JPH10294557A - 電子部品接着用ボンドの塗布装置 - Google Patents

電子部品接着用ボンドの塗布装置

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JPH10294557A
JPH10294557A JP9104464A JP10446497A JPH10294557A JP H10294557 A JPH10294557 A JP H10294557A JP 9104464 A JP9104464 A JP 9104464A JP 10446497 A JP10446497 A JP 10446497A JP H10294557 A JPH10294557 A JP H10294557A
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Shigetaka Abe
成孝 阿部
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリンジのノズルからボンドを吐出して基板
に塗布し、ボンドが品切れになってシリンジの交換を行
うときに、新たに使用されるシリンジ内の気泡を含むボ
ンドを予め吐出しておくことにより、シリンジの交換を
段取りよく行うことができる電子部品接着用ボンドの塗
布装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 側壁13の装着部14に次回使用される
シリンジ6を装着し、チューブ17,20を通してシリ
ンジ6内のボンド10を加圧する。すると口金23付近
の気泡を含むボンド10は容器22に吐出される。ホル
ダに保持されて使用中のシリンジのボンドが品切れにな
ったならば、装着部14からシリンジ6を取りはずして
シリンジ交換を行い、直ちに基板6に対するボンド塗布
を再開できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品を接着す
るボンドを基板に塗布する電子部品接着用ボンドの塗布
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子部品を基板に接着するボンドを基板
に塗布する方法として、シリンジを用いる方法が知られ
ている。この方法は、ホルダに保持されたシリンジを基
板に対して相対的に水平移動させ、シリンジ内に貯溜さ
れたボンドに気体圧を付与することにより、シリンジの
下部のノズルからボンドを吐出させ、基板に塗布するも
のである。
【0003】シリンジ内のボンドが品切れになったとき
にはシリンジの交換が行われ、新たなシリンジがホルダ
に装着される。ところが新たなシリンジのノズルの口金
付近などにはその装着時に空気が混入し、ノズルからそ
のままボンドを吐出させると、この空気がボンドに巻き
込まれ、気泡を含むボンドが基板に塗布されることとな
る。そして気泡を含むボンド上に後工程で電子部品を接
着すると、接着不良などの様々な不都合が生じる。
【0004】そこで従来は、シリンジを交換して新たな
シリンジをホルダに装着したならば、オペレータはコッ
プ等を手に保持してシリンジ内のボンドに気体圧を付与
し、しばらくの間(一般には20秒間程度)ノズルから
気泡を含むボンドを垂れ流し、このボンドをノズルの下
方に当てがったコップ等に回収していた。そしてこの
後、基板に対するボンド塗布を再開していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
方法は、オペレータにとって甚だ面倒であって、シリン
ジの交換に多大な手間を要し、また上記20秒間がロス
タイムとなって作業能率があがらないという問題点があ
った。
【0006】したがって本発明は、ボンドの塗布中に、
次回のシリンジの気泡を含むボンドを手際よく吐出させ
てシリンジの交換を段取りよく行うことができる電子部
品接着用ボンドの塗布装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の電子部品接着用
ボンドの塗布装置は、基板の位置決め部と、ホルダに保
持されたシリンジを基板に対して相対的に水平移動させ
る移動テーブルと、ホルダに保持されたシリンジ内に貯
溜されたボンドに気体圧を付与することによりシリンジ
の下部のノズルからボンドを吐出させる第1の加圧手段
と、次回に使用されるシリンジ内のボンドに気体圧を付
与してノズルから気泡を含むボンドを吐出させる第2の
加圧手段とを備えた。
【0008】
【発明の実施の形態】上記構成の本発明によれば、次回
に使用されるシリンジを冷蔵庫から取り出して待機させ
ているときに、このシリンジ内のボンドに第2の加圧手
段により気体圧を付与して気泡を含むボンドを予め吐出
させておく。したがってホルダに保持されたシリンジの
ボンドが品切れになってシリンジの交換を行ったなら
ば、交換されたシリンジに第1の加圧手段で気体圧を付
与して基板に対するボンド塗布を直ちに再開することが
できる。
【0009】以下、本発明の実施の形態を図面を参照し
て説明する。図1は本発明の一実施の形態の電子部品接
着用ボンドの塗布装置の斜視図、図2は同電子部品接着
用ボンドの塗布装置の待機ステージの断面図である。
【0010】図1において、1は移動テーブルであり、
互いに直交するXテーブル2とYテーブル3から成って
いる。Yテーブル3の下面にはヘッド4が装着されてお
り、ヘッド4にはホルダ5が装着されている。ホルダ5
にはシリンジ6が着脱自在に保持されている。シリンジ
6にはチューブ7を通して第1の加圧手段8が接続され
ている。シリンジ6の内部にはボンドが貯溜されてお
り、第1の加圧手段8によりボンドに気体圧を加える
と、シリンジ6の下部のノズルからボンドが吐出され
る。
【0011】基板11は位置決め部12上に位置決めさ
れている。移動テーブル1が駆動すると、シリンジ6は
X方向やY方向へ水平移動し、基板11の所定の座標位
置にボンド10を塗布する。
【0012】移動テーブル1の側方には側壁13が設け
られている。側壁13の前面には装着部14が取り付け
られている。次回に使用されるシリンジ6は、装着部1
4の装着孔15に装着されて待機する。すなわち、装着
部14が設けられた位置は待機ステージになっている。
【0013】側壁13の上面には接続部16が設けられ
ている。接続部16はチューブ17を通して第2の加圧
手段18に接続されている。図2において、接続部16
の前面には、装着部14に装着されたシリンジ6のジョ
イント19に着脱自在に接続されるチューブ20が設け
られている。また接続部16にはバルブが内蔵されてお
り、ボタン21を回転操作するとバルブは開閉する。ま
た装着部14の下方にはボンドの回収部としての容器2
2が設けられている。
【0014】したがって図2に示すようにシリンジ6を
装着部14に装着してチューブ20をジョイント19に
接続し、ボタン21を操作してバルブを開くと、第2の
加圧手段18からシリンジ6内のボンド10に気体圧が
加えられ、シリンジ6の下部のノズル9から気泡を含む
ボンド10は吐出され、吐出されたボンド10は容器2
2に回収される。23はノズル9の口金である。
【0015】この電子部品接着用ボンドの塗布装置は上
記のような構成より成り、次に取り扱い動作を説明す
る。図1において、移動テーブル1を駆動してホルダ5
に保持されたシリンジ6をX方向やY方向へ移動させ、
基板11の所定の座標位置に塗布していく。その間、オ
ペレータは図外の冷蔵庫に保管されたシリンジ6を冷蔵
庫から取り出し、装着部14に装着してチューブ20を
接続する。このシリンジ6の口金23付近には空気が存
在している。そこでオペレータはボタン21を操作して
シリンジ6内のボンド10に気体圧を加えれば、口金2
3付近の気泡を含むボンド10は容器22に吐出される
(図2)。この吐出時間は20秒程度である。
【0016】ホルダ5に保持されたシリンジ6内のボン
ド10が品切れになったならば、このシリンジ6をホル
ダ5から取りはずして回収する。また装着部14からシ
リンジ6を取りはずし、ホルダ5に保持させてボンド1
0の塗布作業を再開する。この場合、この新たなシリン
ジ6は、装着部14において気泡抜き済みであるから、
直ちにボンド10の塗布作業を再開できる。
【0017】なお、シリンジ6内のボンド10の品質劣
化を防止するために、シリンジ6は一般に冷蔵庫(図
外)に保管されており、次回に使用されるシリンジ6を
冷蔵庫から取り出して装着部14に装着するが、この場
合、シリンジ6内のボンド10は装着部14に装着され
た待機中に常温に戻すことが望ましい。何故ならば、ホ
ルダ6に装着されて使用されるシリンジ6内のボンド1
0は常温であることが前提となっており、ボンド10が
常温以下であるとその粘度が高く、気体圧を加えてもノ
ズル9から所定量吐出しにくいからである。
【0018】したがって冷蔵庫からシリンジ6を取り出
して装着部5に装着するタイミングは、ホルダ5に保持
されたシリンジ6内のボンド10が品切れになってシリ
ンジ交換を行うタイミングよりもかなり前であることが
望ましい。この時間差は、冷蔵庫から取り出されたシリ
ンジ6内のボンド10が常温になるのに必要な時間であ
り、一般には1時間程度である。なおホルダ5に保持さ
れて使用中のシリンジ6内のボンド10が品切れになる
タイミングを予知する方法は周知であり、したがって所
定時間前にシリンジ6を冷蔵庫から取り出して装着部1
4に装着することができる。
【0019】また上記実施の形態では、次回に使用する
シリンジ6を装着部14に装着して気泡を含むボンド1
0の吐出を行っているが、オペレータが次回に使用する
シリンジ6を冷蔵庫から取り出した後、この手に保持し
て第2の加圧手段18によりシリンジ6内のボンド10
に気体圧を付与し、気泡を含むボンドを吐出してもよい
ものである。
【0020】
【発明の効果】本発明は、基板に対するボンドの塗布中
に、次回に使用されるシリンジを冷蔵庫から取り出し、
このシリンジ内のボンドに気体圧を付与して気泡を含む
ボンドを予め吐出させておくことにより、ホルダに保持
されたシリンジのボンドが品切れになってシリンジの交
換を行ったならば、交換されたシリンジにより基板に対
するボンド塗布を段取りよく直ちに再開することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の電子部品接着用ボンド
の塗布装置の斜視図
【図2】本発明の一実施の形態の電子部品接着用ボンド
の塗布装置の待機ステージの断面図
【符号の説明】
1 移動テーブル 5 ホルダ 6 シリンジ 8 第1の加圧手段 9 ノズル 10 ボンド 11 基板 12 位置決め部 14 装着部 16 接続部 18 第2の加圧手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板の位置決め部と、ホルダに保持された
    シリンジを基板に対して相対的に水平移動させる移動テ
    ーブルと、ホルダに保持されたシリンジ内に貯溜された
    ボンドに気体圧を付与することによりシリンジの下部の
    ノズルからボンドを吐出させる第1の加圧手段と、次回
    に使用されるシリンジ内のボンドに気体圧を付与してノ
    ズルから気泡を含むボンドを吐出させる第2の加圧手段
    とを備えたことを特徴とする電子部品接着用ボンドの塗
    布装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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