JPH10293922A - 磁気記録媒体製造用バーニッシュヘッド構造 - Google Patents
磁気記録媒体製造用バーニッシュヘッド構造Info
- Publication number
- JPH10293922A JPH10293922A JP10134697A JP10134697A JPH10293922A JP H10293922 A JPH10293922 A JP H10293922A JP 10134697 A JP10134697 A JP 10134697A JP 10134697 A JP10134697 A JP 10134697A JP H10293922 A JPH10293922 A JP H10293922A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording medium
- magnetic recording
- burnish
- head slider
- burnishing
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】磁気記録媒体製造用バーニッシュヘッドの磁気
記録媒体表面突起除去性能の向上、またバーニッシュヘ
ッドによる異物類の巻き込み、押し付けなどにより磁気
記録媒体表面に発生する損傷等の防止、更にバーニッシ
ュヘッドスライダの欠け、摩耗などによる劣化の防止。 【解決手段】磁気記録媒体製造用バーニッシュヘッドス
ライダ面の溝により形成される格子（パッド）の形状
を、向かい合った２辺が進行方向に対して平行となるよ
うな多角形とする。また、バーニッシュヘッドスライダ
エッジ部に曲率半径２０μｍ以上５００μｍ以下の丸み
を施す。
記録媒体表面突起除去性能の向上、またバーニッシュヘ
ッドによる異物類の巻き込み、押し付けなどにより磁気
記録媒体表面に発生する損傷等の防止、更にバーニッシ
ュヘッドスライダの欠け、摩耗などによる劣化の防止。 【解決手段】磁気記録媒体製造用バーニッシュヘッドス
ライダ面の溝により形成される格子（パッド）の形状
を、向かい合った２辺が進行方向に対して平行となるよ
うな多角形とする。また、バーニッシュヘッドスライダ
エッジ部に曲率半径２０μｍ以上５００μｍ以下の丸み
を施す。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気記録媒体構造
用バーニッシュヘッドの構造に関する。
用バーニッシュヘッドの構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の磁気記録媒体構造用バーニッシュ
ヘッドの構造は、図４及び図５に示すように流入端側に
テーパと呼ばれる正圧部が施され、バーニッシュヘッド
スライダ面のパッド形状が進行方向に対して菱形（進行
方向と平行になる辺が存在しない多角形）であるものが
一般的である。
ヘッドの構造は、図４及び図５に示すように流入端側に
テーパと呼ばれる正圧部が施され、バーニッシュヘッド
スライダ面のパッド形状が進行方向に対して菱形（進行
方向と平行になる辺が存在しない多角形）であるものが
一般的である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の従来技
術では、磁気記録媒体表面に存在する潤滑剤がバーニッ
シュヘッドスライダ面のパッド周辺に付着することによ
りバーニッシュヘッドの磁気記録媒体表面突起除去性能
が低下するという問題、また、バーニッシュヘッド自体
が磁気記録媒体に傷を及ぼさないようにテーパによる正
圧浮上制御を行う必要があり、この弊害として流入端側
が流出端側よりも磁気記録媒体とバーニッシュヘッド間
の隙間が大きくなることからバーニッシュヘッドにより
取り除こうとする異物類を流入端側から巻き込み、流出
端側で磁気記録媒体表面に押し付けて傷を発生させる原
因に成り得るという問題、更に、バーニッシュヘッドス
ライダエッジ部（特に４隅）に欠け、摩耗などを生じる
という問題を有していた。
術では、磁気記録媒体表面に存在する潤滑剤がバーニッ
シュヘッドスライダ面のパッド周辺に付着することによ
りバーニッシュヘッドの磁気記録媒体表面突起除去性能
が低下するという問題、また、バーニッシュヘッド自体
が磁気記録媒体に傷を及ぼさないようにテーパによる正
圧浮上制御を行う必要があり、この弊害として流入端側
が流出端側よりも磁気記録媒体とバーニッシュヘッド間
の隙間が大きくなることからバーニッシュヘッドにより
取り除こうとする異物類を流入端側から巻き込み、流出
端側で磁気記録媒体表面に押し付けて傷を発生させる原
因に成り得るという問題、更に、バーニッシュヘッドス
ライダエッジ部（特に４隅）に欠け、摩耗などを生じる
という問題を有していた。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、磁気記録媒体
を製造する際、非磁性体もしくは非磁性膜を有する硬質
のドーナツ状円盤の表面に磁性膜を形成した磁気記録媒
体を１０００から５０００ｒｐｍの速度で回転させなが
らバーニッシュヘッドスライダ面を磁気記録媒体の表面
に接触させた状態でのバーニッシュ移動によるバーニッ
シュ工程に用いるバーニッシュヘッドに於いて、上記バ
ーニッシュヘッドスライダ面のパッド形状が、向かい合
った２辺が進行方向に対して平行となるような多角形と
なっていることを特徴とする。また、バーニッシュヘッ
ドスライダエッジ部に曲率半径２０μｍ以上５００μｍ
以下の丸みが施されていることを特徴とする。
を製造する際、非磁性体もしくは非磁性膜を有する硬質
のドーナツ状円盤の表面に磁性膜を形成した磁気記録媒
体を１０００から５０００ｒｐｍの速度で回転させなが
らバーニッシュヘッドスライダ面を磁気記録媒体の表面
に接触させた状態でのバーニッシュ移動によるバーニッ
シュ工程に用いるバーニッシュヘッドに於いて、上記バ
ーニッシュヘッドスライダ面のパッド形状が、向かい合
った２辺が進行方向に対して平行となるような多角形と
なっていることを特徴とする。また、バーニッシュヘッ
ドスライダエッジ部に曲率半径２０μｍ以上５００μｍ
以下の丸みが施されていることを特徴とする。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図１か
ら図３により説明する。
ら図３により説明する。
【０００６】通常磁気記録媒体製造用バーニッシュヘッ
ドは、バーニッシュ性能を確保するため高い硬度を持っ
たセラミックス製（ＡｌＴｉＣ系）が一般的であり、そ
の構造は図４、図５に示される通りである。
ドは、バーニッシュ性能を確保するため高い硬度を持っ
たセラミックス製（ＡｌＴｉＣ系）が一般的であり、そ
の構造は図４、図５に示される通りである。
【０００７】図１、図２は、それぞれ本発明による磁気
記録媒体製造用バーニッシュヘッドのスライダ面図と側
面図であり、図３は本発明による効果を示す検証結果で
ある。
記録媒体製造用バーニッシュヘッドのスライダ面図と側
面図であり、図３は本発明による効果を示す検証結果で
ある。
【０００８】バーニッシュヘッドスライダ面のパッド形
状は進行方向に対して平行四辺形、すなわち向かい合っ
た２辺が進行方向に対して平行となるような多角形の一
例であり、向かい合った２辺により成す角度は４５度及
び１３５度程度である。従来のバーニッシュヘッドで
は、磁気記録媒体表面に存在する潤滑剤がバーニッシュ
ヘッドスライダ面のパッド周辺に付着することによりバ
ーニッシュヘッドの磁気記録媒体表面突起除去性能が低
下するという問題を有していたが、本発明のバーニッシ
ュヘッドスライダ面のパッド形状を向かい合った２辺が
進行方向に対して平行となるような多角形とすること
で、隣り合ったパッド間の進行方向に対して平行となる
溝が潤滑剤の逃げ溝となることから、潤滑剤がバーニッ
シュヘッドスライダ面のパッド面に付着するのを抑制す
ることが可能である。更に、バーニッシュヘッドスライ
ダ面に流れ込む空気及び異物類に対しても上記逃げ溝が
同様の効果を発揮するため、バーニッシュヘッドスライ
ダ面のパッドと磁気記録媒体表面との隙間に空気が流れ
込むことによりバーニッシュヘッドに生じる浮圧を抑制
することが可能であり、また、バーニッシュヘッドスラ
イダのパッド周辺に異物類が付着するのを抑制すること
からスライダ面の溝に異物類が目詰まりすることを抑制
することが可能となる。従って、本発明によりバーニッ
シュヘッドの磁気記録媒体表面突起除去性能を向上する
ことが可能となる。
状は進行方向に対して平行四辺形、すなわち向かい合っ
た２辺が進行方向に対して平行となるような多角形の一
例であり、向かい合った２辺により成す角度は４５度及
び１３５度程度である。従来のバーニッシュヘッドで
は、磁気記録媒体表面に存在する潤滑剤がバーニッシュ
ヘッドスライダ面のパッド周辺に付着することによりバ
ーニッシュヘッドの磁気記録媒体表面突起除去性能が低
下するという問題を有していたが、本発明のバーニッシ
ュヘッドスライダ面のパッド形状を向かい合った２辺が
進行方向に対して平行となるような多角形とすること
で、隣り合ったパッド間の進行方向に対して平行となる
溝が潤滑剤の逃げ溝となることから、潤滑剤がバーニッ
シュヘッドスライダ面のパッド面に付着するのを抑制す
ることが可能である。更に、バーニッシュヘッドスライ
ダ面に流れ込む空気及び異物類に対しても上記逃げ溝が
同様の効果を発揮するため、バーニッシュヘッドスライ
ダ面のパッドと磁気記録媒体表面との隙間に空気が流れ
込むことによりバーニッシュヘッドに生じる浮圧を抑制
することが可能であり、また、バーニッシュヘッドスラ
イダのパッド周辺に異物類が付着するのを抑制すること
からスライダ面の溝に異物類が目詰まりすることを抑制
することが可能となる。従って、本発明によりバーニッ
シュヘッドの磁気記録媒体表面突起除去性能を向上する
ことが可能となる。
【０００９】次に、バーニッシュヘッドスライダエッジ
部に施す丸みは曲率半径が２００μｍ程度であり、エッ
ジ部が全体的に一様である。従来のバーニッシュヘッド
では、バーニッシュヘッド自体が磁気記録媒体表面に損
傷を与えないように流入端側のテーパによって正圧浮上
機能をもたせることで磁気記録媒体との接触状態を制御
する必要があり、その弊害として流入端側が流出端側よ
り磁気記録媒体との隙間が大きくなるために起きる、バ
ーニッシュヘッドスライダの流入端側で巻き込んだ異物
類を流出端側が磁気記録媒体表面に押し付けて損傷を与
えるという問題、及びバーニッシュヘッドスライダの流
出端側エッジ部に応力が集中することによりエッジ部
（特に４隅）の欠け、摩耗などが発生しやすいという問
題を有していたが、本発明のバーニッシュヘッドスライ
ダエッジ部に意識的に丸みを施すことで、テーパによる
磁気記録媒体との接触状態制御を行わずしてバーニッシ
ュヘッド自体が磁気記録媒体に損傷を与えることを防止
すること及びバーニッシュヘッドスライダエッジ部にか
かる応力を分散させることが可能で、このため上記問題
を解決することが可能である。更に、従来のバーニッシ
ュヘッドでは、流出端側を中心とした限られた部分での
みバーニッシュ機能を果たしていたが、流入端側と流出
端側におけるバーニッシュヘッドと磁気記録媒体との隙
間が一定となることからバーニッシュ機能を発揮する接
触面積がバーニッシュヘッドスライダ表面全体に拡大す
るという利点があり、バーニッシュ性能の向上及び加工
時間の短縮にも役立つ。これらはバーニッシュヘッドス
ライダエッジ部全体に丸みを施さずとも、エッジの４隅
のみに丸みを施した場合でも同様の効果を確認した。
部に施す丸みは曲率半径が２００μｍ程度であり、エッ
ジ部が全体的に一様である。従来のバーニッシュヘッド
では、バーニッシュヘッド自体が磁気記録媒体表面に損
傷を与えないように流入端側のテーパによって正圧浮上
機能をもたせることで磁気記録媒体との接触状態を制御
する必要があり、その弊害として流入端側が流出端側よ
り磁気記録媒体との隙間が大きくなるために起きる、バ
ーニッシュヘッドスライダの流入端側で巻き込んだ異物
類を流出端側が磁気記録媒体表面に押し付けて損傷を与
えるという問題、及びバーニッシュヘッドスライダの流
出端側エッジ部に応力が集中することによりエッジ部
（特に４隅）の欠け、摩耗などが発生しやすいという問
題を有していたが、本発明のバーニッシュヘッドスライ
ダエッジ部に意識的に丸みを施すことで、テーパによる
磁気記録媒体との接触状態制御を行わずしてバーニッシ
ュヘッド自体が磁気記録媒体に損傷を与えることを防止
すること及びバーニッシュヘッドスライダエッジ部にか
かる応力を分散させることが可能で、このため上記問題
を解決することが可能である。更に、従来のバーニッシ
ュヘッドでは、流出端側を中心とした限られた部分での
みバーニッシュ機能を果たしていたが、流入端側と流出
端側におけるバーニッシュヘッドと磁気記録媒体との隙
間が一定となることからバーニッシュ機能を発揮する接
触面積がバーニッシュヘッドスライダ表面全体に拡大す
るという利点があり、バーニッシュ性能の向上及び加工
時間の短縮にも役立つ。これらはバーニッシュヘッドス
ライダエッジ部全体に丸みを施さずとも、エッジの４隅
のみに丸みを施した場合でも同様の効果を確認した。
【００１０】ここで、バーニッシュヘッドスライダエッ
ジ部に施す丸みの曲率半径を図３の結果から求める。図
３に示す本発明効果の検証結果は、バーニッシュ工程実
施時にバーニッシュヘッドが磁気記録媒体に与える衝撃
力を比較するために、縦軸に衝撃力、横軸にバーニッシ
ュヘッドスライダエッジ部丸みの曲率半径を表したもの
である。実験の構成は、ＡＥ（圧電素子）センサを搭載
した各バーニッシュヘッドを用いてバーニッシュ工程を
行い、その時にＡＥセンサから出力される電圧値［ｍ
Ｖ］を接触力（ヘッドに加わる荷重）［ｇｆ］に変換す
ることからなる。今回の実験では３．５インチ磁気記録
円板を使用し、回転数３０００［ＲＰＭ］に於ける接触
力を１０［ｓｅｃ］測定した時の最大接触力を衝撃力と
した。この結果から、曲率半径が２０μｍより小さい場
合には衝撃力が大きく、光学顕微鏡を用いてバーニッシ
ュヘッド自体による磁気記録媒体表面の損傷が確認さ
れ、曲率半径が５００μｍより大きい場合には衝撃力が
急激に下降し、テーパと同様の正圧浮上機能が作用して
浮上を開始していると考えられる。このことから、バー
ニッシュヘッドスライダエッジ部に意識的に施された丸
みの曲率半径を２０μｍ以上５００μｍ以下とする。
ジ部に施す丸みの曲率半径を図３の結果から求める。図
３に示す本発明効果の検証結果は、バーニッシュ工程実
施時にバーニッシュヘッドが磁気記録媒体に与える衝撃
力を比較するために、縦軸に衝撃力、横軸にバーニッシ
ュヘッドスライダエッジ部丸みの曲率半径を表したもの
である。実験の構成は、ＡＥ（圧電素子）センサを搭載
した各バーニッシュヘッドを用いてバーニッシュ工程を
行い、その時にＡＥセンサから出力される電圧値［ｍ
Ｖ］を接触力（ヘッドに加わる荷重）［ｇｆ］に変換す
ることからなる。今回の実験では３．５インチ磁気記録
円板を使用し、回転数３０００［ＲＰＭ］に於ける接触
力を１０［ｓｅｃ］測定した時の最大接触力を衝撃力と
した。この結果から、曲率半径が２０μｍより小さい場
合には衝撃力が大きく、光学顕微鏡を用いてバーニッシ
ュヘッド自体による磁気記録媒体表面の損傷が確認さ
れ、曲率半径が５００μｍより大きい場合には衝撃力が
急激に下降し、テーパと同様の正圧浮上機能が作用して
浮上を開始していると考えられる。このことから、バー
ニッシュヘッドスライダエッジ部に意識的に施された丸
みの曲率半径を２０μｍ以上５００μｍ以下とする。
【００１１】このことから、バーニッシュヘッドスライ
ダエッジ部丸みの曲率半径が極めて小さければ、従来の
バーニッシュヘッドと同様流入端側にテーパを施さなけ
ればバーニッシュヘッド自体により磁気記録媒体表面に
損傷を与え、逆に曲率半径が極めて大きければ、テーパ
と同様に正圧浮上機能を発揮して流入端側が流出端側よ
り磁気記録媒体との隙間が大きくなるため、異物類を巻
き込んで磁気記録媒体表面に押し付けて損傷を与えてし
まう恐れがある。従って、理想的な曲率半径は磁気記録
媒体表面上の損傷の発生、バーニッシュヘッドスライダ
部の欠け、摩耗などの耐久性を十分考慮して、生産工程
上支障を来さない程度とする。
ダエッジ部丸みの曲率半径が極めて小さければ、従来の
バーニッシュヘッドと同様流入端側にテーパを施さなけ
ればバーニッシュヘッド自体により磁気記録媒体表面に
損傷を与え、逆に曲率半径が極めて大きければ、テーパ
と同様に正圧浮上機能を発揮して流入端側が流出端側よ
り磁気記録媒体との隙間が大きくなるため、異物類を巻
き込んで磁気記録媒体表面に押し付けて損傷を与えてし
まう恐れがある。従って、理想的な曲率半径は磁気記録
媒体表面上の損傷の発生、バーニッシュヘッドスライダ
部の欠け、摩耗などの耐久性を十分考慮して、生産工程
上支障を来さない程度とする。
【００１２】以上のことから、本発明による構造を有す
るバーニッシュヘッドは、従来のバーニッシュヘッドに
比べて磁気記録媒体表面突起除去性能が向上し、また異
物類の巻き込み、押し付けなどにより発生する傷等の欠
陥の軽減、及びバーニッシュヘッドスライダエッジ部
（特に４隅）の欠け、摩耗などの軽減という点で有利で
ある。
るバーニッシュヘッドは、従来のバーニッシュヘッドに
比べて磁気記録媒体表面突起除去性能が向上し、また異
物類の巻き込み、押し付けなどにより発生する傷等の欠
陥の軽減、及びバーニッシュヘッドスライダエッジ部
（特に４隅）の欠け、摩耗などの軽減という点で有利で
ある。
【００１３】
【発明の効果】磁気記録媒体構造用バーニッシュヘッド
に前述の特徴を持たせることで、バーニッシュヘッドの
磁気記録媒体表面突起除去性能を向上し、また、異物類
の巻き込み、押し付けなどにより発生する傷等の欠陥を
軽減し、更に、バーニッシュヘッドスライダエッジ部
（特に４隅）の欠け、摩耗などを軽減することができ
る。
に前述の特徴を持たせることで、バーニッシュヘッドの
磁気記録媒体表面突起除去性能を向上し、また、異物類
の巻き込み、押し付けなどにより発生する傷等の欠陥を
軽減し、更に、バーニッシュヘッドスライダエッジ部
（特に４隅）の欠け、摩耗などを軽減することができ
る。
【図１】本発明バーニッシュヘッドスライダ面図であ
る。
る。
【図２】本発明バーニッシュヘッド側面図である。
【図３】本発明バーニッシュヘッドスライダエッジ部丸
みの曲率半径と磁気記録媒体に与える衝撃力の関係図で
ある。
みの曲率半径と磁気記録媒体に与える衝撃力の関係図で
ある。
【図４】従来バーニッシュヘッドスライダ面図である。
【図５】従来バーニッシュヘッド側面図である。
１…パッド部、 ２…スライダエッジ部、 ３
…テーパ部。
…テーパ部。
Claims (2)
- 【請求項１】磁気記録媒体製造用バーニッシュヘッドに
於いて、バーニッシュヘッドスライダ面の溝により形成
される格子（以下パッドと呼ぶ）の形状が、向かい合っ
た２辺が進行方向に対して平行となるような多角形とな
っていることを特徴とするバーニッシュヘッド構造。 - 【請求項２】また、バーニッシュヘッドスライダエッジ
部に曲率半径２０μｍ以上５００μｍ以下の丸みが施さ
れていることを特徴とするバーニッシュヘッド構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10134697A JPH10293922A (ja) | 1997-04-18 | 1997-04-18 | 磁気記録媒体製造用バーニッシュヘッド構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10134697A JPH10293922A (ja) | 1997-04-18 | 1997-04-18 | 磁気記録媒体製造用バーニッシュヘッド構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10293922A true JPH10293922A (ja) | 1998-11-04 |
Family
ID=14298284
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10134697A Pending JPH10293922A (ja) | 1997-04-18 | 1997-04-18 | 磁気記録媒体製造用バーニッシュヘッド構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10293922A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6226151B1 (en) * | 1999-04-29 | 2001-05-01 | Maxtor Corporation | Contact slider for magneto-resistive heads |
| US6249945B1 (en) * | 1998-11-12 | 2001-06-26 | International Business Machines Corporation | Hard disk burnishing head |
| US6357095B1 (en) * | 1998-11-12 | 2002-03-19 | International Business Machines Corporation | Hard disk burnishing head |
| US7164557B2 (en) | 2004-02-23 | 2007-01-16 | Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv | Apparatus for burnishing small asperities and cleaning loose particles from magnetic recording media |
-
1997
- 1997-04-18 JP JP10134697A patent/JPH10293922A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6249945B1 (en) * | 1998-11-12 | 2001-06-26 | International Business Machines Corporation | Hard disk burnishing head |
| SG85148A1 (en) * | 1998-11-12 | 2001-12-19 | Ibm | Hard disk burnishing head |
| US6357095B1 (en) * | 1998-11-12 | 2002-03-19 | International Business Machines Corporation | Hard disk burnishing head |
| US6226151B1 (en) * | 1999-04-29 | 2001-05-01 | Maxtor Corporation | Contact slider for magneto-resistive heads |
| US7164557B2 (en) | 2004-02-23 | 2007-01-16 | Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv | Apparatus for burnishing small asperities and cleaning loose particles from magnetic recording media |
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