JPH10292957A - 冷暖房装置における暖冷媒ガスの流路切換装置 - Google Patents

冷暖房装置における暖冷媒ガスの流路切換装置

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JPH10292957A
JPH10292957A JP9100559A JP10055997A JPH10292957A JP H10292957 A JPH10292957 A JP H10292957A JP 9100559 A JP9100559 A JP 9100559A JP 10055997 A JP10055997 A JP 10055997A JP H10292957 A JPH10292957 A JP H10292957A
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勇 外山
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Yasuyoshi Suzuki
康義 鈴木
Ryoji Suzuki
良治 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】冷暖房装置におけるローターリー形の暖冷媒ガ
スの流路切換装置の構造を簡素化し、製作の容易性とコ
ストダウンを達成する。 【解決手段】気密ハウジング1内の流路切換ローター3
に相互に連通する第1切換路6と第2切換路7と第3切
換路8とを備え、上記流路切換ローター3の正逆回動に
より上記第1、第2、第3切換路6,7,8による流路
を切換えてコンプレッサー14からの高圧暖冷媒ガスを
コンデンサー16の一端又は他端に供給するようにした
暖冷媒ガスの流路切換装置において、上記流路切換ロー
ター3を三方分岐パイプで形成し、各分岐パイプ6′,
7′,8′で上記第1、第2、第3切換路6,7,8を
形成し、上記流路切換ローター3を該第1切換路6を形
成する分岐パイプ6′を中心に正逆回動するように軸支
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は冷暖房装置におけ
る暖冷媒ガスの流路切換装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】冷暖房装置における暖
冷媒ガスの流路切換装置として、旧来より実施されて来
たスライド形切換装置に代り、特開平8−82461号
や特開平8−135812号に代表されるロータリー形
切換装置が思考されて来ているが、これらロータリー形
切換装置における可動弁体(ローター)は何れも無垢の
金属ブロックに暖冷媒ガスの切換流路を切削加工する構
造を採用しており、これがローターの量産性とコストダ
ウンの障害となっている。
【0003】これらローターは何れも非軸対称構造であ
り、ローターの回動軸線がこのローターを内蔵する固定
弁体たる気密ハウジングの偏心位置に設けられていた
り、ローターの回動軸線がローター自身の偏心位置に設
けられているため、高低圧気体のバランスを欠き、これ
が気密性を損なう問題点を内在している。
【0004】
【課題を解決するための手段】冷暖房装置における暖冷
媒ガスの流路切換装置においては量産性とコストダウン
が強く求められ、それでいて性能の信頼性が求められて
いるが、本発明はこれらの課題に応える冷暖房装置にお
ける暖冷媒ガスの流路切換装置を提供するものである。
【0005】第1発明に係る冷暖房装置における暖冷媒
ガスの流路切換装置は、気密ハウジングと、該気密ハウ
ジング内で一定回転角で正逆回動される流路切換ロータ
ーとを備え、該流路切換ローターは相互に連通する第1
切換路と第2切換路と第3切換路とを備える。
【0006】そして上記流路切換ローターが正方向に回
動した時にコンプレッサーからの高圧暖冷媒ガスを上記
第1切換路と第2切換路を通じてコンデンサーの一端に
供給し、逆方向に回動した時にコンプレッサーからの高
圧暖冷媒ガスを上記第1切換路と第3切換路を通じてコ
ンデンサーの他端に供給する高圧切換機構を備える。
【0007】次に第2発明に係る冷暖房装置における暖
冷媒ガスの流路切換装置は、気密ハウジング内に正逆回
動される流路切換ローターを備え、該流路切換ローター
は相互に連通する第1切換路と第2切換路と第3切換路
とを備える。
【0008】そして上記流路切換ローターが正方向に回
動された時にコンデンサーの一端からの低圧暖冷媒ガス
を上記第2切換路と第1切換路を通じてコンプレッサー
の低圧入口に供給し、上記切換ローターが逆方向に回動
した時にコンデンサーの他端からの低圧暖冷媒ガスを上
記第3切換路と第1切換路を通じてコンプレッサーの低
圧入口に供給する低圧切換機構を構成している。
【0009】上記第1発明と第2発明とは上記構成の流
路切換装置において、上記流路切換ローターを三方分岐
パイプで形成し、各分岐パイプで上記第1、第2、第3
切換路を形成し、上記流路切換ローターを該第1切換路
を形成する分岐パイプを中心に正逆回動するように軸支
したことを特徴とする。
【0010】本発明は上記流路切換ローターを三方分岐
パイプ構造としてローター及び切換装置の軽量化とコス
トダウンを図り、製造を容易にしている。
【0011】又第1切換路を形成する分岐パイプを中心
に切換ローターを回動させ、該中心分岐パイプから高圧
暖冷媒ガスを導入するか、又は低圧暖冷媒ガスを導出す
る構成を採用することにより、流路切換ローターのパイ
プ構造化を適正に達成し、加えてローター設計を著しく
容易にする。
【0012】又上記第2切換路を形成する分岐パイプと
第3切換路を形成する分岐パイプとは、第1切換路を形
成する分岐パイプを中心に対称に配置することにより、
切換ローターに付加される暖冷媒ガスの圧力のバランス
を図り、圧力のアンバランスによる切換ローターの傾き
やこれに起因する摺動部の気密瑕疵を防止する。
【0013】
【発明の実施の形態】
第1実施形態例(図1A、Bと図2A、B並びに図5参
照) 第1実施形態例は流路切換ローターにより高圧暖冷媒ガ
スの切換路を形成した場合を示している。
【0014】この冷暖房装置における暖冷媒ガスの流路
切換装置は、図1等に示すように気密ハウジング1と、
該気密ハウジング1内で軸2を中心に一定回転角で正逆
回動される流路切換ローター3とを備える。該ローター
3の回転角は適例として90度以内の回転角に設定す
る。上記軸2は上記ローターの中心(回動軸線Y上)に
設けてハウジング1の中心から外方へ突出し、この軸端
に電磁石やモータによって回転駆動力を与える。従って
軸2は駆動軸である。
【0015】上記ハウジング1は筒体からなり、この筒
体内の上記ローターを三方分岐パイプで構成し、該三方
分岐パイプの第1分岐パイプ6′で第1切換路6を形成
し、同第2分岐パイプ7′で第2切換路7を形成し、同
第3分岐パイプ8′で第3切換路8を形成する。第1、
第2、第3分岐パイプ6′、7′、8′は相互に連通
し、各パイプの自由端で開放されている。
【0016】上記第1切換路6を形成する第1分岐パイ
プ6′は流路切換ローター3の回動軸線Y上にその軸線
を有するように同一軸心に設ける。
【0017】他方第2切換路7を形成する第2分岐パイ
プ7′と第3切換路8を形成する第3分岐パイプ8′と
は第1分岐パイプ6′を中心にして軸対称に配置し、各
パイプ7′、8′の一端を第1分岐パイプ6′に直結し
三方連通構造にしている。
【0018】図示の例においては第2分岐パイプ7′と
第3分岐パイプ8′を第1分岐パイプ6′を中心に18
0度反対側に対称に配置している。
【0019】上記第1分岐パイプ6′と第2、第3分岐
パイプ7′、8′とは互いに180度反対向きに開口
し、第1分岐パイプ6′自由端の開口は円筒形ハウジン
グ1の互いに対向する一方の第1端壁12に対向すると
共に、第2、第3分岐パイプ7′、8′自由端の開口は
同他方の第2端壁13に対向し、第2、第3分岐パイプ
7′、8′は第1分岐パイプ6′を中心とする(軸線Y
を中心とする)円軌跡上に開口する。
【0020】本発明は上記好ましい実施例を含み、更に
第2、第3分岐パイプ7′、8′を、第1分岐パイプ
6′を中心にした円軌跡上に180度以外の角度を以っ
て配置する場合を含む。一例として分岐パイプ7′、
8′の相互の開角が45度、90度等となるように配置
する場合がこれに相当する。
【0021】上記三方分岐パイプから成る流路切換ロー
ター3とハウジング1とは鉄、銅、アルミニウム等の金
属製パイプで形成する。又は両者1、3又はその一方を
合成樹脂かセラミックで形成する。又上記ハウジング1
とローター3間には該ローター3の全周において空間4
を形成し、この空間4を後記する低圧暖冷媒ガスで満た
す。
【0022】上記ハウジング1の第1端壁12には第1
切換路6を形成する第1分岐パイプ6′の開口と対向し
て常時連通する第1接続口15を設ける。この第1接続
口15は第1端壁12の中心、即ちハウジング1の中心
に配置し、軸線Y上に中心を有するように配する。
【0023】他方ハウジング1の第2端壁13には第
2、第3切換路17、18を形成する第2、第3分岐パ
イプ17′、18′の開口と選択的に連通される第2、
第3接続口17、18を設ける。
【0024】上記第2、第3接続口17、18は、第
2、第3分岐パイプ7′、8′が開口する円軌跡と同じ
円軌跡上に同じ開角を以って相互に位置をずらして配置
する。即ち第2、第3接続口17、18は第1分岐パイ
プ6′を中心にした円軌跡上に対称に配置し、両者1
7、18を配した円軌跡上に上記第2、第3分岐パイプ
7′、8′を対称に配置し開口せしめる。
【0025】上記の通り第2、第3接続口17、18と
第2、第3分岐パイプ7′、8′の開口とは第1分岐パ
イプ6′を中心とする等径の円軌上に位置をずらして配
置され、ローター3が正方向に定角回動した時には図1
に示すように第2分岐パイプ7′と接続口17とが気密
的に連通すると同時に第3分岐パイプ8′は第2端壁1
3の内面に接して閉鎖され、ローター3が逆方向に定角
回動した時には図2に示すように第3分岐パイプ8′と
第3接続口18とが気密的に連通すると同時に第2分岐
パイプ7′は第2端壁13の内面に接して閉鎖される。
【0026】上記第1、第2、第3分岐パイプ6′、
7′、8′の開口と第1、第2、第3接続口15、1
7、18間はシーリング材11を介して気密的に連通す
る。第2、第3分岐パイプ7′、8′の自由端に設けた
シーリング材11はローター3の回動に伴ない第2端壁
13の内面に接して摺動する。
【0027】上記第1接続口15はコンプレッサー14
の高圧出口に常時接続し、第2接続口17はコンデンサ
ー16の一端に常時接続し、第3接続口18はコンデン
サー16の他端に常時接続する。そして上記第1接続口
15は第1分岐パイプ6′に常時連通し、第2、第3分
岐パイプ7′、8′は前記の通りローター3の正逆回動
即ち三方分岐パイプの第1分岐パイプ6′を中心とする
正逆回動により第2、第3接続口17、18と選択的に
接続する。
【0028】よってコンプレッサー14からの高圧暖冷
媒ガスを第1分岐パイプ6′に導入し、これを第2、第
3分岐パイプ7′、8′の何れか一方へ選択的に供給
し、この第2、第3分岐パイプ7′、8′の何れか一方
と選択的に連通された第2、第3接続口17、18の何
れか一方を通じてコンデンサー16の一端又は他端に上
記高圧暖冷媒ガスを供給する。
【0029】第2、第3接続口17、18の一方が第
2、第3分岐パイプ7′、8′の一方と選択的に連通し
ている時、第2、第3接続口17、18の他方はハウジ
ング1内に開放されコンデンサー16の一端又は他端か
らの低圧暖冷媒ガスをハウジング1内空間4に導入す
る。
【0030】更に第2端壁13にハウジング1内に開放
され、且つコンプレッサー14の低圧入口と接続される
第4接続口19を設ける。この第4接続口19は常時ハ
ウジング1内に開放されており、ハウジング1内空間4
を満たす低圧気体をコンプレッサー14に供給する機能
を有し、その設置位置は問わない。例えばこの第4接続
口19はハウジング1の第1端壁12又は筒壁に設ける
ことができる。
【0031】以下、第1実施形態例の動作を説明し、そ
の構成を更に明らかにする。而して図1AとBに示すよ
うに、ローター3(三方分岐パイプ)を正回動すると、
上記第2接続口17と第2切換路7(第2分岐パイプ
7′)とが連通されて第3切換路8(第3分岐パイプ
8′)が第2端壁13の内面に密接して閉鎖されると共
に、第3接続口18がハウジング1内に開放された状態
が形成される。
【0032】よって上記第3接続口18を通じて上記ハ
ウジング1内の空間4に導入されたコンデンサー16か
らの低圧暖冷媒ガスは上記第4接続口19を通じて上記
コンプレッサー14の低圧入口に供給される。
【0033】更に該コンプレッサー14で圧縮され高圧
出口から吐出される高圧暖冷媒ガスは上記第1接続口1
5を通じて第1分岐パイプ6′と第2分岐パイプ7′で
形成する連通路に流入し、該第2分岐パイプ7′から吐
出された高圧暖冷媒ガスを第2接続口17を通じて上記
コンデンサー16に供給し、該コンデンサー16からの
低圧気体を第3接続口18を通じてハウジング1内の空
間4に供給して同ハウジング1内を満たし、これを第4
接続口19を通じコンプレッサー14の低圧入口に供給
する。以上によって例えば暖房状態を形成する。
【0034】次に図2A、Bに示すようにローター3を
逆回動すると、上記第3接続口18と第3分岐パイプ
8′とが連通されて第2分岐パイプ7′が第2端壁13
の内面に密接して閉鎖されると共に、第2接続口17が
ハウジング1内に開放された状態が形成される。
【0035】よって第2接続口17を通じて上記ハウジ
ング1内の空間4に導入されたコンデンサー16からの
低圧暖冷媒ガスは上記第4接続口19を通じて上記コン
プレッサー14の低圧入口に供給される。
【0036】更に該コンプレッサー14で圧縮され高圧
出口から吐出される高圧暖冷媒ガスは上記第1接続口1
5を通じて第1分岐パイプ6′と第3分岐パイプ8′で
形成する連通路に流入し、該第3分岐パイプ8′から吐
出された高圧暖冷媒ガスを第3接続口18を通じて上記
コンデンサー16に供給し、該コンデンサー16からの
低圧暖冷媒ガスを第2接続口17を通じてハウジング1
内の空間4に供給して同ハウジング1内を満たし、これ
を第4接続口19を通じコンプレッサー14に供給す
る。以上によって例えば冷房状態を形成する。
【0037】第2実施形態例(図3A、Bと図4A、B
並びに図5参照) 第2実施形態例は流路切換ローターにより低圧暖冷媒ガ
スの切換路を形成した場合を示している。
【0038】この冷暖房装置における暖冷媒ガスの流路
切換装置は、図3等に示すように気密ハウジング1と、
該気密ハウジング1内で軸2を中心に一定回転角で正逆
回動される流路切換ローター3とを備える。該ローター
3の回転角は適例として90度以内の回転角に設定す
る。上記軸2は上記ローターの中心(回動軸線Y上)に
設けてハウジング1の中心から外方へ突出し、この軸端
に電磁石やモータによって回転駆動力を与える。従って
軸2は駆動軸である。
【0039】上記ハウジング1は筒体からなり、この筒
体内の上記ローターを三方分岐パイプで構成し、該三方
分岐パイプの第1分岐パイプ6′で第1切換路6を形成
し、同第2分岐パイプ7′で第2切換路7を形成し、同
第3分岐パイプ8′で第3切換路8を形成する。第1、
第2、第3分岐パイプ6′、7′、8′は相互に連通
し、各パイプの自由端で開放されている。
【0040】上記第1切換路6を形成する第1分岐パイ
プ6′は流路切換ローター3の回動軸線Y上にその軸線
を有するように同一軸心に設ける。
【0041】他方第2切換路7を形成する第2分岐パイ
プ7′と第3切換路8を形成する第3分岐パイプ8′と
は第1分岐パイプ6′を中心にして軸対称に配置し、各
パイプ7′、8′の一端を第1分岐パイプ6′に直結し
三方連通構造にしている。図示の例においては第2分岐
パイプ7′と第3分岐パイプ8′を第1分岐パイプ6′
を中心に180度反対側に対称に配置している。
【0042】上記第1分岐パイプ6′と第2、第3分岐
パイプ7′、8′とは互いに180度反対向きに開口
し、第1分岐パイプ6′自由端の開口は円筒形ハウジン
グ1の互いに対向する一方の第1端壁12に対向すると
共に、第2、第3分岐パイプ7′、8′自由端の開口は
同他方の第2端壁13に対向し、第2、第3分岐パイプ
7′、8′は第1分岐パイプ6′を中心とする(軸線Y
を中心とする)円軌跡上に開口する。
【0043】本発明は上記好ましい実施例を含み、更に
第2、第3分岐パイプ7′、8′を、第1分岐パイプ
6′を中心にした円軌跡上に180度以外の角度を以っ
て配置する場合を含む。一例として分岐パイプ7′、
8′の相互の開角が45度、90度等となるように配置
する場合がこれに相当する。
【0044】上記三方分岐パイプから成る流路切換ロー
ター3とハウジング1とは鉄、銅、アルミニウム等の金
属製パイプで形成する。又は両者1、3又はその一方を
合成樹脂かセラミックで形成する。又上記ハウジング1
とローター3間には該ローター3の全周において空間4
を形成し、この空間4を後記する高圧暖冷媒ガスで満た
す。
【0045】上記ハウジング1の第1端壁12には第1
切換路6を形成する第1分岐パイプ6′の開口と対向し
て常時連通する第1接続口15を設ける。この第1接続
口15は第1端壁12の中心、即ちハウジング1の中心
に配置し、軸線Y上に中心を有するように配する。
【0046】他方ハウジング1の第2端壁13には第
2、第3切換路17、18を形成する第2、第3分岐パ
イプ17′、18′の開口と選択的に連通される第2、
第3接続口17、18を設ける。
【0047】上記第2、第3接続口17、18は、第
2、第3分岐パイプ7′、8′が開口する円軌跡と同じ
円軌跡上に同じ開角を以って相互に位置をずらして配置
する。
【0048】即ち第2、第3接続口17、18は第1分
岐パイプ6′を中心にした、円軌跡上に対称に配置し、
両者17、18を配した円軌跡上に上記第2、第3分岐
パイプ7′、8′を対称に配置し開口せしめる。
【0049】上記の通り第2、第3接続口17、18と
第2、第3分岐パイプ7′、8′の開口とは第1分岐パ
イプ6′を中心とする等径の円軌上に位置をずらして配
置され、ローター3が正方向に定角回動した時には図3
に示すように第2分岐パイプ7′と接続口17とが気密
的に連通すると同時に第3分岐パイプ8′は第2端壁1
3の内面に接して閉鎖され、ローター3が逆方向に定角
回動した時には図4に示すように第3分岐パイプ8′と
第3接続口18とが気密的に連通すると同時に第2分岐
パイプ7′は第2端壁13の内面に接して閉鎖される。
【0050】上記第1、第2、第3分岐パイプ6′、
7′、8′の開口と第1、第2、第3接続口15、1
7、18間はシーリング材11を介して気密的に連通す
る。第2、第3分岐パイプ7′、8′の自由端に設けた
シーリング材11はローター3の回動に伴ない第2端壁
13の内面に接して摺動する。
【0051】上記第1接続口15はコンプレッサー14
の低圧入口に常時接続し、第2接続口17はコンデンサ
ー16の一端に常時接続し、第3接続口18はコンデン
サー16の他端に常時接続する。そして上記第1接続口
15は第1分岐パイプ6′に常時連通し、第2、第3分
岐パイプ7′、8′は前記の通りローター3の正逆回動
即ち三方分岐パイプの第1分岐パイプ6′を中心とする
正逆回動により第2、第3接続口17、18と選択的に
接続する。
【0052】よってコンデンサー16からの低圧暖冷媒
ガスを第2分岐パイプ7′又は第3分岐パイプ8′に導
入し、これを第1分岐パイプ6′に供給し、この第1分
岐パイプ6′と連通する第1接続口15を通じてコンプ
レッサー14の低圧入口に上記低圧暖冷媒ガスを供給す
る。
【0053】第2、第3接続口17、18の一方が第
2、第3分岐パイプ7′、8′の一方と選択的に連通し
ている時、第2、第3接続口17、18の他方はハウジ
ング1内に開放されコンプレッサー14の高圧出口から
ハウジング1内空間4に導入された高圧暖冷媒ガスを第
2、第3接続口17、18の一方を通じてコンデンサー
16の一端又は他端に供給する。
【0054】更に第2端壁13にハウジング1内に開放
され、且つコンプレッサー14の高圧出口と接続される
第4接続口19を設ける。この第4接続口19は常時ハ
ウジング1内に開放されており、ハウジング1内空間4
を満たす高圧気体をコンデンサー16に供給する機能を
有し、その設置位置は問わない。例えばこの第4接続口
19はハウジング1の第1端壁12又は筒壁に設けるこ
とができる。
【0055】以下、第2実施形態例の動作を説明し、そ
の構成を更に明らかにする。而して図3AとBに示すよ
うに、ローター3(三方分岐パイプ)を正回動すると、
上記第2接続口17と第2切換路7(第2分岐パイプ
7′)とが連通されて第3切換路8(第3分岐パイプ
8′)が第2端壁13の内面に密接して閉鎖されると共
に、第3接続口18がハウジング1内に開放された状態
が形成される。
【0056】よって上記第2接続口17を通じて上記第
2分岐パイプ7′内に導入されたコンデンサー16から
の低圧暖冷媒ガスは上記第1分岐パイプ6′と第1接続
口15を通じて上記コンプレッサー14の低圧入口に供
給される。
【0057】更に該コンプレッサー14で圧縮され高圧
出口から吐出される高圧暖冷媒ガスは上記第4接続口1
9を通じてハウジング1内の空間4内へ導入されて常時
このハウジング1内を満たす。このハウジング1内の高
圧暖冷媒ガスは第3接続口18を通じて上記コンデンサ
ー16の一端に供給し、該コンデンサー16の他端から
の低圧気体を第2接続口17と第2分岐パイプ7′を通
じて第1分岐パイプ6′内に流入しこれを第1接続口1
5を通じコンプレッサー14の低圧入口に供給する。以
上によって例えば暖房状態を形成する。
【0058】次に図4A、Bに示すようにローター3を
逆回動すると、上記第3接続口18と第3分岐パイプ
8′とが連通されて第2分岐パイプ7′が第2端壁13
の内面に密接して閉鎖されると共に、第2接続口17が
ハウジング1内に開放された状態が形成される。
【0059】よって第3接続口18を通じて上記第3分
岐パイプ8′内に導入されたコンデンサー16からの低
圧気体は上記第1分岐パイプ6′と第1接続口15を通
じて上記コンプレッサー14の低圧入口に供給される。
【0060】更に該コンプレッサー14で圧縮され高圧
出口から吐出される高圧暖冷媒ガスは上記第4接続口1
9を通じてハウジング1内の空間4内を満たし、このハ
ウジング1内の高圧暖冷媒ガスを第2接続口17を通じ
て上記コンデンサー16に供給し、該コンデンサー16
からの低圧暖冷媒ガスを第3接続口18を通じて第3分
岐パイプ8′内に流入し、これを第1分岐パイプ6′と
第1接続口15を通じコンプレッサー14の低圧入口に
供給する。以上によって例えば冷房状態を形成する。
【0061】次に、第1実施形態例と第2実施形態例に
共通に実施できる他の構造例について説明する。上記モ
ータ又は電磁石等にて定角回動される駆動軸2は三方分
岐パイプの回動軸線Y上の第1分岐パイプ6′とは反対
側の端部において、該三方分岐パイプに連結されてい
る。
【0062】上記連結構造例として上記第1分岐パイプ
6′を上記第2、第3分岐パイプ7′、8′との連結部
から更に軸線Y上を第2端壁13へ向け突設し、この突
出部によって軸継手パイプ6aを形成し、この軸継手パ
イプ6aに上記駆動軸2の端部を嵌合して一体に結合す
る。駆動軸2の端部は継手パイプ6aに嵌合することに
よって、ガスの流出を防止する密栓を兼ねる。
【0063】他方第1分岐パイプ6′の開口端、即ち上
記軸継手パイプ6aと反対側の端部は第1接続口15を
通しハウジング1内へ突出された接続パイプによって軸
受けする。詳述すると、第1端壁12の中心に設けた第
1接続口15内に接続パイプ15aを設けてパイプ端を
ハウジング内へ突出させ、この突出端にて軸受パイプ1
5bを形成し、この軸受けパイプ15bに第1分岐パイ
プ6′の端部を回動可に外挿又は内挿し、よって回転軸
支構造を形成する。
【0064】例えば上記第1分岐パイプ6′は軸受パイ
プ15bに筒形のシーリング材11を介して外挿し、こ
のシーリング材11の端面を第1端壁12の内面に当接
して軸受部における気密を図りつつ、回転軸支構造を形
成する。
【0065】上記によってローター3は両持ち軸支構造
となり安定なる回動が保証される。ローター3は図8に
示すように、第1分岐パイプ6′に筒形のシーリング材
11を取付け、このシーリング材11の端面を第1端壁
の内面に当接するだけで軸線Y上におけるローター3の
支持構造を形成している。この場合にはローター3は軸
2による片持ち軸支構造となる。
【0066】第2、第3分岐パイプ7′、8′に設けた
シーリング材11は何れも筒形であり、各筒形シーリン
グ材11は合成樹脂、ゴム等から成る弾性体で形成し、
これを第1、第2、第3分岐パイプ6′、7′、8′の
各自由端に設けた拡口内に密嵌し接着剤等にて一体に取
付け、夫々の端面を各端壁12、13の内面に密接す
る。又はシーリング材11はテフロン(商品名)、硬質
ゴム、金属等の硬質部材にて形成し、これを拡口の内側
環状段部に配したOリングを座にして接着せずに可動的
に嵌着しOリングの弾発力で筒形のシーリング材11の
端面を各端壁12、13の内面に押し付け気密を図る。
【0067】次に、図6、図7に示した実施形態例につ
いて説明する。
【0068】第1、第2形態例においては第1分岐パイ
プ6′(第1切換路6)と、第2、第3分岐パイプ
7′、8′(第1、第2切換路7、8)を互いに180
度逆方向に開口させた場合を示したが、図6、図7は第
1、第2実施形態例における第2、第3分岐パイプ
7′、8′を第1分岐パイプ6′と同方向に開口させた
例を示している。即ち、第1、第2、第3分岐パイプ
6′、7′、8′をハウジング1の第1端壁12と対向
して開口させる。
【0069】これに伴ない、第1分岐パイプ6′の開口
が対向する第1端壁12に第2、第3分岐パイプ7′、
8′の開口を対向せしめる。この変更に応じ、第1接続
口15を設けた第1端壁12に第2、第3接続口17、
18を設け、第2、第3分岐パイプ7′、8′と選択的
に連通するように配する。
【0070】第1分岐パイプ6′は第1、第2実施形態
例に従い、第1端壁12の中心(回動軸線Y)に設け、
この第1分岐パイプ6′を中心にした円軌跡上に配した
上記第2、第3分岐パイプ7′、8′を第1端壁12に
対向するように開口させ、これに応じ、上記円軌跡上に
配した第2、第3接続口17、18を第1端壁12に開
設する。
【0071】上記三方分岐パイプの各分岐パイプ6′、
7′、8′は同じ方向に向かい、同じ方向において各接
続口15、17、18との連通が図られる。第1接続口
15を設けた第1端壁12へ向け第2、第3分岐パイプ
7′、8′を配向し、且つ第2、第3接続口17、18
を第1端壁12に設けたこと以外の構成は第1、第2実
施形態例と同一である。
【0072】上記図6、図7においては第1、第2、第
3分岐パイプ6′、7′、8′のシーリング材11が第
1端壁12の内面に密接する。
【0073】この図6、図7において、前記した第4接
続口19を上記第1端壁12に設けることができる。又
はこの第4接続口19をハウジング1の第2端壁13又
は筒壁に設けることができる。
【0074】上記図6、図7においては駆動軸2と第
1、第2、第3分岐パイプ6′、7′、8′とが互いに
反対方向に向けられ、第2端壁を貫通して軸2が設けら
れる。
【0075】次に図8は第1、第2実施形態例におい
て、実施可能な変形例を示している。第1、第2形態例
においては、第2、第3接続口17、18を第2端壁1
3を垂直に貫通し、第2端壁13の下方へ開口するよう
設けているが、図8においては上記第2、第3接続口1
7、18を側方へ開口させている。
【0076】ハウジング1は第2端壁13を内包するよ
うに延出し、この延出部にて駆動源収容ハウジング20
を形成し、換言するとハウジング1の端部に該収容ハウ
ジング20を連設し、この駆動源収容ハウジング20内
に前記モータ又は電磁石等の駆動原21を内蔵し、この
収容ハウジング20内に延出した軸2に回転駆動力を与
える。
【0077】前記第2、第3接続口17、18は、上記
駆動源収容ハウジング20を設けた場合、駆動源21と
の干渉を避けるために、上記第2、第3接続口17、1
8をハウジング1、20の側方へ開口せしめる。又図8
は前記第4接続口19を第1接続口15を開設した第1
端壁12に開設した場合を示している。
【0078】本発明は流路切換ローターを三方分岐パイ
プで形成したことを基本思想とし、これに従い種々の設
計が可能である。この三方分岐パイプは既成の長尺パイ
プを切断して第1、第2、第3分岐パイプ6′、7′、
8′を形成し、各一端を相互にロー付け等にて溶接し三
方分岐パイプ構造とする。又は板材にプレスと曲げ加工
を与えて上記三方分岐パイプ構造とすることができる。
【0079】又図1等に示すように、冷暖房装置の運転
停止時におけるローター3内(各切換路6,7,8内)
圧力と、ハウジング1内(空間4内)圧力とをバランス
させるために、該ローター3を形成する分岐パイプ
6′,7′,8′の適所、例えば第1分岐パイプ6′の
管壁に小径の連通孔22を設ける。よって、冷暖房装置
の運転停止時にこの連通孔22を通じてローター3内と
ハウジング1内のガス圧が高圧側から低圧側へ逃げ圧力
バランスが図られ、冷暖房装置の始動時における上記ロ
ーター3の起動を円滑にする。
【0080】
【発明の効果】本発明は上記流路切換ローターを三方分
岐パイプ構造としてローター及び切換装置の軽量化とコ
ストダウンを達成し、容易に製造できる。
【0081】又第1切換路を形成する分岐パイプを中心
に切換ローターを回動させ、該中心分岐パイプから高圧
暖冷媒ガスを導入するか、又は低圧暖冷媒ガスを導出す
る構成を採用することにより、流路切換ローターのパイ
プ構造化を適正に達成し、加えてローター設計を著しく
容易にする。
【0082】又上記第2切換路を形成する分岐パイプと
第3切換路を形成する分岐パイプとは、第1切換路を形
成する分岐パイプを中心に対称に配置することにより、
切換ローターに付加される暖冷媒ガスの圧力のバランス
を図り、圧力のアンバランスによる切換ローターの傾き
やこれに起因する摺動部の気密瑕疵を防止する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態例を示し、Aは暖房サイクルを示
す切換装置の横断面図、Bは同切換装置の縦断面図であ
る。
【図2】Aは冷房サイクルを示す切換装置の横断面図、
Bは同切換装置の縦断面図である。
【図3】第2実施形態例を示し、Aは暖房サイクルを示
す切換装置の横断面図、Bは同切換装置の縦断面図であ
る。
【図4】Aは冷房サイクルを示す切換装置の横断面図、
Bは同切換装置の縦断面図である。
【図5】上記第1、第2実施形態例に共通な切換ロータ
ーの図1A、図3AにおけるA−A線断面図である。
【図6】第1、第2実施形態例に共通な他の変形例を示
す切換装置を示す縦断面図。
【図7】同平面図である。
【図8】第1、第2実施形態例に共通な他の変形例を示
す切換装置を示す縦断面図。
【符号の説明】
1 気密ハウジング 2 軸 3 流路切換ローター 4 空間 6 第1切換路 6′ 第1分岐パイプ 7 第2切換路 7′ 第2分岐パイプ 8 第3切換路 8′ 第3分岐パイプ 14 コンプレッサー 16 コンデンサー 15 第1接続口 15a 接続パイプ 15b 軸受パイプ 17 第2接続口 18 第3接続口 19 第4接続口
フロントページの続き (72)発明者 鈴木 良治 静岡県清水市北脇新田366番地 株式会社 松山エンジニアリング内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】気密ハウジング内に正逆回動される流路切
    換ローターを備え、該流路切換ローターは相互に連通す
    る第1切換路と第2切換路と第3切換路とを備え、上記
    流路切換ローターが正方向に回動した時にコンプレッサ
    ーからの高圧暖冷媒ガスを上記第1切換路と第2切換路
    を通じてコンデンサーの一端に供給すると共に上記流路
    切換ローターが逆方向に回動した時にコンプレッサーか
    らの高圧暖冷媒ガスを上記第1切換路と第3切換路を通
    じてコンデンサーの他端に供給する高圧切換機構を備え
    た冷暖房装置における暖冷媒ガスの流路切換装置におい
    て、上記流路切換ローターを三方分岐パイプで形成し、
    各分岐パイプで上記第1、第2、第3切換路を形成し、
    上記流路切換ローターを該第1切換路を形成する分岐パ
    イプを中心に正逆回動するように軸支したことを特徴と
    する冷暖房装置における暖冷媒ガスの流路切換装置。
  2. 【請求項2】気密ハウジング内に正逆回動される流路切
    換ローターを備え、該流路切換ローターは相互に連通す
    る第1切換路と第2切換路と第3切換路とを備え、上記
    流路切換ローターが正方向に回動された時にコンデンサ
    ーの一端からの低圧暖冷媒ガスを上記第2切換路と第1
    切換路を通じてコンプレッサーの低圧入口に供給すると
    共に上記切換ローターが逆方向に回動した時にコンデン
    サーの他端からの低圧暖冷媒ガスを上記第3切換路と第
    1切換路を通じてコンプレッサーの低圧入口に供給する
    低圧切換機構を備えた冷暖房装置における暖冷媒ガスの
    流路切換装置において、上記流路切換ローターを三方分
    岐パイプで形成し、各分岐パイプで上記第1、第2、第
    3切換路を形成し、上記流路切換ローターを該第1切換
    路を形成する分岐パイプを中心に正逆回動するように軸
    支したことを特徴とする冷暖房装置における暖冷媒ガス
    の流路切換装置。
  3. 【請求項3】上記第2切換路を形成する分岐パイプと第
    3切換路を形成する分岐パイプとが、第1切換路を形成
    する分岐パイプを中心に軸対称に配置されていることを
    特徴とする請求項1又は2記載の冷暖房装置における暖
    冷媒ガスの流路切換装置。
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