッタ位相を抽出してから前記ベースバン
ド信号の位相を回転させるまでの時間差により生じる誤
差を位相回転して補償することを特徴とする。
【0033】ここで、前記補償は、前記ベースバンド信
号の位相が少なくとも該ベースバンド信号の符号周期時
間に進むことで生じる誤差を位相回転して行うように構
成することができる。
【0034】また、この発明では、ベースバンド信号を
ディジタル信号処理し、前記ベースバンド信号からジッ
タ位相を抽出するジッタ位相抽出手段と、前記ベースバ
ンド信号を前記ジッタ位相分だけ位相回転させる第1の
位相回転手段を具備するモデムのジッタ除去装置におい
て、前記ジッタ位相を抽出してから前記ベースバンド信
号を回転させるまでの時間差により生じる誤差を補償す
る第2の位相回転手段を具備することを特徴とする。
【0035】ここで、前記第2の位相回転手段は、前記
ベースバンド信号の位相が少なくとも該ベースバンド信
号の符号周期時間に進むことで生じる誤差を位相回転し
て補償するように構成することができる。
【0036】また、前記第2の位相回転手段は、前記ジ
ッタ位相抽出手段と前記第1の位相回転手段との間に配
設されるように構成することができる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係わるモデムの
ジッタ除去方法および装置の一実施例を添付図面を参照
して詳細に説明する。
【0038】図1は、この発明に係わるモデムのジッタ
除去方法および装置を採用したジッタ制御部の一実施例
を示すブロック図である。
【0039】図1において、ジッタ制御部1および判定
器2は図示しないモデム受信機の一部であり、図6に示
した従来のジッタ制御部750、判定器509に各々対
応する。
【0040】ジッタ制御部1は、位相差抽出器11、バ
ンドパスフィルタ(BPF)12、ジッタ量検出器1
4、平均化回路15、乗算器16、位相変換器17、回
転器18、19で構成される。
【0041】また、位相差抽出器11は位相差抽出回路
111、加算器112で、ジッタ量検出器14はジッタ
量検出回路141、絶対値化回路142、加算器143
で、平均化回路15は係数回路151、加算器152、
メモリ153で各々構成される。
【0042】このジッタ制御部1には、図示しない周波
数オフセット制御部から周波数オフセットに対する補償
が施されたベースバンド信号が入力されるが、このベー
スバンド信号はジッタによる位相歪みが残存している。
このため、ジッタ制御部1は回転器19でジッタ位相分
だけ回転させ、判定器2へ出力する。
【0043】ここで、各部の動作を説明する。位相差抽
出器11には図示しない周波数オフセット制御部の出力
と判定器2の出力が入力される。位相差抽出器11に入
力された2つの信号は、位相差抽出回路111で判定器
2の出力を基準として正規化され、QAM(quadr
ature amplitude modulatio
n:直交振幅変調)ベースバンド信号の振幅成分が統一
される。振幅成分が統一された各々の信号は加算器11
2でその差分が取られジッタ成分として抽出される。加
算器112(位相差抽出器11)の出力は、抽出すべき
周波数を通過帯域としたバンドパスフィルタ12に入力
され、正確なジッタ信号として乗算器16へ出力され
る。
【0044】一方、ジッタ量検出器14には、回転器1
9の出力と判定器2の出力が入力される。ジッタ量検出
器14に入力された2つの信号は、ジッタ量検出回路1
41で判定器2の出力を基準として正規化され、絶対値
化回路142でそれぞれ絶対値が取られる。この正規化
され絶対値が取られた2つの信号は、加算器143でそ
の差分が取られ、残留ジッタ成分の大きさとして加算器
143(ジッタ量検出器14)から出力される。このジ
ッタ量検出器14の出力は平均化回路15で平均化さ
れ、乗算器16へ出力される。
【0045】乗算器16は、バンドパスフィルタ12の
出力と平均化回路15の出力を乗算することでジッタ量
を算出し、位相変換器17へ出力する。
【0046】位相変換器17は入力されたジッタ量を位
相情報に変換し、回転器19が図示しない周波数オフセ
ット制御部から入力されるベースバンド信号を回転させ
る位相情報θ1を出力するが、このθ1を算出するのに
要した時間(少なくとも符号1周期分の時間)の分だけ
ベースバンド信号は位相が進んでしまうので、これを補
償するために、回転器18はθ1を回転させた位相情報
θ2を出力する。
【0047】回転器19は、入力された位相情報θ2に
基づき図示しない周波数オフセット制御部から入力され
るベースバンド信号を回転させ、ジッタによる位相歪み
を補償する。
【0048】なお、回転器18はバンドパスフィルタ1
2で生じる遅れ位相も補償する。
【0049】ここで、図2にベースバンド信号の回転方
法を示す。
【0050】図2において、a(Re0,Im0)点が
正しい信号を示す点であるとすれば、ジッタによりb
(Re1,Im1)点とc(Re2,Im2)点の間で
周期的に振動する。実際にはベースバンド信号を示す点
は複素平面の全体に分布するように現れるが、ジッタに
よる振動は複素平面上の全てのベースバンド信号が同一
となるので、ここでは説明が容易になるようにベースバ
ンド信号を示す点は全てa点であるとする。
【0051】ベースバンド信号がジッタのためb点の位
置にあるときに、位相検出器11とジッタ量検出器14
によりジッタ量が検出されると、位相変換器17ではb
点の位置にあるベースバンド信号をa点の位置に戻すた
めに、信号を角度θ1だけ回転させる位相情報θ1を出
力する。
【0052】しかし、回転器19がベースバンド信号の
回転を行う時点では、ベースバンド信号はb点ではなく
d(Re3,Im3)点に存在しているため、角度θ1
の回転ではベースバンド信号はa点に戻らない。このた
め、回転器18が位相情報θ1の算出に要した時間分だ
け角度θ1を回転させ、回転の結果得られた位相情報θ
2を回転器19へ出力する。回転器19は位相情報θ2
に基づき、d点に存在する信号を角度θ2だけ回転さ
せ、ベースバンド信号をa点に戻しジッタ分の除去を行
う。
【0053】図3は、この発明に係わるモデムのジッタ
除去方法および装置を採用したジッタ制御部の第2の実
施例を示すブロック図である。
【0054】図3において、ジッタ制御部3は、位相差
抽出器31、バンドパスフィルタ(BPF)32、回転
器33、ジッタ量検出器34、平均化回路35、乗算器
36、位相変換器37、回転器39で構成される。
【0055】また、位相差抽出器31は位相差抽出回路
311、加算器312で、ジッタ量検出器34はジッタ
量検出回路341、絶対値化回路342、加算器343
で、平均化回路35は係数回路351、加算器352、
メモリ353で各々構成される。
【0056】このジッタ制御部3は、入力されるベース
バンド信号からジッタ量を検出し、回転器39がベース
バンド信号をジッタ位相分だけ回転させ判定器4へ出力
するが、ジッタ量を検出してから回転器39がベースバ
ンド信号を回転させるまでの時間に進むベースバンド信
号の位相を補償する回転器33(図1の回転器18に対
応)を位相変換器37の前段に配設したことが、図1に
示すジッタ制御部1とは異なっている。
【0057】ここで、各部の動作を説明するが、位相差
抽出器31、バンドパスフィルタ32、ジッタ量検出器
34、平均化回路35の動作は、図1に示した位相差抽
出器11、バンドパスフィルタ12、ジッタ量検出器1
4、平均化回路15の動作と同様であるため説明は省略
する。
【0058】バンドパスフィルタ32の出力は回転器3
3へ入力される。この回転器33は、図1の回転器18
と同様にジッタ量を検出してから回転器39がベースバ
ンド信号を回転させるまでに要する時間に進むベースバ
ンド信号の位相を補償するためにバンドパスフィルタ3
2の出力を回転させる。また、回転器33はバンドパス
フィルタ32で生じる遅れ位相も補償している。
【0059】回転器33の出力は乗算器36で平均化回
路35の出力と乗算され、ジッタ量として位相変換器3
7へ出力される。
【0060】位相変換器37は入力されたジッタ量を位
相情報に変換し、回転器39が図示しない周波数オフセ
ット制御部から入力されるベースバンド信号を回転させ
る位相情報θ3を出力する。
【0061】回転器39は、入力された位相情報θ3に
基づき図示しない周波数オフセット制御部から入力され
るベースバンド信号を回転させ、ジッタによる位相歪み
を補償する。
【0062】なお、この実施例において、ジッタ制御部
1(図1参照)では、ジッタ量を検出してから回転器1
9がベースバンド信号を回転させるまでに要する時間に
進むベースバンド信号の位相を補償する回転器18を位
相変換器17と回転器19の間に配設し、ジッタ制御部
3(図3参照)では、ジッタ量を検出してから回転器3
9がベースバンド信号を回転させるまでに要する時間に
進むベースバンド信号の位相を補償する回転器33をバ
ンドパスフィルタ32と乗算器36の間に配設している
が、この回転器18(33)を配設する位置は位相差抽
出器11(31)と回転器19(39)の間であればど
こに配設しても良い。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ジッタ制御部で動作タイミングに起因する制御量の
ずれを補償することで、正確なジッタ除去を行うことが
でき受信信号の符号判定誤りを減少させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わるモデムのジッタ除去方法およ
び装置を採用したジッタ制御部の一実施例を示すブロッ
ク図。
【図2】ベースバンド信号の回転方法を示した図。
【図3】この発明に係わるモデムのジッタ除去方法およ
び装置を採用したジッタ制御部の第2の実施例を示すブ
ロック図。
【図4】従来のモデム受信機の一構成例を示した図。
【図5】従来の位相制御器の構成を示すブロック図。
【図6】図5に示す位相制御器とは別の位相制御器の構
成を示すブロック図。
【図7】動作周期に起因して生じる誤差を示した図。
【符号の説明】
1 ジッタ制御部 2 判定器 3 ジッタ制御部 4 判定器 11 位相差抽出器 12 バンドパスフィルタ(BPF) 14 ジッタ量検出器 15 平均化回路 16 乗算器 17 位相変換器 18、19 回転器 31 位相差抽出器 32 バンドパスフィルタ(BPF) 33 回転器 34 ジッタ量検出器 35 平均化回路 36 乗算器 37 位相変換器 39 回転器 111 位相差抽出回路 112 加算器 141 ジッタ量検出回路 142 絶対値化回路 143 加算器 151 係数回路 152 加算器 153 メモリ 311 位相差抽出回路 312 加算器 341 ジッタ量検出回路 342 絶対値化回路 343 加算器 351 係数回路 352 加算器 353 メモリ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースバンド信号をディジタル信号処理
    し、前記ベースバンド信号からジッタ位相を抽出して該
    ベースバンド信号を前記ジッタ位相分だけ位相回転させ
    てジッタの除去を行うモデムのジッタ除去方法におい
    て、 前記ジッタ位相を抽出してから前記ベースバンド信号の
    位相を回転させるまでの時間差により生じる誤差を位相
    回転して補償することを特徴とするモデムのジッタ除去
    方法。
  2. 【請求項2】 前記補償は、 前記ベースバンド信号の位相が少なくとも該ベースバン
    ド信号の符号周期時間に進むことで生じる誤差を位相回
    転して行うことを特徴とする請求項1記載のモデムのジ
    ッタ除去方法。
  3. 【請求項3】 ベースバンド信号をディジタル信号処理
    し、前記ベースバンド信号からジッタ位相を抽出するジ
    ッタ位相抽出手段と、前記ベースバンド信号を前記ジッ
    タ位相分だけ位相回転させる第1の位相回転手段を具備
    するモデムのジッタ除去装置において、 前記ジッタ位相を抽出してから前記ベースバンド信号を
    回転させるまでの時間差により生じる誤差を補償する第
    2の位相回転手段を具備することを特徴とするモデムの
    ジッタ除去装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の位相回転手段は、 前記ベースバンド信号の位相が少なくとも該ベースバン
    ド信号の符号周期時間に進むことで生じる誤差を位相回
    転して補償することを特徴とする請求項3記載のモデム
    のジッタ除去装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の位相回転手段は、 前記ジッタ位相抽出手段と前記第1の位相回転手段との
    間に配設されることを特徴とする請求項3記載のモデム
    のジッタ除去装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007126073A1 (ja) * 2006-04-27 2007-11-08 Sumitomo Electric Industries, Ltd. 受信機、送信機、伝送システム、及び伝送方法

Cited By (2)

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